JP2004280547A - 個人識別装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被識別者にとっての利便性を向上させることが可能な個人識別装置を提供すること。
【解決手段】目の虹彩データにより個人の識別を行う個人識別装置であって、携帯端末と接続する携帯入力部1と、接続された携帯端末の撮像素子により撮像された被識別者の目の画像データから虹彩データを生成する虹彩処理部2と、生成された虹彩データと、予め記憶されている前記被識別者の虹彩データとを比較して被識別者の識別を行う識別部4とを備える
【選択図】 図1
【解決手段】目の虹彩データにより個人の識別を行う個人識別装置であって、携帯端末と接続する携帯入力部1と、接続された携帯端末の撮像素子により撮像された被識別者の目の画像データから虹彩データを生成する虹彩処理部2と、生成された虹彩データと、予め記憶されている前記被識別者の虹彩データとを比較して被識別者の識別を行う識別部4とを備える
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目の虹彩データを利用することにより、個人の識別を行う個人識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動取引システムや入退室管理システム等における個人の認証及びコンピュータや携帯電話等における利用者の確認のために、利用者の目を撮像して得られる虹彩データを利用して個人の識別を行う個人識別装置が知られている。図7は、個人識別装置を自動取引システムに適用した一例である。
【0003】
自動取引システム100は、個人識別装置70とそれに接続された自動取引装置80を備えて構成される。個人識別装置70では、近接センサ10により接近者を感知すると、可動式広角カメラ31がその接近者を撮影する。人物画像分析部33は、可動式広角カメラ31で撮影した画像を分析して接近者の目の位置情報を取得すると共に、接近者が可動式広角カメラ31の画界の中央に立っているか否かを判断する。判断の結果、接近者が中央に立っていない場合は、広角カメラ制御部32が、可動式広角カメラ31の画界の中央に接近者が位置するように可動式広角カメラ31を移動させる。ここで、可動式広角カメラ31が移動できない状態にあれば、接近者に対し、可動式広角カメラ31の画界の中央に移動するようスピーカ20を介して指示する。
【0004】
望遠カメラ制御部42は、人物画像分析部33で取得した目の位置情報に基づいて望遠カメラ41を接近者の目の位置にフォーカスし、望遠カメラ41により目の画像データを取得する。目画像分析部43は、望遠カメラ41から取得した目の画像データからアイリスパターンを抽出する。アイリス照合部50は、目画像分析部43で抽出したアイリスパターンと予め登録してあるアイリスパターンとの照合を行い、両者が一致した場合に、制御部60に制御信号を入力する。制御部60は、各部を制御すると共に、アイリス照合部50からの制御信号を受けると、自動取引装置80を接近者に対して利用可能にする(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−137223号公報(第5頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の個人識別装置では、目の画像データを取得するための撮像手段である広角カメラが大人の目の高さ付近に設置してあり、子供などの背の低い人や車椅子に乗っている人などにとっては、目の撮像を行うことが困難であり、装置の利便性が悪いという問題点がある。この問題点は、大人の目の高さ付近に設置してある撮像手段を低い位置まで移動させるような制御を行うか、若しくは、低い位置に別の個人識別装置を設置することで解決できるが、これでは、装置の構成や制御が複雑になると共に、コストも増大してしまう。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被識別者にとっての利便性を向上させることが可能な個人識別装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の個人識別装置は、目の虹彩データにより個人の識別を行う個人識別装置であって、携帯端末と通信可能に接続する接続手段と、前記接続された携帯端末の撮像素子により撮像された被識別者の目の画像データから虹彩データを生成する虹彩データ生成手段と、前記生成された虹彩データと、予め記憶されている前記被識別者の虹彩データとを比較して前記被識別者の識別を行う識別手段とを備える。
【0009】
