JP2004295299A - フィールド機器システム - Google Patents
フィールド機器システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004295299A JP2004295299A JP2003084416A JP2003084416A JP2004295299A JP 2004295299 A JP2004295299 A JP 2004295299A JP 2003084416 A JP2003084416 A JP 2003084416A JP 2003084416 A JP2003084416 A JP 2003084416A JP 2004295299 A JP2004295299 A JP 2004295299A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- field device
- field
- device information
- revision
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【解決手段】フィールド機器と、通信回線を介して前記フィールド機器へ機器情報をダウンロードするホスト・コンピュータとを備えるフィールド機器システムにおいて、前記機器情報を格納する前記フィールド機器内のメモリ手段は、記憶する最小単位で最小単位レビジョン・ナンバーを設定することを特徴とするフィールド機器システム。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、石油・化学、食薬品、鉄鋼等のプラント配管に設置される温度計、差圧・圧力計、流量計、バルブ・ポジショナ等のフィールド機器と、これらのフィールド機器に機器情報(各種ファイル、ソフトウェア・プログラム、コンフィギュレーション・データ、設定データ等)を通信回線を介してダウンロードするホスト・コンピュータとを備えるフィールド機器システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホスト・コンピュータから機器情報(各種ファイル、ソフトウェア・プログラム、データ等)を通信回線を介して一般的な通信端末装置にダウンロードする方式は、例えば、特開平11−53193号等に開示されている。
【0003】
更に、ホスト・コンピュータから通信回線を介して、機器情報をメモリ手段にダウンロードするフィールド機器は、例えば、特開2001−350504等に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−53193号公報
【特許文献2】
特開2001−350504号公報
【0005】
上記のような従来技術におけるダウンロード手法は、端的には図5に示す概念で実行される。この図5にあって、フィールド機器内部に設置されるメモリ手段fm、通信回線(図示せず)で接続されるホスト・コンピュータに設置されるメモリMを表わす。
【0006】
更に、メモリ手段fmは書き換え可能なROM、例えば、フラッシュROM等で構成される一方、メモリMはダウンロード元であり、上述したような機器情報を内部に格納する。
【0007】
尚ここで、機器情報としての各種ファイル、ソフトウェア・プログラム、コンフィギュレーション・データ、設定データは、各種アプリケーション、制御アルゴリズム、機器診断、プロセス診断、デバイス・コンフィギュレーション・データ、機器設定データ、プロセス・データ等である。
【0008】
また、通信回線は、例えば、PROFIバス、FOUNDATION FIELDバス、CANバス等のフィールド・バス・システムであり、ホスト・コンピュータはこのバス・システムに接続する制御用コンピュータである。
【0009】
さて、システム構築当初にあって、ホスト・コンピュータ・システム側メモリMから通信回線を介して前述したような機器情報をフィールド機器側メモリ手段fmにダウンロードする。
【0010】
その後、フィールド機器のファンクション・ブロックの追加・変更、新しい機器診断プログラムまたはプロセス診断プログラムの追加・変更、制御アルゴリズムの変更、プログラム・バグ修正等が発生したとする。
【0011】
これにより、ホスト・コンピュータ側メモリMの該当箇所の内容を修正、訂正し、例えばレビジョン・ナンバーを当初のRev.1.01からRev.1.02へとレビジョン・アップする。
【0012】
そして、ホスト・コンピュータ等に格納されるレビジョン・アップ・ツールは、フィールド・バス・システムに複数台接続されているフィールド機器のうち、レビジョン・アップすべきフィールド機器を選択し、ホスト・コンピュータ側から新たな機器情報をダウンロードする。
【0013】
