JP2004280074A - 電子線記録装置及び電子線照射位置検出方法 - Google Patents

電子線記録装置及び電子線照射位置検出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004280074A
JP2004280074A JP2004028327A JP2004028327A JP2004280074A JP 2004280074 A JP2004280074 A JP 2004280074A JP 2004028327 A JP2004028327 A JP 2004028327A JP 2004028327 A JP2004028327 A JP 2004028327A JP 2004280074 A JP2004280074 A JP 2004280074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
master
irradiation position
electron
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004028327A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4440663B2 (ja
Inventor
Masahiko Tsukuda
雅彦 佃
Shinya Abe
伸也 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2004028327A priority Critical patent/JP4440663B2/ja
Publication of JP2004280074A publication Critical patent/JP2004280074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4440663B2 publication Critical patent/JP4440663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Electron Sources, Ion Sources (AREA)

Abstract

【課題】 電子線記録装置では、装置周辺の磁場の変動や、装置の機械的振動、音響ノイズ、電気的なノイズなどの影響を大きく受け、原盤に対する電子線照射位置が変動する。この変動量を原盤記録中に検出することは非常に困難である。
【解決手段】 電子線記録装置は、情報記録媒体の原盤に電子線を照射させる電子光学系と、電子光学系で電子線を原盤に照射しながら、電子光学系内の電子線の照射位置を検出する電子線照射位置検出部とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に、電子線記録装置及び電子線位置検出方法に関し、特に光ディスクなどの情報記録媒体の原盤上に螺旋状に信号を精度良く記録する電子線記録装置及び電子線位置検出方法に関する。
一般的に、光ディスクの製造は、レーザや電子線などを光源とした光ディスク原盤記録装置を使用し、フォトレジストが塗布された原盤を露光し、現像することによって表面に情報ピットや溝などの凹凸パターンが形成された光ディスク原盤を作製する工程と、光ディスク原盤から凹凸パターンを転写したスタンパと呼ばれる金属金型を作製する工程と、スタンパを使用して樹脂製の成形基板を作製する工程と、成形基板に記録膜や反射膜などを成膜し、貼りあわせる工程を含む。
電子線を用いて光ディスク原盤を作製する時、露光に使用する電子線記録装置は一般的に次のように構成されている。図15は、従来の電子線記録装置の構成を示す。従来の電子線記録装置は、電子線1120を発生させる電子線源1101と、放出された電子線1120をレジスト原盤1109に収束させ、入力される情報信号に応じてレジスト原盤1109上に情報パターンを記録するための電子光学系1102とを備え、電子線源1101と電子光学系1102は真空槽1113内に収納されている。
電子線源1101は、電流を流すことで電子を放出させるフィラメントや、放出された電子を閉じ込める電極、電子線1120を引き出し、加速する電極などから構成されており、電子を一点から放出する構造となっている。
また、電子光学系1102は、電子線1120を収束させるレンズ1103、電子線1120のビーム径を決定するアパーチャ1104、入力される情報信号に応じて電子線1120を、夫々、直交する方向に偏向させる電極1105及び1106、電極1105で曲げられた電子線1120を遮蔽する遮蔽板1107、レジスト原盤1109表面に電子線1120を収束させるレンズ1108を含む。
更に、レジスト原盤1109は、回転ステージ1110上に保持されており、水平移動ステージ1111によって、回転ステージ1110と共に水平移動できるようになっている。原盤1109を回転ステージ1110で回転させながら、水平移動ステージ1111で水平移動させると、電子線1120を原盤1109に螺旋状に照射することが可能となり、光ディスクの情報信号を原盤1109に螺旋状に記録することができる。
その上、原盤1109の表面と略同じ高さに焦点調整用グリッド1112が設けられている。焦点調整用グリッド1112は、レンズ1108が原盤1109の表面に電子線1120を収束させるように、レンズ1108の焦点位置を調整するために設けられているもので、電子線1120を焦点調整用グリッド1112上に照射し、焦点調整用グリッド1112で反射される電子や、放出される2次電子などを検出器で検出することによって、グリッド像をモニタし、像の見え方によって、レンズ1108の焦点位置を調整することができる。
