JP2004302704A - ファイル管理方法及びそれを用いたファイル管理機能付き記録再生装置 - Google Patents

ファイル管理方法及びそれを用いたファイル管理機能付き記録再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】デジタル動画像などのAVデータをファイルとしてディスク上に記録する場合に、記録されたディスクを容易に一般コンピュータで利用できるファイル管理方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ディスクの容量別に、記録可能な最大ファイル管理情報量を予め定めておき、(b)に示すようにディスク初期化後に定められた最大ファイル管理情報量の一連続領域のダミーファイルを作成し、常にこの領域からファイル管理領域を割り当てることによって、コンピュータ上で使用される場合でもダミーファイルは認識されるため予約領域を保持でき、コンピュータでの使用後においても常にダミーファイルの領域からファイル管理領域を割り当てることで、ディスクアクセス効率低下を抑える。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク記録再生装置において、データをファイルとしてディスクに記録するファイル管理方法に係り、特にデジタル画像等のAVデータをリアルタイム記録する時に、AVデータをファイルとして記録すると共に領域管理情報や記録するファイルの管理情報を生成及び記録するファイル管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、光ディスクを記録媒体としたデジタル動画等のAVデータを記録する一般家庭用ビデオ記録装置などの普及が進んでおり、記録されたデータはディスクを介してパーソナルコンピュータに取り込まれ、コンピュータ上の操作によってAVデータの編集等が行われてきている。
【0003】
このため、一般のコンピュータ上での操作も前提としたAVデータ用記録媒体においては、記録されるデータがファイルとして管理され、その管理情報も記録されている。
【0004】
従来例においては、ファイル管理領域を連続的に記録するのに十分な領域を確保し、ファイル管理領域は常にこの連続領域に記録するというものがある(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−74851号公報(第3頁、第2図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
コンピュータでの利用を前提としたディスクのファイル管理システムには、コンピュータで記録データを容易に参照できるように、コンピュータで標準的に利用されているファイル管理システムを用いることが望ましい。
【0007】
そして、これらコンピュータで使用されてきたファイル管理システムでは、コンピュータ上で扱う多種・多様なデータファイルと他のコンピュータとの互換性の確保と記録領域の効率的な割り当てを優先させているため、ファイル生成時に必要な領域だけを未記録領域から確保し、ファイル削除時に開放する領域は未記録領域として取り扱うものである。
【0008】
従来例においては、AVデータ用機器で使用する記録媒体にファイル管理領域を連続的に記録するのに十分な領域を確保し、ファイル管理領域は常に該連続領域に記録するというものがあるが、その記録媒体(ディスク等)を標準的なファイル管理システムが使用されている従来のコンピュータの記録再生装置で使用した場合、データを再生できないことが考えられる。
【0009】
また仮にデータを再生できたとしても、データの再生の不具合はないが、記録される場合に、予約領域が確保できず、その領域が消去されたり別のデータが記録され、その結果、ファイル管理領域および付加情報ファイルが分断されて記録されることになり、ディスクアクセス性能が低下する問題もある。
【0010】
本発明はAVデータなどのリアルタイム記録において、一般のパソコンに使用されているファイル管理システムを用いても、記録済みの記録媒体(ディスク等)を再生でき、しかもディスクアクセス性能の低下もないファイル管理方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明のファイル管理方法は、ディスク上に記録されるデータをファイルとして扱い、ファイルと、ファイルを管理するファイル管理情報を有するファイル管理方法であって、予め、ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておくステップと、前記最大ファイル数の記録に必要な最大ファイル管理情報量を算出するステップと、前記最大ファイル管理情報量をファイルにし、これをダミーファイルとするステップと、論理的初期化済みの状態である前記ディスクの未記録領域に前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録しダミーファイルの領域を確保するステップと、任意のファイル数記録時に、作成される新規ファイル管理情報に必要な領域分のみ、前記ダミーファイルを開放し、開放された領域に前記新規ファイル管理情報を記録するステップと、任意のファイル数消去時には、消去するファイルのファイル管理情報を消去し、消去によって開放された領域を前記ダミーファイルの一部の領域として記録するステップを行うことを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、初期化されたディスクの任意の場所にファイル管理情報のための最大領域を確保可能なファイル管理を実現できる。