このとき、レビジョン・アップ・ツールは、ホスト・コンピュータ側メモリMに格納されているプログラム、データの全体のレビション・ナンバーRev.1.02とフィールド機器側メモリ手段fmの全体のレビジョン・ナンバーRev.1.01とを比較し、不一致を確認してメモリMからメモリ手段fmへ機器情報のダウンロードを実行する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ダウンロード実行時にあっては、メモリM内の機器情報の全体レビション・ナンバーとメモリ手段fm内の機器情報の全体レビション・ナンバーRとを一致させるように、メモリMの内容全体をメモリ手段fmへまとめてダウンロードする。
【0015】
即ち、メモリ手段fmは、メモリMの内容の先頭から最後までの機器情報を受信し、先頭セクタから最終セクタまで、セクタ単位に受信した新たな機器情報を書き込む動作を実行する。
【0016】
このため、レビジョン・アップする箇所がメモリMに示す箇所A1,A2のようなごくわずかな一部分であっても、常に、メモリMの内容全体をメモリ手段fmに書き換えていたので、機器情報を格納するメモリ容量が大きくなればなるほど処理に時間がかかり、また、変更が不要な部分も同じ内容を上書きするという無駄な処理が発生していた。
【0017】
本発明は、上記したような問題を解決するものであり、上述のようなフィールド機器システムにあって、ホスト・コンピュータ側からのダウンロード処理を高速にかつ効率よく実行できるようにすることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決した本発明は、次の通りである。
(1)フィールド機器と、通信回線を介して前記フィールド機器へ機器情報をダウンロードするホスト・コンピュータとを備えるフィールド機器システムにおいて、前記機器情報を格納する前記フィールド機器内のメモリ手段は、記憶する最小単位で最小単位レビジョン・ナンバーを設定することを特徴とするフィールド機器システム。
(2)前記ホスト・コンピュータ内のメモリは、記憶する最小単位で最小単位レビジョン・ナンバーを設定することを特徴とする(1)記載のフィールド機器システム。
(3)複数の最小単位にわたって一つの最小単位レビジョン・ナンバーが設定されることを特徴とする(1)または(2)のいずれかに記載のフィールド機器システム。
(4)前記メモリの全体レビジョン・ナンバーと、前記メモリ手段の全体レビジョン・ナンバーとを比較して不一致のときに、前記最小単位で前記最小単位レビジョン・ナンバーを比較し、不一致の前記最小単位に前記機器情報をダウンロードするレビジョン・アップ・ツールを設けたことを特徴とする(1)、(2)または(3)のいずれかに記載のフィールド機器システム。
(5)前記メモリに新たに追加された前記機器情報を任意に指定した前記メモリ手段のセクタにダウンロードするレビジョン・アップ・ツールを設けたことを特徴とする(1)、(2)または(3)のいずれかに記載のフィールド機器システム。
(6)フィールド機器と、通信回線を介して前記フィールド機器へ機器情報をダウンロードするホスト・コンピュータとを備えるフィールド機器システムにおいて、前記ホスト・コンピュータ内のメモリは、複数の前記フィールド機器に共通な共通機器情報と、複数の前記フィールド機器の各々に固有な固有機器情報とを格納することを特徴とするフィールド機器システム。
(7)前記共通機器情報及び前記固有機器情報の中から任意に指定されたもののみを前記フィールド機器にダウンロードするレビジョン・アップ・ツールを備えることを特徴とする(6)記載のフイールド機器システム。
(8)前記メモリ手段は、不揮発性ROMで構成したことを特徴とする(1)から(7)のいずれかに記載のフィールド機器システム。
(9)前記不揮発性ROMは、フラッシュROMであることを特徴とする(8)に記載のフィールド機器システム。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のフィールド機器システムの実施形態について、図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、本発明を実施したフィールド機器システムにおけるフィールド機器内のメモリ手段fm’及びホスト・コンピュータ内のメモリM’の内部構成を表わす図である。
【0021】
ここで、本発明のシステムの全体構成は、図5に示した従来の例と同様であり、詳細な構成は省略するが、メモリ手段fm’を備えるフィールド機器と、メモリM’を備えるホスト・コンピュータとがフィールド・バス・システムを介して接続されるシステムを前提とする。
【0022】
また、ホスト・コンピュータ、フィールド機器は、このフィールド・バス・システムに、それぞれ複数台接続されるような構成であってもよく、PROFIバス、FOUNDATION FIELDバス、CANバス等のフィールド・バス・システムで接続され、フィールド機器は、ホスト・コンピュータから各種ファイル、ソフトウェア・プログラム、データ等の機器情報をダウンロードする。
【0023】
更に、メモリ手段fm’は書き換え可能なROM、例えば、フラッシュROM等で構成される。
【0024】