この構成により、例えば、被識別者が個人識別装置に携帯端末を接続し、自身の手元で携帯端末を操作して目を撮像することで、個人識別装置が該撮像後の目の画像データから虹彩データを生成して識別を行うため、背の高い人や低い人及び車椅子に乗っている人等でも、携帯端末を手元で操作するという簡単な操作で自身の識別をしてもらうことができ、利便性を向上させることができる。
【0010】
また、本発明の個人識別装置は、前記個人識別装置に搭載された撮像手段により撮像された前記被識別者の目の画像データと、前記携帯端末により撮像された前記被識別者の目の画像データとのいずれかを選択して、前記虹彩データ生成手段に供給する手段を備える。
【0011】
この構成により、被識別者の識別に用いる目の画像データを、個人識別装置に搭載された撮像手段により撮像して得られるものと、携帯端末の操作により撮像して得られるものとのいずれかに切替えることができるため、例えば、携帯端末を所有していない被識別者は撮像手段で目を撮像することが可能となり、被識別者に応じて装置の利用形態を変更することができ、利便性を向上させることができる。
【0012】
また、本発明の個人識別装置は、前記被識別者の目付近に光を照明する手段を備える。
【0013】
この構成により、携帯端末又は撮像手段によって被識別者の目を撮像する際、その目付近に光を照らすことで、撮像によって得られる目の画像データが高精度となり、識別に要する時間を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る個人識別装置の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。本実施形態に係る個人識別装置は、例えば、電子取引システムなどに組み込まれて、その利用者の識別を行うものである。
【0015】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図である。個人識別装置は、携帯入力部1と、虹彩処理部2と、虹彩データ記憶部3と、識別部4と、表示部5とを備えて構成される。
【0016】
携帯入力部1は、インタフェース用のケーブルや無線通信手段などから構成され、CMOSやCCDなどの撮像素子を搭載する携帯電話機、PHS、及びデジタルカメラなどの携帯端末と接続された状態で、携帯端末の撮像素子により撮像された被識別者の目の画像データを、該携帯端末から取得して入力する。虹彩処理部2は、論理回路またはソフトウェアから構成され、携帯入力部1から入力された目の画像データをアナログ/ディジタル変換した後、オートフォーカス処理、目の座標抽出処理、虹彩データの抽出処理、虹彩データのコード化処理等を行うことにより、被識別者の目の虹彩データを生成する。
【0017】
虹彩データ記憶部3は、被識別者の虹彩データを予め記憶しておくための、例えば半導体メモリなどから構成される。なお、この虹彩データ記憶部3は、個人識別装置に接続可能なパーソナルコンピュータやワークステーション等に内蔵又は接続される外部の記憶装置であってもよい。
【0018】
識別部4は、虹彩処理部2において生成された虹彩データと、虹彩データ記憶部3に記憶されている被識別者の虹彩データとの比較を行って、被識別者が本人であるかどうか識別する。表示部5は、CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置から構成され、携帯端末により撮像された被識別者の目の画像を表示したり、識別部4において得られた識別結果を表示して被識別者に報知したりする。
【0019】
次に、上記のように構成された個人識別装置の動作について説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0020】
まず、被識別者が、自身の所有する携帯端末を携帯入力部1に接続し、携帯端末の撮像素子により自身の目を撮像すると、この撮像によって得られた目の画像データが携帯入力部1に入力される(S21)。このとき、被識別者が撮像した目の画像を表示部5に表示することも可能である。
【0021】
個人識別装置は、携帯入力部1から入力された目の画像データから虹彩データを生成し(S22)、生成した虹彩データと、虹彩データ記憶部3に予め記憶されている被識別者の虹彩データとを比較する。比較の結果、両者が一致した場合(S23:YES)、被識別者が本人であると識別し、表示部5に、例えば「認証OK」の表示を行う(S24)。一方、両者が一致しなかった場合(S23:NO)、被識別者が本人ではないと識別して、表示部5に、例えば「認証NG」の表示を行う(S25)。
【0022】
