JP2004276845A - 自転車等のアンダーカバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者を覆うカバー体であっても、足下が開いている場合には、泥水、塵埃、虫、風雨、寒気、熱気等がカバー体内に侵入することを防ぐことができない課題があり、また、単に、自転車等の底部に床板を設けただけでは、安全のため足を地面に着けたいときに付けることができない課題がある。
【解決手段】自転車等の前輪10と後輪13との間を連結する車体フレーム1にスライド開閉式のスライド板84を有するアンダーカバー80を設けてなる自転車等のアンダーカバー装置。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自転車等のアンダーカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車等のカバー体は、運転者を上方から覆う形態であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然るに、運転者を覆うカバー体であっても、足下が開いている場合には、泥水、塵埃、虫、風雨、寒気、熱気等がカバー体内に侵入することを防ぐことができない課題があり、また、単に、自転車等の底部に床板を設けただけでは、安全のため足を地面に着けたいときに付けることができない課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、請求項1に記載のように、自転車等の前輪と後輪との間を連結する車体フレームにスライド開閉式のスライド板を有するアンダーカバーを設けてなる自転車等のアンダーカバー装置を提供するものである。
本発明によれば、アンダーカバーにより泥水、塵埃、虫、風雨、寒気、熱気等がカバー体内に侵入することを防ぐことができると共に、安全のため足を地面に着けたいときには、スライド式に開閉するスライド板を開いて足を着けることができ安全を確保することができる。
【0005】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、アンダーカバーが車体フレーム中央側に固定したフットベースと、フットベースから左右横方向に突出するスライド板とからなる自転車等のアンダーカバー装置を提供するものである。
本発明によれば、通常はスライド板を突出させてアンダーカバーをした状態で走行したり、下り坂等ではフットベースに足を乗せて走行することができると共に、スライド板を必要に応じてスライドして開いた状態にすれば、足を地面に着くことができる。
【0006】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、開閉リンク機構によってスライド板がフットベースから左右横方向に突出するように構成してなる自転車等のアンダーカバー装置を提供するものである。
本発明によれば、開閉リンク機構によりスライド板を機械的に確実に左右横方向に突出するようにすることができる。
【0007】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項3に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、開閉リンク機構が、車体フレームの前後方向に設けた開閉駆動用バーと、開閉駆動用バーの前後両端部にスライド自在に設けた前後一対のスライドブロックと、一端部がスライドブロック他端部がスライド板にそれぞれ回転可能に連結され山形に屈折可能になした2本2組の交差した開閉リンクとからなる自転車等のアンダーカバー装置を提供するものである。
本発明によれば、車体フレームの前後方向に設けた開閉駆動用バーの前後両端部にスライド自在に設けた前後一対のスライドブロックにより、2本2組の交差した開閉リンクを円滑に開閉してスライド板を確実に開閉操作することができる。
【0008】
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板を下方に折り曲げ可能に設けてなる自転車等のアンダーカバー装置を提供するものである。
本発明によれば、緊急の場合等に、突出した状態のスライド板を下方の折り曲げて地面に足を着くことができる。
【0009】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項5に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板が、フットベースにスライド自在に案内される幅の狭い基台部と基台部に対して突出位置において下方に折り曲げ可能な折り曲げ部とからなる自転車等のアンダーカバー装置を提供するものである。
本発明によれば、フットベースに対してスライド板は幅の狭い基台部でスライドするから、スライド板を幅の狭い基台部に対して幅の広い折り曲げ部を下方に折り曲げ、足を着地することができる。
【0010】
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項5又は6に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板を下方の折り曲げ位置からばね弾力により復元可能に設けてなる自転車等のアンダーカバー装置を提供するものである。
