JP2004285575A - セグメント連結用継手及びセグメント - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に連結することができ、所定の締結力を確保することができるセグメント連結用継手およびセグメントを提供する。
【解決手段】本発明のセグメント連結用継手は、セグメント端部8aから突出する2以上の突出部12と、突出部12の各々に隣接する2以上の連結部12aと、連結部12aの各々を可動に保持するために2以上の開口部13が設けられた支持部材14と、連結部12aの各々に連結される2以上の固定部材15と、支持部材14と2以上の固定部材15との間に配置される弾性部材16とを含む雄部材3と、突出部12の各々を収容し、かつトンネル軸方向に延びる2以上の収容溝18が設けられ、連結部12aの各々がトンネル軸方向に可動に通されるスロットを備えた2以上の係止部19を含む雌部材4とを備え、係止部19の収容溝18側に、スロットに沿った弾性を有する突起部20が設けられている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールドトンネル等の地下空洞の内壁を覆工するために使用されるセグメントを互いに連結するのに用いられるセグメント連結用継手、該継手を備えるセグメントに関し、より詳細には、2以上の突出部を備える雄部材と、該突出部の各々を収容する2以上の収容溝が設けられ、該突出部を係止するための係止部を備える雌部材とから構成され、各突出部を各収容溝に収容した場合において、各係止部への各突出部の当たりが均一になることで容易に連結することができ、突出部の設置誤差や変形などがある場合においても、所定の締結力を確保することを可能とするセグメント連結用継手および該継手を備えるセグメントに関する。
【0002】
【従来の技術】
シールド工法は、トンネルや坑道を構築するために用いられ、トンネルの切羽面に当接するシールド機を用いて地下に穴を掘進し、この穴の内壁をセグメントリングで覆工してトンネルや坑道を構築する工法であり、安全、かつ確実に作業を行うことができるという特徴を有している。
【0003】
このシールド工法に用いられるセグメントリングは、通常は複数のセグメントに分割された状態で穴の内部に運ばれ、施工現場で穴の内径に沿って組み立てられる。したがって、これらセグメントは、容易に連結できることが望まれている。また、同時に耐久性等の面からトンネル内面に継手部が露出しないことも望まれている。さらには、締結力を増大させるために、セグメント端部に複数の継手を設けることも望まれている。
【0004】
セグメント間の連結は、例えば、ねじ切りしたピンを一方のセグメントに出没自在に設け、これを他方のセグメントに設けた開口に通してナットで締め付けることにより行われている(特許文献1参照。)。
【0005】
また、セグメントの対向する面に雄コッター金具または雌コッター金具をそれそれ配設し、また他のセグメントの対向する面には雄ほぞ、雄ほぞを配設し、これらを互いに嵌合し、さらに雌ほぞ、雄ほぞにボルトを通すことによりセグメントを連結する方法もある(特許文献2参照。)。
【0006】
しかし、ピンやボルト、ナットを用いてセグメントを締結する場合は、ナットを締め付ける作業を行う必要がある。また、これらを取付ける位置や角度がずれるとピンやボルトがナットに填らなくなるため、これらの加工精度、取り付け位置、当該セグメントの設置位置の各々を厳密に管理する必要がある。
【0007】
また、上述したピンとナットを用いた従来例は、ナットを取付けるためにセグメントの上面或いは下面の一部を窪ませてボルトやピンの先端を露出させる等、連結構造を複雑にする必要があるため、セグメントコストが高くなるという問題があった。また、トンネルの使用目的によっては、これらの窪みを埋める二次覆工を行う必要も生じる。またナットには緩みが生じるため、ナットの増し締めという事後工程を行う必要があった。
【0008】
そこで、簡単な構造で、かつ継手部を露出させることなく、締結力を増大させた継手およびセグメントの連結方法が提案されている(特許文献3参照。)。この継手は、セグメント端部に固定された雌部材を、隣接するセグメントのセグメント端部から突出する突出部と、この突出部に隣接して設けられた連結部と、この連結部を可動に保持するための開口部と該開口部に沿った突起が設けられた支持部材と、固定部材と、支持部材と固定部材との間に配置された弾性部材とを備える雄部材とを備え、支持部材の突起と固定部材とが接触することにより互いに隣接するセグメントを連結するものである。
