JP2004280067A - 放射線画像情報読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常状態のカセッテを退避させ、正常状態のカセッテに対する処理を効率的に遂行することのできる放射線画像情報読取装置を提供する。
【解決手段】カセッテ装填部38において装填状態が異常であることが検出されたカセッテ12は、第1処理部70、第2処理部72、第3処理部74、第4処理部76を介して第5処理部77に搬送された後、カセッテ収容部41に排出される。同様に、第2処理部72においてカセッテ12からの蓄積性蛍光体パネル14の取出異常が検出されたカセッテ12もカセッテ収容部41に排出される。一方、正常な状態のカセッテ12は、第2処理部72において蓄積性蛍光体パネル14が取り出され、本体部44において処理された後、当該蓄積性蛍光体パネル14とともにカセッテ排出部40に排出される。
【選択図】図2

Description

本発明は、カセッテに保持されている蓄積性蛍光体パネルに蓄積記録された放射線画像情報を読み取った後、残存する放射線画像情報を消去するように構成した放射線画像情報読取装置に関する。
従来から、照射された放射線エネルギの一部を蓄積する一方、可視光等の励起光を照射することにより、蓄積された放射線エネルギに応じて輝尽発光する蓄積性蛍光体パネルを用いた放射線画像情報読取装置が知られている。
放射線画像情報読取装置は、例えば、人体等の被写体の放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネルを保持したカセッテが装填されるカセッテ装填部と、蓄積性蛍光体パネルに励起光を照射して放射線画像情報を読み取る読取部と、放射線画像情報の読み取られた蓄積性蛍光体パネルに消去光を照射して残存する放射線画像情報を消去する消去部とを備えて構成される。なお、消去処理の完了した蓄積性蛍光体パネルは、カセッテに保持された状態で外部に排出されることにより、再利用に供せられる(例えば、特許文献1〜3参照)。
ここで、蓄積性蛍光体パネルは、支持体上に放射線画像情報の記録される蓄積性蛍光体層を形成して構成されており、所望の輝尽発光光を得るためには、蓄積性蛍光体パネルを保持するカセッテの表裏を正しく設定して装填する必要がある。また、カセッテから蓄積性蛍光体パネルを離脱するため、あるいは、読み取られる放射線画像情報の向きを正しく設定するため、カセッテの表裏だけでなく装填方向をも考慮して装填する必要がある。
そこで、例えば、特許文献1では、カセッテの特定部位にコード記憶素子を配設する一方、カセッテ装填部に前記コード記憶素子のコードを読み取るコード読取手段を配設し、前記コード読取手段が前記コードを読み取ることができない場合、あるいは、識別できないコードを読み取った場合、カセッテの装填状態が異常であると判断し、エラー表示等を行うとともに、当該カセッテを装置内に取り込まないようにする技術を提案している。
特開2002−156716号公報(段落[0198]、図6) 特開平6−43565号公報(図3) 特表2001−503880号公報(図2)
しかしながら、特許文献1では、カセッテの装填状態に異常が検出された場合、作業者がその状態を修正しない限り、カセッテを装置内に供給して処理を進めることができない。また、特許文献2及び3では、カセッテの装填状態を検出できる構成となっていないため、誤装填状態のカセッテがあると、処理がそこで中断され、あるいは、不適切な処理が遂行されてしまう。何れの場合においても、作業者がカセッテの装填状態を修正しない限り、誤装填に起因する処理の中断による時間的損失が発生する不具合がある。
本発明は、前記の不具合に鑑みなされたもので、異常状態のカセッテを退避させ、正常状態のカセッテに対する処理を効率的に遂行することのできる放射線画像情報読取装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、放射線画像情報の蓄積記録された蓄積性蛍光体パネルを保持した複数のカセッテが装填されるカセッテ装填部と、前記蓄積性蛍光体パネルに対して励起光を照射し、得られた輝尽発光光を光電的に読み取ることで前記放射線画像情報を取得する読取部と、前記蓄積性蛍光体パネルに消去光を照射して残存する放射線画像情報を消去する消去部とを有する放射線画像情報読取装置において、
前記カセッテの状態を検出する検出部と、
前記検出部により異常状態が検出された前記カセッテを収容する異常カセッテ収容部と、
異常状態が検出された前記カセッテを前記異常カセッテ収容部に対して排出する排出機構と、
を備えることを特徴とする。
この場合、検出部によりカセッテの異常状態が検出されると、排出機構が当該カセッテを異常カセッテ収容部に収容するため、カセッテ装填部に装填された複数のカセッテのうち、不具合のあるカセッテによって阻害されることなく、次のカセッテを速やかに供給して処理を継続することができる。
ここで、カセッテの異常状態には、カセッテ装填部に対するカセッテの装填状態の異常、カセッテの登録状態の異常、あるいは、カセッテに保持されている蓄積性蛍光体パネルの離脱状態の異常がある。
カセッテの装填状態の異常とは、例えば、カセッテ装填部に対するカセッテの表裏や上下の誤装填、あるいは、カセッテが所望の姿勢からずれて装填されている状態であり、このような異常があると、カセッテを放射線画像情報読取装置内に供給することができなかったり、蓄積性蛍光体パネルに対して適切な読取処理や消去処理ができなくなってしまう。検出部は、例えば、カセッテの特定部位がカセッテ装填部の所定位置に配置されないことから、装填状態の異常を検出することができる。
カセッテの登録状態の異常とは、例えば、放射線画像情報が記録される以前の蓄積性蛍光体パネルや、放射線画像情報が既に読み取られて消去処理が完了している蓄積性蛍光体パネルを保持した未登録のカセッテが装填された場合、あるいは、読取処理を行う対象である登録されたカセッテとは異なるカセッテが装填された場合であり、このような異常があると、所望の放射線画像情報を取得することができなかったり、あるいは、放射線画像情報を正常に処理することができなくなってしまう。そこで、例えば、カセッテには、保持されている蓄積性蛍光体パネルや当該カセッテを特定するための識別情報を保持したバーコードやICチップを装着しておく一方、放射線画像情報読取装置には、例えば、放射線画像情報の撮影予約がなされた被撮影者に使用するカセッテに保持されている蓄積性蛍光体パネルの撮影情報をHIS(Hospital Information System)、RIS(Radiology Information System)等の病院内ネットワークから入手し、前記識別情報と関連付けて登録しておくことにより、カセッテ装填部に装填されたカセッテのバーコード等から検出部が検出した識別情報と、放射線画像情報読取装置に登録されている撮影情報とから、装填されたカセッテの登録状態を検出し、異常の有無を検出することができる。
カセッテに保持されている蓄積性蛍光体パネルの離脱状態の異常とは、例えば、カセッテに不具合があり、カセッテから蓄積性蛍光体パネルを離脱できない場合、あるいは、カセッテを開蓋できない場合であり、このような異常があると、蓄積性蛍光体パネルに対する正常な読取処理又は消去処理を行うことができなくなってしまう。検出部は、例えば、蓄積性蛍光体パネルがカセッテから離脱しているか否か、あるいは、カセッテが開蓋しているか否かによって異常状態の有無を検出することができる。
