JP2004291057A - 摩擦攪拌接合用ツール - Google Patents

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豊 大野
Takahiro Irie
隆博 入江
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Abstract

【課題】先端ピンの長さ調整をツール側だけで容易かつ確実に行なうことができ、従来のピン棒の突出量の調整機構を有しない摩擦攪拌接合装置においても利用可能として、大幅な加工コストの削減を図る。
【解決手段】ツールの回転に対し逆ねじとなる雄ねじ(24)が外周面に形成されると共に先端部(21)が接合部材内へ挿入される先端ピン(23)を形成するピン棒(20)と、ショルダ部(4)に開口し内周面に雌ねじ(13)が形成された軸孔(10)を有すると共にピン棒が先端ピンをショルダ部から突出させて軸孔内へ軸方向に進退可能に螺入されるツール本体(1)と、ツール本体に配設されてピン棒をツール本体に固定するための第1の固定手段とを備える。例えば、第1の固定手段は、ツール本体の外周部(2)から半径方向に螺入されてピン棒に当接するねじ部材(40)からなる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属材料の固相接合法の一つである摩擦攪拌接合に用いる、摩擦攪拌接合用ツールに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年に至り、特にアルミニウム合金の適用が種々の分野において積極的に進められる中、非溶融プロセスを用いる摩擦攪拌接合法が注目されている(例えば、特許文献1)。この摩擦攪拌接合法は、図6(a)及び(b)に示すように、中心部に先端ピン102を有する硬質丸棒からなるツール101を回転させながら接合部材111,112の接合部内へ挿入する。このとき、先端ピン102は接合部材111,112の中に完全に挿入されるが、ショルダ部103もわずかに挿入される。ツール101を接合部内へ挿入した後、接合線に沿ってこれを移動させる。
【0003】
これにより、接合部材111,112はツール101との摩擦熱によりあめ状に軟化し、さらにツール101の回転に引きずられて攪拌され、塑性流動が生じる。ツール101の移動により、組織は冷却されて一体化し接合される。例えばアルミニウム合金の場合、接合部の温度は500°C程度であり、融点(600〜660°C)以下で接合できる固相接合である。接合断面は、概ね逆三角形を呈す。
【0004】
この従来の摩擦攪拌接合用ツール101は、図6(b)に示すように、ショルダ部103から突出する先端ピン102がツール101に一体に形成される。したがって、接合部材111,112の板厚に応じて、通常は先端ピン102の長さが板厚よりもわずかに短くなるように、その都度ツール101を選定して接合を行う。しかしながら、様々な板厚の接合部材111,112に対し、先端ピン102の長さが最適となるすべてのツール101を準備することはコスト的に困難である一方、この先端ピン102と裏当て材113との隙間幅Dが略0.5mm以上になると、攪拌不良が発生しやすく、機械的強度が低下する恐れがあるという問題が発生する。
【0005】
このような問題を解決しようとする試みの一つとして、ツールをツール本体とこれとは別体のピン棒とから構成し、ピン棒をツール本体の軸方向に進退可能にした摩擦攪拌接合用ツールが提案されている(例えば、特許文献2及び3参照)。ここで、ピン棒をツール本体の軸方向に進退可能にした従来の摩擦攪拌接合用ツールにおいて最も重要な要素は、ピン棒の突出量をどのような手段により調整し、かつ接合部材内へ大きな荷重をかけて挿入するピン棒をどのような手段により支持固定するかであることは言うまでもない。
【0006】
しかしながら、特許文献2には単に、ピン棒のツール本体に対する突出量を制御すると、また特許文献3には、ピンはショルダの先端面からの突出部分の長さを自在に調節することができると、記載されているだけである。つまり、ピン棒の突出量の具体的な制御方法、及びピン棒の具体的な支持固定方法は何ら開示されていない。したがって、このピン棒をツール本体の軸方向に進退可能にした摩擦攪拌接合用ツールは、いずれも現実の利用に供するものには至っていないという問題がある。
【0007】
一方、このように、ツールをツール本体とこれとは別体のピン棒とから構成し、ピン棒をツール本体の軸方向に進退可能にし、かつピン棒の突出量の制御方法、及びピン棒の支持固定方法を具体的に記載した摩擦攪拌接合用ツールが開示されている(例えば、特許文献4参照)。このツールは、ピン棒をツール本体の軸方向に進退可能にすると共に、ツールを支持固定する装置側の回転軸をそのホルダに対して移動可能にして、ピン棒の突出量の調整を行なうものである。したがって、この摩擦攪拌接合用ツールによりピン棒の突出量の調整を行うためには、それを取り付ける擦攪拌接合装置が、そのようなピン棒の突出量の調整を行うための機構を備えていなければならない。
