JP2004293413A - 排気ガス浄化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジンの主要パラメータであるエンジン回転数と燃料流量と、差圧の時間変化率から簡便で精度良くPM捕集量を推定することができ、適切な時期に連続再生型DPFの再生処理を行うことができる排気ガス浄化システムを提供する。
【解決手段】連続再生型DPF13を備えた排気ガス浄化システム1において、予め、複数のエンジン運転条件N,Qに対応したPM生成量M1及び差圧ΔPを測定して、PM生成率Rm1とPM浄化率Rm2を算定する数学モデルの多項式の係数を決定し、この数学モデルを用いて、エンジン運転中のDPF前後差圧の時間変化率RdpからPM生成量、PM浄化量の時間変化量ΔM1,ΔM2を算定し、これらから連続再生型DPF内のPM蓄積量PMsを算定する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続再生型DPFを備えて、エンジンの排気ガスを浄化する排気ガス浄化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ディーゼル内燃機関から排出されるパティキュレート(パティキュレート・マター:粒子状物質:以下PMという)の排出量は、NOx,COそしてHC等と共に年々規制が強化されてきており、このPMをDPF(ディーゼルパティキュレートフィルタ:Diesel Particulate Filter )と呼ばれるフィルタで捕集して、外部へ排出されるPMの量を低減する技術が開発されている。
【0003】
このPMを捕集するDPFにはセラミック製のモノリスハニカム型ウオールフロータイプのフィルタや、セラミックや金属を繊維状にした繊維型タイプのフィルタ等があり、これらのDPFを用いた排気ガス浄化システムは、他の排気ガス浄化システムと同様に、内燃機関の排気通路の途中に設置され、内燃機関で発生する排気ガスを浄化して排出している。
【0004】
これらのDPF装置に、CRT(Continuously Regenerating Trap)方式と呼ばれる、DPFの上流側に酸化触媒(Diesel Oxdation Catalyst:DOC)を設けた連続再生型DPFや、CSF(Catalyzed Soot Filter )方式と呼ばれる、フィルタに担持させた触媒の作用によってPMの燃焼温度を低下させ、排気ガスによってPMを焼却する連続再生型DPFがある。
【0005】
このCRT方式の連続再生型DPFは、NO(二酸化窒素)によるPMの酸化が、排気ガス中の酸素によりPMを酸化することより低温で行われることを利用したもので、酸化触媒とフィルタとから構成され、この上流側の白金等を担持した酸化触媒により、排気ガス中のNO(一酸化窒素)を酸化してNOにして、このNOで、下流側のフィルタに捕集されたPMを酸化してCO(二酸化炭素)とし、PMを除去している。
【0006】
また、CSF方式の連続再生型DPFは、酸化セリウム(CeO)等の触媒を有する触媒付きフィルタで構成され、低温域(300℃〜600℃程度)では、触媒付きフィルタにおける排気ガス中のO(酸素)を使用した反応(4CeO+C→2Ce+CO,2Ce+O→4CeO等)によりPMを酸化し、高温域(600℃程度以上)では、排気ガス中のOにより直接PMを酸化している。
【0007】
しかしながら、これらの連続再生型DPFにおいても、排気温度が低い場合やNOの排出が少ない内燃機関の運転状態、例えば、内燃機関のアイドル運転や低負荷・低速度運転等の低排気温度状態が継続した場合においては、排気ガス温度が低く触媒の温度が低下して活性化しないため、酸化反応が促進されず、また、NOが不足するので、上記の反応が生ぜず、PMを酸化してフィルタを再生できない。
【0008】
そのため、PMのフィルタへの堆積が継続されて、フィルタの目詰まりが進行すると、排圧が上昇し、燃費の悪化を招き、また、エンジン停止等のトラブルが生じるおそれがある。
【0009】
