JP2004282684A - 複合セル構成移動通信方式 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のセル構成を用いた移動通信方式では、移動機が基地局から遠ざかるに従って、受信レベルが低下し品質が低下することが課題であった。特に、高速なデータ伝送の場合、受信がレベルが低下すると誤り率が大きくなり、品質やスループットが低下する。そのため、伝送速度を下げることが必要であった。音声の場合は音質が低下することが課題であった。セル半径を縮小することにより解決することは可能であるが、システムコストが大幅に増加することが課題であった。また、ハンドオフの領域を大きくして品質を改善すると容量が大きく低下することが課題であった。
【解決手段】本発明では、移動機が基地局から一定の範囲の距離の場合、当該の基地局とのみ通信を行う単一基地局構成縮小セルを設け、移動機と基地局の距離が一定の距離以上となった場合に複数基地局と同時に通信を行う複数基地局構成セルを設定し、これら2種類のセルにより、移動機がサービスエリアのどこにいても高い品質を維持でき、かつ容量も維持することが可能となる。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は移動通信において、セル構成と伝送方式に関する発明である。
【従来の技術】
【0002】
従来のセル構成および伝送方式は、図1のように構成されている。図1は3セクタ構成の例である。移動機がPの位置にいるとすると、基地局BS1と通信を行う。移動機がPからQへ向けて移動すると、受信レベルが低下し品質が低下し、あらかじめ定めた受信レベルの閾値以下となるとハンドオフの処理に入る。
【0003】
図2において、H1の位置がこれに相当する。ハンドオフにおいては、基地局B2を候補として加える。B2の受信レベルは移動機の移動とともに大きくなる。そのレベルがあらかじめ定めた閾値以上となると通信相手の基地局をB1からB2に切り替える。ソフトハンドオフの場合は、H1とH2間はB1とB2と同時に通信を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の構成においては、移動機がセル周辺に移動すると品質が劣化することを許容している。セルの境界領域では、ソフトハンドオフを行う場合、2つの基地局との通信により品質はある程度は維持されるが、全体としては品質は低下することとなる。品質を上げるためハンドオフの領域を拡大することも考えられるが、容量が低下することが問題となる。本発明は、移動機がどこにいても一定の品質を維持し、かつ容量を維持することを課題とするものである。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本発明は、移動機が1つの基地局と通信する単一基地局構成縮小セルと複数の基地局と同時に通信する複数基地局構成セルの2つの異なるセル構成を複合化し、課題を解決するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
【実施例】
図3は120度セクタ構成を用いた本発明の実施例である。図においてRSC11、RSC12,RSC13はBS1における縮小セクタセルを表し、RSC21、RSC22,RSC23はBS2におけるセクタ型の単一基地局構成縮小セルを表し、RSC31、RSC32,RSC33はBS3におけるセクタ型の単一基地局構成縮小セルを表す。MCC1は移動通信制御局を表す。
【0007】
単一基地構成縮小セルにおいては、基地局と移動機の通信は1対1である。移動機がRSC11に在圏したとする。回線制御局1から基地局BS1へ情報が転送され、BS1のセクタRSC11から移動機へ情報が転送される。移動機から基地局への情報も同じルートとなる。
【0008】
次に、MSC1では、移動機は3つの基地局BS1,BS2およびBS3と通信を行う。移動機がMSC1に在圏したとする。回線制御局1と基地局BS1,BS2,BS3が接続され、同一の情報が転送され、各基地局の当該送信機から情報が移動機へ転送される。移動機ではこれらの情報を受信し、選択または合成の処理を行う受信する。移動機から基地局への逆への情報転送も同様である。この場合、各基地局で受信した情報を制御局1に転送し、選択または合成により通信品質を改善する。
【0008】
RSC11からRSC12に移動機が移行する場合は、BS1内においてハンドオーバ処理を行う。RSC11カラMSC1に移動機が移行する場合は、BS1において、MSC1用の電波の切り替えを行うと共に、BS2,BS3の基地局が通信に付加する。MSC1からMSC2に移行する場合は、BS4,BS5が新たに加わえる。
【0009】
通信を行うための周波数は、符号分割多元接続方式の場合は、各セルに同一の周波数を割り当てることが可能である。その場合、パイロットはセルごとにことなる識別子が付与される。更に、単一基地局構成縮小セルに同一の周波数を割り当て、複数基地局構成セルに縮小セクタセルと異なる周波数を割り当てることも可能である。
周波数分割多元接続や時分割多元接続方式の場合は、各縮小セクタセル、各複数基地局構成セルには干渉を避けるため範囲で異なる周波数の割り当てる。
【0010】
図4は拡大セルを図3の場合と同じ構成とし、縮小セルをオムにとした場合の構成である。同図で、BS1,BS2,BS3は各基地局の位置を表し、RC1,RC2,RS3はそれぞれBS1,BS2,BS3の縮小オムニセルを表す。RC1からMSC1へ移動機が移行する場合は図3の実施例と同じハンドオーバ処理を行う。
【0011】
