JP2004277999A - 水噴射式織機の流路切換装置 - Google Patents

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恒一 服部
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Abstract

【課題】 本発明は、前記従来技術の問題点を鑑みてなされたもので、水噴射式織機の流路切換装置において、弁体と軸受けとの間に排水孔を設け、モータへの水の進入を確実に防止する流路切換装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明の流路切換装置は、流体の流路を切り換える弁体および弁体が配置された弁箱を有する切換弁と、前記弁体を回転させる回転駆動手段と、回転駆動手段から弁体に回転駆動を伝達するシャフトと、弁箱内でシャフトを回転可能に固定する軸受けと、少なくとも1つの排水孔と少なくとも1つの空気孔を弁箱に設けている。ことを要旨とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、織機に用いる水の流路を切り換える装置に関する。
水噴射式織機においては、緯入れ用流体である水の流路を切り換える各種の切換弁が用いられている。たとえば、複数の緯糸を選択的に緯入れする多色織機においては、水の流路を切り換える切換弁と、この切換弁を駆動させる駆動手段とを備える流路切換装置を設け、緯入れに先立ち選択した緯入れノズルに流体が供給されるように水の流路を切り換え、その後水を選択した緯入れノズルから噴射して緯入れをするようにしている。
この流路切換装置として、特許文献1があげられる。
特許文献1は、流路切換のための弁体の回転軸と動力発生器の回転軸とを同一の軸線にしている流路切換装置である。
特開平9−296336号公報
弁体と弁箱との間は密着していて水漏れがしにくい構造になっているものの、回転運動や摩耗などによって流路から弁体と弁箱との間に水がもれ、モータ側へ水が進入する。モータへの水の進入は、モータの故障の原因となる。
特許文献1の流路切換装置を用いた場合、モータと弁体との間に設けられた軸受けと、弁体との間に漏水防止のためのシール部材を設けている。しかし、軸受けと弁体との間に水が溜まったときにも水の逃げ場が無く、水がモータへ進入するのを防ぎきれない。
従って本発明の目的は、水噴射式織機の流路切換装置において、弁体と軸受けとの間に排水孔を設け、モータへの水の進入を確実に防止する流路切換装置を提供することにある。
本発明の流路切換装置は、流体の流路を切り換える弁体および弁体が配置された弁箱を有する切換弁と、前記弁体を回転させる回転駆動手段と、回転駆動手段から弁体に回転駆動を伝達するシャフトと、弁箱内でシャフトを回転可能に固定する軸受けと、少なくとも1つの排水孔と少なくとも1つの空気孔を弁箱に設けている。
排水孔は弁体と軸受けとの間に位置するように設けられている。また、弁体は2つの軸受けの間に配置されており、弁体と少なくとも一方の軸受けの間に位置するように排水孔を設け、前記排水孔に対応する軸受け側であり、弁体よりも軸受け側に位置するように空気孔を設けている。
さらに、切換弁は、排水孔が弁体よりも下方になるように織機に取り付けられる、または、排水孔が弁箱の最下部に位置するように織機に取り付けられる。
本発明の構成によれば、弁体と軸受けとの間に排水孔を設けているため、流路から漏れた水がモータに進入する前に、弁箱の外に排出することが出来る。
また、弁体と軸受けの間に空気を供給するような空気孔を設けることで、より円滑に、且つ確実に排水孔から排水することが可能となる。
さらに、弁体を2つの軸受けの間に配置することにより、回転に伴う歪みもなくなり、水が漏れにくくなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。
第一の実施の形態を図1に示す。水噴射式織機の流路切換装置1は、水の流路を切り換えるための流路を中央に形成した弁体13と、弁体13を内部に収納し外部との入出力側にそれぞれ流路接続口を設けた弁箱14と弁箱14の内面に固着される円筒部材15であって、その内面で弁体13が回転摺動する円筒部材15を有した切換弁3、弁体13を回転させるための回転駆動手段であるモータ11、モータ11の動力を弁体13に伝達するシャフト12を備えている。
モータ11のシャフトと、弁体13から延在するシャフト12とは軸継手6によって連結されている。また、モータ11と弁箱14は連結部材5によって固定されている。
