JP2004275817A - スパイラル型膜モジュール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】透過液集水管11のまわりに膜と流路材が巻き付けられたスパイラル膜エレメント1が円筒型容器2内に装填され、その膜エレメント1の上流側端の外周と円筒型容器2の内周との間に、流入した原液と流出する濃縮液とを隔てるシール部材5が装着されており、円筒型容器2の一端側に原液入口31が設けられ、濃縮液出口21が円筒型容器2の外周部で上記シール部材5の裏側近傍に設けられているスパイラル型膜モジュールであって、前記シール部材5が接する箇所の円筒型容器内径に比べ、濃縮液出口21が設けられている箇所から他端側の円筒型容器内径が大きいことを特徴とするスパイラル型膜モジュール。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、透過液集水管のまわりに膜と流路材が多層に巻き付けられたスパイラル膜エレメントの外周と円筒型容器の内周との隙間において液の滞留が生じにくいスパイラル型膜モジュールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スパイラル型エレメントを円筒型容器に装着した膜モジュールでは、膜エレメント内の原液側流路を原液が通過しながら分離を行うため、原液入口と濃縮液出口を膜モジュールの両端に設ける構造では、円筒型容器と膜エレメントとの隙間に濃縮液が滞留するという問題がある。このため、膜エレメントから下流側に流出した濃縮液をリターンさせて、膜エレメントの上流側端付近に設けた濃縮液出口から排出することで、膜モジュール内部の液の滞留を生じにくくした構造が幾つか知られている(例えば、特許文献1〜2参照)。
【0003】
これらはともに、図3に代表されるような構造となっている。この構造では、図3に示すように、透過液集水管11のまわりに膜と流路材が多層に巻き付けられたスパイラル膜エレメント1が円筒型容器2内に装填され、該スパイラル膜エレメント1の上流側端の外周と円筒型容器2の内周との間にシール部材5が装着されている。円筒型容器2の上流側端には、原液入口31を備えた円盤状の端板3が、他端には透過液出口41を備えた円盤状の端板4がそれぞれクランプまたはボルトなどで装着され、全体としてスパイラル型膜モジュールを形成している。該スパイラル型膜モジュールでは、円筒型容器2の外周部で且つシール部材5の裏側近傍に濃縮液出口21が設けられている。
【0004】
そして、原液入口31から膜モジュール内に流入した液は、スパイラル膜エレメント1内を通過する過程で透過液と濃縮液に分離され、透過液は透過液集水管11に集められて透過液出口41より流出する。一方、濃縮液はスパイラル型膜エレメント1の他端から出て、該スパイラル膜エレメント1の外周と円筒型容器2の内周との隙間を流れ、濃縮液出口21より流出する。
【0005】
これにより、膜モジュール内部、特に膜エレメント1の外周と円筒型容器2の内周との隙間の液の滞留が解消されるとされており、被処理液が主に食品に代表されるような有機物水溶液であって、滞留部の腐敗や菌の繁殖が問題となる場合や、被処理液を切り替えて運転するときに、滞留部に残留した前被処理液との混合が問題となる場合などに主として使用されている。
【0006】
【特許文献1】
実開昭63−164903号公報(第1頁、図1)
【特許文献2】
実公平6−28178号公報(第1頁、図1)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、内部に滞留が生じない上記スパイラル型膜モジュールを主として使用する際の食品などの被処理液は、しばしば高濃度、高粘性であり、また懸濁質を含む場合もある。このため、モジュール内の流路抵抗が大きく、原液投入流量を増やすと、原液と濃縮液との圧力損失が膜エレメントの上限規定値を上回ることになる。一般に、かかる圧力損失の上限規定値は、膜エレメントの上流側と下流側の圧力差によって、膜エレメントが竹の子状に変形して膜が破損するのを防止するために決められており、その規定値を超えて運転することはできない。
【0008】
