JP2004295955A - ディジタル信号記録再生装置及びディジタル信号記録再生方法 - Google Patents

ディジタル信号記録再生装置及びディジタル信号記録再生方法 Download PDF

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智之 野中
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Abstract

【課題】プライバシーと著作権を両立して保護するディジタル信号記録再生装置の提供。
【解決手段】記録時には、入力端子109より識別情報が入力された場合は、該識別情報を付加して、入力端子101より入力されたディジタル信号を記録媒体115に記録し、識別情報が入力されない場合は、固定値113を付加して、記録媒体に記録する。また、再生時には、入力端子109から識別情報が入力された場合は、該識別情報と記録媒体115から再生されたディジタル信号に付加された識別情報が一致した場合のみディジタル信号を出力端子106から出力し、外部から識別情報が入力されない場合は、固定値113と再生されたディジタル信号に付加された識別情報が一致した場合のみ出力する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル信号を記録媒体に記録再生するディジタル信号記録再生装置及び方法関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、「ディジタル放送のコンテンツを録画しておくことができ、正当権利者のみが録画されたコンテンツを再生することができるようにしたディジタル放送の録画におけるコンテンツ保護方法を提供すること」を目的として、「受信した番組を暗号化して録画する際、該暗号化する鍵を、正当権利者が有する携帯装置に格納された情報に基づいて生成する」技術が開示されている。
【0003】
また、特許文献2には、「他人による番組の消去や視聴を防止できるディジタルテレビ放送記録装置を提供すること」を目的として、「複数の各視聴者に固有の視聴者情報を入力する入力部と、所定の視聴者の視聴者情報を記憶する視聴者情報記憶部と、入力部に入力された視聴者情報と視聴者情報記憶部に記憶された視聴者情報とを比較して視聴者を識別する視聴者情報識別部とを備え、視聴者情報識別部の識別結果に応じて番組の記録、再生または消去を制限する」技術が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2003−8567公報
【特許文献2】
特開2001−94928公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1記載の発明は、コンテンツに対しての著作権保護に関するものであり、ディジタル信号記録再生装置をシェアした場合に、各人が記録したコンテンツに対し、他者が再生してしまうことが可能である為、プライバシーを保護したい使用者に対して、考慮されない課題がある。
【0006】
一方、特許文献2記載の発明は、記録したコンテンツを再生若しくは消去するユーザを限定することができ、プライバシーを保護することは可能となるが、装置ごとに記録されたコンテンツの再生制御をすることができず、著作権保護が十分に図れないという課題がある。
【0007】
本発明の目的は上記課題を解決し、著作権保護と併せてプライバシー保護を達成する装置と方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的は特許請求の範囲に記載された発明によって達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき図面を用いて説明する。同一機能を示すものについては、同一番号を付し、説明を省略する。
【0010】
図1は、本発明に係るディジタル信号記録再生装置の第1の実施の形態を示す構成図である。ディジタル信号は、入力端子101から入力し、暗号制御部102はディジタル信号を暗号化する。記録制御部103は暗号化されたディジタル信号を第1の記録媒体115に記録する。再生制御部104は第1の記録媒体からディジタル信号を再生する。復号制御部105は再生された暗号化ディジタル信号の復号を行い、出力端子106から出力する。第2の記録媒体107は各制御部に対しての処理内容などを記憶するもので、例えば、フラッシュメモリ等である。制御回路108は暗号復号処理や記録再生処理等の制御を行うもので、例えば、マイクロプロセッサ等である。受光部109は、外部のリモコン等から送信された制御内容を受信する。リモコンI/F111は受光部110からの赤外線信号をディジタル信号に変化させる。制御信号入力端子112はディジタル信号記録再生装置の操作パネルに取り付けられる。レジスタ113は鍵情報の一つとなる固定値を記憶する。この値は装置固有のものとし、ユーザはこれを変更できない。切換部114は、リモコンI/F111,入力端子112,レジスタ113からの信号を切換えて暗号制御部等へ出力する。
