JP2008527943A - パケットデータ伝送方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、複合自動再伝送要求(HARQ)方式を用いてパケットの再伝送が可能な移動通信システムにおけるアップリンクチャンネルを通じてパケットデータを伝送する方法及び装置を提供する。基地局が端末からパケットデータユニット(PDU)を受信し、前記PDUに対する再伝送回数を示す再伝送番号(RSN)を計算できるか否かを判定し、基地局が前記PDUのRSNを計算できない場合に、前記RSNを前記PDUの再伝送回数を知らないことを示す特定値に設定し、設定されたRSNを前記PDUと共にサービング無線網制御器(SRNC)に伝送することを特徴とする。
Description
本発明はアップリンクを通じてパケットデータを伝送する移動通信システムに関して、特に複合自動再伝送要求(Hybrid Automatic Retransmission Request:HARQ)方式を用いて同一のパケットの再伝送が可能な状況で正確な再伝送番号を計算できない場合に、基地局(Node B)が、前記状況をSRNC(Serving Radio Network Controller)に知らせる方法及び装置に関するものである。
非同期広帯域符号分割多重接続(Wideband Code Division Multiple Access:以下、“WCDMA”とする)通信システムでは、機能強化されたアップリンク専用チャンネル(Enhanced Uplink Dedicated Channel:以下、“EUDCH”とする)が使用される。このEUDCHは、非同期WCDMA通信システムにおいて、アップリンクパケット伝送の性能を改善するために提案されたチャンネルである。
EUDCHを支援する移動通信システムは、高速スケジューリング(Fast scheduling)技術と複合自動再伝送要求(Hybrid Automatic Retransmission Request:以下、“HARQ”とする)技術とを用いてアップリンク伝送の効率性を最大化する。高速スケジューリング技術において、Node Bは、ユーザー端末(UE)のチャンネル状況とバッファ状況の報告を受信する。Node Bは、受信された情報に基づいてUEのアップリンク伝送を制御する。すなわち、Node Bは、チャンネル状況が良いUEに対して最大量のデータ伝送を許容し、チャンネル状況が悪いUEに対して最小量のデータ伝送を許容することによって、制限されたアップリンク伝送資源の効率的な使用を図る。また、HARQ技術は、初期伝送でパケットに誤りが発生した場合に、このパケット誤りを補償するためにパケットを再伝送する。HARQ技術は、CC(Chase Combing)技術とIR(Incremental Redundancy)技術に分けられる。CC技術は、誤りの発生時に初期伝送に使用されたパケットと同一のフォーマットのパケットを再伝送する。IR技術は、誤りの発生時に初期伝送に使用されたパケットと異なるフォーマットのパケットを再伝送する。
EUDCHは、UEとNode Bとの間にHARQを遂行し、それによって伝送出力に対する伝送成功率が増加する。HARQ技術は、誤りが発生したデータブロックを廃棄する代わりに、このデータブロックを再伝送されたデータブロックとソフトコンバイニング(soft combining)し、それによってデータブロックの受信成功率が増加する。
図1Aは、一般的にEUDCHを支援する移動通信システムのプロトコル構造を示す図である。
図1Aを参照すると、UE105は、物理階層(PHY)125と、MAC-e階層120と、MAC-d階層115と、上位階層110とを含む。上位階層110は、実際にユーザーデータが生成されたアプリケーションと、ユーザーデータを無線チャンネル伝送に適合したサイズで再構成するための無線リンク制御(Radio Link Control:以下、“RLC”とする)階層とを含む。MAC-d階層115は、上位階層110から提供されたデータに多重化情報を挿入してMAC-dプロトコルデータユニット(Protocol Data Unit:以下、“MAC-d PDU”とする)を生成する。
MAC-e階層120は、MAC-d階層115から提供されたMAC-d PDUを優先順位により優先順位待ち行列(Priority Queue:以下、“PQ”とする)に格納する。また、MAC-e階層120は、PQの状態を考慮してバッファ状態報告及びチャンネル品質報告をNode B130に伝送する。その後、MAC-e120は、Node B130からスケジューリング情報を受信し、このスケジューリング情報によりPQに格納されたデータを物理階層125に伝送する。このとき、MAC-e階層120は、物理階層125に伝送されたアップリンクデータに関連してNode B130から受信された応答信号、すなわちACK(Acknowledgement)信号及びNACK(Negative Acknowledgement)信号を考慮してHARQ動作を遂行する。
物理階層125は、MAC-e階層120から提供されたデータを処理して無線チャンネルを通じてNode B130に伝送する。
