JP2004286706A - 光時計 - Google Patents

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JP2004286706A
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cylindrical lens
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Riichi Iwakubo
理一 岩久保
Hisahiro Matsuhashi
久博 松橋
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Shinko Denshi Co Ltd
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Shinko Denshi Co Ltd
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Abstract

【課題】小型で消費電力が小さく、置物や装飾品にも容易に組み込むことができる光時計を提供すること。
【解決手段】光を放射する光源4からの光が入射し、投影面に棒状の光の像を結像させる円筒状のレンズ2と、この円筒状のレンズ2を時刻の進行に応じて回転させる時計機構部3とを設ける。そして、上記円筒状のレンズ2により、結像面に少なくとも時計の時針、分針もしくは秒針に相当した回転する棒状の光の像を投影する。時針、分針、秒針を投影面に投影するには、この機構を時針、分針、秒針用にそれぞれ設け、時針、分針、秒針がほぼ同一位置に投影されるように配置する。また、ピント調整手段1fにより円筒状のレンズ2を移動させ、ピント調整可能としてもよい。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時計の長針、短針などの光学的像を、置物などに設けられた投影面、部屋の壁面、天井面などに投影し、時刻などを表示できるようにした光時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から壁面、天井面などの投影面に長針、短針などを備えたアナログ表示の時計やデジタル表示の時計の光学像を投影し、時刻表示を行うものが提案されている(特許文献1、特許文献2等参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平3−175397号公報
【特許文献2】
特表2002−505746号公報
【0004】
上記特許文献1に記載のものは、透明な部分を有する時針表示円板と、分針表示円板を設け、この円板に光を照射して時針と分針の像を投影面に投影し、時刻表示をするものである。
また、特許文献2に記載のものは、液晶表示板にデジタル表示などにより時刻を表示し、この液晶表示板に光を照射して、投影面に液晶表示板に表示された時刻などを投影表示するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1,2に記載のものは、時計の文字板、あるいは、液晶表示面の全面に光を照射して、時刻などを表示するものであるため、光源として十分な明るさを確保できるものを使用する必要があった。このため、発光ダイオード(以下、LEDという)などの小型で消費電力の小さな発光体を用いることが難しく、装置が比較的大型化し、消費電力も比較的大きいものであった。
したがって、例えば飾り棚などにおく置物や装飾品などに組み込むことが難しく、また、電源として例えば電池を使用すると、短時間の内に、電池がなくなるといった問題があった。
本発明は上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであって、小型で消費電力が小さく、置物や装飾品にも容易に組み込むことができる光時計を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明においては、光を放射する光源と、この光が入射し、投影面に棒状の光の像を結像させる円筒状のレンズと、この円筒状のレンズを時刻の進行に応じて回転させる時計機構とを設ける。
そして、上記円筒状のレンズにより、上記結像面に少なくとも時計の時針、分針に相当した回転する棒状の光の像を投影する。