【0008】
【特許文献1】
特表平7−505090号公報(第2−7頁、第1図)
【特許文献2】
特開平10−71478号公報(第2−3頁、第1図)
【特許文献3】
特表平2001−252774号公報(第2−3頁、第2図)
【特許文献4】
特開平2002−178168号公報(第3−7頁、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、従来の摩擦攪拌接合用ツールにおいて、ピン棒の突出量の調整を行うためには、それを取り付ける摩擦攪拌接合装置が、ピン棒の突出量の調整を行うための機構を備えていなければならない。したがって、接合時に、接合部材の板厚に合わせて先端ピンの長さを最適に調整するためには、ツールと共に、それを利用するための専用の摩擦攪拌接合装置を購入しなければならず、極めてコスト高になるという問題がある。
【0010】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、先端ピンの長さ調整をツール側だけで容易かつ確実に行なうことができ、従来のピン棒の突出量の調整機構を有しない摩擦攪拌接合装置においても利用可能として、大幅な加工コストの削減を図ることができる摩擦攪拌接合用ツールを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明の摩擦攪拌接合用ツールは、ツールの回転に対し逆ねじとなる雄ねじが外周面に形成されると共に先端部が接合部材内へ挿入される先端ピンを形成するピン棒と、ショルダ部に開口し内周面に雌ねじが形成された軸孔を有すると共にピン棒が先端ピンをショルダ部から突出させて軸孔内へ軸方向に進退可能に螺入されるツール本体と、ツール本体に配設されてピン棒をツール本体に固定するための第1の固定手段とを備える。例えば、第1の固定手段は、ツール本体の外周部から半径方向に螺入されてピン棒に当接するねじ部材からなる。
【0012】
このように、ピン棒をツール本体の軸孔内へ進退可能に螺入したから、ピン棒をツール本体にねじ込むことにより、先端ピンの長さを任意に変化させることができ、しかも微調整することができる。また、第1の固定手段により、ピン棒をツール本体に堅固に支持固定すると共に、ピン棒の雄ねじをツールの回転に対して逆ねじとなるように形成したから、ピン棒に高荷重がかかっても先端ピンの長さをこの調整した長さに確実に保持することができる。したがって、本摩擦攪拌接合用ツールによれば、先端ピンの長さ調整を、ツール側だけで容易かつ確実に行なうことができ、ピン棒の突出量の調整機構を有しない従来の摩擦攪拌接合装置においても利用可能となる。
【0013】
軸孔は、ツール本体の基端部に開口するとよい。軸孔がツール本体の基端部に開口することにより、ピン棒のツール本体への取付けが容易になり、かつピン棒をねじ込んで行なう長さ調整も、この開口部からレンチを挿入することにより容易に行うことができる。
【0014】
ツール本体の基端部側から軸孔内へ挿入されてピン棒と回動不能に連結される調整棒と、ツール本体に配設されて調整棒をツール本体に固定するための第2の固定手段とをさらに備えるとよい。例えば、第2の固定手段は、ツール本体の外周部から半径方向に螺入されて調整棒に当接するねじ部材からなる。このように、別体の調整棒をピン棒に連結することにより、ピン棒自体も安価に製作することができるようになる。また、ピン棒に連結される調整棒を、第2の固定手段によりツール本体に堅固に支持固定するから、調整棒のみならずピン棒の固定も一層堅固になる。
【0015】
雄ねじは、先端ピンの先端部まで形成されるとよい。雄ねじを先端ピンの先端部まで形成することにより、この雄ねじが軟化した組織の攪拌を助長し、塑性流動を促進させる。雄ねじは、上述のとおりツールの回転に対し逆ねじに形成されているから、その攪拌作用は極めて大きい。この結果、攪拌不良のない一段と良好な接合を得ることができる。
【0016】
先端ピンに面取り部を設けるとよい。面取り部を設けることにより、先端ピンの攪拌作用がさらに大きくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係る摩擦攪拌接合用ツールの発明の実施の形態を、図1ないし図5を参照して詳細に説明する。図1に示すように、本摩擦攪拌接合用ツールは、ツール本体1と、ピン棒20と、調整棒30とから構成される。
【0018】
