JP2004286957A - 透過型カラーホイールと投射型表示装置 - Google Patents

透過型カラーホイールと投射型表示装置 Download PDF

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俊 菊地
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拓 杉木
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Abstract

【課題】映像にちらつきを発生させることなく、モータの回転数を下げることができる投射型表示装置。
【解決手段】白色光源2から出射された白色光を時間的に異なる波長帯域の有効光に分割する複数のカラーフィルタ4dを有し、該複数のカラーフィルタ4dは1回転中に、白色光L1がこれら複数のカラーフィルタ4dを外側から内側方向と、内側から外側方向にそれぞれ2回づつ透過されるように構成された透過型カラーホイール4と、その透過型カラーホイール4を用いた投射型表示装置1。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、カラー映像をスクリーン等に投射するプロジェクタ装置等の投射型表示装置に適用するのに最適な透過型カラーホイールと、その透過型カラーホイールを用いた投射型表示装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
図9に示すように、従来の透過型カラーホイールを用いた投射型表示装置31は、放電ランプ32aと反射鏡(リフレクタ)32b等によって構成されている白色光源32から出射された白色光L1の水平状の光軸P1上に集光レンズ33、透過型カラーホイール34、集光レンズ35、液晶パネルやDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等の空間光変調素子36を直列状に配置している(例えば、特許文献1参照)。なお、空間光変調素子36としてDMDが使用される時には、そのDMDの反射光軸P2上に投射レンズ37が配置され、空間光変調素子36として液晶パネルが使用される時には、その液晶パネルの透過光軸である光軸P1の延長上に投射レンズ37が配置される。
【0003】
そして、図10に示すように、従来の透過型カラーホイール34は、円板型に構成されていて、ガラス基板等からなる透明円板34aの外周に120°間隔で3分割されたR(赤色光)、G(緑色光)B(青色光)の3色の扇形のカラーフィルタ34bで円環状に構成された赤色光透過領域RF(以下、単に「RF」と記載する)、緑色光透過領域GF(以下、単に「GF」と記載する)、青色光透過領域BF(以下、単に「BF」と記載する)を形成したものであった。
【0004】
そして、図9及び図10に示すように、この透過型カラーホイール34は、透明円板34aの中心に固着された回転軸34cの回転中心線P3を白色光源32から出射された白色光L1の透過方向である光軸P1に対して平行に配置することにより、透明円板34aが光軸P1に対して直角に配置されている。
【0005】
そして、カラー映像の投射時には、この透過型カラーホイール34は回転軸34cを駆動するモータ34dによって例えば矢印a方向に高速回転(1秒間に数10回転〜数100回転)されるものである。
そして、白色光源32から出射された白色光L1を集光レンズ33によって透過型カラーホイール34のモータ34dより外側位置で、3色のカラーフィルタ34bのRF、GF、BFの回転位置に直角状に入射して、これらのRF、GF、BFを順次透過させる。すると、この透過型カラーホイール34によって白色光L1が時間的に異なるR、G、Bの3色の有効光L2に順次分割され、その3色の有効光L2が集光レンズ35を通して空間光変調素子36に時間差を有して入射される。
【0006】
そこで、空間光変調素子36で、R、G、Bの有効光L2の入射時間に同期してR、G、Bの3色の映像信号を印加することによって時間的に異なるR、G、Bの3色の映像光L3に光変調して、その映像光L3を出射する。この時、R、G、Bの3色の映像光L3は人間の目には重なって見えるものであり、この映像光L3を投射レンズ37によってスクリーン38等に投射してフルカラーの映像を映し出すようにしたものである。
【特許文献1】