そこで、これらの連続再生型DPFでは、このPMの蓄積量が予め設定されたPMの蓄積限界値に到達した時に、エンジンの運転状態を再生モード運転に変更して、排気温度を強制的に上昇させたり、NOxの量を増加させたりして、フィルタに捕集されたPMを酸化して除去し、連続再生型DPFを強制再生している。
【0010】
そして、このDPFの再生開始の判断には、DPFの前後の差圧(DPFの圧力損失)が利用される場合もあるが、エンジン回転速度とエンジン負荷から予め記憶したこれらに対応したパティキュレート排出特性とからPM排出量を求め、これを積算して捕集量(PM蓄積量)を求めたり(例えば、特許文献1参照。)、エンジン負荷、回転数、走行距離、走行時間、または燃料消費量の少なくともいずれか一つに基づいて、より具体的にはエンジン負荷と回転数から求めたPM捕集量を走行距離で補正したりして求めた単位時間当たりのPM捕集量を積算して捕集量(PM蓄積量)を求めている(例えば、特許文献2参照。)。
【0011】
また、差圧と差圧を検出した時点までのエンジン回転数の積算値と差圧に対する基準積算値との比に基づいて捕集量(PM蓄積量)を求め、更に、この捕集量にエンジン負荷に応じた補正係数を乗じて補正して捕集量を求めたり(例えば、特許文献3参照。)、差圧と回転数をニュートルネットを応用して捕集量(PM蓄積量)を求めたりしている(例えば、特許文献4参照。)。
【0012】
【特許文献1】
特公平01−23647号公報 (第2頁)
【特許文献2】
特許第2626111号公報 (第3頁、第4頁)
【特許文献3】
特開平08−210122号公報 (第3頁、第4頁)
【特許文献4】
特開平08−284638号公報 (第6頁、第7頁)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらのPM蓄積量の算定においては、予めベンチテスト等で求めたマップデータを使用したり、ニュートラルを使用したりするため、データの蓄積やプログラム等のソフト作成に手間が掛かるという問題がある。
【0014】
また、DPFの前後の差圧から、PM捕集量、PM浄化量を数学モデルで推定する方法を使用する場合は、DPFの前後の差圧がDPF周囲の気圧及びPM以外の成分の堆積の影響によっても変化するため、DPFの前後の差圧からDPF内のPM蓄積量を正確に推定することは難しいという問題がある。
【0015】
本発明は、上述の問題を解決するべくなされたものであり、その目的は、エンジンの主要パラメータであるエンジン回転数と燃料流量と、DPF差圧変化率を用いて、エンジンで生成されるPM生成量と化学反応によりDPF内から浄化されるPM浄化量を推測する数学モデルを使用して、簡便で精度良くPM捕集量を推定し、適切な時期に連続再生型DPFの再生を行うことができる排気ガス浄化システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
以上のような目的を達成するための排気ガス浄化システムは、ディーゼルエンジンの排気通路に設けられたパティキュレートを捕集する連続再生型DPFと該連続再生型DPFの前後の差圧を検出する差圧センサと前記連続再生型DPFの再生制御を行う再生制御装置を備えた排気ガス浄化システムにおいて、前記再生制御装置は、前記連続再生型DPFの再生処理を制御する再生制御手段を備え、該再生制御手段は、前記差圧とエンジン回転数とエンジンの燃料流量を入力するデータ入力手段と、前記差圧の時間に関する変化率であるDPF差圧変化率を算定する差圧変化率算定手段と、前記回転数と前記燃料流量から数学モデルに基づいてPM生成率を算定するPM生成率算定手段と、前記回転数と前記燃料流量から数学モデルに基づいてPM浄化率を算定するPM浄化率算定手段と、前記PM生成率から所定時間の間のPM生成量を算定するPM生成量算定手段と、前記PM浄化率から所定時間の間のPM浄化量を算定するPM浄化量算定手段と、前記PM生成量と前記PM浄化量とから所定時間後のPM蓄積量を算定するPM蓄積量算定手段を備えて構成される。
【0017】