異常状態が検出されたカセッテを収容する異常カセッテ収容部は、カセッテ装填部に配設することができる。この場合、放射線画像情報読取装置内にカセッテを取り込む取込部をカセッテ装填部に配設する一方、取込部から移動する壁部を配設し、検出部によりカセッテの異常状態が検出されたとき、前記壁部を当該カセッテを保持して移動させることにより、カセッテを異常カセッテ収容部に収容することができる。
なお、取込部が配設されたカセッテ装填部の底面を傾斜させて構成し、壁部を傾斜底面の下方向に移動可能に構成することにより、正常状態のカセッテを取込部から放射線画像情報読取装置内に取り込むことができる一方、異常状態が検出されたカセッテを壁部に保持させて自重により異常カセッテ収容部に移動させることができる。
また、異常の有無に係わらずカセッテを装置内に取り込み、異常状態が検出されたカセッテを排出機構により装置内の異常カセッテ収容部に収容し、あるいは、カセッテ装填部とは独立に構成された装置外の異常カセッテ収容部に収容することにより、正常状態のカセッテに対する処理を継続することができる。
さらに、異常カセッテ収容部とは別に正常カセッテ収容部を配設することにより、異常状態が検出されたカセッテと正常状態にあるカセッテとを確実に分離して収容することができる。
さらにまた、カセッテ装填部に対して複数のカセッテを装填して各カセッテの状態を検出することにより、異常状態が検出されたカセッテを異常カセッテ収容部に収容する一方、正常状態のカセッテに対する処理を効率的に継続することができる。この場合、作業者は、複数のカセッテをカセッテ装填部に装填した後、その場に拘束されることなく他の作業に移行することができる。
本発明の放射線画像情報読取装置では、カセッテの装填状態やそれに収納されている蓄積性蛍光体パネルの取出状態に異常がある場合、当該カセッテを異常カセッテ収容部に退避させ、正常な状態にあるカセッテに対する処理を継続することができる。この場合、複数のカセッテをカセッテ装填部に装填したとき、正常な状態にあるカセッテに対する処理を効率的に遂行することができる一方、作業者は、カセッテの状態に拘泥されることなく速やかに他の作業に移行することができる。
図1は、第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置10の外観図、図2は、放射線画像情報読取装置10の内部構成図である。
放射線画像情報読取装置10は、図3に示すカセッテ12に収納された蓄積性蛍光体パネル14に記録された放射線画像情報を読み取った後、残存する放射線画像情報を消去し、カセッテ12に収納して排出する機能を備える。
ここで、カセッテ12は、一端部に蓄積性蛍光体パネル14を挿脱するための開口部16を有し、他端部の特定個所には、カセッテ12の放射線画像情報読取装置10に対する装填状態を検出するための反射マーカ18が配設される。また、カセッテ12の側面及び開口部16寄りの正面には、当該カセッテ12のサイズや、収納される蓄積性蛍光体パネル14を特定するための管理用の識別情報を記録したバーコード、ICチップ等の識別部20、22が配設される。さらに、カセッテ12の反射マーカ18寄りの正面には、蓄積性蛍光体パネル14に記録された放射線画像情報に係る患者名、撮影部位等を表示するLCD等の表示部24が配設される。
カセッテ12に収納される蓄積性蛍光体パネル14は、例えば、ガラス等の硬質材料からなる支持基板26に柱状の蓄積性蛍光体層28を蒸着して形成される硬質のパネルを用いることができる。なお、蓄積性蛍光体層28は、真空容器内で蓄積性蛍光体を加熱して蒸発させ、これらを支持基板26上に付着させる真空蒸着法、スパッタリング法、CVD、イオンフレーティング法を用いて形成することができる。このようにして形成される蓄積性蛍光体層28は、蓄積性蛍光体が蓄積性蛍光体パネル14の平面と略垂直な柱状をなし、それぞれが光学的に独立に構成されており、照射される放射線に対して高感度で、且つ、画像の粒状性を低下させることができるとともに、励起光の散乱を減少させて画質を鮮明にすることができる。
蓄積性蛍光体パネル14の両側部には、係止用板ばね30a、30bが取着されており、蓄積性蛍光体パネル14をカセッテ12に挿入した際、これらの係止用板ばね30a、30bがカセッテ12の孔部34a、34bに係止する。これにより、蓄積性蛍光体パネル14をカセッテ12に固定保持させることができる。これらの孔部34a、34bにロック解除ピン(後述)を挿入することにより、蓄積性蛍光体パネル14の係止を解除することができる。また、カセッテ12の反射マーカ18が配設される面の両端部には、カセッテ12から蓄積性蛍光体パネル14を排出させるための排出ピン(後述)を挿入する孔部36a、36bが形成される。
放射線画像情報読取装置10は、複数のカセッテ12を装填可能なカセッテ装填部38と、正常な状態で処理された複数のカセッテ12が排出されるカセッテ排出部40(正常カセッテ収容部)と、異常な状態であることが検出されたカセッテ12を収容するカセッテ収容部41(異常カセッテ収容部)と、カセッテ12をカセッテ装填部38とカセッテ排出部40とカセッテ収容部41との間で搬送するカセッテ搬送部42と、正常な状態のカセッテ12から取り出された蓄積性蛍光体パネル14に対する読取処理及び消去処理を行う本体部44とを備える。
カセッテ装填部38及びカセッテ排出部40は、本体部44の前部及び後部に配設される。また、カセッテ収容部41は、後部のカセッテ排出部40に隣接して配設される。放射線画像情報読取装置10は、ケーシング46によって囲繞され、キャスタ48a〜48dを介して移動可能に構成される。なお、ケーシング46の側面には、放射線画像情報読取装置10の稼動状態を含む種々の情報を表示する表示部49が配設される。
カセッテ装填部38は、種々のサイズからなる複数のカセッテ12を同時に装填可能な装填ボックス50を有する。装填ボックス50の底面部52は、図4に示すように、本体部44から離間する方向の下方向に傾斜し、最下部の底面部52には、カセッテ12を放射線画像情報読取装置10の内部に取り込む取込部を構成する蓋部材54が配設される。なお、カセッテ12を保持する装填ボックス50の壁部51は、カセッテ12が安定した状態で装填されるよう、本体部44側から離間する方向に所定量傾斜して設定される。
カセッテ装填部38の蓋部材54を含む底面部52には、装填されたカセッテ12の装填状態を検出する複数のセンサS11〜S54が配設される。センサS11〜S54は、カセッテ12の端部に配設された反射マーカ18による反射光の有無を検出する。この場合、センサS11〜S14は、蓋部材54に沿って後述する所定間隔で配設され、蓋部材54上に装填されたカセッテ12の装填状態を検出する。また、センサS21〜S24、S31〜S34、S41〜S44及びS51〜S54の各組は、蓋部材54上に装填されたカセッテ12に並べて装填された各カセッテ12の装填状態を検出する。
