JP2004282197A - パケット送信方法および無線アクセスネットワーク - Google Patents

パケット送信方法および無線アクセスネットワーク Download PDF

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Abstract

【課題】送信データ量を増加することなく、パケットの誤り耐性を強化する。
【解決手段】PDCP21が、データユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより生成した送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加可能か否かを判断する(S41,S42)。この判断は、IPヘッダ部を圧縮した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLC22に送信した際に、RLC22において送信ユニットPDCP PDUを所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために充填されることになるパッディングのサイズに基づいて行う。そして、付加可能であると判断した場合には、送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加してRLC22に送信する(S42)。これにより、RLC22では、誤り耐性強化情報の付加された送信ユニットPDCP PDUを複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化し、各送信ユニットRLC PDUをネットワークに送信する(S43,S44)。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パケット通信技術に関し、特に、パケットの誤り耐性を強化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
パケットの伝送途中で誤りが入り、受信側の上位層で行われるチェックサムの計算結果が誤りとなった場合、パケットが廃棄され、サービス品質が劣化する。特に再送制御が行なわれないUDP(User Datagram Protocol)を用いたデータの送受信では、パケット廃棄によるサービス品質の劣化は大きな問題となる。
【0003】
そこで、従来からパケットの誤り耐性を強化し、パケットが廃棄される確率を少なくするために、次のような技術が提案されている。
【0004】
送信すべきパケットをセグメント化して複数のパケットセグメントを生成する。その後、予め用意されている複数の誤り訂正方式(誤り訂正符号)の中から所定に基準に従って各パケットセグメントに適用する誤り訂正符号を選択する。そして、各パケットセグメントに選択した誤り訂正符号を付加してネットワークに送信する(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−78197号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術によれば、パケットの誤り耐性を強化することはできる。しかし、各パケットセグメントそれぞれに誤り訂正符号を付加しなければならないため、データの送信量が増加するという問題がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、データの送信量を増加することなく、パケットの誤り耐性を強化することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る第1のパケット送信方法は、上記目的を達成するため、
PDCPが、上位層から受信したデータユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより送信ユニットPDCP PDUを生成し、該生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信した際に、前記RLCにおいて所定サイズの送信ユニットRLC PDUを生成するために充填されることになるパッディングのサイズに基づいて誤り耐性強化情報を前記PDCP PDUに付加可能であると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加して前記RLCに送信し、
前記RLCが、前記PDCPから受信した誤り耐性強化情報の付加された送信ユニットPDCP PDUに必要に応じてパッディングを充填することにより前記所定サイズの送信ユニットRLC PDUを生成し、該生成した送信ユニットRLC PDUをネットワークに送信することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る第2のパケット送信方法は、送信ユニットPDCP PDUを複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化して送信する場合にも適用できるようにするため、
