JP2004295839A - 遠隔自動光波計測管理制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】計測対象箇所1の変位を計測する光波計測器2によって得られた計測データ信号と、その制御信号とを、無線パケット通信手段により、管理サーバー6と双方向通信すると共に、その管理制御手段が、遠隔地から制御機器を用い、インターネット通信を介して、該管理サーバーにアクセスし、該光波計測器の管理制御をも行う事を特徴とする遠隔自動光波計測管理制御システムを確保する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光波計測器による各種変位計測を、双方向無線パケット通信手段を用い、計測管理制御すると共に、さらに遠隔地から制御機器を用い、インターネット通信により、管理制御を行うこともできる、遠隔自動光波計測管理制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の光波計測システムの各種変位計測において、光波測量器を用いてのデータ処理の技術は、従来一般電話回線を用いるものであった。また光波測量器と処理装置が一対一の通信で単方向通信のため、閲覧のみの管理をおこなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術の光波計測システムにおいて、一般電話回線をもちいての計測は、現場が動く度に配線工事を行わなければならない等の煩わしさがあり、通信も常時接続しておく必要があるため通信費の増大という問題がある。また光波計量器と処理装置が一対一の通信である為、多くの場所(例えば現場事務所と本社、出張先等)から処理することは出来ず、柔軟性に欠けている。加えて単方向通信のため、受信側のコンピュータからは強制計測などの指示等各種計測指示を行うことが出来ないという問題があった。
【0004】
従来技術の光波計測システムは、リアルタイム通信のため、光波計測器と管理サーバーとを、常時接続する必要があり、通信費の増大を懸念しなければならない問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、請求項1に対応する本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、光波計測器と管理サーバー間の通信手段を、双方向通信可能な、無線パケット通信手段とすると共に、該管理サーバーを介して、管理制御手段を用い制御する事を特徴とする。
【0006】
請求項2に対応する本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、上記管理制御手段が、更に遠隔地から制御機器を用い、インターネット通信を介して、光波計測器の管理制御を行う事を特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に対応する本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、計測対象箇所の変位を計測する光波計測器と、管理サーバー間の通信手段を、計測データ信号と制御信号との双方向通信可能な、無線パケット通信手段とすると共に、該管理サーバーを介して、各種パーソナル計算機(PC)等の制御機器から成る管理制御手段を用い制御する事を特徴とする。
【0008】
請求項2に対応する本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、上記管理制御手段が、更に遠隔地から各種パーソナル計算機(PC)・携帯電話等の制御機器を用い、インターネット通信を介して、管理サーバーにアクセスし、光波計測器の管理制御を行う事を特徴とする。
【0009】
請求項1に対応する本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムにおいて、従来技術の光波計測システムにおける、光波計測器と管理サーバー間の一般電話回線である有線通信手段の代わりに、無線パケット通信手段とすることにより、配線工事などの手間が省け、さらに計測データ信号や制御信号からなる通信量に準じて課金されるパケット課金制度を採用することもでき、通信料金の低減をはかる事も出来る。
【0010】
請求項2に対応する本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムにおいて、管理制御手段が、計測管理情報を管理サーバーを介して、インターネット通信にのせることで、遠隔地から各種パーソナル計算機(PC)・携帯電話等の制御機器の場所を問わずどこでも、計測管理ができると共に、さらに双方向通信が可能なので、計測指示等の遠隔計測制御が行え、より多角的な計測が行える作用を有する。
【0011】
【実施例】
この発明の実施例の図面において、図1は、請求項1と請求項2と共に対応する遠隔自動光波計測管理制御システムの概略構成図である。
【0012】
この発明の実施例を以下説明すると、図1に示す実施例の遠隔自動光波計測管理制御システムにおいて、計測対象箇所(1)は変位の対象となる複数箇所で、プリズム及び反射シール、スプレーなどの印をして、光波計測器(2)により対応する箇所を常時、各種の変位観測を行う。
【0013】
本発明の実施例の遠隔自動光波計測管理制御システムにおいて、管理制御手段を用いる制御信号の伝達方法は、インターネットに接続されている本社PC(3)及び各所PC(4)から成る制御機器により、WWW型ブラブザを利用し、インターネット通信により、インターネット常時接続ルータ(5)経由で管理サーバー(6)にアクセスし、計測間隔・強制計測等の指示を与え管理制御を行う。
【0014】
本発明の実施例の遠隔自動光波計測管理制御システムにおいて、管理制御の指示をうけた管理サーバー(6)は、無線パケット通信手段を用い、その制御指示内容に対応して、通信ルータ(7)→パケット通信網(8)→パケット通信用アンテナ(9)→パケット通信装置(10)→プロトコル変換器(11)のルート経由で、制御信号の通信を行い、光波計測器(2)に計測指示を与え管理制御を行う。該無線パケット通信手段において、該管理サーバーで通信量縮小のため簡略化された信号は、TCP/IP型プロトコルにより、該パケット通信網用ルータ経由でパケット通信網に送られる。TCP/IP型プロトコルのパケットは、該パケット通信網により、点対点型プロトコル(PPP)を用い、パケット電波網を通り無線で、該パケット通信用アンテナ→パケット通信装置→プロトコル変換器に送信される。該プロトコル変換器で、TCP/IP型プロトコルのパケットを変換後、伝送用標準インターフェイス(RS232C)で該光波計測器に伝送される。またこの通信手段は双方向通信である。