蓋部材54は、蓋開閉モータ56によって開成し、カセッテ12を放射線画像情報読取装置10の内部に取り込む。なお、カセッテ装填部38の側部には、図1に示すように、各カセッテ12が装填される位置に対応して、装填されているカセッテ12の装填状態を示す表示部58a〜58eが配設される。
カセッテ搬送部42は、カセッテ装填部38から供給されたカセッテ12を保持する第1処理機構62及び第2処理機構64(排出機構)を有する。第1処理機構62は、上下に配設されたガイド部材66、68にガイドされ、カセッテ装填部38の下部の第1処理部70から第2処理部72を介して第3処理部74までの間を往復動作可能に構成される。また、第2処理機構64は、ガイド部材66、68にガイドされ、第3処理部74からカセッテ排出部40の下部の第4処理部76を介してカセッテ収容部41の下部の第5処理部77までの間を往復動作可能に構成される。
第1処理機構62は、図5に示すように、上下部が支軸78、80を介してガイド部材66、68のガイド溝82、84に移動可能に支持される。第1処理機構62は、カセッテ装填部38からニップローラ86によって供給されたカセッテ12の下端部を支持する支持部材88a、88bを有する。支持部材88a、88bには、カセッテ12の端部に形成された孔部36a、36bに挿入されることで、蓄積性蛍光体パネル14をカセッテ12から排出する排出ピン89a、89bを進退駆動するソレノイド91a、91bが配設される。また、第1処理機構62は、カセッテ装填部38から供給されるカセッテ12に配設された識別部22のバーコードやICチップに記録された当該カセッテ12の識別情報を読み取る読取部93を備える。
支持部材88a、88bは、ソレノイド91a、91bとともに、第1処理機構62に沿って略鉛直方向に延在する連結板90a、90bに沿って上下方向に移動可能に構成される。各連結板90a、90bは、水平方向に延在するラック部材92a、92bを有し、これらのラック部材92a、92bにピニオンギア94が噛合する。連結板90a、90bの略中央部には、幅寄せ板96a、96bが配設されており、ピニオンギア94の回転によって連結板90a、90bが近接移動することにより、カセッテ12が第1処理機構62の中央部に幅寄せされる。
連結板90a、90bの上端部には、カセッテ12の両側部に形成された孔部34a、34bに挿入されることで、蓄積性蛍光体パネル14のカセッテ12に対するロック状態を解除するロック解除ピン98a、98bを進退駆動するソレノイド100a、100bが配設される。
第2処理機構64は、第1処理機構62によって第3処理部74に搬送されたカセッテ12の両側部を把持するとともに、上下方向に移動可能な把持板102a、102bを有する。なお、把持板102a、102bは、第1処理機構62を構成する幅寄せ板96a、96bに干渉しない部位に配設されるものとする。
カセッテ排出部40は、第4処理部76からニップローラ106により蓋部材108を介して排出される正常な状態からなる複数のカセッテ12を収容する収容ボックス110を有する。収容ボックス110は、カセッテ装填部38の装填ボックス50の場合と同様に、底面部112が傾斜して構成される。
カセッテ収容部41は、カセッテ排出部40に隣接して配設され、第5処理部77からニップローラ107により蓋部材109を介して排出される異常状態が検出されたカセッテ12を収容する収容ボックス111を有する。収容ボックス111は、カセッテ装填部38及びカセッテ排出部40の場合と同様に、底面部113が傾斜して構成される。
本体部44は、カセッテ搬送部42との間が隔壁114によって隔離され、且つ、蓄積性蛍光体パネル14が出入する部位にシャッタ機構116、118が配設されることにより、光密な状態に保持される。シャッタ機構116、118は、例えば、蓄積性蛍光体パネル14が出入する際に開閉されるシャッタ機構、あるいは、蓄積性蛍光体パネル14に摺接する遮光部材を配設して構成することができる。
シャッタ機構116と第2処理部72との間には、蓄積性蛍光体パネル14を本体部44に供給するニップローラ119が配設される。また、ニップローラ119に近接して、カセッテ12から取り出された蓄積性蛍光体パネル14を検出する検出部121が配設される。なお、検出部121は、例えば、赤外線センサによって構成することができる。
本体部44には、鉛直上方向に延在する直線状の読取搬送路120が配設される。読取搬送路120の略中央部には、読取搬送路120によって副走査方向に搬送される蓄積性蛍光体パネル14に対して、レーザビームからなる励起光Lを主走査方向に照射する励起光走査部122が配設される。また、励起光Lによる主走査線に近接し、蓄積性蛍光体パネル14から得られる輝尽発光光を集光する集光ガイド124の一端部が配設され、集光ガイド124の他端部には、輝尽発光光を電気信号に変換するフォトマルチプライア等からなる光電変換部126(読取部)が配設される。
読取搬送路120の上部には、放射線画像情報が読み取られた蓄積性蛍光体パネル14を略水平方向に搬送するパネル搬送部128が配設される。パネル搬送部128は、ガイド部材130、132にガイドされ、水平方向に移動可能に構成される上下一対のニップローラ134、136を有する。
カセッテ排出部40側に移動したパネル搬送部128の下部には、シャッタ機構118が配設される。そして、シャッタ機構118と、カセッテ搬送部42の第3処理部74との間には、蓄積性蛍光体パネル14に残存する放射線画像情報を消去する消去ユニット138(消去部)が配設される。消去ユニット138は、ハロゲンランプ等の消去光を出力する複数の光源を有する。なお、消去ユニット138の上下には、蓄積性蛍光体パネル14を本体部44からカセッテ搬送部42に供給するためのニップローラ140、142が配設される。
第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。
先ず、作業者は、放射線画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体パネル14を収納するカセッテ12をカセッテ装填部38の装填ボックス50に装填する。この場合、装填ボックス50には、サイズの異なる複数のカセッテ12を同時に装填することができる。なお、本実施形態では、最大5つのカセッテ12を同時に装填可能であるものとする。
カセッテ12が装填されると、装填ボックス50の底面部52に配設されたセンサS11〜S54が各カセッテ12の装填状態を検出する。表示部58a〜58eは、センサS11〜S54による検出情報に基づき、各カセッテ12の装填状態を表示する。
ここで、図6〜図11に基づき、カセッテ12の装填状態の判定方法を説明する。
なお、カセッテ12は、幅DAからなる大サイズカセッテ12A及び幅DB(DA>DB)からなる小サイズカセッテ12Bの2種類があるものとし、装填ボックス50の幅Dが大サイズカセッテ12Aの幅DAに略等しく設定されているものとする。また、各大サイズカセッテ12A、小サイズカセッテ12Bの端部に配設される反射マーカ18は、幅Kからなり、それぞれ大サイズカセッテ12A、小サイズカセッテ12Bの側部から距離mの位置に配設されるものとする。さらに、装填ボックス50の底面部52に配設されるセンサS11〜S54は、装填ボックス50の両側部と相互の間隔が表示部58a〜58e側から距離d1〜d5に設定されているものとする。
