JP2004275878A

JP2004275878A - Shearing type crusher

Info

Publication number: JP2004275878A
Application number: JP2003070246A
Authority: JP
Inventors: Masahiko Nishi; 昌彦西; Kenji Oda; 健二小田
Original assignee: Kawasaki Heavy Industries Ltd
Current assignee: Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date: 2003-03-14
Filing date: 2003-03-14
Publication date: 2004-10-07
Anticipated expiration: 2023-03-14
Also published as: JP3761178B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a shearing type crusher capable of sharply shortening a restoring time when falling-off of a rotary blade. <P>SOLUTION: A rotor 4 is horizontally arranged in a discharge port 3 provided to the bottom part of a crushing chamber 1 and a plurality of plate segments 5 which cover the whole outer peripheral surface of the rotor and are divided along the dividing lines in the axial direction of the rotor, are detachably attached to the outer periphery of the rotor while a large number of rotary blades 10 are attached to the outer peripheries of the respective plate segments. A plate-shaped fixed blade 15, the cutting edge of which is meshed with the cutting edges of the rotary blades 10, is horizontally provided to the bottom part facing the discharge port of the crushing chamber. <P>COPYRIGHT: (C)2005,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般廃棄物及び産業廃棄物、例えばシュレッダーダスト、紙、ロール、紐状又はフィルム状のプラスチック、ベール品、木屑類等を細片に剪断破砕する剪断型破砕機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の剪断型破砕機としては、破砕室の底部に設けた排出口内にロータを水平に配設し、ロータの外周に短柱状を呈する多数の回転刃を一端面の一部がカッティングエッジを形成するように各１本のボルトを介して取り付け、前記排出口に臨む底部に各回転刃のカッティングエッジと噛合するカッティングエッジを有する板状の固定刃を水平に設けた切断機が開示されている（例えば、特許文献１を参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特許第２６７１１０８号公報
【０００４】
一方、回転刃として、片面の一部がカッティングエッジを形成する板状の超硬チップを、その片面と同形の断面を有する短柱状のホルダの一端面にボルトを介して取り付けたものも知られている。
そして、上述した両回転刃は、それらの下半部と係合し、かつ、ロータの回転方向の前方から後方になるに従って深くなるようにロータの外周を切り欠いた底面と、底面におけるロータの回転方向後側に直角に連なる係止面とからなる回転刃収容凹部に係合されると共に、１本又は２本のボルトを介して回転刃収容凹部の底部に固定されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の剪断型破砕機では、廃棄物中に金属等の異物が混入していると、ボルトの折損によって回転刃（回転刃が超硬チップとホルダからなる場合、超硬チップの破損を伴う）が脱落し、他の回転刃の破損を招来し、その復旧に多大の時間を要する不具合がある。
なお、回転刃の脱落を引き起こすボルトの折損は、回転刃収容凹部におけるロータの回転方向前側が開放されており、異物噛み込みの際、ホルダにその前側を持ち上げるような力が作用することによると考えられる。
【０００６】
そこで、本発明は、回転刃の脱落時における復旧時間の大幅な短縮を可能とし得る剪断型破砕機を提供することを主課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の第１の剪断型破砕機は、破砕室の底部に設けた排出口内にロータを水平に配設し、ロータの外周にその全外周面を覆いかつ軸方向の分割線に沿って分割した複数のプレートセグメントを着脱可能に取り付け、各プレートセグメントの外周に多数の回転刃を取り付け、前記排出口に臨む底部に各回転刃のカッティングエッジと噛合するカッティングエッジを有する板状の固定刃を水平に設けたことを特徴とする。
【０００８】
又、第２の剪断型破砕機は、第１のものにおいて、前記回転刃が、プレートセグメントの外周に穿設したロータの回転方向を長手方向とする小判形の取付穴に嵌着されたホルダと、ホルダに保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成する板状の超硬チップとからなることを特徴とする。
【０００９】
一方、前記ホルダは、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合されて又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されてなることが好ましい。
又、前記ホルダは、超硬チップの片面と同一形状で平行な係止面を有し、取付穴の過半部に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合される又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝を有し、取付穴の残部に嵌合されると共に、１本のボルトを介して取付穴の底部に固定されるサブホルダとからなるものであってもよい。
更に、前記ホルダは、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの片面と同形の断面を有する短柱状を呈し、一端面をメインホルダの係止面に当接してそのチップ係合溝に係合されると共に、１本のボルトを介してチップ係合溝の底部に固定されるサブホルダとからなるものであってもよい。
【００１０】
【作用】
本発明の第１の剪断型破砕機においては、異物の噛み込みに伴って回転刃が脱落したプレートセグメントを、回転刃の取り付けられている新たなプレートセグメントと交換することにより早期の復旧が可能となる。
【００１１】