この排気ガス浄化システムによれば、連続再生型DPFの再生開始等の判断に使用するPMの堆積量の推定において、エンジン回転数、燃料流量とDPF前後差圧の時間変化率であるDPF差圧変化率とから、PM生成量を算出する数学モデルのPM生成量予測モデル式を用いてPM生成量の時間変化量を求め、また、PM浄化量を算出する数学モデルのPM浄化量予測モデル式を用いてPM浄化量の時間変化量を求めて、これらのPM生成量の時間変化量とPM浄化量の時間変化量と連続再生型DPFの捕集率とから、連続再生型DPFにおけるPM蓄積量を推定する。
【0018】
この数学モデルのPM生成量予測モデル式とPM浄化量予測モデル式の係数は、予め、エンジンの運転条件を表す回転数と燃料流量とDPF差圧変化率とPM生成量の関係を予め測定して、最小二乗法等により決定しておく。
【0019】
つまり、予め、複数のエンジン運転条件(エンジン回転数、燃料流量)に対応したPM生成量及び差圧を測定して係数を決定した数学モデルの多項式を用いて、走行中のDPF差圧変化率からPM生成量、PM浄化量の時間変化量を算定し、更に、これらから、連続再生型DPF内のPM蓄積量を算定する。
【0020】
そして、本発明の排気ガス浄化システムによれば、数学モデルに基づいて、エンジン回転数、燃料流量とDPF差圧変化率とから、PM蓄積量を正確に推定することができるので、適切な時期にDPF強制再生処理制御に入ることができ、DPFの溶損、エンジンの燃費悪化等を防止できる。
【0021】
また、上記の排気ガス浄化システムにおいて、再生制御装置が、DPF差圧変化率が所定の設定値を超える場合は、エンジン回転数、燃料流量、DPF差圧変化率を記録し、このDPF差圧変化率が所定の設定値を超えた回数が所定の設定回数を超える場合は、数学モデルの係数を修正する係数修正手段を備えて構成される。
【0022】
この係数修正手段を備えることにより、DPF差圧変化率の範囲に応じて係数を設定した数学モデルで、精度良く、PM生成率とPM浄化率を算定できる。
【0023】
また、PM生成率算定手段で、PM生成率を算定する数学モデルを、回転数と燃料流量とに関する二次式とし、PM浄化率算定手段で、PM浄化率を算定する数学モデルを、回転数と燃料流量の積に関する二次式とすることにより、比較的簡単な近似式で、PM生成率とPM浄化率を精度よく算定できる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムについて、酸化触媒(DOC)と触媒付きフィルタ(CSF)の組合せで構成される連続再生型DPFを備えた排気ガス浄化システムを例にして図面を参照しながら説明する。
【0025】
図1に、この実施の形態の排気ガス浄化システム1の構成を示す。この内燃機関の排気ガス浄化システム1では、ディーゼルエンジン(内燃機関)10の排気マニホールド11に接続する排気通路12に連続再生型DPF13が設けられている。この連続再生型DPF13は、上流側に酸化触媒13aを下流側に触媒付きフィルタ13bを有して構成される。
【0026】
この酸化触媒13aは、多孔質のセラミックのハニカム構造等の担持体に、白金(Pt)等の酸化触媒を担持させて形成され、触媒付きフィルタ13bは、多孔質のセラミックのハニカムのチャンネルの入口と出口を交互に目封じしたモノリスハニカム型ウオールフロータイプのフィルタや、アルミナ等の無機繊維をランダムに積層したフェルト状のフィルタ等で形成される。このフィルタの部分に白金や酸化セリウム等の触媒を担持する。
【0027】
そして、触媒付きフィルタ13bに、モノリスハニカム型ウオールフロータイプのフィルタを採用した場合には、排気ガスG中のPM(パティキュレートマター:粒子状物質)は多孔質のセラミックの壁で捕集(トラップ)され、繊維型フィルタタイプを採用した場合には、フィルタの無機繊維でPMを捕集する。
【0028】
そして、触媒付きフィルタ13bの再生制御用に、連続再生型DPF13の前後の差圧を検出する差圧センサ21が設けられ、更に、酸化触媒13aと触媒付きフィルタ31bの上流側、中間及び下流側に、それぞれ、上流側温度センサ22、中間温度センサ23及び下流側温度センサ24が設けられる。
【0029】
また、エンジン10の制御用に、エンジン回転数を検出する回転数センサ(図示しない)と、エンジンの負荷を検出するアクセル開度センサ等の負荷センサ(図示しない)が設けられる。
【0030】