また本発明のファイル管理方法は、ディスク上に記録されるデータをファイルとして扱い、ファイルと、ファイルを管理するファイル管理情報を有するファイル管理方法であって、予め、前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておくステップと、前記最大ファイル数の記録に必要な最大ファイル管理情報量を算出するステップと、前記最大ファイル管理情報量をファイルにし、これをダミーファイルとするステップと、論理的初期化時に記録されているファイル管理領域に続く領域に前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録し、ダミーファイルの領域を確保するステップと、任意のファイル数記録時に、作成される新規ファイル管理情報に必要な領域分のみ、前記ダミーファイルを開放し、開放された領域に前記新規ファイル管理情報を記録するステップと、任意のファイル数消去時には、消去するファイルのファイル管理情報を消去し、消去によって開放された領域を前記ダミーファイルの一部の領域として記録するステップとを有することを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、ファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確保可能でであり、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止するファイル管理を実現できる。
【0014】
また本発明のファイル管理方法は、論理的初期化済みの状態である前記ディスクの未記録領域に前記ダミーファイルと前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録する前記ステップは、前記ディスクの論理的な初期化の直後に行うことを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、初期化された状態ディスクの任意の場所にファイル管理情報のための最大領域を確実に確保する。また、ファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確実に確保し、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止できる。
【0016】
また本発明のファイル管理方法は、ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておく前記ステップを、前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定め、前記最大ファイル数から1ファイル数引いた数を最大ファイル数とするステップにすることを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、初期化されたディスクの任意の場所にファイル管理情報のための最大領域を確保可能であり、且つデータ記録のための領域を最大にする。
また、ファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確保可能であり、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止し、且つデータ記録のための領域を最大にする。
【0018】
また、ファイル管理情報のための最大領域を確実に確保し、且つデータ記録のための領域を最大にする。
また、ファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確実に確保し、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止し、且つデータ記録のための領域を最大にすることができる。
【0019】
また、本発明のファイル管理方法は、ディスクの任意のファイル数記録時に、作成される新規ファイル管理情報に必要な領域分のみ、前記ダミーファイルから開放し、開放された領域に前記新規ファイル管理情報を記録する前記ステップにおいて、前記ダミーファイルの領域がすべて開放され、前記新規ファイル管理情報によってすべて記録済みとなった場合、記録領域の無いファイルとして前記ダミーファイルの管理情報を更新することを特徴とする。
【0020】
この構成によれば、一度最大ファイル数を記録された後にファイルが削除された場合でも、そのままファイル管理情報のための最大領域を保持し、且つデータ記録のための領域を最大にする。
【0021】
また、一度最大ファイル数を記録された後にファイルが削除された場合でも、そのままファイル管理情報のための領域を一連続した領域に保持し、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止し、且つデータ記録のための領域を最大にする。
【0022】
また、一度最大ファイル数を記録された後にファイルが削除された場合でも、そのままファイル管理情報のための最大領域を保持し、且つデータ記録のための領域を最大にできる。
【0023】
また、一度最大ファイル数を記録された後にファイルが削除された場合でも、そのままファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確実に確保し、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止し、且つデータ記録のための領域を最大にできる。
