JP3761178B2

JP3761178B2 - Shear type crusher

Info

Publication number: JP3761178B2
Application number: JP2003070246A
Authority: JP
Inventors: 昌彦西; 健二小田
Original assignee: Earthtechnica Co Ltd
Current assignee: Earthtechnica Co Ltd
Priority date: 2003-03-14
Filing date: 2003-03-14
Publication date: 2006-03-29
Anticipated expiration: 2023-03-14
Also published as: JP2004275878A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般廃棄物及び産業廃棄物、例えばシュレッダーダスト、紙、ロール、紐状又はフィルム状のプラスチック、ベール品、木屑類等を細片に剪断破砕する剪断型破砕機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の剪断型破砕機としては、破砕室の底部に設けた排出口内にロータを水平に配設し、ロータの外周に短柱状を呈する多数の回転刃を一端面の一部がカッティングエッジを形成するように各１本のボルトを介して取り付け、前記排出口に臨む底部に各回転刃のカッティングエッジと噛合するカッティングエッジを有する板状の固定刃を水平に設けた切断機が開示されている（例えば、特許文献１を参照）。
【０００３】
【特許文献１】
特許第２６７１１０８号公報
【０００４】
一方、回転刃として、片面の一部がカッティングエッジを形成する板状の超硬チップを、その片面と同形の断面を有する短柱状のホルダの一端面にボルトを介して取り付けたものも知られている。
そして、上述した両回転刃は、それらの下半部と係合し、かつ、ロータの回転方向の前方から後方になるに従って深くなるようにロータの外周を切り欠いた底面と、底面におけるロータの回転方向後側に直角に連なる係止面とからなる回転刃収容凹部に係合されると共に、１本又は２本のボルトを介して回転刃収容凹部の底部に固定されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の剪断型破砕機では、廃棄物中に金属等の異物が混入していると、ボルトの折損によって回転刃（回転刃が超硬チップとホルダからなる場合、超硬チップの破損を伴う）が脱落し、他の回転刃の破損を招来し、その復旧に多大の時間を要する不具合がある。
なお、回転刃の脱落を引き起こすボルトの折損は、回転刃収容凹部におけるロータの回転方向前側が開放されており、異物噛み込みの際、ホルダにその前側を持ち上げるような力が作用することによると考えられる。
【０００６】
そこで、本発明は、回転刃の脱落時における復旧時間の大幅な短縮を可能とし得る剪断型破砕機を提供することを主課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明の第１の剪断型破砕機は、破砕室の底部に設けた排出口内にロータを水平に配設し、ロータの外周にその全外周面を覆いかつ軸方向の分割線に沿って分割した複数のプレートセグメントを着脱可能に取り付け、各プレートセグメントの外周に多数の回転刃を取り付け、前記排出口に臨む底部に各回転刃のカッティングエッジと噛合するカッティングエッジを有する板状の固定刃を水平に設けた。そして、第１の剪断型破砕機は、前記回転刃が、プレートセグメントの外周に穿設したロータの回転方向を長手方向とする小判形の取付穴に嵌着されたホルダと、ホルダに保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成する板状の超硬チップとからなり、前記ホルダが、超硬チップの片面と同一形状で平行な係止面を有し、取付穴の過半部に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合される又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝を有し、取付穴の残部に嵌合されると共に、１本のボルトを介して取付穴の底部に固定されるサブホルダとからなる構成とした。
【０００８】
又、本発明の第２の剪断型破砕機は、破砕室の底部に設けた排出口内にロータを水平に配設し、ロータの外周にその全外周面を覆いかつ軸方向の分割線に沿って分割した複数のプレートセグメントを着脱可能に取り付け、各プレートセグメントの外周に多数の回転刃を取り付け、前記排出口に臨む底部に各回転刃のカッティングエッジと噛合するカッティングエッジを有する板状の固定刃を水平に設けた。そして、第２の剪断型破砕機は、前記回転刃が、プレートセグメントの外周に穿設したロータの回転方向を長手方向とする小判形の取付穴に嵌着されたホルダと、ホルダに保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成する板状の超硬チップとからなり、前記ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの片面と同形の断面を有する短柱状を呈し、一端面をメインホルダの係止面に当接してそのチップ係合溝に係合されると共に、１本のボルトを介してチップ係合溝の底部に固定されるサブホルダとからなる構成とした。
【００１０】
【作用】
本発明の第１の剪断型破砕機においては、異物の噛み込みに伴って回転刃が脱落したプレートセグメントを、回転刃の取り付けられている新たなプレートセグメントと交換することにより早期の復旧が可能となる。
【００１１】
又、第２の剪断型破砕機においては、第１のものによる作用の他、異物噛み込みの際、ホルダにその前側を持ち上げるような力が作用したとしても、取付穴の前側の周壁によってホルダの前側の持ち上がりが阻止される。
【００１２】
一方、ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合されて又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されてなることにより、ホルダが単一の部材によって形成される。
又、ホルダが、超硬チップの片面と同一形状で平行な係止面を有し、取付穴の過半部に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合される又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝を有し、取付穴の残部に嵌合されると共に、１本のボルトを介して取付穴の底部に固定されるサブホルダとからなることにより、超硬チップを収容するための収容凹部が、サブホルダのチップ係合溝と、メインホルダの係止面とによって形成される。
