JP2004279255A - 降水状態観測装置および観測方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】降水状態の観測対象位置における降水量、雨滴粒径を、短時間ピッチで連続して観測できるようにする。
【解決手段】降水時に落下した雨滴が受雨面カバー11に衝突して発生した音圧変化を検知する音圧センサ12を有するセンサ部1と、所定時間間隔、時間幅でセンサ部1から送られる音圧検知信号をもとに周波数換算を行い、所定帯域の周波数をもとに降水量と雨滴粒径とを算出し、その算出結果を外部に出力あるいは媒体に記録可能な制御記録部2を備え、雨滴の受雨面カバー11への衝突音の音圧変化を検知して得られた音圧検知信号をもとに、降水時の降水量と落下雨滴の粒径とを所定時間間隔、所定時間帯で算出し、算出値を表示、外部出力、媒体記録する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は降水状態観測装置および観測方法に係り、降水時に落下した雨滴が観測装置に衝突して発生する音を検知して、そのときの降水量、雨滴粒径を求めることができる降水状態観測装置および観測方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に気象観測では、降水量は転倒桝降水量計等の測定器を用いて測定されている。これに対して電子計測装置の応用例として、所定の検知区間を落下する雨滴を非接触検知して降水状態を確認する光学センサ、超音波センサを組み込んだ装置も知られている。また、振動板に降った雨滴を受けて振動センサでその振動波形を得て、記憶部に記憶された種々の基準波形との比較により、降水、降雪の状態判定を行うようにした技術(降雪検知装置)も提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−101377号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の降雪検知装置は、まず振動板に降雨あるいは降雪があったかどうかを、振動板から流下した水分の検知を行うことにより判断し、その後に振動板が受けた振動が降雨によるものなのか、降雪によるか、また他の外的な振動が入力されたのかを判定し、検知の結果として降雨か降雪かを判断することを目的としている。このため、降雨を観測した場合にもこの装置によって降水量を知ったりすることは考慮されておらず、その結果は天候の判断、すなわちその天候が降雨か降雪であるかを知るにとどまる。
【0005】
ところが、実際の降水状態観測では、降水量を知ることはもちろんのこと、付加的な情報として大粒の雨滴が降っているのか、小粒の雨滴が強く降り注いでいるのか、すなわち降水強度等の定量的な降水状態の観測データが得られることが望まれている。
【0006】
出願人は、この点に鑑み、降水現象について考察を加え、以下の知見を得、これをもとに上記問題点を解消するに至った。すなわち、降水現象は雨滴集合の落下現象ととらえることができる。そしてこの落下してくる雨滴が所定面積の金属片等からなる受雨面に衝突すると、受雨面の微少な振動により一定の衝突音が発生する。このとき発生音源となる受雨面を構成する金属片を一定の寸法、形状、材質で規定すると、その金属片固有の法則性のある音が得られることになる。この法則性のある音の強さ(音圧)及び高さ(周波数)は、主に雨滴集合としての水の量(降水量)、雨滴の大きさ(粒径)及び雨滴の落下速度を主要因として変化すると考えてよい。そこで、出願人は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、降水状態、特に降水量と、雨滴の大きさ(雨滴直径)とを精度よく得ることができる降水状態観測装置および観測方法を提供することを目的として、本発明を完成したので、以下にその構成、手段及び実施の形態について説明する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、その装置発明として降水時に落下した雨滴が受雨面に衝突して発生した音圧変化を検知するセンサ部と、所定時間間隔、時間幅で前記センサ部から送られる音圧検知信号をもとに周波数換算を行い、所定帯域の周波数をもとに降水量と雨滴粒径とを算出する演算解析部と、該演算解析部での算出結果を外部に出力あるいは媒体に記録可能な出力記録部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