PDCPが、上位層から受信したデータユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより送信ユニットPDCP PDUを生成し、該生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信した際に、前記RLCにおいて前記送信ユニットPDCP PDUを所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために充填されることになるパッディングのサイズに基づいて誤り耐性強化情報を前記送信ユニットPDCP PDUに付加可能であると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加して前記RLCに送信し、
前記RLCが、前記PDCPから受信した誤り耐性強化情報の付加された送信ユニットPDCP PDUを、必要に応じてパッディングを充填することにより前記所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化し、該セグメント化した各送信ユニットRLC PDUをネットワークに送信することを特徴とする。
【0010】
より具体的には、本発明に係る第3のパケット送信方法は、第2のパケット送信方法において、
前記誤り耐性強化情報が、誤り訂正符号であり、
前記PDCPが、前記IPヘッダ部を圧縮した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信すると、前記RLCにおいて前記送信ユニットPDCP PDUを所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために、誤り訂正符号のサイズ以上のパッディングが充填された送信ユニットRLC PDUが生成されることになると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDUに誤り訂正符号を付加して前記RLCに送信することを特徴とする。
【0011】
また、本発明に係る第4のパケット送信方法は、送信データ量を増加させない範囲内で、できる限り誤り耐性を強化できるようにするため、第3のパケット送信方法において、
前記PDCPが、誤り訂正能力の異なる複数種類の誤り訂正方式をサポートし、前記複数種類の誤り訂正方式の内から、生成する誤り訂正符号のサイズが前記充填されるパッディングのサイズ以下で、且つ前記パッディングのサイズに最も近い誤り訂正方式を選択し、該選択した誤り訂正方式により生成された誤り訂正符号を前記送信ユニットPDCP PDUに付加することを特徴とする。
【0012】
また、本発明に係る第5の発明は、誤り耐性強化情報として誤り訂正符号以外の情報を利用できるようにするため、第2のパケット送信方法において、
前記PDCPが、前記IPヘッダ部を圧縮した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信すると、前記RLCにおいてパッディングが充填されると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDU中のデータの内の、前記充填されるパッディングのサイズ以下のデータを誤り耐性強化情報として前記送信ユニットPDCP PDUに付加して前記RLCに送信することを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る第6のパケット送信方法は、第2のパケット送信方法において、
受信側RLCが、前記RLCから送られてきた各送信ユニットRLC PDUに基づいてセグメント化前の送信ユニットPDCP PDUを復元し、該復元した送信ユニットPDCP PDUを受信側PDCPに送信し、
前記受信側PDCPが、前記受信側RLCから受信した送信ユニットPDCP PDU中の圧縮されているIPヘッダ部を伸長し、送信ユニットPDCP PDU中に誤り耐性強化情報が含まれる場合には、前記IPヘッダ部を伸長した送信ユニットPDCP PDUの誤り耐性強化情報を除いた部分を対象にして誤りチェックを行い、誤りがある場合には、誤り耐性強化情報を用いて誤りを訂正することを特徴とする。
【0014】
また、本発明に係る第7のパケット送信方法は、第3のパケット送信方法において、
受信側RLCが、前記RLCから送られてきた各送信ユニットRLC PDUに基づいてセグメント化前の送信ユニットPDCP PDUを復元し、該復元した送信ユニットPDCP PDUを受信側PDCPに送信し、
前記受信側PDCPが、前記受信側RLCから受信した送信ユニットPDCP PDU中の圧縮されているIPヘッダ部を伸長し、送信ユニットPDCP PDU中に誤り訂正符号が含まれる場合には、前記IPヘッダ部を伸長した送信ユニットPDCP PDUの誤り訂正符号を除いた部分を対象にして誤りチェックを行い、誤りが存在する場合には、前記誤り訂正符号を用いて誤りを訂正することを特徴とする。
【0015】
また、本発明に係る第8のパケット送信方法は、第5のパケット送信方法において、
受信側RLCが、前記RLCから送られてきた各送信ユニットRLC PDUに基づいてセグメント化前の送信ユニットPDCP PDUを復元し、該復元した送信ユニットPDCP PDUを受信側PDCPに送信し、