電極1105は、電子線1120を水平移動ステージ1109の送り方向と略垂直方向に曲げるように設けられており、電極1105に入力される信号に応じて、電子線1120を遮蔽板1107側に曲げることによって、電子線1120を原盤1109に照射するか否かを選択することができ、情報ピットパターンなどを原盤1109に記録することができるようになっている。
また、電極1106は、電極1105に対して略垂直方向に、即ち、水平移動ステージ1111の送り方向と略同じ方向に電子線1120を曲げるように設けられており、電極1106に入力される信号に応じて、電子線1120を水平移動ステージ1111の送り方向と略同じ方向に曲げることができる。水平移動ステージ1111の送り方向は、記録される原盤1109の半径方向に相当し、電極1106に入力する信号によって、光ディスクのトラックピッチの変動などを補正することが可能となる。
光ディスクなどでは、記録される情報信号ピットのトラックピッチを精度良く記録することが必要であり、水平移動ステージ1111の送り量や、回転ステージ1110の非同期振れ、又は電子線1120の照射位置の変動などを精度良く制御することが必要となる。例えば、特許文献1に開示されているように、水平移動ステージ1111の送り量などは、レーザ測長などによって、そのずれ量を検出すると共に解消するように電極1106を駆動させることが可能である。
特開2002−141012号公報
従来の電子線記録装置の場合、水平移動ステージ1111の送り量や、回転ステージ1110の非同期振れなどの機械精度は補正できたとしても、電子線1120そのものの位置が変動する可能性が非常に高く、その補正が非常に重要となる。電子線1120の位置の変動は、電子線1120が、装置周辺の磁場の変動と、装置の機械的振動、音響ノイズ及び電気的なノイズなどの影響を大きく受けることに起因している。
電子線源1101や、電子光学系1102などは、一般的に真空槽1113内に収納されているので、その真空槽1113内で、加速、収束される電子線1120の位置の変動を検出することは非常に困難である。また、記録に用いられる電子線1120を、原盤1109とは異なる検出対象(例えば、焦点調整用グリッド1112)に照射し、その像の検出器の信号を用いて、電子線1120の照射位置変動などを検出する方法が考えられるが、この方法は、信号を原盤1109に対して記録を行っている時は使用することができない。よって、この方法でも、信号を原盤1109に対して記録を行っている時の電子線1120の位置変動を検出及び補正することは非常に困難である。
本発明は、従来技術の上記問題点を解決するためになされたもので、情報記録媒体の原盤に記録中の電子線照射位置の変動を検出し、補正することによって、情報記録媒体のトラックピッチ精度を高めることを目的とする。
この目的のために、本発明は、電子光学系内に、電子線の光軸が振らされた時に、電子線の一部が遮蔽されるようにし、遮蔽された電子線量を検出することによって、電子線を原盤に照射しながら、電子線の位置を検出することを可能にする電子線位置検出部を設けて、記録中も精度良く電子線の位置変動を補正することができる電子線記録装置を提案する。
この目的を達成するために、本発明の電子線記録装置は、情報記録媒体の原盤に電子線を照射させる電子光学系と、前記電子光学系で電子線を前記原盤に照射しながら、前記電子光学系内の電子線の照射位置を検出する電子線照射位置検出部とを備える。
本発明によれば、電子線照射位置検出部を用いることによって、原盤にパターンを記録するように電子線を原盤に照射しながら、電子線の照射位置変動を検出することが可能となる。よって、原盤記録時に、原盤に記録されたトラックピッチの変動が許容範囲内であるか否かを判断することが可能となる。また、電子線照射位置検出部の信号を用いて偏向電極を駆動することで、原盤に記録されるトラックピッチの変動を抑制することが可能となる。
以下に、本発明の各実施の形態を図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる、情報記録媒体、例えば、光ディスクの原盤109に電子線120により信号を記録する電子線記録装置の構成を示す。この電子線記録装置は、図15の従来の電子線記録装置と同様の以下の構成部分を有する。即ち、この電子線記録装置は、電子線120を発生させる電子線源101と、放出された電子線120をレジスト原盤109に収束させ、入力される情報信号に応じてレジスト原盤109上に情報パターンを記録するための電子光学系102とを備え、電子線源101と電子光学系102は真空槽113内に収納されている。
電子線源101は、電流を流すことで電子を放出させるフィラメントや、放出された電子を閉じ込める電極、電子線120を引き出し、加速する電極などから構成されており、電子を一点から放出する構造となっている。
また、電子光学系102は、電子線120を収束させるレンズ103、電子線120のビーム径を決定するアパーチャ104、入力される情報信号に応じて電子線120を、夫々、直交する方向に偏向させる電極105及び106、電極105で曲げられた電子線120を遮蔽する遮蔽板107、レジスト原盤109表面に電子線を収束させるレンズ108を含む。
更に、レジスト原盤109は、回転ステージ110上に保持されており、水平移動ステージ111によって、回転ステージ110と共に水平移動できるようになっている。原盤109を回転ステージ110で回転させながら、水平移動ステージ111で水平移動させると、電子線120を原盤109に螺旋状に照射することが可能となり、光ディスクの情報信号を原盤109に螺旋状に記録することができる。