特開2001−004930号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の円板型に構成されている透過型カラーホイール34は、モータ34dによって矢印a方向に高速回転させた状態で、白色光L1をRF、GF、BFの3色のカラーフィルタ34bを順次透過させることによって、人間の網膜への残像効果を利用して、R、G、Bの3色の映像が同時に発色しているように投射表示するものである。従って、モータ34dを低速回転すれば、映像にちらつきが発生することになる。一方、モータ34dの回転数を上げれば、映像のちらつきは抑えられるものの、モータ34d自体の負担が大きくなって、モータ34dの寿命が短くなったり、モータ34dの騒音が大きくなると言う問題が発生する。
【0008】
ここで、従来の円板型に構成されている透過型カラーホイール34は、透明円板34aの1回転中にRF、GF、BFが切り替わるのはそれぞれ1回のみであるから、透明円板34aを1Hzで回転させた時にRF、GF、BFが切り替わる周波数は、1/3Hzであり、このRF、GF、BFが切り替わる周波数を上げるためには、モータ34dの回転速度を上げなければならない。
【0009】
また、RF、GF、BFの3色の円環状のカラーフィルタ34bの製作に関して、RF、GF、BFの3色のカラーフィルムをそれぞれ扇形にカッティングして透明円板34aの外周に円環状に貼り付けるようにして製作されるものでは、例えば、RF、GF、BFの3色のカラーフィルムを方形状にカッティングするものと比べて、歩留りが悪く、コストアップを招いている。また、その扇形にカッティングしたRF、GF、BFのカラーフィルムを透明円板34aの外周に円環状に継ぎ目なく位置合わせしながら貼り付けなければならず、作業効率が低く、生産性に問題がある。更に、透明円板34aの外周のRF、GF、BFは中心に配置されるモータ34dより外側に配置させなければならない関係で、その透明円板34aの直径が大きくなり、投射型表示装置31の厚みの増大を招く等の問題があった。
【0010】
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであって、回転速度を従来の1/2に下げることができ、製造も容易な透過型カラーホイールと、その透過型カラーホイールを用いた投射型表示装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための本発明の透過型カラーホイールは、光源から出射された白色光が回転される複数のカラーフィルタに順次透過されることにより、該白色光が時間的に異なる波長帯域の有効光に分割される透過型カラーホイールにおいて、前記複数のカラーフィルタが前記光源から出射された白色光の透過方向に対して直角な回転中心の周りに回転されることにより、これら複数のカラーフィルタの1回転中に、前記光源から出射された白色光がこれら複数のカラーフィルタを外側から内側方向と、内側から外側方向にそれぞれ2回づつ透過されるように構成されたものである。
【0012】
上記のように構成された本発明の透過型カラーホイールは、複数のカラーフィルタが光源から出射された白色光の透過方向に対して直角な回転中心の周りに回転されるものであり、その複数のカラーフィルタは1回転中に、光源から出射された白色光が外側から内側方向と、内側から外側方向とにそれぞれ2回づつ透過されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した透過型カラーホイールと投射型表示装置の実施の形態について説明する。
【0014】
[第1の実施形態]
まず、図1〜図3によって、透過型カラーホイールと投射型表示装置の第1の実施の形態について説明する。
投射型表示装置1は、放電ランプ2aと反射鏡(リフレクタ)2b等によって構成されている光源である白色光源2から出射された白色光L1の水平状の光軸P1上に集光レンズ3、透過型カラーホイール4、集光レンズ5、液晶パネルやDMD(デジタル・マイクロミラー・デバイス)等の空間光変調素子6を直列状に配置している。なお、空間光変調素子6としてDMDが使用される時には、そのDMDの反射光軸P2上に投射レンズ7が配置される、空間光変調素子6として液晶パネルが使用される時には、その液晶パネルの透過光軸である光軸P1の延長上に投射レンズ7が配置される。
【0015】
