JP2004274276A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザに臨場感を与えること。
【解決手段】本発明の携帯端末1によれば、大画面モードにおいて、第1表示装置10と第2表示装置とが並べられ、第1表示装置10と第2表示装置とに表示画面が表示される。大画面モードにおいて第1表示装置10と第2表示装置とに表示される表示画面は、通常モードにおいて第1表示装置10に表示される表示画面よりも大きい。このため、本発明の携帯端末1によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
【選択図】 図10

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機を含む携帯端末に関し、特に、表示画面を表示装置に表示する携帯端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
表示装置として第1表示装置と第2表示装置とを備えた携帯電話機が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された携帯電話機は、第1の表示/操作部(第1表示装置)と、第2の表示/操作部(第2表示装置)とが同一回転軸に回動可能に取り付けられて連結され、回転軸内にビデオカメラが設けられていることを特徴としている。
【0003】
また、電話機本体と電話機本体から着脱可能な操作部とを備えた携帯電話機が知られている(例えば、特許文献2参照)。この操作部は、入力手段と表示手段と制御手段と電源手段と記憶手段とを備えている。特許文献2に記載された携帯電話機によれば、ユーザは、操作部を電話機本体から取り外し、電話機本体で電話しながら操作部でメモをとることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−69214号公報
【特許文献2】
特開平6−276265号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ユーザに臨場感を与えることができる携帯端末を提供することにある。
本発明の他の目的は、ユーザに臨場感を与えることができ、且つ、より自然な画像で被写体を撮影することができる携帯端末を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以下に、[発明の実施の形態]で使用する番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明の実施の形態]の記載との対応関係を明らかにするために付加されたものであるが、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
【0007】
本発明の携帯端末(1)は、通常モードと、遠隔モードと、大画面モードとを実行する。まず、本発明の携帯端末(1)として通常モードと大画面モードとを実行する携帯端末を説明する。
【0008】
本発明の携帯端末(1)は、筐体(41、42、43)と、第1表示装置(10)と、第2表示装置(20)と、接続部(51)と、制御部(9)とを具備する。第1表示装置(10)は、筐体(41、42、43)の第1部分(41/62)に設けられ、取り外し可能である。第2表示装置(20)は、筐体(41、42、43)の第1部分(41/62)以外の第2部分(42/61)に設けられている。接続部(51)は、第2部分(42/61)のいずれか1つの辺に設けられている。接続部(51)には、第1部分(41/62)から取り外された第1表示装置(10)が取り付けられる。制御部(9)は、筐体(41、42、43)に設けられている。
制御部(9)は、第1表示装置(10)が第1部分(41/62)に設けられているときに、通常モードを実行する。制御部(9)は、第1部分(41/62)から取り外された第1表示装置(10)が接続部(51)に取り付けられているときに、大画面モードを実行する。この制御部(9)は、第1表示制御部(34)と、第2表示制御部(35)とを備えている。通常モードにおいて、第1表示制御部(34)は、表示画面が表示されるように、第1表示装置(10)を制御する。大画面モードにおいて、第2表示制御部(35)は、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とを用いて表示画面が表示されるように、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とを制御する。
本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とが並べられ、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示画面が表示される。大画面モードにおいて接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示される表示画面は、通常モードにおいて第1表示装置(10)に表示される表示画面よりも大きい。このため、本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
【0009】
本発明の携帯端末(1)は、制御部(9)を操作するための操作部(22)を更に具備する。操作部(22)は、第2表示装置(20)に設けられている。通常モードにおいて、第1表示制御部(34)は、操作部(22)が表示されるように、第2表示装置(20)を制御する。大画面モードにおいて、第2表示制御部(35)は、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とが表示画面を表示しているときに、ユーザが第2表示装置(20)に触れた場合、操作部(22)が表示されるように、第2表示装置(20)を制御する。
本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示された表示画面を見ることができる上に、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とが表示画面を表示しているときに、ユーザは、一方の表示装置(10/20)に触れた場合、操作部(22)を使用することができる。
この場合、大画面モードにおいて、第2表示制御部(35)は、操作部(22)が表示されてから所定時間が経過するまでにユーザが第2表示装置(20)に触れない場合、表示画面が表示されるように、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とを制御することが好ましい。
【0010】
本発明の携帯端末(1)が折り畳める場合、筐体(41、42、43)は、第1部分(41/62)である第1筐体(41)と、第2部分(42/61)である第2筐体(42)と、第1部分(41/62)の一端部と第2部分(42/61)の一端部とを接続する開閉軸(43)とを備えている。
第2筐体(42)のいずれか1つの辺は、第2筐体(42)の開閉軸(43)に接続された辺以外の辺である。
【0011】
本発明の携帯端末(1)が折り畳める場合、大画面モードにおいて、第1部分(41/62)は、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とをユーザに向けるためのスタンドとして使われる。これにより、本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて、ユーザは、第1部分(41/62)をスタンドとして使えば、携帯端末(1)を地面に寝かすことなく、携帯端末(1)を持たずに、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示される表示画面を見ることができる。
【0012】
本発明の携帯端末(1)は、通信装置(2)を更に具備する。通信装置(2)は、筐体(41、42、43)に設けられ、ネットワーク(200)に接続されている。制御部(9)は、通信制御部(33)を更に備えている。通常モード、大画面モードにおいて、通信制御部(33)は、ネットワーク(200)からの受信情報が受信されるように、通信装置(2)を制御する。通常モードにおいて、第1表示制御部(34)は、受信情報が表示画面として表示されるように、第1表示装置(10)を制御する。大画面モードにおいて、第2表示制御部(35)は、受信情報が表示画面として表示されるように、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とを制御する。
本発明の携帯端末(1)は、テレビとして使われる。この場合、通信装置(2)がネットワーク(200)から受信情報(テレビジョン映像)を順次に受信したとき、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示画面として表示される受信情報(テレビジョン映像)は、ユーザによって動画として認識される。テレビジョン映像には、NTSC(National Television System Committee)が適用されている。本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示されるテレビジョン映像は、通常モードにおいて第1表示装置(10)に表示されるテレビジョン映像よりも大きい。このため、本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示画面として表示される受信情報は、Webページである。本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示されるWebページは、通常モードにおいて第1表示装置(10)に表示されるWebページよりも大きい。このため、本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
【0013】
本発明の携帯端末(1)は、第1表示装置(10)に設けられたカメラ(14)を更に具備する。制御部(9)は、カメラ制御部(36)を更に備えている。大画面モードにおいて、カメラ制御部(36)は、被写体が撮影され、撮影された被写体が通信装置(2)に出力されるようにカメラ(14)を制御する。通信制御部(33)は、カメラ(14)により撮影された被写体が相手先の端末(100)にネットワーク(200)を介して送信され、相手先の端末(100)からの画像(相手先画像)が受信情報として受信されるように、通信装置(2)を制御する。
本発明の携帯端末(1)は、テレビ電話機として使われる。この場合、相手先の端末(100)はテレビ電話機である。通信装置(2)が相手先の端末(100)から受信情報(相手先画像)を順次に受信したとき、接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示画面として表示される受信情報(相手先画像)は、ユーザによって動画として認識される。本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて接続部(51)に取り付けられた第1表示装置(10)と第2表示装置(20)とに表示される相手先画像は、通常モードにおいて第1表示装置(10)に表示される相手先画像よりも大きい。このため、本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