前記受信側PDCPが、前記受信側RLCから受信した送信ユニットPDCP PDU中の圧縮されているIPヘッダ部を伸長し、送信ユニットPDCP PDU中に誤り耐性強化情報が含まれる場合には、前記IPヘッダ部を伸長した送信ユニットPDCP PDUの誤り耐性強化情報を除いた部分を対象にして誤りチェックを行い、誤りが存在する場合には、前記送信ユニットPDCP PDU中のデータの内の該当するデータを前記誤り耐性強化情報で置き換えることを特徴とする。
【0016】
【作用】
PDCPが、上位層から受信したデータユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより生成した送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加可能か否かを判断する。この判断は、IPヘッダ部を圧縮した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信した際に、RLCにおいて送信ユニットPDCP PDUを所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために充填されることになるパッディングのサイズに基づいて行う。例えば、誤り耐性強化情報として誤り訂正符号を使用するのであれば、充填されることになるパッディングのサイズが誤り訂正符号のサイズ以上の場合、誤り耐性強化情報を付加可能であると判断する。また、例えば、誤り耐性強化情報として、送信ユニットPDCP PDU中のデータの内の一部を使用するのであれば、パッディングが充填される場合、誤り耐性強化情報を付加可能であると判断する。そして、誤り耐性強化情報を付加可能であると判断した場合には、送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加してRLCに送信する。これにより、RLCは、誤り耐性強化情報を含んだ送信ユニットPDCP PDUをセグメント化することにより、複数の送信ユニットRLC PDUを生成する。ここで、誤り耐性強化情報は、送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信したときには、パッディングが充填される部分に付加されるので、送信データ量が増加することはない。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明を適用する移動体通信システムの構成例を示すブロック図であり、コアネットワークCNと、無線アクセスネットワークRANと、移動体UEとから構成されている。
【0019】
無線アクセスネットワークRANは、無線制御装置RNCと、ノードBとから構成され、交換機ネットワークであるコアネットワークCNとインタフェースIuを介して接続されている。
【0020】
無線制御装置RNCは、無線リソースの管理や、ノードBの制御などを行う。ノードBは、無線送受信を行う論理的なノードであり、具体的には無線基地局装置である。ノードBと無線制御装置RNCとは、インタフェースIubを介して接続される。ノードBは、無線インタフェースを介して移動機UEと接続される。また、無線制御装置RNC間は、論理的なインタフェースIurによって接続される。
【0021】
図2は無線アクセスネットワークRAN側のプロトコルアーキテクチャを、図3は移動機UE側のプロトコルアーキテクチャを示す。
【0022】
図2に示すように、無線アクセスネットワークRAN側は、パケットのIPヘッダ部の処理機能を有する層(PDCP;Packet Data Convergence Protocol)21と、データ送信をサポートする層(RLC;Radio Link Control)22と、物理リソースの管理機能を有する層(RRC;Radio Resource Control)23とから構成され、RRC23からPDCP21,RLC22の双方に対して制御情報が渡される。
【0023】
PDCP21は、IPヘッダ部の圧縮方法を複数サポートしており(RFC 3095 ROHCやその他の圧縮方法)、RRC23からの制御情報によって指示された圧縮方法を使用して、上位層から受信したデータユニットPDCP SDU中のIPヘッダ部を圧縮し、送信ユニットPDCP PDUを生成する。なお、送信側の上位層は、RRC23及びRRC33を介して受信側の上位層とネゴシエーションを行うことにより、IPヘッダ部の圧縮方法を決定し、この決定した圧縮方法をPDCP21に指示する。
【0024】
また、PDCP21は、生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLC22に送信すると、RLC22において送信ユニットPDCP PDUを所定サイズLの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために、サイズ(Le+Lf)以上のパッディングが充填された送信ユニットRLC PDUが生成されることになるか否かを判断する機能を有する。なお、Leは誤り耐性強化情報のサイズを、Lfは誤り耐性強化情報が含まれていることを示す情報のサイズである。