【0011】
第1の記録媒体115は、ディジタル信号を記録する例えばハードディスクが好適である。記録媒体はハードディスクドライブだけでなく、DVD−RAM等の光ディスクでも構わない。
また、記録媒体115には、暗号化するための情報の一部を記録しても良い。ここで、ディジタル信号記録再生装置100は、記録装置と再生装置が一体の構成となっているが、記録装置と再生装置とが独立した構成としても構わない。
【0012】
図2は、上記第1の実施の形態で述べた本発明のディジタル信号記録再生装置を適用したディジタル衛星放送受信機(STB)の構成図である。
チューナ部406は、記録媒体115に記録を行うプログラムが多重化されている1トランスポンダ周波数を選択し、この選択された1トランスポンダ内のビットストリームを復調部407に出力するものである。復調部407は、チューナ406から入力されたビットストリームの復調及び誤り訂正を行い、MPEG2−TSに変換し、これをフィルタリング部408に出力するものである。フィルタリング部408は、復調部407から入力されたMPEG2−TSより、1プログラムのオーディオとビデオのPESパケットを分離化し、ディジタル信号記録再生装置100の入力端子101に供給する。
このMPEG2−TSを平文とし暗号化制御部102にて暗号化し、記録制御部103を介して、記録媒体115に記録する。
【0013】
ここで、記録したコンテンツの再生に関してプライバシーを保護したい使用者に対して、他者が再生不能とした制御を実現するには、鍵情報を各記録者によって変更し、暗号化を行う暗号鍵を変更することにより実現できる。
【0014】
図3は、図1、図2における暗号制御部102の詳細図であり、図4は鍵生成部205の詳細図である。
鍵情報201,202,203はそれぞれ異なるものであり、例えば、前記記録媒体115,107に内蔵された固有情報などが相当する。また、制御回路111にて乱数演算した値や、乱数発生器にて演算した乱数を用いても構わない。これら複数の鍵情報の一つを上記特定者による再生機能用に割り付ける。記録設定者ごとの鍵情報を入力端子204から与え、鍵生成部205にて、第1のレジスタ212に鍵情報を保持する。前記レジスタ212の値から、ハッシュ関数演算器213にてハッシュ関数を演算する。ハッシュ関数は、その出力結果から、入力データが類推困難な関数であり、暗号鍵から、秘密情報である鍵情報は求められない。前記ハッシュ関数演算器213の出力を第2のレジスタ214に保持し暗号鍵とする。ここで鍵情報の例としては、128ビットの鍵情報1と8ビットの鍵情報2と4ビットの鍵情報3と16ビットの鍵情報4を合成した156ビットが、ハッシュ関数演算器212に供給される。前記ハッシュ関数演算器213では、この158ビットをハッシュ演算し演算結果のうちの例えば56ビットを抜出し鍵とする。本発明においては、前記鍵情報の数と合成の方法及び、ビット幅については、特に限定はしない。
206は入力端子であり、平文であるMPEG2−TSが前記入力端子101から供給され、暗号器207にて暗号化され、出力端子208より暗号化された信号を出力する。
【0015】
この構成にて上記特定者による再生機能用鍵情報を、リモコンからの入力とする。記録設定は、リモコンによる番組コードの入力、または画面上に表示されたEPG(電子番組ガイド)から番組コードを選択することが一般的である。この記録設定時に、番組情報とともに再生保護用の情報を例えば数字キー4桁の書式として、リモコンを介してディジタル信号記録再生装置400に入力する。受光部402はこのリモコン信号を受信し、例えば赤外線信号をディジタル信号に変換し、リモコンI/F部111で解析した後、記録、再生などの制御信号情報を制御回路105に伝送しつつ、鍵情報は切換部114に伝送する。リモコンI/F111から鍵情報を検出時には、制御回路108は同時に切換部114をリモコンI/F111からの鍵情報を選択し、暗号制御部102に設定する制御を行う。この構成により暗号鍵は記録設定者のみ知り得る鍵情報を入力しないかぎり再現は不能となる。
【0016】
なお、ここで、記録設定者の鍵情報及び固定値の両方を用いて鍵を生成しても良い。ユーザ及び装置を併せて制限することで、著作権保護を図ると共にプライバシーの保護を図ることができる。
【0017】