さて、図1にあって、本発明は、メモリ手段fm’またはメモリM’に格納する機器情報(各種ファイル、ソフトウェア・プログラム、コンフィギュレーション・データ等)を予め一つのセクタに収まる大きさに構築する点を特徴とする。
【0025】
そして、各セクタ毎に配置された機器情報につきそれぞれにレビジョン・ナンバーを割り当て、各々の機器情報をセクタ単位で管理する。
【0026】
尚、この実施例にあっては、メモリ手段fm’としてフラッシュROMを想定しているため、記憶するための最小単位として「セクタ」を使用して説明を行っているが、フラッシュROM以外の記憶手段をメモリ手段fm’とすることもあり、説明の便宜上、他の記憶手段の記憶する「最小単位」と「セクタ」とを同義とし、以後、読み換えても発明の趣旨は変わらないものとする。
【0027】
図1の例では、フィールド機器側メモリfm’の各セクタfs1,fs2,fs3,・・・,fsi,・・・に格納される機器情報のレビジョン・ナンバーはRev.1.01であり、また、このメモリfm’全体のレビジョン・ナンバーはRev.1.01である。
【0028】
一方、ホスト・コンピュータ側メモリ手段M’では、全体のレビジョン・ナンバーはRev.1.02であり、セクタhs1,hs2等はレビジョン・ナンバーRev.1.01であり、何らかの変更があってセクタhs3,hsiに格納される機器情報は修正、訂正されてレビジョン・ナンバーはRev.1.02にアップされている。
【0029】
次に、ホスト・コンピュータのメモリM’内の機器情報をフィールド機器側にダウンロードしてフィールド機器のメモリ手段fm’内の機器情報をレビジョン・アップする、本発明によるレビジョン・アップ・ツールの構成概念を図2に表わす。
【0030】
この図で、全体レビジョン比較手段1はメモリ手段fm’の全体レビジョン・ナンバーとメモリM’の全体レビジョン・ナンバーとを比較するブロック、セクタ・レビジョン比較手段2はメモリ手段fm’内の各セクタのレビジョン・ナンバーとメモリM’内の各セクタのレビジョン・ナンバーとを比較するブロック、セクタ訂正手段3はセクタ・レビジョン比較手段2で検出した不一致のセクタに該当する機器情報をダウンロードするブロックである。
【0031】
次に、このような構成の本発明のレビジョン・アップ・ツールの動作を図3のフローチャートにより説明する。
【0032】
はじめに、機器情報の修正が必要となり、ホスト・コンピュータ側のメモリM’のいくつかのセクタの内容が変更され、メモリM’側の全体レビジョン・ナンバーも変更されたと想定する。
【0033】
そして、このレビジョン・アップ・ツールが起動すると、まず、全体レビジョン比較手段1は、メモリ手段fm’の全体レビジョン・ナンバーとメモリM’の全体レビジョン・ナンバーとを比較する。
【0034】
これらの全体レビジョン・ナンバーが不一致(N)の場合は、セクタ・レビジョン比較手段2は、メモリ手段fm’の先頭セクタのセクタ・レビジョン・ナンバーとメモリM’の先頭セクタのレビジョン・ナンバーを比較し、順次、それぞれのセクタn(nは整数)のレビジョン・ナンバーをセクタ最後まで比較する。
【0035】
途中で不一致のセクタ・レビジョン・ナンバーが検出されると(N)、セクタ訂正手段3は、メモリM’における該当セクタから、メモリ手段fm’の該当するセクタに修正された機器情報をダウンロードし、当該セクタのレビジョン・ナンバーを更新する。
【0036】
最終セクタまで処理が終了すると、メモリ手段fm’の全体レビジョン・ナンバーをメモリM’の全体レビジョン・ナンバーに一致させ、全体の処理を完了する。
【0037】
このようなレビジョン・アップ・ツールは、ホスト・コンピュータ側に設置するのが好都合であるが、フィールド機器側に設置してもよい。また、専用のハンドヘルド・ターミナルとして、通信回線となるフィールド・バス・システムの回線中に接続できるような構成としてもよい。
【0038】
尚また、図3のフローチャートでは、各々のセクタ・レビジョンを比較して不一致を検出したときに、逐次、そのセクタに機器情報をダウンロードする処理としたが、これに限らず、はじめに不一致となるセクタのみを全て検出し、その後、該当セクタの機器情報を複数個まとめてダウンロードするようなフローとしてもよい。
【0039】
さて、図1に戻り、本発明のレビジョン・アップ・ツールの上記の動作フローを具体的に説明する。
【0040】
はじめに、メモリ手段fm’の全体レビジョン・ナンバーRev.1.01とメモリM’の全体レビジョン・ナンバーRev.1.02とは比較され、不一致を検出し、セクタ先頭から双方のセクタ・レビジョン・ナンバーを比較する。
【0041】
メモリ手段fm’のセクタfs1のレビジョン・ナンバーRev.1.01とメモリM’のセクタhs1のレビジョン・ナンバーRev.1.01とを比較すると一致、同様に、セクタfs2のレビジョン・ナンバーRev.1.01とセクタhs1のレビジョン・ナンバーRev.1.01との一致を検出する。
【0042】
次に、セクタfs3のレビジョン・ナンバーRev.1.01と、セクタhs3のレビジョン・ナンバーRev.1.02とを比較して不一致を検出し、メモリM’から当該セクタhs3に格納される機器情報をメモリfm’のセクタfs3にダウンロードする。