更に、ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの片面と同形の断面を有する短柱状を呈し、一端面をメインホルダの係止面に当接してそのチップ係合溝に係合されると共に、１本のボルトを介してチップ係合溝の底部に固定されるサブホルダとからなることにより、サブホルダが脱落し、ボルトが折損してメインホルダに残留した場合でも、メインホルダの交換によって、早期の復旧が可能となる。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の剪断型破砕機の実施の形態について図面を参照して説明する。
図１は本発明に係る剪断型破砕機の第１の実施の形態を示す一部を破断した斜視図、図２は図１の剪断型破砕機の要部の側断面図で、図３は図２の展開図、図４は図２の部分拡大図であり、図５及び図６はそれぞれ図４に示す部分の平面図及び正面図である。
【００１４】
図中１は機台２上に設けた箱形の破砕室で、その上部には、被処理物（図示せず）である一般廃棄物及び産業廃棄物が投入されるホッパー（図示せず）が付設されている。
破砕室１の一側の底部には、細片に剪断破砕された処理物を排出する矩形の排出口３が設けられており、この排出口３には、図示しない電動機又は油圧モータにより可逆回転駆動される円柱状のロータ４が水平に配設されている。
ロータ４の外周には、その外周に沿って全外周面を覆い、かつ、軸方向の分割線に沿って分割した複数（図示例では８つ）のプレートセグメント５が、それぞれ複数のボルト６を介して着脱可能に取り付けられており、各プレートセグメント５の外周には、ロータ４の回転方向（図２、図３及び図４において矢印Ａ、Ｂ及びＣで示す）を長手方向とする小判形の多数の取付穴７が、ロータ４の周方向へジグザグ状をなすように複数条配列され、かつ、各条の周方向隣り合うもの及び隣り合う条の一部のものが周方向からみて軸方向で隣接するように配置されて穿設されている。
【００１５】
各取付穴７には、この取付穴７に嵌着した単一の部材からなるホルダ８と、ホルダ８に保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ９とから構成される回転刃１０がそれぞれ取り付けられている。
すなわち、取付穴７には、超硬チップ９の下半部と係合するＶ字状のチップ係合溝１１と、その一端（図４、図５においては左端）に連なり、超硬チップ９の片面と平行な係止面１２とを有する単一の部材からなるホルダ８が嵌合されていると共に、取付穴７の底部に設けた貫通孔１３とプラグ溶接接合されており、このホルダ８には、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ９が、その下半部をチップ係合溝１１に係合させ、かつ、残る片面を係止面１２に当接させると共に、ホルダ８の後側から挿入され、片面と垂直をなして中心部に螺入されたボルト１４を介してホルダ８に固定されているものである。
なお、ホルダ８の上部は、当然、後述する固定刃のカッティングエッジと干渉しないように設けられている。
そして、前記排出口３に臨む破砕室１の底部には、各回転刃１０の超硬チップ９のカッティングエッジと噛合する鋸刃状のカッティングエッジを有する板状の固定刃１５が、底部と面一をなして水平に設けられている。
【００１６】
図１において１６は超硬チップ９の回転軌跡に沿って排出口３を覆う篩網、１７は被処理物をロータ４に押圧すべくロータ４に対して進退可能に設けたプッシャー、１８は篩網１６の下方に設けた受けタンクで、篩網１６を通過した処理物を収容するものであり、その下部には、処理物を機外に排出するスクリューコンベヤ１９又は他のコンベヤに接続するためのシュートが設けられている。
【００１７】
上述した剪断型破砕機において、ホッパーから破砕室１に投入された被処理物は、ロータ４の回転につれて破砕室の底部に移動され、かつ、プッシャー１７によりロータ４に押し付けられ、各回転刃１０の超硬チップ９と固定刃１５の剪断作用により徐々に剪断破砕されて所望の大きさになると、篩網１６を通って受けタンク１８に落下した後、スクリューコンベヤ１９又はシュートにより機外へ排出される。
上記剪断破砕に際し、被処理物中に金属等の異物が混入していると、超硬チップ９が破損すると共に、ホルダ８にそのロータ回転方向前側を持ち上げるような力が作用するが、ホルダ８が取付穴７に嵌着されているため、取付穴７の前側の周壁によってホルダ８の前側の持ち上がりが阻止される。
【００１８】
したがって、上記構成の剪断型破砕機においては、ロータ４からのホルダ８の脱落を格段に低減することができる。
又、万一、ホルダ８が脱落した場合でも、ホルダ８が脱落したプレートセグメント５を、回転刃１０の取り付けられている新たなプレートセグメント５と交換することにより、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
更に、ホルダ８が単一の部材によって形成されるので、プレートセグメント５に対するホルダ８の取り付けを容易に行うことができる。
【００１９】
図７は本発明に係る剪断型破砕機の第２の実施の形態を示す要部の部分拡大図で、図８及び図９はそれぞれ図７に示す部分の平面図及び正面図である。
【００２０】
この剪断型破砕機は、前述した第１の実施の形態のものが、プレートセグメント５の各取付穴７に、この取付穴７に嵌着した単一の部材からなるホルダ８と、ホルダ８に保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ９とから構成される回転刃１０をそれぞれ取り付けているのに対し、各取付穴７に、この取付穴７に嵌着した２つの部材からなるホルダ２０と、ホルダ８にロータ４の軸方向へ並べて保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成する正方形板状の２枚の超硬チップ２１とから構成される回転刃２２をそれぞれ取り付けたものである。
すなわち、取付穴７には、ロータ４の軸方向の一平面内に位置させてロータ４の回転方向前端に設けられ、２枚の超硬チップ２１の片面と同一形状で平行な２つの係止面２３を有するメインホルダ２０ａが、ロータ４の回転方向後側の過半部に嵌合されていると共に、３本のボルト２４を介して取付穴７の底部に固定されている一方、２枚の超硬チップ２１の下半部と係合する２本のチップ係合溝２５を有し、メインホルダ２０ａと協働してホルダ２０を形成するサブホルダ２０ｂが、取付穴７の残部に嵌合されると共に、１本のボルト２６を介して取付穴７の底部に固定されており、ホルダ２０には、このホルダ２０と相俟って回転刃２２を構成すべく、片面の一部がカッティングエッジを形成する正方形板状の２枚の超硬チップ２１が、それぞれの下半部をサブホルダ２０ｂのチップ係合溝２５に係合させ、かつ、残る片面をメインホルダ２０ａの係止面２３に当接させると共に、各中心部を片面と垂直に貫通する各１本のボルト２７を介してメインホルダ２０ａに固定されているものである。
なお、メインホルダ２０ａの上部は、当然、固定刃１５のカッティングエッジと干渉しないように設けられている。
他の構成は、前述した第１の実施の形態のものと同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【００２１】
したがって、上記構成の剪断型破砕機においては、第１の実施の形態のものと同様に、ロータ４からのホルダ２０の脱落を格段に低減することができる。