図3に図示したように、装置制限のための暗号化回路とユーザ制限のための暗号回路を一部共有する構成をとることで、装置制限を実現する装置に新たにユーザ制限のための暗号化回路を設ける必要はなく、装置のコストダウンに繋がる。
【0018】
また、記録設定者が他のユーザに対して、再生を許可する場合は、リモコンによる鍵情報の入力を省略し、レジスタ113に格納された固定値を使用することで、切換部114からの鍵情報は常に暗号制御部102に供給でき、鍵情報が不定になることを防止できる。さらに、再生装置を制限することができ、著作権保護を図ることができる。なお、入力されてくるディジタル信号に含まれるコピー制御情報等を用いて、固定値の使用の可否を定めるようにしてもよい。こうすることで、フリーのコンテンツ等は何ら制限をかけることなく記録することができる。
【0019】
上記構成にて暗号化され記録したコンテンツを再生し復号する処理につき説明する。図5は、複数の鍵情報を使用し、復号鍵を演算する復号制御部105の構成図であり、鍵生成部205は図3と同一の構成例を示す。
【0020】
まず信号の流れとしては、再生すべき記録媒体115に記録された暗号文を再生制御部104により検索し読み出す。次に復号制御部105において、記録時と同じく複数の鍵情報をもとにハッシュ関数を演算し、生成した復号鍵を復号器210に設定し、暗号文の復号を行う。この復号鍵の生成においても記録と同様に、リモコンから鍵情報を使用する。この切換部114から与えられる鍵情報以外は、設定者による変更は不可能であるため、再生制御者が記録時に設定した鍵情報を入力することにより、暗号鍵と復号鍵が一致し正確な復号が可能となる。
【0021】
鍵情報が異なる場合は、暗号鍵と復号鍵は異なる値が生成されるため、正確な復号が不可能となり、記録設定者以外の再生を防ぐことができる。なお、このときは記録媒体115に記録されたコンテンツに関しては当然ながら暗号化されており、著作権保護も実現できている。
【0022】
この複合化されたMPEG2TSはタイミング調整部409にて、再生出力の時刻管理情報であるPTS(Presentation Time Stamp)がMPEGシステムの基準復号器内部のSTC(System Time Clock)と一致したときに、そのアクセス・ユニットを再生出力する。
【0023】
前記タイミング調整部304の出力はA/Vデコーダ305に供給される。A/Vデコーダ305は、入力されたオーディオとビデオのPESパケットデータをデコードし、ビデオデータはディジタルエンコーダ306に、オーディオデータはオーディオDAC307にそれぞれ出力する。ディジタルエンコーダ306は、A/Vデコーダ305から受け取ったビデオデータをテレビ出力信号に変換し、外部に出力端子309を介して出力する。オーディオDAC307は、A/Vデコーダ305から受け取ったオーディオデータをアナログ信号に変換し、外部に出力端子310を介して出力する。
【0024】
以上の説明では、リモコンにて鍵情報を入力する例について説明を行ったが、ディジタル信号記録再生装置に操作パネルなどに据え付けられたチャンネル切換ボタンなどの外部入力端子112からの入力を併用しても、同様な効果を得ることが可能である。
【0025】
次に、再生者を限定した記録再生制御方法につき、図6から図9を用い説明する。
図6は、ディジタル信号が記録媒体115に記録される記録形式の一例を示す図である。図7は、暗号化記録の制御方法を示すフローチャートである。図8は、復号化再生の制御方法を示すフローチャートである。図9は、ディジタル信号記録再生装置100に記録及び再生されるコンテンツと記録媒体115に記録されたデータを示す図である。図中(a)が切換部から得られる鍵情報,(b)が暗号鍵,(c)が切換部の制御信号,(d)が記録媒体105に記録されたコンテンツ、(e)が再生時の切換部の制御信号,(f),(f)’が復号鍵,(g),(g)’が再生されたコンテンツを示す。ここで、Program4,7,8が鍵情報を外部から与えた状態となっている。
【0026】
まず、記録制御について説明する。
ディジタル信号記録再生装置100は、リモコンや操作パネルボタンなどの外部入力からのユーザ入力を待ち状態(S101)になっている。ユーザからの外部入力を検出し、記録開始であれば制御回路108を、記録制御に遷移し(S102)、記録制御部103を介して、記録媒体115に記録するための管理情報領域301とデータ領域306を設定する(S103)。記録媒体115には前記管理情報領域301と、前記データ領域306に分け記録を行う。管理情報領域301はさらに、暗号化ディジタル信号のファイル番号を記録するファイル番号領域302と、鍵情報を固定値113か、入力された鍵情報を用いたかを示す、再生者限定の有無を格納する再生限定領域303と、前記暗号データが格納されているデータ領域306のアドレスを格納するアドレス領域304から構成され、管理情報に対応した暗号化ディジタル信号がアドレス領域304の示すデータ領域306に記録される。記録が継続されるごとに管理情報301とデータ領域306が、307、308、…316というように追加されていく。
