JP5648631B2 - 受信装置、受信方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、受信装置、受信方法およびプログラムに関する。
無線通信を用いた移動通信システムが広く使用されるようになった。図6は、LTE(Long Term Evolution)方式の移動通信システムにおける無線アクセスネットワークの一般的な構成を説明するブロック図である。LTE方式の移動通信システムにおける無線アクセスネットワーク(E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial RAN))は、移動局UE(User Equipment)と、無線基地局eNB(E−UTRAN NodeB)とを含む。移動局UEと無線基地局eNBとの間では、無線リンク(RL(Radio Link))を介して通信が行われる。
移動局UEおよび無線基地局eNBは、各々に、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)サブレイヤと、RLC(Radio Link Control)サブレイヤと、MAC(Medium Access Control)サブレイヤと、物理(PHY(Physical))レイヤと、無線部とを含む。
ここで、受信側の装置(例えば、無線基地局eNB)は、無線部で受信した無線信号に対して、PHY処理と、MAC処理と、RLC処理と、PDCP処理とを順に施すことにより、送信側の装置(例えば、移動局UE)から伝送されてきたデータを抽出する。
図7は、図6に示す移動通信システムにおける受信装置の一般的な構成を説明するブロック図である。MACサブレイヤのMAC SDU(Service Data Unit)送信部101は、RLCサブレイヤのエラーPDU(Protocol Data Unit)破棄部102にMAC SDUを送信する。エラーPDU破棄部102は、MAC SDU送信部101から送信されてきたMAC SDUをRLC PDUとして受信する。エラーPDU破棄部102は、エラーのあるRLC PDUを破棄し、エラーのないRLC PDUを受信データ格納処理部103に送信する。受信データ格納処理部103は、エラーのないRLC PDUを受信バッファに格納して、受信バッファに格納されたRLC PDUの順序を補正する順序補正処理を行う。SDU再構築部104は、受信バッファに格納されているRLC PDUからRLC SDUを構築できる場合、RLC SDUを構築して、構築されたRLC SDUをPDCPサブレイヤに送信する。
エラーのあるRLC PDUが破棄されるので、異常なデータを使用したRLC SDUを構築してしまうことを防止できる。
また、例えば、特許文献1は、受信端MAC−d副階層において、下位階層から受信したMAC−d PDUからMAC−d SDUを復元し、RLC階層において、MAC−dSDUをRLC PDUとして処理する技術について記載する。
特表2008−515329号公報
RLCサブレイヤの処理は、RB(Radio Bearer)(無線ベアラ)毎の処理であるため、エラーのあるRLC PDUの破棄は、RB毎に行われている。
ところで、図8は、一般的なMAC PDUを示す図である。図8から諒解されるように、MAC PDUには、複数のRBのRLC PDUが多重(格納とも表現することができる)されている。所定のRBのRLC PDUにエラーがあると、同一のMAC PDUに格納されている他のRBのRLC PDUにもエラーのある可能性が非常に高い。
他のRBのRLC PDUのエラーが、エラーPDU破棄部102において検知できなかった場合、エラーのあるRLC PDUである異常なデータを使用してRLC SDUが構築されることになる。この場合、正しい信号が得られないばかりでなく、RLC PDUには、RLCで使用する制御情報であるRLC control PDUがあり、RLC control PDUに異常なデータが含まれると、RLCの動作に異常が生じ、正常なRLC処理ができなくなる恐れがある。
また、エラーのあるRLC PDUを判別する精度を上げる必要がある。
そこで、本発明は、上記課題を解決すること、すなわち、より確実にエラーのあるデータを破棄して、より確実に正しいデータを受信することのできる、受信装置、受信方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の受信装置は、複数の無線ベアラ毎に設けられる第1のレイヤの複数の第1のプロトコルデータユニットを格納している、第1のレイヤの下位のレイヤである第2のレイヤの第2のプロトコルデータユニットを用いてデータを受信する受信装置であって、第2のレイヤにおいて、第2のプロトコルデータユニットを特定する特定情報を、第2のプロトコルデータユニットに格納されている第1のプロトコルデータユニットに付与する付与手段と、第1のレイヤにおいて、所定の第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、特定情報を参照して、エラーがある第1のプロトコルデータユニットを格納していた第2のプロトコルデータユニットに格納されていた他の第1のプロトコルデータユニットを破棄する破棄手段と、を有する。