なお、本実施形態では、被識別者の虹彩データを予め虹彩データ記憶部3に記憶している構成としたが、虹彩処理部2と虹彩データ記憶部3とを接続し、被識別者が新規の利用者である場合に、虹彩処理部2で生成した虹彩データを、虹彩データ記憶部3に新たに記憶するようにしてもよい。このようにすることで、利用者登録等もこの個人識別装置で行うことができる。
【0023】
以上のように、本実施形態の個人識別装置によれば、携帯入力部1に接続した携帯端末によって撮像された被識別者の目の画像データを用いて、その被識別者の識別を行うため、子供などの背の低い人や車椅子に乗った人などでも、自身の手元で目を撮像することが可能となり、困難な作業を伴うことなく識別をしてもらうことができ、被識別者にとって利用しやすい装置を実現できる。
【0024】
また、本実施形態の個人識別装置によれば、被識別者が、自身の持つ携帯端末によって目を撮像するため、個人識別装置側に固定されたカメラ等によって目を撮像してもらう場合のように、目の撮像位置の制約をなくすことができ、被識別者にとって利用しやすい装置を実現できる。
【0025】
また、本実施形態の個人識別装置によれば、被識別者の目の画像データを得るための手段として携帯端末を利用するため、個人識別装置側に被識別者の目を撮像するための手段を設ける必要がなく、装置の製造コストやランニングコスト等を削減することができる。
【0026】
(第2実施形態)
図3は、本実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る個人識別装置は、図1に示した構成に、固定カメラ6、入力方法指定部7、及び制御部8を加えたものである。図1と同一の構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
【0027】
固定カメラ6は、個人識別装置の前に立つ大人のほぼ顔の位置に固定して設置された撮像装置であり、例えばCCDやCMOS等の撮像素子を内蔵して構成され、被識別者が大人の場合には最適な位置で目の撮像を行う。固定カメラ6で撮像して得られた被識別者の目の画像データは、制御部8を介して虹彩処理部2に入力され、その画像データから虹彩データが生成される。
【0028】
入力方法指定部7は、モニタ、マイク、マウス、及び音声処理回路などで構成され、携帯入力部1を介して目の画像データを虹彩処理部2に入力するか、固定カメラ6を介して目の画像データを虹彩処理部2に入力するかの入力方法を指定する機能を有し、モニタ上に表示された目の画像データの入力方法を、被識別者が音声を発したり、マウスを操作したりすることで制御部8に指示する。制御部8は、入力方法指定部7で指定された入力方法によって入力される目の画像データを虹彩処理部2に供給する。
【0029】
次に、上記のように構成された個人識別装置の動作について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。図2と同様のフローには同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
被識別者により、目の画像データを携帯端末で撮像して入力する方法が指定されると(S41)、次に、被識別者により、携帯端末が携帯入力部1に接続され、目の撮像が行われ、被識別者の目の画像データが携帯入力部1から入力される(S42)。個人識別装置は、携帯入力部1から入力された被識別者の目の画像データを虹彩処理部2に供給し(S43)、その後、S22以降の処理を行う。
【0031】
一方、被識別者により、目の画像データを固定カメラ6で撮像して入力する方法が指定されると(S44)、個人識別装置は、固定カメラ6により被識別者の目を撮像し(S45)、得られた目の画像データを虹彩処理部2に供給し(S46)、その後、S22以降の処理を行う。
【0032】
以上のように、本実施形態の個人識別装置によれば、被識別者が、携帯入力部1と固定カメラ6のいずれを用いて自身の目の画像データを入力するかを入力方法指定部7により指定することで、例えば、被識別者が大人であれば固定カメラ6を用いて目の画像を撮像し、子供などの背の低い人や車椅子に乗った人であれば、携帯端末を利用して手元で目の画像を撮像して目の画像データを入力して、自身を識別してもらうことが可能となる。したがって、被識別者に応じて装置の利用形態を変更でき、個人識別装置の利便性が向上する。
【0033】
(第3実施形態)
図5は、本実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る個人識別装置は、図3に示した構成に、携帯用測距センサ9と、携帯用照明部10と、固定カメラ用測距センサ11と、固定カメラ用照明部12とを加えたものである。図3と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する。
【0034】