その上、原盤109の表面と略同じ高さに焦点調整用グリッド112が設けられている。焦点調整用グリッド112は、レンズ108が原盤109の表面に電子線120を収束させるように、レンズ108の焦点位置を調整するために設けられているもので、電子線120を焦点調整用グリッド112上に照射し、焦点調整用グリッド112で反射される電子や、放出される2次電子などを検出器で検出することによって、グリッド像をモニタし、像の見え方によって、レンズ108の焦点位置を調整することができる。
本発明では、図15の従来の電子線記録装置と同様の上記構成部分に加えて、電子線照射位置検出部114が、電子光学系102内でレンズ108の下方に設けられ、電子線照射位置検出部114を通過する電子線120の位置を検出する構造となっている。この電子線照射位置検出部114は次のような構成となっている。図2は、電子線照射位置検出部114を電子線源101側から見た時の平面図である。図2に示す電子線照射位置検出部114では、電子線照射位置検出部114を通過する電子線120の両側に遮蔽板121と122が、夫々、配置されている。遮蔽板121と122は、夫々、水平移動ステージ111の送り方向Xに対して略垂直な方向に、即ち、原盤109の回転方向Yに延在する直線状のエッジ121aと122aを有する。遮蔽板121と122は、夫々のエッジ121aと122aが電子線120に略接するように設けられている。
また、電子線検出器123と124が、夫々、遮蔽板121と122に接続されて、遮蔽板121と122に照射される電子線量に比例した信号aとbを、夫々、出力する。そのため、周囲の磁場変動や、装置の機械的な振動及び電気的なノイズにより、電子線120が水平移動ステージ111の送り方向Xに振らされた時、遮蔽板121又は122に電子線120の一部が照射されることになり、夫々の遮蔽板121と122に設けられている電子線検出器123と124からは、夫々、その照射量に応じた信号aとbが出力される。
図3は、電極105及び106、遮蔽板107と電子線照射位置検出部114の相対位置を示す。図3に示すように、電子線120を間にはさむ1対の対向電極部分よりなる電極105が、電子線120を水平移動ステージ109の送り方向Xと略垂直方向に、即ち、原盤109の回転方向Yに曲げるように設けられており、電極105に入力される信号に応じて、電子線120を遮蔽板107側に曲げることによって、電子線120を原盤109に照射するか否かを選択することができ、情報ピットパターンなどを原盤109に記録することができるようになっている。
また、図3において、電子線120を間にはさむ1対の対向電極部分よりなる電極106が、電極105に対して略垂直方向に、即ち、水平移動ステージ111の送り方向Xと略同じ方向に電子線120を曲げるように設けられており、電極106に入力される信号に応じて、電子線120を水平移動ステージ111の送り方向Xと略同じ方向に曲げることができる。水平移動ステージ111の送り方向Xは、記録される原盤109の半径方向に相当するので、電極106に入力する信号によって、光ディスクのトラックピッチの変動などを補正することが可能となる。
図4(a)乃至図4(c)は、電子線照射位置検出部114における電子線120の正常位置と振れを示す。電子線120の正常位置を示す図4(a)において、遮蔽板121と122は、夫々、エッジ121aと122aが電子線120に略接するように設けられている。上記したように、電子線検出器123と124が、夫々、信号aとbを出力すると、電子線照射位置が振らされた時の信号(b−a)は、図5に示すように変動する。図5は、電子線照射位置と信号(b−a)の関係を示す。例えば、電子線120の正常位置を示す図4(a)では、電子線照射位置が遮蔽板121と122の中心に位置し、電子線120が遮蔽板121にも122にも遮蔽されないので、電子線検出器123と124からの出力信号aとbは共に略零となるから、信号(b−a)は、図5において原点Oで示すように略零となる。
一方、図4(b)に示すように、電子線照射位置が図4(a)の正常位置から遮蔽板122に向けて矢印Aの方向に振らされた場合、遮蔽板122に設けられた電子線検出器124からは、遮蔽板122に遮蔽された電子線量に比例した信号bが出力され、遮蔽板121に設けられた電子線検出器123からの出力信号aは零となる。そのため、信号(b−a)は、図5において曲線131で示すようにプラス側に移動する。逆に図4(c)に示すように、電子線照射位置が図4(a)の正常位置から遮蔽板121に向けて矢印Bの方向に振らされた場合、遮蔽板121に設けられた電子線検出器123からは、遮蔽板121に遮蔽された電子線量に比例した信号aが出力され、遮蔽板122に設けられた電子線検出器124からの出力信号bは零となる。そのため、信号(b−a)は、図5において曲線132で示すようにマイナス側に移動する。従って、この信号(b−a)の値によって、電子線120の位置を検出することができる。
また、遮蔽板121と122に遮蔽されずに電子線照射位置検出部114を通過した電子線120は、原盤109に照射され、原盤109に信号を記録する。それゆえに、この電子線照射位置検出部114を用いれば、電子光学系102で電子線120を原盤109に照射しながら、電子光学系102内の電子線120の位置変動を検出することが可能である。
電子線照射位置検出部114を用いることによって、光ディスク原盤109に記録したトラックピッチの変動をモニタすることができるので、原盤109に記録したトラックピッチの変動が許容範囲内であるか否かを、記録中に判断することが以下のように可能となる。例えば、まず、光ディスク原盤109に記録する前に、電子線偏向部材、例えば、電極106を用いて、電子線120を水平移動ステージ111の送り方向Xに大きく変位させ、電子線照射位置検出部114で、その電子線照射位置変化を確認しながら、テスト原盤などにサンプルを記録する。記録後のサンプルの形状を電子顕微鏡などで検査することにより、電子線照射位置の変化量と、電子線照射位置検出部114の出力信号との相関をあらかじめ把握しておく。ここでは、記録後のサンプルの形状から電子線照射位置の変化量を得ることができるように、電子線120の位置を大きく変動させておく。