図6は、大サイズカセッテ12Aを識別部22等が手前となるようにし、且つ、蓄積性蛍光体パネル14を挿入する開口部16が上部となるようにして装填ボックス50に装填した状態を示す。この場合、m<d1<m+K<d1+d2の関係に設定されていれば、センサS11(S21、S31、S41、S51)のみが反射マーカ18を検出する。従って、大サイズカセッテ12Aは、正常に装填されていることが検出され、大サイズカセッテ12Aが装填されている装填ボックス50の位置に対応する表示部58a〜58eは、例えば、緑色に点灯することで正常な装填状態を表す判定結果を表示する。
図7は、大サイズカセッテ12Aを識別部22等が本体部44側となるようにして装填ボックス50に装填した状態を示す。この場合、m<d5<m+K<d5+d4の関係に設定されていれば、センサS14(S24、S34、S44、S54)のみが反射マーカ18を検出する。従って、大サイズカセッテ12Aは、装填状態が異常であることが検出され、大サイズカセッテ12Aが装填されている装填ボックス50の位置に対応する表示部58a〜58eは、例えば、赤色に点灯することで異常な装填状態を表す判定結果を表示する。
図8は、小サイズカセッテ12Bを識別部22等が手前となるようにし、表示部58a〜58e側に寄せた状態で装填ボックス50に装填した状態を示す。この場合、図6に示す大サイズカセッテ12Aと同様に、装填状態が正常である判定結果を表示部58a〜58eによって知ることができる。
図9は、小サイズカセッテ12Bを識別部22等が手前となるようにし、且つ、表示部58a〜58eから離間させた状態で装填ボックス50に装填した状態を示す。この場合、D−DB+m<d1+d2<D−DB+m+K<d1+d2+d3の関係に設定されていれば、センサS12(S22、S32、S42、S52)のみが反射マーカ18を検出する。従って、小サイズカセッテ12Bは、正常に装填されていることが検出され、小サイズカセッテ12Bが装填されている装填ボックス50の位置に対応する表示部58a〜58eは、例えば、緑色に点灯することで正常な装填状態を表す判定結果を表示する。
なお、反射マーカ18の幅Kをd2<Kとなる所定幅とし、センサS11(S21、S31、S41、S51)またはS12(S22、S32、S42、S52)の少なくとも一方が反射マーカ18を検出できるように設定すれば、小サイズカセッテ12Bを装填ボックス50の任意の位置に装填した場合であっても、装填状態が正常であることを確実に検出することができる。
図10は、小サイズカセッテ12Bを識別部22等が本体部44側となるようにし、表示部58a〜58e側に寄せた状態で装填ボックス50に装填した状態を示す。この場合、D−DB+m<d5+d4<D−DB+m+K<d5+d4+d3の関係に設定されていれば、センサS13(S23、S33、S43、S53)のみが反射マーカ18を検出する。従って、小サイズカセッテ12Bは、装填状態が異常であることが検出され、小サイズカセッテ12Bが装填されている装填ボックス50の位置に対応する表示部58a〜58eは、例えば、赤色に点灯することで異常な装填状態を表す判定結果を表示する。
図11は、小サイズカセッテ12Bを識別部22等が手前となるようにし、且つ、表示部58a〜58eから離間させた状態で装填ボックス50に装填した状態を示す。この場合、m<d5<m+K<d5+d4の関係に設定されていれば、センサS14(S24、S34、S44、S54)のみが反射マーカ18を検出する。従って、小サイズカセッテ12Bは、装填状態が異常であることが検出され、小サイズカセッテ12Bが装填されている装填ボックス50の位置に対応する表示部58a〜58eは、例えば、赤色に点灯することで異常な装填状態を表す判定結果を表示する。
なお、反射マーカ18の幅Kをd4<Kとなる所定幅とし、センサS14(S24、S34、S44、S54)またはS13(S23、S33、S43、S53)の少なくとも一方が反射マーカ18を検出できるように設定すれば、小サイズカセッテ12Bを装填ボックス50の任意の位置に装填した場合であっても、装填状態が異常であることを確実に検出することができる。また、カセッテ12の上下あるいは縦横を間違えてカセッテ装填部38に装填した場合には、何れのセンサS11〜S54も反射マーカ18を検出することができないため、装填状態が異常であると判定することができる。
以上のようにして、カセッテ装填部38に対するカセッテ12の装填状態を検出することができる。この場合、作業者は、必要に応じて異常な装填状態にあるカセッテ12の修正作業を纏めて行うことができる。
ここで、上記の説明では、カセッテ12の装填状態を検出するため、反射マーカ18による反射光の有無をセンサS11〜S54によって検出するように構成しているが、例えば、反射マーカ18に代えて識別情報を含むバーコードをカセッテ12の特定個所に配設し、バーコードリーダでバーコードを読取可能か否かによって装填状態を検出することもできる。この場合、カセッテ12を表示部58a〜58e側に寄せた状態で装填することを制約条件としておけば、表示部58a〜58e側にのみ配設したバーコードリーダにより、カセッテ12の装填状態を検出することができる。また、レーザビームを広範囲にスキャンさせてバーコードを読み取る構成とすれば、装填ボックス50の任意の位置に装填されたカセッテ12の装填状態を検出することも可能である。
さらに、装填状態の検出部としては、RFID(Radio Frequency Identification)、磁気センサ、渦電流検出センサ等を用いることもできる。この場合、例えば、ペースメーカ等の誤動作が惹起する懸念を払拭するため、患者に近接して使用されるカセッテ12側には、磁界を発生することのない金属部材を配設することが望ましい。
さらにまた、マイクロスイッチ等の機械的な検出部を装填ボックス50側に配設し、その検出部をカセッテ12側に設けた凹部等の検出用部材が機械的に動作させるか否かによって装填状態を検出するように構成することもできる。
なお、以上のようにして検出されたカセッテ12の装填状態に係る情報は、放射線画像情報読取装置10に接続される外部の装置、例えば、カセッテ12に記録される患者ID等を入力する端末装置に供給し、放射線画像情報読取装置10での処理状況を作業者に通知することもできる。
次に、カセッテ装填部38は、蓋開閉モータ56を駆動して蓋部材54を回動し、蓋部材54上に装填されたカセッテ12を順次放射線画像情報読取装置10の内部に取り込む。この場合、カセッテ装填部38を構成する底面部52は、蓋部材54側が下となるように傾斜して設定されているため、カセッテ12は、自重によって順次蓋部材54側に移動した後、放射線画像情報読取装置10の内部に取り込まれる。なお、蓋部材54は、カセッテ装填部38に装填されたカセッテ12の装填状態が異常であるとき、蓋部材54の閉成状態を保持することにより、異常状態のカセッテ12を放射線画像情報読取装置10の内部に取り込まないようにすることが可能である。
放射線画像情報読取装置10の内部に取り込まれたカセッテ12は、ニップローラ86によって挟持搬送され、第1処理部70に待機する第1処理機構62に供給される。この場合、カセッテ12は、識別部22に記録された識別情報が第1処理機構62の読取部93によって読み取られた後、下端部が支持部材88a、88bによって支持される(図5参照)。