又、第２の剪断型破砕機においては、第１のものによる作用の他、異物噛み込みの際、ホルダにその前側を持ち上げるような力が作用したとしても、取付穴の前側の周壁によってホルダの前側の持ち上がりが阻止される。
【００１２】
一方、ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合されて又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されてなることにより、ホルダが単一の部材によって形成される。
又、ホルダが、超硬チップの片面と同一形状で平行な係止面を有し、取付穴の過半部に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合される又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝を有し、取付穴の残部に嵌合されると共に、１本のボルトを介して取付穴の底部に固定されるサブホルダとからなることにより、超硬チップを収容するための収容凹部が、サブホルダのチップ係合溝と、メインホルダの係止面とによって形成される。
更に、ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの片面と同形の断面を有する短柱状を呈し、一端面をメインホルダの係止面に当接してそのチップ係合溝に係合されると共に、１本のボルトを介してチップ係合溝の底部に固定されるサブホルダとからなることにより、サブホルダが脱落し、ボルトが折損してメインホルダに残留した場合でも、メインホルダの交換によって、早期の復旧が可能となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の剪断型破砕機の実施の形態について図面を参照して説明する。図１は本発明に係る剪断型破砕機の第１の実施の形態を示す一部を破断した斜視図、図２は図１の剪断型破砕機の要部の側断面図で、図３は図２の展開図、図４は図２の部分拡大図であり、図５及び図６はそれぞれ図４に示す部分の平面図及び正面図である。
【００１４】
図中１は機台２上に設けた箱形の破砕室で、その上部には、被処理物（図示せず）である一般廃棄物及び産業廃棄物が投入されるホッパー（図示せず）が付設されている。
破砕室１の一側の底部には、細片に剪断破砕された処理物を排出する矩形の排出口３が設けられており、この排出口３には、図示しない電動機又は油圧モータにより可逆回転駆動される円柱状のロータ４が水平に配設されている。
ロータ４の外周には、その外周に沿って全外周面を覆い、かつ、軸方向の分割線に沿って分割した複数（図示例では８つ）のプレートセグメント５が、それぞれ複数のボルト６を介して着脱可能に取り付けられており、各プレートセグメント５の外周には、ロータ４の回転方向（図２、図３及び図４において矢印Ａ、Ｂ及びＣで示す）を長手方向とする小判形の多数の取付穴７が、ロータ４の周方向へジグザグ状をなすように複数条配列され、かつ、各条の周方向隣り合うもの及び隣り合う条の一部のものが周方向からみて軸方向で隣接するように配置されて穿設されている。
【００１５】
各取付穴７には、この取付穴７に嵌着した単一の部材からなるホルダ８と、ホルダ８に保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ９とから構成される回転刃１０がそれぞれ取り付けられている。
すなわち、取付穴７には、超硬チップ９の下半部と係合するＶ字状のチップ係合溝１１と、その一端（図４、図５においては左端）に連なり、超硬チップ９の片面と平行な係止面１２とを有する単一の部材からなるホルダ８が嵌合されていると共に、取付穴７の底部に設けた貫通孔１３とプラグ溶接接合されており、このホルダ８には、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ９が、その下半部をチップ係合溝１１に係合させ、かつ、残る片面を係止面１２に当接させると共に、ホルダ８の後側から挿入され、片面と垂直をなして中心部に螺入されたボルト１４を介してホルダ８に固定されているものである。
なお、ホルダ８の上部は、当然、後述する固定刃のカッティングエッジと干渉しないように設けられている。
そして、前記排出口３に臨む破砕室１の底部には、各回転刃１０の超硬チップ９のカッティングエッジと噛合する鋸刃状のカッティングエッジを有する板状の固定刃１５が、底部と面一をなして水平に設けられている。
【００１６】
図１において１６は超硬チップ９の回転軌跡に沿って排出口３を覆う篩網、１７は被処理物をロータ４に押圧すべくロータ４に対して進退可能に設けたプッシャー、１８は篩網１６の下方に設けた受けタンクで、篩網１６を通過した処理物を収容するものであり、その下部には、処理物を機外に排出するスクリューコンベヤ１９又は他のコンベヤに接続するためのシュートが設けられている。
【００１７】
上述した剪断型破砕機において、ホッパーから破砕室１に投入された被処理物は、ロータ４の回転につれて破砕室の底部に移動され、かつ、プッシャー１７によりロータ４に押し付けられ、各回転刃１０の超硬チップ９と固定刃１５の剪断作用により徐々に剪断破砕されて所望の大きさになると、篩網１６を通って受けタンク１８に落下した後、スクリューコンベヤ１９又はシュートにより機外へ排出される。
上記剪断破砕に際し、被処理物中に金属等の異物が混入していると、超硬チップ９が破損すると共に、ホルダ８にそのロータ回転方向前側を持ち上げるような力が作用するが、ホルダ８が取付穴７に嵌着されているため、取付穴７の前側の周壁によってホルダ８の前側の持ち上がりが阻止される。
【００１８】
したがって、上記構成の剪断型破砕機においては、ロータ４からのホルダ８の脱落を格段に低減することができる。
又、万一、ホルダ８が脱落した場合でも、ホルダ８が脱落したプレートセグメント５を、回転刃１０の取り付けられている新たなプレートセグメント５と交換することにより、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
更に、ホルダ８が単一の部材によって形成されるので、プレートセグメント５に対するホルダ８の取り付けを容易に行うことができる。
【００１９】
図７は本発明に係る剪断型破砕機の第２の実施の形態を示す要部の部分拡大図で、図８及び図９はそれぞれ図７に示す部分の平面図及び正面図である。
【００２０】
この剪断型破砕機は、前述した第１の実施の形態のものが、プレートセグメント５の各取付穴７に、この取付穴７に嵌着した単一の部材からなるホルダ８と、ホルダ８に保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ９とから構成される回転刃１０をそれぞれ取り付けているのに対し、各取付穴７に、この取付穴７に嵌着した２つの部材からなるホルダ２０と、ホルダ８にロータ４の軸方向へ並べて保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成する正方形板状の２枚の超硬チップ２１とから構成される回転刃２２をそれぞれ取り付けたものである。