図2に示すように、ツール本体1は円筒状に形成されて、先端に所定外径のショルダ部4を有する。ショルダ部4は後述する先端ピン23と共にこの摩擦攪拌接合用ツールの加工部を形成し、接合部材の接合部内へ挿入されて、高速回転による摩擦熱により、接合部をあめ状に軟化させる。ツール本体1の内部には、一端がショルダ部4の中心に開口し、他端が基端面(基端部)6の中心に開口する軸孔10が穿設される。
【0019】
軸孔10は、ツール本体1の先端部3側に配設される小径部11と、基端部5側に配設される大径部12とからなり、小径部11の内周面には、ショルダ部4に至る雌ねじ13が形成される。雌ねじ13は、ツールの回転に対し逆ねじになるように形成される。ツール本体1には、その外周部2から軸孔10の小径部11へ貫通するねじ孔14が、例えば周方向に等間隔に4つ穿設され、また、外周部2から軸孔10の大径部12へ半径方向に貫通するねじ孔15が、例えば周方向に等間隔に4つ穿設される。
【0020】
ピン棒20は円柱状に形成されて、先端部21側の外周面には、先端ピン23の先端部まで連続する雄ねじ24が形成される。雄ねじ24は、上述のツール本体1の軸孔10の雌ねじ13に螺合することができる。ピン棒20の基端部22には、図3(b)に示すように、横断面が多角形、例えば四角形の連結部25が形成される。ピン棒20は、例えばSKD61相当材で形成される。
【0021】
図2に示すように、調整棒30は円柱状に形成されて、先端部には、図3(b)に示すように、その横断面が例えば内四角形の連結孔31が形成される。連結孔31は、上述のピン棒20の連結部25に挿脱可能に嵌合することができる。調整棒30の基端部には、図3(a)に示すように、その横断面が例えば内六角形のレンチ孔32が穿設される。調整棒30は、上述のピン棒20を回転させ、ピン棒20の支持固定を強化するためのものであるから、安価な材料で製作することもできる。
【0022】
図1に示すように、上述のピン棒20と調整棒30とをこの順に、ツール本体1の軸孔10内へ基端部5側から挿入し、図2に示すように、調整棒30の連結孔31をピン棒20の連結部25に嵌合する。調整棒30のレンチ孔32内へ図示しないレンチを挿入し、これにより調整棒30を回転させて、ピン棒20の雄ねじ24をツール本体1の軸孔10の雌ねじ13に螺合させる。調整棒30をさらに回転させて、図4に示すように、ピン棒20の先端部21をツール本体1のショルダ部4から所定長Lだけ突出させて、先端ピン23を形成する。この所定長Lは、先端ピン23と図示しない接合部材の裏当て材との隙間幅が、0.5mmを超えないように設定する。
【0023】
図1及び図2に示すように、ツール本体1の4つのねじ孔14にねじ部材40をそれぞれ螺入し、ピン棒20をツール本体1に固定する。ツール本体1の4つのねじ孔15にねじ部材41をそれぞれ螺入し、調整棒30をツール本体1に固定する。このように組み上げた本摩擦攪拌接合用ツールを摩擦攪拌接合装置に取付け、接合部材の接合を行なう。
【0024】
本摩擦攪拌接合用ツールによれば、図4に示すように、ピン棒20をツール本体1の軸孔10内へ進退可能に螺入したから、ピン棒20をツール本体1にねじ込むことにより、先端ピン23の長さLを任意に変化させることができ、しかも微調整することができる。また、図1及び図2に示すように、ピン棒20を4つのねじ部材40によりツール本体1に堅固に支持固定し、図4に示すように、ピン棒20の雄ねじ24をツールの回転に対し逆ねじとなるように形成したから、ピン棒20に高荷重がかかっても、先端ピン23の長さがこの調整した長さLに確実に保持される。
【0025】
したがって、1つのツールにより、種々の板厚の接合部材に対して攪拌不良がない良好な接合を行なうことができる。また、先端ピン23の長さ調整を、ツール側だけで容易かつ確実に行なうことができ、特にピン棒20の突出量の調整機構を有しない摩擦攪拌接合装置においても利用可能となって、加工コストの大幅な削減を図ることができる。さらに、調整棒30を配設したことによりピン棒20の全長を短くすることができ、これによりピン棒20自体も安価に製作することができる。
【0026】
図2に示すように、軸孔10がツール本体1の基端面6に開口するから、ピン棒20のツール本体1への取付けは極めて容易であり、かつピン棒20をツール本体1へねじ込んで行なう先端ピン23の長さ調整も、レンチをこの開口部から軸孔10内へ挿入することにより容易に行うことができる。さらに、調整棒30を4つのねじ部材41によりツール本体1に固定するから、調整棒30のみならずピン棒20の支持固定も一層堅固になる。
【0027】
図4に示すように、ピン棒20の雄ねじ24は先端ピン23の先端部まで形成されるから、この雄ねじ24が軟化した組織の攪拌を助長し、塑性流動を促進させる。雄ねじ24はツールの回転に対し逆ねじに形成されるから、その攪拌作用は極めて大きい。この結果、攪拌不良がない一段と良好な接合を得ることができる。また、図5に示されるように、先端ピン27に1つ又は複数の面取り部28を設けることもできる。面取り部28により、先端ピン27の攪拌作用がさらに大きくなる。
