JP2004290109A - 生体物質回収装置 - Google Patents

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Takeshi Nishida
毅 西田
Hideaki Hashimoto
英明 橋本
Kazuyoshi Mori
一芳 森
Naoto Matsuo
直人 松尾
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Abstract

【課題】本発明は、板状ゲルの大きさに対して極端に大きくなく、前工程の分離も小さくすることが可能な生体物質回収装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の生体物質回収装置は、生体物質をゲル電気泳動で分離するときに、回収用として予めゲル中に孔を設けて、特定の生体物質を回収する構成とし、更に、孔からゲルへ生体物質が抜ける境界部に、特定の生体物質を通過させないフィルターを設け、或いは、孔の内部に、生体物質の拡散防止剤を保持させた構成とした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、細胞、組織、生体液中に存在し、生体活動の調節、細胞へのエネルギー供給、重要な物質の合成、生物構造体の維持、さらには細胞間でのコミュニケーションや細胞内情報伝達に関与するタンパク質が様々な環境や、相互作用する他のタンパク質の存在、タンパク質が受けた修飾の程度や種類に応じて複数の機能を有することを明らかにするタンパク質の機能解析研究に使用するための試料タンパク回収や、癌・糖尿病・高血圧・アルツハイマーなどの様々な遺伝子の変異に起因する疾患や各個人が持つ遺伝子の多様性を調査することで、個々人に対する薬品の副作用および効果の有無をあらかじめ推測し各個人に最も適合した医薬品を提供すること、個人を特定し犯罪捜査や親子関係の特定、各個人のセキュリティーの確保に決定的な信頼性を付与することなど、各個人があらかじめ遺伝的に有する遺伝子配列の違いや後天的に起きてしまった突然変異を簡便に決定することが可能なDNA判定装置に使用する試料DNA、RNAなどの電荷を有した生体物質の回収に関する。
【0002】
【従来の技術】
タンパク質は細胞、組織、生体液中に存在し、生体活動の調節、細胞へのエネルギー供給、重要な物質の合成、生物構造体の維持、さらには細胞間でのコミュニケーションや細胞内情報伝達に関与している。現在ではタンパク質が様々な環境や、相互作用する他のタンパク質の存在、タンパク質が受けた修飾の程度や種類に応じて複数の機能を有することが明らかになってきている。また、タンパク質は二十種類のアミノ酸が遺伝子の指示(配列情報)により、順番につながることでつくられており、遺伝子の配列がわかれば、どのアミノ酸がどういう順番でつながってできているかわかる。従って、タンパク質の機能解析研究には、同定やキャラクタリゼーションのみならず、生化学アッセイやタンパク質間相互作用研究、タンパク質ネットワークまたは細胞内外のシグナリング解明なども行っていく必要がある。
【0003】
DNAやRNAにおいても、分子生物学の急速な進展によって、様々な疾患において遺伝的要素、すなわち遺伝子の関与がかなり正確に理解されるようになり、遺伝子をターゲットにした医療に注目が集まるようになってきている。遺伝子(または遺伝子の全集合体を意味するゲノム)は、共通の4つの塩基から成り立っており、この塩基の配列によって様々なタンパク質が作られ、各生物特有の生命活動が行われている。全ての生物に共通する4つの塩基とは、アデニン(記号はA)、グアニン(同G)、チミン(同T)、シトシン(同C)である。遺伝子の配列を調べること、すなわち遺伝子診断として、健康診断時に遺伝子を調査し、現在は正常でも将来乳がんにかかりやすい体質の人を見つけることが可能になる。この診断によって、糖尿病や高血圧などの生活習慣病など世界中で多くの人が苦しんでいる病気に対して発病の前から食事や生活指導を正確にすることが可能になる。
【0004】
このようなタンパク質やDNA、RNAを特定の大きさに分類する方法の1つに電気泳動法がある。電気泳動法とは、電荷を持った物質に電場を与えると、物質が逆極性の電極方向へ移動する。その際に、分子量の異なる物質の移動速度が異なることを利用して、分子量毎に分離する分析方法である。このときに、移動の場が抵抗のないものだと移動速度に差が出にくいため、一般的には寒天の一種であるアガロースゲルやアクリルアミドゲルなどを支持体としている。
【0005】