【0043】
同様にして、逐次、メモリ手段fm’のセクタのレビジョン・ナンバーと、メモリM’のセクタのレビジョン・ナンバーとを比較していき、セクタfsiのレビジョン・ナンバーRev.1.01と、セクタhsiのレビジョン・ナンバーRev.1.02とを比較して不一致を検出し、セクタhsiに格納される機器情報をセクタfsiにダウンロードする。
【0044】
以上のような動作を、メモリ手段fm’及びメモリM’の最終セクタまで行い、最終セクタの処理が終了した時点で、メモリ手段fm’の全体レビジョン・ナンバーをRev.1.02へ変更し、一連の動作を完了する。
【0045】
次に、上述したようなプログラム、データ等の機器情報が、変更ではなく、新たにホスト・コンピュータ側メモリM’に追加され、メモリM’の全体レビジョン・ナンバーが変更となった場合を説明する。
【0046】
この場合も基本的には図3のフローと同様であり、レビジョン・アップ・ツールは、メモリM’に新たに追加された機器情報をセクタ・レビジョン・ナンバーを抽出し、対応するメモリ手段fm’のセクタに機器情報をダウンロードし、全体の当該セクタ及び全体のレビジョン・ナンバーを更新して処理を完了する。
【0047】
このように、本発明によれば、セクタ単位で各機器情報をダウンロード処理することができる。
【0048】
また、図4は、本発明のフィールド機器システムの全体構成を概念的に表わした図であり、この図で、ホスト・コンピュータHは、フィールド・バス・システムBに接続し、フィールド・バス・システムBには、複数台のフィールド機器F1,F2,F3,F4,F5が接続される。
【0049】
この図に示すような構成を前提にして、上述した本発明システムが採用されるが、フィールド機器F1,F2,F3,F4,F5としては温度計(温度伝送器)、差圧・圧力計(差圧・圧力伝送器)、流量計等があり、現実的にはそれらの機種毎に固有な多数のプログラム、データ等の機器情報が存在する。
【0050】
一方、同種類のフィールド機器であっても、ユーザーによって必要な機能、不要な機能が内蔵され、全てのユーザーが満足できる機能を備えたソフトウェア・プログラム、データ等をフィールド機器に組み込むためには、膨大な量のプログラム、データ量が必要となり、これに応じて大容量のメモリが必要である。
【0051】
図4に示す実施例によれば、多くの種類のフィールド機器に対応する機器情報を共通機器情報CA,CB,CC,・・・,CNとし、各々のフィールド機器に固有な機器情報を固有機器情報pn,pm,・・・,pk(温度計用機能、差圧計用機能等)とする。
【0052】
そして更に、これらの共通機器情報CA,CB,CC,・・・,CN及び固有機器情報pn,pm,・・・,pkをホスト・コンピュータH側のメモリM’にて、図1の例と同様に、セクタ単位で全て管理するようにシステムを構築する。
【0053】
この場合、レビジョン・アップ・ツールは、ユーザー指定により、メモリM’に格納される共通機器情報CA,CB,CC,・・・,CN及び固有機器情報pn,pm,・・・,pkから任意に指定した機器情報をフィールド機器F1,F2,F3,F4,F5へセクタ単位でダウンロードする。
【0054】
その結果、ユーザーの希望に即した機能だけを備えるフィールド機器F1,F2,F3,F4,F5を実現することができる。
【0055】
これにより、ユーザー希望のカスタマイズされたフィールド機器(温度計α、温度計β、差圧計等)を提供することができ、セクタ単位でレビジョン・ナンバーを付与することにより、機能の変更、レビジョン・アップ等も容易となる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明した本発明によれば、フィールド機器と通信回線により接続されるホスト・コンピュータとから構成されるフィールド機器システムにあって、全体レビジョン・ナンバー、セクタ・レビジョン・ナンバーよりセクタ単位で必要セクタのみの機器情報を更新してレビジョン・アップを行う。
【0057】
従って、機器情報を格納するメモリ容量とレビジョン・アップのためにかかる時間とは関係なく、変更が不要な部分に同じ内容を上書きするという無駄な処理が発生することなく、ダウンロード処理を高速にかつ効率よく実行できる。
【0058】
また、後になって必要となった機能もホスト・コンピュータ側から随時その部分だけを追加でフイールド機器側に書き込みをすることが可能なため、作業、処理が短時間で済み、かつ容易であり、別途新たな製品を購入する必要はない。
【0059】
更に、機器情報の部分的なダウンロード、書き込みをフィールド機器側に行うことができるため、多数存在する機器情報の中からユーザーの必要に応じた機能のみを任意に選択でき、個々のユーザーの希望に合致したフィールド機器を提供することができる。
【0060】
このように、不要な機器情報を除いた製品を実現することができるので、その分、コストを削減でき、安価で製品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィールド機器システムにかかるメモリ手段、メモリの構成を表わす図である。