すなわち、取付穴７には、ロータ４の軸方向の一平面内に位置させてロータ４の回転方向前端に設けられ、２枚の超硬チップ２１の片面と同一形状で平行な２つの係止面２３を有するメインホルダ２０ａが、ロータ４の回転方向後側の過半部に嵌合されていると共に、３本のボルト２４を介して取付穴７の底部に固定されている一方、２枚の超硬チップ２１の下半部と係合する２本のチップ係合溝２５を有し、メインホルダ２０ａと協働してホルダ２０を形成するサブホルダ２０ｂが、取付穴７の残部に嵌合されると共に、１本のボルト２６を介して取付穴７の底部に固定されており、ホルダ２０には、このホルダ２０と相俟って回転刃２２を構成すべく、片面の一部がカッティングエッジを形成する正方形板状の２枚の超硬チップ２１が、それぞれの下半部をサブホルダ２０ｂのチップ係合溝２５に係合させ、かつ、残る片面をメインホルダ２０ａの係止面２３に当接させると共に、各中心部を片面と垂直に貫通する各１本のボルト２７を介してメインホルダ２０ａに固定されているものである。
なお、メインホルダ２０ａの上部は、当然、固定刃１５のカッティングエッジと干渉しないように設けられている。
他の構成は、前述した第１の実施の形態のものと同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【００２１】
したがって、上記構成の剪断型破砕機においては、第１の実施の形態のものと同様に、ロータ４からのホルダ２０の脱落を格段に低減することができる。
又、万一、ホルダ２０が脱落した場合でも、ホルダ２０が脱落したプレートセグメント５を、回転刃２２の取り付けられている新たなプレートセグメント５と交換することにより、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
更に、超硬チップ２１を収容するための収容凹部が、サブホルダ２０ｂのチップ係合溝２５と、メインホルダ２０ａの係止面２３とによって形成されるので、収容凹部の形成、すなわち、ホルダ２０の作製を容易に行うことができる。
【００２２】
図１０は本発明に係る剪断型破砕機の第３の実施の形態を示す要部の部分拡大断面図で、図１１及び図１２はそれぞれ図１０に示す部分の平面図及び正面図である。
【００２３】
この剪断型破砕機は、前述した第１の実施の形態のものが、プレートセグメント７の各取付穴７に、この取付穴７に嵌着した単一の部材からなるホルダ８と、ホルダ８に保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ９とから構成される回転刃１０をそれぞれ取り付けているのに対し、各取付穴７に、この取付穴７に嵌着した２つの部材からなるホルダ２８と、ホルダ２８に保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ２９とから構成される回転刃３０をそれぞれ取り付けたものである。
すなわち、取付穴７には、超硬チップ２９の下半部と係合するＶ字状のチップ係合溝３１と、その一端（図１０、図１１においては右端）に連なり、超硬チップ２９の片面と平行な係止面３２とを有するメインホルダ２８ａが嵌合されていると共に、２本のボルト３３，３４を介して取付穴７の底部に固定されている一方、超硬チップ２９の片面と同形の断面を有する短柱状を呈し、メインホルダ２８と協働してホルダ２８を形成するサブホルダ２８ｂが、一端面（図１０、図１１においては右端面）をメインホルダ２８ａの係止面３２に当接して下半部をメインホルダ２８ａのチップ係合溝３１に係合されると共に、１本のボルト３５を介してチップ係合溝３１の底部に固定されており、ホルダ２８には、このホルダ２８と相俟って回転刃３０を構成すべく、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ２９が、下半部をメインホルダ２８ａのチップ係合溝３１に係合させ、かつ、残る片面をサブホルダ２８ｂの他端面（図１０、図１１においては左端面）に当接させると共に、中心部を片面と垂直に貫通する１本のボルト３６を介してサブホルダ２８ｂに固定されているものである。
なお、サブホルダ２８ｂ及びメインホルダ２８ａの上部は、当然、固定刃１５のカッティングエッジと干渉しないように設けられている。
又、図１０〜図１１において３７はメインホルダ２８の前端部を取付穴７の底面と平行に切り欠いた切欠面である。
他の構成は、前述した第１の実施の形態のものと同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【００２４】
したがって、上記構成の剪断型破砕機においては、第１の実施の形態のものと同様に、ロータ４からのホルダ２８（特に、メインホルダ）の脱落を格段に低減することができる。
又、万一、ホルダ２８が脱落した場合でも、ホルダ２８が脱落したプレートセグメント５を、回転刃３０の取り付けられている新たなプレートセグメント５と交換することにより、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
更に、サブホルダ２８ｂが脱落し、ボルト３５が折損してメインホルダ２８ａに残留した場合でも、メインホルダ２８ａの交換によって、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を格段に短縮することができる。
【００２５】
なお、上述した各実施の形態においては、ロータ４を１本とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、２本のロータを並設するようにしてもよい。
この場合、固定刃は、両ロータの中間に配設してもよく、あるいは両ロータの外側にそれぞれ配設するようにしてもよい。
又、ロータ４は、円柱状（円筒状を含む）とする場合に限らず、正八角形、正十二角形等の正多角柱状（正多角筒状を含む）としてもよい。
更に、回転刃１０，２２，３０のプレートセグメント５への取り付けは、取付穴７へのホルダ８，２０，２８の嵌着による場合に限らず、一端面の一部がカッティングエッジを形成する短柱状をなす、又は片面の一部がカッティングエッジを形成する板状の超硬チップをその片面と同形の断面を有する短柱状のホルダの一端面に取り付けてなる回転刃を、ロータの回転方向の前方から後方になるに従って深くなるようにプレートセグメント５の外周を切り欠いた底面（チップ係合溝）及びそのロータ回転方向後側端に直角に連なる係止面からなる回転刃係合凹部に係合すると共に、１本又は２本のボルトを介して回転刃係合凹部の底面に固定して取り付けるようにしてもよい。
更に又、超硬チップ９，２１，２９は、ほぼ正方形板状又は正方形板状のものに限らず、正六角形、正八角形、円形若しくは楕円形板状のものであってもよい。
【００２６】
又、第１、第３の実施の形態のものにおいて、回転刃１０，３０のホルダ８，２８が保持する超硬チップ９，２１，２９の枚数は１枚に限らず、第２の実施の形態のもののように２枚としてもよい一方、第２の実施の形態のものにおいて、ホルダ２０が保持する超硬チップの枚数は２枚に限らず、第１、第３の実施の形態のもののように１枚としてもよい。
更に、第１の実施の形態のものにおいて、回転刃１０のホルダ８の固定は、取付穴７の底部に設けた貫通孔１３とのプラグ溶接接合による場合に限らず、複数のボルトを介した取付穴７の底部への固定であってもよい一方、第２の実施の形態のものにおいて、回転刃２２のメインホルダ２０ａの固定は、３本のボルト２４を介した取付穴７の底部への固定に限らず、第１の実施の形態のもののように、取付穴７の底部に設けた貫通孔とのプラグ溶接接合によってもよい。
【００２７】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第１の剪断型破砕機によれば、異物の噛み込みに伴って回転刃が脱落したプレートセグメントを、回転刃の取り付けられている新たなプレートセグメントと交換することにより、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
【００２８】