【0015】
本発明の実施例の遠隔自動光波計測管理制御システムにおいて、上記管理制御手段を用い計測指示を受けた光波計測器(2)は、予め設定された複数の計測対象箇所(1)を計測し、その計測データ信号を、無線パケット通信手段の上記同じルート経由で、管理サーバー(6)に返送する。該管理サーバーに返されたデータは収集処理される。処理されたデータは、同じくインターネット常時接続ルータ(5)経由で、インターネット通信により、本社PC(3)及び各所PC(4)から成る制御機器により確認することもでき、そしてまた該管理サーバーにより処理されたデータが、異常値を示す場合、そのアラート情報がメール等により携帯電話(12)に即座に通報する事もできる。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した様な形態で実施され、以下に記載される様な効果を有する。
【0017】
本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、従来技術の光波計測システムにおける有線通信手段の代わりに、無線パケット通信手段とすることにより、システム構築の際、一般電話回線の加入、配線設備等の煩わしい作業が短縮でき、乗り込み・撤去が簡単に、早くできる効果を有する。
【0018】
本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、従来技術の光波計測システムにおける有線通信手段の代わりに、無線パケット通信手段とすることにより、計測データ信号や制御信号からなる通信量に準じて課金されるパケット課金制度を採用し、従来技術の光波計測システムにおける時間課金制と比べ、通信料金の低減をはかる効果を有する。
【0019】
本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、管理制御手段が、HTML方式管理画面の管理サーバーを介して、インターネット通信にのせることで、遠隔地から各種パーソナル計算機(PC)・携帯電話等の制御機器の場所を問わずどこでも、計測管理ができると共に、さらに双方向通信が可能なので、計測指示等の遠隔計測制御が行え、より多角的な計測が行える効果を有する。
【0020】
本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、管理制御手段がインターネット通信にのせることで、遠隔地から携帯電話等の制御機器を用い、場所を問わずどこでも、変位異常が発生した場合、即座に沈下管理者に警告メールで知らせることで、早急な対応をすることが出来る。
【0021】
本発明の遠隔自動光波計測管理制御システムは、遠隔地の各種変位を精度よく計測できるため、電車の軌道や主要幹線道路、地すべり危険箇所のような、変位により大災害を招く恐れのある箇所において特に効果を有すると共に、計測を無人で行うことができるため、労務費用等の削減、危険箇所での測量の不要性などの安全面でも効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す、請求項1と請求項2と共に対応する遠隔自動光波計測管理制御システムの概略構成図。
【符号の説明】
1 計測対象箇所
2 光波計測器
3 本社パーソナル計算機(PC)
4 各所パーソナル計算機(PC)
5 インターネット常時接続用ルータ
6 管理サーバー
7 通信ルータ
8 パケット通信網
9 パケット通信用アンテナ
10 パケット通信装置
11 プロトコル変換器
12 携帯電話
Claims (2)
- 計測対象箇所(1)の変位を計測する光波計測器(2)によって得られた計測データ信号と、その制御信号とを、無線パケット通信手段により、管理サーバー(6)と双方向通信すると共に、該管理サーバーを介して、制御機器から成る管理制御手段を用い制御する事を特徴とする遠隔自動光波計測管理制御システム。
- 管理制御手段が、遠隔地から制御機器を用い、インターネット通信を介して、管理サーバー(6)にアクセスし、光波計測器(2)の管理制御を行う事を特徴とする、請求項1記載の遠隔自動光波計測管理制御システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003090980A JP2004295839A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 遠隔自動光波計測管理制御システム |
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JP2003090980A JP2004295839A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 遠隔自動光波計測管理制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2004295839A5 JP2004295839A5 (ja) | 2008-07-31 |
Family
ID=33404467
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JP2003090980A Pending JP2004295839A (ja) | 2003-03-28 | 2003-03-28 | 遠隔自動光波計測管理制御システム |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000311154A (ja) * | 1999-04-28 | 2000-11-07 | Nec Corp | Webサーバ型テレメータ装置及びそれを有する遠隔監視制御システム |
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2003
- 2003-03-28 JP JP2003090980A patent/JP2004295839A/ja active Pending
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