これらのセンサの出力値は、エンジン10の運転の全般的な制御を行うと共に、触媒付きフィルタ13bの再生制御も行う制御装置(ECU:エンジンコントロールユニット)30に入力され、この制御装置30から出力される制御信号により、エンジン10の燃料噴射装置14や、吸気マニホールド15への吸気量を調整する吸気弁16や、EGR通路17にEGRクーラ18と共に設けられたEGR量を調整するEGRバルブ19等が制御される。
【0031】
この燃料噴射装置14は燃料ポンプ(図示しない)で昇圧された高圧の燃料を一時的に貯えるコモンレール(図示しない)に接続されており、制御装置30には、エンジンの運転のために、PTOのスイッチのON/OFF,ニュートラルスイッチのON/OFF,車両速度,冷却水温度Tw,エンジン回転数N,アクセル開度Acc等の情報も入力される。
【0032】
そして、排気ガス浄化システム1では、図2に示すように、連続再生型DPF13の再生処理等を制御するための再生制御装置30aが設けられる。この再生制御装置30aは、エンジン10の制御装置30の一部に組み込まれ、連続再生型DPF13の再生制御はエンジン10の制御と並行して行われる。
【0033】
そして、再生制御装置30aには、エンジン10からの測定データとしてエンジン回転数N、燃料流量Qが入力され、連続再生型DPF13からのデータとして、差圧ΔPが入力され、データ処理した後、PM蓄積量PMsが算定され、このPM蓄積量PMsに基づいて、連続再生型DPF13の再生処理開始が判断され、この判断に基づいて再生処理が行われる。
【0034】
この再生制御装置30aは、連続再生型DPF13の再生処理を制御する再生制御手段C1を備えて構成され、図3に示すように、この再生制御手段C1は、再生開始判定手段C10、通常制御運転手段C20、再生処理制御運転手段C30等を備えて構成され、再生開始判定手段C10は、データ入力手段C11、差圧変化率算定手段C12、PM生成率算定手段C13、PM浄化率算定手段C14、PM生成量算定手段C15、PM浄化量算定手段C16、PM蓄積量算定手段C17、及び、係数修正手段C18を備えて構成される。
【0035】
そして、データ入力手段C11は、連続再生型DPF装置13の前後の差圧ΔPとエンジン回転数Nとエンジンの燃料流量Qを入力し、差圧変化率算定手段C12は、差圧ΔPから差圧の時間に関しての変化率であるDPF差圧変化率Rdpを算定し、PM生成率算定手段C13は、エンジン回転数Nと燃料流量Qから数学モデルに基づいてPM生成率Rm1を算定し、PM浄化率算定手段C14は、エンジン回転数Nと燃料流量Qから数学モデルに基づいてPM浄化率Rm2を算定するように構成される。
【0036】
また、PM生成量算定手段C15は、PM生成率Rm1から所定の時刻tから所定の時間間隔Δtの間のPM生成量ΔM1を算定し、PM浄化量算定手段C16は、PM浄化率Rm2から所定の時刻tから所定の時間間隔Δtの間のPM浄化量ΔM2を算定し、PM捕集量積算手段C17は、PM生成量ΔM1とPM浄化量ΔM2とから所定の時刻tから所定の時間間隔Δt後の時刻tk+1 のPM蓄積量PMsを算定するように構成される。
【0037】
そして、係数修正手段C18は、DPF差圧変化率Rdpが所定の設定値Rdp0を超える場合は、エンジン回転数N、燃料流量Q、DPF差圧変化率Rdpを記録し、このDPF差圧変化率Rdpが所定の設定値Rdp0を超えた回数Lが所定の設定回数L0を超える場合は、PM生成率算定手段C13とPM浄化率算定手段C14の数学モデルの係数を修正するように構成される。
【0038】
次に、PM生成率算定手段C13とPM浄化率算定手段C14で使用される数学モデルと、実験データからこれらの係数を推定するための数学モデルについて説明する。
【0039】
この数学モデルは、DPF差圧ΔP、PM生成量M1、PM浄化量M2、PM捕集量M3についての時間変化量Rdp(=dΔP/dt)、Rm1(=dM1/dt)、Rm2(=dM2/dt)、Rm3(=dM3/dt)における、Rm1を推定するPM生成量予測モデル式、及び、Rm2を推定するPM浄化量予測モデル式、及び、実験データからこれらのモデル式の係数を決定するために用いるRdp、Rm1、Rm2、Rm3相互間の関係を示す数式である。