また、第２の剪断型破砕機によれば、第１のものによる作用効果の他、異物噛み込みの際、ホルダにその前側を持ち上がるような力が作用したとしても、取付穴の前側の周壁によってホルダの持ち上がりが阻止されるので、ホルダの脱落を格段に低減することができる。
【００２９】
一方、ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合されて又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されてなることにより、ホルダが単一の部材によって形成されるので、プレートセグメントに対するホルダの取り付けを容易に行うことができる。
又、ホルダが、超硬チップの片面と同一形状で平行な係止面を有し、取付穴の過半部に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接される又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝を有し、取付穴の残部に嵌合されると共に、１本のボルトを介して取付穴の底部に固定されるサブホルダとからなることにより、超硬チップを収容するための収容凹部が、サブホルダのチップ係合溝と、メインホルダの係止面とによって形成されるので、収容凹部の形成、すなわち、ホルダの作製を容易に行うことができる。
更に、ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの片面と同形の断面を有する短柱状を呈し、一端面をメインホルダの係止面に当接してそのチップ係合溝に係合されると共に、１本のボルトを介してチップ係合溝の底部に固定されるサブホルダとからなることにより、サブホルダが脱落し、ボルトが折損してメインホルダに残留した場合でも、メインホルダの交換によって、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る剪断型破砕機の第１の実施の形態を示す一部を破断した斜視図である。
【図２】図１の剪断型破砕機の要部の側断面図である。
【図３】図２の展開図である。
【図４】図２の部分拡大図である。
【図５】図４に示す部分の平面図である。
【図６】図４に示す部分の正面図である。
【図７】本発明に係る剪断型破砕機の第２の実施の形態を示す要部の部分拡大図である。
【図８】図７に示す部分の平面図である。
【図９】図７に示す部分の正面図である。
【図１０】本発明に係る剪断型破砕機の第３の実施の形態を示す要部の部分拡大図である。
【図１１】図１０に示す部分の平面図である。
【図１２】図１０に示す部分の正面図である。
【符号の説明】
１破砕室
３排出口
４ロータ
５プレートセグメント
７取付穴
８ホルダ
９超硬チップ
１０回転刃
１１チップ係合溝
１２係止面
１３貫通孔
１５固定刃
２０ホルダ
２０ａメインホルダ
２０ｂサブホルダ
２１超硬チップ
２２回転刃
２３係止面
２４ボルト
２５チップ係合溝
２６ボルト
２８ホルダ
２８ａメインホルダ
２８ｂサブホルダ
２９超硬チップ
３０回転刃
３１チップ係合溝
３２係止面
３３ボルト
３４ボルト
３５ボルト[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a shearing type crusher for shearing and crushing general waste and industrial waste, for example, shredder dust, paper, roll, string-like or film-like plastic, bale goods, wood chips and the like into small pieces.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a shearing type crusher of this type, a rotor is horizontally disposed in a discharge port provided at the bottom of a crushing chamber, and a number of rotary blades having a short column shape on an outer periphery of the rotor are partially cut at one end. Disclosed is a cutting machine which is attached via one bolt each so as to form an edge, and has a horizontally provided plate-shaped fixed blade having a cutting edge meshing with a cutting edge of each rotary blade on a bottom portion facing the discharge port. (For example, see Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2,671,108
On the other hand, there is also known a rotary blade in which a plate-shaped carbide tip in which a part of one surface forms a cutting edge is attached via a bolt to one end surface of a short columnar holder having a cross section having the same shape as the one surface. ing.
The above-mentioned rotary blades engage with the lower halves of the rotor, and have a bottom surface in which the outer periphery of the rotor is notched so as to become deeper from the front to the rear in the rotation direction of the rotor, and the rotor at the bottom surface. It is engaged with a rotary blade receiving recess formed of a locking surface that is continuous at right angles to the rear side in the rotation direction, and is fixed to the bottom of the rotary blade receiving recess via one or two bolts.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional shearing type crusher, when foreign matter such as metal is mixed in the waste, the rotary blade is damaged by the breakage of the bolt. ) Falls off, causing damage to other rotary blades and requiring a long time to recover.