原盤109に記録されるトラックピッチが0.32μmとし、光ディスクとして許容されるトラックピッチ変動が±5nmと定められていた場合、テスト原盤の記録結果より、トラックピッチ変動が許容範囲±5nm以内に収まっている時の電子線照射位置検出部114の出力信号はあらかじめ換算することが可能であるため、光ディスク原盤109を実際に記録している時の電子線照射位置検出部114の出力信号をモニタしつづけていれば、この原盤109のトラックピッチ変動が許容範囲内であるか否かを見積もることが可能となる。
本実施の形態1では、電子線照射位置検出部114は、電子光学系102内でレンズ108の下方に設けられている。即ち、電子線照射位置検出部114は、電子光学系102内において、最も原盤109に近い位置に配置されているが、電子光学系102内の別の場所に設けてもよい。しかし、電子線照射位置検出部114が、原盤109上に記録されるパターンの径方向の位置変動をモニタする場合は、電子線照射位置検出部114をできるだけ原盤109に近いところに配置することが好ましい。
また、本実施の形態1では、電子線照射位置検出部114の遮蔽板121と122のエッジ121aと122aは、直線状に形成されているが、円形や、その他直線以外の形状を持っていても有効である。
また、図6は、図1の電子線記録装置の変形例である電子線記録装置の構成を示す。この電子線記録装置は、電子線照射位置検出部114と電極106の間に接続された位置情報制御装置140を備える。図6の電子線記録装置のこの構成を用いることにより、検出した電子線照射位置の変動を抑制して、原盤109に記録するパターンの送りムラを低減することが可能である。図5に示すように、電子線照射位置検出部114から出力される電子線照射位置信号(b−a)として、電子線照射位置の変動がない状態では原点Oに示すように、零信号Oが出力され、電子線120が遮蔽板122側に変位した時はプラス信号131、逆に電子線120が遮蔽板121側に変位した時はマイナス信号132が出力される。
この信号(b−a)は、位置情報制御装置140に入力され、位置情報制御装置140内で、ある一定の信号増幅、あるいは減衰などを行った後、偏向電極106にフィードバックされる。偏向電極106は、電極106に入力される信号に応じて、電子線120を水平移動ステージ111の送り方向Xと略同じ方向に曲げることができるため、電子線照射位置検出部114によって検出された電子線位置変動情報を用いて、電子線120の位置変動を減少させる方向に電子線120を曲げることによって、電子線120の照射位置を安定させることが可能となる。図6の電子線記録装置のこの構成により、原盤109に記録される光ディスクのトラックピッチの変動などを補正することが可能となる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2にかかる電子線記録装置の構成を示す。実施の形態2の電子線記録装置では、実施の形態1の電子線記録装置のアパーチャ104を消去すると共に、実施の形態1の電子線記録装置の電子線照射位置検出部114が電子線照射位置検出部214に置換されている。実施の形態2の電子線記録装置の他の構成は、実施の形態1の電子線記録装置と同様であるので、その説明を省略する。図8に示すように、電子線照射位置検出部214は遮蔽板222を備え、電子線120のビーム径を決定する円形の穴221が、水平移動ステージ111の送り方向Xと原盤109の回転方向Yにおいて遮蔽板222の中心に設けられている。
穴221の直径よりも大きなビーム径を持つ電子線120を穴221に通す時、電子線120の外縁部が遮蔽板222によって遮蔽され、穴221を通過した電子線120のビーム径が決定される。また、遮蔽板222は、穴221において水平移動ステージ111の送り方向Xの略垂直方向に第1領域222aと第2領域222bに2等分されていると共に、電子線検出器223と224が、夫々、第1領域222aと第2領域222bに接続されて、第1領域222aと第2領域222bに照射される電子線量に応じた信号aとbを、夫々、出力する。
穴221を囲む、遮蔽板222の第1領域222aと第2領域222bのエッジ形状は、穴221のエッジと略同じ形状となっている。穴221を貫流している電子線120が第2領域222b側に振らされた時、信号(b−a)は、図5の曲線131で示すようにプラス側に移動する。逆に、穴221を貫流している電子線120が第1領域222a側に振らされた時、信号(b−a)は、図5において曲線132で示すようにマイナス側に移動する。電子線検出器223と224の出力信号aとbが略同じ出力強度となる時に信号(b−a)は略零となる。即ち、信号(b−a)を検出することによって、電子線照射位置検出部214に照射されている電子線の位置を検出することが可能となる。
本実施の形態2では、穴221は、円形に形成されているが、円形以外の形状、例えば、正方形、長方形、楕円形状などであってもよい。
また、本実施の形態2では、電子線照射位置検出部214を、電子光学系102内において、最も原盤109に近い位置に配置しているが、電子光学系102内におけるどの位置、例えば、図9に示すようにレンズ103と電極105の間に配置してもよい。しかし、通常、電子線照射位置検出部214はできるだけ原盤109に近い位置に配置することが好ましい。