【0009】
しかしながら、上記継手において、より締結力を増すために、突出部および連結部とそれらを収容する収容溝とを複数設けた場合、各突出部および連結部のわずかな設置誤差または各収容溝の設置間隔のわずかな誤差により、複数の突出部の各々を各収容溝に嵌合させて挿入することが困難となり、また、挿入することができたとしても、突出部を係止するために雌部材に設けられる係止部に、複数の突出部すべてを均一に接触させることができないため、充分な締結力が得られないといった問題があった。
【0010】
【特許文献1】
特開平6−146794号公報(第2頁−第5頁、第1図−第7図)
【特許文献2】
特開平8−021195号公報(第2頁−第3頁、第1図−第6図)
【特許文献3】
特開2001−234696号公報(第2頁−第7頁、第1図−第11図)
【0011】
【発明の解決しようとする課題】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、加工精度、セグメントヘの取付け位置、セグメントの設置位置に幅を持たせ、また、連結構造を簡略化させ、さらには事後工程を無くすことにより、セグメント間の連結を容易かつ確実に行え、ワンパスでセグメントリングの組立が可能でトンネル内にも各種の金具が露出せず、平滑な内面を得ることができ、安価に施工できると共に、締結力の経時変化を防止することを可能にするとともに、2以上の突出部を備える雄部材と、該突出部の各々を収容する2以上の収容溝が設けられた雌部材とから構成される継手において、各係止部への各突出部の当たりが均一になることで容易に連結することができ、突出部の設置誤差や変形などがある場合においても、所定の締結力を確保することを可能にし、締結力を増大させることを可能にするセグメント連結用継手および該セグメント連結用継手を備えるセグメントを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、本発明のセグメント連結用継手および該セグメント連結用継手を備えるセグメントを提供することにより達成される。
【0013】
すなわち、本発明の請求項1の発明によれば、複数のセグメントを周方向に連結して地下空洞面を覆工するために用いられるセグメント連結用継手であって、セグメント端部から突出する2以上の突出部と、前記突出部の各々に隣接する2以上の連結部と、前記連結部の各々を可動に保持するために2以上の開口部が設けられた支持部材と、前記連結部の各々に連結される2以上の固定部材と、前記支持部材と前記2以上の固定部材との間に配置される弾性部材とを含む雄部材と、
前記突出部の各々を収容し、かつトンネル軸方向に延びる2以上の収容溝が設けられ、前記連結部の各々が前記トンネル軸方向に可動に通されるスロットを備えた2以上の係止部を含む雌部材とを備え、
前記係止部の前記収容溝側には、前記スロットに沿った弾性を有する突起部が設けられ、前記突出部により前記突起部を、かつ前記固定部材により前記弾性部材をそれぞれ押圧することにより、互いに隣接するセグメントを連結する締結力を発生することを特徴とするセグメント連結用継手が提供される。
【0014】
本発明の請求項2の発明によれば、前記係止部は、前記突出部がトンネル軸方向へと挿入されるにつれて前記雄部材への締結力が増大するテーパが設けられていることを特徴とするセグメント連結用継手が提供される。
【0015】
本発明の請求項3の発明によれば、前記スロットは、前記突出部が挿入される挿入部が幅広とされていることを特徴とするセグメント連結用継手が提供される。
【0016】
本発明の請求項4の発明によれば、複数のセグメントを周方向に連結するためのセグメント連結用継手を備え、地下空洞面を覆工するためのセグメントであって、該セグメント連結用継手が、
セグメント端部から突出する2以上の突出部と、前記突出部の各々に隣接する2以上の連結部と、前記連結部の各々を可動に保持するために2以上の開口部が設けられた支持部材と、前記連結部の各々に連結される2以上の固定部材と、前記支持部材と前記2以上の固定部材との間に配置される弾性部材とを含む雄部材と、
前記突出部の各々を収容し、かつトンネル軸方向に延びる2以上の収容溝が設けられ、前記連結部の各々が前記トンネル軸方向に可動に通されるスロットを備えた2以上の係止部を含む雌部材とを備え、
