JP2004277293A - 耐消泡剤性泡沫を生ずる洗浄料 - Google Patents
耐消泡剤性泡沫を生ずる洗浄料 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上する手段を提供する。
【解決手段】1)1種乃至は2種以上の平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールと2)1種乃至は2種以上のアニオン性界面活性剤を洗浄剤に含有させる。前記ポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレングリコールが特に好ましく例示できる。前記アニオン性界面活性剤としては、脂肪酸カリウムを主洗浄剤として、全アニオン性界面活性剤の80重量%以上、より好ましくは90重量%以上含有する形態が特に好ましい。
【選択図】 なし
【解決手段】1)1種乃至は2種以上の平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールと2)1種乃至は2種以上のアニオン性界面活性剤を洗浄剤に含有させる。前記ポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレングリコールが特に好ましく例示できる。前記アニオン性界面活性剤としては、脂肪酸カリウムを主洗浄剤として、全アニオン性界面活性剤の80重量%以上、より好ましくは90重量%以上含有する形態が特に好ましい。
【選択図】 なし
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄料に関し、更に詳細には、コシの強い泡を生ずるのに有用な洗顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧動作において、洗浄は皮膚保護処置を効果的に行う為の前処置として重要な役割を果たしている。洗浄が不完全であれば、有効成分の真皮への浸透は阻害され、期待した効果を奏さない場合があるし、皮膚上に生成した過酸化物、過酸化脂質が充分に除去出来なければ、残存した過酸化物或いは過酸化脂質により炎症が生じてしまう場合もある。この様な事態の無いように洗浄を行う為、洗浄料には通常アニオン性界面活性剤などが10重量%以上と、大量に含有されている。かかる大量に含有されたアニオン性界面活性剤の皮膚上への残存により、炎症が起こらないようにする為、洗浄料の使用においては、良く泡立てて、泡によって洗浄することが推奨されている。しかしながら、近年に於いては、安全性の高い油剤としてシリコーン類が、広範囲の化粧料に、高濃度で配合されている為、該シリコーンの消泡作用のため、洗浄料の泡の生成が阻害されやすくなっており、シリコーン存在下安定に泡を維持する手段の開発が望まれている。
【0003】
洗浄料において、コシが強く安定な泡を生じさせる技術としては、例えば、発泡体シートに洗浄料組成物を含浸させて、発泡体中を洗浄料組成物の水溶液が何度も通過することにより泡を生じさせる技術(例えば、特許文献1)や、液体の洗浄料組成物をミスと・ディスペンサーに充填し、ミスト・ディスペンサーから噴出させることにより、泡を生ぜしめる技術(例えば、特許文献2)等が知られているが、通常の洗浄料組成物の形態で泡のコシを向上させる手段は今のところ知られていない。この様に、通常の洗浄料組成物の形態で泡のコシを向上させることができれば、手軽に、安全に洗浄料が使用できる為、この様な技術の開発が望まれていた。
【0004】
一方、洗浄料において、平均分子量1万未満、多くは1000以下のポリエチレングリコールなどのポリアルキレングリコールは、保湿剤、刺激抑制剤等として使用されている。(例えば、特許文献3、4)しかしながら、洗浄料において、平均分子量1万を超える分子量のものを含有させる技術は全く知られていなかったし、かかる分子量のポリアルキレングリコールを洗浄料に含有させることにより、洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上できることも全く知られていなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−27094号公報
【特許文献2】
特開2001−278777号公報
【特許文献3】
特開2002−53457号公報
【特許文献4】
特開平10−338628号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上する手段を提供することを課題とする。
【0007】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上する手段を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、1)1種乃至は2種以上の平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールと2)1種乃至は2種以上のアニオン性界面活性剤を洗浄剤に含有させることにより、その様な技術に到達できることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
(1)1)1種乃至は2種以上の平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールと2)1種乃至は2種以上のアニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする、洗浄料。