又、万一、ホルダ２０が脱落した場合でも、ホルダ２０が脱落したプレートセグメント５を、回転刃２２の取り付けられている新たなプレートセグメント５と交換することにより、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
更に、超硬チップ２１を収容するための収容凹部が、サブホルダ２０ｂのチップ係合溝２５と、メインホルダ２０ａの係止面２３とによって形成されるので、収容凹部の形成、すなわち、ホルダ２０の作製を容易に行うことができる。
【００２２】
図１０は本発明に係る剪断型破砕機の第３の実施の形態を示す要部の部分拡大断面図で、図１１及び図１２はそれぞれ図１０に示す部分の平面図及び正面図である。
【００２３】
この剪断型破砕機は、前述した第１の実施の形態のものが、プレートセグメント５の各取付穴７に、この取付穴７に嵌着した単一の部材からなるホルダ８と、ホルダ８に保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ９とから構成される回転刃１０をそれぞれ取り付けているのに対し、各取付穴７に、この取付穴７に嵌着した２つの部材からなるホルダ２８と、ホルダ２８に保持され、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ２９とから構成される回転刃３０をそれぞれ取り付けたものである。
すなわち、取付穴７には、超硬チップ２９の下半部と係合するＶ字状のチップ係合溝３１と、その一端（図１０、図１１においては右端）に連なり、超硬チップ２９の片面と平行な係止面３２とを有するメインホルダ２８ａが嵌合されていると共に、２本のボルト３３，３４を介して取付穴７の底部に固定されている一方、超硬チップ２９の片面と同形の断面を有する短柱状を呈し、メインホルダ２８ａと協働してホルダ２８を形成するサブホルダ２８ｂが、一端面（図１０、図１１においては右端面）をメインホルダ２８ａの係止面３２に当接して下半部をメインホルダ２８ａのチップ係合溝３１に係合されると共に、１本のボルト３５を介してチップ係合溝３１の底部に固定されており、ホルダ２８には、このホルダ２８と相俟って回転刃３０を構成すべく、片面の一部がカッティングエッジを形成するほぼ正方形板状の１枚の超硬チップ２９が、下半部をメインホルダ２８ａのチップ係合溝３１に係合させ、かつ、残る片面をサブホルダ２８ｂの他端面（図１０、図１１においては左端面）に当接させると共に、中心部を片面と垂直に貫通する１本のボルト３６を介してサブホルダ２８ｂに固定されているものである。
なお、サブホルダ２８ｂ及びメインホルダ２８ａの上部は、当然、固定刃１５のカッティングエッジと干渉しないように設けられている。
又、図１０〜図１１において３７はメインホルダ２８ａの前端部を取付穴７の底面と平行に切り欠いた切欠面である。
他の構成は、前述した第１の実施の形態のものと同様であるので、同一の構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【００２４】
したがって、上記構成の剪断型破砕機においては、第１の実施の形態のものと同様に、ロータ４からのホルダ２８（特に、メインホルダ）の脱落を格段に低減することができる。
又、万一、ホルダ２８が脱落した場合でも、ホルダ２８が脱落したプレートセグメント５を、回転刃３０の取り付けられている新たなプレートセグメント５と交換することにより、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
更に、サブホルダ２８ｂが脱落し、ボルト３５が折損してメインホルダ２８ａに残留した場合でも、メインホルダ２８ａの交換によって、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を格段に短縮することができる。
【００２５】
なお、上述した各実施の形態においては、ロータ４を１本とする場合について説明したが、これに限定されるものではなく、２本のロータを並設するようにしてもよい。
この場合、固定刃は、両ロータの中間に配設してもよく、あるいは両ロータの外側にそれぞれ配設するようにしてもよい。
又、ロータ４は、円柱状（円筒状を含む）とする場合に限らず、正八角形、正十二角形等の正多角柱状（正多角筒状を含む）としてもよい。
更に、回転刃１０，２２，３０のプレートセグメント５への取り付けは、取付穴７へのホルダ８，２０，２８の嵌着による場合に限らず、一端面の一部がカッティングエッジを形成する短柱状をなす、又は片面の一部がカッティングエッジを形成する板状の超硬チップをその片面と同形の断面を有する短柱状のホルダの一端面に取り付けてなる回転刃を、ロータの回転方向の前方から後方になるに従って深くなるようにプレートセグメント５の外周を切り欠いた底面（チップ係合溝）及びそのロータ回転方向後側端に直角に連なる係止面からなる回転刃係合凹部に係合すると共に、１本又は２本のボルトを介して回転刃係合凹部の底面に固定して取り付けるようにしてもよい。
更に又、超硬チップ９，２１，２９は、ほぼ正方形板状又は正方形板状のものに限らず、正六角形、正八角形、円形若しくは楕円形板状のものであってもよい。
【００２６】
又、第１、第３の実施の形態のものにおいて、回転刃１０，３０のホルダ８，２８が保持する超硬チップ９，２１，２９の枚数は１枚に限らず、第２の実施の形態のもののように２枚としてもよい一方、第２の実施の形態のものにおいて、ホルダ２０が保持する超硬チップの枚数は２枚に限らず、第１、第３の実施の形態のもののように１枚としてもよい。
更に、第１の実施の形態のものにおいて、回転刃１０のホルダ８の固定は、取付穴７の底部に設けた貫通孔１３とのプラグ溶接接合による場合に限らず、複数のボルトを介した取付穴７の底部への固定であってもよい一方、第２の実施の形態のものにおいて、回転刃２２のメインホルダ２０ａの固定は、３本のボルト２４を介した取付穴７の底部への固定に限らず、第１の実施の形態のもののように、取付穴７の底部に設けた貫通孔とのプラグ溶接接合によってもよい。
【００２７】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第１の剪断型破砕機によれば、異物の噛み込みに伴って回転刃が脱落したプレートセグメントを、回転刃の取り付けられている新たなプレートセグメントと交換することにより、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
【００２８】
また、第２の剪断型破砕機によれば、第１のものによる作用効果の他、異物噛み込みの際、ホルダにその前側を持ち上がるような力が作用したとしても、取付穴の前側の周壁によってホルダの持ち上がりが阻止されるので、ホルダの脱落を格段に低減することができる。
【００２９】
一方、ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接接合されて又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されてなることにより、ホルダが単一の部材によって形成されるので、プレートセグメントに対するホルダの取り付けを容易に行うことができる。