図5は、縮小セクタ、拡大セクタ共に60度の場合である。図においてRSC11は単一基地局構成縮小セクタセルを表し、MSC1は3つの基地局BS1,BS2およびBS3から構成される複数基地局構成セルを表す。動作の原理は図3,4と基本的には同じである。120度のセクタ構成の場合に比較し、複数基地局構成セルの面積が小さくなり、より均一な品質の確保が可能となる。
【0012】
図6は、縮小セルをオムにとし、複数基地局構成セルを3局60度セクタの複合で構成した場合の例である。
【0013】
【発明の効果】
本発明は、移動機が基地局から遠ざかった場合に、複数の基地局と送受信するため十分な品質を確保できる。単一基地局構成縮小セルはオムに構成、セクタ構成の両方式が可能であり、トラヒックに応じて使い分けることが可能である。縮小セルの大きさも、伝播減衰状態に応じて大きさを変えることが可能である。セル間のハンドオフは、いずれかの基地局が通信を継続するため安定にハンドオフを行うことが可能となる。
【0014】
単一基地局構成縮小セルから複数基地局構成セル間では、単一基地局構成縮小セルの基地局が継続となる。複数基地局構成セル同士のハンドオフでは、120度セクタ構成の場合は、1つの基地局が継続となり、60度セクタ構成の場合は、複数基地局構成セル間のハンドオフは2つの基地局の通信が継続され、1つののみが変わるためより安定な通信品質を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】BS1,BS2,BS3はそれぞれ基地局1、基地局2、基地局3である。S11,S12,S13は基地局1(BS1)における3つのセクタ型の単一基地局構成縮小セルである。S21,S22,S23は基地局2(BS2)における3つのセクタである。S31,S32,S33は基地局3(BS3)における3つのセクタ型の単一基地局構成縮小セルである。Pは移動機のある時刻における位置を表し、Qは移動機が移動した先の位置を表す。
【図2】Xは距離を表し、Yは受信レベルを表し、101はBS1からの受信レベルを、102はBS2からの受信レベルを表す。Pは移動機のある時刻における位置を表し、Qは移動機が移動した先の位置を表す。H1はハンドオフの開始の位置を表し、H2はハンドオフの終了の位置を表す。
【図3】120度セクタ同士の複合構成である。BS1,BS2,BS3、BS4,BS5はそれぞれ基地局1,基地局2,基地局3,基地局4,基地局5である。RSC11、RSC12,RSC13はBS1における単一基地局縮小セクタセルを表し、RSC21、RSC22,RSC23はBS2における単一基地局縮小セクタセルを表し、RSC31、RSC32,RSC33はBS3における単一基地局縮小セクタセルを表す。MSC1は3つの基地局BS1,BS2およびBS3から構成される複数基地局構成セルを表し、MSC2は3つの基地局BS1,BS4およびBS5から構成される複数基地局構成セルを表し、MCC1は移動通信制御局を表す。
【図4】120度セクタとオムニセルの複合構成である。BS1,BS2,BS3はそれぞれ基地局1,基地局2,基地局3である。RC1、RC2,RC3はBS1、BS2、BS3におけるオムニ型の単一基地局縮小セルを表し、MSC1は3つの基地局BS1,BS2およびBS3から構成される複数基地局構成セルを表す。
【図5】60度セクタ構成同士の複合構成である。BS1,BS2,BS3はそれぞれ基地局1,基地局2,基地局3である。RS1は、BS1における1つの60度のセクタ型の単一基地局構成縮小セルである。MSC1は3つの基地局BS1,BS2およびBS3からの60度セクタの複数基地局構成セルである。
【図6】オムニセルと60度セクタの複合構成である。BS1,BS2,BS3はそれぞれ基地局1,基地局2,基地局3である。RC1は、BS1におけるオムニ型の単一基地局構成縮小セルである。MSC1は3つの基地局BS1,BS2およびBS3からの60度セクタの複数基地局構成セルである。
【符号の説明】
BS1 基地局1
BS2 基地局2
BS3 基地局3
MCC1 移動通信制御局
RSC11 基地局1のセクタ型の型単一基地局構成縮小セル
RSC12 基地局1のセクタ型の単一基地局構成縮小セル
RSC13 基地局1のセクタ型の単一基地局構成縮小セル
RSC21 基地局2のセクタ型の型単一基地局構成縮小セル
RSC22 基地局2のセクタ型の単一基地局構成縮小セル
RSC23 基地局2のセクタ型の単一基地局構成縮小セル
RSC31 基地局3のセクタ型の型単一基地局構成縮小セル
RSC32 基地局3のセクタ型の単一基地局構成縮小セル
RSC33 基地局3のセクタ型の単一基地局構成縮小セル
MCS1 BS1,BS2,BS3の3つの基地局から構成される複数基地局構成セル
MCS2 BS1,BS4,BS5の3つの基地局から構成される複数基地局構成セル複数基地局構成セル
RC1 基地局1におけるオムニ型の単一基地局構成縮小セル
RC2 基地局2におけるオムニ型の単一基地局構成縮小セル
RC3 基地局3におけるオムニ型の単一基地局構成縮小セル

Claims (3)

  1. サービスエリアを複数の基地局でカバーし、移動機は前記基地局を介して通信を行うセル構成の移動通信方式において、移動機が基地局の近傍の場合は、単一基地局と通信を行いうための単一基地局構成縮小セルを有し、移動機が基地局から一定の距離を離れた場合は、複数の基地局と同時に通信する複数基地局構成セルを有することを特徴とする複合セル構成移動通信方式。
  2. 請求項1において、単一基地局構成縮小セルをセクタセルとする複合セル構成移動通信方式。
  3. 請求項1において、単一基地局構成縮小セルをオムニセルと複合セル構成移動通信方式。
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