【0025】
さらに、PDCP21は、サイズ(Le+Lf)以上のパッディングが充填された送信ユニットRLC PDUが生成されることになると判断した場合は、送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報および誤り耐性強化情報が含まれていることを示す情報を付加してRLC22に送信し、サイズ(Le+Lf)以上のパッディングが充填された送信ユニットRLC PDUが生成されることがないと判断した場合は、送信ユニットPDCP PDUをそのままRLC22に送信する機能を有する。
【0026】
ここで、誤り耐性強化情報は、パケットの誤り耐性を強化するための情報であり、本実施例では、予め定められている誤り訂正方式によって生成される誤り訂正符号を誤り耐性強化情報とする。また、上記所定サイズLは、RRC23が制御情報を使用してRLC22に設定した送信ユニットRLC PDUのサイズであり、RRC23は、RLC22に送信ユニットRLC PDUのサイズを設定する際、PDCP21にそのサイズ(所定サイズL)を通知する処理も行っている。
【0027】
RLC22は、PDCP21から受信した送信ユニットPDCP PDU(誤り耐性強化情報が付加されている場合もあれば、付加されていない場合もある)を、所定サイズLの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化し、セグメント化した各送信ユニットRLC PDUをネットワークに送信する機能を有する。ここで、上記所定サイズLに満たない送信ユニットRLC PDUが生成される場合には、パッディングを充填し、送信ユニットRLC PDUのサイズを上記所定サイズLにする。
【0028】
一方、移動機UE側は、図3に示すように、PDCP31と、RLC32と、RRC33と、上位層(IP層)34とから構成されている。
【0029】
RLC32は、ネットワークを介して受信した、セグメント化されている複数の送信ユニットRLC PDUから元の送信ユニットPDCP PDUを復元し、PDCP31に送信する機能を有する。
【0030】
PDCP31は、RLC32から受信した送信ユニットPDCP PDUの誤り耐性強化情報を除いた部分を対象にして、圧縮されているIPヘッダ部分を伸長し、元のデータユニットPDCP SDU(送信側の上位層がPDCP21に送信したデータユニット)を復元する機能を有する。なお、IPヘッダ部分を伸長する際、RRC33から通知された圧縮方法に対応する伸長方法でIPヘッダ部分を伸長する。つまり、RRC33は、送信側と受信側の上位層がネゴシエーションすることにより決定したIPヘッダ部分の圧縮方法をPDCP31に通知する。
【0031】
更に、PDCP31は、復元したデータユニットPDCP SDUについてチェックサムの計算を実行する機能や、データユニットPDCP SDUに対するチェックサムの計算結果が正常である場合には上記データユニットPDCP SDUを上位層34に送信し、エラーである場合には、誤り耐性強化情報を使用して上記復元したデータユニットPDCP SDUに対する誤り訂正を行う機能や、誤り訂正後のデータユニットPDCP SDUを上位層34へ送信する機能を有する。
【0032】
【実施例の動作の説明】
次に各図を参照して本実施例の動作について詳細に説明する。
【0033】
送信側のPDCP21は、上位層24からのデータユニットPDCP SDUを受信すると、RRC23から指示された圧縮方法に従って、データユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより、送信ユニットPDCP PDUを生成する(図4のS40、S41)。なお、データユニットPDCP SDUには、上位層24によって付加されたチェックサムが含まれている。その後、PDCP21は、誤り耐性強化情報付加処理を行う(S42)。この誤り耐性強化情報付加処理について、図5のフローチャートを参照して説明する。
【0034】
先ず、ステップS41で生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLC22に送信すると、RLC22において送信ユニットPDCP PDUを所定サイズLの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために、(誤り耐性強化情報のサイズLe+誤り耐性強化情報が含まれていることを示す情報のサイズLf)以上のパッディングが充填された送信ユニットRLC PDUが生成されることになるか否かを判断する(図5、S50)。
【0035】
この判断は、例えば、
(ステップS41で生成した送信ユニットPDCP PDUのサイズ)÷{(RRC23から通知されている送信ユニットRLC PDUのサイズL)−(送信ユニットRLC PDUのヘッダ部のサイズ)}
なる演算を行い、その余り(パッディングサイズLp)が(誤り耐性強化情報のサイズLe+誤り耐性強化情報が含まれていることを示す情報のサイズLf)以上であるか否かを判断することにより行う。即ち、パッディングサイズLpが(Le+Lf)以上である場合は、ステップS50の判断結果がYESとなり、そうでない場合は、ステップS50の判断結果はNOとなる。
