JP2004297854A - デマンド監視システム - Google Patents

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Takashi Ichikawa
市川  隆
Kazuki Sadae
和貴 定江
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Abstract

【課題】本発明は、精度の高い使用電力量の予測を行うデマンド監視装置を提供することにある。
【解決手段】受変電設備に於いて、負荷である電気機器の運転状態のプロセスパラメータのみならず、外気温・湿度等の外乱要因パラメータも含んだ周囲環境パラメータの情報をニューラルネットワーク等の学習予測機能によって学習させ、デマンド時限内のプロセスパラメータと周囲環境パラメータを含めて予測し、それに基づきデマンド時限終了時点での消費電力を予測し、デマンド制御の精度向上を図る。
本発明に依れば、前述の様な周囲環境パラメータが外乱として複雑にプロセスパラメータに影響を及ぼし明確な数学的モデルが容易に得られない様な複雑な受変電設備に於いても、精度の高いデマンド制御が実現可能である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気機器の電力量管理に用いるデマンド監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
工場・ビル・小売店などの電力需要者に於いては、規定時間内(デマンド時限)の使用デマンドを電力会社との契約デマンド未満に抑制するためのデマンド監視装置を設けることが一般的になっている。これらのデマンド監視装置では、現時点からデマンド時限(通常30分)終了時の使用デマンドの予測を行い、予測値が契約デマンドを超えると判断された場合は、優先度の低い電気機器の手動停止のガイドないし自動遮断を実行することを行っている。
【0003】
例えば図18に示すような、工場やビルの空調設備202に用いるコンプレッサ206の電力消費量を調整する様な場合に於いては、対象とする建物200内の室温Ti201を取り込み、それと目標温度Ts203の偏差204に基づき制御指令値演算205を行い、コンプレッサ206の出力制御指令208や膨張弁207の開度制御指令209を求め、コンプレッサ206の出力や膨張弁207の開度を制御して室温Ti201を制御しているのが一般的である。
【0004】
このような場合に、デマンド制御を行うためには、デマンド時限内の消費電力量を求める必要がある。
【0005】
このため、従来から、室温Ti201や目標温度Ts203、コンプレッサ206の回転数・吐出圧力等のプロセスパラメータを用いて制御に関わる数学的モデルを立て、このモデルを用いて電力消費量を予測し制御を行うことが行われてきた。
【0006】
しかしながら、周囲環境パラメータ、例えば、建物200の外の周囲温度Te210や、外気温・湿度などが外乱として空調設備202の冷却効率に複雑に影響を与える。そのため、上記数学モデルでは、冷却用のコンプレッサ206の消費電力を前もって精度よく予測することは困難であった。
【0007】
また、図18に示す建物200が、さらに大きい建物の内部の空間を仕切って作られた冷蔵倉庫のような部分空間の場合は、空調設備の構成によっては、この部分空間である建物200に対する空調により生じた排熱Qによって周囲温度Te210が上昇する場合もありうる。このため、建物200内の温度を目標温度Ts203に保つために必要となるコンプレッサ206等の空調設備202の消費電力を精度よく予測するためには、空調設備202の運転が周囲温度Te210に与える影響も考慮する必要がある。勿論、建物200を含む大きな建物が空調されていれば、建物200の空調設備202に対する消費電力の予測は容易となるが、一方で大きな建物の空調設備に対する消費電力予測はより複雑となる。
【0008】
以上、空調等のデマンド制御に関しては、妥当な数学的モデルが必ずしも立てられない場合が多々あるため、現状に於いては、予測が困難で、電力会社との契約デマンドを守った中で設備・機器を運転制御しようとするとどうしても運転制御の精度が粗くならざるを得ず、また、基本的に運転員の経験的な勘に頼った運転を行なわざるを得なかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