一方、膜処理においては、透過液の分離にともなって膜面近傍で濃縮液濃度が極端に高くなり膜の透過性能が低下する、いわゆる濃度分極現象の防止や、膜の汚染防止の観点から、一定以上の流量を膜エレメントに投入することが処理効率上望ましい。しかし、投入流量を増やすと上記圧力損失が大きくなるため、実際には、膜エレメントの圧力損失が上限規定値を超えない範囲で投入流量を制限しながら運転されている。
【0009】
このようなスパイラル型膜モジュールの圧力損失は、主として膜エレメント内の原液流路の圧力損失と、濃縮液が膜エレメント外周と円筒型容器の内周との隙間を流れる際の圧力損失との和で表される。膜エレメント外周と円筒型容器の内周との隙間は、図3におけるシール部材5の厚みによって決まるため、この隙間を流れる流量は、圧力損失の上限規定値によって制限される。これに対し、後者の圧力損失を低減するために膜エレメントの外径を小さくすると、膜の有効面積が小さくなって分離効率が悪くなり、またシール部材のシール性が損なわれ、原液入口から流入した原液はシール部分をバイパスして直接濃縮液出口から流出する結果となる。
【0010】
一方、前者の圧力損失の改善策として、原液流路断面積を広くする工夫がなされた低圧損タイプの膜エレメントが市販されているが、原液流路断面積が広いため、通常タイプと同等の膜面線速を得るためにはより高流速で原液を投入する必要があり、後者の圧力損失をさらに増大させるという矛盾が生じる。
【0011】
従って、上記スパイラル型膜モジュールでは、低流量での処理を余儀なくされており、液だまりがなく食品などの処理に最適なモジュール構造でありながら、最適流量条件で使用できない欠点があった。
【0012】
そこで、本発明の目的は、シール部分のシール性や分離効率を損なうことなく、高濃度、高粘性の濃縮液に対しても圧力損失を低減させて、最適な流量条件で運転することができるスパイラル型膜モジュールを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。
即ち、本発明のスパイラル型膜モジュールは、透過液集水管のまわりに膜と流路材が多層に巻き付けられたスパイラル膜エレメントが円筒型容器内に装填され、そのスパイラル膜エレメントの上流側端の外周と円筒型容器の内周との間に、流入した原液と流出する濃縮液とを隔てるシール部材が装着されており、円筒型容器の一端側に原液入口が設けられ、濃縮液出口が円筒型容器の外周部で上記シール部材の裏側近傍に設けられているスパイラル型膜モジュールであって、前記シール部材が接する箇所の円筒型容器内径に比べ、濃縮液出口が設けられている箇所から他端側の円筒型容器内径が大きいことを特徴とする。
【0014】
本発明によると、スパイラル膜エレメントの回りの円筒型容器内径が大きくなっているため、膜エレメントの外周と円筒型容器の内周との隙間が従来よりも広くなっているので、有効膜面積を低下させずに、圧力損失を低く抑えることができる。このため、前記低圧損タイプの膜エレメントを装着し、食品のような高濃度、高粘性または懸濁質を含む液を流す場合にも、膜エレメントの圧力損失上限規定値を上回ることなく容易に適正な流量を流すことができる。これにより、液だまりがなく食品などの処理に最適な構造のスパイラル型膜モジュールを最適な流量条件で運転することが可能となる。一方、シール部材が接する箇所の円筒型容器内径はより小さいため、シール部材の作用を損なうことなく、膜モジュール内に導入された原液をすべて膜エレメントに流入させることができる。
【0015】
上記において、前記シール部材が接する箇所の近傍から円筒型容器内径が大きい部分にかけて、テーパ状に円筒型容器内径が拡径していることが好ましい。これによって、内径が異なるために生じる段差部を鈍角にして、段差部へ濃縮液が滞留するのを抑制することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明のスパイラル型膜モジュールの一例を示す断面図である。
【0017】
本発明のスパイラル型膜モジュールは、図1に示すように、スパイラル型膜エレメント1、これを収納・充填する円筒型容器2、円筒型容器2の両端を塞ぐ端板3および4、スパイラル型膜エレメント1と円筒型容器2との間に設けられ、原液と濃縮液を隔てるシール部材5から構成されている。
【0018】
スパイラル型膜エレメント1は、透過液集水管11のまわりに膜と流路材が多層に巻き付けられて構成され、例えば、封筒状に端辺がシールされ内部に透過側流路材を有する膜と原液側流路材とが、有孔の透過液集水管11のまわりにスパイラル状に巻回された構造や、このような封筒状の膜材(膜リーフ)の複数が、複数の原液側流路材と共に透過液集水管11のまわりにスパイラル状に巻回された構造が挙げられる。更に、例えば膜エレメント1の上流側端には、その外周にシール部材5を保持しつつエレメント内への流動が可能なように、有孔の又はハブ状の端部材が設けられる。また、例えば下流側端には、端部形状を保持しつつエレメントから流動が可能なように有孔の又はハブ状の端部材が設けられる。
【0019】
上記の膜としては、各種材質の限外濾過膜、ナノ濾過膜、逆浸透膜などが使用できる。なお、透過液集水管11の上流側端には、一端を封止するためのキャップ材などを設けてもよい。
【0020】
原液入口31はシール部材5が設置されている一端側の端板3に設けられ、濃縮液出口21はシール部材裏側近傍の円筒型容器2の外周部に設けられている。端板3,4は、例えばクランプまたはボルトなどで、円筒型容器2に装着される。透過液出口41は他端側の端板4に設けられている。透過液出口41は透過液集水管11の下流側端を内挿してシール・固定できる開口を有する。本発明では、このような端板3,4を含めて円筒型容器と呼ぶことがあり、端板3,4の一方が溶接等によって円筒型容器2と一体となっていてもよい。
【0021】
シール部材5は原液入口31から流入した原液が、膜エレメント1をバイパスして濃縮液出口21へ流出するのを防ぐためのものであり、シール部材5の装着部分の膜エレメント外周と円筒型容器内周は、シールが損なわれない程度に近接している。このようなシール部材5のシール性を十分得る上で、両者の隙間は0.5〜1.5mmが好ましい。
【0022】
本発明では、シール部材5が接する箇所の円筒型容器内径に比べ、濃縮液出口21が設けられている箇所から他端側の円筒型容器内径は大きく形成されており、その結果、両者の箇所で段差が生じる。この段差が大きいほど、高濃度、高粘性の濃縮液に対しても圧力損失を低く抑えることができるが、段差が大きすぎると流れが不均一となり、逆に滞留部が生じ易くなることから、1.0〜10.0mmが好ましい。
【0023】
本実施形態では、濃縮液出口21が設けられている箇所から端板4が設置されている他端側にかけての円筒型容器内径は、シール部材5が装着されている箇所よりテーパ状に拡径しており、膜エレメント1から流出した濃縮液が濃縮液出口21に向かって容易に流れ、濃縮液が滞留しにくい構造となっている。円筒型容器内周の段差は、階段状となっていてもよいが、図1のようなテーパー状となっている方が望ましい。テーパ面は縦断面が曲線をなす曲面でもよく、円筒型容器の軸心に対するテーパ面の角度(上記曲面の場合は両端を結ぶ直線の角度)は、段差による滞留を有効に防止する上で、30〜70°が好ましく、40〜60°がより好ましい。
【0024】
円筒型容器2やその他の部材には、ステンレス鋼などの金属や繊維強化等された樹脂などが使用されるが、特に食品関係の用途ではステンレス鋼などの金属が好適に使用される。また、シール部材5には、シール用のゴムや樹脂等が使用される。
【0025】
従来の円筒型容器2は、例えば所定の寸法に切断された円管の両端にフランジ部を溶接等により接合する一方で、濃縮液出口21の穿孔部分に管を接合する方法で製造することができる。本発明のように内径に、円筒型容器2に段差を設けるには、縮径部を形成するためのリング状部材を円筒型容器2に内接一体化すればよく、熱膨張を利用して内嵌する方法や、溶接等の接合により一体化させることができる。このときリング状部材としては下流側端のみがテーパ状に拡径したものや、下流側端と上流側端がテーパ状に拡径したものが使用できる。従って、本発明では、スパイラル型膜モジュールの製造の容易性の観点から、テーパ状に拡径した内面を有するリング状部材を、内径が一定の管に内接一体化した円筒型容器2を採用するのが好ましい。
【0026】
図1において、まず原液が原液入口31から膜モジュール内に導入され、次にシール部材5の作用により導入された原液はすべて膜エレメント1内に流入する。原液は膜エレメント1内を通過する過程で、透過液と濃縮液に分離され、透過液は透過液集水管11に集められて透過液出口41より流出する。一方、濃縮液は膜エレメント1の下流側端から出てリターンし、該膜エレメント1の外周と円筒型容器2の内周との隙間を流れ、濃縮液出口21より流出する。
【0027】
本発明のスパイラル型膜モジュールは、被処理液が主に食品に代表されるような有機物水溶液であって、滞留部の腐敗や菌の繁殖が問題となる場合や、被処理液を切り替えて運転するときに、好適に使用できる。特に、懸濁質を含む醤油、糖液、発酵液、調味液、染料、果汁、エキスなどの高濃度、高粘性の被処理液、または懸濁質を含む被処理液に対して有効である。
【0028】
[他の実施形態]
(1)前述の実施形態では、円筒型容器外周に段差がないスパイラル型膜モジュールの例を示したが、本発明では、例えば図2に示すように、円筒型容器2の肉厚を変えずに、内周の段差とともに外周部に段差がある構造でもかまわない。このような形状の円筒型容器2は、例えばテーパ状の管と2種の径の異なる管とを溶接等で接合する方法などで製造することができる。
【0029】
(2)前述の実施形態では、1本の膜エレメントが充填されたスパイラル型膜モジュールの例を示したが、本発明では、複数本の膜エレメントが充填されたスパイラル型膜モジュールであってもよい。その場合、従来と同様に、透過液集水管用の連結部材を用いると共に、膜エレメントの外周部同士を連結して濃縮液を内部に流通させる連結部材を用いて、膜エレメント同士を連結すればよい。その場合、連結する膜エレメントの端部とその連結部材の内周の間にはシール部材を介在させるのが好ましい。
【0030】
【実施例】
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。
【0031】
(実施例)
図1に示す本発明のスパイラル型膜モジュールを用いて、火入れオリ(懸濁質)を含む醤油のろ過試験を行った。スパイラル型膜エレメントは、低圧損タイプ、4インチサイズのUF膜エレメントを使用した。円筒型容器の内周段差は3.9mmとし、段差部にはテーパーを設けた。
【0032】
表1はろ過試験の結果を示したものである。なお、表1の比較例は、同タイプのUF膜エレメントを装着した、図3に示すような従来型の膜モジュール(内径は102mmで一定)のろ過試験結果を示したものである。
【0033】
【表1】
ろ過試験に使用した膜モジュールの圧力損失上限値は0.084MPaであるが、表1の結果が示すように、低圧損タイプの膜エレメントでは、濃縮液流量を50L/min以上とすることが望ましいところ、従来型膜モジュールでは40L/minが限界であった。これに対し、本発明の膜モジュールでは、圧力損失を低減することができ、65L/min以上の高流量でも運転が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパイラル型膜モジュールの一例を示す断面図
【図2】本発明のスパイラル型膜モジュールの他の例を示す断面図
【図3】従来のスパイラル型膜モジュール(リターンタイプ)を示す断面図
【符号の説明】
1 スパイラル型膜エレメント
11 透過液集水管
2 円筒型容器
21 濃縮液出口
3 端板
31 原液入口
4 端板
41 透過液出口
5 シール部材
Claims (2)
- 透過液集水管のまわりに膜と流路材が多層に巻き付けられたスパイラル膜エレメントが円筒型容器内に装填され、そのスパイラル膜エレメントの上流側端の外周と円筒型容器の内周との間に、流入した原液と流出する濃縮液とを隔てるシール部材が装着されており、円筒型容器の一端側に原液入口が設けられ、濃縮液出口が円筒型容器の外周部で上記シール部材の裏側近傍に設けられているスパイラル型膜モジュールであって、前記シール部材が接する箇所の円筒型容器内径に比べ、濃縮液出口が設けられている箇所から他端側の円筒型容器内径が大きいことを特徴とするスパイラル型膜モジュール。
- 前記シール部材が接する箇所の近傍から円筒型容器内径が大きい部分にかけて、テーパ状に円筒型容器内径が拡径している請求項1記載のスパイラル型膜モジュール。
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