JP2004276206A - 陶磁器グリーンの超音波穴あけ装置 - Google Patents

陶磁器グリーンの超音波穴あけ装置 Download PDF

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JP2004276206A
JP2004276206A JP2003073804A JP2003073804A JP2004276206A JP 2004276206 A JP2004276206 A JP 2004276206A JP 2003073804 A JP2003073804 A JP 2003073804A JP 2003073804 A JP2003073804 A JP 2003073804A JP 2004276206 A JP2004276206 A JP 2004276206A
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drilling
horn
booster
ultrasonic
ceramic green
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Toshiaki Miyamoto
年昭 宮本
Hideo Kosaka
秀雄 向坂
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Honda Electronics Co Ltd
Original Assignee
Honda Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】接続穴がいびつになったり、ナイフでカットした面がざらつくのを防止する。
【解決手段】超音波振動子1にブースター2を固着し、このブースターに接続部を介して円筒部の端部に穴あけ刃3eを設けた穴あけホーン3を固着する。発振器7で発生した超音波で超音波振動子を振動し、ブースターで拡大されて穴あけホーンに伝達され、穴あけ刃を振動して、陶磁器の前工程の粘度状態のグリーンに穴を開けることにより、所望の直径の円形の接続穴を形成することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、便器や洗面器やその他の陶磁器のグリーン(粘度状態)に穴を開ける陶磁器グリーンの穴あけ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、便器や洗面器は水の流れをコントロールするために複雑な構造に形成されており、さらに、このような複雑な構造の便器や洗面器を形成するために、ナイフが用いられており、さらに、この便器や洗面器に水を流すための流水管を取り付けるための接続穴をナイフで形成するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような便器や洗面器に流水管を取り付けるための接続穴をナイフで形成する場合、接続穴がいびつになったり、ナイフでカットした面がざらつくので、出来上がった便器や洗面器の接続穴に流水管を取り付ける場合、接続穴にヤスリをかけて接続穴のいびつを取り除いたり、又、ざらついた接続穴を流水管を接続し易いようにヤスリをかけなければならないという問題がある。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
本発明は、端部にブースターを固着した超音波振動子と、前記ブースターの端部の接続部に接続される傾斜部を設けた接続部、該接続部の傾斜部の端部に形成した中空の円筒部及び該円筒部の先端に設けた穴あけ刃からなる穴あけホーンとからなり、前記超音波振動子による超音波振動で前記穴あけホーンの先端の穴あけ刃を振動して陶磁器グリーンに穴を開けるものであり、前記穴あけホーンの前記接続部の傾斜部の側面から前記円筒部の中空部に空気吹き込み穴を設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明は、超音波振動子にブースターを固着し、このブースターに接続部を介して円筒部の端部に穴あけ刃を設けた穴あけホーンを固着し、超音波振動子で発生した超音波で円筒部の穴あけ刃を振動して、陶磁器の前工程の粘度状態のグリーンに穴を開けることにより、穴あけホーンの円筒部の穴あけ刃により所望の直径の円形の接続穴を形成することができる。
【0006】
【実施例】