周囲環境パラメータが外乱として作用するため従来のデマンド予測方法では困難だった、電力会社との契約デマンドを守った設備・機器の運転を可能とするデマンド予測監視手段を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
制御対象プロセスのパラメータのみならず、外気温・湿度など周囲環境パラメータも、ニューラルネットワーク等を用いて学習予測することによって、精度の高い電気設備の消費電力の予測を実現とし、デマンド制御を可能とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施形態を示すデマンド監視システムの全体システム構成図である。
【0013】
デマンド監視システム1の電力入力部10は、電力量計2からの電力量パルス信号2aを用いて、監視対象の電気機器の実績電力情報10aを求め、積算処理部(電力量算出部)40、および学習予測機能部50に前記実績電力情報10aをリアルタイムに与える。
【0014】
一方、プロセスパラメータ入力部20は、設備・機器3からの設備・機器運転状態信号3a、即ち遮断器が接続されている状態(投入状態)あるいは切断されている状態(遮断状態)及び、室温、コンプレッサ回転数・吐出圧力等の信号を入力し、これをプロセスパラメータ情報20aとして、リアルタイムに学習予測機能部50に与える。
【0015】
他方、周囲環境パラメータ入力部30は、外気温・湿度などの周囲環境4から周囲環境状態信号4aを入力し、周囲環境パラメータ情報30aとして、リアルタイムに学習予測機能部50に与える。
【0016】
学習予測機能部50では、所定の監視周期で、次周期以降の使用電力予測値(dw)50aを求める。ここで、この使用電力予測値(dw)50aの予測精度を上げるため、実績電力情報10a、プロセスパラメータ情報20aと周囲環境パラメータ情報30a等の実績情報とともに学習し予測を行う。
【0017】
積算処理部(電力量算出部)40では、電力入力部10において求めた電気機器の実績電力情報10aの積算を行い、現時点Tcまでの実績デマンド情報(Wr)40aを求める。
また、予測開始スイッチ60が投入状態の場合には、学習予測機能部50において求めた使用電力予測値(dw)50aを積算して、デマンド時限終了時点Tmに於ける使用デマンドの予測値(We)40bを求める。
【0018】
積算処理部(電力量算出部)40において求めた実績デマンド情報(Wr)40aと使用デマンドの予測値(We)40bは情報報知部70に送られる。
【0019】
図2に情報報知部70の実施例を示す。
実績デマンド情報(Wr)40aと使用デマンドの予測値(We)40bは、報知用情報作成部71にて報知用情報71aに情報処理され、画面表示用情報作成部74に送られる。また、使用デマンドの予測値(We)40bは、警報判定部72で契約デマンドUを超過しているかどうか判定され、超過していた場合は警報出力部73を介して警報情報73aが画面表示用情報作成部74に送られる。画面表示用情報作成部74では、最終的に電力表示画面75にデマンド監視用画面を出力する際の情報を作成する。電力表示画面75の出力例として、警報情報73aが無かった場合の出力画面例を図16に、警報情報73aがあった場合の出力画面例を図17に示す。
【0020】
図3に、ニューラルネットを利用した学習予測機能部50の1実施例につき示す。
【0021】
学習予測機能部50では、実績電力情報10a、プロセスパラメータ情報20aと周囲環境パラメータ情報30aを、ニューラルネット演算部51の入力ユニット56に入力し、結合ユニット57を介して、出力ユニット58から、監視周期Tjに於ける使用電力予測値(dw)50aを出力する。
【0022】
求めた使用電力予測値(dw)50aは、電力記憶部52に蓄積されていた対応する過去の実績デマンド情報52aと比較処理53にて比較され、その偏差54から入力ユニット56、結合ユニット57、学習予出力ユニット58間の相関関係を学習し、重み係数変更処理55にて、入力ユニット56と結合ユニット57間の結合重み係数57P、結合ユニット57と出力ユニット58間の結合重み係数58Pを逐次更新し、出力を教師信号である実績デマンド情報52aに接近させていく。
【0023】
この手順の繰り返しにより、結合重み係数57P、結合重み係数58Pの変化が収束した後は、図1の予測開始スイッチ60を投入し、使用電力予測値(dw)50aを積算処理部(電力量算出部)40へ入力し、デマンド時限終了時点Tmに於ける使用デマンドの予測値(We)40bを求める。
【0024】