ここで、装填状態が不適切な状態のままカセッテ12が放射線画像情報読取装置10の内部に取り込まれた場合、識別部22の識別情報を読取部93によって読み取ることができないことから、装填状態に異常があるものと判定することもできる。
また、読取部93によって読み取った識別情報に基づき、当該カセッテ12に収容されている蓄積性蛍光体パネル14に放射線画像情報が記録されているか否かを判定し、その判定結果からカセッテ12の登録状態の異常を知ることもできる。
次いで、ピニオンギア94が回転することでラック部材92a、92bが変位し、幅寄せ板96a、96bが近接移動することにより、カセッテ12の幅方向の位置決めが行われる。この場合、カセッテ12の幅方向の位置は、第1処理機構62が備える幅寄せ板96a、96bにより、放射線画像情報読取装置10の内部において自動的に調整される。従って、作業者は、装填位置を特別に意識することなく、カセッテ12をカセッテ装填部38に装填することができる。
カセッテ12が幅寄せされた後、読取部93によって読み取られたサイズ情報に従い、支持部材88a、88bが連結板90a、90bに沿って上下方向に所定量変位し、カセッテ12の上下方向の位置決めが行われる。
以上のようにして、正常な装填状態にあるカセッテ12の位置決めが行われた後、第1処理機構62は、ガイド部材66、68にガイドされた状態でカセッテ12を第2処理部72まで搬送する。次いで、第1処理機構62の上部に配設されたソレノイド100a、100bが駆動されることにより、ロック解除ピン98a、98bがカセッテ12の孔部34a、34bに挿入され、係止用板ばね30a、30bの係止が解除される。次に、第1処理機構62の支持部材88a、88bに配設されたソレノイド91a、91bが駆動されることにより、排出ピン89a、89bがカセッテ12の孔部36a、36bに挿入される。この結果、カセッテ12に収納された蓄積性蛍光体パネル14が開口部16から上部に露出する。
この場合、第2処理部72の上部に配設された検出部121が蓄積性蛍光体パネル14を検出したとき、カセッテ12から蓄積性蛍光体パネル14が正常に取り出されたものと判定することができる。また、検出部121が蓄積性蛍光体パネル14を検出できない場合、例えば、カセッテ12の機構や、蓄積性蛍光体パネル14のロックを解除するソレノイド100a、100bの動作等に異常があり、蓄積性蛍光体パネル14を取り出すことができないものと判定することができる。このときの判定結果は、カセッテ装填部38の場合と同様に、外部の装置を介して作業者に通知することができる。
カセッテ12の登録状態が正常であり、且つ、蓄積性蛍光体パネル14がカセッテ12から正常に取り出されたとき、第2処理部72の上部に配設されたニップローラ119は、カセッテ12から上方に突出した蓄積性蛍光体パネル14の上端部を把持し、シャッタ機構116を介して本体部44内に供給する。
一方、蓄積性蛍光体パネル14を本体部44に排出したカセッテ12を保持する第1処理機構62は、ガイド部材66、68にガイドされた状態で第3処理部74までカセッテ12を搬送する。第3処理部74には、把持板102a、102bを有する第2処理機構64が待機しており、把持板102a、102bがカセッテ12の両側部を把持した後、第2処理機構64の支持部材88a、88bが下方向に退避することにより、カセッテ12がガイド部材66、68に受け渡される。
カセッテ12を保持した第2処理機構64は、第3処理部74まで移動して待機する。また、第1処理機構62は、第1処理部70まで移動し、カセッテ装填部38から供給される次のカセッテ12に対する処理を行う。
本体部44に供給された蓄積性蛍光体パネル14は、読取搬送路120によって上方向に副走査搬送されるとともに、励起光走査部122から出力される励起光Lによって主走査される。励起光Lが照射された蓄積性蛍光体パネル14からは、蓄積記録された放射線画像情報に対応した輝尽発光光が出力される。この輝尽発光光は、集光ガイド124を介して光電変換部126に導かれ、電気信号に変換される。
放射線画像情報の読み取られた蓄積性蛍光体パネル14は、上下部分がニップローラ134、136によって挟持され、ガイド部材130、132にガイドされた状態でパネル搬送部128により水平方向に所定量変位する。次いで、ニップローラ134、136によりシャッタ機構118を介して下方向に搬送される。
シャッタ機構118の下部には、消去ユニット138が配設されており、ニップローラ140、142によって下方向に挟持搬送される蓄積性蛍光体パネル14は、消去ユニット138から消去光が照射されることにより、残存する放射線画像情報が消去される。消去処理が終了した蓄積性蛍光体パネル14は、第3処理部74に待機するカセッテ12に開口部16から挿入される。
蓄積性蛍光体パネル14を収納したカセッテ12は、第2処理機構64によって第4処理部76まで搬送された後、把持板102a、102bにより把持された状態で上方向に変位する。次いで、カセッテ12は、上端部がニップローラ106により挟持され、蓋部材108を介してカセッテ排出部40の収容ボックス110に排出される。この場合、カセッテ排出部40を構成する底面部112は、蓋部材108から離間する側が下となるように傾斜して設定されているため、排出されたカセッテ12は、自重により移動して収容ボックス110内に積層される。
一方、カセッテ装填部38において装填状態に異常のあることが検出されたカセッテ12、第1処理部70の読取部93によって登録状態に異常のあることが検出されたカセッテ12、あるいは、第2処理部72の上部に配設した検出部121によって蓄積性蛍光体パネル14を正常に取り出すことができないことが検出されたカセッテ12は、カセッテ搬送部42を構成する第2処理機構64により、第3処理部74及び第4処理部76を経由して第5処理部77まで搬送される。次いで、カセッテ12の上端部がニップローラ107により挟持され、蓋部材109を介してカセッテ収容部41の収容ボックス111に排出され、収容される。なお、カセッテ収容部41を構成する底面部113も傾斜して設定されているため、排出されたカセッテ12は、自重により移動して収容ボックス111内に積層される。
そこで、作業者は、任意の作業時において、カセッテ収容部41に排出されたカセッテ12の装填状態を修正し、あるいは、カセッテ12や放射線画像情報読取装置10の不具合個所を修理した後、再度カセッテ装填部38に装填して処理を行わせることができる。この間、放射線画像情報読取装置10では、正常な状態にあるカセッテ12に対する処理を中断することなく継続することができる。
なお、放射線画像情報読取装置10では、異常状態が検出されたカセッテ12を放射線画像情報読取装置10の外部に配設したカセッテ収容部41に排出するようにしているが、図12に示すように放射線画像情報読取装置11を構成し、異常状態の検出されたカセッテ12を放射線画像情報読取装置11の内部に収容するようにしてもよい。
すなわち、放射線画像情報読取装置11を構成するカセッテ搬送部42において、第3処理部74と第4処理部76との間に第5処理部79を設けるとともに、第5処理部79の上部空間に異常状態が検出されたカセッテ12を収容するカセッテ収容部81を設ける。なお、カセッテ収容部81は、カセッテ12を挟持搬送するニップローラ143、145を有する。