又、ホルダが、超硬チップの片面と同一形状で平行な係止面を有し、取付穴の過半部に嵌合されると共に、取付穴の底部に設けた貫通孔とプラグ溶接される又は複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝を有し、取付穴の残部に嵌合されると共に、１本のボルトを介して取付穴の底部に固定されるサブホルダとからなることにより、超硬チップを収容するための収容凹部が、サブホルダのチップ係合溝と、メインホルダの係止面とによって形成されるので、収容凹部の形成、すなわち、ホルダの作製を容易に行うことができる。
更に、ホルダが、超硬チップの下半部と係合するチップ係合溝及びその一端に連なり超硬チップの片面と平行な係止面を有し、取付穴に嵌合されると共に、複数のボルトを介して取付穴の底部に固定されるメインホルダと、超硬チップの片面と同形の断面を有する短柱状を呈し、一端面をメインホルダの係止面に当接してそのチップ係合溝に係合されると共に、１本のボルトを介してチップ係合溝の底部に固定されるサブホルダとからなることにより、サブホルダが脱落し、ボルトが折損してメインホルダに残留した場合でも、メインホルダの交換によって、早期の復旧が可能となるので、復旧時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る剪断型破砕機の第１の実施の形態を示す一部を破断した斜視図である。
【図２】図１の剪断型破砕機の要部の側断面図である。
【図３】図２の展開図である。
【図４】図２の部分拡大図である。
【図５】図４に示す部分の平面図である。
【図６】図４に示す部分の正面図である。
【図７】本発明に係る剪断型破砕機の第２の実施の形態を示す要部の部分拡大図である。
【図８】図７に示す部分の平面図である。
【図９】図７に示す部分の正面図である。
【図１０】本発明に係る剪断型破砕機の第３の実施の形態を示す要部の部分拡大図である。
【図１１】図１０に示す部分の平面図である。
【図１２】図１０に示す部分の正面図である。
【符号の説明】
１破砕室
３排出口
４ロータ
５プレートセグメント
７取付穴
８ホルダ
９超硬チップ
１０回転刃
１１チップ係合溝
１２係止面
１３貫通孔
１５固定刃
２０ホルダ
２０ａメインホルダ
２０ｂサブホルダ
２１超硬チップ
２２回転刃
２３係止面
２４ボルト
２５チップ係合溝
２６ボルト
２８ホルダ
２８ａメインホルダ
２８ｂサブホルダ
２９超硬チップ
３０回転刃
３１チップ係合溝
３２係止面
３３ボルト
３４ボルト
３５ボルト[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a shear-type crusher that shears and crushes general waste and industrial waste such as shredder dust, paper, rolls, string-like or film-like plastics, veils, wood chips, and the like into pieces.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of shearing type crusher, a rotor is horizontally disposed in a discharge port provided at the bottom of a crushing chamber, and a part of one end surface is cut by a large number of rotating blades having a short column shape on the outer periphery of the rotor. Disclosed is a cutting machine in which a plate-like fixed blade having a cutting edge that is attached to each of the rotating blades at the bottom facing the discharge port is provided horizontally so as to form an edge, and is horizontally provided. (For example, refer to Patent Document 1).
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent No. 2671108 [0004]
On the other hand, as a rotary blade, there is also known a plate-shaped carbide chip in which a part of one surface forms a cutting edge and is attached to one end surface of a short columnar holder having the same shape as the one surface via a bolt. ing.
The two rotary blades described above are engaged with the lower half of the rotor, and the bottom surface of the rotor is cut away so that the rotor becomes deeper from the front to the rear in the rotational direction of the rotor. It is engaged with a rotary blade receiving recess comprising a locking surface that is continuous at a right angle to the rear side in the rotation direction, and is fixed to the bottom of the rotary blade receiving recess via one or two bolts.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional shearing type crusher, if foreign matter such as metal is mixed in the waste, the rotating blade (if the rotating blade consists of a cemented carbide tip and a holder) is damaged due to broken bolts. ) Will drop off, causing damage to other rotating blades, and there is a problem that takes a long time to recover.