電子線照射位置検出部214を用いることによって、光ディスク原盤109に記録したトラックピッチの変動をモニタすることができるので、原盤109に記録したトラックピッチの変動が許容範囲内であるか否かを、記録中に判断することが可能となる。
また、この電子線照射位置検出部214によって出力された電子線照射位置信号(b−a)を、水平移動ステージ111の送り方向Xに電子線120を曲げることができる偏向電極106にフィードバックすることによって、電子線120の照射位置変動を抑制することが可能となる。
(実施の形態3)
図10は、本発明の実施の形態3にかかる電子線記録装置の構成を示す。実施の形態3の電子線記録装置では、実施の形態1の電子線記録装置の電子線照射位置検出部114が電子線照射位置検出部314に置換されている。実施の形態3の電子線記録装置の他の構成は、実施の形態1の電子線記録装置と同様であるので、その説明を省略する。電子線照射位置検出部314は、電子光学系102内の電子線120の光軸に位置する中心軸心の回りに発生される磁場の強度を検出する磁場検出器315と316を備える。各々がコイルによりなる磁場検出器315と316は、電子線120の光軸を中心として水平移動ステージ111の送り方向Xで対向するように、電子線120の光軸から略同じ距離に設置されている。
磁場検出器315と316の間を走っている電子線120によって発生する磁場の強度は、電子線120の光軸からの距離によって決まり、電子線120の光軸からの磁場の距離が大きくなるほど磁場の強度は小さくなる。そのため、磁場検出器315と316の略中心位置を電子線120が通過する場合、磁場検出器315と316に流れる電流量は略同じとなる。しかしながら、電子線120が、磁場検出器315と316の間の中心位置から振らされると、磁場検出器315と316に流れる電流量は異なってくる。
図11は、電子線120と磁場検出器315及び316との位置関係を示す。磁場検出器315と316は、電子線120の位置321を中心として対称な位置に設けられている。電子線120が位置321を流れた場合、磁場検出器315と316に発生する電流量は略同じとなるように設定されている。
そこで、電子線120が位置321から位置322に振らされた場合、磁場検出器315が電子線120に近くなり、磁場検出器316が電子線120から遠くなる。電子線120によって発生される磁場は、電子線120からの距離に反比例する。そのため、磁場検出器315に発生する電流量は、磁場検出器316に発生する電流量に対して大きくなる。逆に電子線120が位置321から位置323に振らされた場合、磁場検出器315に発生する電流量は、磁場検出器316に発生する電流量に対して小さくなる。即ち、磁場検出器315と316から出力される電流量をモニタすることによって、磁場検出器315と316の間を流れる電子線120の光軸の位置を検出することが可能となる。
また、このように電子線120の光軸に対して対称な位置に2個の磁場検出器315と316を電子線照射位置検出部314として設けることによって、電子線120の量が変化した場合においても磁場検出器315と316からの出力の差信号をとることによって、中心位置321からの電子線120のずれを検出することが可能である。
また、ここでは2個の磁場検出器315と316を電子線120の光軸に対して対称な位置に設置したが、磁場検出器315と316は電子線120の光軸を通り、水平移動ステージ111の送り方向Xに平行な位置に設けておけば、電子線120の光軸から等距離に設けなくても電子線120の位置検出は可能である。また、磁場検出器を1個だけ設けても電子線120の位置検出は可能である。
また、本実施の形態3では、磁場検出器としてコイルを用いたが、それ以外に磁場変動を検出できるセンサを利用すれば同じ効果が得られる。
電子線照射位置検出部314を用いることによって、光ディスク原盤109に記録したトラックピッチの変動をモニタすることができるので、原盤109に記録したトラックピッチの変動が許容範囲内であるか否かを、記録中に判断することが可能となる。
また、この電子線照射位置検出部314によって出力された電子線照射位置信号を、水平移動ステージ111の送り方向Xに電子線120を曲げることができる偏向電極106にフィードバックすることによって、電子線120の照射位置変動を抑制することが可能となる。
(実施の形態4)
図12は、本発明の実施の形態4にかかる電子線記録装置の構成を示す。実施の形態4の電子線記録装置では、実施の形態1の電子線記録装置の電子線照射位置検出部114が電子線照射位置検出部414に置換されている。実施の形態4の電子線記録装置の他の構成は、実施の形態1の電子線記録装置と同様であるので、その説明を省略する。図13に示すように、電子線照射位置検出部414は、電子光学系102内の電子線120の光軸を中心として水平移動ステージ111の送り方向Xで対向して、電子線120に略接する遮蔽板421と422と、遮蔽板421と422に、夫々、塗布されて、電子線120が照射された時に発光する発光層(例えば蛍光体)423と424と、発光層423と424に、夫々、指向するように、遮蔽板421と422の上方に配置されて、発光層423と424から発する光の強度を、夫々、検出する光検出器425と426とを備える。
遮蔽板421と422は、夫々、水平移動ステージ111の送り方向Xに対して略垂直な方向に延在するエッジ421aと422aを有する。遮蔽板421と422は、夫々のエッジ421aと422aが電子線照射位置検出部414を通過する電子線120に略接するように、水平移動ステージ111の送り方向Xに設けられている。