【0040】
先ず、PM生成量予測モデル式に関しては、PM生成量M1の時間変化率であるPM生成率Rm1を、エンジン回転数Nと燃料流量Qをパラメータとし、係数a、b、c、d、eを定数とする二次多項式である(1)式で表す。
【0041】
次に、PM浄化量予測モデル式に関しては、PM浄化量M2の時間変化率であるPM浄化率Rm2を、エンジン回転数Nと燃料流量Qの積(N*Q)をパラメータとし、係数A、B、Cを定数とする二次多項式である(2)式で表す。
【0042】
【数1】
Figure 2004293413
【0043】
一方、特定のエンジン回転数N、燃料流量Qのエンジン運転条件におけるDPF差圧ΔPの時間変化Rdpは、Kを比例定数とする(3)式で表わす。つまり、ここで、α(0<α<1)をDPFの捕集率とし、DPF差圧ΔPの時間変化Rdpは、DPF内でのPM捕集量M3(=M1*α)の時間変化率であるPM捕集率Rm3(=Rm1*α)とPM浄化率Rm2の差に比例するものとする。
【0044】
ここで、PMの浄化が発生しないエンジンの運転条件ではRm2=0であるから(4)式となり、また、(3)式を変形すると(5)式となる。
【0045】
【数2】
Figure 2004293413
【0046】
従って、この(4)式からエンジンの運転条件(N,Q)におけるRdp、Rm1の試験データにより比例定数Kを決定でき、5点以上の異なるエンジン運転条件(N、Q)におけるRdp、Rm1の試験データがあれば、PM生成量予測モデル式(1)の係数a、b、c、d、eを決定できる。なお、DPFの捕集率αは、予め実験等で測定し、求めておく。
【0047】
また、(5)式からPM浄化率Rm2を算定できるので、3点以上の異なる、PM浄化が起こると推定されるエンジン運転条件(N、Q)についてのRdp、Rm1のデータがあれば、PM浄化量予測モデル式(2)の係数A、B、Cを決定できる。
【0048】
そして、この再生制御装置30aの再生制御手段C1で使用される(1)式と(2)式の係数の決定は、図4及び図5の制御フローによって行われ、連続再生型DPF13の再生処理の制御は、図6の制御フローに従って行われる。
【0049】
最初に、数学モデルの(1)式と(2)式の係数決定について説明する。
【0050】
図4のPM生成量予測モデル式(1)の係数決定の制御フローでは、PM生成量予測モデル式である(1)式の係数a,b,c,d,eを、最小二乗法により五元連立一次方程式を立ててこれを解いて求める。なお、連立一次方程式の解法は公知であるので、図4には示さない。
【0051】
この図4の制御フローがスタートすると、ステップS11で、エンジン回転数Ni,燃料流量Q,PM生成率Rm1,i=1〜nの試験データを入力する。但し、nはデータ数であり、5以上の整数である。
【0052】
次のステップS12では、係数a,b,c,d,eを求めるための五元連立一次方程式(ステップS13の式)の係数等R,S,T,U,V,F,G,X,Y,H,I,J,K,M,W,Zを算定する。但し、式中の記号「Σ」はi=1〜nの総和を示す。
【0053】
そして、ステップS13では、この五元連立一次方程式を解き、係数a,b,c,d,eを算定する。これにより、PM生成量予測モデル式(1)が決定できるので、この制御フローを終了しリターンする。
【0054】
また、図5のPM浄化量予測モデル式(2)の係数決定の制御フローでは、(5)式を変形した(6)式からPM浄化率とPM生成率の比R12=Rm1/Rm2が1以上となった場合をPM浄化が起きるエンジン運転条件と仮定し、このエンジン運転条件について、(5)式からPM浄化率Rm2を算定し、PM浄化量予測モデル式である(2)式の係数A,B,Cを、最小二乗法により三元連立一次方程式を立ててこれを解いて求める。なお、連立一次方程式の解法は公知であるので、図5には示さない。
【0055】
【数3】
Figure 2004293413
【0056】
この図5の制御フローがスタートすると、ステップS21で、エンジン回転数N,燃料流量Q,PM生成率Rm1,i=1〜nの試験データを入力する。但し、nはデータ数であり、5以上の整数である。
【0057】