前記センサ部は、金属製受雨面と、その下面に固定された圧電素子センサとすることが好ましい。
【0009】
また、前記装置を用いて行う降水状態観測方法の発明として、降水時に落下した雨滴が受雨面に衝突して発生した音圧変化を、所定時間間隔、時間幅にわたりセンサ部で検知し、該センサ部から送られる音圧検知信号をもとに、所定周波数換算を行い、所定帯域の周波数をもとに前記降水時の降水量と落下雨滴の粒径とを前記所定時間帯で算出し、該算出値を外部に出力あるいは媒体に記録するようにしたことを特徴とする。
【0010】
このとき、前記帯域周波数が、雨滴音周波数帯域とするか、あるいは雨滴音周波数とセンサ部受雨面の共振音周波数とを含めた帯域とすることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の降水状態観測装置および観測方法の一実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
[観測装置機器構成]
図1は、本実施の形態としての降水状態観測装置の概略構成を示したブロック構成図である。降水状態観測装置10は、所定形状の受雨面カバー11が取り付けられた音圧センサ12を支柱13に取り付け、支柱13を所定の観測位置に設置したセンサ部1と、このセンサ部1からの検知信号を受信するとともに、検知信号を音圧レベル値及び周波数に換算し、音圧レベル値または周波数から降水量、雨滴直径を算出する演算解析部と、外部に解析結果を出力し、あるいは各種媒体に記録する出力記録部と、各種状況、情報を表示可能な表示部とを有する制御記録部2により構成されている。
【0012】
図1は、センサ部1の概略構成を示した模式図である。図2はセンサ部1の詳細図である。センサ部1は、図1,図2に示したように、本実施の形態では地盤面3に立設された木製支柱13の上端に固定された耐水音圧センサ12と、この耐水音圧センサ12の感知部(ピックアップ部)12aに緩衝樹脂スペーサー14を介して密着されたステンレス製の受雨面カバー11と、音圧センサ12から導出された信号線ケーブル15とから構成されている。受雨面カバー11はφ100mmの円板状受雨面板11aと側面カバー11bとが一体となった無底円筒形状をなし、音圧センサ12上面に緩衝樹脂スペーサー14を介して固定されている。音圧センサ12は、防振ゴムスペーサ16を介して支持ピン17により支柱13上面に固定されている。本実施の形態では、音圧センサ12としてピックアップ部に圧電素子が埋設されたタイプが使用されており、受雨面カバー11の受雨面に落下する雨滴によって発生する音が音圧センサ12により検知され、所定の検知信号が制御記録部2に送られるようになっている。
【0013】
制御記録部2は、図1に示したように、屋内等の降水の影響のない場所に設置されたボックスタイプの計測装置の態様をなし、その構成は、図3のブロック図に示したように、音圧センサで検出された微弱信号を増幅する増幅回路、周波数帯域別音を計測するバンドパスフィルタ及びA/D変換器と、搭載された各種ソフトウエア(アプリケーション)に基づき信号データの解析を行う演算解析部と、周辺機器との接続により外部へのデータ出力を可能にし、また各種媒体へのデータ記録を行える出力/記録部と、操作手順、解析結果、システム情報等をユーザに伝える表示部とから構成されている。演算解析部は具体的には制御用CPU、演算チップが搭載された制御ボードからなり、この演算解析部には計測用システム制御ソフトに加えて、周波数換算アプリケーション、降水量・雨滴粒径算出アプリケーション等のソフトウェアがROMとして搭載されている。
【0014】
次に、この観測装置を用いて行う降水観測に関する計測、解析手法、実際の観測のためのキャリブレーションについての考え方について説明する。
[計測項目]
降水状態観測装置のセンサ部へ雨滴が落下して受雨面に衝突することにより次の3つの種類の音が発生すると考えられる。図4は、この周波数と音圧との関係を示したグラフである。同図に示した曲線において、第1のピークは10〜Hzオーダー帯域で観測される落下雨滴音を示している。第2のピークは、落下雨滴音のときの約2倍の周波数近傍に出現するような高調波を示している。〜10Hz帯域に発生する高調波は10〜オーダーHzの帯域に発生する音圧に比して小さい。第3のピークは、使用したセンサの寸法、形状等から決まる固有の共振帯域(本実施の形態におけるφ100mmステンレス製受雨カバーでの共振帯域は約1850Hz)での共振音を示している。