本発明の携帯端末(1)によれば、本発明の携帯端末(1)が折り畳める場合、大画面モードにおいて、ユーザは、第1部分(41/62)をスタンドとして携帯端末(1)を使うことができる。このため、本発明の携帯端末(1)によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができ、且つ、より自然な画像で被写体(ユーザを含む)を撮影することができる。
【0014】
次に、本発明の携帯端末(1)として通常モードと遠隔モードとを実行する携帯端末を説明する。
【0015】
本発明の携帯端末(1)は、筐体(41、42、43)と、通信装置(2)と、表示装置(10)と、制御部(9)とを具備する。通信装置(2)は、筐体(41、42、43)に設けられ、ネットワーク(200)に接続されている。表示装置(10)は、筐体(41、42、43)の第1部分(41/62)に設けられ、取り外し可能である。制御部(9)は、筐体(41、42、43)に設けられている。
制御部(9)は、表示装置(10)が第1部分(41/62)に設けられているときに、通常モードを実行する。制御部(9)は、表示装置(10)が第1部分(41/62)から取り外されたときに、遠隔モードを実行する。この制御部(9)は、通信制御部(33)と、第1表示制御部(34)と、第2表示制御部(35)とを備えている。通常モード、遠隔モードにおいて、通信制御部(33)は、ネットワーク(200)からの受信情報が受信されるように、通信装置(2)を制御する。通常モードにおいて、第1表示制御部(34)は、受信情報が表示画面として表示されるように表示装置(10)を制御する。遠隔モードにおいて、第2表示制御部(35)は、受信情報が表示画面としてワイヤレス(無線通信又は光通信)で表示されるように、第1部分(41/62)から取り外された表示装置(10)を制御する。
表示装置(10)が第1部分(41/62)から取り外されたとき、携帯端末(1)の表示装置(10)以外の構成である携帯端末本体と、第1部分(41/62)から取り外された表示装置(10)とに分けられる。本発明の携帯端末(1)によれば、遠隔モードにおいて、携帯端末本体を使用しながら、ネットワーク(200)からの受信情報を表示画面として見ることができる。このため、本発明の携帯端末(1)によれば、遠隔モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
【0016】
本発明の携帯端末(1)が折り畳める場合、筐体(41、42、43)は、第1部分(41/62)である第1筐体(41)と、筐体(41、42、43)の第1部分(41/62)以外の第2部分(42/61)である第2筐体(42)と、第1筐体(41)の一端部と第2筐体(42)の一端部とを接続する開閉軸(43)とを備えている。
【0017】
表示装置(10)は、表示装置本体(52)と、本体取付部(53)と、表示装置本体(52)の一端部と本体取付部(53)の一端部とを接続する表示装置開閉軸(13)とを備えている。
遠隔モードにおいて、本体取付部(53)は、表示装置本体(52)をユーザに向けるためのスタンドとして使われる。これにより、本発明の携帯端末(1)によれば、遠隔モードにおいて、ユーザは、本体取付部(53)をスタンドとして使えば、表示装置(10)を地面に寝かすことなく、表示装置(10)を持たずに、第1部分(41/62)から取り外された表示装置(10)に表示される表示画面を見ることができる。
【0018】
本発明の携帯端末(1)は、表示装置(10)に設けられたカメラ(14)を更に具備する。制御部(9)は、カメラ制御部(36)を更に備えている。遠隔モードにおいて、カメラ制御部(36)は、被写体が撮影され、撮影された被写体がワイヤレス(無線通信又は光通信)で通信装置(2)に出力されるようにカメラ(14)を制御する。通信制御部(33)は、カメラ(14)により撮影された被写体が相手先の端末(100)にネットワーク(200)を介して送信され、相手先の端末(100)からの画像が受信情報(相手先画像)として受信されるように通信装置(2)を制御する。
本発明の携帯端末(1)は、テレビ電話機として使われる。この場合、相手先の端末(100)はテレビ電話機である。通信装置(2)が相手先の端末(100)から受信情報(相手先画像)を順次に受信したとき、第1部分(41/62)から取り外された表示装置(10)に表示画面として表示される受信情報(相手先画像)は、ユーザによって動画として認識される。本発明の携帯端末(1)によれば、遠隔モードにおいて、携帯端末本体を使用しながら、ネットワーク(200)からの受信情報(相手先画像)を表示画面として見ることができる。このため、本発明の携帯端末(1)は、ユーザに臨場感を与えることができる。
本発明の携帯端末(1)によれば、遠隔モードにおいて、ユーザは、本体取付部(53)をスタンドとして携帯端末(1)を使うことができる。このため、本発明の携帯端末(1)によれば、遠隔モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができ、且つ、より自然な画像で被写体(ユーザを含む)を撮影することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
添付図面を参照して、本発明による携帯端末の実施の形態を以下に説明する。本発明の携帯端末としては、携帯電話機を折り畳むことができる折り畳み型携帯電話機、携帯電話機を折り畳まないストレート型携帯電話機が例示される。本発明の携帯端末として、折り畳み型携帯電話機を第1実施形態にて説明し、ストレート型携帯電話機を第2実施形態にて説明する。
【0020】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1は、図1に示されるようなシステムに適用される。携帯電話機1は、ネットワーク200に接続されている。ネットワーク200には、携帯電話機1と通信を行うための端末100が接続されている。
【0021】
図2は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1の構成を示すブロック図である。携帯電話機1は、アンテナが設けられた通信装置2、送話部3、受話部4、サウンダ5、電池8、制御部9、表示装置10を具備する。制御部9には、通信装置2、送話部3、受話部4、サウンダ5、電池8、表示装置用インタフェース6、表示装置用通信部7が接続されている。
【0022】
携帯電話機1が電話に利用される場合、端末100は、相手先の電話機である。
ユーザが電話をかけるとき、制御部9は、ユーザが行う携帯電話機1の操作により、ユーザ通話要求を表すベースバンド信号を通信装置2に出力する。通信装置2は、制御部9からのベースバンド信号(ユーザ通話要求)を送信/発信するための無線信号に変換し、その無線信号(ユーザ通話要求)を端末100(相手先の電話機)にネットワーク200を介して送信/発信する。携帯電話機1から送信された無線信号(ユーザ通話要求)は、端末100(相手先の電話機)が携帯電話機である場合、電話交換機、基地局によってネットワーク200を介して端末100(相手先の電話機)に送信され、端末100(相手先の電話機)が有線用の電話機である場合、電話交換機によって有線信号(ユーザ通話要求)に変換されてネットワーク200を介して端末100(相手先の電話機)に送信される。
【0023】
相手先が電話に出た場合、携帯電話機1は、通話処理を行う。
送話部3は、ユーザの音声を入力し、制御部9に出力する。制御部9は、送話部3からのユーザの音声を表すユーザ音声信号(ベースバンド信号)に変換し、そのベースバンド信号(ユーザ音声信号)を通信装置2に出力する。通信装置2は、制御部9からのベースバンド信号(ユーザ音声信号)を送信するための無線信号(ユーザ音声信号)に変換し、その無線信号を端末100(相手先の電話機)にネットワーク200を介して送信する。
通信装置2は、端末100(相手先の電話機)からの無線信号(相手先の音声を表す相手先音声信号)をベースバンド信号(相手先音声信号)に変換し、ベースバンド信号(相手先音声信号)を制御部9に出力する。制御部9は、ベースバンド信号(相手先音声信号)を受話部4が出力するための音声に変換する。受話部4は、相手先の音声を出力する。
この通話処理は、相手先又はユーザが電話を切るまで行われる。
【0024】
相手先が端末100(相手先の電話機)を用いて携帯電話機1に電話をかけたとき、通信装置2は、端末100(相手先の電話機)からの無線信号(相手先通話要求)を受信してベースバンド信号(相手先通話要求)に変換し、そのベースバンド信号を制御部9に出力する。制御部9は、通信装置2からのベースバンド信号(相手先通話要求)を収集することにより着信であることを認識する。制御部9は、相手先から電話がある旨を表示装置10に表示し、サウンダ5で音を出すことによりユーザに着信を知らせる。
ユーザが携帯電話機1を操作して電話に出た場合、携帯電話機1は、通話処理を行う。この通話処理は、相手先又はユーザが電話を切るまで行われる。
【0025】
携帯電話機1は、表示装置用インタフェース6、表示装置用通信部7を更に具備する。表示装置用インタフェース6、表示装置用通信部7は、制御部9に接続されている。
【0026】
図3は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10の構成を示すブロック図である。表示装置10は、表示パネル11、表示用電池12、カメラ部13、表示装置用インタフェース16、表示装置用通信部17を備えている。カメラ部13は、レンズを有するカメラ14、カメラ用通信部15を備えている。
【0027】
図4は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置20の構成を示すブロック図である。表示装置20は、タッチパネル21を備えている。タッチパネル21には、ユーザが携帯電話機1(制御部9)を操作するための操作部22が設けられている。
【0028】
図5(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1が開かれたときの、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図5(b)は、図5(a)をA方向から見た側面図である。ここで、第1面は、図5(a)に示され、携帯電話機1の正面を表す。第2面は、携帯電話機1の背面を表す。
【0029】
携帯電話機1は、筐体を更に具備する。この筐体は、筐体の第1部分である第1筐体41と、筐体の第1部分以外の第2部分である第2筐体42と、第1筐体41の一端部と第2筐体42の一端部とを接続する開閉軸43とを備えている。開閉軸43は、第2筐体42(第1筐体41)に対して第1筐体41(第2筐体42)を0度から360度まで回転可能にする。開閉軸43は、第1筐体41と第2筐体42との角度を所定の角度xに保持する。開閉軸43が保持する所定の角度xは、0≦x≦360により表される。