【0024】
また本発明のファイル管理方法は、他のデータ記録装置によって前記ダミーファイルの削除又は記録領域変更を防止する保護機能を施すことを特徴とする。
この構成によれば、初期化されたディスクの任意の場所にファイル管理情報のための最大領域を確保可能であり、利用者の操作によって確保した領域の開放及び移動を防止する。
【0025】
また、ファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確保可能であり、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止し、さらに利用者の操作によって確保した領域の開放及び移動を防止できる。
【0026】
また本発明のファイル管理方法は、前記ディスクが存在することを認識するステップと、ディスクの挿入が認識された場合に前記ダミーファイルの有無を検知するステップとを有することを特徴とする。
【0027】
この構成によれば、新たに認識したディスクにダミーファイルが存在すれば、継続してファイル管理情報のための最大領域を確保可能である。また、一度最大ファイル数を記録された後、ディスクを一度装置からディスクを排出して、また挿入してもダミーファイルの管理情報の有り無しを検出でき、新たに認識したディスクにダミーファイルが存在すれば、継続してファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確保可能であり、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止できる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図5は本発明の(実施の形態1)を示す。
【0029】
図1は本発明のファイル管理方法を実行するファイル管理機能付き記録再生装置を示す。
ディスク記録再生手段11は記録媒体である光ディスク等のドライブ装置であり、入出力処理手段12は、ディスク記録再生手段11に対するコマンド発行やデータ転送処理を行うところである。
【0030】
ファイル管理システム手段13は、記録媒体上のファイル情報や記録領域情報の管理を行うところであり、基本的な管理方法は、一般のコンピュータで利用されているファイル管理システムを用いる。
【0031】
ユーザーインターフェイス手段14は、使用者の操作に応じてデータの再生・記録等の要求を作成するところである。
このような構成において、データの再生時には、ユーザーインターフェイス手段14からファイル管理システム手段13に対して、再生対象となるデータファイルの指定や再生の要求が送られる。
【0032】
要求を受けたファイル管理システム手段13は、光ディスクに記録されているファイル管理情報から再生ファイルの記録位置を取得し、その位置情報を指定した再生要求を入出力処理手段12に対して送る。
【0033】
次に入出力処理手段12は、受け取った再生要求をディクス記録再生手段11に対して発行し、ディクス記録再生手段11は、挿入されている光ディスクから指定された記録位置のデータをリードし、リードされたデータはディクス記録再生手段11から入出力処理手段12に転送される。
【0034】
データの記録時には、ユーザーインターフェイス手段14からファイル管理システム手段13に対して、記録対象となるデータファイルの指定や記録の要求が送られる。
【0035】
ファイル管理システム手段13は、ファイル管理情報を元にデータ記録位置を決定し、入出力処理手段12に対して該当領域への書き込み要求を送る。次に入出力処理手段12は、書き込み要求をディクス記録再生手段11に対して発行し、ディクス記録再生手段11は、入出力処理手段12から転送されてくるデータをディスク上の該当領域に記録する。
【0036】
以下に、ファイル管理システム手段13の構成を、具体的なファイル管理方式に基づいて説明する。
まず、図2(a)は、本発明で使用するディスクを論理的に初期化を行った場合には自動的に続いて、前記ディスクの未記録領域に、ダミーファイルと、このダミーファイルのファイル管理情報を記録するステップが自動的に実行された記録状態を模式的に示した図である。
【0037】
図2(a)のファイル管理領域は、仮にLBN(論理ブロック値:Logical Block Number)=0からLBN=99までの領域に記録されており、ディスク領域全体の使用状況を表すディスク領域使用状態情報と、ルートディレクトリに関する情報などが含まれ、ファイルは一つも記録されていない。続くLBN=100からの領域は未記録領域である。
【0038】
ここで、本実施例で使用するディスクの最大記録ファイル数を、光ディスクの容量に応じて、仮に“400”とする(第1ステップ)。また、基本となるファイル管理システムが、領域全体の使用状況を表す単位をLBN(Logical Block Number)とし、1つのファイルの管理情報を記録するためには、仮に常に1LBNブロック必要とするものとする。よって、このディスクでの最大記録ファイル数のファイル管理情報記録に必要なLBNブロック数は“400”となる(第2ステップ)。
【0039】
図2(a)の状態からダミーファイルの作成手順を、図2(b)を用いて説明する。