【0028】
なお、ピン棒や調整棒をツール本体に固定するための手段は、必ずしも上述のねじ部材40,41に限定されるものではない。ツール本体の軸孔は、必ずしもツール本体の基端部に開口する必要はなく、ショルダ部のみに開口するものでもよい。また、必ずしも調整棒を配設する必要はなく、ピン棒のみを配設するようにしてもよい。必ずしも雄ねじを先端ピンの先端部まで形成しなくてもよい。さらに、必ずしも先端ピンに面取り部を設けなくてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の摩擦攪拌接合用ツールは、ツールの回転に対し逆ねじとなる雄ねじが外周面に形成されると共に先端部が接合部材内へ挿入される先端ピンを形成するピン棒と、ショルダ部に開口し内周面に雌ねじが形成された軸孔を有すると共にピン棒が先端ピンをショルダ部から突出させて軸孔内へ軸方向に進退可能に螺入されるツール本体と、ツール本体に配設されてピン棒をツール本体に固定するための第1の固定手段とを備える。
【0030】
したがって、本発明の摩擦攪拌接合用ツールは、先端ピンの長さ調整を、ツール側だけで容易かつ確実に行なうことができ、従来のピン棒の突出量の調整機構を有しない摩擦攪拌接合装置においても利用可能となり、これにより加工コストの大幅な削減を図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る摩擦攪拌接合用ツールを示す組立図である。
【図2】図1の摩擦攪拌接合用ツールを示す縦断面図である。
【図3】(a)は図2の矢線A−Aにおける断面図であり、(b)は図2の矢線B−Bにおける断面図である。
【図4】図2のピン棒を示す縦断面図である。
【図5】別のピン棒を示す縦断面図である。
【図6】(a)は従来の摩擦攪拌接合用ツールを示す斜視図であり、(b)はその接合状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ツール本体
2 外周部
3 先端部
4 ショルダ部
5 基端部
6 基端面
10 軸孔
11 小径部
12 大径部
13 雌ねじ
14,15 ねじ孔
20 ピン棒
21 先端部
22 基端部
23 先端ピン
24 雄ねじ
25 連結部
27 先端ピン
28 面取り部
30 調整棒
31 連結孔
32 レンチ孔
40,41 ねじ部材
101 ツール
102 先端ピン
103 ショルダ部
111,112 接合部材
113 裏当て材
D 隙間幅
L 先端ピン長さ

Claims (7)

  1. ツールの回転に対し逆ねじとなる雄ねじ(24)が外周面に形成されると共に先端部(21)が接合部材内へ挿入される先端ピン(23,27)を形成するピン棒(20)と、ショルダ部(4)に開口し内周面に雌ねじ(13)が形成された軸孔(10)を有すると共に前記ピン棒が前記先端ピンを前記ショルダ部から突出させて前記軸孔内へ軸方向に進退可能に螺入されるツール本体(1)と、前記ツール本体に配設されて前記ピン棒を前記ツール本体に固定するための第1の固定手段とを備えたことを特徴とする摩擦攪拌接合用ツール。
  2. 前記第1の固定手段は、前記ツール本体(1)の外周部(2)から半径方向に螺入されて前記ピン棒(20)に当接するねじ部材(40)からなることを特徴とする請求項1に記載の摩擦攪拌接合用ツール。
  3. 前記軸孔(10)は、前記ツール本体(1)の基端部(5)に開口することを特徴とする請求項1又は2に記載の摩擦攪拌接合用ツール。
  4. 前記ツール本体(1)の前記基端部(5)側から前記軸孔(10)内へ挿入されて前記ピン棒(20)と回動不能に連結される調整棒(30)と、前記ツール本体に配設されて前記調整棒を前記ツール本体に固定するための第2の固定手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項3のいずれかに記載の摩擦攪拌接合用ツール。
  5. 前記第2の固定手段は、前記ツール本体(1)の外周部(2)から半径方向に螺入されて前記調整棒(30)に当接するねじ部材(41)からなることを特徴とする請求項4に記載の摩擦攪拌接合用ツール。
  6. 前記雄ねじ(24)は、前記先端ピン(23,27)の先端部まで形成されたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の摩擦攪拌接合用ツール。
  7. 前記先端ピン(27)に面取り部(28)を設けたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の摩擦攪拌接合用ツール。
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