周囲の磁場変動や、装置の機械的な振動、電気的なノイズにより、電子線120が水平移動ステージ111の送り方向Xに振らされた時、遮蔽板421又は422に電子線120の一部が照射されることになり、遮蔽板421又は422に塗布されている発光層423又は424から光が発せられる。その発光量を光検出器425又は426によって検出することによって、電子線120の振れの向きと量を検出することが可能となる。
また、本実施の形態4では、電子線照射位置検出部414は、電子光学系102内において、原盤109に最も近い位置に配置されているが、電子光学系102内のその他の位置に設けてもよい。しかし、通常、電子線照射位置検出部414をできるだけ原盤109に近い位置に配置することが好ましい。
電子線照射位置検出部414を用いることによって、光ディスク原盤109に記録したトラックピッチの変動をモニタすることができるので、原盤109に記録したトラックピッチの変動が許容範囲内であるか否かを、記録中に判断することが可能となる。
また、この電子線照射位置検出部414によって出力された電子線照射位置信号を、水平移動ステージ111の送り方向Xに電子線120を曲げることができる偏向電極106にフィードバックすることによって、電子線120の照射位置変動を抑制することが可能となる。
(実施の形態5)
図14は、本発明の実施の形態5にかかる電子線記録装置の構成を示す。実施の形態5の電子線記録装置では、実施の形態1の電子線記録装置のアパーチャ104と電子線照射位置検出部114が、夫々、アパーチャ504と電子線照射位置検出部514に置換されている。実施の形態1の電子線記録装置においてレンズ108の下方に設けられた電子線照射位置検出部114と異なり、電子線照射位置検出部514はアパーチャ504の真下に配置されている。実施の形態5の電子線記録装置の他の構成は、実施の形態1の電子線記録装置と同様であるので、その説明を省略する。図14に示すように、アパーチャ504は、電子線源101からの電子線120を主電子線部120Aと分岐電子線部120Bに、夫々、分岐する穴504aと504bを有する。主電子線部120Aは、そのまま電子光学系102を通り原盤109に照射されて、原盤109にパターンを記録する。一方、分岐電子線部120Bは電子線照射位置検出部514に入力される。
電子線照射位置検出部514として、実施の形態1の電子線照射位置検出部114、実施の形態2の電子線照射位置検出部214と実施の形態4の電子線照射位置検出部414のいずれも用いることができる。
上記構成の電子線記録装置では、外部の磁場変動や、機械振動などにより記録に用いられる主電子線部120Aが振らされた場合、分岐電子線部120Bも同様に振らされることがあるので、原盤109にパターンを記録する前に、主電子線部120Aの位置変動と分岐電子線部120Bの位置変動の相関を取っておけば、電子線120によって原盤109にパターンを記録しながら、電子線120の照射位置変動を検出することが可能となる。
電子線照射位置検出部514を用いることによって、光ディスク原盤109に記録したトラックピッチの変動をモニタすることができるので、原盤109に記録したトラックピッチの変動が許容範囲内であるか否かを、記録中に判断することが可能となる。
また、この電子線照射位置検出部514によって出力された電子線照射位置信号を、水平移動ステージ111の送り方向Xに電子線120を曲げることができる偏向電極106にフィードバックすることによって、電子線120の照射位置変動を抑制することが可能となる。
本発明の電子線記録装置及び電子線照射位置検出方法は、光ディスクなどの情報記録媒体の原盤に信号を精度良く記録するのに有用であり、情報記録媒体のトラックピッチの高精度化に利用することができる。
本発明の実施の形態1にかかる電子線記録装置の構成を示す概略断面図である。 図1の電子線記録装置の電子線照射位置検出部の構成を示す平面図である。 図1の電子線記録装置における電極、遮蔽板と図2の電子線照射位置検出部の相対位置を示す平面図である。 (a)、(b)と(c)は、図2の電子線照射位置検出部における電子線の正常位置と振れを示す平面図である。 図1の電子線記録装置における電子線照射位置と図2の電子線照射位置検出部の出力との関係を示すグラフである。 図1の電子線記録装置の変形例である電子線記録装置の構成を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態2にかかる電子線記録装置の構成を示す概略断面図である。 図7の電子線記録装置の電子線照射位置検出部の構成を示す平面図である。 図7の電子線記録装置における図8の電子線照射位置検出部の配置の別の例を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態3にかかる電子線記録装置の構成を示す概略断面図である。 図10の電子線記録装置の電子線照射位置検出部に用いられる2個の磁場検出器と電子線の位置関係を示す線図である。 本発明の実施の形態4にかかる電子線記録装置の構成を示す概略断面図である。 図12の電子線記録装置の電子線照射位置検出部の構成を示す概略断面図である。 本発明の実施の形態5にかかる電子線記録装置の構成を示す概略断面図である。 従来の電子線記録装置の構成を示す概略断面図である。
符号の説明
101 電子線源
102 電子光学系
103 レンズ
104 アパーチャ
105 電極
106 電極
107 遮蔽板
108 レンズ
109 原盤
110 回転ステージ
111 水平移動ステージ
112 焦点調整用グリッド
113 真空槽
114 電子線照射位置検出部
120 電子線
121 遮蔽板
122 遮蔽板
123 電子線検出器
124 電子線検出器
140 位置情報制御装置
214 電子線照射位置検出部
222 遮蔽板
223 電子線検出器
224 電子線検出器
314 電子線照射位置検出部
315 磁場検出器