本発明によれば、折り曲げたスライド板から足を離せば、ばね弾力によって折り曲げ位置から復元する。
【0011】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項5、6又は7に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、基台部と折り曲げ部をコイルスプリングにより折り曲げ可能で、且つ下方の折り曲げ位置からばね弾力により復元可能に設けてなる自転車等のアンダーカバー装置を提供するものである。
本発明によれば、屈曲及び復元しやすいコイルスプリングで下方の折り曲げ位置からばね弾力により復元可能することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図示する実施例のより本発明の実施の形態を説明する。
図において、1は車体フレームで、その前部傾斜部2の先端は前輪操舵軸3の軸受部材4に一体に固定してあり、中間湾曲部5から後方は後部水平部6として後輪支持フレーム7に一体に固定してある。
前輪操舵軸3には軸受部材4の下方においてヨーク状の前輪支持フレーム8が一体に連結してあり、前輪10の車軸を前輪支持フレーム8の下端部に設けたハブ9により回転自在に支持している。
【0013】
後輪支持フレーム7には、水平方向に左右2本2組の後輪取付フレーム11が水平方向に設けてあり、その先端部のハブ12によって2個の後輪13の車軸を回転自在に支持している。
車体フレーム1の後部水平部6と後輪支持フレーム7とは、荷重を弾性的に受け止めることができるように、適宜な弾性変形部材を介して連結することが好ましく、また、後輪支持フレーム7と後輪取付フレーム11との連結部もショックアブソーバ的な適宜な弾性変形部材を介して連結することが好ましい。
【0014】
前輪操舵軸3の軸受部材4には、連結支持部材14によって、車体フレーム1に沿った上方且つ後方に離れてハンドル軸15の軸受部材16が固定してある。17は軸受部材16と連結支持部材14との連結補強部材である。連結支持部材14の中間部は、車体フレーム1の前部傾斜部2上に立ち上げた支柱部材18によって強固に支持されている。
ハンドル軸15の上端部には、ハンドル19が一体に固定してあると共に、その下端部には、軸受部材16の下方おいてハンドル軸15と前輪操舵軸3とを連動するように連結する連動機構20の原動連結部が設けてある。他方、前輪操舵軸3の上端部には前記連動機構20の従動連結部が設けてある。
【0015】
図示の実施例の場合、前記連動機構20は、ハンドル軸15の下端部に設けた原動連結部であるリンク部材21と前輪操舵軸3の上端部に設けたリンク部材22とを互いに反対方向に作動する2本のリンク軸23で連動するリンク連動機構で連結してあり、リンク部材21,22を互いに平行に、リンク軸23を互いに平行に連結することによって、前輪操舵軸3とハンドル軸15とが同一回転角度で連動する平行リンク連動機構とすることができる。
【0016】
他の連動機構の実施形態としては、ハンドル軸15の下端部に設けた原動連結部として原動プーリ又はスプロケットを設け、前輪操舵軸3の上端部に設けた従動連結部として従動プーリ又はスプロケットを設け、両者間をタイミングベルト又はチェーン等で連結して連動機構を構成することができる。その他、歯車列機構等の連動機構を使用することも可能である。
【0017】
これら連動機構において、原動連結部のリンク部材21やプーリ又はスプロケットを、従動連結部のリンク部材22やプーリ又はスプロケットより大きく、又は小さくすれば、それに対応してハンドル軸15の回転角度より前輪操舵軸3の回転角度を大きく、又は小さく回転するように設定することができ、同じ大きさにすれば、両者が同じ回転角度で連動する平行連動機構になる。即ち、連動機構の原動連結部と従動連結部の大小の設定で、ハンドルの切れや重さを調節することができる。
なお、ハンドル軸15及びその軸受部材16と前輪操舵軸3及びその軸受部材4は、図示の実施例に記載の如く、円滑な連動機構20の構成、車体のバランス及び適正な運転感覚の確保のために平行であることが好ましい。
【0018】
また、本発明の実施例においては、ハンドル軸15の前方の車体フレーム1の前部傾斜部2にペダル24による足踏用駆動軸25を設けてあり、その駆動スプロケットと、車体フレーム1の中間湾曲部5の近傍に設けた中継スプロケットとの間に車体フレーム1に沿って第1伝動チェーンが巻回してあり、前記中継スプロケットと同軸の他の中継スプロケットと車体フレーム1の後部水平部6の後輪支持フレーム7に設けた後部スプロケット30との間にほぼ水平に第2伝動チェーンが巻回してあり、後部スプロケットと同軸の他の後部スプロケットと後輪13の車軸12に設けた後輪スプロケットとの間にほぼ水平に第3伝動チェーンが巻回してあり、ペダル24により足踏用駆動軸25を駆動することによって後輪13を駆動し、走行することができるように構成してある。
【0019】