開閉軸43は、第1筐体41を回転可能にする第1回転軸44と、第2筐体42を回転可能にする第2回転軸45とを備えている。第1回転軸44は、第1筐体41の開閉軸43に接続された辺の両端部に設けられている。第2回転軸45は、第2筐体42の開閉軸43に接続された辺の両端部に設けられている。
【0030】
第1筐体41には、第1取付部46が設けられている。第1取付部46の第1面には、貫通しない穴が設けられ、その穴には、上記の受話部4が設けられている。図示しないが、第1取付部46には、通信装置2、表示装置用通信部7が設けられている。
第1筐体41には、第1筐体41の開閉軸43に接続された辺の中央部から、第1取付部46の一端部にまで、第1筐体41の開閉軸43に接続された辺に対して垂直方向に延びる、貫通した穴が設けられている。第1筐体41には、第1取付部46の一端部から、第1筐体41の開閉軸43に接続された辺に対して垂直方向に延びる突起状の第1接続部47が2つ設けられている。貫通した穴は、第1取付部46の一端部と第1接続部47とによって形成される。上記の表示装置10は、第1接続部47から取り外し可能である。表示装置10の互いに交わらない辺には、第1接続部47と接合するための溝55が設けられている。
【0031】
表示装置10には、表示装置10の第1面である表示装置本体52と、表示装置10の第2面である本体取付部53とが設けられている。表示装置本体53には、表示装置10の表示パネル11が設けられている。
図示しないが、表示装置本体53には、表示装置10の表示用電池12、表示装置用通信部17が設けられている。表示装置10の溝55は、表示装置本体52と本体取付部53とにより形成され、表示装置10の溝55になる部分は、表示装置本体52に設けられている。表示装置10の溝55になる部分には、表示装置10の表示装置用インタフェース16が設けられている。
表示装置10には、表示装置10のカメラ部13が設けられている。カメラ部13は、表示パネル11とタッチパネル21との間に設けられている。カメラ部13には、第2取付部48が設けられている。第2取付部48には、カメラ部13のカメラ14が設けられている。カメラ14は、第1筐体41の開閉軸43に接続された辺を軸線として、回転可能である。図示しないが、カメラ部13には、カメラ部13のカメラ用通信部15が設けられている。
【0032】
第2筐体42には、第3取付部49が設けられている。第3取付部49の第1面には、貫通しない穴が設けられ、その穴には、上記の送話部3が設けられている。
第2筐体42には、第4取付部50が第3取付部49と開閉軸43との間に設けられている。図示しないが、第4取付部50には、上記のサウンダ5、電池8、制御部9、表示装置20が設けられている。第4取付部50の第1面には、表示装置20のタッチパネル21が設けられている。タッチパネル21には、操作部22が表示される。
【0033】
第2筐体42の開閉軸43に接続された辺に交わる辺には、第3取付部49の一端部から、第2筐体42の開閉軸43に接続された辺にまで、第2筐体42の開閉軸43に接続された辺に対して垂直方向に延びる突起状の第2接続部51が設けられている。図示しないが、第2接続部51には、表示装置用インタフェース6が設けられている。
【0034】
電池8は、図示しない携帯電話機1用の充電器に接続されたときに、その充電器からの電源を充電する。電池8は、制御部9と、制御部9を介して通信装置2、送話部3、受話部4、サウンダ5、表示装置用インタフェース6、表示装置用通信部7とに電源を供給する。
表示装置10が第1筐体41の第1接続部47に取り付けられているとき、電池8から供給された電源は、制御部9を介して、表示装置10の表示パネル11、表示用電池12、カメラ部13、表示装置用インタフェース16、表示装置用通信部17に供給される。このとき、表示用電池12は、電池8から制御部9を介して供給された電源を蓄積する。
表示装置10が第1筐体41の第1接続部47から取り外されたとき(後述する図6、図7参照)、表示パネル11、カメラ部13、表示装置用インタフェース16、表示装置用通信部17には、表示用電池12に蓄積された電源が供給される。このとき、第1接続部47から取り外された表示装置10の表示装置用通信部17と、第1筐体41の表示装置用通信部7とは、無線通信又は光通信を行う。第1接続部47から取り外された表示装置10のカメラ部13のカメラ用通信部15と、第1筐体41の通信装置2とは、無線通信又は光通信を行う。光通信としては、赤外線を利用した通信技術が例示される。
第1筐体41の第1接続部47から取り外された表示装置10が第2筐体42の第2接続部51に取り付けられたとき(後述する図10参照)、電池8から供給される電源は、表示装置用インタフェース6を介して、表示装置用インタフェース16に供給される。表示装置用インタフェース16に供給された電源は、表示パネル11、表示用電池12、カメラ部13、表示装置用通信部17に供給される。このとき、表示用電池12は、表示装置用インタフェース16から供給された電源を蓄積する。
【0035】
図6(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1が閉じられたときの、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す背面図であり、図6(b)は、図6(a)をB方向から見た側面図である。ここで、第1筐体41の第2面は、図6(a)に示される。
ユーザは、表示装置10を第1筐体41に取り付ける場合、表示装置10の溝55と第1接続部47とを接合させる。表示装置10の溝55と第1接続部47とを接合させるとき、ユーザは、携帯電話機1が閉じられた状態で、開閉軸43から第1取付部46に向かう方向に表示装置10を第1接続部47に沿ってスライドさせる。図示しないが、第1接続部47には、第1接続部47に取り付けられた表示装置10を固定するためのストッパーが設けられている。
【0036】
図7(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1が閉じられたときに表示装置10が取り外された場合の、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す背面図であり、図7(b)は、図7(a)をB方向から見た側面図である。ここで、第1筐体41の第1接続部47から表示装置10が取り外されたときに、表示装置10が第1接続部47から取り外された第1筐体41の第2面と、第2筐体42の第1面に設けられたタッチパネル21とは、図7(a)に示される。
ユーザは、表示装置10を第1筐体41(第1接続部47)から取り外す場合、携帯電話機1が閉じられた状態で、第1取付部46から開閉軸43に向かう方向に表示装置10を第1接続部47に沿ってスライドさせる。このとき、第1接続部47のストッパーは解除される。
【0037】
図8(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10を表す背面図であり、図8(b)、(c)は、図8(a)をB方向から見た側面図である。ここで、第1筐体41の第1接続部47から取り外された表示装置10の第2面は、図8(a)に示される。図8(c)に示されるように、表示装置10のカメラ部13は、表示装置本体52の一端部と本体取付部53の一端部とを接続する開閉軸である。カメラ部13は、表示装置本体52(本体取付部53)に対して本体取付部53(表示装置本体52)を0度から180度まで回転可能にする。カメラ部13は、表示装置本体52と本体取付部53との角度を所定の角度yに保持する。カメラ部13が保持する所定の角度yは、0≦y≦180により表される。図示しないが、この本体取付部53には、本体取付部53を表示装置本体52に固定するためのストッパーが設けられている。このストッパーは、本体取付部53をユーザがC方向に引っ張ったときに解除される。
【0038】
ユーザは、第1接続部47から取り外された表示装置10を開くときに、表示装置本体52と本体取付部53との角度が0度よりも大きく180度よりも小さくなるように、表示装置本体52に対して本体取付部53を回転させることが好ましい。
ユーザは、表示装置本体52と本体取付部53とを回転させて、表示装置本体52のカメラ部13(開閉軸)に接続された辺に交わらない辺に対応する部分と、本体取付部53のカメラ部13(開閉軸)に接続された辺に交わらない辺に対応する部分とを、ユーザにより決められた場所に置く。このとき、本体取付部53は、表示パネル11をユーザに向けるためのスタンドとして使われる。これにより、線Lを地面とした場合、ユーザは、表示装置10を地面に寝かすことなく、表示装置10を持たずに、表示パネル11に表示される表示画面を見ることができる。
なお、ユーザは、表示装置本体52と本体取付部53とをユーザが回転させて、本体取付部53を、ユーザにより決められた場所に置いたときでも、本体取付部53は、表示パネル11をユーザに向けるためのスタンドとして使われる。
【0039】
図9(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10が第1筐体41の第1接続部47から取り外されたときの、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図9(b)は、図9(a)をA方向から見た側面図である。ここで、表示装置10が第1接続部47から取り外された第1筐体41の第1面と、第2筐体42の第1面とは、図9(a)に示される。第1筐体41に設けられた表示装置10が第1筐体41の第1接続部47から取り外された場合、ユーザは、上記の貫通した穴として、貫通した穴54を認識することができる。
【0040】
図10(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10が第2筐体42の第2接続部51に取り付けられたときの、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図10(b)は、図10(a)をD方向から見た側面図である。ここで、表示装置10が第1接続部47から取り外された第1筐体41の第1面と、第2接続部51に表示装置10が取り付けられた第2筐体42の第1面とは、図10(a)に示される。
ユーザは、第1筐体41の第1接続部47から取り外された表示装置10を第2筐体42に取り付ける場合、第1接続部47から取り外された表示装置10の溝55と第2接続部51とを接合させる。第1接続部47から取り外された表示装置10の溝55と第2接続部51とを接合させるとき、ユーザは、第1接続部47から取り外された表示装置10を第2接続部51に対して垂直な方向に移動させながら、第1接続部47から取り外された表示装置10を押し込む。第1接続部47から取り外された表示装置10の溝55と第2接続部51とが接合されたとき、表示パネル11とタッチパネル21とが同一平面上に並べられ、カメラ部13と開閉軸43とが同一平面上に並べられる。図示しないが、第2接続部51には、第2接続部51に取り付けられた表示装置10を固定するためのストッパーが設けられている。第1接続部47から取り外された表示装置10が第2接続部51に取り付けられたとき、第2筐体42の表示装置用インタフェース6と表示装置用インタフェース16とが接続される。