【0036】
そして、ステップS50の判断結果がYESとなった場合には、予め定められている誤り訂正方式に応じた誤り訂正符号を生成し、それを誤り耐性強化情報とする(S51)。その後、送信ユニットPDCP PDUに、誤り耐性強化情報と、誤り耐性強化情報が含まれていることを示す情報とを付加してRLC22に送信する(S52)。これに対して、ステップS50の判断結果がNOとなった場合は、図4のステップS41で生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLC22に送信する(S53)。
【0037】
今、例えば、ステップS41で生成された送信ユニットPDCP PDUが図6(A)に示すものであるとすると、ステップS50の判断結果がYESとなった場合には、誤り耐性強化情報と、それが含まれていることを示す情報とが付加された、図6(B)に示す送信ユニットPDCP PDUがRLC22に送信され、ステップS50の判断結果がNOとなった場合には、図6(A)に示す送信ユニットPDCP PDUがそのままRLC22に送信されることになる。
【0038】
RLC22は、PDCP21からの送信ユニットPDCP PDUを受信すると、それを所定サイズLの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化する(図4のS43)。今、例えば、図6(B)に示す送信ユニットPDCP PDUを受信したとすると、RLC22は、同図(C)に示す2つの送信ユニットRLC PDU1,RLC PDU2にセグメント化することになる。第1番目の送信ユニットRLC PDU1は、RLCヘッダ部と、IPヘッダ部と、送信ユニットPDCP PDUに含まれているデータの前半部分とを含み、第2番目の送信ユニットRLC PDU2は、RLCヘッダ部と、送信ユニットPDCP PDUに含まれているデータの後半部分と、誤り耐性強化情報と、誤り耐性強化情報が含まれていることを示す情報と、パッディングとが含まれている。また、送信ユニットRLC PDU1,RLC PDU2のサイズは、共に「L」である。なお、図6(C)の例では、第2番目の送信ユニットRLC PDU2には、パッディングが充填されているが、パッディングを充填しなくとも、そのサイズが「L」になる場合は、パッディングは充填されない。
【0039】
その後、RLC22は、セグメント化した各送信ユニットRLC PDUをネットワークに送出する(S44)。
【0040】
受信側のRLC32は、ネットワークを介して送信側のRLC22からのセグメント化された各送信ユニットRLC PDUを受信すると、それらに基づいてセグメント化される前の送信ユニットPDCP PDUを復元し、PDCP31に送信する(S45)。
【0041】
PDCP31は、RLC32から送信ユニットPDCP PDUを受信すると、送信ユニット中の誤り耐性強化情報、誤り耐性強化情報が含まれていることを示す情報及びパッディング(パッディングは含まれていない場合もある)を除いた部分を対象にして、圧縮されているIPヘッダ部分を伸長し、元のデータユニットPDCP SDU(送信側のPDCP21が上位層24から受信したデータユニット)を復元する(S46)。その後、送信ユニットPDCP PDU中に誤り耐性強化情報が含まれている場合には、PDCP31は、誤り検出訂正処理を行う(S47)。このステップS47で行う誤り検出訂正処理を、図7を参照して詳しく説明する。なお、送信ユニットPDCP PDU中に誤り耐性強化情報が含まれていない場合は、PDCP31は、IPヘッダ部を伸長した元のデータユニットPDCP SDUを上位層34へ送信する。
【0042】
先ず、復元されたデータユニットPDCP SDUを対象にしてチェックサムの計算を実行する(図7のS71)。そして、計算結果が正常である場合(S72がNO)は、データユニットPDCP SDUを上位層34に送信する(S74)。これに対して、計算結果がエラーであった場合(S72がYES)は、データユニットPDCP SDUに含まれている誤り耐性強化情報(誤り訂正符号)を利用して、データユニットPDCP SDUに対する誤り訂正処理を行い(S73)、誤り訂正済みのデータユニットPDCP SDUを上位層34へ送信する(S74)。
【0043】
上位層34では、PDCP31からのデータユニットPDCP SDUを受信すると、上位層独自の処理を行う(S48)。この処理には、チェックサムを計算し、計算結果がエラーである場合には、データユニットPDCP SDU(パケット)を破棄する処理も含まれる。
【0044】
【発明の他の実施例】