本発明の受信方法は、複数の無線ベアラ毎に設けられる第1のレイヤの複数の第1のプロトコルデータユニットを格納している、第1のレイヤの下位のレイヤである第2のレイヤの第2のプロトコルデータユニットを用いてデータを受信する受信方法であって、第2のレイヤにおいて、第2のプロトコルデータユニットを特定する特定情報を、第2のプロトコルデータユニットに格納されている第1のプロトコルデータユニットに付与し、第1のレイヤにおいて、所定の第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、特定情報を参照して、エラーがある第1のプロトコルデータユニットを格納していた第2のプロトコルデータユニットに格納されていた他の第1のプロトコルデータユニットを破棄する。
本発明のプログラムは、複数の無線ベアラ毎に設けられる第1のレイヤの複数の第1のプロトコルデータユニットを格納している、上記第1のレイヤの下位のレイヤである第2のレイヤの第2のプロトコルデータユニットを用いてデータを受信する受信装置のコンピュータに、上記第2のレイヤにおいて、上記第2のプロトコルデータユニットを特定する特定情報を、上記第2のプロトコルデータユニットに格納されている上記第1のプロトコルデータユニットに付与する処理と、上記第1のレイヤにおいて、所定の上記第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、上記特定情報を参照して、エラーがある上記第1のプロトコルデータユニットを格納していた上記第2のプロトコルデータユニットに格納されていた他の上記第1のプロトコルデータユニットを破棄する処理と、を実行させる。
本発明によれば、より確実にエラーのあるデータを破棄して、より確実に正しいデータを受信することのできる受信装置および受信方法を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に関連し、LTE方式の移動通信システムにおける無線アクセスネットワークのプロトコルの構造を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。 第1の実施形態のRLC PDUのフォーマット例を示す図である。 図2に示す受信装置の動作例(受信処理)を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。 LTE方式の移動通信システムにおける無線アクセスネットワークの一般的な構成を説明するブロック図である。 図6に示す移動通信システムにおける受信装置の一般的な構成を説明するブロック図である。 一般的なMAC PDUを示す図である。
以下、本発明の第1の実施形態の受信装置について、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に関連し、LTE方式の移動通信システムにおける無線アクセスネットワークのプロトコルの構造を示す図である。LTEは、ヨーロッパ電気通信規格研究所(European Telecommunications Standards Institute:ETSI)、日本の電波産業会/情報通信技術委員会(Association of Radio Industries and Businesses/Telecommunication Technology Committee:ARIB/TTC)、米国のT1及び韓国の情報通信技術協会(Telecommunication Technology Association:TTA)などから構成される、第3世代移動体通信システムの標準化プロジェクト(Third Generation Partnership Project:3GPP)というプロジェクトにより提案されている規格である。LTE方式の移動通信システムにおいて、E−UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)と称する無線アクセス方式が採用される。無線アクセスネットワークは、移動局UE(User Equipment)と無線基地局eNB(E−UTRAN NodeB)とにより構成される。