前記係止部の前記収容溝側には、前記スロットに沿った弾性を有する突起部が設けられ、前記突出部により前記突起部を、かつ前記固定部材により前記弾性部材をそれぞれ押圧することにより、互いに隣接するセグメントを連結する締結力を発生することを特徴とするセグメントが提供される。
【0017】
本発明の請求項5の発明によれば、前記係止部は、前記突出部がトンネル軸方向へと挿入されるにつれて前記雄部材への締結力が増大するテーパが設けられていることを特徴とするセグメントが提供される。
【0018】
本発明の請求項6の発明によれば、前記スロットは、前記突出部が挿入される挿入部が幅広とされていることを特徴とするセグメントが提供される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面をもって詳細に説明する。図1は、本発明のセグメント連結用継手を用いて周方向にセグメントを互いに連結し、セグメントリングを形成しているところを示した斜視図である。図1(a)には、複数のセグメント1を互いに連結させて、掘削された穴の周方向に沿ってセグメントリング2が形成されているのが示されており、セグメント1の端部には、本発明のセグメント連結用継手が固定されているのが示されている。
【0020】
図1(b)には、セグメントリング2を形成するためのセグメント1が示されており、セグメント1は、周方向に所定の長さとされた端部1aと、矢線Aに示す掘削されたトンネルの略トンネル軸方向に沿って延びたセグメント端部1b、1cとを備えている。セグメント端部1aには、図示しない継手が設けられていて、図1(a)のようにして形成されたセグメントリング2をトンネル軸方向に連結し、シールドトンネルを構築することができるようにされている。図1(b)に示されるセグメント1のセグメント端部1b、1cには、本発明のセグメント連結用継手が固定されており、図1(b)においては、セグメント端部1bに固定された雄部材3が示されている。図1(a)においては、本発明のセグメント連結用継手の雄部材3と雌部材4とが固定されているのが示されている。また、図1(a)に示されるようにセグメント端部1dには、雌部材4に隣接して溝5が設けられていて、矢線Aに示すトンネル軸方向に向けて移動させてセグメント1を連結させる際、雄部材3を一時的に収容することができるようになっている。本発明においてセグメント1は、鋼製とされていても良く、また鉄筋コンクリートで形成されていても良い。
【0021】
セグメントリング2を構築する際には、図1(a)及び図1(b)に示したセグメント端部1bがセグメント端部1dと対向するように配置し、セグメント連結用継手の雄部材3を雌部材4に嵌合するように挿入することで、順次周方向へと連結される。セグメント1のセグメント端部1b、1cに固定されるセグメント連結用継手は、図1(b)に示されるように一方のセグメント端部1bに雄部材3を配置し、周方向に対向するセグメント端部1cに図示しない雌部材を配置する構成とすることができる。しかしながら、セグメント1の周方向に離間したセグメント端部1b、1cの双方に雄部材3を配置することもでき、このようにする場合には、このセグメント1に連結させる他のセグメントには、そのセグメントの両端部に雌部材4を配置させて連結させることが必要である。また、セグメント端部1b、1cには、隣接するセグメントが連結された場合に互いに適合するようないかなる形状の段差が形成されていても良い。本発明において雄部材3は、セグメント端部1bから突出する2以上の突出部を備え、それを収容する別のセグメントのセグメント端部1dには、2以上の突出部を収容する2以上の収容溝が設けられている。図1に示される実施の形態では、矢線Aに示すトンネル軸方向に沿ってセグメント端部1bに雄部材3が2つ、セグメント端部1dに雌部材4が2つ固定されていて、各雄部材3に突出部6が2つ、各雌部材4に収容溝7が2つ設けられている。また、突出部6および収容溝7は、セグメントリング2を形成し、シールドトンネルを構築した場合、トンネル軸方向とは垂直である、トンネル断面の径方向に沿って2つずつ配設されている。本発明において突出部6および収容溝7は、上記径方向に並設されていなくても良く、1つの突出部と他の突出部とがトンネル軸方向にずれた位置に配設されたものであっても良い。ただし、この場合、各突出部6が収容できる位置に収容溝7が設けられる必要がある。また、本発明において突出部6および収容溝7は、図1に示されるように2つずつでなくても、3つずつ、あるいは4つずつであっても良い。