Node B130は、MAC-e階層135と物理階層140を含む。また、Node B130は、RNC(Radio Network Controller)150にパケットデータを伝送するための第1の階層(L1)と第2の階層(L2)145を含む。物理階層140は、UE105の物理階層125を通じて伝送された信号を処理してMAC-e階層135に伝送する。
MAC-e階層135は、物理階層140から提供されたデータをL2/L1 145に伝送し、UE105によって伝送されたバッファ状態報告とチャンネル品質報告に基づいて、複数のUEに対するスケジューリングを遂行する。ここで、一つのHARQプロセスの間にUE105によって伝送されたデータは、MAC-e PDUと称する。Node B130は、UE105から受信されたMAC-e PDUをいくつかのTTI(Transmit Time Interval)の間にRNC150に伝送することができる。また、数個の論理チャンネルを一つのMAC-e PDUにマッピングすることができ、このように一つのMAC-e PDUに含まれるそれぞれの論理チャンネルPDUの集合をMAC-es PDUと称する。
RNC150は、上位階層170と、MAC-d階層165と、MAC-e階層160と、Node B130によって伝送されたデータを受信するための第2の階層/第1の階層(L2/L1)155とを含む。
RNC150に含まれたMAC-e階層160は、Node B130のMAC-e階層135において実現しにくい別途の機能を追加で実現する。例えば、MAC-e階層160は、UE105に含まれている複数のUEによって伝送されたパケットデータをPQにより分類してPQ内で再整列する。
上述したように、UE105は、PQを備え、EUDCHを通じて伝送されるデータを優先順位により格納する。PQは、EUDCHの呼が設定された場合に、UE105のMAC-e階層120に生成され、EUDCHを通じてサービスされるアプリケーションの数によってPQの数が決定される。
したがって、バッファ状態報告を遂行する場合に、UE105は、PQ別に格納されたデータの総量を示す情報をNode B130に提供する。この提供された情報に基づき、Node B130は、UEのチャンネル状況とPQに格納されたデータの優先順位を考慮してスケジューリングを遂行する。
図1Bは、一般的な端末のMACの構造と一つのMAC-e PDUのフォーマットを示す図である。
図1Bを参照すると、一つのHARQプロセスの間にUEによって伝送されたデータは、MAC-e PDU130-1と称する。また、数個の論理チャンネルを一つのMAC-e PDUにマッピングでき、この一つのMAC-e PDUに含まれたそれぞれの論理チャンネルPDUの集合は、MAC-es PDU120-1と呼ばれる。
一つの論理チャンネルに該当するRLC PDU100-1は、MAC-d PDU110−1にマッピングされる。MAC-eヘッダーは、6ビットのDDI(Data Description Indicator)131-1を有し、論理チャンネル、MAC-dフロー、MAC-d PDUサイズを知らせる。Nフィールド135-1は、前記DDIに該当する連続的なMAC-d PDUの個数を示す。6ビットのTSN(Transmit Sequence Number)125-1は、各論理チャンネルごとに一つずつ存在し、MAC-ePDUが一回伝送される度に一つずつ増加する。したがって、TSN125-1は、SRNC(Serving RNC)でパケットの再整列のために用いられる。
図2は、一般的なUEのMAC-e構造とHARQ動作を示す図である。
図2を参照すると、端末のMAC-e階層はPQ205とHARQエンティティ210を含む。
PQ205は、上位階層から提供されたデータを、伝送前に優先順位により格納するためのバッファである。一つのUEは、複数のPQを含むことができる。一つのPQは、同一の優先順位を有するデータを格納する。優先順位は、通常的に論理チャンネル別に割り当てられる。この論理チャンネルは、RLC階層とMAC階層との間に生成され、任意のユーザーアプリケーションは、一つの論理チャンネルにマッピングされる場合が多い。したがって、一つのPQは、一つの論理チャンネルに接続され、或いは同一の優先順位を有する複数の論理チャンネルに接続されることができる。
HARQエンティティ210は、HARQプロセッサの動作を制御する。すなわち、HARQエンティティ210は、ACK/NACK信号の分析を通じて初期伝送又は再伝送の決定を担当し、HARQプロセッサ各々の送受信を制御することができる。
HARQプロセッサ215,225,230,235は、各々ソフトバッファ220を含み、無線チャンネルでHARQ動作を担当する装置である。ここで、“HARQ動作”とは、物理階層で処理されたデータに対して再伝送とソフトコンバイニング(soft combining)を遂行することによって、再伝送利得を最大化する技術である。
送信側HARQプロセッサ215,225,230,235は、受信側HARQプロセッサ240,245,250,255にデータを伝送し、既に伝送されたデータをソフトバッファに格納する。
受信側HARQプロセッサ240,245,250,255は、受信されたデータの誤り有無を判定する。受信されたデータに誤りがない場合に、該当する受信側HARQプロセッサがACK信号を伝送し、関連した送信側HARQプロセッサはそのソフトバッファに格納されているデータを廃棄する。一方、受信されたデータに誤りがある場合に、該当する受信側HARQプロセッサはNACK信号を伝送する。このNACK信号は、関連した送信側HARQプロセッサがソフトバッファに格納されているデータを再伝送することを可能にし、受信側HARQプロセッサは再伝送されたデータをソフトバッファに格納されたデータとソフトコンバイニングすることで再伝送利得を最大化する。