In addition, the breakage of the bolt causing the falling of the rotary blade is caused by the fact that the front side in the rotation direction of the rotor in the rotary blade accommodating recess is opened, and when a foreign object is caught, a force acts on the holder to lift the front side. Conceivable.
[0006]
Therefore, an object of the present invention is to provide a shearing-type crusher capable of greatly shortening a recovery time when a rotary blade falls off.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a first shearing type crusher of the present invention has a rotor disposed horizontally in a discharge port provided at the bottom of a crushing chamber, and covers the entire outer peripheral surface on the outer periphery of the rotor and has an axial direction. A plurality of plate segments divided along the dividing line are detachably attached, a number of rotary blades are attached to the outer periphery of each plate segment, and a cutting edge meshing with a cutting edge of each rotary blade is provided on a bottom portion facing the discharge port. A plate-like fixed blade having a horizontal position.
[0008]
A second shearing type crusher according to the first aspect, wherein the rotary blade is fitted into an oval-shaped mounting hole whose longitudinal direction is a rotation direction of a rotor formed on the outer periphery of the plate segment. And a plate-shaped carbide tip that is held by the holder and has a part of one surface forming a cutting edge.
[0009]
On the other hand, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide tip, and has a locking surface connected to one end thereof and parallel to one surface of the cemented carbide tip. It is preferable that the through hole provided at the bottom of the mounting hole is connected by plug welding or fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts.
Further, the holder has a locking surface having the same shape and parallel to one surface of the carbide tip, is fitted into a majority portion of the mounting hole, and is plug welded to a through hole provided at the bottom of the mounting hole. Or a main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, and a chip engaging groove that engages with the lower half of the carbide tip, and is fitted into the rest of the mounting hole, And a sub-holder fixed to the bottom of the mounting hole via one bolt.
Furthermore, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the carbide tip and a locking surface that is connected to one end thereof and is parallel to one surface of the carbide tip, and is fitted into the mounting hole. A main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, and a short columnar shape having a cross section identical to one side of the carbide tip, one end of which abuts against a locking surface of the main holder to engage the tip holder. The sub-holder may be engaged with the mating groove and fixed to the bottom of the chip engaging groove via one bolt.
[0010]
[Action]
In the first shearing type crusher according to the present invention, the plate segment from which the rotary blade has fallen off due to the bite of foreign matter can be replaced with a new plate segment to which the rotary blade is attached, so that early recovery is possible. It becomes.
[0011]
Further, in the second shearing type crusher, in addition to the action of the first one, even if a force for lifting the front side is applied to the holder when foreign matter is caught, the holder is formed by the peripheral wall on the front side of the mounting hole. Is prevented from lifting up.
[0012]
On the other hand, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide tip, and has a locking surface connected to one end thereof and parallel to one surface of the cemented carbide tip. The holder is formed by a single member by being plug-welded to the through hole provided at the bottom of the hole or fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts.
The holder has the same shape and parallel locking surface as one surface of the cemented carbide tip, is fitted to the majority of the mounting hole, and is plug-welded to the through hole provided at the bottom of the mounting hole. Or a main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, and a chip engaging groove for engaging with the lower half of the carbide tip. With the sub-holder fixed to the bottom of the mounting hole via the bolt, a receiving recess for receiving the carbide tip is formed by the chip engaging groove of the sub-holder and the locking surface of the main holder. Is done.
Further, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide tip, and has a locking surface connected to one end thereof and parallel to one surface of the cemented carbide tip. The main holder is fixed to the bottom of the mounting hole via a bolt, and has a short columnar shape having the same cross-section as one side of the cemented carbide tip. The sub holder is engaged with the groove and is fixed to the bottom of the chip engaging groove via one bolt, so that even if the sub holder falls off and the bolt is broken and remains in the main holder, Replacement of the main holder enables early recovery.
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a shearing type crusher of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a partially cutaway perspective view showing a first embodiment of a shearing crusher according to the present invention, FIG. 2 is a side sectional view of a main part of the shearing crusher of FIG. 1, and FIG. 2 is a developed view of FIG. 2, FIG. 4 is a partially enlarged view of FIG. 2, and FIGS. 5 and 6 are a plan view and a front view of the portion shown in FIG. 4, respectively.
[0014]
In the figure, reference numeral 1 denotes a box-shaped crushing chamber provided on a machine base 2, and a hopper (not shown) into which general waste and industrial waste, which are to be processed (not shown), are charged. Is attached.
At the bottom of one side of the crushing chamber 1, there is provided a rectangular discharge port 3 for discharging the processed material sheared and crushed into small pieces, and the discharge port 3 is reversibly rotated by an electric motor or a hydraulic motor (not shown). The driven cylindrical rotor 4 is horizontally disposed.
On the outer periphery of the rotor 4, a plurality of (eight in the illustrated example) plate segments 5 that cover the entire outer peripheral surface along the outer periphery and are divided along an axial division line are each provided with a plurality of bolts 6. An oval shape having a longitudinal direction on the outer periphery of each plate segment 5 in the rotation direction of the rotor 4 (indicated by arrows A, B and C in FIGS. 2, 3 and 4). A plurality of mounting holes 7 are arranged in a zigzag shape in the circumferential direction of the rotor 4, and each of the adjacent holes and some of the adjacent lines are axially viewed from the circumferential direction. The holes are arranged so as to be adjacent to each other in the direction.