無線アクセスネットワークのプロトコルは、RRC(Radio Resource Control)レイヤ、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)サブレイヤと、RLC(Radio Link Control)サブレイヤと、MAC(Medium Access Control)サブレイヤと、物理(PHY)レイヤとに区分できる。PDCPサブレイヤ、RLCサブレイヤ、およびMACサブレイヤは、データリンクレイヤを構成する。また、無線アクセスネットワークのプロトコルは、データデータの伝送のためのユーザプレーン(User plane)と制御情報(Signaling)伝達のためのコントロールプレーン(Control Plane)とに区分できる。ユーザプレーンにおいて、音声信号やIP(Internet Protocol)パケットなどのユーザデータが伝送され、コントロールプレーンにおいて、ネットワークのインターフェース、呼の維持および管理などに関する制御情報が伝送される。
物理(PHY)レイヤは、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位階層に情報伝送サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理(PHY)レイヤと、上位にあるMACサブレイヤとの間で、伝送チャンネル(Transport Channel)を通じてデータが移動する。送信側と受信側の物理(PHY)レイヤ間は、物理チャネルを通じてデータが移動する。
MACサブレイヤは、論理チャネル(Logical channel)を介して、上位階層であるRLCサブレイヤに接続される。MACサブレイヤにおいて、論理チャネルと伝送チャンネルとの間のマッピング(mapping)が行われ、無線資源の割り当てと再割り当てのためのMACパラメータの割り当てが行われる。
RLCサブレイヤは、信頼性のあるデータの転送をサポートするためのものである。RLCサブレイヤは、無線ベアラ毎に設けられる。RLCサブレイヤにおいて、複数のRLCSDUが分割(segmentation)されるか、または連結(concatenation)される。PDCPサブレイヤにおいて、パケットの圧縮または伸張が行われる。RRCレイヤにおいて、呼受付制御やハンドオーバなどの基本動作が制御される。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る受信装置の構成例を示すブロック図である。ここで、受信装置とは、無線基地局eNBが送信装置であった場合は移動局UEのことを指し、一方、移動局UEが送信装置であった場合は無線基地局eNBのことを指す。
受信装置のMACサブレイヤには、MAC PDU情報送信部11と、MAC SDU送信部12が設けられる。受信装置のRLCサブレイヤには、エラーPDU破棄部13と、受信データ格納処理部14と、SDU再構築部15と、が設けられる。
MAC PDU情報送信部11は、MAC PDUを特定するID(Identification)、およびMACサブレイヤにおいて受信した順序を示すSN(Serial Number)を生成し、生成したIDおよびSNをMAC SDU送信部12に送信する。
MAC SDU送信部12は、MAC PDU情報送信部11から送信されてきた、IDおよびSNをMAC SDUに多重して(付与して)、IDおよびSNが多重された(付与された)MAC SDUをRLCサブレイヤに送信する。なお、IDおよびSNのMAC SDUへの多重は、MAC SDUとIDおよびSNとを関係付ければ足りる。すなわち、IDおよびSNのMAC SDUへの多重は、MAC SDUにデータとしてIDおよびSNを格納することに限らず、IDおよびSNをMAC SDUの外部に付加することや、ポインタによってIDおよびSNとMAC SDUとを関係付けることを含むものである。
エラーPDU破棄部13は、MACサブレイヤから送信されてきた、RLC PDUのうち、エラーのあるRLC PDUを破棄し、エラーのあったRLC PDUに多重されているIDであってMAC PDUを特定するIDを、他の無線ベアラを処理している他のRLCサブレイヤの他のエラーPDU破棄部13に通知する。また、エラーPDU破棄部13は、他の無線ベアラを処理している他のRLCサブレイヤの他のエラーPDU破棄部13から、MAC PDUを特定するIDが通知された場合、通知されたIDが多重されたRLC PDUがあるか否かをチェックする。通知されたIDが多重されたRLC PDUがある場合、エラーPDU破棄部13は、通知されたIDが多重されたRLC PDUを破棄する。
また、エラーPDU破棄部13は、MACサブレイヤにおける受信順序を示すSNとRLC PDUのRLCヘッダ内に含まれているSNとの関係が適切であるか否かを判定する。適切でないと判定された場合、エラーPDU破棄部13は、そのRLC PDUがエラーのあるRLC PDUであると判定して、破棄すると共に、破棄されたRLC PDUに多重されているIDを他のRLCサブレイヤの他のエラーPDU破棄部13に通知する。
以下、エラーの検出について、詳細に説明する。尚、以下の説明では、無線基地局eNBが受信装置である場合、すなわち、無線基地局eNBが、移動局UEからの上り信号を受信する場合を例に挙げる。
無線基地局eNBのMACサブレイヤでは、移動局UEに上り信号送信要求を下り信号で通知する。移動局UEは、その信号を基に、上り信号を送信する。無線基地局eNBは、移動局UEから1つのMAC PDUを受信するが、MAC PDUには1つまたは複数の無線ベアラのMAC SDUが含まれている。ここで、HARQ(Hybrid Automatic Repeat request)再送処理により受信するMAC PDUの順序は、本来の順序とはならないことがある。HARQ再送処理において、受信側でエラーのあるデータの全てが破棄されずに再送データと組み合わせて復号されることを考慮した上で、再送パターンが決定される。
MAC PDU情報送信部11は、MAC PDU毎にユニークなIDを付与するために、移動局UEを特定するIDとMACサブレイヤにおいて受信した順序を示すMAC受信SNを生成し、生成したIDおよびMAC受信SNをMAC SDU送信部12に送信する。MACサブレイヤにおいて受信した順序を示すMAC受信SNは、上り信号新規送信要求を下り信号で通知する毎にインクリメントされる。従って、上りの無線状態が悪くて受信できない場合でも、移動局UEから送信する信号が進んでいること(次の上り信号送信要求に応じたものであること)が分かる。HARQ再送の場合、HARQ初回送信のMAC受信SNがその後のMAC受信SNとして使用される。
MAC SDU送信部12は、MAC PDU情報送信部11からの情報をMAC SDUに多重してRLCサブレイヤに送信する。この場合、MAC SDU送信部12は、MAC SDUのサイズ(データ量)をMAC SDUと共にRLCサブレイヤに送信する。
図3は、第1の実施形態のRLC PDUのフォーマット例を示す図である。RLC Entityが設定されるとき、RLCモードがUM(Unacknowledged Mode)(5ビットSN)か、UM(10ビットSN)か、AM(Acknowledged Mode)かに設定される。図3(A)は、RLCモードがUM(5ビットSN)の場合のRLC PDUのフォーマット例を示す。図3(B)は、RLCモードがUM(10ビットSN)の場合のRLC PDUのフォーマット例を示す。図3(C)は、RLCモードがAMの場合のRLC PDUのフォーマット例を示す。尚、各モードで使用されるRLC PDUのフォーマットは、3GPPにおいて規定されている。
エラーPDU破棄部13は、RLC PDUの各フィールドをチェックすることにより、RLC PDUにエラーがあるか否かを判定する。
以下に、エラーPDU破棄部13における判定例を幾つか示す。
エラーPDU破棄部13は、最後のDataを除くData長を示すLIフィールドを参照して、LIフィールドの値が0である場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、最後のDataを除くData長を示すLIフィールドを参照して、LIフィールドの値の合計値とRLCヘッダの長さと最小のDataのサイズとの合計値がRLC PDUのサイズを超える場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。最小のDataのサイズは通常1バイトである。
エラーPDU破棄部13は、最後のDataを除くData長を示すLIフィールドを参照して、LIフィールドの値の合計値とRLCヘッダの長さと最大のDataのサイズとの合計値がRLC PDUのサイズに満たない場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。最大のDataのサイズは移動局UEのネットワークの設定値に依存する。
エラーPDU破棄部13は、予約ビットであるR1フィールドを参照して、R1フィールドの値が0でない場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、RLC control PDUのタイプを示すCPTフィールドを参照して、CPTフィールドの値が0でない場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、RLCヘッダが継続するかを示すEフィールドを参照して、RLCヘッダがRLC PDUのサイズ以上になる場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、RLCヘッダが継続するかを示すE1フィールド、E2フィールドを参照して、RLCヘッダがRLC PDUのサイズを超える場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、RLC PDUの順序を示すSNフィールドを参照して、SNフィールドの値がMAC受信SNに比べて大幅に変化している場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。なお、SNフィールドの値とMAC受信SNとの差分が予め定めた閾値を超える場合、SNフィールドの値がMAC受信SNに比べて大幅に変化していると判定される。