弁体13の両端の弁箱14内には、シャフト12の回転を伝達しつつ保持する軸受け21、22が設置されている。また、弁体13と二つの軸受け21、22の間には水の漏洩を防ぐシール部材25、26がそれぞれ設けられている。
弁体13と軸受け21、22との間に繋がる弁箱14には、流路から漏水した水を外部へ排水するための排水孔31、32、及び、より円滑に排水を促すために空気孔41、42が設けられている。排水孔31、32と空気孔41はともに弁体13を収容する空間に向けて開口し外部に連通している。また、空気孔42のように、弁体13と軸受け21、22との間に繋がる弁箱14に直接空気孔が開いていなくても、弁体と軸受けの間に空気孔から空気が供給される位置に開口していればよい。
図1では、切換弁3を横向きに織機に設置したときの実施例であり、排水孔は切換弁の下側に向かって開口、つまり弁箱の内周部の最下部に位置するように設けられており、空気孔は弁箱の上面、或いは、側面に開口されている。また、排水孔、空気孔共に2カ所に設けられているが、少なくとも一方、好ましくは弁体よりもモータ側に設けてあればよい。
図1の切換弁を縦向きに織機に設置するときには、排水孔及び空気孔は、弁体よりも下方であって下側の軸受けとの間にのみ設ければ良い。
第二の実施の形態を図2に示す。図2は、第一の実施の形態の軸受け21が、弁体13とモータ11との間の一カ所のみに設けられている流路切換装置1である。弁体13と軸受け21との間に延在する弁箱14の最下部には排水孔31が、その弁箱上面には空気孔41が設けられている。
このように、弁体と軸受けとの間の弁箱に排水孔を設けることにより、流路から弁体の外側に漏れだした水を弁箱の外に排水することが可能となる。そのため、軸受けやモータへの水の進入を防ぐことが出来、モータの故障を防止出来る。更に、空気孔を設け排水孔に繋がる空間に空気を供給することで、内外圧の差を無くし、円滑に水を排水孔から排水することが可能となる。
また、軸受けを弁体の両端に設けることで、弁体の回転に伴う捻れが発生しにくくなる。そのため、流路から水が漏水しにくくなる。また、弁体や弁箱に与える摩擦も抑制されるため、切換弁の耐久性が向上する。
本発明は上記実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない限り種々変更することができる。例えば、上記実施例では、排水孔31、32がいずれも円筒部材15の端部と軸受けとの間における弁箱14の内周面に開口するように設けられているが、円筒部材15の円周面に開口するように弁箱14および円筒部材15に形成しても良い。
第一の実施の形態における流路切換装置の断面図である。 第二の実施の形態における流路切換装置の断面図である。
符号の説明
1 流路切換装置
3 切換弁
5 連結部材
6 軸継手
11 モータ
12 シャフト
13 弁体
14 弁箱
15 円筒部材
21、22 軸受け
25、26 シール部材
31、32 排水孔
41、42 空気孔
51 入力側通路
52 出力側通路

Claims (5)

  1. 流体の流路を切り換える弁体および弁体が配置された弁箱を有する切換弁と、前記弁体を回転させる回転駆動手段と、回転駆動手段から弁体に回転駆動を伝達するシャフトと、弁箱内でシャフトを回転可能に固定する軸受けと、少なくとも1つの排水孔と少なくとも1つの空気孔を弁箱に設けたことを特徴とする水噴射式織機の流路切換装置。
  2. 排水孔は弁体と軸受けとの間に位置するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載の水噴射式織機の流路切換装置。
  3. 弁体は2つの軸受けの間に配置されており、弁体と少なくとも一方の軸受けの間に位置するように排水孔を設け、前記排水孔に対応する軸受け側であり、弁体よりも軸受け側に位置するように空気孔を設けていることを特徴とする請求項1に記載の水噴射式織機の流路切換装置。
  4. 切換弁は、排水孔が弁体よりも下方になるように織機に取り付けられることを特徴とする請求項2に記載の水噴射式織機の流路切換装置。
  5. 切換弁は、排水孔が弁箱の最下部に位置するように織機に取り付けられることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の水噴射式織機の流路切換装置。
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