Note that the breakage of the bolt that causes the rotary blade to fall off is that the front side in the rotational direction of the rotor in the rotary blade housing recess is open, and when a foreign object is caught, a force that lifts the front side acts on the holder. Conceivable.
[0006]
Then, this invention makes it a main subject to provide the shearing type crusher which can enable the reduction | restoration time at the time of dropping of a rotary blade to be remarkably shortened.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, a first shearing type crusher of the present invention is configured such that a rotor is horizontally disposed in a discharge port provided at the bottom of a crushing chamber, covers the entire outer peripheral surface of the rotor on the outer periphery, and axially A plurality of plate segments divided along the dividing line are detachably attached, a number of rotary blades are attached to the outer periphery of each plate segment, and a cutting edge that meshes with the cutting edge of each rotary blade is attached to the bottom facing the discharge port. The plate-shaped fixed blade which has was provided horizontally. In the first shearing type crusher, the rotary blade is held in a holder that is fitted in an oblong mounting hole whose longitudinal direction is the rotation direction of the rotor formed in the outer periphery of the plate segment. A part of one side is composed of a plate-like carbide tip forming a cutting edge, and the holder has a parallel locking surface with the same shape as one side of the carbide tip and fits in the majority of the mounting hole. And a main holder that is plug welded to a through hole provided at the bottom of the mounting hole or fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, and engages with the lower half of the carbide tip. It has a chip engaging groove, and is configured to include a sub-holder that is fitted to the remaining portion of the mounting hole and is fixed to the bottom portion of the mounting hole via one bolt.
[0008]
In the second shearing type crusher of the present invention, the rotor is horizontally disposed in the discharge port provided at the bottom of the crushing chamber, covers the entire outer peripheral surface of the outer periphery of the rotor, and follows the dividing line in the axial direction. A plurality of divided plate segments are detachably attached, a large number of rotary blades are attached to the outer periphery of each plate segment, and a plate-like fixing having a cutting edge that meshes with the cutting edge of each rotary blade at the bottom facing the discharge port The blade was set horizontally. In the second shearing type crusher, the rotary blade is held in a holder fitted in an oblong mounting hole whose longitudinal direction is the rotation direction of the rotor formed in the outer periphery of the plate segment. A part of one side is composed of a plate-like cemented carbide tip forming a cutting edge, and the holder is connected to a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip and one side of the cemented carbide chip. A main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, and a short columnar shape having the same shape as one side of the carbide tip And a sub-holder fixed to the bottom of the chip engaging groove via one bolt while being engaged with the chip engaging groove with one end surface abutting against the locking surface of the main holder. It was.
[0010]
[Action]
In the first shearing type crusher of the present invention, it is possible to recover quickly by replacing the plate segment from which the rotary blade has dropped due to foreign matter biting with a new plate segment to which the rotary blade is attached. It becomes.
[0011]
In addition, in the second shearing type crusher, in addition to the action of the first, even if a force that lifts the front side of the holder acts when the foreign matter is bitten, the holder is held by the peripheral wall on the front side of the mounting hole. Lifting of the front side of is prevented.
[0012]
On the other hand, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip and a locking surface that is connected to one end of the cemented carbide chip and parallel to one surface of the cemented carbide chip. A holder is formed by a single member by being plug welded to a through hole provided at the bottom of the hole or fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts.
In addition, the holder has a locking surface that has the same shape and parallel to one side of the cemented carbide tip, and is fitted to the majority of the mounting hole, and is plug welded to the through hole provided at the bottom of the mounting hole. Or it has a main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, and a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip. The housing concave portion for housing the carbide chip is formed by the chip engaging groove of the sub holder and the locking surface of the main holder by comprising the sub holder fixed to the bottom of the mounting hole via the bolts. Is done.
Furthermore, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip and a locking surface that is continuous with one end of the cemented carbide chip and parallel to one surface of the cemented carbide chip. The main holder is fixed to the bottom of the mounting hole via a bolt of the same, and a short column shape having the same cross section as one side of the cemented carbide tip. Even if it is engaged with the groove and is composed of a sub-holder fixed to the bottom of the chip engaging groove via one bolt, even if the sub-holder falls off and the bolt breaks and remains in the main holder, Early replacement is possible by exchanging the main holder.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of a shear type crusher of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a partially cutaway perspective view showing a first embodiment of a shear-type crusher according to the present invention, FIG. 2 is a side sectional view of an essential part of the shear-type crusher in FIG. 2 is a developed view, FIG. 4 is a partially enlarged view of FIG. 2, and FIGS. 5 and 6 are a plan view and a front view of the portion shown in FIG. 4, respectively.
[0014]
In the figure, reference numeral 1 denotes a box-shaped crushing chamber provided on the machine base 2, and a hopper (not shown) into which general waste and industrial waste as an object to be treated (not shown) are placed at the upper part. Is attached.
At the bottom of one side of the crushing chamber 1, a rectangular discharge port 3 for discharging the processed material that has been sheared and crushed into strips is provided. The discharge port 3 is reversibly rotated by an electric motor or a hydraulic motor (not shown). A cylindrical rotor 4 to be driven is disposed horizontally.
On the outer periphery of the rotor 4, a plurality (eight in the illustrated example) of plate segments 5 that cover the entire outer peripheral surface along the outer periphery and are divided along the dividing line in the axial direction are provided with a plurality of bolts 6. Is attached to the outer periphery of each plate segment 5 and has an oval shape in which the rotation direction of the rotor 4 (indicated by arrows A, B and C in FIGS. 2, 3 and 4) is the longitudinal direction. A plurality of mounting holes 7 are arranged in a zigzag shape in the circumferential direction of the rotor 4, and the circumferentially adjacent ones and a part of the adjacent strips are axially viewed from the circumferential direction. It is arranged so as to be adjacent in the direction.