HARQの実現を容易にするために、UEは、現在伝送されているMAC-e PDUの再伝送の回数を示す‘再伝送番号(Retransmission Number:以下、“RSN”とする)’を、制御チャンネルであるE-DPCCH(Enhanced-Dedicated Physical Control CHannel)チャンネルを通じて伝送する。RSNは、無線区間の効率を極大化するために2ビットに設定され、最初の伝送である場合に‘0’、第2の伝送である場合に‘1’、第3の伝送である場合に‘2’、第3の再伝送以後、すなわち第4の伝送以後からはいつも‘3’にそれぞれ設定される。しかしながら、Node BからRNCまでの有線区間で、RSNは、4ビットに設定され、MAC-es PDUと共にユーザー平面(User plane)に伝送される。
ここで、無線区間(Uuインターフェース)で伝送される2ビットのRSNを“R-RSN”と称し、有線区間(Iub/Iurインターフェース)で伝送される4ビットのRSNを“N-RSN”と称する。
図3は、Node BからRNCに伝送される2ms-TTI MACフレームの例を示す図である。
図3を参照すると、2ms-TTI MACフレームは、ヘッダー、ペイロード(Payload)、及びオプション(Optional)を含む。ヘッダーは、各SFN別にMAC-es PDUのDDIとNとを含む。ペイロードは、各SFN別にMAC-es PDUのデータを含む。オプションは、選択的情報を含む。
‘N of HARQ Retr’320,340は、N-RSNに該当する。ここで、CFN(Connection Frame Number)300とSFN(Sub Frame Number)310,330を合わせてTS(Time Stamp)と称する。このTSは、Node BがMAC-e PDUを成功的に復号するときの時点を示し、SRNCは、N-RSNとTSを用いてUEが新たなPDUを初めに伝送した時点を予測することができる。例えば、2ms TTIでHARQプロセスの個数が8である場合に、CFN(300)=36、SFN(310)=2、N-RSN(320)=7であれば、UEが最初にMAC-e PDUを伝送した時点は、下記の<数1>のように計算できる。
<数1>
最初伝送時点=CFN*10ms+SFN*2ms−No.of HARQ process*TTI*N-RSN=36*10ms+2*2ms−8*2ms*7=252ms
最初伝送時点=CFN*10ms+SFN*2ms−No.of HARQ process*TTI*N-RSN=36*10ms+2*2ms−8*2ms*7=252ms
上記のように、UEが最初にMAC-e PDUを伝送した時点は、CFN=25(262ms/10ms)、SFN(252ms/10ms)/2ms)+1であると予測する。SRNCは、予測された値と各MAC-es PDUに含まれるTSN(Transmit Sequence Number)、又はOLPC(Outer Loop Power Control)を用いて、数個のNode Bから伝送されたMAC-es PDUを再整列(reordering)することができる。
参考までに、OLPC方法は、再伝送回数を用いてUEのパワーを調整して、伝送誤り率であるSIR(Signal to Inter Ference)ターゲット(target)を合せる方法である。このOLPCは、RSNが高いとUEパワーを増加させ、RSNが低いとUEのパワーを減少する方式で適用されることができる。
図4は、同期式HARQに基づいたEUDCHを示す図である。
図4では、4つのHARQプロセスが存在すると仮定し、各ボックスの数字1〜4はこれらHARQプロセスの固有番号を示す。各プロセスに該当する新たなMAC-e PDU410が最初に伝送された後に、もしこのプロセスに対してNACKが受信される場合、次の同一のプロセスを伝送するときに同一のPDU420,430の伝送が反復される。このときごとに、E-DPCCHを通じて伝送されたR-RSNを1ずつ増加させる。
同期式HARQにおいて、同一のプロセスが伝送される時間間隔は一定である。N-RSNを受信すると、SRNCは、このN-RSN値をOLPC方法、又は図3で説明したような、数個のNode Bから受信されたMAC-es PDUを一つの再整列バッファに再整列する動作に使用することができる。
Node Bが正確なRSNを計算できない場合に、SRNCは、このNode Bの状況を知ることができない。したがって、SRNCが、不正確な再伝送されたRSNを有するMAC-e PDUの再整列動作において、或いはOLPCにおいて、RSNを使用することによって、誤動作が発生するという問題点があった。
したがって、上記のような従来技術の問題点を解決するために、本発明の目的は、基地局がPDUの正確な再伝送回数を計算できない場合に、このような状況をサービング無線網制御器(SRNC)に知らせる方法を提供することにある。
上記の課題を達成するために、本発明は、複合自動再伝送要求(HARQ)方式を用いてパケットの再伝送が可能な移動通信システムにおけるアップリンクチャンネルを通じてパケットデータを伝送する方法であって、基地局が、端末からパケットデータユニット(PDU)を受信し、前記PDUに対する再伝送回数を示す再伝送番号(RSN)を計算できるか否かを判定する段階と、前記基地局が、前記PDUのRSNを計算できない場合に、前記RSNを前記PDUの再伝送回数を知らないことを示す特定値に設定する段階と、前記基地局が、前記設定されたRSNを前記PDUと共にサービング無線網制御器(SRNC)に伝送する段階とを有することを特徴とする。
また、本発明は、複合自動再伝送要求(HARQ)方式を用いてパケットの再伝送が可能な移動通信システムにおけるアップリンクチャンネルを通じてパケットデータを伝送する基地局装置であって、端末からパケットデータユニット(PDU)を受信する受信部と、前記基地局が前記PDUに対する再伝送回数を示す再伝送番号(RSN)を成功的に受信したか否かを判定し、前記基地局が前記PDUのRSNを成功的に受信しなかった場合に、前記RSNを前記PDUの再伝送回数を知らないことを示す特定値に設定するRSN誤り検出器と、前記特定値に設定されたRSNを前記PDUと共にサービング無線網制御器(SRNC)に伝送する送信部とを含むことを特徴とする。
本発明は、EUDCHのHARQ再伝送回数を計算できない場合に、Node Bが再伝送回数を知らないことを示す情報をSRNCに伝送する。この場合に、もしNode Bが再伝送回数フィールドに任意の値を入れる場合、SRNCは、再整列動作、又はOLPC動作から発生する誤動作を防止することができるという効果がある。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付の図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施形態は、本発明の範囲及び精神から一脱しない限度で多様な変形及び変更が可能であることはもちろんである。また、本発明に関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明が、本発明の要旨を不明にすると判断された場合には、その詳細な説明を省略する。
図5は、R-RSNのビット数とN-RSNのビット数が異なる場合に発生する問題点を示す図である。
図5を参照すると、各ボックスの数字は、同一のプロセスに該当する連続的なRSN値を示す。Node Bは、UEからR-RSN値510を受信する。この場合に、Node Bは、E-DPCCHの受信が悪いため、少なくとも3回以上R-RSN511の受信に失敗した後で、3に設定された値を有するR-RSN515(これ以降、“R-RSN=3”とする)を受信すると、参照番号520又は540のような2つの解釈(interpretation)が可能になる。
第1の解釈520で、Node Bは、以前のデータが継続して再伝送されたと判定し、受信が不可能であったR-RSN値511を、参照番号521で示す以前のR-RSNの連続的な値である2,3,3に設定する。このような解釈に基づき、Node Bは、参照番号531で示すように、N-RSN値を2,3,4に設定することを考慮して、成功的に受信されたMAC-e PDUと共に、N-RSN535を5に設定してSRNCに伝送する。
第2の解釈540で、受信が不可能であったR-RSN区間で、新たなデータ0,1,2(参照番号541)が伝送されることが考えられる。このような場合に、Node Bは、N-RSN値を0,1,2(参照番号551)に設定することを考慮して、成功的に受信されたMAC-e PDUと共にN-RSN555を3に設定してSRNCに伝送する。
実際には、第1の解釈が正確であるが第2の解釈として解釈され、その反対に、第2の解釈が正確であるが第1の解釈として解釈されて、間違ったN-RSNをSRNCに伝送する場合に、SRNCの再整列動作、又はOLPC動作に誤りの発生をもたらすという問題点があった。
図6Aは、本発明の望ましい実施形態による、Node Bが、成功的に受信されたMAC-e PDUに対するRSNを計算できない場合を、SRNCに知らせる手順を示す図である。
図6Aを参照すると、段階630で、Node B610が、成功的に受信されたMAC-e PDUに対するRSNを計算できない場合に、Node B610は、段階640で、SRNC620に、受信されたMAC-e PDUのRSNを知らない状況を知らせる。
このとき、Node B610は、図3のMAC-e PDUの4ビットN-RSN(図3の‘N of HARQ Retr’)を特別な値(例えば、‘1111’の2進数)に設定して、SRNC620に伝送することができる。4ビットのN-RSNに設定された4ビットの内の特定ビットは、該当MAC-e PDUのRSNを知らない状況を知らせる情報として使用し、残りの他のビットは、該当MAC-e PDUの再伝送回数を示すために使用することができる。
例えば、UEが最大に再伝送できる回数が7に制限される場合に、初期伝送を含む総伝送回数は8である。この場合、N-RSNの4ビットの最下位(LSB)の3ビットは、再伝送回数を設定することに使用し、最上位(MSB)の1ビットは、Node B610が受信されたMAC-e PDUのRSNを知らない状況を示すことに使用することができる。したがって、N-RSNが2進数‘1000’以上である場合に、N-RSNは上記の特定値として処理されることができる。
図6Bは、本発明の望ましい実施形態による装置の構造を示す図である。
図6Bの装置は、MAC-e PDU受信部612、RSN誤り検出部614、及びデータ送信部616で構成されるNode B610と、データ受信部622、制御部624で構成されるSRNC620とを含む。
まず、Node B610の構成を説明する。
MAC-e PDU受信部612は、UEからRSNを含むMAC-ePDUを受信する。
RSN誤り検出部614は、受信されたMAC-e PDUのヘッダーからRSNを獲得し、この獲得されたRSNに誤りがあるか否かを判定する。獲得されたRSNに誤りがある場合に、RSN誤り検出部614は、MAC-e PDUのN-RSNを特定値に設定してデータ送信部616に伝送する。
この典型的な誤り状況で、RSN誤り検出部614は、連続的に3回以上誤りが検出された後に、RSN=3を受信するときにRSNに誤りが発生したと判定する。しかしながら、それ以外にもいろいろな誤り状況がありえる。
一例として、ソフトハンドオーバー状況を含む他の誤り状況は、Node BがUEから初めにMAC-ePDUを受信し、そのRSNが3に設定されている場合(RSN=3)がこれに該当する。
データ送信部616は、RSN誤り検出部614から特定値に設定されたRSNを受信し、MAC-e PDUと共にSRNC620に受信されたRSNを伝送する。
次に、SRNC620の構成を説明する。
データ受信部622は、Node B610からN-RSNとMAC-e PDUを受信する。
制御部624は、データ受信部622が受信したMAC-e PDUのN-RSNを獲得し、N-RSNが特定値に設定されているか否かを判定する。N-RSNが特定値に設定されていると判定された場合に、制御部624は、N-RSNを無視し、MAC-e PDUのTSN(Transmit Sequence Number)値だけを用いて、MAC-e PDUの再整列動作、或いはOLPC動作を遂行するように、SRNC620の動作を制御する。
図7Aは、本発明の望ましい実施形態によるNode Bの動作例を示すフローチャートである。
図7Aを参照すると、Node Bは、ステップS700で、R-RSNが3に設定されたE-DPCCHを受信したか否か、或いはR-RSNを成功的に受信したか否かを判定する。Node Bが成功的に受信された場合には、ステップS705で既存の動作を遂行する。しかしながら、Node Bが受信に失敗した場合には、ステップS710に進行する。
ステップS710で、Node Bは、正確なRSNを復元し、MAC-e PDUを復号するために現在E-DPDCHから受信されたデータと、既にソフトバッファに格納されたデータとのソフトコンバイニングを試みる。Node Bは、ステップS720で、MAC-e PDUを成功的に復号したか否かを判定する。
Node Bが復号に失敗した場合には、ステップS730に進行して、現在受信されたデータをソフトバッファに格納する。しかしながら、Node BがMAC-e PDUを成功的に復号した場合には、Node Bは、ステップS740で、追加的にRSNを正確に復元したか否かを判定する。
Node BがRSNを正確に復元した場合に、ステップS750に進行して、図3のMAC-es PDUに含まれたN-RSNを復元されたRSNに設定し、ステップS770でMAC-es PDUをSRNCに伝送する。
しかしながら、ステップS740で、Node BがRSNを成功的に復元しなかったと判定された場合に、Node BはステップS760に進行する。ステップ760で、Node Bは、RSNを成功的に復元しなくても、MAC-e PDUが成功的に受信された場合に、N-RSNを特定値(例えば、2進数‘1111’)に設定する。その後、ステップS770で、Node Bは、特定値に設定したN-RSNが含まれたMAC-es PDUをSRNCに伝送する。
上記4ビットのN-RSNについて、Node Bは、4ビットの中で特定ビットを該当MAC-e PDUのRSNを知らない状況を示すために使用し、残りの他のビットを該当MAC-e PDUの再伝送回数を示すように使用することができる。
UEが再伝送可能な最大回数が7に制限された場合に、N-RSNの4ビットの中で最下位3ビットは再伝送回数を設定することに使用し、最上位1ビットはNode Bが受信されたMAC-e PDUのRSNを知らない状況を示すことに使用することができる。例えば、Node Bは、受信されたMAC-e PDUのRSNを知らないことを示す情報として、N-RSNの上位1ビットを‘1’に設定してSRNCに伝送する。
上記のように、Node BがRSNを正確に計算できないことを示す情報を受信すると、SRNCは、情報を、パケットの再整列、或いはOLPC動作のために使用することができる。
図7Bは、本発明の望ましい実施形態によるRSNとMAC-e PDUの復号手順の一例を示す図である。
図7Bを参照すると、Node Bのソフトバッファは、HARQプロセスnに該当する以前の時点で受信された不完全データa〜eが格納され(710-1)、各データごとに対応するRSN値0〜4が格納されている。