ステップS22で、n個のデータについて、PM生成率Rm1とDPF差圧変化率Rdpと予め試験データにより決定した比例定数Kとから、(6)式によりPM浄化率とPM生成率の比R12を算定する。
【0058】
ステップS23では、PM浄化率とPM生成率の比R12が1以上となった場合のデータ、エンジン回転数N,燃料流量Q,PM生成率Rm1,DPF差圧変化率Rdp,j=1〜mを選定する。但し、mは選択されたデータの数であり、3以上でn以下の整数である。
【0059】
ステップS24では、ステップS23で選び出された測定データN,Q,Rm1,Rdp,j=1〜mから、(5)式よりPM浄化率Rm2jを計算する。
【0060】
次のステップS25では、エンジン回転数N,燃料流量QとステップS24で算定された、PM浄化率Rm2,j=1〜mから、PM浄化率予測モデル式(2)の係数A,B,Cを求めるための三元連立一次方程式(ステップS26の式)の係数等R,S,T,F,G,H,Jを算定する。但し、式中の記号「Σ」はj=1〜mの総和を示す。
【0061】
そして、ステップS26では、この三元連立一次方程式を解き、係数A,B,Cを算定する。これにより、PM浄化量予測モデル式(2)が決定できるので、この制御フローを終了してリターンする。
【0062】
次に、測定データにより各係数を決定されたPM生成量予測モデル式(1)とPM浄化量予測モデル式(2)に基づいて、PM蓄積量を算定する制御について、図6の制御フローに基づいて説明する。
【0063】
この制御フローが再生制御フローから呼ばれてスタートすると、ステップS31で時刻tをカウントし、時刻t及び時間間隔Δtを記録する。なお、この時間間隔Δtはこの制御用の時間間隔であり、計測データN,Q,Rm1,Rdpのサンプリング間隔とは異なる。
【0064】
ステップS32で時刻tにおけるエンジン回転数N,燃料流量Q,DPF差圧ΔPを検出し、ステップS33で、これらのデータを用いて、時刻tにおけるDPF差圧変化率Rdp(=ΔP/Δt)を算定し、また、数学モデル(1)式と(2)式からPM浄化率Rm1とPM生成率Rm2を算定する。
【0065】
そして、次のステップS34で、時刻tから時刻tk+1 (=t+Δt)のΔt時間内におけるPM生成量ΔM1(=Rm1*Δt)とPM浄化量ΔM2(=Rm2*Δt)を算定し、ステップS35で、時刻tk+1 におけるPM蓄積量(PMk+1 =PM+ΔM1*α−ΔM2)を算定する。ここで、α(0<α<1)はDPFの捕集率である。
【0066】
また、ステップS36で、DPF差圧変化率Rdpが、現在の数学モデルの式(1)(2)の係数を決定した設定範囲内(Rdp≦Rdp0)にあるかを判定し、設定範囲内であった場合には、そのままステップS38に行き、設定範囲外であった場合には、ステップS37で、設定範囲外の回数Lをカウント(L=L+1)し、その時の測定データであるエンジン回転数N,燃料流量Q,DPF差圧変化率Rdpを記録し、ステップS38に行く。
【0067】
ステップS38では、設定範囲外の回数Lが所定の設定回数L0を超えたか否かを判定し、超えない場合は、そのままリターンし、超えた場合には、ステップS38で、PM生成量予測モデル式(1)の係数決定の制御フロー(図とPM浄化量予測モデル式(2)の係数決定の制御フロー(図10)を呼んで、各数式モデル(1)式及び(2)式の係数の修正を行ってから、リターンする。
【0068】
以上のPM蓄積量を算定する制御によれば、本数学モデルでは、連続再生型DPF13内のPM生成量M1、PM浄化量M2及びPM捕集量M3の時間変化率Rm1,Rm2,Rm3(=Rm1*α)が、エンジン回転数Nと燃料流量Qを変数とする(1)式、(2)式で算定される。
【0069】
そのため、エンジン回転数N、燃料流量Q、DPF差圧変化率Rdp及びその間の経過時間tを記録した運転履歴情報に基づいて、この数学モデルの(1)式、(2)式を用いることにより、PM生成量M1、PM浄化量M2及びPM捕集量M3の、所定の時間Δt内の各変化量ΔM1、PM浄化量ΔM2及びPM捕集量ΔM3を推定できる。
【0070】