【0027】
次に制御回路108は、実行する記録が再生限定有りの記録を行うかを検出し (S104)、ユーザが限定再生を選択した場合、切換部114は入力端子111を選択するよう制御する(S105)。図6中のファイル番号4,7,8が設定を行った記録に該当する。制御回路108は、入力部109に例えば4桁の数値が入力されるまで待機する(S106)。入力部109にユーザにより鍵情報が入力をされた時点で、鍵生成器205のレジスタ212に鍵情報が保持される(S107)。一例として、鍵情報4:204をユーザが入力した鍵情報とし、鍵情報は9999,7777とする。ここで、限定再生を選択しなかった場合は、固定値113の値が鍵情報4:204として保持される。図6中のファイル番号1,2,5及びファイル番号6が設定を行わなかった記録に該当し、固定値は1234となる。
【0028】
次に、レジスタ212に保持された鍵情報を、ハッシュ関数演算器213にて演算し記録鍵を生成する(S108)。
【0029】
前記記録鍵を暗号器207に設定(S109)したことをトリガとして、入力端子101から受信したMPEG2−TSを暗号化して、記録制御部103により、記録媒体115の管理情報領域301の先頭アドレス格納領域306が示すデータ領域307に記録する(S110)。記録終了時(S111)には、再生者を限定した記録を行っていたかを確認し(S112)、切換部114をレジスタ113に戻した状態にし(S113)、記録を終了する(S114)。
【0030】
次に、再生制御について説明する。
ディジタル信号記録再生装置100は、リモコンや操作ボタンなどの外部入力からのユーザ入力を待ち状態(S201)になっている。外部入力から信号を検出し、再生開始であればまず制御回路108を、再生制御に遷移し(S202)、再生制御部104を介して、記録媒体115に記録された管理情報領域301を検索する(S203)。ここで、該当するファイル番号に対応した再生限定機能領域303を参照し(S204)、再生者限定の状態であれば、ユーザに限定再生機能であることを通知し(S205)、切換部114を入力端子109に制御する(S206)。制御回路108は、入力部109に例えば4桁の数値が入力されるまで待機する(S207)。入力部109にユーザによる鍵情報が入力をされた時点で、鍵生成器205のレジスタ212に鍵情報が保持される(S208)。設定された鍵情報をもとに復号鍵を生成し(S209)、復号器210の鍵として設定する(S210)。
【0031】
復号鍵が設定された時点からアドレス領域304の示す、暗号化ディジタル信号を記録媒体115から読み出し、順次復号を行っていく(S211)。
【0032】
再生時に、鍵情報を正確に入力した例が(f)であり、Program4,7,8において記録時と同じ鍵情報を入力している為、暗号鍵と復号鍵が一致し復号ができる。(f)’は鍵情報を正確に入力できなかった場合の例であり、鍵情報が記録時と別な為、暗号鍵と復号鍵が一致せず、再生したコンテンツを正確に復号することはできない。この構成により、ユーザがそれぞれ鍵情報を入力することで、記録したコンテンツに対して他者が容易に再生することが不可能となる。再生を終了する場合(S212)も記録時と同様に、再生者を限定した再生を行っていたかを確認し(S213)、切換部114をレジスタ113に戻した状態にし(S214)、再生を終了する(S215)。
【0033】
次に、図10は、本発明の第2の実施の形態におけるSTBの構成を示す図である。ディジタル信号記録再生装置の再生信号を無線LANにより送信し、別の部屋で受信し視聴した場合に対して、再生者を限定した例である。ディジタルエンコーダ411のテレビ出力信号とオーディオDAC412からのアナログオーディオデータ信号を無線LANI/F413にて、外部モニタへ例えば、伝送速度11MbpsのIEEE802.11b無線LAN方式のパケット構成に変換して、無線送受信部414を介して、無線通信を行うものである。この例において、無線LANI/F413は、再生信号を送信すると同時にリモコン制御信号及び鍵情報を受信する構成とする。無線送受信部414を介して、無線LANI/F413にて、受信した鍵情報は制御回路108が検出し、切換部114に設定する。この鍵情報により、暗号鍵を設定し、暗号化記録を行えると同時に、復号鍵の鍵情報を与え、再生を行うことが可能となる。