ゲル電気泳動法は、従来からDNAやタンパク質などの分析に広く用いられてきた。ゲル電気泳動では、高分子による網目を形成させ、網目の孔の大きさを調整することにより、ふるい効果をだして、電極への目的分子の移動に分子の微小な大きさの違いを反映させることができる。また、ゲル中に溶液を保持すると、ゲルの網目によって溶液の熱対流が抑制されるという利点もある。
【0006】
ゲル電気泳動法は、電気泳動の駆動力とその制御方法、支持体の形状などによって種々のタイプに分類され、タンパク質、DNA、RNAなどに対しても独自の方法で分離することが可能である。詳細な説明は本発明には関係ないため割愛する。
【0007】
ここで、図4は電気泳動によって分離された試料を備えるゲルを示す斜視図である。電気泳動によって分離された試料は、一般的には図4に示すようなパターンになる。このパターンから、目的の分子量を持つ部分を回収し、ゲルを溶解するなど種々の処理をして、タンパク質やDNAなどの単一試料として精製する。
【0008】
次に、現在最も一般的に用いられている試料回収方法は、(特許文献1)に記載されているように、電気泳動により試料を分離したゲルに対し、円形、楕円形あるいは長方形等の多角形で中空のパイプをゲル面に押し付け、中空部にゲルが収納されるようにすることにより、目的の試料を切り出すことができる。切り出し部は鋭利な刃をもつ金属、セラミックなどの材料あるいは不純物の混入を防ぐために使い捨てのできるプラスチック材料で作る。XYステージなどを使って、切り出すための刃を自動で動かし、CCDカメラなどで切り出す様子を撮影して、データとしてパソコンなどに取り込んで制御する装置もある。
【0009】
【特許文献1】
特開平7−132079号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来からの生体物質回収装置は、ターゲットとする生体物質を鋭利な刃をもつ金属やセラミックなどの材料で作製した円形、楕円形あるいは長方形等の多角形で中空のパイプを用いて、切り出すためにXYステージなどを使うことで、ゲルの大きさよりも多くのスペースを必要とした。切り出すための刃のスペースも余分に必要になるため、前工程の電気泳動分離時に前記余計なスペースを確保する分まで、大きく分離しなければならない。従って、電気泳動を行なう時間が余分にかかるという不具合が生じた。
【0011】
そこで本発明は従来のこのような問題を解決するもので、板状ゲルの大きさに対して極端に大きくなく、前工程の分離も小さくすることが可能な生体物質回収装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の生体物質回収装置は、生体物質をゲル電気泳動で分離するときに、回収用として予めゲル中に孔を設けて、特定の生体物質を回収する構成としたものである。
【0013】
この構成によって、従来の装置に比べ本生体物質回収装置は、生体物質の回収がコンパクトで短時間にすることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載された発明は、生体物質をゲル電気泳動で分離するときに、回収用として予めゲル中に孔を設けて、特定の生体物質を回収することを特徴とする生体物質回収装置であるから、余分なスペースを必要とせず短時間での回収が可能となる。
【0015】
請求項2に記載された発明は、請求項1において、孔からゲルへ生体物質が抜ける境界部に、特定の生体物質を通過させないフィルターを設けたことを特徴とする生体物質回収装置であるから、電気泳動での分離を監視することもなく、孔に回収した特定の生体物質がゲルへ戻ることがないので、まとめて回収することが可能となる。
【0016】
請求項3に記載された発明は、請求項1,2において、孔の内部に、生体物質の拡散防止剤を保持させたことを特徴とする生体物質回収装置であるから、孔に回収した特定の生体物質が拡散することがないのでまとめて回収することが可能となる。
【0017】
請求項4に記載された発明は、請求項3において、拡散防止剤がグリセリンであることを特徴とする生体物質回収装置であるから、孔に回収した特定の生体物質が拡散を確実に防止するので、回収がより確実となる。
【0018】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における生体物質回収装置の概略斜視図である。
【0019】