316 磁場検出器
414 電子線照射位置検出部
421 遮蔽板
422 遮蔽板
423 発光層
424 発光層
425 光検出器
426 光検出器
504 アパーチャ
514 電子線照射位置検出部

Claims (13)

  1. 情報記録媒体の原盤に電子線を照射させる電子光学系と、前記電子光学系で電子線を前記原盤に照射しながら、前記電子光学系内の電子線の照射位置を検出する電子線照射位置検出部とを備えることを特徴とする電子線記録装置。
  2. 前記電子線照射位置検出部が、前記電子光学系内で最も前記原盤に近い位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の電子線記録装置。
  3. 前記電子線照射位置検出部が、前記原盤の水平移動方向で電子線に略接するエッジを有すると共に電子線を遮蔽する少なくとも1個の遮蔽板と、前記遮蔽板で遮蔽される電子線の量を検出する電子線検出器とを備えることを特徴とする請求項1記載の電子線記録装置。
  4. 前記電子線照射位置検出部が、電子線を所望のビーム径に成形する穴を有すると共に、前記穴において前記原盤の水平移動方向の略垂直方向に第1領域と第2領域に分割されて、電子線を遮蔽する遮蔽板と、前記遮蔽板の前記第1領域と前記第2領域で遮蔽される電子線の量を、夫々、第1検出信号と第2検出信号として検出する第1電子線検出器と第2電子線検出器とを備え、更に、前記第1検出信号と前記第2検出信号の差分信号を求めることを特徴とする請求項1記載の電子線記録装置。
  5. 前記電子線照射位置検出部が、前記電子光学系内の電子線の光軸に位置する中心軸心の回りに発生される磁場の強度を検出する少なくとも1個の磁場検出器を備えることを特徴とする請求項1記載の電子線記録装置。
  6. 前記電子線照射位置検出部が、前記原盤の水平移動方向で電子線に略接するエッジを有すると共に、電子線の照射によって光を発する発光層を塗布して、電子線を遮蔽する少なくとも1個の遮蔽板と、前記発光層に指向するように配置されて、前記発光層が発する光の強度を検出する光検出器とを備えることを特徴とする請求項1記載の電子線記録装置。
  7. 電子線を主電子線部と分岐電子線部に分岐する少なくとも2個の穴を有するアパーチャを更に備えて、分岐電子線部の位置を前記電子線照射位置検出部で検出することを特徴とする請求項1記載の電子線記録装置。
  8. 前記電子光学系内に設けられて、電子線を前記原盤の水平移動方向に偏向させる電子線偏向部材と、前記電子線照射位置検出部の検出結果に従って前記電子線偏向部材を制御して、電子線の照射方向を変化させる制御装置とを更に備えることを特徴とする請求項1記載の電子線記録装置。
  9. 情報記録媒体の原盤に電子線により信号を記録する電子線記録装置において、電子線の照射位置を検出する方法であって、
    前記原盤に情報を記録するために電子線を前記原盤に照射するステップと、照射した電子線を遮蔽するステップと、遮蔽した電子線の量を検出するステップと、電子線の前記検出量に基づいて、電子線の位置を検出するステップとを備えることを特徴とする方法。
  10. 電子線の前記検出量に基づいて、電子線の照射方向を変化させることを特徴とする請求項9記載の方法。
  11. 遮蔽板を第1領域と第2領域に分割して、前記遮蔽板の前記第1領域と前記第2領域で遮蔽される電子線の量を、夫々、第1検出信号と第2検出信号として検出し、更に、前記第1検出信号と前記第2検出信号の差分信号によって電子線の位置を検出することを特徴とする請求項9記載の方法。
  12. 電子線の照射によって光を発する発光層を塗布した遮蔽板によって遮蔽される電子線の量を検出することを特徴とする請求項9記載の方法。
  13. 情報記録媒体の原盤に電子線により信号を記録する電子線記録装置において、電子線の照射位置を検出する方法であって、
    前記原盤に情報を記録するために電子線を前記原盤に照射するステップと、電子線の光軸に位置する中心軸心の回りに発生される磁場の強度を検出するステップと、磁場の前記検出強度に基づいて、電子線の位置を検出するステップとを備える方法。
JP2004028327A 2003-02-26 2004-02-04 電子線記録装置及び電子線照射位置検出方法 Expired - Fee Related JP4440663B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004028327A JP4440663B2 (ja) 2003-02-26 2004-02-04 電子線記録装置及び電子線照射位置検出方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003049563 2003-02-26
JP2004028327A JP4440663B2 (ja) 2003-02-26 2004-02-04 電子線記録装置及び電子線照射位置検出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004280074A true JP2004280074A (ja) 2004-10-07
JP4440663B2 JP4440663B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=33301775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004028327A Expired - Fee Related JP4440663B2 (ja) 2003-02-26 2004-02-04 電子線記録装置及び電子線照射位置検出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4440663B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043083A (ja) * 2005-07-04 2007-02-15 Nuflare Technology Inc 電子ビームのビームドリフト補正方法及び電子ビームの描画方法