[0015]
Each mounting hole 7 includes a holder 8 made of a single member fitted in the mounting hole 7 and a single piece of a substantially square plate that is held by the holder 8 and a part of one surface forms a cutting edge. A rotary blade 10 composed of a hard tip 9 is attached thereto.
That is, the mounting hole 7 is connected to a V-shaped chip engaging groove 11 that engages with the lower half of the cemented carbide chip 9 and one end thereof (the left end in FIGS. 4 and 5). A holder 8 made of a single member having a locking surface 12 parallel to one side of the mounting hole 7 is fitted, and the holder 8 is plug welded to a through hole 13 provided at the bottom of the mounting hole 7. 1 has a substantially square plate-shaped cemented carbide chip 9 in which a part of one surface forms a cutting edge, the lower half of which is engaged with the chip engaging groove 11, and the remaining one surface is a locking surface. 12 and is inserted from the rear side of the holder 8 and is fixed to the holder 8 via a bolt 14 that is perpendicular to one surface and screwed into the center.
Of course, the upper portion of the holder 8 is provided so as not to interfere with the cutting edge of the fixed blade described later.
And at the bottom of the crushing chamber 1 facing the discharge port 3, there is a plate-like fixed blade 15 having a saw blade-like cutting edge that meshes with the cutting edge of the carbide tip 9 of each rotary blade 10. It is provided horizontally.
[0016]
In FIG. 1, 16 is a sieve mesh that covers the discharge port 3 along the rotation trajectory of the cemented carbide chip 9, 17 is a pusher provided so as to be able to advance and retreat with respect to the rotor 4 to press the object to be processed against the rotor 4, and 18 is a sieve. A receiving tank provided below the mesh 16 accommodates the processed material that has passed through the sieve mesh 16, and is connected to a screw conveyor 19 or other conveyor that discharges the processed material to the outside of the machine. The chute is provided.
[0017]
In the above-described shearing type crusher, the object to be processed put into the crushing chamber 1 from the hopper is moved to the bottom of the crushing chamber as the rotor 4 rotates, and is pressed against the rotor 4 by the pusher 17. When it is gradually sheared and crushed by the shearing action of the cemented carbide tip 9 and the fixed blade 15 and reaches a desired size, it falls to the receiving tank 18 through the sieve mesh 16 and then discharged out of the machine by the screw conveyor 19 or chute. Is done.
When foreign matter such as metal is mixed in the workpiece during the shearing and crushing, the carbide tip 9 is damaged and a force that lifts the front side in the rotor rotation direction acts on the holder 8. Is fitted in the mounting hole 7, the front wall of the holder 8 is prevented from being lifted by the front peripheral wall of the mounting hole 7.
[0018]
Therefore, in the shearing type crusher having the above-described configuration, the drop-off of the holder 8 from the rotor 4 can be significantly reduced.
Even if the holder 8 is dropped, the plate segment 5 from which the holder 8 has dropped can be replaced with a new plate segment 5 to which the rotary blade 10 is attached, so that early recovery is possible. , Recovery time can be greatly shortened.
Furthermore, since the holder 8 is formed of a single member, the holder 8 can be easily attached to the plate segment 5.
[0019]
FIG. 7 is a partial enlarged view of a main part showing a second embodiment of the shear crusher according to the present invention, and FIGS. 8 and 9 are a plan view and a front view of the part shown in FIG. 7, respectively.
[0020]
This shear type crusher is the same as that of the first embodiment described above in each mounting hole 7 of the plate segment 5, a holder 8 made of a single member fitted in the mounting hole 7, and a holder 8. The rotating blades 10 each composed of one carbide chip 9 having a substantially square plate shape, in which a part of one surface forms a cutting edge, are attached to each of the mounting holes 7. A holder 20 composed of two members fitted in the hole 7, and two cemented carbide chips 21 in the form of a square plate that are held in the holder 8 side by side in the axial direction of the rotor 4 and part of one surface forms a cutting edge; The rotary blade 22 comprised from each is attached.
That is, in the mounting hole 7, two latches that are located in one axial plane of the rotor 4 and are provided at the front end in the rotational direction of the rotor 4 and have the same shape and parallel to one side of the two cemented carbide chips 21. A main holder 20 a having a surface 23 is fitted to the majority of the rotor 4 on the rear side in the rotational direction, and is fixed to the bottom of the mounting hole 7 via three bolts 24, while two A sub-holder 20 b that has two chip engaging grooves 25 that engage with the lower half of the carbide tip 21 and forms the holder 20 in cooperation with the main holder 20 a is fitted into the remaining portion of the mounting hole 7. In addition, the holder 20 is fixed to the bottom of the mounting hole 7 via a single bolt 26. A part of one side of the holder 20 is combined with the holder 20 so as to form the rotary blade 22. Two cemented carbide chips 21 in the form of a square plate forming The lower half of each is engaged with the chip engaging groove 25 of the sub-holder 20b, and the remaining one surface is brought into contact with the locking surface 23 of the main holder 20a, and each central portion penetrates perpendicularly to the one surface. It is fixed to the main holder 20a via each one bolt 27.
The upper part of the main holder 20a is naturally provided so as not to interfere with the cutting edge of the fixed blade 15.
Since other configurations are the same as those of the first embodiment described above, the same reference numerals are given to the same components and the description thereof is omitted.
[0021]
Therefore, in the shear type crusher having the above-described configuration, the dropout of the holder 20 from the rotor 4 can be remarkably reduced as in the case of the first embodiment.