このように構成された放射線画像情報読取装置11では、異常状態が検出されたカセッテ12は、放射線画像情報読取装置11の外部に排出されるのではなく、第5処理部79に搬送された後、ニップローラ143、145により第5処理部79の上部のカセッテ収容部81に搬送されて収容される。
なお、作業者は、カセッテ装填部38のセンサS11〜S54、第1処理部70の読取部93または第2処理部72の上部に配設された検出部121により検出された異常状態の情報から、異常状態のカセッテ12がカセッテ収容部81に収容されていることを認識することができる。従って、例えば、正常な状態のカセッテ12に対する処理が終了した後、作業者の指示に基づき、カセッテ収容部81に収容されているカセッテ12を第5処理部79に搬送し、次いで、第4処理部76からカセッテ排出部40に排出させた後、所望の修正処理を行うことができる。
また、異常状態が検出されたカセッテ12をカセッテ収容部41(図2)またはカセッテ収容部81(図12)に収容する代わりに、図13に示すように構成したカセッテ装填部144の所定部位に退避させ、正常な装填状態または正常な登録状態にあるカセッテ12のみを放射線画像情報読取装置10の内部に供給して処理を継続することもできる。なお、カセッテ12が正常な登録状態にあるか否かは、カセッテ12の識別部20、22に記録された識別情報を読み取る読取部をカセッテ装填部144に配設して検出する。
すなわち、カセッテ装填部144を構成する壁部146にピニオンギア150を有するモータ148を配設する一方、ピニオンギア150に噛合するラック部材152をカセッテ装填部144の他の壁部154に配設する。
この場合、図14に示すように、カセッテ装填部144を構成する蓋部材54上に配設されたカセッテ12の装填状態をセンサS11〜S14によって検出し(図4参照)、装填状態が異常であることが検出された場合、壁部146を矢印Z方向に1つのカセッテ12の厚味の分だけ変位させる。一方、蓋部材54上に配設された次のカセッテ12の装填状態を検出し、装填状態が正常であることが検出された場合、蓋部材54を開成し、正常な状態のカセッテ12を放射線画像情報読取装置10内に取り込む(図15参照)。登録状態が異常または正常なカセッテ12についても同様である。
このとき、装填状態または登録状態が異常であるカセッテ12は、壁部146とともに本体部44から離間するカセッテ装填部144の所定の収容部に自重によって退避される一方、装填状態が正常であるカセッテ12は、放射線画像情報読取装置10内に取り込まれ、所定の処理が遂行される。
なお、カセッテ12に装填状態または登録状態の異常が検出された場合、当該カセッテ12を壁部146に係合保持させる機構を設けることにより、カセッテ装填部144の底面部52を傾斜させることなく、当該カセッテ12を収容部に退避させることができる。
図16は、第2実施形態に係る放射線画像情報読取装置160の内部構成図である。なお、放射線画像情報読取装置10と同一の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
放射線画像情報読取装置160は、複数のカセッテ12を装填可能なカセッテ装填部162と、正常に処理された複数のカセッテ12が排出されるカセッテ排出部164と、異常状態であることが検出されたカセッテ12を収容するカセッテ収容部41と、カセッテ12に収納された蓄積性蛍光体パネル14に対する読取処理及び消去処理を行う本体部166と、カセッテ装填部162、カセッテ排出部164、本体部166及びカセッテ収容部41の下部においてカセッテ12を搬送するカセッテ搬送部168とを備える。
カセッテ装填部162及びカセッテ排出部164は、本体部166の前部に隣接して配設される。また、カセッテ収容部41は、本体部166の後部に配設される。カセッテ装填部162、カセッテ排出部164及びカセッテ収容部41には、ケーシング174の内部全体を光密に保持するためのシャッタ機構170、172、173が配設される。
カセッテ搬送部168は、ガイド部材66、68を介して第1処理部176、第2処理部178、第3処理部180及び第4処理部181間を移動する第1処理機構62を有する。第1処理部176は、カセッテ装填部162の下部に配置され、第2処理部178は、カセッテ排出部164の下部に配置され、第3処理部180は、本体部166の下部に配置され、第4処理部181は、カセッテ収容部41の下部に配置される。本体部166は、鉛直上方向に延在する直線状の搬送路182を有し、この搬送路182に沿って、第3処理部180側から消去ユニット138、励起光走査部122、集光ガイド124及び光電変換部126が配列される。
第2実施形態に係る放射線画像情報読取装置160は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。
作業者によってカセッテ装填部162に複数のカセッテ12が装填されると、各カセッテ12の装填状態がセンサS11〜S54(図4参照)等によって検出され、その検出結果がカセッテ装填部162の側部の表示部58a〜58eに表示される。
次いで、カセッテ装填部162からカセッテ搬送部168の第1処理部176に供給されたカセッテ12は、第1処理機構62によって第3処理部180まで搬送される。
次に、正常な装填状態及び登録状態で第3処理部180に搬送され、且つ、正常な離脱状態でカセッテ12から取り出された蓄積性蛍光体パネル14は、ニップローラ119によって本体部166の搬送路182に供給され、上方向に副走査搬送されるとともに、励起光走査部122から出力される励起光Lによって主走査される。蓄積性蛍光体パネル14から得られた輝尽発光光は、集光ガイド124を介して光電変換部126に導かれ、電気信号としての放射線画像情報に変換される。
放射線画像情報の読み取られた蓄積性蛍光体パネル14は、搬送路182によって下方向に搬送されるとともに、消去ユニット138から消去光が照射され、残存する放射線画像情報が消去される。
放射線画像情報が消去された蓄積性蛍光体パネル14は、第3処理部180に待機するカセッテ12に収納された後、第2処理部178からシャッタ機構172を介してカセッテ排出部164に排出される。
一方、カセッテ装填部162で異常な装填状態であることが検出され、また、第1処理部176で異常な登録状態であることが検出され、あるいは、第3処理部180の検出部121により、蓄積性蛍光体パネル14が正常に取り出されないことが検出されたカセッテ12は、カセッテ搬送部168によって第4処理部181まで搬送される。第4処理部181に搬送されたカセッテ12は、上端部がニップローラ107により挟持され、シャッタ機構173及び蓋部材109を介してカセッテ収容部41に異常状態にあるカセッテ12として排出される。
図17は、第3実施形態に係る放射線画像情報読取装置190の内部構成図である。なお、放射線画像情報読取装置10または160と同一の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