【0034】
図11は、本発明の第3の実施の形態におけるSTBの構成を示す図である。テレビ出力415,416と前述した無線LANインタフェース413と双方を持ち合わせた例である。この構成においては、テレビ出力が接続されたユーザは、リモコンからの入力にて鍵情報を設定する。また、無線LANにて受信しているユーザは、無線LANI/F413を介して鍵情報を設定する。これによりそれぞれのコンテンツに対して独立した鍵情報を設定できる。暗号制御部106,復号制御部105は2系統必要となるが、時分割処理することにより1系統で実現できる。この構成により、例えば、ディジタル信号記録再生装置100を据え置きにし、1台のモニタへテレビ出力を接続しリモコンにて制御を行う。同時に無線LANにて別の部屋のモニタを視聴し、鍵情報を無線LAN経由にて設定が可能となる。これはディジタル信号記録再生装置を同時に記録再生したときにおいても、それぞれのコンテンツに対して再生者を限定可能とすることを実現できる。
【0035】
尚、本実施の形態では、著作権保護及びプライバシー保護を鍵情報を用いた暗号化/復号化によって実現しているが、パスワード等の識別情報をコンテンツに付加して再生時に一致するか否かを照合することによっても実現することができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明により、著作権保護に併せてプライバシー保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態によるディジタル信号記録再生装置のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明第1の実施の形態を適用したSTBの構成を示す図である。
【図3】本発明第1の実施の形態における暗号制御部の内容を示す図である。
【図4】本発明第1の実施の形態における鍵生成部の内容を示す図である。
【図5】本発明第1の実施の形態における復号制御部の内容を示す図である。
【図6】本発明第1の実施の形態における記録媒体に記録されたデータの一例を説明するための図である。
【図7】本発明第1の実施の形態におけるディジタル信号の記録制御のフローチャートである。
【図8】本発明第1の実施の形態におけるディジタル信号の再生制御のフローチャートである。
【図9】本発明第1の実施の形態におけるディジタル信号の記録再生制御を説明するための図である。
【図10】本発明第2の実施の形態におけるSTBの構成を示す図である。
【図11】本発明第3の実施の形態におけるSTBの構成を示す図である。
【符号の説明】
100…ディジタル信号記録再生装置、
101,109,112,204,206,209…入力端子、102…暗号制御部、103…記録制御部、104…再生制御部、105…復号制御部、106,208,211,404,405,415,416…出力端子、107,115…記録媒体、108…制御回路、111…リモコンI/F、113…レジスタ、114…切換部、301…管理情報領域、302…ファイル番号領域、303…記録者領域、304…アドレス領域、306…データ領域、205…鍵生成器、207…暗号器,210…復号器、406…チューナ部、407…復調部、408…フィルタリング部、409…タイミング調整部、410…AVデコーダ、411…ディジタルエンコーダ、412…オーディオDAC、413…無線LANI/F、414…無線送受信部

Claims (18)

  1. 装置固有の識別情報を記憶する記憶手段と、
    外部からの識別情報を入力する識別情報の入力手段と、
    入力されたディジタル信号を記録媒体に記録再生する記録再生手段と、
    外部からの識別情報の入力がある場合は、上記識別情報の入力手段から上記記録再生手段へ該識別情報を送出し、また、外部からの識別情報の入力がない場合は、上記記憶手段から上記記録再生手段へ上記装置固有の識別情報を送出する送出手段と、
    入力されたディジタル信号に上記送出手段から送出された識別情報を付加して記録媒体に記録し、上記記録媒体から再生されたディジタル信号に付加された識別情報が上記送出手段から送出されてきた識別情報と一致した場合はディジタル信号を出力し、上記記録媒体から再生されたディジタル信号に付加された識別情報が上記送出手段から送出されてきた識別情報と一致しない場合は再生されたディジタル信号を出力しないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  2. 装置固有の識別情報を記憶する記憶手段と、
    外部からの識別情報を入力する識別情報の入力手段と、
