JP2004278518A

JP2004278518A - モータ駆動ポンプユニット

Info

Publication number: JP2004278518A
Application number: JP2003365175A
Authority: JP
Inventors: Franz Arbogast; アルボガストフランツ; Guenther Nagel; ナーゲルギュンター
Original assignee: Voith Turbo GmbH and Co KG
Current assignee: Voith Turbo GmbH and Co KG
Priority date: 2002-10-24
Filing date: 2003-10-24
Publication date: 2004-10-07
Also published as: EP1413757A2; EP1413757A3; DE10249494A1; KR20040036619A; US20040136847A1

Abstract

【課題】
本発明は、
‐ステータとロータを含む電気モータと、
‐ポンプと、を具備し、
‐前記ポンプは、電気モータのロータによって同心状に取り囲まれ、
‐軸方向断面から見た場合、前記電気モータのロータがＵ型をなし、
‐内部ギアと共通した軸領域に設けられたＵのウェブと、
‐Ｕのウェブの内部ギアと噛み合うピニオンを有する前記ポンプのシャフトと、
‐ウェブ側の正面壁と送出される媒体の結合部を有する結合側の対向面と、を含むハウジングと、
を具備したモータ駆動ポンプユニットに関する。
【解決手段】
本発明は、以下の原理のうち少なくとも１つを特徴とする。
‐送出媒体、冷却装置又はろ過装置を受け入れるための容器としてウェブ側の正面壁領域に前記ハウジングが配置されている。
‐結合側の面領域に、前記ハウジングが下記装置方向制御弁；安全弁；減圧弁；分量隔板；流量制御弁；ストップ弁；比例弁の少なくとも１つを含む弁ブロックとして配置されている。
【選択図】図１

Description

本発明は電気モータとポンプを構造的に互いに組み合わせたモータ駆動ポンプユニットに関する。該ポンプはモータのロータ／ステータによって囲まれている。

ＤＥ１９５３８２７８Ａ１ＥＰ０６１１８８７Ａ１ＰＣＴ／ＥＰ０１／０３３５７

ＤＥ１９５３８２７８Ａ１はこのようなモータ駆動ポンプユニットを記述する。電気モータのロータは同時にポンプのインペラとなっている。

ＥＰ０６１１８８７Ａ１はモータ駆動ポンプユニットを記述する。モータのロータは別個の構成要素であるが、往復動ポンプのシリンダブロックにねじって剛的に結合される。

ＰＣＴ／ＥＰ０１／０３３５７は、電気モータのロータがポット型をしたモータ駆動ポンプユニットを記述する。モータのステータとポンプとの間にロータが位置しており、このロータとポンプはギアを介し駆動結合されている。
この公知のモータ駆動ポンプユニットの大きな利点は径が最小なことであり、半径方向への延伸が比較的低く抑えられる。

大抵の場合、軸方向に十分な構造的空間をとれない点が問題である。軸方向の長さを減らすことは不可能である。モータがある力を出すためには、軸方向にある程度の長さが必要である。また、弁、電荷隔板と送出される媒体用の貯槽等多数のサブアセンブリよりポンプ装置が構成されることも軸方向の長さを増す更なる要因となっている。多数のサブアセンブリのため、軸方向における空間の必要性が高くなる。
従って本発明の目的は、モータとポンプの出力は維持しつつ、半径方向寸法は増大させずに軸方向寸法を減少するような方法で請求項１の序文に記載されたモータ駆動ポンプユニットを提供することである。

この目的は請求項１の特徴により達成される。

従って発明者たちは、上述した種類のサブアセンブリをポンプユニットのハウジング、即ちハウジングの正面壁領域に一体化させた。これにより、半径方向の構造的空間を増大させずに軸方向の構造的空間量を低減させ得る。

添付図面を参照して、本発明を詳細に渡って説明する。以下に詳細を示す。

本発明のモータ駆動ポンプユニットは、ステータコアスタック１．１、ワインディング１．２とロータ１．３を具備した電気モータ１を含む。

さらに内部ギアポンプ２をも含む。これはピニオン２．１、内部ギアとピニオンシャフト２．３に対して偏心した中空ホイール２．２を含む。ピニオンシャフト２．３はサイドディスク２．４、２．５によって保持される。現在の場合は、滑り軸受２．４．１、２．５．１も設けられている。

２つの要素（ｅｌｅｍｅｎｔｓ）すなわちモータとポンプは、共通のハウジング３によって囲まれている。ハウジング３にはロータ１．３とステータ１．１との間に、冷却剤導入のための吸込口３．４と冷却剤をポンプ２の外へ軸方向へ導く吐出口３．５が配置されている。