なお、上述した実施例では、予め定められている誤り訂正方式によって生成される誤り訂正符号を誤り耐性強化情報とするようにしたが、PDCP21において誤り訂正能力の異なるN種類(Nは複数)の誤り訂正方式をサポートしておき、パッディングサイズLpと各誤り訂正方式によって生成される誤り訂正符号のサイズLe1〜LeNとに基づいて最適な誤り訂正方式を選択し、この選択した誤り訂正方式によって生成された誤り訂正符号を誤り耐性強化情報とするようにしても良い。最適の誤り訂正方式の選択方法としては、例えば、生成する誤り訂正符号のサイズLej(1≦j≦N)と誤り耐性強化情報を生成する際に使用した誤り訂正方式の種別を示す情報のサイズLf’との合計サイズ(Lej+Lf’)か、パッディングサイズLp以下で、且つパッディングサイズLpに最も近いものを選択する方法を採用することができる。一般に、サイズが大きい誤り訂正符号ほど、誤り訂正能力が高いので、上記したようにすることにより、送信データ量を増加させない範囲内で、最も高い誤り訂正能力を持った誤り訂正方式を選択することが可能になる。
【0045】
上記した実施例は、図5のフローチャートのステップS50,S51,S52の処理および図7のフローチャートのステップS73の処理を下記のように変更することにより実現できる。
【0046】
・ステップS50…ステップS41で生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLC22に送信すると、RLC22において送信ユニットPDCP PDUを所定サイズLの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために、(誤り耐性強化情報のサイズLe+誤り耐性強化情報を生成する際に使用した誤り訂正方式の種別を示す情報のサイズLf’)以上のパッディングが充填された送信ユニットRLC PDUが生成されることになるか否かを判断する。
【0047】
・ステップS51…サポートしているN種類の誤り訂正方式の中から最適な誤り訂正方式を1つ選択する。この選択した誤り訂正方式によって誤り訂正符号を生成し、それを誤り耐性強化情報とする。なお、最適な誤り訂正方式の選択方法としては、例えば、(Lej+Lf’)がパッディングサイズLp以下で、且つパッディングサイズLpに最も近いものを選択する方法を採用することができる。
【0048】
・ステップS52…送信ユニットPDCP PDUに、ステップS51で生成した誤り耐性強化情報(誤り訂正符号)と、誤り耐性強化情報を生成した誤り訂正方式の種別を示す情報とを付加してRLC22に送信する。
【0049】
・ステップS73…誤り耐性強化情報と、誤り訂正方式の種別を示す情報を利用してデータユニットPDCP SDUに対する誤り訂正処理を行う。
【0050】
また、上述した各実施例では、誤り耐性強化情報として誤り訂正符号を使用したが、送信ユニットPDCP PDU中の一部のデータを誤り耐性強化情報とすることもできる。即ち、データを二重化することにより、誤り耐性を強化するようにすることもできる。このデータを二重化することにより誤り耐性を強化する実施例は、図5のフローチャートのステップS50,S51,S52および図7のフローチャートのステップS73の処理を下記のように変更することにより実現できる。
【0051】
・ステップS50…ステップS41で生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLC22に送信すると、RLC22において送信ユニットPDCP PDUを所定サイズLの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために、データの二重化部分を示す情報(二重化部分表示情報)のサイズLf”よりも大きなパッディングが充填された送信ユニットRLC PDUが生成されることになるか否かを判断する。
【0052】
・ステップS51…送信ユニットPDCP PDUから(パッディングサイズLp−二重化部分表示情報のサイズLf”)分のデータを取得し、それを誤り耐性強化情報とする。送信ユニットPDCP PDUのデータ部のどの部分から上記サイズ分のデータを取得しても構わないが、本実施例では、データ部の先頭から上記サイズ分のデータを取得するものとする。また、本実施例では、データ部の先頭から誤り耐性強化情報を取得するようにしており、誤り耐性強化情報のサイズだけでデータの二重化部分を特定できるので、二重化部分表示情報としては、誤り耐性強化情報のサイズ=(Lp−Lf”)を使用する。
【0053】
・ステップS52…送信ユニットPDCP PDUに、誤り耐性強化情報と二重化部分表示情報とを付加し、RLC22へ送信する。
【0054】
・ステップS73…誤り耐性強化情報と、二重化部分表示情報とに基づいて、データユニットPDCP SDUに対する誤り訂正処理を行う。即ち、データユニットPDCP SDU中の、二重化部分表示情報によって特定されるデータを誤り耐性強化情報で置き換えることにより、誤り訂正処理を行う。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、従来、パッディングが充填されていた部分を利用して誤り耐性強化情報を送信するようにしているので、送信データ量を増やすことなく、パケットの誤り耐性を強化することができる。
【0056】
