JP2004299686A - コンテナ、コンテナの収容物排出方法 - Google Patents

コンテナ、コンテナの収容物排出方法 Download PDF

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悦徳 田村
Yoshiyuki Suzuki
善之 鈴木
Heiichiro Takizawa
平一郎 滝沢
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Abstract

【課題】フォークが回転可能な回転式フォークリフトを用いてコンテナからの収容物の排出作業を簡単に行えるようにする。
【解決手段】コンテナ10は、コンテナ本体12と、このコンテナ12の下面に取り付けられたフォーク挿入部16とを備える。フォーク挿入部16は例えば長方形断面を有する角型筒状の部材であり、2つのフォーク挿入部16がコンテナ10の前後方向に延びるように互いに平行に取り付けられる。このフォーク挿入部16に、回転式フォークリフトのフォークを挿入し、フォークを上昇させてコンテナ10を持ち上げた後、フォークを回転させてコンテナ10を傾斜させることにより収容物を排出する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコンテナに係り、特に、フォークが回転する回転式フォークリフトを用いて収容物を排出するうえで好適なコンテナに関する。また、本発明はこのコンテナから収容物を排出させる方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】
建築工事現場等では、工事に伴って発生した廃材等の廃棄物をいったんコンテナに収容し、廃棄物がある程度たまったら、廃棄物処理業者に引き取りを依頼することが一般的である。なお、コンテナに関する従来技術としては、例えば特許文献1に開示されるように、折り畳み可能に構成されたコンテナがある。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−135482号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
廃棄物処理業者が廃棄物を引き取る際には、コンテナから廃棄物処理業者のトラックへ廃棄物を積み替えなければならない。しかし、建築工事現場で発生する廃棄物は、鉄屑やコンクリート屑など重量物が多いため、廃棄物を収容するコンテナも非常に重くなる。そのため、コンテナからの廃棄物の積み替え作業は、例えばクレーンを用いて行わねばならないなど、作業が非常に大掛かりとなってしまう。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、フォークが回転可能なフォークリフトを用いてコンテナからの収容物の排出作業を簡単に行えるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された発明に係るコンテナは、上面が開放された箱型のコンテナ本体の下側に、フォークリフトのフォークを挿入するためのフォーク挿入部を設けたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、コンテナのフォーク挿入部に、回転式フォークリフトのフォークを挿入してコンテナを持ち上げ、フォークを回転させるだけの簡単な作業でコンテナを傾斜させてその収容物を排出することができる。
【0008】
また、請求項2に記載された発明は、請求項1記載のコンテナにおいて、前記フォーク挿入部は、断面が長方形の角型管状部材を前記コンテナ本体の下面に取り付けることにより構成され、前記角型管状部材の両端部は斜め下向きに切りとられた形状を有することを特徴とする。このようにすれば、コンテナを積み重ねた際に、フォーク挿入部の端部が下段のコンテナに干渉するのを防止できる。
【0009】
また、請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のコンテナからその収容物を排出する方法であって、前記フォーク挿入部に、上下動および回転が可能なフォークを備えるフォークリフトの前記フォークを挿入し、前記フォークを上昇させて前記コンテナ本体を持ち上げた後、前記フォークを回転させて前記コンテナを傾斜させることにより前記コンテナの収容物を排出することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態であるコンテナ10の正面図であり、図2は、コンテナ10の側面図である。これらの図面に示すように、コンテナ10は、箱型のコンテナ本体12と、コンテナ本体12の下面に取り付けられた車輪14と、同じくコンテナ本体12の下面に取り付けられたフォーク挿入部16とを備えている。コンテナ本体12の4つの側壁および底面は例えば格子状の金網等により構成され、また、上面は開放されている。コンテナ10の使用時には、コンテナ本体12の内壁面および底面に沿って例えば合板等の板材が設置される。
【0011】
フォーク挿入部16は、図1に示されるように、長方形の断面を有する角型筒状の鋼製部材で構成されている。このフォーク挿入部16が2本、コンテナ本体12の前後方向(図1の紙面に垂直な方向)に互いに平行に延びるように、コンテナ本体12の下面に例えばボルトにより取り付けられている。なお、2本のフォーク挿入部16の間隔は、使用するフォークリフトのフォークの寸法に合わせて設定される。また、図2に示されるように、フォーク挿入部16は、その両端部が斜部16aで斜め下向きに切り取られて、側面形状が細長い台形状となるように構成されている。
【0012】
コンテナ本体12の底面の図1における左右両辺には、夫々、保持具18が取り付けられている。保持具18は複数のコンテナ10を安定に積み重ねられるようにするための部材である。図3は、コンテナ10を積み重ねた状態を示す正面図であり、図4はこの状態の側面図である。また、図5は、図3のA部拡大図である。保持具18は下向きに開いた凹部18aを備えており、図5に示すように、下段のコンテナ10の側面の壁の頂部が保持具18の凹部18aに係合することで、コンテナ10を安定に保持できる。その際、上記の通りフォーク挿入部16の両端部が斜部16aで斜め下向きに切り取られた形状とされていることにより、図4に示すように、フォーク挿入部16の端部が下段のコンテナ本体12の前面および背面の壁の頂部と干渉することなく、その内部に収まるようになっている。
【0013】
図6〜図8は、例えば建設工事現場において、回転式フォークリフト30を用いて、コンテナ10に収容された廃棄物等を廃棄物処理業者のトラックの荷台40へ排出する様子を示す。回転式フォークリフト30は、フォーク32が上下動のみならず、その長手方向を軸にして回転できるように構成されている。先ず、図6に示すように、回転式フォークリフト30のフォーク32をコンテナ10のフォーク挿入部16に挿入し、フォーク32を上昇させることによりコンテナ10を持ち上げる。次に、図7〜図8に示すようにフォーク32を回転させることによりコンテナ10を傾斜させ、その収容物をトラック荷台40へ排出する。
【0014】
このように、本実施形態のコンテナ10によれば、底部に設けられたフォーク挿入部16に回転式フォークリフト30のフォーク32を挿入することにより、回転式フォークリフト30を操作するだけの作業でコンテナ10の収容物を排出することができる。このため、コンテナ10に建設現場で発生した廃棄物が収容される場合のように、コンテナ10全体が重くなっても、収容物の排出を簡単に行うことができる。
【0015】
【発明の効果】
本発明によれば、回転式フォークリフトを用いてコンテナからの収容物の排出を簡単な作業で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるコンテナの正面図である。
【図2】本実施形態のコンテナの側面図である。
【図3】本実施形態のコンテナが積み重ねられた状態を示す正面図である。
【図4】本実施形態のコンテナが積み重ねられた状態を示す側面図である。
【図5】上下のコンテナの係合部を示す拡大図である。
【図6】回転式フォークリフトを用いてコンテナの収容物を排出する様子を示す図(その1)である。
【図7】回転式フォークリフトを用いてコンテナの収容物を排出する様子を示す図(その2)である。
【図8】回転式フォークリフトを用いてコンテナの収容物を排出する様子を示す図(その3)である。
【符号の説明】
10 コンテナ
12 コンテナ本体
16 フォーク挿入部
16a 斜部
30 回転式フォークリフト
32 フォーク

Claims (3)

  1. 上面が開放された箱型のコンテナ本体の下側に、フォークリフトのフォークを挿入するためのフォーク挿入部を設けたことを特徴とするコンテナ。
  2. 前記フォーク挿入部は、断面が長方形の角型管状部材を前記コンテナ本体の下面に取り付けることにより構成され、前記角型管状部材の両端部は斜め下向きに切りとられた形状を有することを特徴とする請求項1記載のコンテナ。
  3. 請求項1または2記載のコンテナからその収容物を排出する方法であって、前記フォーク挿入部に、上下動および回転が可能なフォークを備えるフォークリフトの前記フォークを挿入し、前記フォークを上昇させて前記コンテナ本体を持ち上げた後、前記フォークを回転させて前記コンテナを傾斜させることにより前記コンテナの収容物を排出することを特徴とするコンテナの収容物排出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ES2307456A1 (es) * 2008-04-29 2008-11-16 Jose Llinas E Hijos, S.L. Procedimiento de descarga de contenedores y contenedor para dicho procedimiento.
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