まず、仮に未記録領域の先頭のLBN=100ブロックをダミーファイルに関するファイル管理情報領域とし、続くLBN=101からLBN=499の最大記録ファイル数“400”より“1”ファイル数引いた“399”ブロック分を、一つのダミーファイルの記録領域として割り当て記録済み領域とするため、ファイル管理領域としたLBN=0からLBN=99の領域内のディスク領域使用状態情報を、ダミーファイルとした領域であるLBN=101からLBN=499を記録済み領域に更新し(第3ステップ)、そしてLBN=100にあるダミーファイルの管理情報中の使用領域情報をLBN=101からLBN=499を記録済みに更新する(第4ステップ)。
【0040】
なお、この論理的初期化済みの状態である前記ディスクの未記録領域に前記ダミーファイルと前記ダミーファイルのファイル管理情報を図2(b)に示すように記録するステップは、初期化に続いて自動的に実行される。
【0041】
そして、ダミーファイルに続く論理ブロック値=500以降の領域が未記録領域になる。
ここで、ダミーファイル領域のLBNブロックの構成順序は、ダミーファイルの先頭ブロックがLBN=499ブロックになり、以降、ダミーファイルのデータを末尾に行くに従ってLBNの降順に連続してLBNを割り当てる。
【0042】
図2(b)の状態から、仮に“F1”というファイルを作成する時の手順を、図3(a)(b)を用いて説明する。なお、図3(a)は図2(b)と同じである。
【0043】
まず、図3(b)に示すように“F1”のファイル管理情報を作成し、F1ファイルの記録が始めると、未記録領域の先頭の論理ブロック値=500から連続した領域にデータの記録を行い、記録が終了した時点でF1ファイルの管理情報が確定する。そして、ここでは仮にダミーファイルの最後尾ブロックであるLBN=101のブロックをダミーファイルの領域から一旦解放することにより、ダミーファイルのサイズを1ブロック分解放し、解放により未記録領域にしたブロックをファイル管理情報領域とし、このブロックにF1ファイルの管理情報を記録する(第5ステップ)。
【0044】
上記を、さらにファイル管理情報とダミーファイルの管理情報の変化について詳しく説明する。
LBN=100にあるダミーファイルの管理情報中の使用領域情報からLBN=101を未記録領域にし、そしてファイル管理領域としたLBN=0からLBN=99の領域内のディスク領域使用状態情報におけるダミーファイルとした領域であるLBN=101の情報を未記録領域となる様に更新する。
【0045】
F1ファイルの記録を始めると、未記録領域の先頭のLBN=500から連続した領域にF1ファイル自体(データ部)の記録を行い、記録が終了した時点でF1ファイルの管理情報が確定する。F1ファイルの管理情報を作成し、その管理情報をLBN=101に記録する。そして、LBN=0からLBN=99の領域内のディスク領域使用状態情報におけるLBN=101は記録済み領域とし、また、F1ファイルのデータ部が記録した領域を記録済み領域とし、そしてダミーファイルの管理情報中の使用領域情報をLBN=102からLBN=499が記録済み領域なる様に更新する。そして、前記ディスク領域使用状態情報にLBN=102は記録済み領域とする。
【0046】
さらに続けて、データファイルの作成を繰り返し、全部で仮にn個のファイルを記録した場合のファイル管理領域及びダミーファイルの記録領域を図3(c)に示す。
【0047】
これは図3(b)を用いたファイル生成時の説明と同様に、それぞれ新たに作成されたF2からFnのファイル管理情報がダミーファイルの最後尾ブロックから順次記録する。
【0048】
次に、図4(a)(b)を用いて、仮に図3(c)の状態から仮にF1ファイルとF3ファイルを続けて削除する場合の手順を説明する。なお、図4(a)は図3(c)と同じである。
【0049】
まず、F1ファイルの管理情報から該当するデータ領域を求め、当該データ領域を未記録状態にする。そして、F1ファイルの管理領域を消去し、消去によって未記録状態にされたLBN=101のブロックをダミーファイルの領域の最後尾ブロックとして記録する(第6ステップ)。
【0050】
上記をさらにファイル管理情報とダミーファイルの管理情報の変化について詳しく説明すると、LBN=0からLBN=99の領域内のディスク領域使用状態情報をF1ファイルのデータ部が記録されている記録領域の情報、及びF1ファイルのファイル管理情報の領域であるLBN=101の情報を未記録領域となる様に更新し、さらに未記録領域となったLBN=101をダミーファイルの領域に確保するためLBN=101を記録済みとして再度更新する。また、LBN=100に記録されているダミーファイルのファイル管理情報中の使用領域情報も、ダミーファイルの領域として確保される領域であるLBN=101をダミーファイルの最後尾ブロックとして記録済み領域になるように更新する。そして、続けてF3ファイルも同様に消去する。このとき、ダミーファイルの領域として追加記録されるLBN=103ブロックは、ダミーファイルの論理ブロックが常に降順になるように割り当てる。よって、最後尾のブロックはLBN=101で、LBN=103ブロックは、最後尾から2番目のブロックになる。
【0051】
上記を、さらにファイル管理情報とダミーファイルの管理情報の変化について詳しく説明すると、LBN=0からLBN=99の領域内に記録されているファイル管理情報にはディスク領域全体の使用状況を表すディスク領域使用状態情報があり、このディスク領域使用状態情報をF3ファイルのデータ部が記録されている記録領域情報、及びF3ファイルのファイル管理情報の領域であるLBN=103の情報を未記録領域となる様に更新し、さらに未記録領域となったLBN=103をダミーファイルの領域に確保するためLBN=103を記録済みとして再度更新し、また、LBN=100に記録されているダミーファイルのファイル管理情報中の使用領域情報も、ダミーファイルの領域として確保される領域であるLBN=103をダミーファイルの最後尾から2番目のブロックとして記録済み領域になるように更新する。