またPM蓄積量(PMの重量)の初期値PMsが既知であれば、PM蓄積量PMsの変化量ΔPMs(=ΔM3−ΔM2=ΔM1*α−ΔM2)を積算することにより、その時点tk+1 におけるPM蓄積量PMsK+1 を推定できる。
【0071】
従って、本発明の排気ガス浄化システム1によれば、PM蓄積量PMsを精度良く検知でき、再生開示時期を適切に判定でき、より適切な時期にDPF再生処理制御に入ることができるので、連続再生型DPF13の溶損や燃費の悪化等を回避できる。
【0072】
次に、上記の制御により算定したPM捕集量、PM浄化量の算出例を示す。
【0073】
図7に示したような試験状態において、PM発生量M1及びDPF差圧変化率Rdpの測定試験を実施した。この測定試験では、エンジン回転数Nを一定(2000rpm)とし、DPF入口温度Tinの時間変化が階段状に上昇するように、燃料流量Qを一定の時間間隔で増加し、この時の排気温度、排気流量及びPM発生量M1に応じてDPF差圧ΔPを階段状に上昇させた。この時のDPF入口温度Tin及びDPF差圧ΔPの測定値の一例を図8に示す。
【0074】
このDPF入口温度Tinを一定とした時間帯では、温度レベルがPM浄化反応の起こる温度よりも低ければ、PMがDPFに捕集されるため、DPF差圧ΔPは一定又は増加となる。一方、温度レベルがPM浄化反応が起きる温度以上ならば、DPF差圧ΔPは捕集されるPM量と浄化されるPM量に応じて、DPF内のPM量が減少、平衡、または増加するため、DPF差圧ΔPは減少、平衡、または増加のいずれかとなる。
【0075】
そして、DPF入口温度Tinを一定とした時間帯(10分間)の中間点付近の90秒間におけるDPF差圧変化率Rdpの平均値を、予測式モデル(1)の係数決定用測定データRdpとした。この試験により得られたPM生成量M1及びDPF差圧変化率Rdpの測定データM1m ,Rdpm を、エンジン回転数N、燃料流量Qをパラメータとするマップ表示で、図9及び図10に示す。
【0076】
これらの測定データM1m ,Rdpm とDPF差圧モデル(4)式より比例定数Kを0.004(mmAq/s)と推定し、この比例定数Kと測定データM1m ,Rdpm からPM生成量予測モデル式(1)の係数を決定した。このPM生成量予測モデル式(1)で算定されたPM生成量M1の計算値M1c をエンジン回転数N、燃料流量Qをパラメータとするマップ表示で図11に示す。
【0077】
また、比例定数Kと測定データM1,Rdpと(5)式からPM浄化量M2の推定M2e を算定した。さらに、PM浄化量予測モデル式(2)の係数を決定し、このPM浄化量予測モデル式(2)で算定された計算値M2c で推定値M2e を補足した結果をエンジン回転数N、燃料流量Qをパラメータとするマップ表示で図12に示す。
【0078】
また、図13に、PM浄化率とPM生成率の比R12をエンジン回転数N、燃料流量Qをパラメータとするマップ表示で示す。この比R12が1よりも大きい場合には、PM生成率Rm1よりPM浄化率Rm2が上回っていると推定できるので、(6)式で算定される比R12が1より大きくなる測定データを選定し、この選定された測定データからPM浄化量予測モデル式(2)の係数を決定している。この比R12が1よりも大きい領域を斜線で示す。
【0079】
【発明の効果】
以上に説明をしたように、本発明の排気ガス浄化システムによれば、数学モデルに基づいて、エンジン回転数、燃料流量とDPF前後差圧の時間変化率であるDPF差圧変化率とから、PM積算量を正確に推定することができるので、連続再生型DPFに蓄積されたPMの量が再生開始のPM蓄積量に達しているか否かを正確に検知でき、適切な時期にDPFの再生処理制御に入ることができるので、DPFの溶損、燃費の悪化等を防止できる。
【0080】
また、DPF差圧変化率が所定の設定値を超える回数が、所定の設定回数を超える場合は、数学モデルの係数を修正する係数修正手段を備えることにより、差圧の変化率の範囲に応じて係数を設定した数学モデルで、精度良く、PM生成率とPM浄化率を算定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムのシステム構成図である。