放射線画像情報読取装置190は、本体部192と、本体部192の前後に配設され、複数のカセッテ12を装填可能なカセッテ装填部38及びカセッテ排出部40と、後部のカセッテ排出部40に隣接して配設され、異常状態が検出されたカセッテ12を収容するカセッテ収容部41と、カセッテ12を第1処理部198、第2処理部200、第3処理部202、第4処理部204間で搬送するカセッテ搬送部168とを有する。
第1処理部198は、カセッテ装填部38の下部に配設され、第2処理部200は、本体部192の下部に配設され、第3処理部202は、カセッテ排出部40の下部に配設され、第4処理部204は、カセッテ収容部41の下部に配設される。本体部192は、放射線画像情報読取装置190を構成するケーシング206と隔壁194とによって光密に保持される。隔壁194には、シャッタ機構196が配設される。消去ユニット138は、シャッタ機構196と第2処理部200との間に配設される。
第3実施形態に係る放射線画像情報読取装置190は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作について説明する。
作業者によってカセッテ装填部38に複数のカセッテ12が装填されると、各カセッテ12の装填状態がセンサS11〜S54(図4参照)等によって検出され、その検出結果がカセッテ装填部162の側部の表示部58a〜58eに表示される。
次いで、カセッテ装填部38からカセッテ搬送部168の第1処理部198に供給されたカセッテ12は、カセッテ12の登録状態が検出された後、第1処理機構62によって第2処理部200まで搬送される。
正常な装填状態及び登録状態で第2処理部200に搬送されたカセッテ12から正常に取り出された蓄積性蛍光体パネル14は、ニップローラ142、140、シャッタ機構196を介して本体部192に供給され、搬送路182によって放射線画像情報読取装置190の上部まで搬送された後、下方向に搬送され、放射線画像情報の読み取りが行われる。読み取りが完了した蓄積性蛍光体パネル14の下端部は、シャッタ機構196を介して消去ユニット138側に搬出され、残存する放射線画像情報の消去処理が行われる。従って、蓄積性蛍光体パネル14は、光電変換部126による放射線画像情報の読取処理と、消去ユニット138による消去処理とを同時に行うことができる。
消去ユニット138の下部の第2処理部200には、カセッテ12が待機しており、読取処理及び消去処理が完了した蓄積性蛍光体パネル14がカセッテ12に挿入されると、第1処理機構62が第3処理部202に移動し、次いで、カセッテ12がカセッテ排出部40に排出される。
一方、カセッテ装填部38から異常な装填状態または登録状態のまま第2処理部200に搬送されたカセッテ12、あるいは、第2処理部200の検出部121により正常に蓄積性蛍光体パネル14が取り出されないことが検出されたカセッテ12は、カセッテ搬送部168によって第4処理部204まで搬送される。第4処理部204まで搬送されたカセッテ12は、上端部がニップローラ107により挟持され、蓋部材109を介してカセッテ収容部41に異常状態にあるカセッテ12として排出される。
図18は、第4実施形態に係る放射線画像情報読取装置210の内部構成図である。なお、放射線画像情報読取装置190と同一の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
放射線画像情報読取装置210を構成するカセッテ搬送部168は、カセッテ12を第1処理部198から第2処理部200に搬送処理する第1処理機構62と、カセッテ12を第2処理部200から第3処理部202を介して第4処理部204まで搬送して処理する第2処理機構64とを備える。
第1処理機構62は、装填状態が正常であると判定されカセッテ装填部38から供給されたカセッテ12の登録状態を検出した後、正常な登録状態のカセッテ12を第1処理部198から第2処理部200に搬送し、正常に取り出された蓄積性蛍光体パネル14を本体部192に供給する。蓄積性蛍光体パネル14を本体部192に供給したカセッテ12は、第1処理機構62から第2処理機構64に受け渡され、第2処理部200に待機する。また、第1処理機構62は、次のカセッテ12を受け取るため、第1処理部198まで移動する。
本体部192での処理が終了した蓄積性蛍光体パネル14は、消去ユニット138により残存する放射線画像情報が消去されるとともに、第2処理部200に待機するカセッテ12に収納される。次いで、第2処理機構64によって第3処理部202に移動した後、カセッテ排出部40に排出される。
一方、カセッテ装填部38において装填異常が検出されたカセッテ12、第1処理部198で登録異常が検出されたカセッテ12、あるいは、第2処理部200に配設された検出部121によって蓄積性蛍光体パネル14の取出異常が検出されたカセッテ12は、第2処理機構64によって第4処理部204まで移動した後、カセッテ収容部41に排出される。
このように、第4実施形態の放射線画像情報読取装置210では、第1処理機構62によってカセッテ12をカセッテ装填部38から受け取って本体部192に供給する処理と、第2処理機構64によってカセッテ12をカセッテ排出部40またはカセッテ収容部41に排出する処理とを並行して効率的に行うことができる。
なお、放射線画像情報読取装置160、190、210において、カセッテ収容部41を設ける代わりに、カセッテ装填部38、162を図13に示すカセッテ装填部144のように構成して異常状態が検出されたカセッテ12を収容するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態では、端部に開口部16を有し、この開口部16より蓄積性蛍光体パネル14を挿脱する構成からなるカセッテ12を用いているが、例えば、蓋部材を開閉することで蓄積性蛍光体パネル14を挿脱できる構成としたカセッテや、蓄積性蛍光体パネル14の放射線画像情報における記録面に対して着脱自在な保護カバーを装着した一体型のカセッテに対しても同様に適用できることは勿論である。
また、カセッテ12に収納される蓄積性蛍光体パネル14としては、硬質材料からなる支持基板26上に蓄積性蛍光体層28を形成したものに限られるものではなく、蓄積性蛍光体をフレキシブルな支持基板に塗布してなる蓄積性蛍光体パネルを利用することもできる。
さらに、上述した各実施形態では、カセッテ装填部38、144、162の底面部52、カセッテ排出部40、164の底面部112及びカセッテ収容部41の底面部113を傾斜させることにより、カセッテ12の自重を利用して所定部位まで移動させるように構成しているが、カセッテ移動機構を用いてカセッテ12を移動させるように構成することもできる。
例えば、カセッテ装填部38、144、162では、モータ等の駆動源あるいはスプリング等の弾性部材を用いて壁部を蓋部材54側に移動可能に構成することにより、カセッテ12を順次蓋部材54側に移動させることができる。また、カセッテ排出部40、164及びカセッテ収容部41では、モータ等の駆動源によって壁部を移動させることにより、蓋部材108、109を介して排出されたカセッテ12を順次所定部位まで移動させることができる。このように構成することにより、底面部52、112、113を傾斜させることなく、カセッテ12を所定部位まで移動させることが可能となる。