(2)前記平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールであることを特徴とする、(1)に記載の洗浄料。
(3)前記平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールの総量が0.001〜5重量%であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の洗浄料。
(4)前記アニオン性界面活性剤が、脂肪酸カリウム石鹸を含有することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の洗浄料。
(5)クリーム状の洗顔料であることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の洗浄料。
(6)対シリコーン汚れに優れるものであることを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の洗浄料。
【0008】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の洗浄料の必須成分である平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコール
本発明の洗浄料は、平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールを必須成分として含有する。本発明において、本発明の洗浄料の必須成分であるポリアルキレングリコールの平均分子量は10000〜400000であるが、特に好ましくは20000〜100000のものが例示できる。又、ポリアルキレングリコールを構成するアルキレングリコール部分としては、炭素数2〜5のものが好ましく、例えば、エチレングリコール(オキシエチレン)、プロピレングリコール(オキシプロピレン)等が好適に例示できる。具体的なポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンコポリマー等が好適に例示できる。特に好ましいものは、泡のコシのシリコーンに対する抵抗性が高いポリエチレングリコールである。かかるポリオキシアルキレングリコールは既に市販品があり、それを利用することが出来る。例えば、好ましい市販品としては、平均分子量10万のポリオックスWSR300(ユニオンカーバイド社製)などが例示できる。かかる高分子量のポリアルキレングリコールは唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有することも出来る。かかるポリアルキレングリコールの好ましい含有量は、総量で、洗浄料全量に対して、0.001〜0.5重量%であり、更に好ましくは、0.005〜0.1重量%である。これは少なすぎると泡にシリコーンに対する抵抗性が得られない場合があり、多すぎると泡立ちを阻害する場合があるからである。
【0009】
(2)本発明の洗浄料の必須成分であるアニオン性界面活性剤
本発明の洗浄料は、アニオン性界面活性剤を必須成分として含有することを特徴とする。本発明の洗浄料で好ましく使用されるアニオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム、脂肪酸トリエタノールアミン等の脂肪酸石鹸、ポリオキシエチレン基を有していても良い、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミンなどの、ポリオキシエチレン基を有していても良いアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン基を有していても良い、ラウリルリン酸ナトリウム、ラウリルリンカリウム、ラウリルリントリエタノールアミンなどの、ポリオキシエチレン基を有していても良いアルキルリンエステル塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩などが好ましく例示でき、これらの内では、脂肪酸石鹸を含有する形態が好ましく、中でも脂肪酸カリウム石鹸を含む形がより好ましい。特に、脂肪酸カリウムを主洗浄剤として、全アニオン性界面活性剤の80重量%以上、より好ましくは90重量%以上含有する形態が特に好ましい。これは、この様な構成を取ることにより、粘断抵抗性の高いクリーム状の形態となり、コシの強い泡を生じさせるのに好適であるからである。本発明の洗浄料に於いて、かかるアニオン性界面活性剤は、唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。本発明の洗浄料に於ける前記アニオン性界面活性剤の好ましい含有量は、総量で、20〜50重量%が好ましく、更に好ましくは25〜40重量%である。
【0010】
(3)本発明の洗浄料