HARQプロセスnに該当する新たな時点で、RSNを知らない不完全データ‘f’が受信された場合(700-1)に、Node Bは、ソフトバッファに格納された既存データa〜eとデータ‘f’をソフトコンバイニングする。Node Bがこのソフトコンバイニングに失敗した場合に、参照番号730-1で示すように、RSNをソフトバッファの最終RSNより1だけ大きい数に設定してソフトバッファに格納する。この過程は、図7AのステップS730に該当する。
一方、Node Bがソフトコンバイニングに成功した場合に、参照番号720-1に示すように、RSNを既存のソフトバッファに最終RSNより1だけ大きい数に設定して復元し、同時にソフトコンバイニングされたデータ‘g’を上位階層に伝送する。この過程は、図7AのステップS750に該当する。
上述したように、図7Bにおいて、Node Bは、ソフトコンバイニングに対する成功の可否に関係なくRSNを復元することができる。しかしながら、Node Bがソフトバッファの最終RSNを計算できない場合に、新たなデータのRSNを復元することができない。このとき、Node Bは、図7AのステップS760に進行しなければならない。
図8Aは、本発明の望ましい実施形態による、SRNCが情報をパケット再整列に使用する手順の一例を示すフローチャートである。
図8Aを参照すると、ステップS800で、SRNCは、特定値(例えば、2進数‘1111’又は最上位ビット‘1’である2進数)を有するN-RSNを受信するか否かを判定する。もしSRNCが特定値を有するN-RSNを受信した場合、ステップS820で、RSNを無視し、TSN値のみを用いて再整列動作を遂行する。
しかしながら、もしSRNCがN-RSNの受信に失敗した場合、SRNCは、ステップS810に進行する。ステップS810で、SRNCは、<数1>に示す既存の方法のように、RSNとTS値を用いてUEが初期伝送した時点を判定し、TSN値を用いて再整列バッファに新たなPDUが位置することになる正確な位置を検出する。
既存の方法では、TSNの代わりにRSNとTSを用いてUEが初期伝送を遂行した時点を、再整列に用いる。その理由は、TSNが6ビットで、再整列バッファのサイズが64ビット以上である場合に、SRNCが新たなデータを挿入する位置を知らない場合に備えるために使用されるためである。
図8Bは、従来の方法によSRNCがパケットを再整列する例を示す図である。
図8Bを参照すると、SRNCは、現在の再整列バッファの状態800-1で新たなデータ810-1を受信する。この場合に、TSNのみを使用すると、再整列バッファが空いている部分830-1,840-1,850-1の中でTSN=61に該当する部分が2箇所830-1,850-1であるため、SRNCが新たなデータを挿入すべき位置を判定できない。
一方、SRNCは、TSとRSNを用いて上記の<数1>のようにUEがデータを最初に伝送した時点(UE transmission time)を決定する場合(820-1)、その決定時点と再整列バッファに格納されているデータのUE伝送時点とを比較して、再整列バッファに新たなデータを格納すべき位置を決定することができる。
TSとRSNを用いて決定されたUE伝送時点は、HARQプロセスの個数が5である場合に‘39.0’(820-1)である。したがって、SNRCは、参照番号830-1の部分が正確な位置であると判定する。この判定は、上記UEの伝送時点820-1が参照番号830-1又は参照番号840-1で表示された部分に格納されなければならないことを知ってから、TSNを比較することによって得られる。
再整列が図8Bに示す既存の方法を用いて遂行される場合に、Node Bが正確なRSN値を計算できず、その事実をSRNCに知らせる方法がない。そのため、Node Bは、任意の値にRSNを設定し、このRSNをSRNCに伝送すれば、SRNCが任意の値に設定されたRSN値を用いて初期UE伝送時点を推定することによって、再整列において誤りが発生されうる。
図8Cは、通常の方法によるSRNCのパケット再整列の問題点を示す図である。
図8Cを参照すれば、もしNode Bが、現在の再整列バッファの状態800-2でUEから受信された新たなデータ810-2に対して、正確なRSN値である4を復元せず、8に設定してSRNCに伝送する場合、SRNCは、上記の<数1>から間違ったUE伝送時点を計算する。
すなわち、SRNCは、参照番号820-2に示すように、UE伝送時点を49.0として計算し、再整列作業でUE伝送時点を用いる場合に、参照番号830-2と参照番号850-2との間にデータ820-2を挿入しようとする。しかしながら、データ840-2が参照番号830-2と参照番号850-2との間に既に存在し、TSN値を比較する場合にも正確でないTSNであるため、再整列動作に誤りが発生する。
しかしながら、図8Aに示すように、Node Bが、該当データのRSNが不明確なRSNである事実を、SRNCに知らせる場合に、SRNCが、正確でないRSN値は無視してTSN値のみを用いて再整列を遂行する。その結果、SRNCは、参照番号860-2で示す空き部分にデータ820-2を挿入することによって、正確な再整列を遂行することができる。
上記のように、図8B及び図8Cに示すように、既存の方法を用いて再整列を遂行する場合において、SRNCが、もしRSN値が正確でないことを示す情報を有しない場合、SRNCが、任意の値に設定されたN-RSN値を用いて初期UE伝送時点を推定することによって、再整列に誤りが発生しうる。しかしながら、図8Aを参照して説明したように、正確でないRSN値を無視してTSN値のみを用いて再整列を遂行することによって、再整列誤り率を減少することができる。