そして、透過型カラーホイール4は、正六角形の角筒型に構成されていて、正六角形で平行な上下2枚の回転板4a、4b間の外周に沿って透明なガラス板やプラスチック板等からなる方形状で平板形の3枚の透明板4cが回転中心P3と平行な状態の垂直状に固着されている。そして、これら3枚の透明板4cは120°間隔で3等分された位置に配置されていて、これら3枚の透明板4cの外側面又は内側面にカラーフィルムの貼り付けやカラーフィルム素材の蒸着等にて形成された3枚の方形状のカラーフィルタ4dによって赤色光透過領域RF(以下、単に「RF」と記載する)、緑色光透過領域GF(以下、単に「GF」と記載する)、青色光透過領域BF(以下、単に「BF」と記載する)が形成されている。
そして、3枚の透明板cの各隣接間が120°間隔で3等分された開口部である3つの光透過部4R、4G、4Bに構成されている。
【0016】
そして、これら3つの光透過部4R、4G、4Bは、回転中心線P3を挟んで、3枚のカラーフィルタ4dのRF、GF、BFにそれぞれ対向された光透過部に構成されている。
そして、下部の回転板4aの下部の中心に固着された回転軸4eの回転中心線P3を白色光源2から出射される白色光L1の透過方向である水平な光軸P1に対して直角な垂直状に配置することにより、3枚のカラーフィルタ4dがその光軸P1に対して直角な垂直状に配置されている。なお、回転軸4eの下部にモータ4fが直結されている。
【0017】
この投射型表示装置1は以上のように構成されていて、カラー映像の投射時には、透過型カラーホイール4をモータ4fによって例えば矢印a方向に回転駆動し、白色光源2から出射された白色光L1を集光レンズ3によってこの透過型カラーホイール4の3枚のカラーフィルタ4dのRF、GF、BFに順次に透過する。すると、RF、GF、BFによって白色光L1が時間的に異なるR、G、Bの3色の有効光L2に分割され、その3色の有効光L2が集光レンズ5を通して空間光変調素子6に時間差を有して入射される。
【0018】
そこで、空間光変調素子6で、R、G、Bの3色の有効光L2の入射時間に同期してR、G、Bの3色の映像信号を印加することによって時間的に異なるR、G、Bの3色の映像光L3に光変調して、その映像光L3を出射する。この時、R、G、Bの3色の映像光L3は人間の目には重なって見えるものであり、この映像光L3を投射レンズ7によってスクリーン8等に投射してフルカラーの映像を映し出すことができる。
【0019】
この際、角筒型に構成されている透過型カラーホイール4によれば、図2の(A)に示すように、この透過型カラーホイール4の1回転中に、白色光源2から出射された白色光L1を集光レンズ3を通して3枚のカラーフィルタ4dのRF、GF、BFにそれぞれ2回づつ透過させることができる。
【0020】
即ち、図2の(A)に示すように、透過型カラーホイール4のカラーフィルタ4dのRFが白色光源2(集光レンズ3)側で光軸P1上の原位置に位置している時には、白色光L1はそのRFを外側から内側方向へ透過して、回転中心線P3を挟んでRFと対向する光透過部4Rに抜けて、空間光変調素子(集光レンズ5)6側へ出射される(RFに対する1回目の光透過作用が行われる)。
【0021】
次に、図2の(B)に示すように、透過型カラーホイール4がその原位置から180°回転すると、カラーフィルタ4dのRFが空間光変調素子6(集光レンズ5)側で光軸P1上へ移動し、白色光L1は光透過部4Rから入射してカラーフィルタ4dのRFを内側から外側方向へ透過して、空間光変調素子6(集光レンズ5)側へ出射されることになる(RFに対する2回目の光透過作用が行われる)。
【0022】
そして、光透過作用は、カラーフィルタ4dのGF、BFについても同様に行われるので、この透過型カラーホイール4の1回転中に、白色光源2から出射された白色光L1を集光レンズ3を通して3枚のカラーフィルタ4dのRF、GF、BFにそれぞれ2回づつ透過させることができる。
【0023】
従って、この透過型カラーホイール4によれば、1Hzで回転させた時にRF、GF、BFが切り替わる周波数は1/(3n)Hz(但し、n=2)となり、モータ4fの回転数を、図9及び図10で説明した従来の透過型カラーホイール34のモータ34dの回転数の1/2に落としても、スクリーン8に投射される映像にちらつきが発生しないものとなる。
【0024】
なお、この透過型カラーホイール4の3枚の透明板4cが方形状に形成されているので、これらの透明板4cにRF、GF、BFの3色のカラーフィルムを貼り付けて、RF、GF、BFの3色のカラーフィルタ4dを製作する際には、そのRF、GF、BFの3色のカラーフィルムを方形状にカッティングして貼り付けることができ、RF、GF、BFのカラーフィルムを扇形にカッティングするものと比べて、歩留りが良く、コストダウンを図ることができる。
【0025】
また、RF、GF、BFの3色のカラーフィルムを互いに独立されている3枚の透明板4cにそれぞれ独立して貼り付ければ良く、図10で示した従来の透過型カラーホイール34のように、扇形にカッティングしたRF、GF、BFのカラーフィルムを円弧状に継ぎ目なく位置合せしながら貼り付けるような面倒な作業を必要とせず、作業効率が良く、生産性が向上する。
【0026】
更に、この透過型カラーホイール4は、3枚のカラーフィルタ4dの高さ寸法を集光レンズ3によって集光される白色光L1の光束の直径に見合う寸法に設定すれば良く、その透過型カラーホイール4の直径が投射型表示装置1の厚みに影響を及ぼすことがないので、その透過型カラーホイール4の直径を十分に小さく構成することができて、この投射型表示装置1の小型化、薄型化が可能である。
【0027】
[第2の実施の形態]
次に、図4及び図5によって、透過型カラーホイールの第2の実施の形態について説明する。
この透過型カラーホイール4は円筒型に構成されていて、円形で平行な上下2枚の回転板4a、4b間の外周に沿って透明なガラス板やプラスチック板等からなる方形状で円弧状に弯曲された3枚の透明板4cが回転中心線P3と平行な状態の垂直状に固着されている。そして、これら3枚の透明板4cは120°間隔で3等分された位置に配置されていて、これら3枚の透明板4cの外側面又は内側面にカラーフィルムの貼り付けやカラーフィルム素材の蒸着等にて形成された3枚の方形状のカラーフィルタ4dによってRF、GF、BFが形成されている。
【0028】
そして、3枚の透明板4cの各隣接間が120°間隔で3等分された開口部である光透過部4R、4G、4Bに構成されていて、この第2の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態と同等の効果を奏することができる。
【0029】
[第3の実施の形態]
次に、図6によって、透過型カラーホイールの第3の実施の形態について説明する。
この透過型カラーホイール4は、図1〜図3で示した透過型カラーホイール4や図4及び図5で示したカラーホイール4をほぼコ字状のフレーム4g内に水平な一対の回転軸4eによって水平状に回転自在に取り付けて、そのフレーム4gの一側部に取り付けたモータ4fによってこの透過型カラーホイール4を水平状態で回転駆動するように構成したものである。
但し、この第3の実施の形態においても、透過型カラーホイール4の水平な回転中心線P3は白色光L1の透過方向である水平な光軸P1に対して直角に配置される。
【0030】
[第4の実施の形態]
次に、図7によって、透過型カラーホイールの第4の実施の形態について説明する。
この透過型カラーホイール4は、正六角形の角筒形状の3辺を構成する3枚の透明板4cにRF、GF、BFの方形状の3枚のカラーフィルタ4dを連続して形成し、その角筒形状の残りの3面を光透過部4R、4G、4Bに形成したものである。
そして、この透過型カラーホイール4によれば、図7の(A)に示すように、初めの半回転で、白色光L1がRF、GF、BFのカラーフィルタ4dを順次外側から内側方向へ透過し、図7の(B)に示すように、残りの半回転で、白色光L1がRF、GF、BFのカラーフィルタ4dを内側から外側方向に透過することになる。
【0031】
[第5の実施の形態]
次に、図8によって、透過型カラーホイールの第5の実施の形態について説明する。
この透過型カラーホイール4は、円筒形状の1/2を構成する透明板4cにRF、GF、BFの方形状の3枚のカラーフィルタ4dを連続して形成し、その円筒形状の残りの部分を光透過部4R、4G、4Bに形成したものである。
そして、この透過型カラーホイール4によれば、第4の実施の形態と同様に、図8の(A)に示すように、初めの半回転で、白色光L1がRF、GF、BFのカラーフィルタ4dを順次外側から内側方向へ透過し、図8の(B)に示すように、残りの半回転で、白色光L1がRF、GF、BFのカラーフィルタ4dを内側から外側方向に透過することになる。
【0032】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