このように制御対象プロセスのパラメータと外気温・湿度など周囲環境パラメータが相互に影響しあうような場合に於いても、ニューラルネットワークを利用し各時点でのパラメータの予測を逐次実行することによって、学習予測が実現でき、精度の高いデマンド監視が可能となる。
【0025】
図4は、本デマンド監視方式の基本的原理につき示してしる。
【0026】
横軸は時間を示し、デマンド監視時間をデマンド監視開始時点0、デマンド監視時限終了時点Tmで示している。通常、このデマンド監視時限としては30分を単位として行われることが多い。即ち、30分をデマンド監視時限の1単位として、この時間が経過したら、次のデマンド監視時限が開始される。
【0027】
縦軸は、デマンド監視時限内における、使用電力量の積算値を示す。
さて、現在を、デマンド監視開始時点からTc経過した時点とする。デマンド開始時点から、現在時点Tcまでの間のデマンドWrは、当該受電設備の使用電力量(実績デマンド)としてカウントされている。
【0028】
デマンド監視システムの主たる目的は、デマンド監視時限終了時点Tmにおける、当該受電設備内での使用電力量合計が、契約デマンドU内に収まっているか否かを予測するものである。もし、使用電力量合計が契約デマンドU内におさまりそうもない場合には、受電設備内の設備・機器類の運転計画を使用電力量を削減するように見直さなければならない。従って、現在時点Tc以降デマンド監視時限終了時点Tmまでの期間での使用電力量を事前に予測し、この総計が、契約デマンドU内に収まるか否かを予想することは、特に電力の大口需要家にとっては重要である。このため、精度の高いデマンド予測が要求されている。本特許の基本原理は、現在時点TcからTc+1までのある単位時間内での使用電力量dwを予測し、これを、Tc時点での実績デマンドWrに加えTc+1時点でのデマンドを予測し、さらに、Tc+1時点からTc+2時点の使用電力量dwを予測し、これを、Tc+1時点での予測デマンド値に加算しTc+2時点での予測デマンドとする。以下、同様の手順で、デマンド監視時限終了時点Tmまでの予測デマンドを順次求めていく。図4の例では、Tm−1時点で、契約デマンドUを逸脱してしまうとの予測結果が出ているので、Tc時点から、Tm時点までの使用電力量を低減するための何らかの対応策が検討されなければならない。
【0029】
図5に、使用電力量dWを予測する方法につき示す。
ここで、このニューラルネットワークは、上記したように、過去の情報(実績情報と予測情報)によりすでに学習され、ニューラルネットワーク内の結合重み係数57P、結合重み係数58Pが調整されているものとする。
【0030】
時点Tcでの、当該受電設備内での使用電力量合計、主要機器類の使用電力量等の実績電力情報10a、プロセスパラメータ情報20a、周辺環境パラメータ30等の実績値を、ニューラルネットワークに入力し、次の監視周期分経過した時点Tc+1のこれら情報の予測を行う。
【0031】
ニューラルネットワークにより、予測された時点Tc+1の上記各種情報を再びニューラルネットワークに入力し、次の監視周期分経過した時点Tc+2のこれら情報の予測を行う。
【0032】
以降、同様にして、ニューラルネットワークが算出した予測値を基に、次の時点の予測を行うことを繰り返すことによって、デマンド監視時限終了時点Tmの上記情報の予測値が得られる。
【0033】
図6は、本発明によるデマンド監視システムの処理の流れを示す処理フロー図である。
【0034】
ブロック100は、電力量計2からの電力量パルス信号2aを入力する処理である。
【0035】
ブロック200はプロセスパラメータ入力部20における、設備・機器3からの設備・機器運転状態信号3aをプロセスパラメータ情報20aに変換する処理である。
【0036】
ブロック300は周囲環境パラメータ入力部30における、周囲環境4からの周囲環境状態信号4aを周囲環境パラメータ情報30aに変換する処理である。
【0037】
ブロック400は、実績電力情報10a、プロセスパラメータ情報20aと周囲環境パラメータ情報30aから、学習予測機能部50にて、使用電力予測値(dw)50aを求める処理である。
【0038】
ブロック500は、求めた監視周期に於ける使用電力予測値(dw)50aとその監視周期に於ける実績デマンド情報52aとの偏差から学習を行い、図3で示した結合重み係数57P、結合重み係数58Pの値を逐次更新していく処理である。
【0039】
ブロック600は、結合重み係数57P、結合重み係数58Pの変化が収束したか否かによって学習が完了したか否かを判断する処理である。