図9は、SRNCが受信された情報を用いる手順の一例を示すフローチャートである。本発明の他の実施形態により、正確なRSNを知らないことを示す情報を受信した場合に、SRNCは、OLPC動作にその情報を用いる。
図9を参照すると、SRNCは、ステップS900で、N-RSNが特定値を有するか否かを判定する。N-RSNが特定値を有しない場合に、SRNCは、ステップS910で、N-RSNが特定値を持たないMAC-es PDUを含むMAC-es PDUを用いて予め定義されたOLPC動作を遂行する。
しかしながら、もしN-RSNが特定値を有する場合、SRNCは、ステップS920で、N-RSNが特定値を有するMAC-es PDUを除いたMAC-es PDUを用いてOLPC動作を遂行する。
本発明の望ましい実施形態では、WCDMAシステムでEUDCHが使用される場合にUEによって伝送されるMAC-ePDUを例として説明したが、本発明はこれに限定されず、基地局(本発明の実施形態ではNode B)が端末(UE)からパケットデータユニット(PDU)を受信してPDUをサービング無線網制御器(SRNC)に伝送する他の移動通信システムにも適用されることができる。
以上、本発明の詳細な説明においては具体的な実施形態に関して説明したが、特許請求の範囲を外れない限り、形式や細部についての様々な変更が可能であることは、当該技術分野における通常の知識を持つ者には明らかである。したがって、本発明の範囲は、前述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものに基づいて定められるべきである。
105 UE
110 上位階層
115 MAC-d階層
120 MAC-e階層
125 物理階層(PHY)
130 Node B
135 MAC-e階層
140 物理階層
145 第1の階層(L1)と第2の階層(L2)
150 RNC(Radio Network Controller)
155 第2の階層/第1の階層(L2/L1)
160 MAC-e階層
165 MAC-d階層
170 上位階層
100-1 RLC PDU
110-1 MAC-d PDU
120-1 MAC-es PDU
125-1 TSN(Transmit Sequence Number)
130-1 MAC-e PDU
131-1 DDI(Data Description Indicator)
135-1 Nフィールド
205 PQ
210 HARQエンティティ
215,225,230,235 送信側HARQプロセッサ
220 ソフトバッファ
240,245,250,255 受信側HARQプロセッサ
300 CFN(Connection Frame Number)
310,330 SFN(Sub Frame Number)
320,340 ‘N of HARQ Retr’
410 MAC-e PDU
420,430 PDU
510 R-RSN値
520 第1の解釈
511 R-RSN
515 R-RSN
535 N-RSN
540 第2の解釈
555 N-RSN
610 Node B
612 MAC-e PDU受信部
614 RSN誤り検出部
616 データ送信部
620 SRNC
622 データ受信部
624 制御部
800-1 現在の再整列バッファの状態
800-2 現在の再整列バッファの状態
810-1 新たなデータ
810-2 新たなデータ
830-1,840-1,850-1 再整列バッファが空いている部分
110 上位階層
115 MAC-d階層
120 MAC-e階層
125 物理階層(PHY)
130 Node B
135 MAC-e階層
140 物理階層
145 第1の階層(L1)と第2の階層(L2)
150 RNC(Radio Network Controller)
155 第2の階層/第1の階層(L2/L1)
160 MAC-e階層
165 MAC-d階層
170 上位階層
100-1 RLC PDU
110-1 MAC-d PDU
120-1 MAC-es PDU
125-1 TSN(Transmit Sequence Number)
130-1 MAC-e PDU
131-1 DDI(Data Description Indicator)
135-1 Nフィールド
205 PQ
210 HARQエンティティ
215,225,230,235 送信側HARQプロセッサ
220 ソフトバッファ
240,245,250,255 受信側HARQプロセッサ
300 CFN(Connection Frame Number)
310,330 SFN(Sub Frame Number)
320,340 ‘N of HARQ Retr’
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420,430 PDU
510 R-RSN値
520 第1の解釈
511 R-RSN
515 R-RSN
535 N-RSN
540 第2の解釈
555 N-RSN
610 Node B
612 MAC-e PDU受信部
614 RSN誤り検出部
616 データ送信部
620 SRNC
622 データ受信部