携帯用測距センサ9は、対象物に赤外線を照射し、その反射光の光量によって対象物との距離を計測する反射光式測距センサなどであり、携帯入力部1とほぼ同じ位置に設置され、入力方法指定部7により携帯入力部1が指定されると、制御部8からの制御により被識別者と携帯入力部1との距離を計測する。
【0035】
携帯用照明部10は、例えば、近赤外光を放射するLEDなどで構成されて、携帯入力部1とほぼ同じ位置に設置され、携帯用測距センサ9により計測された被識別者までの距離に応じて、制御部8の制御によって光量制御を行い、被識別者の目の付近に光を照明する。
【0036】
固定カメラ用測距センサ11は、対象物に赤外線を照射し、その反射光の光量によって対象物との距離を計測する反射光式測距センサなどであり、固定カメラ6とほぼ同じ位置に設置され、入力方法指定部7により固定カメラ6が指定されると、制御部8からの制御により被識別者と固定カメラ6との距離を計測する。
【0037】
固定カメラ用照明部12は、例えば、近赤外光を放射するLEDなどで構成されて、固定カメラ6とほぼ同じ位置に設置され、固定カメラ用測距センサ11により計測された被識別者までの距離に応じて、制御部8の制御によって光量制御を行い、被識別者の目の付近に光を照明する。
【0038】
次に、上記のように構成された個人識別装置の動作について説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。図4と同様のフローには同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
S41で、被識別者の目の画像データの入力方法として携帯入力部1を用いた入力方法が指定されると、個人識別装置は、携帯入力部1と被識別者との距離を測定し(S61)、測定した距離に基づいて被識別者の目付近に光を照明し(S62)。その後、被識別者の携帯端末により目の撮像が行われ、撮像後の目の画像データが携帯入力部1から入力される(S42)と、個人識別装置はS43以降の処理を行う。
【0040】
一方、S44で、被識別者の目の画像データの入力方法として固定カメラ6を用いた入力方法が指定されると、個人識別装置は、固定カメラ6と被識別者との距離を測定し(S63)、測定した距離に基づいて被識別者の目付近に光を照明し(S64)、被識別者の目を撮像する(S45)。その後は、固定カメラ6で撮像して得られた被識別者の目の画像データを用いてS45以降の処理を行う。
【0041】
以上のように、本実施形態の個人識別装置によれば、被識別者により、携帯入力部1を介して目の画像データを入力する方法が指定されると、被識別者の目付近に光を照明するため、被識別者が撮像した目の画像が鮮明なものとなり、虹彩処理部2で生成される虹彩データの精度が向上する。したがって、被識別者の識別にかかる時間を短縮することができ、被識別者にとっての利便性を向上させることができる。
【0042】
一方で、被識別者により、固定カメラ部6を介して目の画像データを入力する方法が指定された場合も、被識別者の目付近に光を照明するため、固定カメラ6により撮像した目の画像が鮮明なものとなり、虹彩処理部2で生成される虹彩データの精度が向上する。したがって、被識別者の識別にかかる時間を短縮することができ、被識別者にとっての利便性を向上させることができる。
【0043】
なお、本実施形態では、携帯用測距センサ9又は固定カメラ用測距センサ11によって計測した距離情報を制御部8に転送し、それぞれ携帯用照明部10又は固定カメラ用照明部12の発光光量を制御する構成としたが、携帯用測距センサ9と携帯用照明部10とを接続し、固定カメラ用測距センサ11と固定カメラ用照明部12とを接続して、制御部8を介さずに発光光量を制御することも可能である。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、被識別者にとっての利便性を向上させることが可能な個人識別装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】本発明の第2実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明の第3実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第3実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】従来技術による個人識別装置を含む自動取引システムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 携帯入力部
2 虹彩処理部
3 虹彩データ記憶部
4 識別部