ユーザは、第2接続部51に取り付けられた表示装置10を第2筐体42(第2接続部51)から取り外す場合、第1接続部47から取り外された表示装置10を押し込んだときの方向とは逆の方向に移動させながら、第2接続部51に取り付けられた表示装置10を引っ張る。このとき、第2接続部51のストッパーは解除される。
【0041】
ユーザは、第1筐体41の第1接続部47から取り外された表示装置10を第2筐体42に取り付けた場合、その第1筐体41の第1面とその第2筐体42の第1面との角度が180度よりも大きく360度よりも小さくなるように、その第2筐体42に対してその第1筐体41を回転させることが好ましい。
ユーザは、その第1筐体41とその第2筐体42とをユーザが回転させて、その第1筐体41の開閉軸43に接続された辺に交わらない辺に対応する部分と、その第2筐体42の開閉軸43に接続された辺に交わらない辺に対応する部分とを、ユーザにより決められた場所に置く。このとき、その第1筐体41は、表示パネル11とタッチパネル21とをユーザに向けるためのスタンドとして使われる。これにより、ユーザは、携帯電話機1を地面に寝かすことなく、携帯電話機1を持たずに、表示パネル11とタッチパネル21とに表示される表示画面を見ることができる。
なお、ユーザがその第1筐体41とその第2筐体42とを回転させて、その第1筐体41を、ユーザにより決められた場所に置いたときでも、その第1筐体41は、表示パネル11とタッチパネル21とをユーザに向けるためのスタンドとして使われる。
【0042】
端末100としては、相手先の電話機の他に、Webサイト、テレビ放送局の端末が挙げられる。相手先の電話機には、相手先の携帯電話機、相手先のテレビ電話機が含まれる。携帯電話機1が動作する動作モードとしては、通話モードと、Webモードと、テレビモードとが挙げられる。通話モードは、電話モードと、テレビ電話モードとを含む。
電話モードは、ユーザが携帯電話機1を用いて電話するときに実行されるモードである。電話モードには、ユーザと相手先との通話が可能な上述の通話処理が含まれる。電話モードである場合、端末100は、相手先の電話機(相手先の携帯電話機を含む)である。
テレビ電話モードは、ユーザが携帯電話機1を用いてテレビ電話を利用するときに実行されるモードである。テレビ電話モードには、上述の通話処理が含まれる。テレビ電話モードである場合、端末100は、相手先のテレビ電話機(相手先が携帯電話機1を利用している場合、相手先の携帯電話機を含む)である。
Webモードは、ユーザが携帯電話機1を用いてインターネットを利用するときに実行されるモードである。Webモードである場合、端末100は、Webサイトである。
テレビモードは、ユーザが携帯電話機1を用いてテレビ観戦するときに実行されるモードである。テレビモードである場合、端末100は、テレビ放送局の端末である。
【0043】
携帯電話機1に設定される設定モードとしては、通常モードと、遠隔モードと、大画面モードとが挙げられる。
通常モードは、表示装置10が第1接続部47に取り付けられているときに実行されるモードである。
遠隔モードは、表示装置10が第1接続部47から取り外されたときに実行されるモードである。
大画面モードは、第1接続部47から取り外された表示装置10が第2接続部51に取り付けられたときに実行されるモードである。この大画面モードでは、第2接続部51に取り付けられた表示装置10の表示装置用インタフェース16と、表示装置用インタフェース6とが接続されている。
【0044】
図11は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における制御部9の構成を示すブロック図である。制御部9は、CPU30、メモリ31を備えている。メモリ31には、CPU30が実行するためのコンピュータプログラムである操作制御部32、通信制御部33、第1表示制御部34、第2表示制御部35、カメラ制御部36が格納されている。メモリ31には、コンピュータプログラム(を実行するCPU30)が参照するためのテーブル37が更に格納されている。
【0045】
図12は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1におけるテーブル37に格納された情報を示す。テーブル37には、動作モード欄と、設定モード欄とが対応付けられて格納されている。
動作モード欄は、通話モードを表す通話モード欄と、Webモードを表すWebモード欄と、テレビモードを表すテレビモード欄とを含む。通話モード欄は、電話モードを表す電話モード欄と、テレビ電話モードを表すテレビ電話モード欄とを含む。
設定モード欄は、通常モードを表す通常モード欄と、遠隔モードを表す遠隔モード欄と、大画面モードを表す大画面モード欄とを含む。
【0046】
図13は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。
CPU30が実行するコンピュータプログラムは、各動作モードのいずれか1つの動作モード(対象動作モードと称する)と各設定モードのいずれか1つの設定モード(対象設定モードと称する)とを設定する(ステップS1)。コンピュータプログラムである操作制御部32は、テーブル37の各欄のうち、対象動作モードを表す動作モード欄と対象設定モードを表す設定モード欄とが対応する欄に、対象動作モードと対象設定モードとを実行するための実行命令“1”を書き込む。このとき、操作制御部32は、テーブル37の実行命令“1”が書き込まれた欄以外の欄に、非実行命令“0”を書き込む。
CPU30が実行するコンピュータプログラム(操作制御部32、通信制御部33、第1表示制御部34、第2表示制御部35、カメラ制御部36)は、設定された対象動作モードと対象設定モードとを実行する(ステップS2)。
【0047】
次に、ステップS1にて、操作制御部32が対象設定モードを認識(検出)するときの動作について説明する。
操作制御部32は、表示装置10が第1接続部47に取り付けられているときに、操作制御部32は、通常モードを認識する。
表示装置10が第1接続部47から取り外されたときに、操作制御部32は、遠隔モードを認識する。
第1接続部47から取り外された表示装置10が第2接続部51に取り付けられたときに(第2接続部51に取り付けられた表示装置10の表示装置用インタフェース16と、表示装置用インタフェース6とが接続されているときに)、操作制御部32は、大画面モードを認識する。
【0048】
次に、ステップS1にて、コンピュータプログラム(操作制御部32)が電話モードと通常モードとを対象動作モードと対象設定モードとして設定するときの動作について、詳細に説明する。
操作制御部32が通常モードを認識し、且つ、ユーザがタッチパネル21(操作部22)を操作してWebモード、テレビモードに設定しない場合、操作制御部32は、テーブル37の電話モード欄と通常モード欄とが対応する欄に“1”を書き込み(電話モードと通常モードとを設定する)、テーブル37の“1”が書き込まれた欄以外の欄に“0”を書き込む。コンピュータプログラム(操作制御部32、通信制御部33、第1表示制御部34)は、テーブル37を参照して、テーブル37の電話モード欄と通常モード欄とが対応する欄に“1”が書き込まれている場合、ステップS2にて電話モードと通常モードとを実行する(後述)。
【0049】
次に、ステップS1にて、コンピュータプログラム(操作制御部32)がWebモードとテレビモードとの一方のモードと通常モードとを対象動作モードと対象設定モードとして設定するときの動作について、詳細に説明する。一方のモードをWebモード(テレビモード)と表記する。
ステップS1にて、操作制御部32が通常モードを認識し、且つ、ユーザがタッチパネル21(操作部22)を操作してWebモード(テレビモード)に設定する場合、操作制御部32は、テーブル37のWebモード欄(テレビモード欄)と通常モード欄とが対応する欄に“1”を書き込み{Webモード(テレビモード)と通常モードとを設定する}、テーブル37の“1”が書き込まれた欄以外の欄に“0”を書き込む。コンピュータプログラム(操作制御部32、通信制御部33、第1表示制御部34)は、テーブル37を参照して、テーブル37のWebモード欄(テレビモード欄)と通常モード欄とが対応する欄に“1”が書き込まれている場合、ステップS2にてWebモード(テレビモード)と通常モードとを実行する(後述)。
ステップS2にてWebモード(テレビモード)の実行を終了した場合、操作制御部32は、テーブル37の電話モード欄と通常モード欄とが対応する欄に“1”を書き込み(電話モードと通常モードとを設定する)、テーブル37の“1”が書き込まれた欄以外の欄に“0”を書き込む。
【0050】
次に、ステップS1にて、コンピュータプログラム(操作制御部32)がテレビ電話モードと遠隔モードとを対象動作モードと対象設定モードとして設定するときの動作について、詳細に説明する。
操作制御部32が遠隔モードを認識した場合、操作制御部32は、テーブル37のテレビ電話モード欄と遠隔モード欄とが対応する欄に“1”を書き込み(テレビ電話モードと遠隔モードとを設定する)、テーブル37の“1”が書き込まれた欄以外の欄に“0”を書き込む。コンピュータプログラム(操作制御部32、通信制御部33、第1表示制御部34、第2表示制御部35、カメラ制御部36)は、テーブル37を参照して、テーブル37のテレビ電話モード欄と遠隔モード欄とが対応する欄に“1”が書き込まれている場合、ステップS2にてテレビ電話モードと遠隔モードとを実行する(後述)。
【0051】
次に、ステップS1にて、コンピュータプログラム(操作制御部32)がテレビ電話モードと大画面モードとを対象動作モードと対象設定モードとして設定するときの動作について、詳細に説明する。
操作制御部32が大画面モードを認識し、且つ、ユーザがタッチパネル21(操作部22)を操作してWebモード、テレビモードに設定しない場合、操作制御部32は、テーブル37のテレビ電話モード欄と大画面モード欄とが対応する欄に“1”を書き込み(テレビ電話モードと大画面モードとを設定する)、テーブル37の“1”が書き込まれた欄以外の欄に“0”を書き込む。コンピュータプログラム(操作制御部32、通信制御部33、第2表示制御部35、カメラ制御部36)は、テーブル37を参照して、テーブル37のテレビ電話モード欄と大画面モード欄とが対応する欄に“1”が書き込まれている場合、ステップS2にてテレビ電話モードと大画面モードとを実行する(後述)。
【0052】
次に、ステップS1にて、コンピュータプログラム(操作制御部32)がWebモードとテレビモードとの一方のモードと大画面モードとを対象動作モードと対象設定モードとして設定するときの動作について、詳細に説明する。一方のモードをWebモード(テレビモード)と表記する。