図1は本発明の陶磁器グリーンの穴あけ装置の構成図、図2は穴あけホーンの拡大図で、超音波振動子1にブースター2が固着され、このブースター2の接続腕2aの先端に接続ネジ2bが形成され、この接続腕2aの先端の接続ネジ2bは穴あけホーン3の接続部3aの接続ネジ孔3bにねじ込まれて接続され、又、穴あけホーン3の接続部3aに円筒部3cが一体に構成され、この円筒部3cの内部に中空部3dが形成され、円筒部3cの中空部3dの端部には穴あけ刃3eが形成され、又、ブースター2の振動の節の部分に支持部材4が固着され、この支持部材4はケース5の支持部5aで支持され、さらに、超音波振動子1はケーブル6を介して発振器7に接続されている。
【0007】
このように構成した本実施例の陶磁器グリーン穴あけ装置では、発振器7から発振出力を超音波振動子1に出力すると、超音波振動子1が振動されることによって、この超音波振動がブースター2で拡大され、この拡大された超音波振動は穴あけホーン3に伝達されるので、穴あけホーン3の円筒部3cの先端の穴あけ刃3eが振動し、この穴あけ刃3eを陶磁器グリーンの穴あけ位置に当てると、簡単に所望の直径の円の穴あけをすることができる。
【0008】
なお、この陶磁器グリーン穴あけ装置で穴あけすることによって、穴あけ刃3eで切り取られた陶磁器グリーンの円形部分が穴あけホーン3の円筒部3bの中空部3dに入るが、穴あけホーン3の連結部3aの側部3fから円筒部3dの中空部3dに空気吹き込み孔3gを形成し、穴あけホーン3の連結部3aの側部3fの空気吹き込み孔3gから空気を吹き込むと、円筒部3cの中空部3dに入った陶磁器グリーンの円形部分を簡単に取り出すことができる。
【0009】
このように構成した本発明の実施例の陶磁器グリーンの穴あけ装置では、陶磁器グリーンの所望の箇所に奇麗に、短時間で穴あけすることができ、又、穴あけによって穴あけホーン3の中空部3cに入った陶磁器グリーンの円形部は、穴あけホーン3の連結部3aの側部3fの空気吹き込み孔3gより空気を吹き込むことにより、簡単に取り外すことができる。
【0010】
図3は本発明の他の実施例の穴あけホーンの拡大図で、穴あけホーン8は穴あけホーン3より開ける円形の穴の直径を小さくするために、円筒形に構成され、この円筒形の穴あけホーン8の一端に接続部8aにブースター2の接続腕2aの接続ネジ2bと接続するための接続ネジ孔8bが形成され、他端に中空部8cが形成され、中空部8cの端部に穴あけ刃8dが形成され、又、穴あけホーン8の側部8eから中空部8cに空気吹き込み孔8fが形成されている。
【0011】
このように構成した本実施例の穴あけホーン8でも、前記実施例と同様に、陶磁器グリーンの所望の箇所に奇麗に、短時間で穴あけすることができる。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の陶磁器グリーンの穴あけ装置では、超音波振動子にブースターを固着し、このブースターに接続部を介して円筒部の端部に穴あけ刃を設けた穴あけホーンを固着し、超音波振動子で発生した超音波で穴あけホーンの円筒部の穴あけ刃を振動し、陶磁器の前工程の粘度状態のグリーンに穴を開けることにより、穴あけホーンの円筒部の穴あけ刃の直径を所望の大きさにすることにより、所望の直径の円形の接続穴を奇麗に、短時間に形成することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の陶磁器グリーンの穴あけ装置の構成図である。
【図2】図1の陶磁器グリーンの穴あけ装置の穴あけホーンの拡大図である。
【図3】本発明の他の実施例の穴あけホーンの拡大図である。
【符号の説明】
1 超音波振動子
2 ブースター
3 穴あけホーン
4 支持部材
5 ケース
6 ケーブル
7 発振器
8 穴あけホーン

Claims (2)

  1. 端部にブースターを固着した超音波振動子と、前記ブースターの端部の接続部に接続される傾斜部を設けた接続部、該接続部の傾斜部の端部に形成した中空の円筒部及び該円筒部の先端に設けた穴あけ刃からなる穴あけホーンとからなり、前記超音波振動子による超音波振動で前記穴あけホーンの先端の穴あけ刃を振動して陶磁器グリーンに穴を開けることを特徴とする陶磁器グリーンの超音波穴あけ装置。
  2. 前記穴あけホーンの前記接続部の傾斜部の側面から前記円筒部の中空部に空気吹き込み穴を設けたことを特徴とする請求項1記載の陶磁器グリーンの超音波穴あけ装置。
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