【0052】
また、図5は、仮に記録可能な最大ファイル数を記録したときの状態である。LBN=101からLBN=499は、記録済みのファイル管理情報が記録されているため、ダミーファイルは記録領域を持たないファイルとしてファイル管理情報に記録する。
【0053】
なお、図2(a)から図5に記載のダミーファイルの領域には、何らかのデータが記録されたかの様に見えるが、本発明において何らかのデータを記録しても良いし、何も記録しなくすることも可能である。
【0054】
また、本実施の形態において、記録されたダミーファイルのファイル管理情報に記載されるファイル属性やファイル名を、一般利用者から容易に参照または変更できないものを設定することも可能である。例えば、ファイル名に「このファイルは削除しないでください」等の警告を表示が出る様にダミーファイルの生成を行う。また例えば、ファイル名に使用する文字コードに特殊な文字コードを記録することで、利用者からは参照できなくしたり、ダミーファイルのファイル管理情報内の利用者権限情報を特定利用者以外は参照できないよう記録したりすることにより、本発明の一実施の形態で示す以外のディスク記録再生装置において本発明を実施したディスクが使用された場合に、ダミーファイル領域の確保ができる。
【0055】
また、ディスク記録再生装置11へのディスクの挿入を確認するステップを設け、このステップにおいてディスクの挿入が認識された場合に前記ダミーファイルの有無を検知するステップを設けて、ディスクのダミーファイルの有無を調べ、ダミーファイルの管理情報の変更を調べ、その結果をユーザーインターフェイス手段14に通知することにより、ダミーファイルが無い場合やダミーファイルの管理情報が所定の情報と異なる場合には、他の記録装置によってダミーファイルが消去または変更されている可能性があることを利用者に知らせることができる。
【0056】
なお、本発明の構成はパソコンと情報記録再生装置と本発明の方法を用いたアプリケーションでも実施可能である。
また、上記の実施の形態では、論理的初期化時に記録されているファイル管理領域(LBN=0〜99)に続く領域(LBN=100)に前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録してダミーファイルの領域を確保したが、このステップは、ダミーファイルのファイル管理情報を、ファイル管理領域に続く領域に記録してダミーファイルの領域を確保することに限定されるものでない。
【0057】
なお、上記の(実施の形態1)では、論理的初期化済みの状態である前記ディスクの未記録領域に前記ダミーファイルと前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録するステップは、前記ディスクの論理的な初期化の直後に行ったが、初期化の直後にダミーファイルを作成を実行せずに、ダミーファイルのサイズを(最大ファイル数−1)で作成を実施するには、まず、挿入された初期化済みディスクの再初期化を行わず、且つダミーファイルが存在しない条件で、ダミーファイルを作成する。
【0058】
この場合、本発明を用いた装置または他の装置で初期化のみを行ったディスクを後に本発明を用いた装置挿入した場合には、初期化済みであることを認識し、初期化は行わず、作成後の手順は(実施の形態1)に従う。
【0059】
他の装置で初期化後、何らかの記録を行いファイルが存在するディスクを、後に本発明を用いた装置に挿入した場合、既に記録済みファイルを認識し、既に記録済みファイル関する情報一切変更することなく、残りの空き領域に(実施の形態1)の方法を用いることも出来る。
【0060】
(実施の形態2)
上記の(実施の形態1)では、使用するディスクの容量に応じて最大記録ファイル数を仮に“400”とした場合を例に挙げて説明し、この場合のダミーファイルの数は最大記録ファイル数“400”より“1”ファイル数引いた“399”ブロック分を、一つのダミーファイルの記録領域として割り当て記録済み領域として確保し、図5に示すようにF1ファイル〜F399ファイルを記録済みの状態では、ファイル管理情報にはダミーファイルは記録領域を持たないファイルとして記録されたが、この(実施の形態2)では最大記録ファイル数より“1”ファイル数引いたブロック分を、記録済みの状態でも、ファイル管理情報にはダミーファイルに記録領域が残されている場合を説明する。
【0061】
初期化した直後の光ディスクの記録状態は図2(a)と同じで、領域全体の使用状況を記録した情報と、ルートディレクトリに関する情報などが含まれ、ファイルは一つも記録されておらず、仮にLBN=0からLBN=99までの領域に記録されている。続く論理ブロック値=100からの領域は未記録領域である。
【0062】
ここで、本実施例で使用するディスクの最大記録ファイル数を仮に“1000”とする。また、基本となるファイル管理システムが、領域全体の使用状況を表す単位をLBN(Logical Block Number)とし、1つのファイルの管理情報を記録するためには、仮に常に1LBNブロック必要とするものとする。よって、このディスクでの最大記録ファイル数のファイル管理情報記録に必要なLBNブロック数は“1000”となる。