図1において、1,2は生体物質を分離するための電気泳動電極、3は電気泳動電極1と電気泳動電極2との間に電圧を印加するための電源、4は電気泳動電極2に引きつけられてきた生体物質(8)を回収するための回収孔、5は生体物質試料を電気泳動するために最初にセットする孔である。6は電気泳動するための電解質供給と生体物質のpHを調整するための緩衝液、7は生体物質の電気泳動時に適度の抵抗を与えるための抵抗体(ここではアガロースゲル)である。また、8は生体物質であり、本実施の形態1においてはDNAである。また、9は容器であり、電気泳動電極1,2や抵抗体7、緩衝液6等を収容する。
【0020】
図1に示すように、本実施の形態1における生体物質回収装置は、容器9の対向する面にそれぞれ電気泳動電極1,2が配置され、更に、容器9の略中央には抵抗体7が配置される。そして、容器9は緩衝液6で満たされている。更に、電気泳動電極1,2は、電源3に接続されている。抵抗体7には、回収孔4が設けられ、これにより電気泳動途中の生体物質8をここで回収することができる。
【0021】
次に、本発明の生体物質回収装置を実際に使用する方法について、一例をあげて説明する。生体物質試料と予め分子量が分かったマーカーを抵抗体7の一部に設けられた孔5にセットして、図1に示すような緩衝液6で抵抗体7と電気泳動電極1と電気泳動電極2を浸す。その後、電源3を使って電気泳動電極1と電気泳動電極2間に電圧を印加する。ここで、生体物質試料とマーカーが負に帯電していたとすると、生体物質試料とマーカーは正電荷を持つ電極(陽極)側ここでは電気泳動電極2側に移動する。
【0022】
生体物質(DNA)8は電気泳動とともに、徐々に特定のサイズ毎に分離していく。このとき、目的のDNAより小さいサイズのDNAは一度回収孔4に入るが、更に電気泳動が進行しているので、回収孔4から抵抗体7に移動する。よって、同時に泳動しているマーカーを確認しながら目的の生体物質(DNA)8が回収孔4に捕らえられたら、ピペットなどで回収孔4中の緩衝液6を吸い出せば、目的の生体物質(DNA)8を回収することができる。
【0023】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2における生体物質回収装置の回収孔を示す要部拡大図である。図2において、10はフィルターを示す。
【0024】
電気泳動時に回収孔4から抵抗体7にDNAがすり抜ける側(電気泳動の進行方向)にフィルター10を設けている。フィルター10は目的のDNAより小さいDNAを通過するものであればよく、例えば、セルロースや、限外ろ過膜などがある。このように、フィルター10を設けることにより、実施の形態1で示したように、電気泳動での分離を監視することなく、目的のDNAが抵抗体7にすり抜けることはなくなる。
【0025】
(実施の形態3)
図3は本発明の実施の形態3における生体物質回収装置の回収孔を示す要部拡大図である。図3において、11は拡散防止剤である。
【0026】
電気泳動によって回収孔4に目的のDNAが拡散しないように、回収孔4に拡散防止剤11を混入しておくと、目的のDNAをまとめて回収することができる。拡散防止剤11はグリセリンであることが好ましい。グリセリン(R)は、回収孔4に混入することが容易であり、確実に生体物質であるDNAの拡散を防ぎ、これを保持することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、従来の装置に比べて余分なスペースを必要とせず短時間での生体物質の回収が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態1における生体物質回収装置の概略斜視図
【図2】本発明の実施の形態2における生体物質回収装置の回収孔を示す要部拡大図
【図3】本発明の実施の形態3における生体物質回収装置の回収孔を示す要部拡大図
【図4】電気泳動によって分離された試料を備えるゲルを示す斜視図
【符号の説明】
1 電気泳動電極
2 電気泳動電極
3 電源
4 回収孔
5 孔
6 緩衝液
7 抵抗体
8 生体物質
9 容器
10 フィルター
11 拡散防止剤

Claims (4)

  1. 生体物質をゲル電気泳動で分離するときに、回収用として予めゲル中に孔を設けて、特定の生体物質を回収することを特徴とする生体物質回収装置。
  2. 前記孔からゲルへ生体物質が抜ける境界部に、特定の生体物質を通過させないフィルターを設けたことを特徴とする請求項1に記載の生体物質回収装置。
  3. 前記孔の内部に、生体物質の拡散防止剤を保持させたことを特徴とする請求項1,2いずれか1項に記載の生体物質回収装置。
  4. 前記拡散防止剤がグリセリンであることを特徴とする請求項3に記載の生体物質回収装置。
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