[0015]
Each of the mounting holes 7 has a holder 8 made of a single member fitted into the mounting hole 7, and one super-square plate having a substantially square plate shape that is held by the holder 8 and has a part of one surface forming a cutting edge. A rotary blade 10 composed of a hard tip 9 is attached to each.
That is, the mounting hole 7 is connected to a V-shaped chip engaging groove 11 which engages with the lower half of the cemented carbide tip 9 and one end thereof (the left end in FIGS. 4 and 5). A holder 8 made of a single member having a locking surface 12 parallel to one side of the mounting hole 7 is fitted, and is plug-welded to a through hole 13 provided at the bottom of the mounting hole 7. One piece of cemented carbide tip 9 having a substantially square plate shape with a part of one surface forming a cutting edge is engaged with the lower half in the chip engagement groove 11 and the remaining one surface is engaged with the locking surface. 12 and is inserted from the rear side of the holder 8 and fixed to the holder 8 via a bolt 14 which is perpendicular to one surface and screwed into the center.
The upper portion of the holder 8 is naturally provided so as not to interfere with a cutting edge of a fixed blade described later.
At the bottom of the crushing chamber 1 facing the discharge port 3, a plate-shaped fixed blade 15 having a saw-shaped cutting edge meshing with the cutting edge of the carbide tip 9 of each rotary blade 10 is provided. It is provided horizontally in one.
[0016]
In FIG. 1, reference numeral 16 denotes a sieve mesh covering the discharge port 3 along the rotation trajectory of the carbide tip 9, 17 denotes a pusher provided so as to be able to advance and retreat with respect to the rotor 4 so as to press the workpiece to the rotor 4, and 18 denotes a sieve. A receiving tank provided below the screen 16 stores the processed material that has passed through the sieve screen 16, and a lower portion thereof is connected to a screw conveyor 19 or another conveyor for discharging the processed material outside the machine. Is provided.
[0017]
In the above-described shearing type crusher, the object to be processed, which has been put into the crushing chamber 1 from the hopper, is moved to the bottom of the crushing chamber as the rotor 4 rotates, and is pressed against the rotor 4 by the pusher 17, and each rotary blade 10 Is gradually crushed and crushed by the shearing action of the cemented carbide tip 9 and the fixed blade 15 into a desired size, falls through a sieve mesh 16 into a receiving tank 18, and is discharged out of the machine by a screw conveyor 19 or a chute. Is done.
At the time of the above-mentioned shearing and crushing, if foreign matter such as metal is mixed in the object to be processed, the carbide tip 9 is damaged and a force acts on the holder 8 to lift the front side in the rotor rotation direction. Is fitted in the mounting hole 7, so that the front peripheral wall of the mounting hole 7 prevents the holder 8 from lifting up on the front side.
[0018]
Therefore, in the shearing type crusher having the above-described configuration, the falling off of the holder 8 from the rotor 4 can be remarkably reduced.
Also, even if the holder 8 falls off, the plate segment 5 from which the holder 8 has fallen can be replaced with a new plate segment 5 to which the rotary blade 10 is attached, so that early recovery is possible. , Recovery time can be greatly reduced.
Further, since the holder 8 is formed by a single member, the holder 8 can be easily attached to the plate segment 5.
[0019]
FIG. 7 is a partially enlarged view of a main part showing a second embodiment of the shearing crusher according to the present invention, and FIGS. 8 and 9 are a plan view and a front view of the part shown in FIG. 7, respectively.
[0020]
This shearing type crusher is the same as that of the first embodiment described above, except that a holder 8 made of a single member fitted into each of the mounting holes 7 of the plate segment 5 and a holder 8 are provided. Each of the rotary blades 10 which is held and has a substantially square plate-like cemented carbide tip 9 having a part of one surface forming a cutting edge is mounted, respectively. A holder 20 composed of two members fitted in the holes 7, and two square-shaped carbide tips 21 which are held side by side in the axial direction of the rotor 4 on the holder 8 and a part of one side of which forms a cutting edge. The rotary blades 22 are respectively attached.
That is, in the mounting hole 7, two latches which are provided in the one axial direction of the rotor 4 and are provided at the front end in the rotation direction of the rotor 4 and have the same shape and parallel to one surface of the two carbide tips 21. A main holder 20 a having a surface 23 is fitted to the majority of the rear side in the rotation direction of the rotor 4 and is fixed to the bottom of the mounting hole 7 via three bolts 24, while two A sub-holder 20b, which has two chip engaging grooves 25 for engaging the lower half of the carbide chip 21 and forms the holder 20 in cooperation with the main holder 20a, is fitted into the remaining part of the mounting hole 7. In addition, the holder 20 is fixed to the bottom of the mounting hole 7 via a single bolt 26, and a part of one surface of the holder 20 is cut to form the rotary blade 22 in cooperation with the holder 20. The two square plate-shaped carbide tips 21 forming The lower half of each is engaged with the chip engaging groove 25 of the sub-holder 20b, the remaining one side is brought into contact with the locking surface 23 of the main holder 20a, and each central part penetrates perpendicularly to the one side. It is fixed to the main holder 20a via one bolt 27.
The upper portion of the main holder 20a is naturally provided so as not to interfere with the cutting edge of the fixed blade 15.