操作制御部32が大画面モードを認識し、且つ、ユーザがタッチパネル21(操作部22)を操作してWebモード(テレビモード)に設定する場合、操作制御部32は、テーブル37のWebモード欄(テレビモード欄)と大画面モード欄とが対応する欄に“1”を書き込み{Webモード(テレビモード)と大画面モードとを設定する}、テーブル37の“1”が書き込まれた欄以外の欄に“0”を書き込む。コンピュータプログラム(操作制御部32、通信制御部33、第2表示制御部35、カメラ制御部36)は、テーブル37を参照して、テーブル37のWebモード欄(テレビモード欄)と大画面モード欄とが対応する欄に“1”が書き込まれている場合、ステップS2にてWebモード(テレビモード)と大画面モードとを実行する(後述)。
ステップS2にてWebモード(テレビモード)の実行を終了した場合、操作制御部32は、テーブル37のテレビ電話モード欄と大画面モード欄とが対応する欄に“1”を書き込み(テレビ電話モードと大画面モードとを設定する)、テーブル37の“1”が書き込まれた欄以外の欄に“0”を書き込む。
【0053】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(通信制御部33)が電話モードを実行するときの動作について、詳細に説明する。
電話モードを実行する場合、通信制御部33は、上述のユーザ通話要求、上述の通話処理におけるユーザ音声信号が端末100(相手先の電話機)にネットワーク200を介して送信され、端末100(相手先の電話機)からの上述の相手先通話要求、上述の通話処理における相手先音声信号が受信されるように、通信装置2を制御する。
【0054】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(通信制御部33、カメラ制御部36)がテレビ電話モードを実行するときの動作について、詳細に説明する。
テレビ電話モードを実行する場合、カメラ制御部36は、被写体が撮影されるようにカメラ14を制御し、カメラ14により撮影された被写体(を表す画像)が通信装置2に出力されるようにカメラ用通信部15を制御する。通信制御部33は、送信情報(カメラ14により撮影された被写体)、上述のユーザ通話要求、上述の通話処理におけるユーザ音声信号が端末100(相手先のテレビ電話機)にネットワーク200を介して送信され、端末100(相手先のテレビ電話機)からの受信情報(相手先画像)、上述の相手先通話要求、上述の通話処理における相手先音声信号が受信されるように、通信装置2を制御する。相手先画像は、端末100(相手先のテレビ電話機)からの画像を表す。
【0055】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(通信制御部33)がWebモードを実行するときの動作について、詳細に説明する。
Webモードを実行する場合、通信制御部33は、Webサイト接続要求が端末100(Webサイト)にネットワーク200を介して送信され、Webサイト接続要求に応じて端末100(Webサイト)から送信された受信情報(Webページ)が受信されるように、通信装置2を制御する。
【0056】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(通信制御部33)がテレビモードを実行するときの動作について、詳細に説明する。
テレビモードを実行する場合、通信制御部33は、端末100(テレビ放送局の端末)からの受信情報(テレビジョン映像)が受信されるように、通信装置2を制御する。テレビジョン映像には、NTSC(National Television System Committee)が適用されている。
【0057】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(第1表示制御部34)が通常モードを実行するときの動作について、詳細に説明する。
【0058】
上述したWebモード、上述したテレビモードのいずれか1つのモードと、通常モードとを同時に実行する場合、通常モードにおいて、第1表示制御部34は、操作部22がタッチパネル21に表示されるように、表示装置20を制御する。第1表示制御部34は、上記の受信情報が表示画面として表示パネル11に表示されるように表示装置10を制御する。
【0059】
上述したテレビモードと通常モードとを同時に実行しているときに、通信装置2が端末100(テレビ放送局の端末)から受信情報(テレビジョン映像)を順次に受信した場合、表示パネル11に表示画面として表示される受信情報(テレビジョン映像)は、ユーザによって動画として認識される。
【0060】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(第1表示制御部34、第2表示制御部35)が遠隔モードを実行するときの動作について、詳細に説明する。
【0061】
上述したテレビ電話モードと、遠隔モードとを同時に実行する場合、遠隔モードにおいてテレビ電話モードをコンピュータプログラム(通信制御部33、カメラ制御部36)が更に実行する動作として、通信制御部33は、無線通信又は光通信が行われるように、通信装置2を制御する。通信装置2と、第1接続部47から取り外された表示装置10のカメラ部13のカメラ用通信部15とは、無線通信又は光通信を行う。カメラ制御部36は、カメラ14により撮影された被写体(画像)が上記の送信情報としてワイヤレス(通信装置2とカメラ用通信部15とが行う無線通信又は光通信)で通信装置2に出力されるようにカメラ用通信部15を制御する。
遠隔モードにおいて、第1表示制御部34は、操作部22がタッチパネル21に表示されるように、表示装置20を制御する。第2表示制御部35は、無線通信又は光通信が行われるように、第1接続部47から取り外された表示装置10の表示装置用通信部17を制御する。第1接続部47から取り外された表示装置10の表示装置用通信部17と、第1筐体41の表示装置用通信部7とは、無線通信又は光通信を行う。第2表示制御部35は、上記の受信情報(相手先画像)が表示画面としてワイヤレス(表示装置用通信部17と表示装置用通信部7とが行う無線通信又は光通信)で表示パネル11に表示されるように、第1接続部47から取り外された表示装置10を制御する。
【0062】
テレビ電話モードと遠隔モードとを同時に実行しているときに、通信装置2が端末100(相手先のテレビ電話機)から受信情報(相手先画像)を順次に受信した場合、ワイヤレスで表示パネル11に表示画面として表示される受信情報(相手先画像)は、ユーザによって動画として認識される。
【0063】
表示装置10が第1接続部47から取り外されたとき、携帯電話機1の表示装置10以外の構成である携帯電話機本体と、第1接続部47から取り外された表示装置10とに分けられる。本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、遠隔モードにおいて、携帯電話機本体を使用しながら、端末100(相手先のテレビ電話機)からネットワーク200を介して送信された受信情報(相手先画像)を表示画面として見ることができる。このため、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、遠隔モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
【0064】
本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、遠隔モードにおいて、ユーザは、本体取付部53をスタンドとして携帯電話機1を使うことができる。このため、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、遠隔モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができ、且つ、より自然な画像で被写体(ユーザを含む)を撮影することができる。
【0065】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(第2表示制御部35)が大画面モードを実行するときの動作について、詳細に説明する。
【0066】
上述したテレビ電話モードと、大画面モードとを同時に実行する場合、大画面モードにおいてテレビ電話モードをコンピュータプログラム(通信制御部33、カメラ制御部36)が更に実行する動作として、カメラ制御部36は、カメラ14により撮影された被写体(画像)が上記の送信情報として表示装置用インタフェース16、表示装置用インタフェース6を介して通信装置2に出力されるようにカメラ用通信部15を制御する。この場合、ユーザが表示装置10を持たずにテレビ電話を行えるように、通信制御部33は、送話部3がユーザの音声を入力したときに、そのユーザの音声が増幅されるように送話部3を制御し、相手先の音声が増幅されて出力されるように受話部4を制御することが好ましい。
【0067】
上述したテレビ電話モード、上述したWebモード、上述したテレビモードのいずれか1つのモードと、大画面モードとを同時に実行する場合、大画面モードにおいて、第2表示制御部35は、第2接続部51に取り付けられた表示装置10と表示装置20とを用いて上記の受信情報(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)が表示画面として表示パネル11とタッチパネル21とに表示されるように、第2接続部51に取り付けられた表示装置10と表示装置20とを制御する。この大画面モードにおいて、通常モードで表示パネル11に表示される表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)よりも大きい表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)が、表示パネル11とタッチパネル21とに表示される。このとき、第2表示制御部35は、表示パネル11とタッチパネル21とに表示される表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)の画質が調整されるように、第2接続部51に取り付けられた表示装置10と表示装置20とを制御する。
【0068】
上述したテレビ電話モードと、大画面モードとを実行しているときに、通信装置2が端末100(相手先のテレビ電話機)から受信情報(相手先画像)を順次に受信した場合、表示パネル11とタッチパネル21とに表示画面として表示される受信情報(相手先画像)は、ユーザによって動画として認識される。
上述したテレビモードと、大画面モードとを実行しているときに、通信装置2が端末100(テレビ放送局の端末)から受信情報(テレビジョン映像)を順次に受信した場合、表示パネル11とタッチパネル21とに表示画面として表示される受信情報(テレビジョン映像)は、ユーザによって動画として認識される。
【0069】