5 表示部
6 固定カメラ
7 入力方法指定部
8 制御部
9 携帯用測距センサ
10 携帯用照明部
11 固定カメラ用測距センサ
12 固定カメラ用照明部
【発明の属する技術分野】
本発明は、目の虹彩データを利用することにより、個人の識別を行う個人識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動取引システムや入退室管理システム等における個人の認証及びコンピュータや携帯電話等における利用者の確認のために、利用者の目を撮像して得られる虹彩データを利用して個人の識別を行う個人識別装置が知られている。図7は、個人識別装置を自動取引システムに適用した一例である。
【0003】
自動取引システム100は、個人識別装置70とそれに接続された自動取引装置80を備えて構成される。個人識別装置70では、近接センサ10により接近者を感知すると、可動式広角カメラ31がその接近者を撮影する。人物画像分析部33は、可動式広角カメラ31で撮影した画像を分析して接近者の目の位置情報を取得すると共に、接近者が可動式広角カメラ31の画界の中央に立っているか否かを判断する。判断の結果、接近者が中央に立っていない場合は、広角カメラ制御部32が、可動式広角カメラ31の画界の中央に接近者が位置するように可動式広角カメラ31を移動させる。ここで、可動式広角カメラ31が移動できない状態にあれば、接近者に対し、可動式広角カメラ31の画界の中央に移動するようスピーカ20を介して指示する。
【0004】
望遠カメラ制御部42は、人物画像分析部33で取得した目の位置情報に基づいて望遠カメラ41を接近者の目の位置にフォーカスし、望遠カメラ41により目の画像データを取得する。目画像分析部43は、望遠カメラ41から取得した目の画像データからアイリスパターンを抽出する。アイリス照合部50は、目画像分析部43で抽出したアイリスパターンと予め登録してあるアイリスパターンとの照合を行い、両者が一致した場合に、制御部60に制御信号を入力する。制御部60は、各部を制御すると共に、アイリス照合部50からの制御信号を受けると、自動取引装置80を接近者に対して利用可能にする(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−137223号公報(第5頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の個人識別装置では、目の画像データを取得するための撮像手段である広角カメラが大人の目の高さ付近に設置してあり、子供などの背の低い人や車椅子に乗っている人などにとっては、目の撮像を行うことが困難であり、装置の利便性が悪いという問題点がある。この問題点は、大人の目の高さ付近に設置してある撮像手段を低い位置まで移動させるような制御を行うか、若しくは、低い位置に別の個人識別装置を設置することで解決できるが、これでは、装置の構成や制御が複雑になると共に、コストも増大してしまう。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、被識別者にとっての利便性を向上させることが可能な個人識別装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の個人識別装置は、目の虹彩データにより個人の識別を行う個人識別装置であって、携帯端末と通信可能に接続する接続手段と、前記接続された携帯端末の撮像素子により撮像された被識別者の目の画像データから虹彩データを生成する虹彩データ生成手段と、前記生成された虹彩データと、予め記憶されている前記被識別者の虹彩データとを比較して前記被識別者の識別を行う識別手段とを備える。
【0009】
この構成により、例えば、被識別者が個人識別装置に携帯端末を接続し、自身の手元で携帯端末を操作して目を撮像することで、個人識別装置が該撮像後の目の画像データから虹彩データを生成して識別を行うため、背の高い人や低い人及び車椅子に乗っている人等でも、携帯端末を手元で操作するという簡単な操作で自身の識別をしてもらうことができ、利便性を向上させることができる。
【0010】
また、本発明の個人識別装置は、前記個人識別装置に搭載された撮像手段により撮像された前記被識別者の目の画像データと、前記携帯端末により撮像された前記被識別者の目の画像データとのいずれかを選択して、前記虹彩データ生成手段に供給する手段を備える。
【0011】
この構成により、被識別者の識別に用いる目の画像データを、個人識別装置に搭載された撮像手段により撮像して得られるものと、携帯端末の操作により撮像して得られるものとのいずれかに切替えることができるため、例えば、携帯端末を所有していない被識別者は撮像手段で目を撮像することが可能となり、被識別者に応じて装置の利用形態を変更することができ、利便性を向上させることができる。