エラーPDU破棄部13は、RLC PDUの順序を示すSNフィールドを参照して、SNフィールドの値がMAC受信SNに比べて順序が逆転している場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。すなわち、例えば、MAC受信SNが増加しているのに、SNフィールドの値が減少しているとき、SNフィールドの値がMAC受信SNに比べて順序が逆転していると判定される。
エラーPDU破棄部13は、受信状態を示すACK_SNフィールド、NACK_SNフィールドを参照して、SNの循環を考慮して、ACK_SNフィールドの値より大きなNACK_SNフィールドの値が設定されている場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、受信状態を示すACK_SNフィールド、NACK_SNフィールドを参照して、ACK_SNフィールドの値やNACK_SNフィールドの値に未送信のRLC PDUのSNが設定されている場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、受信状態を示すACK_SNフィールド、NACK_SNフィールドを参照して、ACK_SNフィールドの値やNACK_SNフィールドの値に、SNの循環を考慮して、次送信のRLC PDUのSNより半周遅れ未満の値が設定されている場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、受信状態を示すNACK_SNフィールドを参照して、NACK_SNの値に既にACKであると通知されたRLC PDUのSNの値が設定されている場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、受信状態を示すNACK_SNフィールドを参照して、NACK_SNの値が複数通知されている場合、NACK_SNの値が昇順に設定されていないとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、NACK部分を示すSOstartフィールドやSOendフィールドを参照して、既にACKであると通知されたRLC PDUの部分がNACKとして設定されている場合、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、NACK部分を示すSOstartフィールドやSOendフィールドを参照して、同一のNACK_SNに対するSOstartフィールドの値やSOendフィールドの値が複数通知されている場合、その部分が重複して設定されているとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、NACK部分を示すSOstartフィールドやSOendフィールドを参照して、同一のNACK_SNに対するSOstartフィールドの値やSOendフィールドの値が複数通知されている場合、SOstartフィールドの値やSOendフィールドの値が昇順に設定されていないとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、NACK部分を示すSOstartフィールドやSOendフィールドを使用して、SOstartやSOendが送信した区切りと一致していないとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、最初と最後のDataフィールドの継続性を示すFIフィールドを参照して、前RLC PDUの最後のDataが継続である場合、現RLC PDUの最初のDataが継続でないとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、最初と最後のDataフィールドの継続性を示すFIフィールドを参照して、前RLC PDUの最後のDataが終端である場合、現RLC PDUの最初のDataが始端でないとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、AMD(Acknowledged Mode Data)PDU segmentのAMD PDUの位置を示すSOフィールドと終端を示すLSFフィールドを使用して、AMD PDU segmentがAMD PDU全てを含んでいるとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、AMD PDU segmentのAMD PDUの位置を示すSOフィールドと終端を示すLSFフィールドとAMD PDU segmentのサイズを使用して、LSFが1の時AMD PDU segmentの終端がAMD PDUの終端と一致していないとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、AMD PDU segmentのAMD PDUの位置を示すSOフィールドと終端を示すLSFフィールドとAMD PDU segmentのサイズを使用して、LSFが0の時AMD PDU segmentの終端がAMD PDUの終端と一致しているとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、AMD PDU segmentのAMD PDUの位置を示すSOフィールドとAMD PDU segmentのサイズを使用して、AMD PDU segmentの終端がAMD PDUの終端を越えているとき、当該RLC PDUにエラーがあると判定する。