大画面モードにおいて、第2表示制御部35は、表示パネル11とタッチパネル21とが受信情報(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)を表示しているときに、ユーザがタッチパネル21に触れた場合、操作部22がタッチパネル21に表示されるように、表示装置20を制御する。この場合、第2表示制御部35は、第2接続部51に取り付けられた表示装置10を用いて受信情報(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)が表示パネル11に表示されるように、第2接続部51に取り付けられた表示装置10を制御する。
大画面モードにおいて、第2表示制御部35は、操作部22がタッチパネル21に表示されてから所定時間が経過するまでにユーザがタッチパネル21に触れない場合、第2接続部51に取り付けられた表示装置10と表示装置20とを用いて受信情報(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)が表示パネル11とタッチパネル21とに表示されるように、第2接続部51に取り付けられた表示装置10と表示装置20とを制御する。
【0070】
本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、大画面モードにおいて、表示パネル11とタッチパネル21とが並べられ、表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)が表示パネル11とタッチパネル21とに表示される。大画面モードにおいて表示パネル11とタッチパネル21とに表示される表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)は、通常モードにおいて表示パネル11に表示される表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)よりも大きい。このため、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
【0071】
本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、大画面モードにおいて、表示パネル11とタッチパネル21とに表示された表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)を見ることができる上に、表示パネル11とタッチパネル21とが表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)を表示しているときに、ユーザは、タッチパネル21に触れた場合、表示装置20に設けられた操作部22を使用することができる。
【0072】
本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、大画面モードにおいて、ユーザは、第1筐体41をスタンドとして携帯電話機1を使うことができる。このため、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができ、且つ、より自然な画像で被写体(ユーザを含む)を撮影することができる。
【0073】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1(ストレート型携帯電話機)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1(折り畳み型携帯電話機)と同じ効果である。このため、第2実施形態では、第1実施形態と重複する説明を省略し、第1実施形態と異なる部分のみ説明する。
【0074】
図14は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10の構成を示すブロック図である。表示装置10の表示パネル11は、タッチパネルである。この表示パネル11には、ユーザが携帯電話機1(制御部9)を操作するための第1操作部22−1が設けられている。
【0075】
図15は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置20の構成を示すブロック図である。表示装置20のタッチパネル21には、操作部22に代えて、ユーザが携帯電話機1(制御部9)を操作するための第2操作部22−2が設けられている。
【0076】
図16(a)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図16(b)は、図16(a)をA方向から見た側面図であり、図16(c)は、図16(a)をE方向から見た側面図である。ここで、第1面は、図16(a)に示され、携帯電話機1の正面を表す。第2面は、携帯電話機1の背面を表す。
【0077】
携帯電話機1は、筐体60を更に具備する。筐体60の部分61には、第1取付部46が設けられている。第1取付部46の第1面には、貫通しない穴が設けられ、その穴には、受話部4が設けられている。図示しないが、第1取付部46には、通信装置2、表示装置用通信部7が設けられている。図示しないが、部分61には、表示装置20が設けられている。部分61の第1面には、表示装置20のタッチパネル21が設けられている。筐体60の部分61以外の部分62の一端部には、送話部3が設けられている。図示しないが、部分62には、サウンダ5、電池8、制御部9が設けられている。
【0078】
部分62には、部分62の送話部3に接続された辺の中央部から、部分61に設けられたタッチパネル21にまで、部分62の送話部3に接続された辺に対して垂直方向に延びる穴が設けられている。部分62には、タッチパネル21の一端部から、部分62の送話部3に接続された辺に対して垂直方向に延びる突起状の第1接続部47が2つ設けられている。穴は、タッチパネル21の一端部と第1接続部47とによって形成される。表示装置10は、第1接続部47から取り外し可能である。表示装置10の互いに交わらない辺には、第1接続部47と接合するための溝55が設けられている。
【0079】
表示装置10には、表示装置10の第1面である表示装置本体52と、表示装置10の第2面である本体取付部53とが設けられている。表示装置本体53には、表示装置10の表示パネル11が設けられている。通常、表示パネル11に操作部22−1が表示される。操作部22−1が表示パネル11に表示されないときに、タッチパネル21に第2操作部22−2が表示される。
図示しないが、表示装置本体53には、表示装置10の表示用電池12、表示装置用通信部17が設けられている。表示装置10の溝55は、表示装置本体52と本体取付部53とにより形成され、表示装置10の溝55になる部分は、表示装置本体52に設けられている。表示装置10の溝55になる部分には、表示装置10の表示装置用インタフェース16が設けられている。
表示装置10には、表示装置10のカメラ部13が設けられている。カメラ部13は、表示パネル11とタッチパネル21との間に設けられている。カメラ部13には、第2取付部48が設けられている。第2取付部48には、カメラ部13のカメラ14が設けられている。カメラ14は、部分62の送話部3に接続された辺を軸線として、回転可能である。図示しないが、カメラ部13には、カメラ部13のカメラ用通信部15が設けられている。
【0080】
部分61の辺には、突起状の第2接続部51が設けられている。第2接続部51は、第1取付部46の一端部から、カメラ部13の一端部にまで、部分62の送話部3に接続された辺に対して垂直方向に延びる。図示しないが、第2接続部51には、表示装置用インタフェース6が設けられている。
【0081】
表示装置10が部分62の第1接続部47に取り付けられているとき、電池8から供給された電源は、制御部9を介して、表示装置10の表示パネル11、表示用電池12、カメラ部13、表示装置用インタフェース16、表示装置用通信部17に供給される。このとき、表示用電池12は、電池8から制御部9を介して供給された電源を蓄積する。
表示装置10が部分62の第1接続部47から取り外されたとき(後述する図17参照)、表示パネル11、カメラ部13、表示装置用インタフェース16、表示装置用通信部17には、表示用電池12に蓄積された電源が供給される。このとき、第1接続部47から取り外された表示装置10の表示装置用通信部17と、部分62の表示装置用通信部7とは、無線通信又は光通信を行う。第1接続部47から取り外された表示装置10のカメラ部13のカメラ用通信部15と、部分62の通信装置2とは、無線通信又は光通信を行う。光通信としては、赤外線を利用した通信技術が例示される。
部分62の第1接続部47から取り外された表示装置10が部分61の第2接続部51に取り付けられたとき(後述する図19参照)、電池8から供給される電源は、表示装置用インタフェース6を介して、表示装置用インタフェース16に供給される。表示装置用インタフェース16に供給された電源は、表示パネル11、表示用電池12、カメラ部13、表示装置用通信部17に供給される。このとき、表示用電池12は、表示装置用インタフェース16から供給された電源を蓄積する。
【0082】
ユーザは、表示装置10を部分62に取り付ける場合、表示装置10の溝55と第1接続部47とを接合させる。表示装置10の溝55と第1接続部47とを接合させるとき、ユーザは、送話部3からタッチパネル21に向かう方向に表示装置10を第1接続部47に沿ってスライドさせる。図示しないが、第1接続部47には、第1接続部47に取り付けられた表示装置10を固定するためのストッパーが設けられている。
【0083】
図17(a)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10が取り外された場合の、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1を表す背面図であり、図17(b)は、図17(a)をA方向から見た側面図である。部分62には、貫通した穴63が設けられている。表示装置10が部分62の第1接続部47に取り付けられているときに、ユーザがカメラ14を回転させた場合、カメラ14のレンズは、貫通した穴63を介して部分62の第2面から露出される。
ユーザは、表示装置10を部分62(第1接続部47)から取り外す場合、タッチパネル21から送話部3に向かう方向に表示装置10を第1接続部47に沿ってスライドさせる。このとき、第1接続部47のストッパーは解除される。部分62に設けられた表示装置10が第1接続部47から取り外された場合、ユーザは、貫通した穴63を認識することができる。
【0084】
図18(a)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10を表す正面図であり、図18(b)、(c)は、図18(a)をF方向から見た側面図である。ここで、第1接続部47から取り外された表示装置10の第1面は、図18(a)に示される。図18(c)に示されるように、表示装置10のカメラ部13は、表示装置本体52の一端部と本体取付部53の一端部とを接続する開閉軸である。カメラ部13は、表示装置本体52(本体取付部53)に対して本体取付部53(表示装置本体52)を0度から180度まで回転可能にする。カメラ部13は、表示装置本体52と本体取付部53との角度を所定の角度yに保持する。カメラ部13が保持する所定の角度yは、0≦y≦180により表される。図示しないが、この本体取付部53には、本体取付部53を表示装置本体52に固定するためのストッパーが設けられている。このストッパーは、本体取付部53をユーザがC方向に引っ張ったときに解除される。線Lを地面とした場合、ユーザは、表示装置10を地面に寝かすことなく、表示装置10を持たずに、表示パネル11に表示される表示画面を見ることができる。