本発明の洗浄料は、上記必須成分及び好ましい成分を含有する以外に、通常洗浄料で使用される任意の成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、1,3−ブタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、低分子量のポリエチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、イソプレングリコールなどの、高分子量ポリアルキレングリコールに分類されない多価アルコール、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、ポリオキシエチレン(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなどの非イオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー及び/又はその塩、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。これらの内、含有することが好ましい成分としては、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、ポリオキシエチレン(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル等のポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルやピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ひまし油等のポリオキシエチレン硬化ひまし油のジエステルであって、ピログルタミノイル基を有するものが例示できる。ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルの好ましい含有量は、1〜5重量%であり、ポリオキシエチレン硬化ひまし油のジエステルの好ましい含有量は、0.1〜5重量%である。本発明の洗浄料は、かかる成分を常法に従って処理することにより製造することが出来る。かくして得られた洗浄料は、シリコーンの存在下でも、優れた泡立ち性を有している為、シリコーンが存在しても、豊かな泡で水性洗浄することが出来、洗浄後に洗浄料が皮膚に残ることなく使用することが出来、以て優れた、低刺激性、安全性を有する。尚、本発明に於ける洗浄料としては、皮膚に対して刺激が少ない特性から、身体用のものにも、顔用のもの(洗顔料)にも適用できるが、特に、古い角層の剥離が望まれている洗顔料に適用することがより好ましい。
【0011】
【実施例】
以下に、本発明について、実施例を挙げて、更に詳細に説明を加えるが、本発明が、かかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
【0012】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、本発明の洗浄料を作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを加え攪拌冷却し、冷却後ハの成分を攪拌混合し、本発明の洗浄料1を得た。洗浄料1のポリエチレングリコール(平均分子量10万)を低分子量のもの(平均分子量400)のものに置換した比較例1も作成した。この2種の洗浄料について、洗浄料1重量部、水98重量部を500mlメスシリンダーにとり、「バーミックス」(登録商標)1分の攪拌条件で泡立て、これにシリコーン(ジメチコン10mPascal・s)1重量部を加えて軽く混合し、泡の残存量(ml)を測定した。結果を表1に示す。これより本発明の洗浄料は、シリコーンに阻害されない、コシの強い泡を生成する作用に優れることがわかる。又、上腕内側部に設けた2cm×4cmの部位に、下記に示す処方のファンデーションを0.2g塗布し、洗浄料0.1gで洗い落とす試験も同時に行った。洗浄後、ファンデーション塗布部位と周囲の部位の色差をミノルタ株式会社の色差計を用いて測定した。この結果も表1に示す。本発明の洗浄料である、洗浄料1は優れた洗浄力を有する為、比較例1よりも化粧料を落とす作用に優れ、周囲との色差が小さいことがわかる。これは化粧料のシリコーンにより、泡立ちが阻害されない為と勘案する。
イ
ステアリン酸 17 重量部
ラウリン酸 2 重量部
ミリスチン酸 15 重量部
ピログルタミン酸イソステアリン酸
ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1 重量部
ポリエチレングリコール(平均分子量10万) 0.01重量部
ポリオキシエチレン(8)ヤシ油脂肪酸グリセリル 2 重量部
ロ
水 30.59重量部
リン酸水素ナトリウム 1 重量部
水酸化カリウム 7.1重量部
グリセリン 15 重量部
ハ
水 9.1重量部
トリメチルグリシン 0.1重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
【0013】
(評価用のファンデーションの処方)
シリコーン処理二酸化チタン 20 重量部
シリコーン処理酸化鉄 10 重量部
シリコーン処理チタンマイカ 3 重量部
シリコーン処理虹彩箔 2 重量部
シリコーン処理セリサイト 20 重量部
無水ケイ酸 15 重量部
架橋型メチルポリシロキサン 5 重量部
ジメチコン 25 重量部
【0014】
【表1】
【0015】
<実施例2〜4>
実施例1のポリエチレングリコールの平均分子量を変えて、実施例1と同様の検討を行った。結果を表2に示す。これより、ポリエチレングリコールの平均分子量としては、10000〜400000が好ましいことがわかる。
イ
ステアリン酸 17 重量部
ラウリン酸 2 重量部
ミリスチン酸 15 重量部
ピログルタミン酸イソステアリン酸
ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1 重量部
ポリエチレングリコール(表2記載の平均分子量 0.01重量部
ポリオキシエチレン(8)ヤシ油脂肪酸グリセリル 2 重量部
ロ
水 30.59重量部
リン酸水素ナトリウム 1 重量部
水酸化カリウム 7.1重量部
グリセリン 15 重量部
ハ
水 9.1重量部
トリメチルグリシン 0.1重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
【0016】
【表2】
【0017】
<実施例5>
下記に示す処方に従って、ボディクレンジングを作成した。このものはコシの強い泡立ち性に優れていた。
イ
ステアリン酸 17 重量部
ラウリン酸 2 重量部
ミリスチン酸 15 重量部
ピログルタミン酸イソステアリン酸
ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1 重量部
ポリエチレングリコール(平均分子量10万) 0.01重量部
ポリオキシエチレン(8)ヤシ油脂肪酸グリセリル 2 重量部
ポリオキシエチレンラウリル硫酸トリエタノールアミン 5 重量部
ロ
水 25.59重量部
リン酸水素ナトリウム 1 重量部
水酸化カリウム 7.1重量部
グリセリン 15 重量部
ハ
水 9.1重量部
トリメチルグリシン 0.1重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上する手段を提供することができる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗浄料に関し、更に詳細には、コシの強い泡を生ずるのに有用な洗顔料に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧動作において、洗浄は皮膚保護処置を効果的に行う為の前処置として重要な役割を果たしている。洗浄が不完全であれば、有効成分の真皮への浸透は阻害され、期待した効果を奏さない場合があるし、皮膚上に生成した過酸化物、過酸化脂質が充分に除去出来なければ、残存した過酸化物或いは過酸化脂質により炎症が生じてしまう場合もある。この様な事態の無いように洗浄を行う為、洗浄料には通常アニオン性界面活性剤などが10重量%以上と、大量に含有されている。かかる大量に含有されたアニオン性界面活性剤の皮膚上への残存により、炎症が起こらないようにする為、洗浄料の使用においては、良く泡立てて、泡によって洗浄することが推奨されている。しかしながら、近年に於いては、安全性の高い油剤としてシリコーン類が、広範囲の化粧料に、高濃度で配合されている為、該シリコーンの消泡作用のため、洗浄料の泡の生成が阻害されやすくなっており、シリコーン存在下安定に泡を維持する手段の開発が望まれている。
【0003】
洗浄料において、コシが強く安定な泡を生じさせる技術としては、例えば、発泡体シートに洗浄料組成物を含浸させて、発泡体中を洗浄料組成物の水溶液が何度も通過することにより泡を生じさせる技術(例えば、特許文献1)や、液体の洗浄料組成物をミスと・ディスペンサーに充填し、ミスト・ディスペンサーから噴出させることにより、泡を生ぜしめる技術(例えば、特許文献2)等が知られているが、通常の洗浄料組成物の形態で泡のコシを向上させる手段は今のところ知られていない。この様に、通常の洗浄料組成物の形態で泡のコシを向上させることができれば、手軽に、安全に洗浄料が使用できる為、この様な技術の開発が望まれていた。
【0004】
一方、洗浄料において、平均分子量1万未満、多くは1000以下のポリエチレングリコールなどのポリアルキレングリコールは、保湿剤、刺激抑制剤等として使用されている。(例えば、特許文献3、4)しかしながら、洗浄料において、平均分子量1万を超える分子量のものを含有させる技術は全く知られていなかったし、かかる分子量のポリアルキレングリコールを洗浄料に含有させることにより、洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上できることも全く知られていなかった。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−27094号公報
【特許文献2】
特開2001−278777号公報
【特許文献3】
特開2002−53457号公報
【特許文献4】
特開平10−338628号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、この様な状況下為されたものであり、洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上する手段を提供することを課題とする。
【0007】
【課題の解決手段】
この様な状況に鑑みて、本発明者らは、洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上する手段を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、1)1種乃至は2種以上の平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールと2)1種乃至は2種以上のアニオン性界面活性剤を洗浄剤に含有させることにより、その様な技術に到達できることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