エラーPDU破棄部13は、前RLC PDUにエラーがあった場合を考慮して、現RLC PDUをエラーと判別して、NACKとして移動局UEへ通知することにより移動局UEから再送されてきた同一のRLC SNのRLC PDUを複数回エラーと判定した場合、現RLC PDUにエラーがないと判定する。
前RLC PDUにエラーがあった場合の救済策として、現RLC PDUを受信することにより前RLC PDUにエラーがないと判定されるまで、若しくは、送信データが無いことを考慮してタイマにより一定時間経過するまでは、前RLC PDUのACK通知を移動局UEに送信しないことも可能である。
UEでACKとして認識した部分は再送しても破棄されるので、NACK部分を示すSOstartやSOendが送信した区切りと一致していない場合でも、複数回同じ情報を受信した場合は、現情報は正しいものとして判別される。
エラーがあると判定されたRLC PDUがある場合、そのRLC PDUは破棄されると共に、エラーがあると判定されたRLC PDUに多重されている、MAC PDUを特定するIDであって、移動局UEを特定するIDと、受信順を示すMAC受信SNが他の無線ベアラを処理している他のRLCサブレイヤの他のエラーPDU破棄部13に通知される。エラーのあったMAC PDUを特定するIDを受信したエラーPDU破棄部13は、通知されたIDが付加されたRLC PDUがあるかをチェックして、通知されたIDが付加されたRLC PDUがある場合、そのRLC PDUを破棄する。
受信データ格納処理部14は、エラーPDU破棄部13から送信された、エラーのないRLC PDUを受信バッファに格納し、受信バッファに格納されたRLC PDUの順序を補正する順序補正処理を行う。SDU再構築部15は、受信バッファに格納されているRLC PDUからRLC SDUを構築できる場合、RLC SDUを構築して、構築されたRLC SDUをPDCPサブレイヤに送信する。
図4は、図2に示す受信装置の動作例(受信処理)を説明するフローチャートである。MAC PDU情報送信部11は、MAC PDUを特定するIDおよび受信順を示すSNを、MAC SDU送信部12へ送信する(ステップS11)。MAC SDU送信部12は、IDおよびSNを、MAC SDUに多重(付加)する(ステップS12)。エラーPDU破棄部13は、RLC PDUのエラーを検出する(ステップS13)。尚、ここでのエラーの検出は、前述した少なくとも1つ以上の方法を用いて行うこともできる。エラーPDU破棄部13は、RLC PDUのエラーが検出されたか否かを判定する(ステップS14)。
RLC PDUのエラーが検出されたと判定された場合(ステップS14においてYes判定の場合)、エラーPDU破棄部13は、エラーが検出されたRLC PDUを破棄する(ステップS15)。さらに、エラーPDU破棄部13は、エラーが検出されたRLC PDUに付加されているIDおよびSNを、他のエラーPDU破棄部13に通知する(ステップS16)。
一方、RLC PDUのエラーが検出されていないと判定された場合(ステップS14においてNo判定の場合)、ステップS15およびステップS16の処理は、スキップされる。
ステップS17において、エラーPDU破棄部13は、他のエラーPDU破棄部13から、エラーが検出されたRLC PDUに付加されていたIDおよびSNが通知されたか否かを判定する。他のエラーPDU破棄部13からIDおよびSNが通知されたと判定された場合(ステップS17においてYes判定の場合)、エラーPDU破棄部13は、他のエラーPDU破棄部13からの、エラーが検出されたRLC PDUに付加されたIDおよびSNの通知を受信する(ステップS18)。
ステップS19において、エラーPDU破棄部13は、通知されたIDが付加されたRLC PDUがあるか否かを判定する。通知されたIDが付加されたRLC PDUがあると判定された場合(ステップS19においてYes判定の場合)、エラーPDU破棄部13は、通知されたIDが付加されたRLC PDUを破棄する(ステップS20)。
一方、通知されたIDが付加されたRLC PDUがないと判定された場合(ステップS19においてNo判定の場合)、ステップS20の処理は、スキップされる。
また、他のエラーPDU破棄部13からIDおよびSNが通知されていないと判定された場合(ステップS17においてNo判定の場合)、ステップS18〜ステップS20の処理は、スキップされる。