【0085】
図19(a)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10が部分61の第2接続部51に取り付けられたときの、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図19(b)は、図19(a)をA方向から見た側面図である。ここで、表示装置10が第1接続部47から取り外された部分62の第1面と、第2接続部51に表示装置10が取り付けられた部分61の第1面とは、図10(a)に示される。
ユーザは、部分62の第1接続部47から取り外された表示装置10を部分61に取り付ける場合、第1接続部47から取り外された表示装置10の溝55と第2接続部51とを接合させる。第1接続部47から取り外された表示装置10の溝55と第2接続部51とを接合させるとき、ユーザは、第1接続部47から取り外された表示装置10を第2接続部51に対して垂直な方向に移動させながら、第1接続部47から取り外された表示装置10を押し込む。第1接続部47から取り外された表示装置10の溝55と第2接続部51とが接合されたとき、表示パネル11とタッチパネル21とが同一平面上に並べられ、カメラ部13と第1取付部46とが同一平面上に並べられる。図示しないが、第2接続部51には、第2接続部51に取り付けられた表示装置10を固定するためのストッパーが設けられている。第1接続部47から取り外された表示装置10が第2接続部51に取り付けられたとき、部分61の表示装置用インタフェース6と表示装置用インタフェース16とが接続される。
ユーザは、第2接続部51に取り付けられた表示装置10を部分61(第2接続部51)から取り外す場合、第1接続部47から取り外された表示装置10を押し込んだときの方向とは逆の方向に移動させながら、第2接続部51に取り付けられた表示装置10を引っ張る。このとき、第2接続部51のストッパーは解除される。
【0086】
本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1の動作について、第1実施形態と異なる部分を説明する。
【0087】
まず、ステップS1にて、コンピュータプログラム(操作制御部32)が対象動作モードと対象設定モードとを設定するときの動作について、第1実施形態と異なる部分を説明する。
操作制御部32が通常モードを認識し、且つ、ユーザが表示パネル11(第1操作部22−1)を操作してWebモード、テレビモードに設定しない場合、操作制御部32は、テーブル37の電話モード欄と通常モード欄とが対応する欄に“1”を書き込む。
操作制御部32が通常モードを認識し、且つ、ユーザが表示パネル11(第1操作部22−1)を操作してWebモードとテレビモードとの一方のモードに設定する場合、操作制御部32は、テーブル37のWebモード欄とテレビモード連との一方の動作モード欄と通常モード欄とが対応する欄に“1”を書き込む。
操作制御部32が大画面モードを認識し、且つ、ユーザがタッチパネル21(第2操作部22−2)を操作してWebモード、テレビモードに設定しない場合、操作制御部32は、テーブル37のテレビ電話モード欄と大画面モード欄とが対応する欄に“1”を書き込む。
操作制御部32が大画面モードを認識し、且つ、ユーザがタッチパネル21(第2操作部22−2)を操作してWebモードとテレビモードとの一方のモードに設定する場合、操作制御部32は、テーブル37のWebモード欄とテレビモード連との一方の動作モード欄と大画面モード欄とが対応する欄に“1”を書き込む。
【0088】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(第1表示制御部34)が通常モードを実行するときの動作について、第1実施形態と異なる部分を説明する。
通常モードにおいて、第1表示制御部34は、第1操作部22−1が表示パネル11に表示されるように、表示装置20を制御する。
【0089】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(第1表示制御部34、第2表示制御部35)が遠隔モードを実行するときの動作について、第1実施形態と異なる部分を説明する。
遠隔モードにおいて、第1表示制御部34は、第2操作部22−2がタッチパネル21に表示されるように、表示装置20を制御する。
【0090】
表示装置10が第1接続部47から取り外されたとき、携帯電話機1の表示装置10以外の構成である携帯電話機本体と、第1接続部47から取り外された表示装置10とに分けられる。本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1によれば、遠隔モードにおいて、携帯電話機本体を使用しながら、端末100(相手先のテレビ電話機)からネットワーク200を介して送信された受信情報(相手先画像)を表示画面として見ることができる。このため、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1によれば、遠隔モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
【0091】
本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1によれば、遠隔モードにおいて、ユーザは、本体取付部53をスタンドとして携帯電話機1を使うことができる。このため、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1によれば、遠隔モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができ、且つ、より自然な画像で被写体(ユーザを含む)を撮影することができる。
【0092】
次に、ステップS2にて、コンピュータプログラム(第2表示制御部35)が大画面モードを実行するときの動作について、第1実施形態と異なる部分を説明する。
大画面モードにおいて、第2表示制御部35は、表示パネル11とタッチパネル21とが受信情報(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)を表示しているときに、ユーザがタッチパネル21に触れた場合、第2操作部22−2がタッチパネル21に表示されるように、表示装置20を制御する。
大画面モードにおいて、第2表示制御部35は、第2操作部22−2がタッチパネル21に表示されてから所定時間が経過するまでにユーザがタッチパネル21に触れない場合、第2接続部51に取り付けられた表示装置10と表示装置20とを用いて受信情報(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)が表示パネル11とタッチパネル21とに表示されるように、第2接続部51に取り付けられた表示装置10と表示装置20とを制御する。
【0093】
本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1によれば、大画面モードにおいて、表示パネル11とタッチパネル21とが並べられ、表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)が表示パネル11とタッチパネル21とに表示される。大画面モードにおいて表示パネル11とタッチパネル21とに表示される表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)は、通常モードにおいて表示パネル11に表示される表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)よりも大きい。このため、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1によれば、大画面モードにおいて、ユーザに臨場感を与えることができる。
【0094】
本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1によれば、大画面モードにおいて、表示パネル11とタッチパネル21とに表示された表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)を見ることができる上に、表示パネル11とタッチパネル21とが表示画面(相手先画像、Webページ、テレビジョン映像)を表示しているときに、ユーザは、タッチパネル21に触れた場合、表示装置20に設けられた操作部22を使用することができる。
【0095】
本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1によれば、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1(折り畳み型携帯電話機)と同じ効果で、ストレート型携帯電話機を実現できる。
【0096】
【発明の効果】
本発明の携帯端末(携帯電話機1)によれば、ユーザに臨場感を与えることができる。
本発明の携帯端末(携帯電話機1)によれば、ユーザに臨場感を与えることができ、且つ、より自然な画像で被写体を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1が適用されるシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1の構成を示すブロック図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10の構成を示すブロック図である。
【図4】図4は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置20の構成を示すブロック図である。
【図5】図5(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1が開かれたときの、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図5(b)は、図5(a)をA方向から見た側面図である。
【図6】図6(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1が閉じられたときの、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す背面図であり、図6(b)は、図6(a)をB方向から見た側面図である。
【図7】図7(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1が閉じられたときに表示装置10が取り外された場合の、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す背面図であり、図7(b)は、図7(a)をB方向から見た側面図である。