【図2】本発明のフィールド機器システムにかかるレビジョン・アップ・ツールの構成を表わす図である。
【図3】本発明のフィールド機器システムにかかるレビジョン・アップ・ツールの動作を表わすフローチャートである。
【図4】本発明のフィールド機器システムの実施例を表わす図である。
【図5】従来のフィールド機器システムにおけるメモリ手段、メモリの構成を表わす図である。
【符号の説明】
fm,fm’ メモリ手段
M,M’ メモリ
1 全体レビジョン比較手段
2 セクタ・レビジョン比較手段
3 該当セクタ訂正手段
H ホスト・コンピュータ
B フィールド・バス・システム
F1,F2,F3,F4,F5 フィールド機器
Claims (9)
- フィールド機器と、通信回線を介して前記フィールド機器へ機器情報をダウンロードするホスト・コンピュータとを備えるフィールド機器システムにおいて、前記機器情報を格納する前記フィールド機器内のメモリ手段は、記憶する最小単位で最小単位レビジョン・ナンバーを設定することを特徴とするフィールド機器システム。
- 前記ホスト・コンピュータ内のメモリは、記憶する最小単位で最小単位レビジョン・ナンバーを設定することを特徴とする請求項1記載のフィールド機器システム。
- 複数の最小単位にわたって一つの最小単位レビジョン・ナンバーが設定されることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のフィールド機器システム。
- 前記メモリの全体レビジョン・ナンバーと、前記メモリ手段の全体レビジョン・ナンバーとを比較して不一致のときに、前記最小単位で前記最小単位レビジョン・ナンバーを比較し、不一致の前記最小単位に前記機器情報をダウンロードするレビジョン・アップ・ツールを設けたことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載のフィールド機器システム。
- 前記メモリに新たに追加された前記機器情報を任意に指定した前記メモリ手段のセクタにダウンロードするレビジョン・アップ・ツールを設けたことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載のフィールド機器システム。
- フィールド機器と、通信回線を介して前記フィールド機器へ機器情報をダウンロードするホスト・コンピュータとを備えるフィールド機器システムにおいて、前記ホスト・コンピュータ内のメモリは、複数の前記フィールド機器に共通な共通機器情報と、複数の前記フィールド機器の各々に固有な固有機器情報とを格納することを特徴とするフィールド機器システム。
- 前記共通機器情報及び前記固有機器情報の中から任意に指定されたもののみを前記フィールド機器にダウンロードするレビジョン・アップ・ツールを備えることを特徴とする請求項6記載のフイールド機器システム。
- 前記メモリ手段は、不揮発性ROMで構成したことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のフィールド機器システム。
- 前記不揮発性ROMは、フラッシュROMであることを特徴とする請求項8に記載のフィールド機器システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003084416A JP2004295299A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | フィールド機器システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003084416A JP2004295299A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | フィールド機器システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004295299A true JP2004295299A (ja) | 2004-10-21 |
Family
ID=33399591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003084416A Pending JP2004295299A (ja) | 2003-03-26 | 2003-03-26 | フィールド機器システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004295299A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007115060A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 |