Even if the holder 20 is dropped, the plate segment 5 from which the holder 20 has dropped can be replaced with a new plate segment 5 to which the rotary blade 22 is attached, so that early recovery is possible. , Recovery time can be greatly shortened.
Further, the housing recess for housing the carbide chip 21 is formed by the chip engaging groove 25 of the sub-holder 20b and the locking surface 23 of the main holder 20a. Fabrication can be performed easily.
[0022]
FIG. 10 is a partial enlarged cross-sectional view of a main part showing a third embodiment of the shear crusher according to the present invention, and FIGS. 11 and 12 are a plan view and a front view of the part shown in FIG. 10, respectively.
[0023]
This shear type crusher is the same as that of the first embodiment described above in each mounting hole 7 of the plate segment 5 , a holder 8 made of a single member fitted in the mounting hole 7, and a holder 8. The rotating blades 10 each composed of one carbide chip 9 having a substantially square plate shape, in which a part of one surface forms a cutting edge, are attached to each of the mounting holes 7. A rotary blade composed of a holder 28 composed of two members fitted in the hole 7 and a cemented carbide tip 29 which is held by the holder 28 and has a substantially square plate shape with a part of one surface forming a cutting edge. 30 is attached.
That is, the attachment hole 7 is connected to a V-shaped chip engagement groove 31 that engages with the lower half of the carbide chip 29 and one end thereof (the right end in FIGS. 10 and 11). A main holder 28 a having a locking surface 32 parallel to one side of the mounting hole 7 is fitted and fixed to the bottom of the mounting hole 7 via two bolts 33 and 34, while The sub-holder 28b, which has a short column shape having the same cross section as one side and forms the holder 28 in cooperation with the main holder 28a , has one end surface (the right end surface in FIGS. 10 and 11) as a locking surface of the main holder 28a. 32, the lower half is engaged with the chip engaging groove 31 of the main holder 28a, and fixed to the bottom of the chip engaging groove 31 via one bolt 35. Rotate with this holder 28 30, one carbide chip 29 having a substantially square plate shape with a part of one surface forming a cutting edge is engaged with the chip engagement groove 31 of the main holder 28a, and the lower half is engaged, and The remaining one surface is brought into contact with the other end surface (the left end surface in FIGS. 10 and 11) of the sub-holder 28b, and is fixed to the sub-holder 28b through a single bolt 36 penetrating the central portion perpendicular to the one surface. It is.
The upper portions of the sub-holder 28b and the main holder 28a are naturally provided so as not to interfere with the cutting edge of the fixed blade 15.
10 to 11, reference numeral 37 denotes a cut surface obtained by cutting the front end portion of the main holder 28 a in parallel with the bottom surface of the mounting hole 7.
Since other configurations are the same as those of the first embodiment described above, the same reference numerals are given to the same components and the description thereof is omitted.
[0024]
Therefore, in the shear crusher having the above-described configuration, the dropout of the holder 28 (particularly, the main holder) from the rotor 4 can be remarkably reduced as in the case of the first embodiment.
Even if the holder 28 is dropped, the plate segment 5 from which the holder 28 has dropped can be replaced with a new plate segment 5 to which the rotary blade 30 is attached, so that early recovery is possible. , Recovery time can be greatly shortened.
Further, even when the sub-holder 28b is dropped and the bolt 35 is broken and remains in the main holder 28a, the replacement can be performed at an early stage by replacing the main holder 28a, so that the recovery time can be remarkably shortened.
[0025]
In each of the above-described embodiments, the case where the number of the rotors 4 is one has been described. However, the present invention is not limited to this, and two rotors may be provided in parallel.
In this case, the fixed blade may be arranged between the two rotors or may be arranged outside the two rotors.
The rotor 4 is not limited to a columnar shape (including a cylindrical shape), and may be a regular polygonal column shape (including a regular polygonal cylinder shape) such as a regular octagon or a regular dodecagon.
Furthermore, the attachment of the rotary blades 10, 22, and 30 to the plate segment 5 is not limited to the case where the holders 8, 20, and 28 are fitted into the attachment holes 7, and a short part of one end surface forms a cutting edge. A rotating blade formed by attaching a plate-shaped cemented carbide chip having a columnar shape or a part of one surface forming a cutting edge to one end surface of a short columnar holder having the same cross section as the one surface is provided in the rotational direction of the rotor. The bottom of the plate segment 5 is cut out so that it becomes deeper from the front to the rear (chip engagement groove), and the rotary blade engagement recess is formed by a locking surface that is perpendicular to the rear end in the rotor rotation direction. In addition, it may be fixedly attached to the bottom surface of the rotary blade engaging recess via one or two bolts.
Furthermore, the carbide tips 9, 21, 29 are not limited to a substantially square plate shape or square plate shape, but may be a regular hexagonal shape, a regular octagonal shape, a circular shape, or an elliptical plate shape.
[0026]
Further, in the first and third embodiments, the number of the carbide tips 9, 21, 29 held by the holders 8, 28 of the rotary blades 10, 30 is not limited to one, but the second embodiment. In the second embodiment, the number of carbide chips held by the holder 20 is not limited to two, but in the first and third embodiments. It is good also as one sheet.
Furthermore, in the thing of 1st Embodiment, the fixing of the holder 8 of the rotary blade 10 is not restricted to the case of plug welding joining with the through-hole 13 provided in the bottom part of the attachment hole 7, but via a plurality of bolts. While fixing to the bottom of the mounting hole 7 may be possible, in the second embodiment, the main holder 20a of the rotary blade 22 is fixed to the bottom of the mounting hole 7 via three bolts 24. It is not limited to the fixing of the mounting holes, but may be a plug welding joint with a through hole provided at the bottom of the mounting hole 7 as in the first embodiment.