(1)1)1種乃至は2種以上の平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールと2)1種乃至は2種以上のアニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする、洗浄料。
(2)前記平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールであることを特徴とする、(1)に記載の洗浄料。
(3)前記平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールの総量が0.001〜5重量%であることを特徴とする、(1)又は(2)に記載の洗浄料。
(4)前記アニオン性界面活性剤が、脂肪酸カリウム石鹸を含有することを特徴とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の洗浄料。
(5)クリーム状の洗顔料であることを特徴とする、(1)〜(4)何れか1項に記載の洗浄料。
(6)対シリコーン汚れに優れるものであることを特徴とする、(1)〜(5)何れか1項に記載の洗浄料。
【0008】
【発明の実施の形態】
(1)本発明の洗浄料の必須成分である平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコール
本発明の洗浄料は、平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールを必須成分として含有する。本発明において、本発明の洗浄料の必須成分であるポリアルキレングリコールの平均分子量は10000〜400000であるが、特に好ましくは20000〜100000のものが例示できる。又、ポリアルキレングリコールを構成するアルキレングリコール部分としては、炭素数2〜5のものが好ましく、例えば、エチレングリコール(オキシエチレン)、プロピレングリコール(オキシプロピレン)等が好適に例示できる。具体的なポリアルキレングリコールとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンコポリマー等が好適に例示できる。特に好ましいものは、泡のコシのシリコーンに対する抵抗性が高いポリエチレングリコールである。かかるポリオキシアルキレングリコールは既に市販品があり、それを利用することが出来る。例えば、好ましい市販品としては、平均分子量10万のポリオックスWSR300(ユニオンカーバイド社製)などが例示できる。かかる高分子量のポリアルキレングリコールは唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有することも出来る。かかるポリアルキレングリコールの好ましい含有量は、総量で、洗浄料全量に対して、0.001〜0.5重量%であり、更に好ましくは、0.005〜0.1重量%である。これは少なすぎると泡にシリコーンに対する抵抗性が得られない場合があり、多すぎると泡立ちを阻害する場合があるからである。
【0009】
(2)本発明の洗浄料の必須成分であるアニオン性界面活性剤
本発明の洗浄料は、アニオン性界面活性剤を必須成分として含有することを特徴とする。本発明の洗浄料で好ましく使用されるアニオン性界面活性剤としては、例えば、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウム、脂肪酸トリエタノールアミン等の脂肪酸石鹸、ポリオキシエチレン基を有していても良い、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミンなどの、ポリオキシエチレン基を有していても良いアルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレン基を有していても良い、ラウリルリン酸ナトリウム、ラウリルリンカリウム、ラウリルリントリエタノールアミンなどの、ポリオキシエチレン基を有していても良いアルキルリンエステル塩、スルホコハク酸アルキルエステル塩などが好ましく例示でき、これらの内では、脂肪酸石鹸を含有する形態が好ましく、中でも脂肪酸カリウム石鹸を含む形がより好ましい。特に、脂肪酸カリウムを主洗浄剤として、全アニオン性界面活性剤の80重量%以上、より好ましくは90重量%以上含有する形態が特に好ましい。これは、この様な構成を取ることにより、粘断抵抗性の高いクリーム状の形態となり、コシの強い泡を生じさせるのに好適であるからである。本発明の洗浄料に於いて、かかるアニオン性界面活性剤は、唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有させることも出来る。本発明の洗浄料に於ける前記アニオン性界面活性剤の好ましい含有量は、総量で、20〜50重量%が好ましく、更に好ましくは25〜40重量%である。
【0010】
(3)本発明の洗浄料