なお、後輪の車軸12には、伝動駆動モータ35を設けて、後輪支持フレーム7に載置した蓄電池36により、駆動することができるように構成することも可能である。また、後輪の車軸12に、発電モータを設けて、下り坂等の走行時に発電した電力を蓄電池36に供給して蓄電することができるように構成することも可能である。
また、前記チェーン駆動部には、車体フレーム1の湾曲に沿って駆動部カバー体39が設けてある。このハンドル軸15の下方空間を利用して足踏用駆動軸25に設けた駆動部カバー体39には、前照灯や方向指示器、駆動制御等用のスイッチ類を配設することができる。46は後部支持フレーム7上に設置した荷物ケースである。
【0020】
なお、図示の実施例の場合、連結支持部材14の中間部は、車体フレーム1の前部傾斜部2の足踏用駆動軸25の軸受部分に立ち上げた支柱部材18により強固に支持されている。
また、40は後輪13の車軸12に設けたディスクブレーキで、ハンドル19の後輪ブレーキレバーにより、ブレーキワイヤを通じて操作することができるように構成してある。同様に、前輪ブレーキ43はハンドル19の前輪ブレーキレバーにより、ブレーキワイヤを通じて操作することができるように構成してある。
【0021】
また、背もたれ51を一体に具備する座席シート50は、その取付台52が車体フレーム1のパイプ状の後部水平部6に移動調整機構を介して前後方向に位置調整可能に設けてある。
また、本発明の実施例によれば、前輪操舵軸3の軸受部材4には、水平方向に左右対称に支持バー部材60を設け、該支持バー部材60に位置調整可能な取付部を介してハンドル19の幅に匹敵する間隔で前照灯62を配置し、前輪前方を広い範囲で照射することができるように構成してある。
【0022】
また、支持バー部材60の先端部には、位置調整可能な取付金具63が設けてあり、図5乃至図6に記載のように、カバー体65の前部64を位置調整可能に取り付けるように構成してあり、カバー体65の前照灯部77に前照灯62が合致するように構成してある。
また、カバー体65の後部66は、後輪支持フレーム7に着脱可能に取り付けてある。
【0023】
カバー体65は、前部64と後部66とが、前部連結枠67,68及び後部連結枠部69,71を介してカバー体65の中央より後方に位置して設けた天井部70で一体化されており、前面窓部72と前側窓部73とからなるフロント窓、後面窓部74と後側窓部75とからなるリヤ窓、側面窓部76を有する着脱可能なドア78を具備しており、前後及び側面に広い視野が得られるように構成してある。
【0024】
また、前面窓部72にはワイパーを設けて、雨天に備えることができる。
また、前部連結枠部67,68及び後部連結枠部69,71は窓部を着脱する柔軟なゴム又は合成樹脂製の弾性保持部を具備しており、窓部の着脱を容易に行えるように構成してある。
従って、本発明に係る自転車は、カバー体65を付けないで使用することは勿論、付けた状態では、ドア78を着脱して使用できるのみならず、窓部を着脱して使用することも可能である。
【0025】
80は本発明に係るアンダーカバー装置の装置本体で、車体フレーム1の前部傾斜部2と後部水平部6に、取付部材81、82により一体に固定してある。
図4乃至図7に記載の実施例において、83は取付部材81,82により車体フレーム1にほぼ水平に取り付けられるフットベースで、カバー体65の横幅の半分以下の横幅に設けてあり、その下側に左右対称に中空状のスライド板84が横方向にスライド自在に突出するように設けてある。
【0026】
実施例の場合、各スライド板84は、幅の狭い基台部85と基台部に対して突出位置において下方に折り曲げ可能な折り曲げ部86とからなり、両者は中空部内において複数個所に少なくとも折り曲げ状態で復元弾力が付勢されるように設けたコイルスプリング87によって、常時は平板状に維持され、突出位置で足で踏むと折り曲げ部86が復元可能に下方に折り曲がるように構成してある。88はコイルスプリング87の押さえ板である。
図4、図6又は図7において、破線はスライド板84の突出状態を表している。
【0027】
各スライド板84の基台部85の両端部には、下部にガイドブロック91が一体に設けてあり、ガイドブロック91がフットベース83の前後縁辺に沿って下方に設けた左右ガイドバー90に嵌合してスライドすることによって、スライド板84が図において実線位置から破線位置に横方向にスライド自在に突出するように設けてある。
フットベース83の下側の中央前後方向には、取付板92によって、スライド板84の開閉用の開閉駆動用バー93が設けてあり、開閉駆動用バー93の両端部に前後一対のスライドブロック94が摺動自在に嵌合してある。
【0028】
スライドブロック94上には、2枚一対の開閉リンク100,101からなる開閉リンク機構95の一端部96,97が回転自在に連結してあると共に、開閉リンク100、101の他端部98,99はそれぞれスライド板84の基台部85の中心部に回転自在に連結してある。
この場合、図4に記載のように、開閉リンク100と101とを交差して、他端部98,99を頂点に山形をなす山形の角度を鋭角的にするように取り付けることによって、スライド板84を突出させるために、スライドブロック94を中心方向に移動するとき、開閉リンクが100,101が山形の突出方向に円滑に移動するように構成してある。