【0012】
また、本発明の個人識別装置は、前記被識別者の目付近に光を照明する手段を備える。
【0013】
この構成により、携帯端末又は撮像手段によって被識別者の目を撮像する際、その目付近に光を照らすことで、撮像によって得られる目の画像データが高精度となり、識別に要する時間を短縮することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る個人識別装置の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。本実施形態に係る個人識別装置は、例えば、電子取引システムなどに組み込まれて、その利用者の識別を行うものである。
【0015】
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図である。個人識別装置は、携帯入力部1と、虹彩処理部2と、虹彩データ記憶部3と、識別部4と、表示部5とを備えて構成される。
【0016】
携帯入力部1は、インタフェース用のケーブルや無線通信手段などから構成され、CMOSやCCDなどの撮像素子を搭載する携帯電話機、PHS、及びデジタルカメラなどの携帯端末と接続された状態で、携帯端末の撮像素子により撮像された被識別者の目の画像データを、該携帯端末から取得して入力する。虹彩処理部2は、論理回路またはソフトウェアから構成され、携帯入力部1から入力された目の画像データをアナログ/ディジタル変換した後、オートフォーカス処理、目の座標抽出処理、虹彩データの抽出処理、虹彩データのコード化処理等を行うことにより、被識別者の目の虹彩データを生成する。
【0017】
虹彩データ記憶部3は、被識別者の虹彩データを予め記憶しておくための、例えば半導体メモリなどから構成される。なお、この虹彩データ記憶部3は、個人識別装置に接続可能なパーソナルコンピュータやワークステーション等に内蔵又は接続される外部の記憶装置であってもよい。
【0018】
識別部4は、虹彩処理部2において生成された虹彩データと、虹彩データ記憶部3に記憶されている被識別者の虹彩データとの比較を行って、被識別者が本人であるかどうか識別する。表示部5は、CRTや液晶ディスプレイ等の表示装置から構成され、携帯端末により撮像された被識別者の目の画像を表示したり、識別部4において得られた識別結果を表示して被識別者に報知したりする。
【0019】
次に、上記のように構成された個人識別装置の動作について説明する。図2は、本発明の第1実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0020】
まず、被識別者が、自身の所有する携帯端末を携帯入力部1に接続し、携帯端末の撮像素子により自身の目を撮像すると、この撮像によって得られた目の画像データが携帯入力部1に入力される(S21)。このとき、被識別者が撮像した目の画像を表示部5に表示することも可能である。
【0021】
個人識別装置は、携帯入力部1から入力された目の画像データから虹彩データを生成し(S22)、生成した虹彩データと、虹彩データ記憶部3に予め記憶されている被識別者の虹彩データとを比較する。比較の結果、両者が一致した場合(S23:YES)、被識別者が本人であると識別し、表示部5に、例えば「認証OK」の表示を行う(S24)。一方、両者が一致しなかった場合(S23:NO)、被識別者が本人ではないと識別して、表示部5に、例えば「認証NG」の表示を行う(S25)。
【0022】
なお、本実施形態では、被識別者の虹彩データを予め虹彩データ記憶部3に記憶している構成としたが、虹彩処理部2と虹彩データ記憶部3とを接続し、被識別者が新規の利用者である場合に、虹彩処理部2で生成した虹彩データを、虹彩データ記憶部3に新たに記憶するようにしてもよい。このようにすることで、利用者登録等もこの個人識別装置で行うことができる。
【0023】
以上のように、本実施形態の個人識別装置によれば、携帯入力部1に接続した携帯端末によって撮像された被識別者の目の画像データを用いて、その被識別者の識別を行うため、子供などの背の低い人や車椅子に乗った人などでも、自身の手元で目を撮像することが可能となり、困難な作業を伴うことなく識別をしてもらうことができ、被識別者にとって利用しやすい装置を実現できる。
【0024】
また、本実施形態の個人識別装置によれば、被識別者が、自身の持つ携帯端末によって目を撮像するため、個人識別装置側に固定されたカメラ等によって目を撮像してもらう場合のように、目の撮像位置の制約をなくすことができ、被識別者にとって利用しやすい装置を実現できる。
【0025】