本発明の洗浄料は、上記必須成分及び好ましい成分を含有する以外に、通常洗浄料で使用される任意の成分を含有することが出来る。かかる任意成分としては、例えば、スクワラン、流動パラフィン、軽質流動イソパラフィン、重質流動イソパラフィン、マイクロクリスタリンワックス、固形パラフィンなどの炭化水素類、ジメチコン、フェメチコン、シクロメチコン、アモジメチコン、ポリエーテル変性シリコーンなどのシリコーン類、ホホバ油、カルナウバワックス、モクロウ、ミツロウ、ゲイロウ、オレイン酸オクチルドデシル、イソプロピルミリステート、ネオペンチルグリコールジイソステアレート、リンゴ酸ジイソステアレートなどのエステル類、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、イソステアリン酸、イソパルミチン酸、ベヘン酸、オレイン酸などの脂肪酸類、ベヘニルアルコール、セタノール、オレイルアルコール、オクタデシルアルコールなどの高級アルコール類、ヒマシ油、椰子油、水添椰子油、椿油、小麦胚芽油、イソステアリン酸トリグリセライド、イソオクタン酸トリグリセライド、オリーブオイル等のトリグリセライド類、1,3−ブタンジオール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコール、低分子量のポリエチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、イソプレングリコールなどの、高分子量ポリアルキレングリコールに分類されない多価アルコール、ソルビタンセスキオレート、ソルビタンモノオレート、ソルビタントリオレート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンステアレート、ポリオキシエチレンオレート、ポリオキシエチレングリセリル脂肪酸エステル、ポリエキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ひまし油、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、ポリオキシエチレン(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなどの非イオン界面活性剤、4級アルキルアンモニウム塩等のカチオン界面活性剤類、アルキルベタイン等の両性界面活性剤類、結晶セルロースや架橋型メチルポリシロキサン、ポリエチレン粉末、アクリル樹脂粉体等の有機粉体類、タルク、マイカ、セリサイト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、二酸化チタン、酸化鉄、紺青、群青、チタンマイカ、チタンセリサイト、シリカ等の表面処理されていても良い粉体類、アクリル酸・メタクリル酸アルキルコポリマー及び/又はその塩、カルボキシビニルポリマー及び/又はその塩、キサンタンガムやヒドロキシプロピルセルロースなどの増粘剤、レチノール、レチノイン酸、トコフェロール、リボフラビン、ピリドキシン、アスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステル塩などのビタミンやグリチルリチン酸塩、グリチルレチン、ウルソール酸、オレアノール酸などのテルペン類、エストラジオール、エチニルエストラジオール、エストリオールなどのステロイド類などの有効成分、フェノキシエタノール、パラベン類、ヒビテングルコネート、塩化ベンザルコニウム等の防腐剤、ジメチルアミノ安息香酸エステル類、桂皮酸エステル類、ベンゾフェノン類などの紫外線吸収剤などが好ましく例示できる。これらの内、含有することが好ましい成分としては、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル、ポリオキシエチレン(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル等のポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルやピログルタミン酸イソステアリン酸ポリオキシエチレン硬化ひまし油等のポリオキシエチレン硬化ひまし油のジエステルであって、ピログルタミノイル基を有するものが例示できる。ポリオキシエチレン脂肪酸グリセリルの好ましい含有量は、1〜5重量%であり、ポリオキシエチレン硬化ひまし油のジエステルの好ましい含有量は、0.1〜5重量%である。本発明の洗浄料は、かかる成分を常法に従って処理することにより製造することが出来る。かくして得られた洗浄料は、シリコーンの存在下でも、優れた泡立ち性を有している為、シリコーンが存在しても、豊かな泡で水性洗浄することが出来、洗浄後に洗浄料が皮膚に残ることなく使用することが出来、以て優れた、低刺激性、安全性を有する。尚、本発明に於ける洗浄料としては、皮膚に対して刺激が少ない特性から、身体用のものにも、顔用のもの(洗顔料)にも適用できるが、特に、古い角層の剥離が望まれている洗顔料に適用することがより好ましい。
【0011】
【実施例】
以下に、本発明について、実施例を挙げて、更に詳細に説明を加えるが、本発明が、かかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
【0012】
<実施例1>
以下に示す処方に従って、本発明の洗浄料を作成した。即ち、イ、ロの成分をそれぞれ80℃に加熱し、イにロを加え攪拌冷却し、冷却後ハの成分を攪拌混合し、本発明の洗浄料1を得た。洗浄料1のポリエチレングリコール(平均分子量10万)を低分子量のもの(平均分子量400)のものに置換した比較例1も作成した。この2種の洗浄料について、洗浄料1重量部、水98重量部を500mlメスシリンダーにとり、「バーミックス」(登録商標)1分の攪拌条件で泡立て、これにシリコーン(ジメチコン10mPascal・s)1重量部を加えて軽く混合し、泡の残存量(ml)を測定した。結果を表1に示す。これより本発明の洗浄料は、シリコーンに阻害されない、コシの強い泡を生成する作用に優れることがわかる。又、上腕内側部に設けた2cm×4cmの部位に、下記に示す処方のファンデーションを0.2g塗布し、洗浄料0.1gで洗い落とす試験も同時に行った。洗浄後、ファンデーション塗布部位と周囲の部位の色差をミノルタ株式会社の色差計を用いて測定した。この結果も表1に示す。本発明の洗浄料である、洗浄料1は優れた洗浄力を有する為、比較例1よりも化粧料を落とす作用に優れ、周囲との色差が小さいことがわかる。これは化粧料のシリコーンにより、泡立ちが阻害されない為と勘案する。