    入力されたディジタル信号を記録媒体に記録再生する記録再生手段と、
    外部からの識別情報の入力がある場合は、上記識別情報の入力手段から上記記録再生手段へ該識別情報を送出し、また、外部からの識別情報の入力がない場合は、上記記憶手段から上記記録再生手段へ上記装置固有の識別情報を送出する送出手段と、
    入力されたディジタル信号に上記送出手段から送出された識別情報を付加して記録媒体に記録し、上記記録媒体から再生されたディジタル信号に付加された識別情報が上記送出手段から送出されてきた識別情報と一致した場合のみディジタル信号を出力するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  3. 上記装置固有の識別情報を記憶する記憶手段と、
    外部からの識別情報を入力する識別情報の入力手段と、
    入力されたディジタル信号に識別情報を付加して出力する入出力手段と、
    上記記憶手段又は上記入力手段から上記入出力手段へ識別情報を送出する送出手段と、
    上記送出手段から送出する識別情報を切換える切換手段と、
    上記入出力手段によって識別情報が付加されたディジタル信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    記録媒体から識別情報が付加されたディジタル信号を再生する再生手段と、
    上記切換手段、記録手段及び再生手段を制御する制御手段とを備え、
    上記制御手段は、外部からの識別情報の入力がある場合は、上記識別情報の入力手段から上記入出力手段へ該識別情報を送出し、また、外部からの識別情報の入力がない場合は、上記記憶手段から上記入出力手段へ上記装置固有の識別情報を送出するように切換え、再生されたディジタル信号に付加された識別情報が送出された識別情報と一致した場合のみ上記ディジタル信号を出力することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  4. 記録時には、外部からの識別情報が入力された場合は、外部からの識別情報を付加して、入力されたディジタル信号を記録媒体に記録し、また、外部からの識別情報の入力がされない場合は、装置固有の識別情報を付加して、入力されたディジタル信号を記録媒体に記録し、
    再生時には、外部からの識別情報が入力された場合は、該識別情報と上記記録媒体から再生されたディジタル信号に付加された識別情報が一致した場合のみ該ディジタル信号を出力し、外部からの識別情報が入力されない場合は、上記装置固有の識別情報と上記記録媒体から再生されたディジタル信号に付加された識別情報が一致した場合のみ該ディジタル信号を出力することを特徴とするディジタル信号記録再生方法。
  5. 装置固有の鍵情報を記憶する記憶手段と、
    外部から鍵情報を入力する鍵情報入力手段と、
    記録時に、外部から鍵情報を入力した場合は、該鍵情報から鍵を演算してディジタル信号を暗号化し、外部から鍵情報を入力しない場合は、上記装置固有の鍵情報から鍵を演算してディジタル信号を暗号化する暗号化手段と、
    上記暗号化されたディジタル信号を記録媒体に記録する記録手段と、
    記録媒体から暗号化されたディジタル信号を再生する再生手段と、
    再生時に、外部からの鍵情報入力がある場合は、該鍵情報を演算した鍵を用いて該ディジタル信号を復号化し、外部からの鍵情報入力がない場合は、上記装置の装置固有の鍵情報を演算した鍵を用いて上記再生されたディジタル信号を復号化する復号化手段を備えたことを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  6. 請求項1乃至3記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記識別情報の入力手段によって入力される識別情報は無線通信により与えられることを特徴としたディジタル信号記録再生装置。
  7. 請求項5記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記鍵情報入力手段によって入力される鍵情報は無線通信により与えられることを特徴としたディジタル信号記録再生装置。
  8. 記録時には、外部から鍵情報の入力がされた場合は、該鍵情報から鍵を演算して、入力されたディジタル信号を暗号化し、外部から鍵情報の入力がされない場合は、装置固有の鍵情報から鍵を演算して、入力されたディジタル信号を暗号化し、
    上記暗号化されたディジタル信号を記録媒体に記録し、
    再生時には、記録媒体からディジタル信号を再生し、