【0029】
この場合、スライド板84の開閉移動端部において一時的に固定しておくために、例えば、スライドブロック94を開閉駆動用バー93に、又は、ガイドブロック91を左右ガイドバー90に、クリックストップ等の着脱可能なストップ機構等によりその開閉移動端部において係止する構成にすることができる。
また、前後のスライドブロック94間に引っ張り弾性を有するスプリングを設けることによって、常時、開閉リンク機構95にスライド板84を突出するようにばね弾力を付勢しておき、スライドブロック94をそのばね弾力に抗して拡げると、スライド板84が被退するように構成することも可能である。この場合、スライド板84の被退位置でスライドブロック94をクリックストップ等のストップ機構等により開閉駆動用バー93に着脱可能に係止するようにして、走行前に必要に応じて、スライド板84を開閉位置に設定することができるようにすることも可能である。
【0030】
また、図では省略したが、スライドブロック94の少なくともいずれか一方の移動行程の真上のフットベース83に、移動行程に沿ってスライドガイド溝を設け、該溝を通してフットベース83上に適宜に突出して摺動自在に設けた操作ブロック102を連結部材103により一体に連結し、操作ブロック102を足で前後に移動操作して、開閉リンク機構95を開閉操作し、スライド板84を開閉することができる。
そして、スライド板84を左右横方向に突出して、路面からの雨水や風や埃の侵入を防止して走行中に、スライド板84の折り曲げ部86を踏むと、折り曲げ部86はコイルスプリング87に抗して下方に折れ曲がり、足を地面に着けることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上の通り、本発明に係る自転車等のアンダーカバー装置によれば、請求項1に記載のように、自転車等の前輪と後輪との間を連結する車体フレームにスライド開閉式のスライド板を有するアンダーカバーを設けてなる構成を有することにより、アンダーカバーにより泥水、塵埃、虫、風雨、寒気、熱気等がカバー体内に侵入することを防ぐことができると共に、安全のため足を地面に着けたいときには、スライド式に開閉するスライド板を開いて足を着けることができ安全を確保することができる効果がある。
【0032】
また、本発明は、請求項2に記載のように、請求項1に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、アンダーカバーが車体フレーム中央側に固定したフットベースと、フットベースから左右横方向に突出するスライド板とからなる構成を有することにより、通常はスライド板を突出させてアンダーカバーをした状態で走行したり、下り坂等ではフットベースに足を乗せて走行することができると共に、スライド板を必要に応じてスライドして開いた状態にすれば、足を地面に着くことができる効果がある。
【0033】
また、本発明は、請求項3に記載のように、請求項1又は2に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、開閉リンク機構によってスライド板がフットベースから左右横方向に突出するように構成してなる構成を有することにより、開閉リンク機構によりスライド板を機械的に確実に左右横方向に突出するようにすることができる効果がある。
【0034】
また、本発明は、請求項4に記載のように、請求項3に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、開閉リンク機構が、車体フレームの前後方向に設けた開閉駆動用バーと、開閉駆動用バーの前後両端部にスライド自在に設けた前後一対のスライドブロックと、一端部がスライドブロック他端部がスライド板にそれぞれ回転可能に連結され山形に屈折可能になした2本2組の交差した開閉リンクとからなる構成を有することにより、車体フレームの前後方向に設けた開閉駆動用バーの前後両端部にスライド自在に設けた前後一対のスライドブロックにより、2本2組の交差した開閉リンクを円滑に開閉してスライド板を確実に開閉操作することができる効果がある。
【0035】
また、本発明は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のいずれかに記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板を下方に折り曲げ可能に設けてなる構成を有することにより、緊急の場合等に、突出した状態のスライド板を下方の折り曲げて地面に足を着くことができる効果がある。
【0036】
また、本発明は、請求項6に記載のように、請求項5に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板が、フットベースにスライド自在に案内される幅の狭い基台部と基台部に対して突出位置において下方に折り曲げ可能な折り曲げ部とからなる構成を有することにより、フットベースに対してスライド板は幅の狭い基台部でスライドするから、スライド板を幅の狭い基台部に対して幅の広い折り曲げ部を下方に折り曲げ、足を着地することができる効果がある。
【0037】