また、本発明は、誤り訂正能力の異なる複数の誤り訂正方式をサポートしておき、送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加する際には、複数種類の誤り訂正方式の内から、生成する誤り訂正符号のサイズが前記充填されるパッディングのサイズ以下で、且つ上記パッディングのサイズに最も近い誤り訂正方式を選択し、この選択した誤り訂正方式により生成された誤り訂正符号を送信ユニットPDCP PDUに付加するようにしているので、送信データ量を増加させない範囲内で、できる限りパケットの誤り耐性を強化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する移動体通信システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】無線アクセスネットワークRAN側のプロトコルアーキテクチャを示す図である。
【図3】移動機UE側のプロトコルアーキテクチャを示す図である。
【図4】本発明の実施例の動作の概要を示すフローチャートである。
【図5】送信側のPDCP21が行う誤り耐性強化情報付加処理の詳細な処理例を示すフローチャートである。
【図6】送信側のPDCP21およびRLC22の動作を説明するための図である。
【図7】受信側のPDCP31が行う誤り検出訂正処理の詳細な処理例を示す流れ図である。
【符号の説明】
CN…コアネットワーク
RAN…無線アクセスネットワーク
RNC…無線制御装置
B…ノード
UE…移動機
21…PDCP
22…RLC
23…RRC
24…上位層
31…PDCP
32…RLC
33…RRC
34…上位層

Claims (10)

  1. PDCPが、上位層から受信したデータユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより送信ユニットPDCP PDUを生成し、該生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信した際に、前記RLCにおいて所定サイズの送信ユニットRLC PDUを生成するために充填されることになるパッディングのサイズに基づいて誤り耐性強化情報を前記PDCP PDUに付加可能であると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加して前記RLCに送信し、
    前記RLCが、前記PDCPから受信した誤り耐性強化情報の付加された送信ユニットPDCP PDUに必要に応じてパッディングを充填することにより前記所定サイズの送信ユニットRLC PDUを生成し、該生成した送信ユニットRLC PDUをネットワークに送信することを特徴とするパケット送信方法。
  2. PDCPが、上位層から受信したデータユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより送信ユニットPDCP PDUを生成し、該生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信した際に、前記RLCにおいて前記送信ユニットPDCP PDUを所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために充填されることになるパッディングのサイズに基づいて誤り耐性強化情報を前記送信ユニットPDCP PDUに付加可能であると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加して前記RLCに送信し、
    前記RLCが、前記PDCPから受信した誤り耐性強化情報の付加された送信ユニットPDCP PDUを、必要に応じてパッディングを充填することにより前記所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化し、該セグメント化した各送信ユニットRLC PDUをネットワークに送信することを特徴とするパケット送信方法。
  3. 請求項2記載のパケット送信方法において、
    前記誤り耐性強化情報が、誤り訂正符号であり、
    前記PDCPが、前記IPヘッダ部を圧縮した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信すると、前記RLCにおいて前記送信ユニットPDCP PDUを所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために、誤り訂正符号のサイズ以上のパッディングが充填された送信ユニットRLC PDUが生成されることになると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDUに誤り訂正符号を付加して前記RLCに送信することを特徴とするパケット送信方法。
  4. 請求項3記載のパケット送信方法において、
    前記PDCPが、誤り訂正能力の異なる複数種類の誤り訂正方式をサポートし、前記複数種類の誤り訂正方式の内から、生成する誤り訂正符号のサイズが前記充填されるパッディングのサイズ以下で、且つ前記パッディングのサイズに最も近い誤り訂正方式を選択し、該選択した誤り訂正方式により生成された誤り訂正符号を前記送信ユニットPDCP PDUに付加することを特徴とするパケット送信方法。
  5. 請求項2記載のパケット送信方法において、