また、本実施形態の個人識別装置によれば、被識別者の目の画像データを得るための手段として携帯端末を利用するため、個人識別装置側に被識別者の目を撮像するための手段を設ける必要がなく、装置の製造コストやランニングコスト等を削減することができる。
【0026】
(第2実施形態)
図3は、本実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る個人識別装置は、図1に示した構成に、固定カメラ6、入力方法指定部7、及び制御部8を加えたものである。図1と同一の構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
【0027】
固定カメラ6は、個人識別装置の前に立つ大人のほぼ顔の位置に固定して設置された撮像装置であり、例えばCCDやCMOS等の撮像素子を内蔵して構成され、被識別者が大人の場合には最適な位置で目の撮像を行う。固定カメラ6で撮像して得られた被識別者の目の画像データは、制御部8を介して虹彩処理部2に入力され、その画像データから虹彩データが生成される。
【0028】
入力方法指定部7は、モニタ、マイク、マウス、及び音声処理回路などで構成され、携帯入力部1を介して目の画像データを虹彩処理部2に入力するか、固定カメラ6を介して目の画像データを虹彩処理部2に入力するかの入力方法を指定する機能を有し、モニタ上に表示された目の画像データの入力方法を、被識別者が音声を発したり、マウスを操作したりすることで制御部8に指示する。制御部8は、入力方法指定部7で指定された入力方法によって入力される目の画像データを虹彩処理部2に供給する。
【0029】
次に、上記のように構成された個人識別装置の動作について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。図2と同様のフローには同一符号を付して説明を省略する。
【0030】
被識別者により、目の画像データを携帯端末で撮像して入力する方法が指定されると(S41)、次に、被識別者により、携帯端末が携帯入力部1に接続され、目の撮像が行われ、被識別者の目の画像データが携帯入力部1から入力される(S42)。個人識別装置は、携帯入力部1から入力された被識別者の目の画像データを虹彩処理部2に供給し(S43)、その後、S22以降の処理を行う。
【0031】
一方、被識別者により、目の画像データを固定カメラ6で撮像して入力する方法が指定されると(S44)、個人識別装置は、固定カメラ6により被識別者の目を撮像し(S45)、得られた目の画像データを虹彩処理部2に供給し(S46)、その後、S22以降の処理を行う。
【0032】
以上のように、本実施形態の個人識別装置によれば、被識別者が、携帯入力部1と固定カメラ6のいずれを用いて自身の目の画像データを入力するかを入力方法指定部7により指定することで、例えば、被識別者が大人であれば固定カメラ6を用いて目の画像を撮像し、子供などの背の低い人や車椅子に乗った人であれば、携帯端末を利用して手元で目の画像を撮像して目の画像データを入力して、自身を識別してもらうことが可能となる。したがって、被識別者に応じて装置の利用形態を変更でき、個人識別装置の利便性が向上する。
【0033】
(第3実施形態)
図5は、本実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る個人識別装置は、図3に示した構成に、携帯用測距センサ9と、携帯用照明部10と、固定カメラ用測距センサ11と、固定カメラ用照明部12とを加えたものである。図3と同様の構成には同一符号を付して説明を省略する。
【0034】
携帯用測距センサ9は、対象物に赤外線を照射し、その反射光の光量によって対象物との距離を計測する反射光式測距センサなどであり、携帯入力部1とほぼ同じ位置に設置され、入力方法指定部7により携帯入力部1が指定されると、制御部8からの制御により被識別者と携帯入力部1との距離を計測する。
【0035】
携帯用照明部10は、例えば、近赤外光を放射するLEDなどで構成されて、携帯入力部1とほぼ同じ位置に設置され、携帯用測距センサ9により計測された被識別者までの距離に応じて、制御部8の制御によって光量制御を行い、被識別者の目の付近に光を照明する。
【0036】
固定カメラ用測距センサ11は、対象物に赤外線を照射し、その反射光の光量によって対象物との距離を計測する反射光式測距センサなどであり、固定カメラ6とほぼ同じ位置に設置され、入力方法指定部7により固定カメラ6が指定されると、制御部8からの制御により被識別者と固定カメラ6との距離を計測する。
【0037】