【0015】
このとき上述の雨滴音及び共振音は、(1)式で示したように、雨滴の落下状況における雨滴の落下、衝突による音響エネルギー量であるEwの影響を受けて変化することが確認されている。
Ew=(Pw)=f(ρ・d・N・U) …(1)
ここで、
Ew:雨滴の落下、衝突による音響エネルギー量(W/m
Pw:雨滴の落下音圧(Pa,N/m
ρ:降水(雨滴)の密度(g/cm
:雨滴の体積(cm
(d:雨滴の長粒径、d:雨滴の短粒径)
N:雨滴の個数
U:雨滴の落下速度(cm/sec)
【0016】
[解析手法]
このときEw(雨滴の落下、衝突による音響エネルギー量)は、音圧センサによりPa,N/mを単位として計測値の2乗の関係として計測できる。ρは降水(雨滴)の密度であり、降水の密度はほぼ1.0g/cmである。dは雨滴を球状として求めた体積である。なお、球の体積は(V=πd/6=0.5236d)、Nは雨滴の個数、Uは雨滴の落下速度であり、霧状の落下しないものを除けば、その落下速度はおおよそ一定としてよい。以上より、雨滴の密度及び落下速度を一定として実験を行なった結果、雨滴落下による音圧の増加(音響エネルギー量)は、降水量及び雨滴に比例する関係を得た。雨滴粒径が大きくなる程、発生音の周波数は高くなる。また雨滴粒径の分散が大きい程、発生音周波数の分散も大きくなる関係を得た。
雨滴の落下による音圧の変化は、(2)式として得られる。同式ではm=約1,n=約2として取り扱ってよい。
ΔP=a・(Rv)・(d) …(2)
ここで、
ΔP:音圧(Pa,N/m
Rv:降水量(cm/sec)
d:雨滴粒径(cm)
a:係数
雨滴粒径による周波数変化としては(3)式の関係が成り立つ。
d=a・eb*F …(3)
ここで、
d:雨滴粒径(cm)
F:発生音周波数(Fk)または雨滴音周波数(FR)(Hz)
a,b:係数、発生音周波数の場合(a=0.118,b=0.0015),雨滴音周波数の場合(a=0.08,b=0.007)
【0017】
本実施の形態では、観測の簡便性を考慮し、上記発生音周波数を、雨滴音と共振音を含めての1つの発生音としてとらえて卓越周波数Fkを用いた。また、センサ部の強度、設置における安定を十分考慮した場合には、〜10Hz帯域音及び共振音を分離して雨滴音としてとらえ、その雨滴音周波数を使用することもできる。したがって、収集する音圧データの種類に適合した周波数の測定範囲を規定したり、適切な使用測定装置を選定することが好ましい。たとえば40〜4000Hzを測定可能な装置では、次の7項目を計測することができる。
・雨滴音圧(平均値、(分散)1/2
・共振音圧( 〃 )
・雨滴音周波数( 〃 )
・音響エネルギー量(平均値)
一方、周波数の測定範囲を1〜1000Hzとしている低周波音計測装置を利用した場合は、次の5項目を計測できる。
・発生音圧(平均値、(分散)1/2
・発生音周波数( 〃 )
・音響エネルギー量(平均値)
【0018】
[キャリブレーションの作成]
以上の計測項目をもとに人工降水実験あるいは実際の降水観測等によりキャリブレーションを作成して、次の各式より降水量(R)、雨滴粒径(d)(完全球体としての粒径)、音響エネルギー量(Ew)(空気伝播音としてのエネルギー量)を算定することができる。
【0019】
(雨滴粒径の算定式)
d=a・eb*F
ここで、
d:雨滴粒径(cm)
F:発生音周波数(Hz)または雨滴音周波数(Hz)
a,b:係数、発生音周波数の場合(a=0.118,b=0.0015),雨滴音周波数の場合(a=0.08,b=0.007)
【0020】
(降水量の算定式)
R={a・(P−P)}/d1.5
ここで、
R:降水量(mm/分)
P:計測音圧(Pa)
:無降水時バックグランド音圧(Pa)
(P=0.0002〜0.0003Pa程度)
a:係数 450 mm/分/Pa・mm(300〜600)
【0021】
(降水落下音エネルギー量)
=(P×25×10−4
ここで、
:降水落下音エネルギー量(10−12W/m
:全帯域音圧(Pa)
【0022】
また、以下のように、分散値をもとに雨滴の粒径分布の算定、雨滴個数の算定も行うことが可能である。
=d+1.15S
=d−1.15S