【0022】
図2は、図1において説明したセグメント連結用継手を構成する雄部材3と、雌部材4とが連結された状態で、互いに隣接するセグメント8、セグメント9を互いに連結しているところを示した側面図である。なお、図2においてトンネル軸方向は、紙面に対して上下方向に沿った方向とされる。セグメント8は、雄部材3が埋設されたセグメントであり、セグメント9は、雌部材4が埋設されたセグメントである。図2に示されるように、雄部材3及び雌部材4は、それぞれアンカー筋10a、10bおよび11a、11bにより各セグメント8、9に堅固に固定されている。
【0023】
図2に示されるように雄部材3は、セグメント端部8aから突出する2つの突出部12と、突出部12の各々に隣接する2つの連結部12aと、連結部12aの各々を可動に保持するための2つの開口部13が設けられた支持部材14と、突出部12の対向する側の連結部12aの端部にそれぞれ連結される2つの固定部材15と、支持部材14と2つの固定部材15との間に配置される弾性部材16とを備えている。以下、突出部12を2つ備える雄部材3として説明する。図2において連結部12aは、突出部12の対向する側の端部に、締結部材として用いられるナット17と螺合するネジが設けられている。また、固定部材15は、ナット17と接合されていて、ナット17を螺合することにより連結部12aに連結され、連結部12aを介した突出部12が突出して外れないように保持している。突出部12と連結部12aとは、本発明の実施例では、一体として形成されたボルト状部材として例示するものの、突出部12と連結部12aとを別体として形成させておき、溶接、ネジ止めその他適切な方法により一体化させて、別の形状、構成として用いることができる。本発明において突出部12は、後述する雌部材に係止させるように収容した場合、雌部材から抜けないように連結部12aに比較して拡張された構造とされる。
【0024】
図2に示される支持部材14は、連結部12aを可動に保持させるための開口部13が設けられていて、締結に際してトンネル軸方向に向かって突出部12が挿入された場合に、突出部12を相対的に雌部材4側へと移動させて突出部12と雌部材4に設けられる係止部との間、支持部材14と固定部材15との間に締結力を発生させるようにされている。支持部材14に設けられる開口部13はそれぞれ、各連結部12aを可動に保持することができれば、いかなる大きさおよび形状であっても良い。また、固定部材15は、連結部12aに連結され、上記開口部13から突出部12および連結部12aが外れないような大きさ、強度を有する材料から形成することができる。図2に示される支持部材14と固定部材15との間には、弾性部材16が設けられ、弾性部材16は、セグメント8、9が互いに連結される前には、突出部12および連結部12aとを、雌部材4側へ移動可能なように保持し、セグメント8、9が互いに連結された状態では、圧縮されるようにされている。さらに、弾性部材16は、セグメント8、9が堅固に連結される前に、突出部12と雌部材4との位置合わせを容易にさせ、容易に嵌合することができるようにわずかに変位可能に保持している。この弾性部材16を用いることにより、突出部12に対して必要以上に遊びを持たせることなく保持するとともに、必要に応じて突出部12を変位させることが可能となる。これにより、2つの突出部6を備える雄部材3においてそれぞれの位置合わせおよび連結作業を容易にすることができる。
【0025】
本発明において弾性部材16は、種々の高分子材料から形成することができるが、具体的には、加硫した天然ゴム、ネオプレンゴム、クロロプレンゴムといった合成ゴム、ポリノルボルネンといった形状記憶性樹脂など、弾性を有するものであれば、これまでに知られたいかなる材料でも用いることができる。本発明においては、特に特性およびコストといった点から天然ゴム、特に加硫した天然ゴムを用いることが好ましい。本発明において弾性部材16は、支持部材14と固定部材15との間に単に間挿されているだけでも良いし、支持部材14または固定部材15のいずれか、または双方に接着剤などにより接着されていても良い。