【0040】
もし、ブロック600にて学習が完了したと判断された場合は、ブロック700にて予測開始スイッチ60の投入を行い使用電力予測値(dw)50aを予測値として出力する。
【0041】
ブロック800に於いては、ブロック400で求めた使用電力予測値(dw)50aを積算処理部(電力量算出部)40で積算し、現時点Tcまでの実績デマンド情報(Wr)40aと加算し、デマンド時限終了時点Tmに於ける使用デマンドの予測値(We)40bを求める。
【0042】
ブロック900に於いては、デマンド時限終了時点Tmに於ける使用デマンドの予測値(We)40bと契約デマンドUとを比較し、デマンド時限終了時点Tmに於ける使用デマンドの予測値(We)40bが契約デマンドUを超えた場合は、ブロック1100で、例えば図17に示すようなディスプレイ画面形式によって、ディスプレイ装置上に警報を表示する。
【0043】
デマンド時限終了時点Tmに於ける使用デマンドの予測値(We)40bが契約デマンドUを超えない場合は、ブロック1000に於いて、例えば図16に示すようなディスプレイ画面形式によって、ディスプレイ装置上に表示される。
【0044】
これにより、現時点までの実績デマンド情報(Wr)40aとデマンド時限終了時点Tmに於ける使用デマンドの予測値(We)40bの容易かつ高精度での監視が可能となる。
【0045】
図7は、本発明になる第2の実施例を説明するための図である。図1に示した前述の実施形態の学習予測機能部50内部を、プロセスパラメータ・周囲環境パラメータ学習予測機能部80と、使用電力学習予測機能部90の2つの学習予測機能部に分け、各々の学習予測機能を分離したものである。
【0046】
図7に基づく具体的な構成例として、学習予測機能にニューラルネットを利用したシステムにつき図8に示す。
【0047】
学習予測機能部50におけるプロセスパラメータ・周囲環境パラメータ学習予測機能部80は、主としてプロセスパラメータ情報と周囲環境パラメータ情報を学習し予測するパラメータ予測ニューラルネット演算部81と、予測したプロセスと周囲環境のパラメータ予測値を保存するパラメータ予測値保存ファイル82よりなる。
【0048】
使用電力学習予測機能部90は、主として使用電力予測ニューラルネット演算部91よりなる。
【0049】
パラメータ予測ニューラルネット演算部81では、プロセスパラメータ情報20aと周囲環境パラメータ情報30aの時点Tcまでのデータを基に、それ以降の上記パラメータを予測し、その結果につきさらに学習していく。
【0050】
なおここで、パラメータ予測ニューラルネット演算部81では予め、図9に示すように、プロセスパラメータ及び周囲環境パラメータの時限Tjに於ける実績値に基づく時点Tj+1に於ける予測値と時限Tj+1に於ける実績値を比較処理83にて比較し、偏差84に基づき、重み係数変更処理85にて、入力ユニット86と結合ユニット87の結合重み係数87P及び結合ユニット87と出力ユニット88の結合重み係数88Pを調整して置く。このように、すでに実績値が得られた現時点以前の実績データとその各時点で得られた予測データとを照合し、結合重み係数を学習させておくことにより、Tj時点のパラメータとTj+1時点でのパラメータの相関とプロセスパラメータ・周囲環境パラメータ間相互の相関を予め学習して置くことが可能である。
【0051】
パラメータ予測ニューラルネット演算部81における予測手順につき、図10に示す。パラメータ予測ニューラルネット演算部81は、現時点Tcの次の監視周期Tc+1時点のプロセスパラメータ・周囲環境パラメータを予測する。このTc+1時点でのパラメータ予測データを元にさらに、Tc+2時点でのパラメータの予測を行う。これを順次、繰り返すことによって、Tc+1時点からTm時点までのパラメータの予測値が求まるが、この順次予測された予測値81aは、パラメータ予測値保存ファイル82に保存される。
【0052】
使用電力量の予測は、もう一つのニューラルネットワークである、使用電力予測ニュウーラルネット演算部91にて行われる(図8)。
【0053】
使用電力予測ニュウーラルネット演算部91では、実績電力情報10aに加えて、上記プロセスパラメータと周囲環境パラメータのパラメータ予測値保存ファイル82に保存されている次監視周期Tc+1時点からデマンド時限終了時点までのパラメータの予測データ82aを受け取り、それを元に次監視周期Tc+1時点からデマンド監視時限終了時点Tmまでの使用電力予測を行い、使用電力予測値(dw)50aを順次求める。