Other configurations are the same as those of the above-described first embodiment, and therefore, the same components and the like are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0021]
Therefore, in the shearing type crusher having the above-described configuration, falling off of the holder 20 from the rotor 4 can be significantly reduced as in the first embodiment.
Further, even if the holder 20 falls off, the plate segment 5 from which the holder 20 has fallen can be replaced with a new plate segment 5 to which the rotary blade 22 is attached, so that early recovery is possible. , Recovery time can be greatly reduced.
Further, since a recess for accommodating the carbide tip 21 is formed by the chip engaging groove 25 of the sub holder 20b and the locking surface 23 of the main holder 20a, the formation of the accommodating recess, that is, It can be easily manufactured.
[0022]
FIG. 10 is a partially enlarged sectional view of a main part showing a third embodiment of the shearing crusher according to the present invention, and FIGS. 11 and 12 are a plan view and a front view, respectively, of the part shown in FIG.
[0023]
This shearing type crusher is the same as that of the first embodiment described above, except that a holder 8 made of a single member fitted into each mounting hole 7 of the plate segment 7 and a holder 8 are provided. Each of the rotary blades 10 which is held and has a substantially square plate-like cemented carbide tip 9 having a part of one surface forming a cutting edge is mounted, respectively. A rotary blade composed of a holder 28 made of two members fitted into the hole 7 and one carbide tip 29 of a substantially square plate shape held on the holder 28 and having a part of one surface forming a cutting edge. 30 are attached.
That is, the mounting hole 7 is connected to one end (the right end in FIGS. 10 and 11) of a V-shaped chip engaging groove 31 that engages with the lower half of the carbide chip 29, The main holder 28a having a locking surface 32 parallel to one surface of the cemented carbide tip 29 is fixed to the bottom of the mounting hole 7 via two bolts 33 and 34. A sub-holder 28b, which has a short columnar shape having the same cross-section as one surface and forms the holder 28 in cooperation with the main holder 28, has one end face (the right end face in FIGS. 10 and 11) on which the main holder 28a is engaged. 32, the lower half is engaged with the chip engaging groove 31 of the main holder 28a, and is fixed to the bottom of the chip engaging groove 31 via one bolt 35. , The rotary blade in combination with this holder 28 In order to form the cutting edge 0, one piece of cemented carbide tip 29 having a substantially square plate shape with a part of one surface forming a cutting edge engages the lower half with the tip engaging groove 31 of the main holder 28a, and The remaining one surface is brought into contact with the other end surface (the left end surface in FIGS. 10 and 11) of the sub-holder 28b, and is fixed to the sub-holder 28b via a single bolt 36 that penetrates the center vertically to the one surface. It is.
The upper parts of the sub holder 28b and the main holder 28a are provided so as not to interfere with the cutting edge of the fixed blade 15.
In FIGS. 10 to 11, reference numeral 37 denotes a cutout surface obtained by cutting out the front end of the main holder 28 in parallel with the bottom surface of the mounting hole 7.
Other configurations are the same as those of the above-described first embodiment, and therefore, the same components and the like are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0024]
Therefore, in the shearing type crusher having the above-described configuration, similarly to the first embodiment, the drop of the holder 28 (particularly, the main holder) from the rotor 4 can be significantly reduced.
Also, even if the holder 28 falls off, the plate segment 5 from which the holder 28 has fallen can be replaced with a new plate segment 5 to which the rotary blade 30 is attached, so that early recovery is possible. , Recovery time can be greatly reduced.
Furthermore, even if the sub-holder 28b falls off and the bolt 35 is broken and remains on the main holder 28a, it is possible to quickly recover by replacing the main holder 28a, so that the recovery time can be significantly reduced.
[0025]
In each of the above-described embodiments, the case where one rotor 4 is used has been described. However, the present invention is not limited to this, and two rotors may be provided side by side.
In this case, the fixed blade may be provided in the middle between both rotors, or may be provided outside each of both rotors.
Further, the rotor 4 is not limited to a columnar shape (including a cylindrical shape), but may be a regular polygonal column shape (including a regular polygonal cylindrical shape) such as a regular octagon and a regular dodecagon.
Further, the attachment of the rotary blades 10, 22, 30 to the plate segment 5 is not limited to the case where the holders 8, 20, 28 are fitted into the mounting holes 7, but a short edge in which a part of one end surface forms a cutting edge. A rotating blade formed by attaching a plate-shaped carbide tip having a columnar shape or a part of one side of which forms a cutting edge to one end surface of a short columnar holder having a cross section having the same shape as one side thereof is provided with a rotating blade in the rotation direction of the rotor. It is related to a rotary blade engaging concave portion including a bottom surface (a chip engaging groove) formed by cutting out the outer periphery of the plate segment 5 so as to become deeper from the front to the rear and a locking surface that is perpendicular to the rear end in the rotor rotation direction. It may be fixed and attached to the bottom surface of the rotary blade engaging recess through one or two bolts.
Further, the carbide tips 9, 21, 29 are not limited to a substantially square plate or a square plate, but may be a regular hexagon, a regular octagon, a circle, or an ellipse.
[0026]
Further, in the first and third embodiments, the number of the carbide tips 9, 21, 29 held by the holders 8, 28 of the rotary blades 10, 30 is not limited to one, and the second embodiment is not limited thereto. In the second embodiment, the number of carbide tips held by the holder 20 is not limited to two, but may be two, as in the first and third embodiments. One sheet may be used.