本発明によると、モータ１のロータ１．３はポット型の配置で設けられる。添付の軸方向断面図では、これはＵ型の外観になる。ピニオンシャフト２．３は、ギアを介してロータ１．３と回転式で連結する。Ｕのウェブ１．３．１の中に内部ギアを含み、一方ピニオンシャフト２．３は代表的外部ギアを含む。内外のギアは互いに噛み合う。

モータ１のロータ１．３とピニオンシャフト２．３との間に異なる種類の駆動結合をつくることができる。低速または高速でロータ１．３からピニオンシャフト２．３に対する伝達が生じるよう、１つだけ単独の代わりにトルク伝達要素のそれぞれに２つ以上のギアを設けることが可能である。

ロータ１．３はポンプ２上に、言い換えると２つのサイドディスク２．４と２．５上に保持される。

ハウジング３は、円筒形スリーブ状部３．１、Ｕ型をしたウェブ１．３．１の領域に置かれるサイドディスク３．２とサイドディスク３．３を含む。送出すべき媒体用の供給ライン３．４と排出ライン３．５は、サイドディスク３．３に組み込まれる。図中の矢印は、電気モータ１のロータ１．３とステータ１．１との間及びポンプ２を通る媒体流の方向を示す。
図示の通り、ハウジング３の円筒形スリーブ状部３．１はウェブ側のサイドディスク３．２へ向かって延伸し、比較的大きい空間４を作る。空間４はオイルタンクとして使われる。

サイドディスク３．３は、更に圧力制御弁５と方向制御弁６を含む。方向制御弁６はブロック３．３．１の中に配置されている。このブロック３．３．１は、分離平面３．４に沿ってサイドディスク３．３の主要部分の上に位置し、該主要部分に、ねじ結合などによって剛的に結合されている。取付状態においては（ここに示すように）、ブロック３．３．１とサイドディスク３．３の主要部分の線は、互いに整列し、互いに導電性結合となっている。

本発明を詳細に示した図である。

Claims

１．１ステータ（１．１）とロータ（１．３）を含む電気モータ（１）と、
１．２ポンプ（２）と、を具備し、
１．３前記ポンプ（２）は、電気モータ（１）のロータ（１．３）によって同心状に取り囲まれ、
１．４軸方向断面から見た場合、前記電気モータ（１）のロータ（１．３）がＵ型をなし、
１．５内部ギアと共通した軸領域に設けられたＵのウェブ（１．３．１）と、
１．６Ｕのウェブ（１．３．１）の内部ギアと噛み合うピニオン（２．１）を有する前記ポンプ（２）のシャフト（２．２）と、
１．７ウェブ側の正面壁（３．２）と送出される媒体の結合部（３．４，３．５）を有する結合側の対向面（３．３）と、を含むハウジング（３）と、を具備し、
１．８．１送出媒体、冷却装置又はろ過装置を受け入れるための容器としてウェブ側の正面壁領域に前記ハウジング（３）が配置されていることと、
１．８．２結合側の面（３．３）領域に、前記ハウジング（３）が下記装置方向制御弁；安全弁；減圧弁；分量隔板；流量制御弁；ストップ弁；比例弁の少なくとも１つを含む弁ブロックとして配置されていることと、
の少なくとも１つの原理（ｅｌｅｍｅｎｔｓ）を含むことを特徴とするモータ駆動ポンプユニット。
前記電気モータのロータ（１．３）が前記ポンプハウジングを取り囲み、ポンプハウジングに保持されていることを特徴とする請求項１記載のモータ駆動ポンプユニット。
前記ポンプ（２）は油圧ポンプであることを特徴とする請求項１乃至２の何れか１つに記載のモータ駆動ポンプユニット。
前記ポンプ（２）の媒体の処理量の少なくとも一部が前記モータの冷却用に用いられることを特徴とする請求項１乃至３の何れか１つに記載のモータ駆動ポンプユニット。
５．１Ｕのウェブとウェブ側の前記ハウジング（３）の正面壁（３．２）との間にタンク（４）が位置していることと、
５．２前記ポンプ（２）のシャフト（２．２）がタンク（４）内に突出し、インペラを有することと、
５．３前記インペラはモータ（１）外の冷却媒体を前記ポンプ（２）内へ送出するように配置され構成されていることと、
を特徴とする請求項１乃至４の何れか１つに記載のモータ駆動ポンプユニット。