例えば、透過型カラーホイールの周方向にRF、GF、BFの3つのカラーフィルタと、これらに対向する3つの光透過部を2組以上設けて、透過型カラーホイールの回転数を1/2に落とすことができるように構成することが可能である。
また、RF、GF、BFの3つのカラーフィルタに、WF(白色光透過領域)を加えて、投射される映像の輝度を向上させることが可能である。
また、透過型カラーホイールの第1〜第5の実施の形態において、3つの光透過部4R、4G、4B部分を透明なガラス板やプラスチック板等で閉塞して、透過型カラーホイールを正六角形状や円筒形状等の筒型に構成することも可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明の透過型カラーホイールと投射型表示装置は、映像にちらつきを発生させることなく、透過型カラーホイールの回転数を従来に比べて大幅に下げることができるので、モータの寿命の増大や騒音の軽減を図ることができる。カラーフィルタの製作に関し、カラーフィルムを方形状にカッティングして貼り付けることが可能であるから歩留りが良く、コストダウンを図ることができ、そのカッティングしたカラーフィルムを貼り付ける際の位置合せも容易であり、作業効率が高く、生産性が良い。透過型カラーホイールの直径を小さくすることができるので、投射型表示装置の小型化、薄型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した透過型カラーホイールと投射型表示装置の第1の実施の形態を説明する模式図である。
【図2】本発明の透過型カラーホイールの第1の実施の形態の動作原理を説明する一部切欠き平面図である。
【図3】本発明の透過型カラーホイールの第1の実施の形態を説明する斜視図である。
【図4】本発明の透過型カラーホイールの第2の実施の形態の動作原理を説明する一部切り欠き平面図である。
【図5】本発明の透過型カラーホイールの第2の実施の形態を説明する斜視図である。
【図6】本発明の透過型カラーホイールの第3の実施の形態を説明する斜視図である。
【図7】本発明の透過型カラーホイールの第4の実施の形態の動作原理を説明する一部切り欠き平面図である。
【図8】本発明の透過型カラーホイールの第5の実施の形態の動作原理を説明する一部切欠き平面図である。
【図9】従来の投射型表示装置を説明する模式図である。
【図10】従来の透過型カラーホイールのを説明する斜視図である。
【符号の説明】
1は投射型表示装置、2は光源である白色光源、4は透過型カラーホイール、3は集光レンズ、4dはRF(赤色光透過領域)、GF(緑色光透過領域)、BF(青色光透過領域)のカラーフィルタ、4eは回転軸、4fはモータ、4R、4G、4Bは光透過部、4gはフレーム、5は集光レンズ、6は空間光変調素子、7は投射レンズである。

Claims (3)

  1. 光源から出射された白色光が回転される複数のカラーフィルタに順次透過されることにより、該白色光が時間的に異なる波長帯域の有効光に分割される透過型カラーホイールにおいて、
    前記複数のカラーフィルタが前記光源から出射された白色光の透過方向に対して直角な回転中心の周りに回転されることにより、これら複数のカラーフィルタの1回転中に、前記光源から出射された白色光がこれら複数のカラーフィルタを外側から内側方向と、内側から外側方向にそれぞれ2回づつ透過されるように構成された
    ことを特徴とする透過型カラーホイール。
  2. 前記複数のカラーフィルタがそれぞれ方形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の透過型カラーホイール。
  3. 請求項1に記載の透過型カラーホイールと、
    光源から出射された白色光が前記透過型カラーホイールの回転される複数の前記カラーフィルタに順次透過されて、時間的に異なる波長帯域に分割された有効光が入射され、該有効光の波長帯域に応じた映像信号が印加されることにより、該有効光が時間的に異なる波長帯域の映像光に変調される空間光変調素子と、
    該変調された映像光を投射する投射レンズとを備えた
    ことを特徴とする投射型表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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