Further, in the first embodiment, the fixing of the holder 8 of the rotary blade 10 is not limited to the case of the plug welding connection with the through hole 13 provided at the bottom of the mounting hole 7, but via a plurality of bolts. In the second embodiment, the fixing of the main holder 20a of the rotary blade 22 may be fixed to the bottom of the mounting hole 7 via three bolts 24. However, the present invention is not limited to this, and may be a plug welding connection with a through hole provided at the bottom of the mounting hole 7 as in the first embodiment.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the first shearing type crusher of the present invention, the plate segment whose rotary blade has fallen off due to the bite of foreign matter is replaced with a new plate segment to which the rotary blade is attached. As a result, early recovery is possible, and the recovery time can be greatly reduced.
[0028]
Further, according to the second shearing type crusher, in addition to the action and effect of the first device, even if a force such as lifting the front side is applied to the holder when the foreign matter is caught, the peripheral wall on the front side of the mounting hole is applied. As a result, the holder is prevented from being lifted, so that the holder can be prevented from falling off.
[0029]
On the other hand, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide tip, and has a locking surface connected to one end thereof and parallel to one surface of the cemented carbide tip. Since the holder is formed by a single member by being plug-welded to the through hole provided at the bottom of the hole or fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, the holder is formed by a single member. Installation can be performed easily.
Also, the holder has a locking surface having the same shape and a parallel surface as one surface of the carbide tip, is fitted into the majority of the mounting hole, and is plug-welded with a through hole provided at the bottom of the mounting hole. It has a main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, and a chip engaging groove for engaging with the lower half of the cemented carbide tip. And a sub-holder fixed to the bottom of the mounting hole through the bolt, a receiving recess for receiving the carbide tip is formed by the chip engaging groove of the sub-holder and the locking surface of the main holder. Therefore, formation of the accommodation recess, that is, fabrication of the holder can be easily performed.
Further, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide tip, and has a locking surface connected to one end thereof and parallel to one surface of the cemented carbide tip. The main holder is fixed to the bottom of the mounting hole via a bolt, and has a short columnar shape having the same cross-section as one side of the cemented carbide tip. The sub holder is engaged with the groove and is fixed to the bottom of the chip engaging groove via one bolt, so that even if the sub holder falls off and the bolt is broken and remains in the main holder, The replacement of the main holder enables early recovery, so that the recovery time can be greatly reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially broken perspective view showing a first embodiment of a shear crusher according to the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view of a main part of the shearing crusher of FIG.
FIG. 3 is a development view of FIG. 2;
FIG. 4 is a partially enlarged view of FIG. 2;
FIG. 5 is a plan view of the portion shown in FIG.
FIG. 6 is a front view of the part shown in FIG. 4;
FIG. 7 is a partially enlarged view of a main part showing a second embodiment of a shearing type crusher according to the present invention.
FIG. 8 is a plan view of the portion shown in FIG. 7;
FIG. 9 is a front view of the part shown in FIG. 7;
FIG. 10 is a partially enlarged view of a main part showing a third embodiment of a shearing type crusher according to the present invention.
11 is a plan view of the portion shown in FIG.
FIG. 12 is a front view of the part shown in FIG. 10;
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Crushing chamber 3 Discharge port 4 Rotor 5 Plate segment 7 Mounting hole 8 Holder 9 Carbide tip 10 Rotary blade 11 Tip engaging groove 12 Locking surface 13 Through hole 15 Fixed blade 20 Holder 20a Main holder 20b Sub holder 21 Carbide tip 22 Rotating blade 23 Locking surface 24 Bolt 25 Tip engaging groove 26 Bolt 28 Holder 28a Main holder 28b Sub holder 29 Carbide tip 30 Rotating blade 31 Chip engaging groove 32 Locking surface 33 Bolt 34 Bolt 35 Bolt

Claims

A rotor is horizontally disposed within a discharge port provided at the bottom of the crushing chamber, and a plurality of plate segments that cover the entire outer peripheral surface of the rotor and are divided along an axial dividing line are detachably attached to the outer periphery of the rotor. A shearing type crusher, wherein a number of rotary blades are mounted on the outer periphery of the plate segment, and a plate-shaped fixed blade having a cutting edge meshing with a cutting edge of each rotary blade is horizontally provided on a bottom portion facing the discharge port. Machine.

The rotary blade is mounted on an oval-shaped mounting hole whose longitudinal direction is the rotation direction of the rotor formed on the outer periphery of the plate segment and held by the holder, and a part of one surface forms a cutting edge. The shearing type crusher according to claim 1, comprising a plate-shaped carbide tip.

The holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide tip, and has a locking surface connected to one end thereof and parallel to one surface of the cemented carbide tip. 3. The shearing type crusher according to claim 2, wherein the shearing type crusher is connected to a through hole provided at a bottom of the mounting hole by plug welding or fixed to a bottom of the mounting hole via a plurality of bolts.

The holder has a locking surface having the same shape and parallel to one surface of the cemented carbide tip, is fitted to the majority of the mounting hole, and is plug-welded to a through hole provided at the bottom of the mounting hole, or It has a main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, and a chip engaging groove for engaging with the lower half of the cemented carbide tip. 3. The shearing type crusher according to claim 2, further comprising a sub-holder fixed to the bottom of the mounting hole via the bolt.

The holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide tip, and has a locking surface connected to one end thereof and parallel to one surface of the cemented carbide tip. A main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a bolt, and a short columnar shape having the same cross-section as one side of the carbide tip; 3. The shearing type crusher according to claim 2, further comprising: a sub-holder which is engaged with the sub-holder and is fixed to the bottom of the chip engaging groove via one bolt.