【図8】図8(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10を表す背面図であり、図8(b)、(c)は、図8(a)をB方向から見た側面図である。
【図9】図9(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10が第1筐体から取り外されたときの、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図9(b)は、図9(a)をA方向から見た側面図である。
【図10】図10(a)は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10が第2筐体42に取り付けられたときの、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図10(b)は、図10(a)をD方向から見た側面図である。
【図11】図11は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1における制御部9の構成を示すブロック図である。
【図12】図12は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1におけるテーブル37に格納された情報を示す。
【図13】図13は、本発明の第1実施形態に係る携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。
【図14】図14は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10の構成を示すブロック図である。
【図15】図15は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置20の構成を示すブロック図である。
【図16】図16(a)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図16(b)は、図16(a)をA方向から見た側面図であり、図16(c)は、図16(a)をE方向から見た側面図である。
【図17】図17(a)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10が取り外された場合の、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1を表す背面図であり、図17(b)は、図17(a)をA方向から見た側面図である。
【図18】図18(a)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10を表す正面図であり、図18(b)、(c)は、図18(a)をF方向から見た側面図である。
【図19】図19(a)は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1における表示装置10が部分61の第2接続部51に取り付けられたときの、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機1を表す正面図であり、図19(b)は、図19(a)をA方向から見た側面図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
2 通信装置
3 送話部
4 受話部
5 サウンダ
6 表示装置用インタフェース
7 表示装置用通信部
8 電池
9 制御部
10 表示装置
11 表示パネル
12 表示用電池
13 カメラ部
14 カメラ
15 カメラ用通信部
16 表示装置用インタフェース
17 表示装置用通信部
20 表示装置
21 タッチパネル
22 操作部
22−1、22−2 操作部
30 CPU
31 メモリ
32 操作制御部
33 通信制御部
34 第1表示制御部
35 第2表示制御部
36 カメラ制御部
37 テーブル
41 第1筐体
42 第2筐体
43 開閉軸
44 第1回転軸
45 第2回転軸
46 第1取付部
47 第1接続部
48 第2取付部
49 第3取付部
50 第4取付部
51 第2接続部
52 表示装置本体
53 本体取付部
54 貫通した穴
55 溝
60 筐体
61、62 部分
63 貫通した穴
100 端末
200 ネットワーク

Claims (16)

  1. 筐体と、
    前記筐体の第1部分に設けられ、取り外し可能な第1表示装置と、
    前記筐体の前記第1部分以外の第2部分に設けられた第2表示装置と、
    前記第2部分のいずれか1つの辺に設けられ、前記第1部分から取り外された前記第1表示装置を取り付けるための接続部と、
    前記筐体に設けられた制御部とを具備し、
    前記制御部は、
    前記第1表示装置が前記第1部分に設けられているときに、表示画面が表示されるように前記第1表示装置を制御する第1表示制御部と、
    前記取り外された第1表示装置が前記接続部に取り付けられているときに、前記取り付けられた第1表示装置と前記第2表示装置とを用いて前記表示画面が表示されるように前記取り付けられた第1表示装置と前記第2表示装置とを制御する第2表示制御部とを備えた
    携帯端末。
  2. 請求項1に記載された携帯端末において、
    前記第2表示装置に設けられ、前記制御部を操作するための操作部を更に具備し、
    前記第1表示制御部は、前記操作部が表示されるように前記第2表示装置を制御し、
    前記第2表示制御部は、前記取り付けられた第1表示装置と前記第2表示装置とが前記表示画面を表示しているときに、ユーザが前記第2表示装置に触れた場合、前記操作部が表示されるように前記第2表示装置を制御する
    携帯端末。
  3. 請求項2に記載された携帯端末において、
    前記第2表示制御部は、前記操作部が表示されてから所定時間が経過するまでにユーザが前記第2表示装置に触れない場合、前記表示画面が表示されるように前記取り付けられた第1表示装置と前記第2表示装置とを制御する
    携帯端末。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載された携帯端末において、
    前記筐体は、
    前記第1部分である第1筐体と、
    前記第2部分である第2筐体と、
    前記第1部分の一端部と前記第2部分の一端部とを接続する回転軸とを備え、
    前記第2部分のいずれか1つの辺は、前記第2部分の前記回転軸に接続された辺以外の辺である
    携帯端末。
  5. 請求項4に記載された携帯端末において、
    前記第1部分は、前記取り付けられた第1表示装置と前記第2表示装置とをユーザに向けるためのスタンドとして使われる
    携帯端末。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載された携帯端末において、
    前記筐体に設けられ、ネットワークに接続された通信装置を更に具備し、
    前記制御部は、
    前記ネットワークからの受信情報が受信されるように前記通信装置を制御する通信制御部を更に備え、
    前記第1表示制御部は、前記受信情報が前記表示画面として表示されるように前記第1表示装置を制御し、
    前記第2表示制御部は、前記受信情報が前記表示画面として表示されるように前記取り付けられた第1表示装置と前記第2表示装置とを制御する
    携帯端末。
  7. 請求項6に記載された携帯端末において、
    前記第1表示装置に設けられたカメラを更に具備し、
    前記制御部は、
    被写体が撮影され、前記撮影された被写体が前記通信装置に出力されるように前記カメラを制御するカメラ制御部を更に備え、
    前記通信制御部は、前記撮影された被写体が相手先の端末に前記ネットワークを介して送信され、前記端末からの画像が前記受信情報として受信されるように前記通信装置を制御する
    携帯端末。
  8. 筐体と、
    前記筐体に設けられ、ネットワークに接続された通信装置と、
    前記筐体の第1部分に設けられ、取り外し可能な表示装置と、
    前記筐体に設けられた制御部とを具備し、
    前記制御部は、
    前記ネットワークからの受信情報が受信されるように前記通信装置を制御する通信制御部と、
    前記表示装置が前記第1部分に設けられているときに、前記受信情報が表示画面として表示されるように前記表示装置を制御する第1表示制御部と、
    前記表示装置が前記第1部分から取り外されたときに、前記受信情報が前記表示画面としてワイヤレスで表示されるように前記取り外された表示装置を制御する第2表示制御部とを備えた
    携帯端末。
  9. 請求項8に記載された携帯端末において、
    前記筐体は、
    前記第1部分である第1筐体と、
    前記筐体の前記第1部分以外の第2部分である第2筐体と、
    前記第1部分の一端部と前記第2部分の一端部とを接続する回転軸とを備えた
    携帯端末。
  10. 請求項8又は9に記載された携帯端末において、
    前記表示装置は、
    表示装置本体と、
    本体取付部と、
    前記表示装置本体の一端部と前記本体取付部の一端部とを接続する表示装置回転軸とを備えた
    携帯端末。
  11. 請求項10に記載された携帯端末において、
    前記本体取付部は、前記表示装置本体をユーザに向けるためのスタンドとして使われる
    携帯端末。
  12. 請求項8〜11のいずれか一項に記載された携帯端末において、
    前記表示装置に設けられたカメラを更に具備し、
    前記制御部は、
    被写体が撮影され、前記撮影された被写体が前記ワイヤレスで前記通信装置に出力されるように前記カメラを制御するカメラ制御部を更に備え、
    前記通信制御部は、前記撮影された被写体が相手先の端末に前記ネットワークを介して送信され、前記端末からの画像が前記受信情報として受信されるように前記通信装置を制御する
    携帯端末。
  13. 請求項8〜12のいずれか一項に記載された携帯端末において、
    前記ワイヤレスは、無線通信又は光通信で行われる
    携帯端末。
  14. 請求項7又は12に記載された携帯端末は、テレビ電話機として使われ、
    前記端末はテレビ電話機であり、
    前記通信装置が前記端末から前記受信情報を順次に受信したとき、前記受信情報は、ユーザによって動画として認識される
    携帯端末。
  15. 請求項6に記載された携帯端末は、テレビとして使われ、
    前記通信装置が前記ネットワークから前記受信情報を順次に受信したとき、前記受信情報は、ユーザによって動画として認識される
    携帯端末。
  16. 請求項6に記載された携帯端末において、
    前記受信情報は、Webページである
    携帯端末。
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