=0.25R/0.52(d
=0.5R/0.52(d)
=0.25R/0.52(d
ここで、
:雨滴粒径(87.5%)(cm)
: 〃 (12.5%)(cm)
S:発生音(雨滴音)周波数の(分散)1/2
:雨滴個数(87.5%粒径)
: 〃 (50%粒径)
: 〃 (12.5%粒径)
【0023】
【実施例】
以下に観測装置を用いて行った人工降雨による実験結果、実際の現場観測時の降水量、雨滴粒径観測結果について説明する。
[基礎実験]
本発明の降水状態観測装置の精度確認のために、雨滴粒径を変化させた人工降雨による降水状態観測を行った。雨滴粒径は水を雨滴状に落下可能な降水装置のノズル径(0.5mm,0.7mm,1.0mm,1.6mm,2.3mm)によって調整した。各降雨時に落下速度が一定となるように、7mの高さより雨滴を一様落下させた。
【0024】
図5は降水量の変化と音圧との関係を示したグラフ、図6は降水量を変化させた際に発生音周波数をもとに得られる雨滴粒径、図7は降水量を変化させた際に雨滴音周波数をもとに得られる雨滴粒径についての関係グラフを示している。
図5から各雨滴粒径においても降水量の増加に伴い、検出音圧はほぼ直線的に増加することが確認できた。すなわち、雨滴落下による音圧の増加(音響エネルギー量)は、降水量及び雨滴粒径に比例することが確認された。図6,図7から、降水量の多少にかかわらず雨滴粒径が大きくなる程、発生音周波数、雨滴周波数が高くなる関係が確認された。また、雨滴粒径の分散が大きい程、発生音周波数の分散も大きくなる関係も確認された。
【0025】
[現場観測例]
図8,図9は降水観測装置によって実際の降水状態を観測し、降水量、雨滴粒径、及び降水時の降水落下音エネルギー量の算出結果を図示したグラフである。降水量は、転倒桝式降水量計の値に十分近い値として得られた。
【0026】
【発明の効果】
以上に述べたように、本発明によれば、簡単な観測装置により、観測対象位置での降水量、雨滴粒径に関して、短時間ピッチで連続した観測が可能となり、また連続観測データを容易に取得できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による降水状態観測装置の一実施の形態での設置例を示した模式図。
【図2】降水状態観測装置の音圧センサ部の詳細構成を示した部分拡大図。
【図3】制御記録部の構成を示したブロック図。
【図4】降水時において降水状態観測装置で得られる音圧と周波数との関係を示したグラフ。
【図5】基礎実験において、雨滴粒径ごとの降水量と音圧との関係を示したグラフ。
【図6】基礎実験において、発生周波数と雨滴粒径との関係を示したグラフ。
【図7】基礎実験において、雨滴音周波数と雨滴粒径との関係を示したグラフ。
【図8】降水観測時における降水量、雨滴粒径の変化を示した経時グラフ。
【図9】降水観測時における降水落下音エネルギー値の変化を示した経時グラフ。
【符号の説明】
1 センサ部
2 制御記録部
11 受雨面カバー
12 音圧センサ

Claims (5)

  1. 降水時に落下した雨滴が受雨面に衝突して発生した音圧変化を検知するセンサ部と、所定時間間隔、時間幅で前記センサ部から送られる音圧検知信号をもとに周波数換算を行い、所定帯域の周波数をもとに降水量と雨滴粒径とを算出する演算解析部と、該演算解析部での算出結果を外部に出力あるいは媒体に記録可能な出力記録部とを備えたことを特徴とする降水状態観測装置。
  2. 前記センサ部は、金属製受雨面と、その下面に固定された圧電素子センサからなることを特徴とする請求項1に記載の降水状態観測装置。
  3. 降水時に落下した雨滴が受雨面に衝突して発生した音圧変化を、所定時間間隔、時間幅にわたりセンサ部で検知し、該センサ部から送られる音圧検知信号をもとに、所定周波数換算を行い、所定帯域の周波数をもとに前記降水時の降水量と落下雨滴の粒径とを前記所定時間帯で算出し、該算出値を外部に出力あるいは媒体に記録するようにしたことを特徴とする降水状態観測方法。
  4. 前記帯域周波数が、雨滴音周波数帯域であることを特徴とする請求項3に記載の降水状態観測方法。
  5. 前記帯域周波数が、雨滴音周波数とセンサ部受雨面の共振音周波数とを含めた帯域であることを特徴とする請求項3に記載の降水状態観測方法。
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