【0063】
次に、図6(a)を用いて、ダミーファイルの作成手順を説明する。
まず、仮に未記録領域の先頭のLBN=100ブロックをダミーファイルに関するファイル管理領域とし、続くLBN=101からLBN=1000の最大記録ファイル数1000ブロック分を、一つのダミーファイルの記録領域として割り当て記録済み領域とするため、前記にてファイル管理領域としたLBN=0からLBN=99の領域内にはディスク領域全体の使用状況を表すディスク領域使用状態情報が記録されており、このディスク領域使用状態情報をダミーファイルとした領域であるLBN=101からLBN=1100を記録済み領域に更新し、そしてLBN=100にあるダミーファイルの管理情報中の使用領域情報をLBN=101からLBN=1100を記録済みに更新する。そして、ダミーファイルに続く論理ブロック値=1101以降の領域が未記録領域になる。
【0064】
図6(a)の状態から、仮にG1というファイルを作成する時の手順を、図6(b)を用いて説明する。
まず、G1のファイル管理情報を作成し、G1ファイルの記録が始めると、未記録領域の先頭の論理ブロック値=1101から連続した領域にデータの記録を行い、記録が終了した時点でG1ファイルの管理情報が確定する。そして、ここでは仮にダミーファイルの領域で最小LBNブロックであるLBN=101のブロックをダミーファイルの領域から一旦解放することにより、ダミーファイルのサイズを1ブロック分解放し、解放され未録領域にしたブロックをファイル管理情報領域として、G1ファイルの管理情報を記録する。
【0065】
上記をさらにファイル管理情報とダミーファイルの管理情報の変化について詳しく説明すると、LBN=100にあるダミーファイルの管理情報中の使用領域情報からLBN=101を未記録領域にし、そして前記にてファイル管理領域としたLBN=0からLBN=99の領域内に記録されているディスク領域全体の使用状況を表すディスク領域使用状態情報が記録されており、このディスク領域使用状態情報にダミーファイルとした領域であるLBN=101は未記録領域となる様に更新する。G1ファイルの記録が始めると、未記録領域の先頭の論理ブロック値=1101から連続した領域にデータの記録を行い、記録が終了した時点でG1ファイルの管理情報が確定する。G1ファイルの管理情報を作成し、その管理情報をLBN=101に記録する。そして、前記ディスク領域使用状態情報にLBN=101は記録済み領域とし、また、G1ファイルのデータ部が記録した領域を記録済み領域として更新し、そしてダミーファイルの管理情報中の使用領域情報をLBN=102からLBN=1100が記録済み領域になる様に更新する。そして、前記ディスク領域使用状態情報にLBN=102は記録済み領域とする。
【0066】
さらに続けて、データファイルの作成を繰り返し全部で仮に最大記録ファイル数である999個のファイルを記録した場合のファイル管理領域及びダミーファイルの記録領域を図6(c)に示す。図6(b)を用いたファイル生成時の説明と同様に、それぞれ新たに作成されたG2からG999のファイル管理情報がダミーファイル領域の最小LBNブロックから順次記録する。
【0067】
この場合、記録ファイル数にダミーファイルも含まれるため、ダミーファイル以外のデータファイル数は1000ファイルとなり、ダミーファイル領域はLBN=1100のブロックのみになる。よって本実施の形態において記録されたダミーファイルの領域の最大LBNは常に1000になる。
【0068】
このように最大記録ファイル数である999個のファイルを記録した場合であってもLBN=1100の1個のダミーファイルが残されるため、一度最大ファイル数を記録された後、ディスクを一度装置からディスクを排出して、また挿入してもダミーファイルの管理情報の有り無しを検出でき、新たに認識したディスクにダミーファイルが存在すれば、継続してファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確保可能であり、ファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止できる。
【0069】
なお、初期化に続いて自動的に実行されるダミーファイルの作成にあっては、この図6(a)に記載のダミーファイルの領域には何かのデータを記録されたかの様に見えるが本発明においてはなんらかのデータを記録しても良いし、何も記録しなくすることも可能である。
【0070】
また、本実施の形態において記録されたダミーファイルのファイル管理情報に記載されるファイル属性やファイル名を、一般利用者から容易に参照または変更できないものを設定することも可能である。例えばファイル名に「このファイルは削除しないでください」等の警告を表示が出る様に本発明のダミーファイルの生成を行う。また例えば、ファイル名に使用する文字コードに特殊な文字コードを記録することで、利用者からは参照できなくしたり、ダミーファイルのファイル管理情報内の利用者権限情報を特定利用者以外は参照できないよう記録したりすることにより、本発明の一実施の形態で示す以外のディスク記録再生装置において本発明を実施したディスクが使用された場合にダミーファイル領域の確保ができる。
【0071】
また、本発明の一実施の形態で示すディスク記録再生装置に、ディスクの挿入が認識された場合、ディスクのダミーファイルの有無を調べ、ダミーファイルの管理情報にあるダミーファイル領域の最大LBNを調べ、その結果をユーザーインターフェイス手段に通知することにより、ダミーファイルが無い場合や最大LBNが異なる場合には、他の記録装置によってダミーファイルが消去または変更されている可能性があることを利用者に知らせることができる。
【0072】
なお、本発明の構成はパソコンと情報記録再生装置と本発明の方法を用いたアプリケーションでも実施可能である。詳しくは、図1の入出力処理手段12と、ファイル管理システム手段13と、ユーザーインターフェイス手段14とを、前記パソコンによって実現することを目的として、パソコンにディスク記録再生手段11として機能できる光ディスクドライブを接続し、本発明の方法を実施するに必要なプログラムが記録された記録媒体を、前記光ディスクドライブにセットし、記録媒体から読み取ったプログラムを前記パソコンが実行して、前記パソコンが入出力処理手段12,ファイル管理システム手段13,ユーザーインターフェイス手段14を実現する。
【0073】
上記の説明では、本発明の方法を実施するに必要なプログラムが記録された記録媒体を読み上げた光ディスクドライブを、デジタル画像等のAVデータを記録再生するディスク記録再生手段11とする場合を例に挙げて説明したが、本発明の方法を実施するに必要なプログラムが記録された記録媒体を読み上げた光ディスクドライブとは別に、前記パソコンに接続されたディスク記録再生手段11を対象として本発明の方法を実施するように構成することもできる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ディスクの論理的な初期化後のディスク上にダミーファイルを作成し、新規ファイルが追加される度にファイル管理情報を常にダミーファイルの領域から割り当てることで、一般的にコンピュータで利用されるファイル管理システムの下に領域予約が実現できるため、当該発明を使用したディスクを容易にコンピュータで利用でき、またコンピュータでの使用時におけるファイル管理領域の分断の低減ができるため、ディスクアクセス性能の低下の防止が見込まれる。また、ダミーファイルに一般利用者からは削除や参照できない属性やファイル名を設定することで、不用意なコンピュータ操作によるダミーファイルの削除が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるブロック図
【図2】(a)はディスクを論理的に初期化した記録状態を模式的に示した図
(b)は論理的に初期化しただけのディスクにダミーファイルを記録した記録状態を模式的に示した図
【図3】(a)は図2(b)と同じ模式図
(b)は1つのファイルを記録した記録状態を模式的に示した図
(c)は複数のファイルを記録した記録状態を模式的に示した図
【図4】(a)は図3(c)と同じ模式図
(b)は2つのファイルを削除した記録状態を模式的に示した図
【図5】最大記録ファイル数を記録した記録状態を模式的に示した図
【図6】(a)は論理的に初期化しただけのディスクにダミーファイルを記録した記録状態を模式的に示した図
(b)は1つのファイルを記録した記録状態を模式的に示した図
(c)は最大記録ファイル数を記録した記録状態を模式的に示した図
【符号の説明】
11 ディスク記録再生手段
12 入出力処理手段
13 ファイル管理システム手段
14 ユーザーインターフェイス手段

Claims (13)

  1. ディスク上に記録されるデータをファイルとして扱い、ファイルと、ファイルを管理するファイル管理情報を有するファイル管理方法であって、
    予め、ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておくステップと、
    前記最大ファイル数の記録に必要な最大ファイル管理情報量を算出するステップと、
    前記最大ファイル管理情報量をファイルにし、これをダミーファイルとするステップと、
    論理的初期化済みの状態である前記ディスクの未記録領域に前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録し、ダミーファイルの領域を確保するステップと、
    任意のファイル数記録時に、作成される新規ファイル管理情報に必要な領域分のみ、前記ダミーファイルを開放し、開放された領域に前記新規ファイル管理情報を記録するステップと、
    任意のファイル数消去時には、消去するファイルのファイル管理情報を消去し、消去によって開放された領域を前記ダミーファイルの一部の領域として記録するステップと
    を有することを特徴とするファイル管理方法。
  2. ディスク上に記録されるデータをファイルとして扱い、ファイルと、ファイルを管理するファイル管理情報を有するファイル管理方法であって、
    予め、前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておくステップと、
    前記最大ファイル数の記録に必要な最大ファイル管理情報量を算出するステップと、
    前記最大ファイル管理情報量をファイルにし、これをダミーファイルとするステップと、
    論理的初期化時に記録されているファイル管理領域に続く領域に前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録し、ダミーファイルの領域を確保するステップと、
    任意のファイル数記録時に、作成される新規ファイル管理情報に必要な領域分のみ、前記ダミーファイルを開放し、開放された領域に前記新規ファイル管理情報を記録するステップと、
    任意のファイル数消去時には、消去するファイルのファイル管理情報を消去し、消去によって開放された領域を前記ダミーファイルの一部の領域として記録するステップと
    を有することを特徴とするファイル管理方法。
  3. 論理的初期化済みの状態である前記ディスクの未記録領域に前記ダミーファイルと前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録するステップは、
    前記ディスクの論理的な初期化の直後に行う
    ことを特徴とする
    請求項1に記載のファイル管理方法。
  4. 論理的初期化時に記録されているファイル管理領域に続く領域に前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録するステップと、論理的初期化済みの状態である前記ディスクの未記録領域に前記ダミーファイルを記録するステップは、
    前記ディスクの論理的な初期化の直後に行う
    ことを特徴とする
    請求項2に記載のファイル管理方法。
  5. 前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておくステップを、前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定め、前記最大ファイル数から1ファイル数引いた数を最大ファイル数とするステップにする
    ことを特徴とする請求項1,請求項3の何れかに記載のファイル管理方法。
  6. 前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておくステップを、前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定め、前記最大ファイル数から1ファイル数引いた数を最大ファイル数とするステップにする
    ことを特徴とする請求項2,請求項4の何れかに記載のファイル管理方法。
  7. 前記ディスクの任意のファイル数記録時に、作成される新規ファイル管理情報に必要な領域分のみ、前記ダミーファイルから開放し、開放された領域に前記新規ファイル管理情報を記録するステップでは、
    前記ダミーファイルの領域がすべて開放され、前記新規ファイル管理情報によってすべて記録済みとなった場合、記録領域の無いファイルとして前記ダミーファイルの管理情報を更新することを特徴とする
    請求項5記載のファイル管理方法。
  8. 前記ディスクの任意のファイル数記録時に、作成される新規ファイル管理情報に必要な領域分のみ、前記ダミーファイルから開放し、開放された領域に前記新規ファイル管理情報を記録するステップにおいて、
    前記ダミーファイルの領域がすべて開放され、前記新規ファイル管理情報によってすべて記録済みとなった場合、記録領域の無いファイルとして前記ダミーファイルの管理情報を更新する
    ことを特徴とする請求項6のファイル管理方法。
  9. 他のデータ記録装置によって前記ダミーファイルの削除又は記録領域変更を防止する保護機能を施した
    請求項1または請求項2記載のファイル管理方法。
  10. 前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておくステップを、前記ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定め、最大記録ファイル数のファイルを記録した場合であってもダミーファイルが残されるようにダミーファイルを確保するよう構成し、
    ディスクの挿入が認識された場合に前記ダミーファイルの有無からダミーファイルの管理情報の有り無しを検出し、新たに認識したディスクにダミーファイルが存在すれば、継続してファイル管理情報のための領域を一連続した領域に確保してファイル情報検索時のディスクアクセス効率低下を防止する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のファイル管理方法。
  11. 請求項1,請求項2のいずれかに記載のファイル管理方法を実行するに必要なプログラムが記録された記録媒体。
  12. 請求項1,請求項2のいずれかに記載のファイル管理方法を実行するプログラム。
  13. 記録媒体であるディスクのドライブ装置であるディスク記録再生手段に対して、前記ディスク記録再生手段に対するコマンド発行やデータ転送処理を行う入出力処理手段と、ファイル管理システム手段を介してデータの再生・記録を実施するファイル管理機能付き記録再生装置であって、
    前記ファイル管理システム手段は、
    ディスクの容量別に記録可能な最大ファイル数を定めておき、前記最大ファイル数の記録に必要な最大ファイル管理情報量を算出し、前記最大ファイル管理情報量をファイルにしこれをダミーファイルとし、論理的初期化済みの状態である前記ディスクの未記録領域に前記ダミーファイルのファイル管理情報を記録しダミーファイルの領域を確保し、任意のファイル数記録時に、作成される新規ファイル管理情報に必要な領域分のみ、前記ダミーファイルを開放し、開放された領域に前記新規ファイル管理情報を記録し、任意のファイル数消去時には、消去するファイルのファイル管理情報を消去し、消去によって開放された領域を前記ダミーファイルの一部の領域として記録するよう構成した
    ファイル管理機能付き記録再生装置。
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