本発明においては、上記のように円筒状のレンズにより、時計の時針、分針に相当した棒状の光の像を投影するようにしたので、比較的小さな光源を用いて、時計の時針、分針などの光学像を投影面に投影することができる。このため、電源として、電池を用いても長時間の使用に耐えることができ、また、装置の小型化を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施例の光時計の構成を示す図である。なお、同図では、理解を容易にするため、時計の針のうちの1本の針、例えば時針を投影面に投影する場合の構成を示しているが、分針、秒針を投影するための構成も図1と同じであり、後述するように、必要に応じてこの機構を3組設けることにより、時針、分針、秒針の光学像を投影面に投影し、時刻を表示することができる。なお、図1(a)は断面図、図1(b)は円筒状のレンズを備えた歯車の斜視図である。
同図において、1aは第1の歯車であり、第1の歯車1aには、同図(b)に示すように、歯車の回転中心からはずれた位置に矩形状の開口が設けられており、この開口に一方向の断面が凸レンズと同様な断面を有し、凸レンズと同じ光学的特性を示し、上記方向と直交する他方向の断面が矩形状で、平面ガラスと同じ光学的特性を示すレンズ(ここでは、円筒状のレンズという)2が取り付けられている。
【0008】
上記円筒状のレンズ2は、図2(a)に示すように、レンズの光入射、出射面に対して垂直で互いに直交し、一方の平面が円筒の軸方向に平行な平面A,Bで該レンズ2を切ったときの断面が、以下のような形状である。
(a)平面Aでレンズを切った時に形成される断面は、レンズの光入射、出射面の少なくともいずれか一方が凸の曲面を持ち凸レンズと同じ光学的特性を示す。
(b)平面Bでレンズを切った時に形成される断面は、矩形状であり、平面ガラスと同じ光学的特性を示す。
上記円筒状のレンズ2に光を入射すると、図2(b)(c)に示すように、上記平面A上を通る光は、光源4が点光源であれば凸レンズの特性により一点に集光し、上記平面Bを通る光は、そのまま通過する。このため、図2(d)に示すように投影面には、棒状の像が形成される。
上記円筒状レンズ2は、上記平面Bが歯車の回転中心を通るように歯車に取り付けられるのが望ましいが、上記平面Bに対してやや角度を付けて取り付けられていてもよい。
【0009】
3は時計機構部であり、上記レンズ2により時針の投影像を表示する場合、時計機構部3は上記第1の歯車1aを12時間毎に一回転させる。
すなわち、第2の歯車1bが時計機構部3により駆動され回転すると、第2の歯車1bに軸1cを介して取り付けられた第3の歯車1dが回転し、第3の歯車と係合する第1の歯車1aが回転する。
4はレーザダイオード、LEDなどから構成される光源、5は反射鏡であり、反射鏡5は、上記円筒状レンズ2の光入射面に対して傾けて配置されており、光源4からでた光は、反射鏡5で反射して、上記円筒状レンズ2に斜め方向から入射する。そして、この円筒状レンズ2で棒状の光にされ、投影面に投影される。
上記円筒状レンズ2は、第1の歯車1aの中心からはずれた位置に取り付けられており、図1(a)に示すように、上記第1の歯車1aの回転中心軸方向(あるいは回転中心軸からややずれた方向)から、円筒状レンズ2に光が入射すると、棒状の光は、上記回転中心軸からはずれた位置に投影されることになる。
【0010】
すなわち、凸レンズにより実像を結ばせる場合、図3に示すように、レンズ中心から少しずれた位置に光源をおくと、実像はレンズの中心点を挟んで対称位置に結ばれる。したがって、図3のような像を結んだ円筒状のレンズ2を光源の光軸の周りで回転させると、棒状の光の像も、光軸の周りを回転する。
したがって、上記第1の歯車1aが回転すると、上記円筒状のレンズ2が第1の歯車1aの回転中心の回りを回転し、これに応じて、上記棒状の投影像は、第1の歯車1aの回転中心軸の回りを方向を変えながら回転する。
すなわち、第一の歯車1aが12時間で一回転すると、投影面には、図4に示すように、12時間で一回転する棒状の投影像が表示される。なお、上記光源4から放射される光は、発散光であっても平行光であってもよく、要は投影面に棒状の投影像が投影されるような光であればよい。
【0011】
ここで、上記円筒状のレンズ2により、棒状の投影像を表示させる場合、該レンズ2と投影面の距離が変わると、必ずしもクリアな像が表示されない。
そこで、図1に示すように、第1の歯車1aの底面に保持金具1eを取り付け、ピント調整手段1fにより、上記保持金具1eを上下方向に動かし円筒状のレンズ2を上下方向に動かせるように構成する。また、第1の歯車1aを上下に移動できるようにするため、例えば第1の歯車1aを図1に示すように、第3の歯車1dより軸方向に厚くし、第1の歯車が軸方向に移動しても、第3の歯車1dとの係合がはずれないようにする。
なお、投影面が棒状の投影像の結像位置から多少ずれると図1に示すように、投影像が少しぼやけるが、棒状の投影像の方向を判別できる範囲であれば、利用可能である。
【0012】
図5は、図1に示した構成の投影機構を3組用意して、投影面に時針、分針、秒針の投影像を表示させる場合の概念構成を示す図である。同図に示すように、時針を表示する投影機構10,分針を表示する投影機構20、秒針を表示する投影機構30をそれぞれ用意し、時針、分針、秒針が投影面のほぼ同一の点を中心に回転するように配置する。これにより、時間、分、秒を表示することができる。
具体的には、例えば図6に示すように、時計機構部3により回転する歯車3aに時針歯車11、分針歯車21、秒針歯車31を係合させ、時針歯車11により、前記円筒状レンズ2を取り付けた第1の歯車を12時間に一回転させて時針を表示する。
同様に、図示しない減速機構を介して歯車3aに分針歯車21を係合させ円筒状のレンズを取り付けた歯車(図示せず)を1時間に一回転させ分針を表示させ、さらに、図示しない減速機構を介して歯車3aに秒針歯車31を係合させ円筒状のレンズを取り付けた歯車(図示せず)を一分間に一回転させ秒針を表示させる。その際、時針、分針、秒針の長さを変えるなどして、時針、分針、秒針を識別可能に表示するのが望ましい。
【0013】
なお、投影面と投影機構の距離が変わると、時針、分針、秒針が表示される位置も変わるので、前記光源4の位置、反射鏡5の角度を調整可能として、投影面と投影機構の距離が変わっても、ほぼ同一の位置に時針、分針、秒針が表示されるようにしてもよい。
また、上記実施例では、時針、分針、秒針を表示する場合について説明したが、時針と分針のみを表示するように構成してもよい。
さらに、時針、分針、秒針の違いが明確に判るようにこれらの投影像の色を変えるようにしてもよい。色を変えるには、例えば光源の色を異ならせたり、異なった色のフィルタを介して、時針、分針、秒針を投影する。
そのほか、例えば、12時の位置がわかるように、移動しない光点などを同一の投影面に重ねて表示するようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明においては、円筒状のレンズにより、時計の時針、分針に相当した棒状の光の像を投影するようにしたので、比較的小さな光源を用いて、時計の時針、分針などの投影像を投影面に投影することができる。
このため、電源として電池を用いても長時間の使用に耐えることができる。また、光源として、LEDやレーザダイオードなどを用いることができるので、光源を小型化でき、装置の小型化、軽量化を図ることができるとともに、発熱などの問題も緩和することができる。したがって、飾りだななどにおく置物、装飾品などに容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の光時計の構成を示す図である。
【図2】円筒状のレンズにより形成される投影像を説明する図である。
【図3】レンズ中心から少しずれた位置に光源をおいたときに投影面に表示される像を示す図である。
【図4】投影面に表示される投影像を示す図である。
【図5】投影面に時針、分針、秒針の投影像を表示させる場合の概念構成を示す図である。
【図6】投影面に時針、分針、秒針の投影像を表示させる場合の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1a 第1の歯車
1b 第2の歯車
1c 軸
1d 第3の歯車
1e 保持金具
1f ピント調整手段
2 円筒状のレンズ
3 時計機構部
3a 歯車
4 光源
5 反射鏡
10 時針を表示する投影機構
11 時針歯車
20 分針を表示する投影機構
21 分針歯車
30 秒針を表示する投影機構
31 秒針歯車

Claims (1)

  1. 光を放射する光源と、
    上記光が入射し、投影面に棒状の光の像を結像させる円筒状のレンズと、
    上記円筒状のレンズを時刻の進行に応じて回転させる時計機構とを備え、
    上記円筒状のレンズにより、上記結像面に少なくとも時計の時針、分針に相当した回転する棒状の光の像を投影する
    ことを特徴とする光時計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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