JP2008102668A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Yokogawa Electric Corp | インテリジェント伝送器とそのソフトウェア更新方法 |
JP2009205243A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Yokogawa Electric Corp | フィールド機器管理装置、フィールド機器管理システム、フィールド機器管理方法、コンピュータプログラム、記録媒体 |
JP2010152878A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-07-08 | Fisher Rosemount Syst Inc | プロセス制御システムにおけるソフトウェア展開マネージャ統合 |
WO2012049914A1 (ja) * | 2010-10-15 | 2012-04-19 | 株式会社日立ソリューションズ | 組込プログラム更新方法、組込プログラム更新プログラム、電子機器、ネットワークシステム |
WO2014171039A1 (ja) * | 2013-04-19 | 2014-10-23 | ヤンマー株式会社 | プログラムデータ書き換え方法、制御装置、プログラムデータ書き換え用プログラム、記録媒体及びツール装置 |
US8898660B2 (en) | 2008-11-25 | 2014-11-25 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Systems and methods to provide customized release notes during a software system upgrade of a process control system |
JP2016018292A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | アズビル株式会社 | 設定装置および設定方法 |
JP6279148B1 (ja) * | 2016-04-08 | 2018-02-14 | 三菱電機株式会社 | 通信端末及び通信システム |
-
2003
- 2003-03-26 JP JP2003084416A patent/JP2004295299A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007115060A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Seiko Epson Corp | 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 |
JP2008102668A (ja) * | 2006-10-18 | 2008-05-01 | Yokogawa Electric Corp | インテリジェント伝送器とそのソフトウェア更新方法 |
JP2009205243A (ja) * | 2008-02-26 | 2009-09-10 | Yokogawa Electric Corp | フィールド機器管理装置、フィールド機器管理システム、フィールド機器管理方法、コンピュータプログラム、記録媒体 |
US8898660B2 (en) | 2008-11-25 | 2014-11-25 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Systems and methods to provide customized release notes during a software system upgrade of a process control system |
JP2010152878A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-07-08 | Fisher Rosemount Syst Inc | プロセス制御システムにおけるソフトウェア展開マネージャ統合 |
US8914783B2 (en) | 2008-11-25 | 2014-12-16 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Software deployment manager integration within a process control system |
WO2012049914A1 (ja) * | 2010-10-15 | 2012-04-19 | 株式会社日立ソリューションズ | 組込プログラム更新方法、組込プログラム更新プログラム、電子機器、ネットワークシステム |
JP2012088767A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Hitachi Solutions Ltd | 組込プログラム更新方法、組込プログラム更新プログラム、電子機器、ネットワークシステム |