固定カメラ用照明部12は、例えば、近赤外光を放射するLEDなどで構成されて、固定カメラ6とほぼ同じ位置に設置され、固定カメラ用測距センサ11により計測された被識別者までの距離に応じて、制御部8の制御によって光量制御を行い、被識別者の目の付近に光を照明する。
【0038】
次に、上記のように構成された個人識別装置の動作について説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャートである。図4と同様のフローには同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
S41で、被識別者の目の画像データの入力方法として携帯入力部1を用いた入力方法が指定されると、個人識別装置は、携帯入力部1と被識別者との距離を測定し(S61)、測定した距離に基づいて被識別者の目付近に光を照明し(S62)。その後、被識別者の携帯端末により目の撮像が行われ、撮像後の目の画像データが携帯入力部1から入力される(S42)と、個人識別装置はS43以降の処理を行う。
【0040】
一方、S44で、被識別者の目の画像データの入力方法として固定カメラ6を用いた入力方法が指定されると、個人識別装置は、固定カメラ6と被識別者との距離を測定し(S63)、測定した距離に基づいて被識別者の目付近に光を照明し(S64)、被識別者の目を撮像する(S45)。その後は、固定カメラ6で撮像して得られた被識別者の目の画像データを用いてS45以降の処理を行う。
【0041】
以上のように、本実施形態の個人識別装置によれば、被識別者により、携帯入力部1を介して目の画像データを入力する方法が指定されると、被識別者の目付近に光を照明するため、被識別者が撮像した目の画像が鮮明なものとなり、虹彩処理部2で生成される虹彩データの精度が向上する。したがって、被識別者の識別にかかる時間を短縮することができ、被識別者にとっての利便性を向上させることができる。
【0042】
一方で、被識別者により、固定カメラ部6を介して目の画像データを入力する方法が指定された場合も、被識別者の目付近に光を照明するため、固定カメラ6により撮像した目の画像が鮮明なものとなり、虹彩処理部2で生成される虹彩データの精度が向上する。したがって、被識別者の識別にかかる時間を短縮することができ、被識別者にとっての利便性を向上させることができる。
【0043】
なお、本実施形態では、携帯用測距センサ9又は固定カメラ用測距センサ11によって計測した距離情報を制御部8に転送し、それぞれ携帯用照明部10又は固定カメラ用照明部12の発光光量を制御する構成としたが、携帯用測距センサ9と携帯用照明部10とを接続し、固定カメラ用測距センサ11と固定カメラ用照明部12とを接続して、制御部8を介さずに発光光量を制御することも可能である。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、被識別者にとっての利便性を向上させることが可能な個人識別装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図3】本発明の第2実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明の第3実施形態に係る個人識別装置の構成を示すブロック図。
【図6】本発明の第3実施形態に係る個人識別装置の動作を説明するためのフローチャート。
【図7】従来技術による個人識別装置を含む自動取引システムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 携帯入力部
2 虹彩処理部
3 虹彩データ記憶部
4 識別部
5 表示部
6 固定カメラ
7 入力方法指定部
8 制御部
9 携帯用測距センサ
10 携帯用照明部
11 固定カメラ用測距センサ
12 固定カメラ用照明部
Claims (3)
- 目の虹彩データにより個人の識別を行う個人識別装置であって、
携帯端末と通信可能に接続する接続手段と、
前記接続された携帯端末の撮像素子により撮像された被識別者の目の画像データから虹彩データを生成する虹彩データ生成手段と、
前記生成された虹彩データと、予め記憶されている前記被識別者の虹彩データとを比較して前記被識別者の識別を行う識別手段とを備える個人識別装置。 - 請求項1記載の個人識別装置であって、
前記個人識別装置に搭載された撮像手段により撮像された前記被識別者の目の画像データと、前記携帯端末により撮像された前記被識別者の目の画像データとのいずれかを選択して、前記虹彩データ生成手段に供給する手段を備える個人識別装置。 - 請求項1又は2記載の個人識別装置であって、
前記被識別者の目付近に光を照明する手段を備える個人識別装置。
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