【図2】本発明に係る実施の形態のエンジン、連続再生型DPF、計測系及びデータ処理系の構成を示す図である。
【図3】本発明に係る排気ガス浄化システムの制御手段の構成を示す図である。
【図4】PM生成量予測モデル式の係数決定の制御フローの一例を示す図である。
【図5】PM浄化量予測モデル式の係数決定の制御フローの一例を示す図である。
【図6】PM蓄積量の算定の制御フローの一例を示す図である。
【図7】測定試験時におけるエンジン、連続再生型DPF、計測系及びデータ処理系の構成を示す図である。
【図8】DPF入口温度とDPF差圧の実測例を示す図である。
【図9】PM生成量の実測値をマップ表示で示す図である。
【図10】DPF差圧変化率の実測値をマップ表示で示す図である。
【図11】PM生成量の算定値をマップ表示で示す図である。
【図12】PM浄化量の算定値をマップ表示で示す図である。
【図13】PM浄化量とPM生成量の比をマップ表示で示す図である。
【符号の説明】
1 排気ガス浄化システム
10 ディーゼルエンジン(内燃機関)
12 排気通路
13 連続再生型DPF装置
13a 酸化触媒
13b 触媒付きフィルタ(DPF)
21 差圧センサ
30 制御装置(ECU)
30a 再生制御装置
C1 再生制御手段
C10 再生開始判定手段
C11 データ入力手段
C12 差圧変化率算定手段
C13 PM生成率算定手段
C14 PM浄化率算定手段
C15 PM生成量算定手段
C16 PM浄化量算定手段
C17 PM蓄積量算定手段
C18 係数修正手段
C20 通常制御運転手段
C30 再生処理制御運転手段
L 回数
L0 所定の設定回数
N エンジン回転数
PMs PM蓄積量
Q 燃料流量
Rdp DPF差圧変化率
Rm1 PM生成率
Rm2 PM浄化率
Rdp0 所定の設定値
所定の時刻
ΔP 差圧
Δt 所定の時間間隔
ΔM1 PM生成量
ΔM2 PM浄化量

Claims (4)

  1. ディーゼルエンジンの排気通路に設けられたパティキュレートを捕集する連続再生型DPFと該連続再生型DPFの前後の差圧を検出する差圧センサと前記連続再生型DPFの再生制御を行う再生制御装置を備えた排気ガス浄化システムにおいて、
    前記再生制御装置は、前記連続再生型DPFの再生処理を制御する再生制御手段を備え、該再生制御手段は、
    前記差圧とエンジン回転数とエンジンの燃料流量を入力するデータ入力手段と、
    前記差圧の時間に関する変化率であるDPF差圧変化率を算定する差圧変化率算定手段と、
    前記回転数と前記燃料流量から数学モデルに基づいてPM生成率を算定するPM生成率算定手段と、
    前記回転数と前記燃料流量から数学モデルに基づいてPM浄化率を算定するPM浄化率算定手段と、
    前記PM生成率から所定時間の間のPM生成量を算定するPM生成量算定手段と、
    前記PM浄化率から所定時間の間のPM浄化量を算定するPM浄化量算定手段と、
    前記PM生成量と前記PM浄化量とから所定時間後のPM蓄積量を算定するPM蓄積量算定手段を備えることを特徴とする排気ガス浄化システム。
  2. 前記再生制御装置が、前記DPF差圧変化率が所定の設定値を超える場合は、エンジン回転数、燃料流量、DPF差圧変化率を記録し、このDPF差圧変化率が所定の設定値を超えた回数が前記所定の設定回数を超える場合は、前記数学モデルの係数を修正する係数修正手段を備えることを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化システム。
  3. 前記PM生成率算定手段で、PM生成率を算定する数学モデルを、前記回転数と前記燃料流量とに関する二次式とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の排気ガス浄化システム。
  4. 前記PM浄化率算定手段で、PM浄化率を算定する数学モデルを、前記回転数と前記燃料流量の積に関する二次式とすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の排気ガス浄化システム。
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