    外部から鍵情報が入力された場合は、該鍵情報から鍵を演算して、上記再生されたディジタル信号を復号化し、外部から鍵情報が入力されない場合は、上記装置固有の鍵情報から鍵を演算して、上記再生されたディジタル信号を復号化し、
    該復号化されたディジタル信号を出力することを特徴とするディジタル信号記録再生方法。
  9. 請求項1、2、3、5、6又は7記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記記録媒体はハードディスクドライブであることを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  10. 請求項4又は8項記載のディジタル信号記録再生方法において、
    前記記録媒体はハードディスクドライブであることを特徴とするディジタル信号記録方法。
  11. 請求項1乃至3いずれか1項記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記識別情報の入力手段により入力される識別情報はユーザを識別する識別情報であることを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  12. 請求項5記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記鍵情報入力手段により入力される識別情報はユーザを識別する鍵情報であることを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  13. 請求項1又は2記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記送出手段は、外部からの識別情報の入力がある場合は、前記入力手段の識別情報及び前記装置固有の識別情報を合成して、前記記録再生手段へ送出し、また、外部からの識別情報の入力がない場合は、前記記憶手段から上記記録再生手段へ上記装置固有の識別情報を送出することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  14. 請求項5記載のディジタル信号記録再生装置において、
    記録時に、前記暗号化手段は、外部から鍵情報を入力した場合は、該鍵情報及び前記装置固有の鍵情報から鍵を演算してディジタル信号を暗号化し、外部から鍵情報を入力しない場合は、上記装置固有の鍵情報から鍵を演算してディジタル信号を暗号化し、
    前記復号化手段は、再生時に、外部からの鍵情報入力がある場合は、該鍵情報及び上記装置固有の鍵情報を演算した鍵を用いて該ディジタル信号を復号化し、外部からの鍵情報入力がない場合は、上記装置の装置固有の鍵情報を演算した鍵を用いて前記再生されたディジタル信号を復号化することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  15. 請求項3記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記制御手段は、外部からの識別情報の入力がある場合は、前記入力手段の識別情報及び前記置固有の識別情報を合成して、上記入出力手段へ送出し、
    また、外部からの識別情報の入力がない場合は、前記記憶手段から上記入出力手段へ上記装置固有の識別情報を送出するよう制御することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  16. 請求項1又は2記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記送出手段は、前記ディジタル信号に含まれる制御情報に基づいて、前記記憶手段から前記記録再生手段へ前記装置固有の識別情報の送出の可否を選択することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  17. 請求項3記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記制御手段は、前記ディジタル信号に含まれる制御情報に基づいて、前記記憶手段から前記入出力手段へ前記装置固有の識別情報の送出の可否を選択することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
  18. 請求項5記載のディジタル信号記録再生装置において、
    前記記録手段は、前記ディジタル信号に含まれる制御情報に基づいて、ディジタル信号の暗号化の可否を選択することを特徴とするディジタル信号記録再生装置。
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