第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置の外観図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置の内部構成図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置に装填されるカセッテの構成図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ装填部の一部断面構成図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置における第1処理機構の説明図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ装填部での装填状態検出処理の説明図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ装填部での装填状態検出処理の説明図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ装填部での装填状態検出処理の説明図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ装填部での装填状態検出処理の説明図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ装填部での装填状態検出処理の説明図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ装填部での装填状態検出処理の説明図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ収容部を他の構成とした説明図である。 第1実施形態に係る放射線画像情報読取装置におけるカセッテ収容部を他の構成とした説明図である。 図13に示す構成からなるカセッテ装填部の動作説明図である。 図13に示す構成からなるカセッテ装填部の動作説明図である。 第2実施形態に係る放射線画像情報読取装置の内部構成図である。 第3実施形態に係る放射線画像情報読取装置の内部構成図である。 第4実施形態に係る放射線画像情報読取装置の内部構成図である。
符号の説明
10、11、160、190、210…放射線画像情報読取装置
12…カセッテ 14…蓄積性蛍光体パネル
18…反射マーカ 24、49、58a〜58e…表示部
38、144、162…カセッテ装填部
40、164…カセッテ排出部 41、81…カセッテ収容部
42、168…カセッテ搬送部 44、166、192…本体部
70、176、198…第1処理部 72、178、200…第2処理部
74、180、202…第3処理部 76、181、204…第4処理部
77、79…第5処理部 122…励起光走査部
126…光電変換部 138…消去ユニット
S11〜S54…センサ

Claims (10)

  1. 放射線画像情報の蓄積記録された蓄積性蛍光体パネルを保持した複数のカセッテが装填されるカセッテ装填部と、前記蓄積性蛍光体パネルに対して励起光を照射し、得られた輝尽発光光を光電的に読み取ることで前記放射線画像情報を取得する読取部と、前記蓄積性蛍光体パネルに消去光を照射して残存する放射線画像情報を消去する消去部とを有する放射線画像情報読取装置において、
    前記カセッテの状態を検出する検出部と、
    前記検出部により異常状態が検出された前記カセッテを収容する異常カセッテ収容部と、
    異常状態が検出された前記カセッテを前記異常カセッテ収容部に対して排出する排出機構と、
    を備えることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記検出部は、前記カセッテ装填部に装填された前記カセッテの装填状態を検出することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  3. 請求項1記載の装置において、
    前記検出部は、前記カセッテ装填部に装填された前記カセッテの登録状態を検出することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  4. 請求項1記載の装置において、
    前記検出部は、前記カセッテに保持された前記蓄積性蛍光体パネルの離脱状態を検出することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  5. 請求項1記載の装置において、
    前記異常カセッテ収容部は、前記カセッテ装填部に配設されることを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  6. 請求項5記載の装置において、
    前記カセッテ装填部には、当該放射線画像情報読取装置内に前記カセッテを取り込む取込部が配設される一方、前記取込部から移動することで前記異常カセッテ収容部を形成する壁部が配設され、
    前記壁部は、前記排出機構を構成し、異常状態が検出された前記カセッテを保持して移動し、前記異常カセッテ収容部に収容することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  7. 請求項6記載の装置において、
    前記取込部は、前記カセッテ装填部の傾斜する傾斜底面に配設され、
    前記壁部は、前記取込部から前記傾斜底面の下方向に移動可能に構成され、異常状態が検出された前記カセッテを伴って前記傾斜底面の下方向に移動し、前記異常カセッテ収容部に収容することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  8. 請求項1記載の装置において、
    前記異常カセッテ収容部は、当該放射線画像情報読取装置内に配設され、前記カセッテ装填部から当該放射線画像情報読取装置内に取り込まれ、前記排出機構により排出される異常状態の検出された前記カセッテを収容することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  9. 請求項1記載の装置において、
    前記異常カセッテ収容部は、前記カセッテ装填部とは独立で当該放射線画像情報読取装置の外部に配設され、前記カセッテ装填部から当該放射線画像情報読取装置内に取り込まれ、前記排出機構により排出される異常状態の検出された前記カセッテを収容することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
  10. 請求項1記載の装置において、
    異常状態が検出されず、前記読取部による前記放射線画像情報の取得及び前記消去部による前記放射線画像情報の消去が行われた前記蓄積性蛍光体パネルを保持した前記カセッテを収容する正常カセッテ収容部を備え、
    前記排出機構は、前記カセッテの状態に従って前記異常カセッテ収容部又は前記正常カセッテ収容部を選択し、当該カセッテを排出することを特徴とする放射線画像情報読取装置。
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