この場合に、使用することができる接着剤としては、エポキシ樹脂製の接着剤など、これまでに知られたいかなる接着剤でも用いることができる。また、弾性部材16は、各連結部12aが挿通可能なように連結部12aの数だけ挿通部を設けた1つの部材であっても良いし、連結部12aの数だけ設けることもできる。
【0026】
図2に示されるように、雌部材4も、セグメント9に埋設されており、雄部材3の突出部12を収容するための収容溝18が設けられ、突出部12をトンネル軸方向に移動させて収容溝18に収容する際、連結部12aが可動に通されるスロットを備え、かつ収容した突出部12が雄部材3側に突出して外れないように係止するための係止部19を備えている。以下、雌部材4も、突出部12に合わせて2つの収容溝18が設けられるものとして説明する。図2に示される収容溝18は、トンネル軸方向に延び、雄部材3の突出部12がトンネル軸方向に収容される形状および大きさとされている。本発明においては、突出部12が収容されるのであれば、いかなる形状および大きさであっても良いが、好ましくは上述した弾性部材16により適当な変位が与えられる場合であっても、嵌合して挿入することができる形状および大きさとすることができる。係止部19は、収容溝18への突出部12の挿入により協働する連結部12aを、スロットを通して移動させることができ、突出部12および連結部12aのトンネル軸方向への移動により、雄部材3に対する締結力を次第に発生させることができるテーパが付けられている。
【0027】
また、図2に示されるように係止部19の収容溝18側には、スロットに沿った弾性を有する突起部20が設けられている。図2に示される突起部20は、セグメント8、9の連結に際し、スロットを介した突出部12の両端をいずれも突起部20に容易に接触させることができ、連結にしたがって突出部12により突起部20が圧縮されるようにされている。これにより、突出部12が変形などがあった場合や2つの突出部12の設置誤差があった場合においても、突出部12の雌部材4への当たりが均一になるため、突出部12がぐらつくことをなくすことができる。このぐらつきは、連結に際し、堅固に固定するのに時間を要し、その後の外力などにより容易に締結力を弱める。本発明では、この突起部20を設けることにより、突出部12の固定位置を容易にし、かつ所定の締結力を確保することができる。本発明において突起部20は、上述した弾性部材16と同様の材質のものを用いることができる。
【0028】
図3は、上述したスロット21及び係止部19の構成をより詳細に示したセグメント連結部の上面断面図である。図3においては、トンネル軸方向は、矢線Bで示されている。図3に示されるように、雄部材3と、雌部材4とは、トンネル軸方向に対してわずかに傾斜するようにして配設されている。また、係止部19は、セグメント端部9aの上述した傾斜に適合するように、矢線Bで示される突出部12の挿入方向に向かって厚さが次第に厚くなるように形成されている。
【0029】
図3では、係止部19の一端は、セグメント相互を連結させる際に最初に突出部12が挿入される図1に示される溝5に向かって開かれている。上述の構成とすることにより、セグメント8、9を容易に接合することが可能となり、さらには、その締結力が嵌合の程度に応じて変化して行き、突出部12による突起部20への押圧および固定部材15による弾性部材16への押圧により、堅固にセグメント8、9を接合させることができる。また、雌部材4には、この係止部19以外にも、雌部材4の耐力を向上させるための基礎部材22が溶接、又は一体として形成されているのが示されているが、これらの基礎部材22は、これまで知られているどのような構成とされていても良い。
【0030】
図4は、本発明に用いる雌部材4の上述した係止部19を詳細に示した断面図である。図4では、係止部19は、コの字状の形状とされている。本発明においては、突出部12が挿入できるように図1に示される溝5を形成するため、延長部を設けることができる。係止部19には、連結部12aが挿入されるスロットが設けられ、さらには上述したテーパがつけられていて、締結力を突出部12及び連結部12aの挿入の度合いに応じて増加させる構成とされている。また、図4においては、係止部19の収容溝18側には、スロットに沿った弾性を有する突起部20が設けられていて、セグメントを連結した場合に、突出部12により突起部20が圧縮され、変位可能な状態とされるため、後に突出部12が変位しても締結力を維持することができる。また、図4に示される係止部19は、面取り処理が施されていて、突出部12の挿入をより容易にするように構成されている。本発明においては、この面取り処理は必ずしも必要とされるものではなく、必要に応じて処理することができる。