ステップS21において、受信データ格納処理部14は、エラーPDU破棄部13から送信された、エラーのないRLC PDUを受信バッファに格納し、受信バッファに格納されたRLC PDUの順序を補正する順序補正処理を行う。SDU再構築部15は、受信バッファに格納されているRLC PDUからRLC SDUを構築できる場合、RLC SDUを構築して、構築されたRLC SDUをPDCPサブレイヤに送信する(ステップS22)。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、エラーのあるRLC PDUを精度良く判定、破棄することにより、異常なデータを使用したRLC SDUの構築を防止するとともに、RLC control PDUも同様に制御されるので、正常なARQ再送制御を行うことが可能になる。すなわち、第1の実施形態によれば、より確実にエラーのあるデータを破棄して、より確実に正しいデータを受信することができる。
なお、上述の処理をMACサブレイヤで行うようにしてもよい。この場合、RLCヘッダ内のRLC SNのチェックなどをMACサブレイヤで行うことになる。また、Data部も確認することにより、より精度の高いエラー処理を行うことも可能である。例えば、Data部に含まれるPDCPヘッダのPDCP SNの連続性をチェックし、あるいは、既知であるビットの値を確認することで、エラーを検出することができる。
尚、受信装置は、無線基地局eNBに限定されず、移動局UEであってもよいことは説明するまでもない。すなわち、具体的には、移動局UEが、無線基地局eNBからの下り信号を受信する場合である。
また、上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る受信装置20の構成例を説明するブロック図である。受信装置20は、複数の無線ベアラ毎に設けられる第1のレイヤの複数の第1のプロトコルデータユニットを格納している、第1のレイヤの下位のレイヤである第2のレイヤの第2のプロトコルデータユニットを用いてデータを受信する受信装置である。
受信装置20は、第2のレイヤにおいて付与手段22を備え、第1のレイヤにおいて破棄手段24を備える。付与手段22は、第2のプロトコルデータユニットを特定する特定情報を、第2のプロトコルデータユニットに格納されている第1のプロトコルデータユニットに付与する。破棄手段24は、所定の第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、特定情報を参照して、エラーがある第1のプロトコルデータユニットを格納していた第2のプロトコルデータユニットに格納されていた他の第1のプロトコルデータユニットを破棄する。
以上説明した第2の実施形態によれば、より確実にエラーのあるデータを破棄して、より確実に正しいデータを受信することができる。
尚、以上説明した第2の実施形態において、第1のレイヤを、RLC(radio link control)サブレイヤとし、第2のレイヤを、MAC(medium access control)サブレイヤとすることができる。
また、以上説明した第2の実施形態において、付与手段22は、第2のプロトコルデータユニットの受信した順序を示す番号を第1のプロトコルデータユニットに付与することができる。そして、破棄手段24は、該番号を参照して、第1のプロトコルデータユニットにエラーがあるか否かを判定することができる。
また、以上説明した第2の実施形態において、破棄手段24は、複数の無線ベアラのそれぞれに対応して設けられ、第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、エラーがある第1のプロトコルデータユニットに付与されている特定情報を他の破棄手段に通知することができる。一方、破棄手段24は、特定情報が他の破棄手段から通知された場合、通知された特定情報が付与されている第1のプロトコルデータユニットを破棄することができる。
以上、各実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記各実施形態に限定されものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2009年4月27日に出願された日本出願特願2009−107969号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
11 MAC PDU情報送信部
12 MAC SDU送信部
13 エラーPDU破棄部
14 受信データ格納処理部
15 SDU再構築部
20 受信装置
22 付与手段
24 破棄手段

Claims (5)

  1. 複数の無線ベアラ毎に設けられる第1のレイヤの複数の第1のプロトコルデータユニットを格納している、上記第1のレイヤの下位のレイヤである第2のレイヤの第2のプロトコルデータユニットを用いてデータを受信する受信装置であって、