【0054】
このように制御対象プロセスのパラメータ及び外気温・湿度など周囲環境パラメータが相互に影響しあう場合は、プロセスパラメータ及び周囲環境パラメータを予測するパラメータ予測ニューラルネット演算部81と使用電力量を予測する使用電力量予測ニューラルネット演算部91を独立に構成することにより、ニューラルネット演算のパラメータ間の相関関係の個数を減じ演算処理の簡素化を図ると共に、パラメータの追加・削除等の処理の保守が容易となる。
【0055】
図11に、本実施例におけるデマンド監視システムにおける使用電力予測の処理に関わる流れにつき特徴的な点のみしめす。基本的に図6で示した処理フロー図において、ブロック400とブロック500に関わる部分だけが、第1の実施例における処理フローと異なる点である。
即ち、ブロック410のパラメータ予測とブロック510のパラメータ学習、ブロック420の使用電力予測とブロック520の使用電力学習よりなる。
【0056】
図12は、本発明になる第3の実施例を説明するための図である。図7に示した前述の実施形態のプロセスパラメータ・周囲環境パラメータ学習予測機能部80内部を、パラメータ実績値保存ファイル100、各々のパラメータ毎にニューラルネット演算を行うパラメータ予測ニューラルネット演算部110及び予測されたパラメータを保存するパラメータ予測値保存ファイル120にて構成したものである。
【0057】
プロセスパラメータ情報20a、周囲環境パラメータ情報30aは、パラメータ実績値保存ファイル100に保存される。
パラメータ実績値保存ファイル100に保存されたパラメータ実績値情報100aは、各々のパラメータ毎にニューラルネット演算され、パラメータ予測結果情報110aは予測値保存ファイル120に保存される。
【0058】
使用電力予測ニューラルネット演算部91では、実績電力情報10aと、予測値保存ファイル120に保存されたパラメータの予測データ120aを用い、学習・予測を行う。
【0059】
図8で示した第2の実施例におけるパラメータ予測ニューラルネット演算部81と、図12で示した第3の実施例におけるパラメータ予測ニューラルネット演算部110との大きな違いは、後者が、プロセスパラメータ、周囲環境パラメータの各パラメータ単位に学習予測を行う方式としている点にある。
【0060】
パラメータ予測ニューラルネット演算部110における予測手順につき、図13に示す。パラメータ予測ニューラルネット演算部110は、現時点Tcまでの実績値をベースにそれ以降の監視周期Tc+1、Tc+2、Tc+3、、、時点でのプロセスパラメータ・周囲環境パラメータ各々を各々のニューラルネットにて予測する。これによりTc+1時点からTm時点までの各々のパラメータの予測値が求まるが、この順次予測されたパラメータ予測結果情報110aは、パラメータ予測値保存ファイル120に保存される。
【0061】
なお図14を用い、パラメータ予測ニューラルネット演算部110の中のあるパラメータnに関するパラメータ予測ニューラルネット演算部の動作につき概略説明する。時限Tjに於けるパラメータnの実績値に基づく時点Tj+1に於けるパラメータnの予測値と、時限Tj+1に於けるパラメータnの実績値は比較処理113にて比較され、 この偏差114に基づき、重み係数変更処理115は、入力ユニット116と結合ユニット117の結合重み係数117P及び結合ユニット117と出力ユニット118の結合重み係数118Pを調整する。
【0062】
このように、すでに実績値が得られた現時点以前の実績データとその各時点で得られた予測データとを照合し、結合重み係数を学習させておくことにより、Tj時点のパラメータとTj+1時点でのパラメータの相関を予め学習して置くことが可能である。
【0063】
図15に、本第三の実施例におけるデマンド監視システムにおける使用電力予測の処理に関わる流れにつき特徴的な点のみしめす。基本的に図6で示した処理フロー図において、ブロック400とブロック500に関わる部分だけが、第1の実施例における処理フローと異なる点である。
即ち、ブロック410のプロセスパラメータ予測とブロック510のプロセスパラメータ学習、ブロック411の周囲環境パラメータ予測とブロック511の周囲環境パラメータ学習、ブロック420の使用電力予測とブロック520の使用電力学習よりなる。
【0064】