CN103154900A (zh) * | 2010-10-15 | 2013-06-12 | 株式会社日立解决方案 | 编入程序更新方法、编入程序更新程序、电子设备、网络系统 |
WO2014171039A1 (ja) * | 2013-04-19 | 2014-10-23 | ヤンマー株式会社 | プログラムデータ書き換え方法、制御装置、プログラムデータ書き換え用プログラム、記録媒体及びツール装置 |
JP2014211823A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | ヤンマー株式会社 | プログラムデータ書き換え方法、制御装置、プログラムデータ書き換え用プログラム、記録媒体及びツール装置 |
JP2016018292A (ja) * | 2014-07-07 | 2016-02-01 | アズビル株式会社 | 設定装置および設定方法 |
JP6279148B1 (ja) * | 2016-04-08 | 2018-02-14 | 三菱電機株式会社 | 通信端末及び通信システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8296535B2 (en) | Generating incremental program updates | |
US7716414B2 (en) | Method for updating a mobile device using an update package obtained from a remote server | |
JP4525681B2 (ja) | プログラマブルコントローラ用プログラム生成装置、プログラマブルコントローラ用プログラム生成方法およびその方法のプログラムを記録した記録媒体 | |
US20040268106A1 (en) | Method and system for detecting the validity of and recovering configuration data | |
JPH02214994A (ja) | Icカード | |
JP2013517565A (ja) | オペレーティングシステム自動更新手順 | |
CN107506219A (zh) | 一种基于Android系统的通用版本升级方法 | |
CN103154900A (zh) | 编入程序更新方法、编入程序更新程序、电子设备、网络系统 | |
JP4153324B2 (ja) | 差分データ生成装置及び方法、更新後データ復元装置及び方法、並びにプログラム | |
US20100030823A1 (en) | Performing a pre-update on a non volatile memory | |
JP2004295299A (ja) | フィールド機器システム | |
EP2329368B1 (en) | Updating content without using a mini operating system | |
US20070079094A1 (en) | System and method for enabling/disabling write-protection of a basic input output system | |
CN108694049B (zh) | 一种更新软件的方法和设备 | |
CN108804228A (zh) | 一种dsp程序空间扩展的实现方法 | |
JP2009048557A (ja) | データ更新装置及びデータ更新方法及びデータ更新プログラム | |
CN109976751B (zh) | 模型操作方法、相关装置及计算机可读存储介质 | |
CN111352641A (zh) | 借助批处理的自动打包方法、装置、计算机设备及存储介质 | |
WO2019085365A1 (zh) | 一种基于特征值查表法的增量升级方法 | |
CN110442074B (zh) | 可编程逻辑控制器程序的处理装置 | |
JP4910402B2 (ja) | 不揮発性メモリの書き換え装置及び書き換え方法 | |
JP5884652B2 (ja) | テストデータ生成プログラム,テストデータ生成装置およびテストデータ生成方法 | |
JP2006184979A (ja) | ファイル情報の書き込み処理方法およびプログラム | |
CN112015431B (zh) | 一键修改固件信息的方法、装置、计算机设备及存储介质 | |
JP3202796B2 (ja) | 出力装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20081007 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081204 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090106 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |