JP2004294869A - データ処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】演奏データとその演奏データの発音に基づく音声データとの2重再生を防止することができるデータ処理技術を提供することを課題とする。
【解決手段】演奏データを入力する演奏データ入力手段と、入力された演奏データを送信する演奏データ送信手段と、入力された演奏データを基に音声を発音する発音手段と、音声を電気信号に変換して音声データを生成するマイクと、演奏データ入力後の所定時間経過前は生成された音声データの送信を許可せず、所定時間経過後は生成された音声データの送信を許可する音声データ送信手段とを有するデータ処理装置が提供される。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ処理技術に関し、特に演奏データ及び音声データの処理技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、従来技術による送信側電子楽器901の構成を示す。送信側電子楽器901は、マイク911、鍵盤912、音源913、スピーカー914及びバッファ915を有し、受信側電子楽器に音声データA1及び演奏データA2を送信することができる。演奏者の歌声等は、マイク911により電気信号に変換され、音声データが生成される。その音声データは、バッファ915を介して、音声データA1として、送信される。演奏者が鍵盤912で演奏操作を行うと、電子楽器901は鍵盤912が生成した演奏データA2を送信する。音源913は、鍵盤912で生成された演奏データを基に音声信号を生成し、スピーカー914に供給する。スピーカー914は、その音声信号を基に音声920を発音する。
【0003】
しかし、演奏データに基づく音声920がマイク911に入力されてしまうと、電子楽器901はその音声920に基づく音声データA1を送信してしまう。受信側電子楽器は、演奏データA2そのものと、その演奏データが音声化された音声データA1の双方を受信することになる。音声データはバッファ915にてバッファリングされるため、演奏データA2そのものと、その演奏データが音声化された音声データA1とは時間差を持って送受信される。その結果、受信側電子楽器では、時間差をおいて演奏データが2重に再生されてしまう問題が生じる。
【0004】
また、下記の特許文献1〜3が公開されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−62884号公報
【特許文献2】
特開平11−190993号公報
【特許文献3】
特許第3242028号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、演奏データとその演奏データの発音に基づく音声データとの2重再生を防止することができるデータ処理技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の一観点によれば、演奏データを入力する演奏データ入力手段と、前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信手段と、前記入力された演奏データを基に音声を発音する発音手段と、音声を電気信号に変換して音声データを生成するマイクと、前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記生成された音声データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記生成された音声データの送信を許可する音声データ送信手段とを有するデータ処理装置が提供される。
本発明の他の観点によれば、演奏データを受信する演奏データ受信手段と、前記受信した演奏データを基に音声を発音する演奏データ発音手段と、音声データを受信する音声データ受信手段と、前記演奏データ受信後の所定時間経過前は前記受信した音声データの発音を許可せず、所定時間経過後は前記受信した音声データの発音を許可する音声データ発音手段とを有するデータ処理装置が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、演奏データを入力する演奏データ入力ステップと、前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信ステップと、前記入力された演奏データを基に音声を発音する発音ステップと、音声を電気信号に変換して音声データを生成する生成ステップと、前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記生成された音声データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記生成された音声データの送信を許可する音声データ送信ステップとを有するデータ処理方法が提供される。
本発明のさらに他の観点によれば、演奏データを受信する演奏データ受信ステップと、前記受信した演奏データを基に音声を発音する演奏データ発音ステップと、音声データを受信する音声データ受信ステップと、前記演奏データ受信後の所定時間経過前は前記受信した音声データの発音を許可せず、所定時間経過後は前記受信した音声データの発音を許可する音声データ発音ステップとを有するデータ処理方法が提供される。
【0008】
本発明によれば、送信側データ処理装置では、演奏データ入力後の所定時間経過前は生成された音声データの送信を許可しないので、演奏データとその演奏データの発音に基づく音声データとの2重送信を防止することができる。所定時間経過後は生成された音声データの送信を許可するので、音声データの送信を行い、受信側で音声データを発音させることができる。
【0009】
また、受信側データ処理装置では、演奏データ受信後の所定時間経過前は受信した音声データの発音を許可しないので、演奏データとその演奏データの発音に基づく音声データとの2重再生を防止することができる。所定時間経過後は受信した音声データの発音を許可するので、音声データを発音することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1(A)は、本発明の実施形態によるデータ通信システムの第1の構成例を示す。2個の電子楽器101及び102は、ネットワークを介して相互に接続される。電子楽器101が演奏データ(MIDI(Musical Instrument Digital Interface)データ)等を送信すると、電子楽器102はその演奏データ等を受信する。逆に、電子楽器102が演奏データ等を送信すると、電子楽器101がその演奏データ等を受信する。電子楽器101及び102は、例えば鍵盤を有する。2人の演奏者がそれぞれ電子楽器101及び102で演奏すると、自己の電子楽器は楽音を発音すると共に、相手の電子楽器に演奏データを送信して発音させることができる。ネットワークを利用して演奏データ等を送受信することにより、遠隔地の演奏者同士が合奏を行う、いわゆるネットセッションを行うことができる。
【0011】
図1(B)は、本発明の実施形態によるデータ通信システムの第2の構成例を示す。3個の電子楽器121〜123は、ネットワークサーバー120を介して相互に接続される。3個の電子楽器121〜123とネットワークサーバー120とは、ネットワークを介して接続される。電子楽器121〜123は、ネットワークサーバー120を介して演奏データ等の通信を行うことができる。この場合も、遠隔地の演奏者同士が合奏を行うことができる。
【0012】
なお、図1(A)及び(B)のネットワークは、例えばMIDI、インターネット、USB又はIEEE1394等である。
【0013】
図1(A)のように、2人が電子楽器101及び102で合奏する場合には、電子楽器101及び102を直接接続して通信を行うことが好ましい。電子楽器101及び102間を直接接続すると、高速に通信を行うことができる。しかし、3個以上の電子楽器を直接接続すると、各電子楽器がそれぞれ複数の電子楽器に対して通信を行うため負荷が増大する。したがって、図1(B)のように、3個以上の電子楽器121〜123で合奏する場合には、ネットワークサーバー120を介して3個以上の電子楽器121〜123を接続して通信を行うことが好ましい。ネットワークサーバー120を介して電子楽器121〜123を接続すると、各電子楽器はネットワークサーバー120のみに対して通信すればよいので、各電子楽器の負荷を軽減することができる。
【0014】
図2は、本実施形態によるデータ通信システムの第1の具体的構成例を示す。送信側電子楽器201及び受信側電子楽器202は、それぞれマイク211、鍵盤(演奏操作子)212、音源213及びスピーカー214を有し、ネットワーク203を介して接続される。送信側電子楽器201は、さらにスイッチ220を有する。また、送信側電子楽器201は、図9と同様に、バッファ915を設けてもよい。
【0015】
まず、送信側電子楽器201の動作を説明する。演奏者の歌声等は、マイク211により電気信号に変換され、音声データA1が生成される。その音声データA1は、スピーカー214から発音される。また、その音声データA1は、スイッチ220及びネットワーク203を介して、受信側電子楽器202に送信される。演奏者が鍵盤212で演奏操作を行うと、鍵盤212は演奏データ(MIDIデータ)A2を生成する。その演奏データA2は、音源213に供給される。また、その演奏データA2は、ネットワーク203を介して、受信側電子楽器202に送信される。音源213は、演奏データA2を基に音声信号を生成し、スピーカー214に供給する。スピーカー214は、その音声信号を基に音声を発音する。
【0016】
スイッチ220は、鍵盤212からの演奏データA2入力後、所定期間経過前は開いて、生成された音声データA1の送信を許可せず、所定時間経過後は閉じて、生成された音声データA1の送信を許可する。
【0017】
受信側電子楽器202は、ネットワーク203を介して、送信側電子楽器201から音声データB1及び演奏データB2を受信することができる。スピーカー214は、音声データB1を基に音声を発音する。音源213は、演奏データB2を基に音声信号を生成し、スピーカー214から音声が発音される。
【0018】
図9に示すように、スイッチがない場合には、鍵盤912で生成された演奏データA2は、受信側電子楽器に送信されると共に、音源913を介してスピーカー914で音声920として発音される。その演奏データに基づく音声920がマイク911に入力されてしまうと、電子楽器901はその音声920に基づく音声データA1を送信してしまう。受信側電子楽器は、演奏データA2そのものと、その演奏データが音声化された音声データA1の双方を受信することになる。音声データはバッファ915にてバッファリングされるため、演奏データA2そのものと、その演奏データが音声化された音声データA1とは時間差を持って送受信される。その結果、受信側電子楽器では、時間差をおいて演奏データが2重に再生されてしまう。この2重再生は、ノイズとして聞こえる。
【0019】
本実施形態では、鍵盤212で生成された演奏データA2は、受信側電子楽器202に送信されると共に、音源213を介してスピーカー214で音声として発音される。その演奏データに基づく音声は、マイク211に入力され、音声データA1が生成される。しかし、スイッチ220は、演奏データA2入力後所定期間は開いているので、その音声データA1は受信側電子楽器202に送信されない。以上のように、鍵盤212から演奏データA2が入力されたときには、演奏データA2のみが受信側電子楽器202に送信され、その演奏データの発音に基づく音声データA1は送信されない。これにより、演奏データA2そのものと、その演奏データが音声化された音声データA1との2重送信を防止でき、受信側電子楽器202では2重再生を防止できる。また、演奏データA2入力後の所定時間経過後は生成された音声データA1を送信する。
【0020】
図3は、本実施形態によるデータ通信システムの第2の具体的構成例を示す。図2では送信側電子楽器201にスイッチ220を設けたが、図3では受信側電子楽器202にスイッチ320を設ける。その他の点については、両者は同じである。
【0021】
演奏者が鍵盤212で演奏操作を行うと、鍵盤212は演奏データA2を生成する。その演奏データA2は、音源213に供給される。また、その演奏データA2は、ネットワーク203を介して、受信側電子楽器202に送信される。音源213は、演奏データA2を基に音声信号を生成し、スピーカー214に供給する。スピーカー214は、その音声信号を基に音声を発音する。その演奏データに基づく音声は、マイク211に入力され、音声データA1が生成される。音声データA1は、ネットワーク203を介して、受信側電子楽器202に送信する。すなわち、ここでは、演奏データA2そのものと、その演奏データが音声化された音声データA1とを2重送信する。
【0022】
受信側電子楽器202は、ネットワーク203を介して、音声データB1及び演奏データB2を受信することができる。演奏データB2は、音源213に供給される。音源213は、演奏データB2を基に音声信号を生成し、スピーカー214から音声が発音される。音声データB1は、スイッチ320を介して、スピーカー214に供給されて発音される。
【0023】
スイッチ320は、演奏データB2受信後の所定時間経過前は開いて受信した音声データB1の発音を許可せず、所定時間経過後は閉じて受信した音声データB1の発音を許可する。
【0024】
仮にスイッチ320がないと、送信側電子楽器201から2重送信された演奏データB2及びその演奏データに基づく音声データB1を2重再生することになってしまう。
【0025】
スイッチ320は、演奏データB2受信後所定期間は開いているので、その音声データB1はスピーカー214には供給されず、発音されない。一方、演奏データB2は、音源213及びスピーカー214を介して、発音される。以上のように、演奏データB2を受信したときには、演奏データB2のみを発音し、その演奏データの発音に基づく音声データB1は発音しない。これにより、演奏データB2と、その演奏データが音声化された音声データB1との2重再生を防止できる。また、演奏データB2受信後の所定時間経過後は受信した音声データB1を発音する。
【0026】
図4は、図2の送信側電子楽器201のメインルーチンの処理を示すフローチャートである。ステップS401では、初期設定を行う。この処理の詳細は、後に図5を参照しながら説明する。次に、ステップS402では、鍵盤からキーイベント(MIDIデータ)の入力があるか否かをチェックする。キーイベントは、キーオンイベント及びキーオフイベントを含む。鍵盤を押鍵するとキーオンイベントが発生し、鍵盤を離鍵するとキーオフイベントが発生する。キーイベントが入力されたときにはステップS403へ進み、入力されないときにはステップS404へ進む。ステップS403では、キーイベント処理を行う。この処理の詳細は、後に図6を参照しながら説明する。その後、ステップS404へ進む。
【0027】
ステップS404では、所定時間が経過したか否かをチェックする。経過していればステップS405へ進み、経過していなければステップS406へ進む。ステップS405では、タイマーイベント処理を行う。この処理の詳細は、後に図7を参照しながら説明する。その後、ステップS406へ進む。ステップS406では、マイク入力処理を行う。具体的には、音声を電気信号に変換して音声データを生成する。次に、ステップS407では、音声データ送信処理を行う。この処理の詳細は、後に図8を参照しながら説明する。その後、ステップS402へ戻り、上記の処理を繰り返す。
【0028】
図5は、図4のステップS401の初期設定の詳細を示すフローチャートである。ステップS501では、カウンターをゼロにクリアする。次に、ステップS502では、フラグをリセットする。以上で、処理を終了し、図4の処理に戻る。
【0029】
図6は、図4のステップS403のキーイベント処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS601では、カウンターに所定値をセットする。次に、ステップS602では、フラグをセットする。次に、ステップS603では、キーイベントに応じた発音処理を行う。具体的には、キーオンイベントであれば発音処理を行い、キーオフイベントであれば消音処理を行う。次に、ステップS604では、キーイベント(演奏データ)の送信処理を行う。以上で、処理を終了し、図4の処理に戻る。
【0030】
図7は、図4のステップS405のタイマーイベント処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS701では、カウンターがゼロか否かをチェックする。ゼロであればステップS702へ進み、ゼロでなければステップS703へ進む。ステップS702では、フラグをリセットする。その後、処理を終了し、図4の処理に戻る。ステップS703では、カウンターの値を1減らす。その後、処理を終了し、図4の処理に戻る。
【0031】
図8は、図4のステップS407の音声データ送信処理の詳細を示すフローチャートである。ステップS801では、フラグがリセットされているか否かをチェックする。リセットされていればステップS802へ進み、リセットされていなければ処理を終了して図4の処理に戻る。ステップS802では、送信すべき音声データがあるか否かをチェックする。音声データがあればステップS803へ進み、音声データがなければ処理を終了して図4の処理に戻る。ステップS803では、音声データを送信する。以上で、処理を終了し、図4の処理に戻る。
【0032】
スピーカーからの演奏音のまわりこみを防ぐ方法として、演奏時にマイク入力を無効にする方法が考えられる。これを演奏者が手動で行うことができるが、本実施形態のように演奏時自動的に制御するのが好ましい。鍵盤から演奏データの入力があった場合には、フラグをセットしておき、このフラグがセットされている場合には音声データの送信を行わない。フラグは一定時間鍵盤からの入力がない場合にはリセットされるようになっているため、演奏をやめれば自動的に音声データの送信が行われるようになる。また、送信側電子楽器で制御する他に、図3に示すように受信側電子楽器で制御を行っても同等の効果を得ることができる。
【0033】
以上のように、本実施形態によれば、図2に示すように、送信側電子楽器201では、演奏データ入力後の所定時間経過前は生成された音声データの送信を許可しないので、演奏データとその演奏データの発音に基づく音声データとの2重送信を防止することができる。所定時間経過後は生成された音声データの送信を許可するので、音声データの送信を行い、受信側電子楽器202で音声データを発音させることができる。
【0034】
また、図3に示すように、受信側電子楽器202では、演奏データ受信後の所定時間経過前は受信した音声データの発音を許可しないので、演奏データとその演奏データの発音に基づく音声データとの2重再生を防止することができる。所定時間経過後は受信した音声データの発音を許可するので、音声データを発音することができる。
【0035】
本実施形態は、コンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等のコンピュータプログラムプロダクトも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びコンピュータプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0036】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、送信側データ処理装置では、演奏データ入力後の所定時間経過前は生成された音声データの送信を許可しないので、演奏データとその演奏データの発音に基づく音声データとの2重送信を防止することができる。所定時間経過後は生成された音声データの送信を許可するので、音声データの送信を行い、受信側で音声データを発音させることができる。
【0038】
また、受信側データ処理装置では、演奏データ受信後の所定時間経過前は受信した音声データの発音を許可しないので、演奏データとその演奏データの発音に基づく音声データとの2重再生を防止することができる。所定時間経過後は受信した音声データの発音を許可するので、音声データを発音することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)及び(B)は本発明の実施形態によるデータ通信システムの構成例を示す図である。
【図2】本実施形態によるデータ通信システムの第1の具体的構成例を示す図である。
【図3】本実施形態によるデータ通信システムの第2の具体的構成例を示す図である。
【図4】送信側電子楽器のメインルーチンの処理を示すフローチャートである。
【図5】初期設定の詳細を示すフローチャートである。
【図6】キーイベント処理の詳細を示すフローチャートである。
【図7】タイマーイベント処理の詳細を示すフローチャートである。
【図8】音声データ送信処理の詳細を示すフローチャートである。
【図9】従来技術による送信側電子楽器の構成を示す図である。
【符号の説明】
101,102 電子楽器
120 ネットワークサーバー
121〜123 電子楽器
201 送信側電子楽器
202 受信側電子楽器
203 ネットワーク
211 マイク
212 鍵盤
213 音源
214 スピーカー
220,320 スイッチ
901 送信側電子楽器
911 マイク
912 鍵盤
913 音源
914 スピーカー
915 バッファ

Claims (8)

  1. 演奏データを入力する演奏データ入力手段と、
    前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信手段と、
    前記入力された演奏データを基に音声を発音する発音手段と、
    音声を電気信号に変換して音声データを生成するマイクと、
    前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記生成された音声データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記生成された音声データの送信を許可する音声データ送信手段と
    を有するデータ処理装置。
  2. さらに、演奏者の演奏操作を基に演奏データを生成する演奏操作子を有し、
    前記演奏データ入力手段は、前記演奏操作子により生成された演奏データを入力する請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記演奏操作子は、鍵盤である請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 前記演奏データは、MIDIデータである請求項1〜3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
  5. 演奏データを受信する演奏データ受信手段と、
    前記受信した演奏データを基に音声を発音する演奏データ発音手段と、
    音声データを受信する音声データ受信手段と、
    前記演奏データ受信後の所定時間経過前は前記受信した音声データの発音を許可せず、所定時間経過後は前記受信した音声データの発音を許可する音声データ発音手段と
    を有するデータ処理装置。
  6. 前記演奏データは、MIDIデータである請求項5記載のデータ処理装置。
  7. 演奏データを入力する演奏データ入力ステップと、
    前記入力された演奏データを送信する演奏データ送信ステップと、
    前記入力された演奏データを基に音声を発音する発音ステップと、
    音声を電気信号に変換して音声データを生成する生成ステップと、
    前記演奏データ入力後の所定時間経過前は前記生成された音声データの送信を許可せず、所定時間経過後は前記生成された音声データの送信を許可する音声データ送信ステップと
    を有するデータ処理方法。
  8. 演奏データを受信する演奏データ受信ステップと、
    前記受信した演奏データを基に音声を発音する演奏データ発音ステップと、
    音声データを受信する音声データ受信ステップと、
    前記演奏データ受信後の所定時間経過前は前記受信した音声データの発音を許可せず、所定時間経過後は前記受信した音声データの発音を許可する音声データ発音ステップと
    を有するデータ処理方法。
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