使用電力量の予測に必要なパラメータ相互に独立性が強い場合は、各々のパラメータの推移を予測するニューラルネット演算処理を組み合わせることによって、使用電力量の予測が可能となるため、ニューラルネット演算のパラメータ間の相関関係の個数を大幅に減じ演算処理の簡素化を図ると共に、パラメータの追加・削除等の処理の保守が容易となる。
【0065】
また、本方式は、基本的に小型のニューラルネットを複数備え、各々独立に学習・予測を行わせる方式のため、上記学習予測機能の分散処理が可能となり、演算処理の点でも有利となる。
【0066】
なお、上記した第1から第3の実施例では、学習予測機能として、ニューラルネットによる学習予測機能を例にとって説明したが、勿論、物理モデルで精度良い推定ができるパラメータに対しては、この物理モデルにおけるパラメータチューニングに学習機能を用い、チューニングされた結果に基づき、予測データを求めることも可能である。
【0067】
さらに、ニューラルネットを利用した予測と、物理モデルによる予測を混用することも一向に構わない。
【0068】
以上、現時点以降の使用電力量予測を、過去の実績値と過去の予測値を基に学習させたニューラルネットあるいは物理モデルを用い行うことにより、精度良い予測が可能となり、デマンド監視精度が向上し、きめ細かなデマンド制御が可能となる。
【0069】
【発明の効果】
本発明に依れば、種々の周囲環境パラメータが外乱として複雑にプロセスパラメータに影響を及ぼして明確な数学モデルが容易に得られない受変電設備に於いても、精度の高いデマンド予測が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施形態を示すデマンド監視システムの全体システム構成図である。
【図2】本発明による一実施形態における情報報知部の一例を示す情報報知部機能構成図である。
【図3】本発明による一実施形態における学習予測機能部を、ニューラルネットワークを利用して実現した場合の一例を示す機能構成図である。
【図4】本発明による一実施形態における学習予測機能に基づいた、デマンド監視方式の基本的原理を説明するための図である。
【図5】本発明による一実施形態におけるニューラルネットワークを利用した学習予測機能により使用電力量を予測する手順を示す説明図である。
【図6】本発明による一実施形態を示すデマンド監視システムの処理の流れを示す処理フロー図である。
【図7】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第二の実施例を示す機能構成図である。
【図8】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第二の実施例において、学習予測機能をニューラルネットワークの適用により実現した場合の構成図である。
【図9】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第二の実施例におけるパラメータ予測ニューラルネット演算部の機能構成図である。
【図10】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第二の実施例におけるパラメータ予測ニューラルネット演算部の予測手順を示す説明図である。
【図11】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第二の実施例における使用電力予測の処理の流れを示す処理フロー図である。
【図12】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第三の実施例において、学習予測機能をニューラルネットワークの適用により実現した場合の構成図である。
【図13】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第三の実施例におけるパラメータ予測ニューラルネット演算部の予測手順を示す説明図である。
【図14】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第三の実施例におけるパラメータ予測ニューラルネット演算部の機能構成図である。
【図15】本発明による一実施形態における学習予測機能部の第三の実施例における使用電力予測の処理の流れを示す処理フロー図である。
【図16】本発明による一実施形態を示すデマンド監視システムの電力表示画面のうちのデマンド監視画面例である。
【図17】本発明による一実施形態を示すデマンド監視システムの電力表示画面のうちの警報メッセージ付のデマンド監視画面例である。