また、本発明は、請求項7に記載のように、請求項5又は6に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板を下方の折り曲げ位置からばね弾力により復元可能に設けてなる構成を有することにより、折り曲げたスライド板から足を離せば、ばね弾力によって折り曲げ位置から復元する効果がある。
【0038】
また、本発明は、請求項8に記載のように、請求項5、6又は7に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、基台部と折り曲げ部をコイルスプリングにより折り曲げ可能で、且つ下方の折り曲げ位置からばね弾力により復元可能に設けてなる構成を有することにより、屈曲及び復元しやすいコイルスプリングで下方の折り曲げ位置からばね弾力により復元可能することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自転車の一実施例の概略側面図。
【図2】その実施例の概略平面図。
【図3】その実施例の概略正面図。
【図4】その実施例の要部の概略平面図。
【図5】その要部の概略側面図。
【図6】その要部の概略正面図。
【図7】その要部の概略背面図。
【符号の説明】
1 車体フレーム
2 前部傾斜部
3 前輪操舵軸
4 軸受部材
5 中間湾曲部
6 後部水平部
7 後輪支持フレーム
8 前輪支持フレーム
9 ハブ
10 前輪
11 後輪取付フレーム
12 ハブ
13 後輪
14 連結支持部材
15 ハンドル軸
16 軸受部材
17 連結補強部材
18 支柱部材
19 ハンドル
20 連動機構
21、22 リンク部材
23 リンク軸
24 ペダル
25 足踏用駆動軸
30 後部スプロケット
35 伝動駆動モータ
36 蓄電池
39 駆動部カバー体
40 ディスクブレーキ
43 前輪ブレーキ
46 荷物ケース
50 座席シート
51 背もたれ
52 取付台
60 支持バー部材
62 前照灯
63 取付金具
64 前部
65 カバー体
66 後部
67,68 前部連結枠
69,71 後部連結枠
70 天井部
72 前面窓部
73 前側窓部
74 後面窓部
75 後側窓部
76 側面窓部
77 前照灯部
78 ドア
80 装置本体
81,82 取付部材
83 フットベース
84 スライド板
85 基台部
86 折り曲げ部
87 コイルスプリング
88 押さえ板
90 左右ガイドバー
91 ガイドブロック
92 取付板
93 開閉駆動用バー
94 スライドブロック
95 開閉リンク機構
100,101 開閉リンク
102 操作ブロック
103 連結部材

Claims (8)

  1. 自転車等の前輪と後輪との間を連結する車体フレームにスライド開閉式のスライド板を有するアンダーカバーを設けてなる自転車等のアンダーカバー装置。
  2. 請求項1に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、アンダーカバーが車体フレーム中央側に固定したフットベースと、フットベースから左右横方向に突出するスライド板とからなる自転車等のアンダーカバー装置。
  3. 請求項1又は2に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、開閉リンク機構によってスライド板がフットベースから左右横方向に突出するように構成してなる自転車等のアンダーカバー装置。
  4. 請求項3に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、開閉リンク機構が、車体フレームの前後方向に設けた開閉駆動用バーと、開閉駆動用バーの前後両端部にスライド自在に設けた前後一対のスライドブロックと、一端部がスライドブロック他端部がスライド板にそれぞれ回転可能に連結され山形に屈折可能になした2本2組の交差した開閉リンクとからなる自転車等のアンダーカバー装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板を下方に折り曲げ可能に設けてなる自転車等のアンダーカバー装置。
  6. 請求項5に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板が、フットベースにスライド自在の案内される幅の狭い基台部と基台部に対して突出位置において下方に折り曲げ可能な折り曲げ部とからなる自転車等のアンダーカバー装置。
  7. 請求項5又は6に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、スライド板を下方の折り曲げ位置からばね弾力により復元可能に設けてなる自転車等のアンダーカバー装置。
  8. 請求項5、6又は7に記載の自転車等のアンダーカバー装置において、基台部と折り曲げ部をコイルスプリングにより折り曲げ可能で、且つ下方の折り曲げ位置からばね弾力により復元可能に設けてなる自転車等のアンダーカバー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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