イ
ステアリン酸 17 重量部
ラウリン酸 2 重量部
ミリスチン酸 15 重量部
ピログルタミン酸イソステアリン酸
ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1 重量部
ポリエチレングリコール(平均分子量10万) 0.01重量部
ポリオキシエチレン(8)ヤシ油脂肪酸グリセリル 2 重量部
ロ
水 30.59重量部
リン酸水素ナトリウム 1 重量部
水酸化カリウム 7.1重量部
グリセリン 15 重量部
ハ
水 9.1重量部
トリメチルグリシン 0.1重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
【0013】
(評価用のファンデーションの処方)
シリコーン処理二酸化チタン 20 重量部
シリコーン処理酸化鉄 10 重量部
シリコーン処理チタンマイカ 3 重量部
シリコーン処理虹彩箔 2 重量部
シリコーン処理セリサイト 20 重量部
無水ケイ酸 15 重量部
架橋型メチルポリシロキサン 5 重量部
ジメチコン 25 重量部
【0014】
【表1】
【0015】
<実施例2〜4>
実施例1のポリエチレングリコールの平均分子量を変えて、実施例1と同様の検討を行った。結果を表2に示す。これより、ポリエチレングリコールの平均分子量としては、10000〜400000が好ましいことがわかる。
イ
ステアリン酸 17 重量部
ラウリン酸 2 重量部
ミリスチン酸 15 重量部
ピログルタミン酸イソステアリン酸
ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1 重量部
ポリエチレングリコール(表2記載の平均分子量 0.01重量部
ポリオキシエチレン(8)ヤシ油脂肪酸グリセリル 2 重量部
ロ
水 30.59重量部
リン酸水素ナトリウム 1 重量部
水酸化カリウム 7.1重量部
グリセリン 15 重量部
ハ
水 9.1重量部
トリメチルグリシン 0.1重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
【0016】
【表2】
【0017】
<実施例5>
下記に示す処方に従って、ボディクレンジングを作成した。このものはコシの強い泡立ち性に優れていた。
イ
ステアリン酸 17 重量部
ラウリン酸 2 重量部
ミリスチン酸 15 重量部
ピログルタミン酸イソステアリン酸
ポリオキシエチレン硬化ひまし油 1 重量部
ポリエチレングリコール(平均分子量10万) 0.01重量部
ポリオキシエチレン(8)ヤシ油脂肪酸グリセリル 2 重量部
ポリオキシエチレンラウリル硫酸トリエタノールアミン 5 重量部
ロ
水 25.59重量部
リン酸水素ナトリウム 1 重量部
水酸化カリウム 7.1重量部
グリセリン 15 重量部
ハ
水 9.1重量部
トリメチルグリシン 0.1重量部
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1重量部
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、洗浄料の泡のコシを強化し、シリコーンなどの消泡剤に対する泡の抵抗性を向上する手段を提供することができる。
Claims (6)
- 1)1種乃至は2種以上の平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールと2)1種乃至は2種以上のアニオン性界面活性剤を含有することを特徴とする、洗浄料。
- 前記平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコールであることを特徴とする、請求項1に記載の洗浄料。
- 前記平均分子量10000〜400000のポリアルキレングリコールの総量が0.001〜5重量%であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の洗浄料。
- 前記アニオン性界面活性剤が、脂肪酸カリウム石鹸を含有することを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の洗浄料。
- クリーム状の洗顔料であることを特徴とする、請求項1〜4何れか1項に記載の洗浄料。
- 対シリコーン汚れに優れるものであることを特徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の洗浄料。
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-
2003
- 2003-03-13 JP JP2003067829A patent/JP2004277293A/ja active Pending
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