    上記第2のレイヤにおいて、上記第2のプロトコルデータユニットを特定する特定情報を、上記第2のプロトコルデータユニットに格納されている上記第1のプロトコルデータユニットに付与する付与手段と、
    上記第1のレイヤにおいて、所定の上記第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、上記特定情報を参照して、エラーがある上記第1のプロトコルデータユニットを格納していた上記第2のプロトコルデータユニットに格納されていた他の上記第1のプロトコルデータユニットを破棄する破棄手段と
    を有し、
    前記破棄手段は、複数の無線ベアラのそれぞれに対応して設けられ、
    前記第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、エラーがある前記第1のプロトコルデータユニットに付与されている前記特定情報を他の前記破棄手段に通知し、
    前記特定情報が他の前記破棄手段から通知された場合、通知された前記特定情報が付与されている前記第1のプロトコルデータユニットを破棄する
    ことを特徴とする受信装置。
  2. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記第1のレイヤは、RLC(radio link control)サブレイヤであり、前記第2のレイヤは、MAC(medium access control)サブレイヤである
    ことを特徴とする受信装置。
  3. 請求項1に記載の受信装置において、
    前記付与手段は、前記第2のプロトコルデータユニットの受信した順序を示す番号を前記第1のプロトコルデータユニットに付与し、
    前記破棄手段は、前記番号を参照して、前記第1のプロトコルデータユニットにエラーがあるか否かを判定する
    ことを特徴とする受信装置。
  4. 複数の無線ベアラ毎に設けられる第1のレイヤの複数の第1のプロトコルデータユニットを格納している、上記第1のレイヤの下位のレイヤである第2のレイヤの第2のプロトコルデータユニットを用いてデータを受信する受信方法であって、
    上記第2のレイヤにおいて、上記第2のプロトコルデータユニットを特定する特定情報を、上記第2のプロトコルデータユニットに格納されている上記第1のプロトコルデータユニットに付与する付与ステップと
    上記第1のレイヤにおいて、所定の上記第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、上記特定情報を参照して、エラーがある上記第1のプロトコルデータユニットを格納していた上記第2のプロトコルデータユニットに格納されていた他の上記第1のプロトコルデータユニットを破棄する破棄ステップと
    を備え、
    前記破棄ステップは、複数の無線ベアラのそれぞれで実行され、
    前記破棄ステップは、
    前記第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、エラーがある前記第1のプロトコルデータユニットに付与されている前記特定情報を他の前記破棄手段に通知する第1ステップと、
    前記特定情報が他の前記破棄手段から通知された場合、通知された前記特定情報が付与されている前記第1のプロトコルデータユニットを破棄する第2ステップと
    を含むことを特徴とする受信方法。
  5. 複数の無線ベアラ毎に設けられる第1のレイヤの複数の第1のプロトコルデータユニットを格納している、上記第1のレイヤの下位のレイヤである第2のレイヤの第2のプロトコルデータユニットを用いてデータを受信する受信装置のコンピュータに、
    上記第2のレイヤにおいて、上記第2のプロトコルデータユニットを特定する特定情報を、上記第2のプロトコルデータユニットに格納されている上記第1のプロトコルデータユニットに付与する付与処理と、
    上記第1のレイヤにおいて、所定の上記第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、上記特定情報を参照して、エラーがある上記第1のプロトコルデータユニットを格納していた上記第2のプロトコルデータユニットに格納されていた他の上記第1のプロトコルデータユニットを破棄する破棄処理と
    を実行させ
    前記破棄処理は、複数の無線ベアラのそれぞれで実行され、
    前記破棄処理は、
    前記第1のプロトコルデータユニットにエラーがある場合、エラーがある前記第1のプロトコルデータユニットに付与されている前記特定情報を他の前記破棄手段に通知する第1処理と、
    前記特定情報が他の前記破棄手段から通知された場合、通知された前記特定情報が付与されている前記第1のプロトコルデータユニットを破棄する第2処理と
    を含むことを特徴とするプログラム。
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