【0031】
図5は、図4に示した係止部19を雄部材3の側から見た場合の正面図を示した図である。図5には、図4に示される突出部12を収容する収容溝18と、連結部12aが可動に通される図3に示すスロット21を備える係止部19とが示されている。また、図5には、スロット21の挿入部23が幅広とされているのが示されている。さらに、図5には、スロット21に沿った収容溝18側の係止部19に設けられる突起部20が破線で示されている。本発明においては、収容溝18に収容された突出部12が適切に接触し、セグメントの連結にしたがって突出部12により圧縮され、また、突出部12の接触面の当たりが均一となるような幅の突起部20を設けることができる。また、本発明においては、上述したように、突出部12が挿入できるように図1に示される溝5を形成するための延長部を設けることができる。この場合、延長部は、図3に示す基礎部材22に連続して設けることができる。
【0032】
図6は、本発明の雄部材3を構成する支持部材14と、固定部材15と、弾性部材16とを詳細に示した図である。図6(a)は、支持部材14の断面図であり、弾性部材16が支持部材14上に載置されている。支持部材14は、サポート部分14aと、補強部分14b、14c、14dとが一体とされて形成されており、サポート部分14aには、図4に示す2つの連結部12aが挿通される2つの開口部13が形成されている。この開口部13に隣接するようにして、弾性部材16が載置されている。図6(a)に示される補強部分14dには、さらに雄部材3を堅固にセグメント8に固定するために用いられる図示しないアンカー筋が設けられている。アンカー筋の配置位置及び配置数は、適宜所定の耐力を得ることができるように適宜設定することができる。本発明に用いる弾性部材16は、上述したように天然ゴムといった弾性の材料から適宜構成することができる。また弾性部材16は、セグメントが互いに接合されるまでは、突出部12と、連結部12aとを柔軟に変位させることができる程度に支持部材14と固定部材15との間において圧縮される。図6(a)に示される弾性部材16は、必ずしもその外形が円形には限られず、矩形、多角形等いかなる別の形状であっても用いることができる。
【0033】
図6(b)には、雄部材3を構成する固定部材15を示す。固定部材15は、方形、矩形、円形、多角形とされた支持プレート15aと、この支持プレート15a上に溶接された締結部材であるナット17とから構成されている。また、支持プレート15aには、突出部12から延ばされ、ナット17に螺合するネジの設けられた連結部12aが挿通される開口15bが設けられている。ボルト状部材として形成された本発明の実施例の連結部12aは、ナット17と螺合し、支持部材14と固定部材15とにより挟み込まれる弾性部材16をセグメントの連結によって圧縮する。
【0034】
図7は、セグメントが互いに連結される場合の雄部材3における締結力の発生を詳細に示した図である。図7(a)は、連結部12aが固定部材15に螺合されているものの、弾性部材16が圧縮されていないところを示し、図7(b)は、セグメントに取り付けられた場合の配置を示した図である。図7(a)に示されるように、当初自由な状態とされている弾性部材16は、セグメントを連結させる際には、図4において詳細に説明したテーパを考慮して、最終的な接合位置において所定の応力を、弾性部材16を介して支持部材14のサポート部14aへと加えることができる。最終的な接合位置では、弾性部材16は、圧縮状態とされ、これを示したものが図7(b)である。図7(b)に示される圧縮状態では、固定部材15の支持プレート15aは、弾性部材16の弾性のみにより支持部材14のサポート部14aと離間されている。このような圧縮状態で保持することにより、支持部材14と固定部材15との間のクリアランス分だけ変位可能に保持させることが可能となる。
【0035】
さらに本発明の説明する実施例においては、セグメントを連結する場合には、図3において示されるように、まず雌部材4とコンクリートとによって形成される溝5へと突出部12を挿入し、突出部12と共に連結部12aをそれぞれ収容溝18及びスロット21へと矢線Bに沿って挿入して行く。突出部12及び連結部12aの挿入が進行するにつれて、互いに隣接するセグメントは、図3で示したようにトンネル軸方向に対してわずかに傾斜したセグメント端部8a、9aを有するように構成されているため、突出部12は、雌部材4側へと相対的に引き込まれることになる。突出部12が雌部材4側へと相対的に引き込まれて行くにつれ、突出部6から延びた連結部12aは、固定部材15を上述したテーパの量に対応した量で雌部材4側へと弾性部材16を圧縮させつつ、突出部12を変位させる。本発明においては、スロット21のトンネル軸方向の長さには、ある程度余裕を持たせておくこともでき、突出部12の挿入の度合いに応じて締結力を調節することも可能である。
【0036】
図8は、セグメントが互いに連結される場合の雌部材4における締結力の発生を詳細に示した図である。図8(a)は、収容溝18へ雄部材3の突出部12が送入される初期段階を示した図である。図8(a)では、図3において示される雌部材4とコンクリートとによって形成される図1に示す溝5へと突出部12が挿入され、突出部12とともに連結部12aをそれぞれの収容溝18および図3に示すスロット21へ挿入している。この段階では、収容溝18の開口が大きく、突出部12と係止部19の収容溝18側(すなわち、図8(a)では係止部19の上部)に設けられた突起部20に接触していない状態となっている。図8(b)には、さらに突出部12を収容溝18に挿入したところが示されている。係止部19に設けられたテーパに沿い、雄部材3の突出部12が収容溝18に挿入されるにつれて、突出部12と係止部19の上部にスロット21に沿って設けられた突起部20とが接近し、図8(b)では、突出部6の片側が突起部20に接触している。2つの突起部12の設置間隔と、収容溝18の設置間隔が同じで、それぞれの突出位置、収容溝18の断面形状および大きさなどが同じであり、かつ雄部材3に変位可能な弾性部材16が配置されていないのであれば、図8(b)に示されるように突出部12の片側のみが接触した状態にはならない。しかしながら、上述したように、2以上の突起部12を有する雄部材3、2以上の収容溝18を有する雌部材4を備える継手の場合、これらを精密に作製することは困難であり、わずかな設置誤差が生じる。この設置誤差により、図8(b)に示されるような状態となる。
【0037】
図8(c)には、最終的にセグメントが連結された場合の係止部19、突起部20および突出部12の状態を示した図である。最終的にセグメントが連結された場合、雄部材3においては、図7(b)に示される状態で、雌部材4においては、図8(c)に示されるように突出部12によって突起部20を圧縮した状態とされる。図7(b)に示される弾性部材16および図8(c)に示される突起部20は、固定部材15および突出部12によって押圧されて、ともに圧縮状態とされ、連結するセグメントを固定する。図8(c)に示されるように、セグメントの連結完了段階においては、突出部12のスロット21を介した両端がともに突起部20に均一に接触した状態となる。また、セグメントに加えられる外力により突出部12または連結部12aが多少変形しても、上述した弾性を有する突起部20により吸収されるため、経時的な変化によるセグメント間の締結力が低下するのを防止することができる。
【0038】
これまで本発明を、図面に示した実施例をもって説明してきたが、本発明は、説明した実施例に特に限定されるわけではなく、例えば、セグメント端部1b、1cに接合された場合に互いに嵌合するような周方向に延びた段差が設けられていても良いし、また、雄部材3、雌部材4の形状、相対的寸法、突出部の数、形状及び突出部と連結部の構成についても適宜設定することができる。
【0039】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、加工精度、セグメントヘの取り付け位置、セグメントの設置位置に幅を持たせ、また、連結構造を簡略化させ、トンネル内面にも継手が露出せずトンネルといった構造物の内面を平滑とさせることが可能で、セグメント構造も簡易なものとすることができるためコストを低減させることができ、さらには、締結力を調節することが可能となるため増し締めも必要とされず、締結力が長期にわたり安定化でき、ワンパスで組立が可能となるため施工の簡便、かつ容易なセグメント連結用継手及びセグメントが提供できる。
【0040】
さらに、本発明のセグメント連結継手は、締結力を増大させるため、2以上の突出部を備える雄部材と、該突出部の各々を収容する2以上の収容溝が設けられた雌部材とから構成されているものの、各係止部への各突出部の当たりが均一になることで容易に連結することができ、突出部の設置誤差や変形などがある場合においても、所定の締結力を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により構築されるセグメントリングと、セグメントとを示した図。
【図2】本発明のセグメント連結用継手の雄部材と、雌部材とが連結されたところを示した側面断面図。
【図3】本発明のセグメント連結用継手の上面断面図。
【図4】本発明に用いる雌部材の部分断面図。
【図5】本発明に用いる雌部材の正面図。
【図6】本発明に用いる雄部材の分解図。
【図7】本発明における雄部材を示した図。
【図8】本発明における雌部材を示した図。
【符号の説明】
1…セグメント
1a、1b…セグメント端部
2…セグメントリング
3…雄部材
4…雌部材
5…溝
6…突出部
7…収容溝
8…セグメント
8a…セグメント端部
9…セグメント
9a…セグメント端部
10a、10b…アンカー筋
11a、11b…アンカー筋
12…突出部
13…開口部
14…支持部材
14a…サポート部
14c…補強部分
14c…補強部分
15…固定部材
15a…支持プレート
15b…開口
16…弾性部材
17…ナット
18…収容溝
19…係止部
20…突起部
21…スロット
22…基礎部材
23…挿入部

Claims (6)

  1. 複数のセグメントを周方向に連結して地下空洞面を覆工するために用いられるセグメント連結用継手であって、
    セグメント端部から突出する2以上の突出部と、前記突出部の各々に隣接する2以上の連結部と、前記連結部の各々を可動に保持するために2以上の開口部が設けられた支持部材と、前記連結部の各々に連結される2以上の固定部材と、前記支持部材と前記2以上の固定部材との間に配置される弾性部材とを含む雄部材と、
    前記突出部の各々を収容し、かつトンネル軸方向に延びる2以上の収容溝が設けられ、前記連結部の各々が前記トンネル軸方向に可動に通されるスロットを備えた2以上の係止部を含む雌部材とを備え、
    前記係止部の前記収容溝側には、前記スロットに沿った弾性を有する突起部が設けられ、前記突出部により前記突起部を、かつ前記固定部材により前記弾性部材をそれぞれ押圧することにより、互いに隣接するセグメントを連結する締結力を発生することを特徴とする、セグメント連結用継手。
  2. 前記係止部は、前記突出部がトンネル軸方向へと挿入されるにつれて前記雄部材への締結力が増大するテーパが設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のセグメント連結用継手。
  3. 前記スロットは、前記突出部が挿入される挿入部が幅広とされていることを特徴とする、請求項1または2に記載のセグメント連結用継手。
  4. 複数のセグメントを周方向に連結するためのセグメント連結用継手を備え、地下空洞面を覆工するためのセグメントであって、該セグメント連結用継手が、
    セグメント端部から突出する2以上の突出部と、前記突出部の各々に隣接する2以上の連結部と、前記連結部の各々を可動に保持するために2以上の開口部が設けられた支持部材と、前記連結部の各々に連結される2以上の固定部材と、前記支持部材と前記2以上の固定部材との間に配置される弾性部材とを含む雄部材と、
    前記突出部の各々を収容し、かつトンネル軸方向に延びる2以上の収容溝が設けられ、前記連結部の各々が前記トンネル軸方向に可動に通されるスロットを備えた2以上の係止部を含む雌部材とを備え、
    前記係止部の前記収容溝側には、前記スロットに沿った弾性を有する突起部が設けられ、前記突出部により前記突起部を、かつ前記固定部材により前記弾性部材をそれぞれ押圧することにより、互いに隣接するセグメントを連結する締結力を発生することを特徴とする、セグメント。
  5. 前記係止部は、前記突出部がトンネル軸方向へと挿入されるにつれて前記雄部材への締結力が増大するテーパが設けられていることを特徴とする、請求項4に記載のセグメント。
  6. 前記スロットは、前記突出部が挿入される挿入部が幅広とされていることを特徴とする、請求項4または5に記載のセグメント。
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