    前記PDCPが、前記IPヘッダ部を圧縮した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信すると、前記RLCにおいてパッディングが充填されると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDU中のデータの内の、前記充填されるパッディングのサイズ以下のデータを誤り耐性強化情報として前記送信ユニットPDCP PDUに付加して前記RLCに送信することを特徴とするパケット送信方法。
  6. 請求項2記載のパケット送信方法において、
    受信側RLCが、前記RLCから送られてきた各送信ユニットRLC PDUに基づいてセグメント化前の送信ユニットPDCP PDUを復元し、該復元した送信ユニットPDCP PDUを受信側PDCPに送信し、
    前記受信側PDCPが、前記受信側RLCから受信した送信ユニットPDCP PDU中の圧縮されているIPヘッダ部を伸長し、送信ユニットPDCP PDU中に誤り耐性強化情報が含まれる場合には、前記IPヘッダ部を伸長した送信ユニットPDCP PDUの誤り耐性強化情報を除いた部分を対象にして誤りチェックを行い、誤りがある場合には、誤り耐性強化情報を用いて誤りを訂正することを特徴とするパケット送信方法。
  7. 請求項3記載のパケット送信方法において、
    受信側RLCが、前記RLCから送られてきた各送信ユニットRLC PDUに基づいてセグメント化前の送信ユニットPDCP PDUを復元し、該復元した送信ユニットPDCP PDUを受信側PDCPに送信し、
    前記受信側PDCPが、前記受信側RLCから受信した送信ユニットPDCP PDU中の圧縮されているIPヘッダ部を伸長し、送信ユニットPDCP PDU中に誤り訂正符号が含まれる場合には、前記IPヘッダ部を伸長した送信ユニットPDCP PDUの誤り訂正符号を除いた部分を対象にして誤りチェックを行い、誤りが存在する場合には、前記誤り訂正符号を用いて誤りを訂正することを特徴とするパケット送信方法。
  8. 請求項5記載のパケット送信方法において、
    受信側RLCが、前記RLCから送られてきた各送信ユニットRLC PDUに基づいてセグメント化前の送信ユニットPDCP PDUを復元し、該復元した送信ユニットPDCP PDUを受信側PDCPに送信し、
    前記受信側PDCPが、前記受信側RLCから受信した送信ユニットPDCP PDU中の圧縮されているIPヘッダ部を伸長し、送信ユニットPDCP PDU中に誤り耐性強化情報が含まれる場合には、前記IPヘッダ部を伸長した送信ユニットPDCP PDUの誤り耐性強化情報を除いた部分を対象にして誤りチェックを行い、誤りが存在する場合には、前記送信ユニットPDCP PDU中のデータの内の該当するデータを前記誤り耐性強化情報で置き換えることを特徴とするパケット送信方法。
  9. PDCPが、上位層から受信したデータユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより送信ユニットPDCP PDUを生成し、該生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信した際に、前記RLCにおいて所定サイズの送信ユニットRLC PDUを生成するために充填されることになるパッディングのサイズに基づいて誤り耐性強化情報を前記PDCP PDUに付加可能であると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加して前記RLCに送信し、
    前記RLCが、前記PDCPから受信した誤り耐性強化情報の付加された送信ユニットPDCP PDUに必要に応じてパッディングを充填することにより前記所定サイズの送信ユニットRLC PDUを生成し、該生成した送信ユニットRLC PDUをネットワークに送信することを特徴とする無線アクセスネットワーク。
  10. PDCPが、上位層から受信したデータユニットPDCP SDUのIPヘッダ部を圧縮することにより送信ユニットPDCP PDUを生成し、該生成した送信ユニットPDCP PDUをそのままRLCに送信した際に、前記RLCにおいて前記送信ユニットPDCP PDUを所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化するために充填されることになるパッディングのサイズに基づいて誤り耐性強化情報を前記送信ユニットPDCP PDUに付加可能であると判断した場合、前記送信ユニットPDCP PDUに誤り耐性強化情報を付加して前記RLCに送信し、
    前記RLCが、前記PDCPから受信した誤り耐性強化情報の付加された送信ユニットPDCP PDUを、必要に応じてパッディングを充填することにより前記所定サイズの複数の送信ユニットRLC PDUにセグメント化し、該セグメント化した各送信ユニットRLC PDUをネットワークに送信することを特徴とする無線アクセスネットワーク。
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