[0027]
【The invention's effect】
As described above, according to the first shear-type crusher of the present invention, the plate segment from which the rotary blade has dropped as the foreign object is caught is replaced with a new plate segment to which the rotary blade is attached. As a result, early recovery is possible, and the recovery time can be greatly shortened.
[0028]
Further, according to the second shearing type crusher, in addition to the effects of the first, even if a force that lifts the front side acts on the holder when the foreign matter is bitten, the peripheral wall on the front side of the mounting hole This prevents the holder from being lifted, so that dropping of the holder can be significantly reduced.
[0029]
On the other hand, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip and a locking surface that is connected to one end of the cemented carbide chip and parallel to one surface of the cemented carbide chip. The holder is formed by a single member by being plug welded to a through hole provided at the bottom of the hole or fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts. Installation can be performed easily.
In addition, the holder has a locking surface that has the same shape and parallel to one side of the cemented carbide tip and is fitted to the majority of the mounting hole, and is plug welded to the through hole provided at the bottom of the mounting hole. It has a main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip, and is fitted to the rest of the mounting hole and one And a sub-holder fixed to the bottom of the mounting hole via a bolt, a housing recess for housing the carbide chip is formed by the chip-engaging groove of the sub-holder and the locking surface of the main holder. Therefore, it is possible to easily form the housing recess, that is, to produce the holder.
Furthermore, the holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip and a locking surface that is continuous with one end of the cemented carbide chip and parallel to one surface of the cemented carbide chip. The main holder is fixed to the bottom of the mounting hole via a bolt of the same, and a short column shape having the same cross section as one side of the cemented carbide tip. Even if it is engaged with the groove and is composed of a sub-holder fixed to the bottom of the chip engaging groove via one bolt, even if the sub-holder falls off and the bolt breaks and remains in the main holder, By exchanging the main holder, early recovery is possible, so the recovery time can be greatly shortened.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a partially cutaway perspective view showing a first embodiment of a shear crusher according to the present invention.
FIG. 2 is a side sectional view of a main part of the shear crusher of FIG.
FIG. 3 is a development view of FIG. 2;
FIG. 4 is a partially enlarged view of FIG. 2;
FIG. 5 is a plan view of the portion shown in FIG.
6 is a front view of the portion shown in FIG. 4;
FIG. 7 is a partial enlarged view of a main part showing a second embodiment of the shear crusher according to the present invention.
8 is a plan view of the portion shown in FIG.
9 is a front view of the portion shown in FIG.
FIG. 10 is a partial enlarged view of a main part showing a third embodiment of a shear type crusher according to the present invention.
11 is a plan view of the part shown in FIG.
12 is a front view of the portion shown in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Crushing chamber 3 Discharge port 4 Rotor 5 Plate segment 7 Mounting hole 8 Holder 9 Carbide tip 10 Rotary blade 11 Tip engagement groove 12 Locking surface 13 Through hole 15 Fixed blade 20 Holder 20a Main holder 20b Sub holder 21 Carbide tip 22 Rotating blade 23 Locking surface 24 Bolt 25 Chip engaging groove 26 Bolt 28 Holder 28a Main holder 28b Sub holder 29 Carbide tip 30 Rotary blade 31 Chip engaging groove 32 Locking surface 33 Bolt 34 Bolt 35 Bolt

Claims

A rotor is horizontally disposed in the discharge port provided at the bottom of the crushing chamber, and a plurality of plate segments that cover the entire outer peripheral surface of the rotor and are divided along the axial dividing line are detachably attached to the outer periphery of the rotor. A large number of rotary blades are attached to the outer periphery of the plate segment, and a plate-like fixed blade having a cutting edge that meshes with the cutting edge of each rotary blade is provided horizontally at the bottom facing the discharge port ,
The rotary blade is held in the oval mounting hole whose longitudinal direction is the rotation direction of the rotor drilled on the outer periphery of the plate segment, and held by the holder, and a part of one side forms a cutting edge It consists of a plate-shaped carbide chip,
The holder has a locking surface that has the same shape and parallel to one side of the cemented carbide tip, and is fitted to the majority of the mounting hole, and is plug-welded to a through hole provided at the bottom of the mounting hole, or It has a main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a plurality of bolts, a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip, and is fitted to the rest of the mounting hole and one And a sub-holder fixed to the bottom of the mounting hole via a bolt .

A rotor is horizontally disposed in the discharge port provided at the bottom of the crushing chamber, and a plurality of plate segments that cover the entire outer peripheral surface of the rotor and are divided along the axial dividing line are detachably attached to the outer periphery of the rotor. A large number of rotary blades are attached to the outer periphery of the plate segment, and a plate-like fixed blade having a cutting edge that meshes with the cutting edge of each rotary blade is provided horizontally at the bottom facing the discharge port ,
The rotary blade is held in the oval mounting hole whose longitudinal direction is the rotation direction of the rotor drilled on the outer periphery of the plate segment, and held by the holder, and a part of one side forms a cutting edge It consists of a plate-shaped carbide chip,
The holder has a chip engaging groove that engages with the lower half of the cemented carbide chip and a locking surface that is continuous with one end of the cemented carbide chip and is parallel to one surface of the cemented carbide chip. A main holder fixed to the bottom of the mounting hole via a bolt, and a short column having the same cross section as one side of the cemented carbide tip, with one end surface abutting against the locking surface of the main holder and its chip engaging groove And a sub-holder fixed to the bottom of the chip engaging groove via a single bolt .