624 制御部
800-1 現在の再整列バッファの状態
800-2 現在の再整列バッファの状態
810-1 新たなデータ
810-2 新たなデータ
830-1,840-1,850-1 再整列バッファが空いている部分
Claims (14)
- 複合自動再伝送要求(HARQ)方式を用いてパケットの再伝送が可能な移動通信システムにおけるアップリンクチャンネルを通じてパケットデータを伝送する方法であって、
基地局が、端末からパケットデータユニット(PDU)を受信し、前記PDUに対する再伝送回数を示す再伝送番号(RSN)を計算できるか否かを判定する段階と、
前記基地局が、前記PDUのRSNを計算できない場合に、前記RSNを前記PDUの再伝送回数を知らないことを示す特定値に設定する段階と、
前記基地局が、前記設定されたRSNを前記PDUと共にサービング無線網制御器(SRNC)に伝送する段階と、
を有することを特徴とする方法。 - 前記RSNを特定値に設定する段階は、4ビットの前記RSN値を‘1111’の2進数に設定する段階をさらに有することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記RSNを特定値に設定する段階は、前記RSNのビットの中で、特定ビットを前記PDUのRSNを知らないことを示す値に設定し、前記特定ビットを除いた他のビットを前記PDUの再伝送回数を示す値に設定することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記RSNを特定値に設定する段階は、4ビットの前記RSNの中で、最上位の1ビットを前記PDUのRSNを知らないことを示す値に設定し、最下位の3ビットを前記PDUの再伝送回数を示す値に設定することを特徴とする請求項2記載の方法。
- 前記RSNを判定する段階は、前記PDUのRSNが最大値に設定された場合に、前記基地局が前記PDUのRSNを計算できないと判定することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記RSNを判定する段階は、
前記PDUを復号する段階と、
前記復号されたPDUに対するRSNが正確に復元されたか否かを判定する段階と、
前記RSNが正確に復元されなかった場合に、前記基地局が前記RSNを計算できないと判定する段階と、
を有することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記サービング無線網制御器が、前記基地局から前記特定値に設定されたRSNを有する前記PDUを受信する段階と、
前記サービング無線網制御器が、前記特定値に設定されたRSNを無視し、前記PDUのTSN(Transmit Sequence Number)のみを用いて前記PDUの再整列動作を遂行する段階と、
をさらに有することを特徴とする請求項1記載の方法。 - 前記サービング無線網制御器が、前記基地局から前記特定値に設定されたRSNを有する前記PDUを受信する段階と、
前記サービング無線網制御器が、前記特定値に設定されたRSNを有する受信されたPDUを除いて、前記基地局から受信されたデータを用いてOLPC(Outer Loop Power Control)を遂行する段階と、
をさらに有することを特徴とす請求項1記載の方法。 - 複合自動再伝送要求(HARQ)方式を用いてパケットの再伝送が可能な移動通信システムにおけるアップリンクチャンネルを通じてパケットデータを伝送する基地局装置であって、
端末からパケットデータユニット(PDU)を受信する受信部と、
前記基地局が前記PDUに対する再伝送回数を示す再伝送番号(RSN)を成功的に受信したか否かを判定し、前記基地局が前記PDUのRSNを成功的に受信しなかった場合に、前記RSNを前記PDUの再伝送回数を知らないことを示す特定値に設定するRSN誤り検出器と、
前記特定値に設定されたRSNを前記PDUと共にサービング無線網制御器(SRNC)に伝送する送信部と、
を含むことを特徴とする基地局装置。 - 前記RSN誤り検出部は、前記PDUのRSNが最大値に設定された場合に、前記PDUのRSNを成功的に受信しなかったと判定することを特徴とする請求項9記載の基地局装置。
- 前記RSN誤り検出部は、前記端末から受信されたPDUを復号し、前記復号されたPDUに対するRSNが正確に復元されたか否かを判定し、前記RSNが正確に復元されなかった場合に、前記RSNを成功的に受信しなかったと判定することを特徴とする請求項9記載の基地局装置。
- 前記RSN誤り検出部は、前記4ビットの前記RSNを‘1111’の2進数に設定することを特徴とする請求項9記載の基地局装置。
- 前記RSNは多数のビットを有し、前記RSN誤り検出部は、前記RSNのビットの中で、特定ビットを前記PDUの再伝送回数を知らないことを示す値に設定し、前記特定ビットを除いた他のビットを前記PDUの再伝送回数を示す値に設定することを特徴とする請求項9記載の基地局装置。
- 前記RSN誤り検出部は、前記RSNの4ビットの中で、最上位の1ビットを前記PDUの再伝送回数を知らないことを示す値に設定し、最下位の3ビットを前記PDUの再伝送回数を示す値に設定することを特徴とする請求項13記載の基地局装置。
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