JP2007279686A (ja) * 2006-03-13 2007-10-25 Kuresutetsuku:Kk 電子ビーム記録装置
CN112782941A (zh) * 2019-11-07 2021-05-11 应用材料公司 多小束带电粒子装置和方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007043083A (ja) * 2005-07-04 2007-02-15 Nuflare Technology Inc 電子ビームのビームドリフト補正方法及び電子ビームの描画方法
JP4520426B2 (ja) * 2005-07-04 2010-08-04 株式会社ニューフレアテクノロジー 電子ビームのビームドリフト補正方法及び電子ビームの描画方法
JP2007279686A (ja) * 2006-03-13 2007-10-25 Kuresutetsuku:Kk 電子ビーム記録装置
CN112782941A (zh) * 2019-11-07 2021-05-11 应用材料公司 多小束带电粒子装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4440663B2 (ja) 2010-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7525893B2 (en) Electron beam recorder and electron beam irradiation position detecting method
JP4216313B2 (ja) 電子ビーム位置変動測定方法、電子ビーム位置変動測定装置、電子ビーム記録装置
US8614428B2 (en) Charged particle beam writing method and charged particle beam writing apparatus
EP1782422A1 (en) Optical scanning device
US20030071230A1 (en) Electron beam apparatus and electron beam adjusting method
US20090059773A1 (en) Electron beam recording apparatus
JP4440663B2 (ja) 電子線記録装置及び電子線照射位置検出方法
KR100449993B1 (ko) 광 디스크 및 그 마스터 디스크 제조장치
JPWO2003014660A1 (ja) 変位検出方法、変位検出装置およびその校正方法、ならびに情報記録媒体原盤の記録装置
US7474604B2 (en) Electron beam recorder, electron beam irradiation position detecting method and electron beam irradiation position controlling method
US8653488B2 (en) Electron beam apparatus
US7361456B2 (en) Method of manufacturing master disk, apparatus of manufacturing master disk, method of detecting moving distance difference of master disk, and apparatus of detecting moving distance difference of master disk
JP2005302704A (ja) 電子線記録装置と電子線照射位置検出方法及び電子線照射位置制御方法
US7184382B2 (en) Energy beam irradiating apparatus
JP2003173581A (ja) 電子線記録装置および電子線記録方法
JP2004144702A (ja) 変位検出方法、変位検出装置および情報記録媒体原盤記録装置
JP2887273B2 (ja) 光学式ピックアップ装置
JP2715070B2 (ja) オートトラツキング機構
JP2706240B2 (ja) 電子ビームの照射状態検出方法
JP2004213708A (ja) 光ディスク原盤露光装置
US20030043716A1 (en) Method of performing data-recording or data-reading with optical storage medium
JP2001143284A (ja) トラッキングエラー検出装置
JP2007149278A (ja) 光ピックアップ装置、および光ディスク装置
US20100102254A1 (en) Electron beam apparatus
JP2008159122A (ja) ギャップ検出方法、焦点調節装置および光ピックアップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061114

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20061114

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees