JP2004275375A - アイロン - Google Patents

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JP2004275375A
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JP
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iron
base
heater
front cover
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JP2003069978A
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Takahisa Tsuji
隆久 辻
Yasuharu Otsuka
康晴 大塚
Hiromi Toyoda
博己 豊田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】アイロンにおいて、部屋のインテリアとして機能する等の利用価値の高いアイロンを提供するものである。
【解決手段】表面カバー3から操作可能な切換えスイッチ15をベースカバー5上に設け、アイロンとしての使用と照明器具としての使用の切換えを行なえるようにし、アイロンとして使用している際にはランプ12はベース2が暖められる時などの通電時にのみ点灯し、照明器具として使用している際には常時点灯することにより、アイロン機能に留まらず照明機能としても使用できるものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のアイロンは、埋設したヒータにより加熱される略三角形状のベースと、ベースの上面側を覆うベースカバーと、ベースカバー上に設置した把手体を固定し、把手体の上部には内部を中空にした棒状の握り部を形成している(例えば特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−178998号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
クリーニングサービスの普及により一般家庭に於てアイロンを使用する頻度は少なくなり、普段はアイロンを押入れや物置等に収納している場合が多い。その結果、上記アイロンでは収納スペースを無駄にするだけでなく、使用の際にはわざわざ押入れや物置等からアイロンを取り出す必要が生じ、使用者は面倒極まりない。
【0005】
また、押入れや物置等に収納せずに部屋の片隅に放置しておくことも考えられるが、アイロンの外観は部屋のインテリア全体を考慮した上で決して良いものとは言えない点や、本来アイロンとは衣類にアイロン掛けを施すためのものであり他の利用価値がないことから点から、決して望ましいこととは言えない。
【0006】
本発明は上記課題を解決し、部屋の片隅に放置したとしても部屋のインテリアの調和を保ちつつ、利用価値の高いアイロンを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、ヒータにより加熱される円形のベースと、前記ベースの上方を覆うように配設されたベースカバーと、前記ベースカバーを覆うように配設した表面カバーを具備し、前記表面カバーの内部に発光手段を設け前記表面カバーを光透過性とし照明機能を付加したアイロンであり、アイロン機能に留まらず照明機能として使用できるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するために本発明は、ヒータにより加熱される円形のベースと、前記ベースの上方を覆うように配設されたベースカバーと、前記ベースカバーを覆うように配設した表面カバーを具備し、前記表面カバーの内部に発光手段を設け前記表面カバーを光透過性とし照明機能を付加したアイロンであり、アイロン機能に留まらず照明機能として使用できるものである。
【0009】
また、表面カバーを半球状とすることにより、内部で発光する発光手段が周囲に均等な明るさで伝わり、且つ見た目にも美しい。
【0010】
また、ベースカバーの上方に中間カバーを配設し、表面カバーがベースカバーと前記中間カバーを覆うようにすることにより、表面カバーが透明であるとき内部の部品が見えてしまい美観を損ねることを中間カバーを設けることにより防止し、見た目に美しいアイロンを提供するものである。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1は本発明のアイロン1であり、円形状のベース2の上に略円形状のヒータ部4、略円形状のベースカバー5、半球状の中間カバー6、半球状の表面カバー3を順に同軸上に重ねたものである。なお、中間カバー6や表面カバー3は耐熱性を有するプラスチックを用いている。
【0013】
ヒータ部4は、図2に示すように、ヒータ脇マイカ7、マイカに熱線を巻き付けたヒータ巻きマイカ8、ヒータ押え板9により構成されており、ベース2の上にヒータ脇マイカ7、ヒータ巻きマイカ8、ヒータ脇マイカ7、ヒータ押え板9の順に積み上げられている。そして、ヒータ押え板9の上には、アイロンの加熱温度の制御するサーモスタット10と、ベース2への加熱温度に応じて電力の供給を断つ温度ヒューズ11、ベース2が暖められる時などの通電時に点灯するランプ12が備えられている。
【0014】
ベースカバー5の上にはベースカバー5を覆う半球状の中間カバー6とプラグ受け部13が設けられており、プラグ受け部13には電源供給を行うマグネットプラグ14の着脱が可能である。
【0015】
また、表面カバー3から操作可能な切換えスイッチ15をベースカバー5上に設け、アイロンとしての使用と照明器具としての使用の切換えを行なえるようにする。従って、アイロンとして使用している際にはランプ12はベース2が暖められる時などの通電時にのみ点灯し、照明器具として使用している際には常時点灯している。
【0016】
なお、アイロン機能と照明機能の切換えに於ては上記した切換えスイッチ15を設ける以外でも機能の切換えが行なわれればよく、例えばヒータ部4がベースを暖めてからある一定時間経過すれば自動的に加熱を止め、照明機能として点灯するという方法も考えられる。
【0017】
表面カバー3の形状は半球状であるが、これは表面カバー3の内部で発光するランプ12の光線がどの方向にも均等な明るさで伝わり見た目に美しいからである。しかし、敢えて照明の別の効果を狙うのであれば他の形状にしたり、表面カバー3及び中間カバー6に加工を施すものでもよい。
【0018】
例えば、光が乱反射するように表面カバー3や中間カバー6を多角形状にしアイロン1の全体が輝くように見えるように形成してもよいし、表面カバー3の表面に微細な凹凸を設けることによってすりガラス風に加工し、アイロン1から柔らかい印象を与える光を発するようにしてもよい。また、表面カバー3の内部に光透過性の無い部分を設け模様を形成しながら照明を行なってもよい。さらに、表面カバー3を立方体や三角錐、あるいは漫画等のキャラクターを象った形状としてもよい。
【0019】
表面カバー3、中間カバー6の素材は光透過性の耐熱材であるプラスチックを使用しており、それらの色は自由に設定できる。但し、表面カバー3が透明であるようなアイロン1の内部の部品が見えてしまうとき、アイロン1全体の美観を損ねてしまう。従って、そのとき中間カバー6は内部の部品が見えない程度に光透過性を有するものが好ましい。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、ヒータにより加熱される円形のベースと、前記ベースの上方を覆うように配設されたベースカバーと、前記ベースカバーを覆うように配設した表面カバーを具備し、前記表面カバーの内部に発光手段を設け前記表面カバーを光透過性とし照明機能を付加したアイロンであり、アイロン機能に留まらず照明機能として使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すアイロン本体の横断面図
【図2】同アイロンのヒータ部付近の横断面図
【符号の説明】
1 アイロン
2 ベース
3 表面カバー
4 ヒータ部
5 ベースカバー
6 中間カバー
7 ヒータ脇マイカ
8 ヒータ巻きマイカ
9 ヒータ押え板
10 サーモスタット
11 温度ヒューズ
12 ランプ
13 プラグ受け部
14 マグネットプラグ
15 切換えスイッチ

Claims (3)

  1. ヒータにより加熱される円形のベースと、前記ベースの上方を覆うように配設されたベースカバーと、前記ベースカバーを覆うように配設した表面カバーを具備し、前記表面カバーの内部に発光手段を設け前記表面カバーを光透過性とし照明機能を付加したアイロン。
  2. 表面カバーを半球状とする請求項1記載のアイロン。
  3. ベースカバーの上方に中間カバーを配設し、表面カバーがベースカバーと前記中間カバーを覆うようにする請求項1記載のアイロン。
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