【図18】本発明が適用される一般的な空調制御設備の構成示す図である。
【符号の説明】
1・・・・・・デマンド監視システム、
2・・・・・・電力量計、
2a・・・・・電力量パルス信号、
3・・・・・・設備・機器、
3a・・・・・設備・機器運転状態信号、
4・・・・・・周囲環境、
4a・・・・・周囲環境状態信号、
10・・・・・電力入力部、
10a・・・・実績電力情報、
20・・・・・プロセスパラメータ入力部、
20a・・・・プロセスパラメータ情報、
30・・・・・周囲環境パラメータ入力部、
30a・・・・周囲環境パラメータ情報、
40・・・・・積算処理部(電力量算出部)、
40a・・・・実績デマンド情報(Wr)、
40b・・・・使用デマンドの予測値(We)、
50・・・・・学習予測機能部、
50a・・・・使用電力予測値(dw)、
51・・・・・ニューラルネット演算部、
52・・・・・電力記憶部、
52a・・・・実績デマンド情報、
53・・・・・比較処理、
54・・・・・偏差、
55・・・・・重み係数変更処理、
56・・・・・入力ユニット、
57・・・・・結合ユニット、
57P・・・・結合重み係数(入力ユニット−結合ユニット間)、
58・・・・・出力ユニット、
58P・・・・結合重み係数(結合ユニット間−出力ユニット間)、
60・・・・・予測開始スイッチ、
70・・・・・情報報知部、
71・・・・・報知用情報作成部、
71a・・・・報知用情報、
72・・・・・警報判定部、
73・・・・・警報出力部、
73a・・・・警報情報、
74・・・・・画面表示用情報作成部、
75・・・・・電力表示画面、
80・・・・・プロセスパラメータ・周囲環境パラメータ学習予測機能部、
81・・・・・パラメータ予測ニューラルネット演算部、
81a・・・・パラメータ予測結果情報
82・・・・・パラメータ予測値保存ファイル、
82a・・・・パラメータの予測データ、
83・・・・・比較処理、
84・・・・・偏差、
85・・・・・重み係数変更処理、
86・・・・・入力ユニット、
87・・・・・結合ユニット、
87P・・・・結合重み係数、
88・・・・・出力ユニット、
88P・・・・結合重み係数、
90・・・・・使用電力学習予測機能部、
91・・・・・使用電力予測ニューラルネット演算部、
100・・・・パラメータ実績値保存ファイル、
100a・・・パラメータ実績値情報、
110・・・・パラメータ予測ニューラルネット演算部、
110a・・・パラメータ予測結果情報、
113・・・・比較処理、
114・・・・偏差、
115・・・・重み係数変更処理、
116・・・・入力ユニット、
117・・・・結合ユニット、
117P・・・結合重み係数、
118・・・・出力ユニット、
118P・・・結合重み係数、
120・・・・パラメータ予測値保存ファイル、
120a・・・パラメータの予測データ、
200・・・・建物、
201・・・・室温、
202・・・・空調設備、
203・・・・目標温度、
204・・・・偏差、
205・・・・制御指令値演算、
206・・・・コンプレッサ、
207・・・・膨張弁、
208・・・・コンプレッサ出力制御指令、
209・・・・膨張弁開度制御指令、
210・・・・周囲温度。

Claims (7)

  1. 少なくとも一つ以上の電気機器を負荷として含む受変電設備において、前記電気機器の運転状態を示す少なくとも一つ以上のプロセスパラメータ及び前記電気機器の運転状態に外乱要因として影響を及ぼす可能性のある少なくとも一つ以上の周囲環境パラメータの少なくとも一方と、前記受変電設備内の総消費電力、或いは前記総消費電力及び少なくとも一つ以上の前記電気機器毎の個別の消費電力の過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測する学習予測機能を有し、デマンド時限終了時点での前記受変電設備内の総消費電力量、或いは前記総消費電力量及び少なくとも一つ以上の前記電気機器の個別の消費電力量を予測し、少なくとも前記総消費電力量予測値を報知する機能を有することを特徴とするデマンド監視システム。
  2. 少なくとも一つ以上の電気機器を負荷として含む受変電設備において、前記電気機器の運転状態を示す少なくとも一つ以上のプロセスパラメータ及び前記電気機器の運転状態に外乱要因として影響を及ぼす可能性のある少なくとも一つ以上の周囲環境パラメータの過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測するパラメータ学習予測機能と、前記受変電設備内の総消費電力、或いは前記総消費電力及び少なくとも一つ以上の前記電気機器毎の個別の消費電力の過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測する使用電力学習予測機能を有し、前記パラメータ学習予測機能により予測した前記プロセスパラメータ及び前記周囲環境パラメータの予測値を用い、前記使用電力学習予測機能によりデマンド時限終了時点での前記受変電設備内の総消費電力量、或いは前記総消費電力量及び少なくとも一つ以上の前記電気機器の個別の消費電力量を予測し、少なくとも前記総消費電力量予測値を報知する機能を有することを特徴とするデマンド監視システム。
  3. 少なくとも一つ以上の電気機器を負荷として含む受変電設備において、少なくとも一つ以上の前記電気機器の運転状態を示すプロセスパラメータの過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測するプロセスパラメータ学習予測機能と、少なくとも一つ以上の前記電気機器の運転状態に外乱要因として影響を及ぼす可能性のある周囲環境パラメータの過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測する周囲環境パラメータ学習予測機能の少なくとも一方と、前記受変電設備内の総消費電力、或いは前記総消費電力及び少なくとも一つ以上の前記電気機器毎の個別の消費電力の過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測する使用電力学習予測機能を有し、前記プロセスパラメータ学習予測機能及び周囲環境パラメータ学習予測機能により予測された前記プロセスパラメータの予測値或いは前記周囲環境パラメータの予測値の少なくとも一方を用い、前記使用電力学習予測機能によりデマンド時限終了時点での前記受変電設備内の総消費電力量、或いは前記総消費電力量及び少なくとも一つ以上の前記電気機器の個別の消費電力量を予測し、少なくとも前記総消費電力量予測値を報知する機能を有することを特徴とするデマンド監視システム。
  4. 少なくとも一つ以上の電気機器を負荷として含む受変電設備において、前記電気機器の運転状態を示すプロセスパラメータ個々の過去の時間的変化を個別に学習し今後の推移を予測する個別プロセスパラメータ学習予測機能と、前記電気機器の運転状態に外乱要因として影響を及ぼす可能性のある周囲環境パラメータ個々の過去の時間的変化を個別に学習し今後の推移を予測する個別周囲環境パラメータ学習予測機能と、前記プロセスパラメータ及び前記周囲環境パラメータに属するパラメータの少なくとも二つ以上のパラメータの過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測する複合パラメータ学習予測機能の少なくとも一つ以上の前記学習予測機能で学習予測されたパラメータを用い、前記受変電設備内の総消費電力、或いは前記総消費電力及び少なくとも一つ以上の前記電気機器毎の個別の消費電力の過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測する使用電力学習予測機能を有し、前記使用電力学習予測機能によりデマンド時限終了時点での前記受変電設備内の総消費電力量、或いは前記総消費電力量及び少なくとも一つ以上の前記電気機器の個別の消費電力量を予測し、少なくとも前記総消費電力量予測値を報知する機能を有することを特徴とするデマンド監視システム。
  5. 少なくとも一つ以上の電気機器を負荷として含む受変電設備において、前記受変電設備内の総消費電力、或いは前記総消費電力及び少なくとも一つ以上の前記電気機器の個別の消費電力につき過去の時間的変化を学習し今後の推移を予測する学習予測機能を有し、デマンド時限終了時点での前記受変電設備内の総消費電力量、或いは前記総消費電力量及び少なくとも一つ以上の前記電気機器の個別の消費電力量を予測し、少なくとも前記総消費電力量予測値を報知する機能を有することを特徴とするデマンド監視システム。
  6. 請求項1、2、3、4又は5における学習予測機能として、ニューラルネットワークを用いたことを特徴とする、デマンド監視システム。
  7. 請求項1、2、3、4又は5における学習予測機能として、物理モデルに基づく学習予測方式、及びニューラルネットワークを用いた学習予測方式を組み合わせて用いたことを特徴とする、デマンド監視システム。
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