JP2004274187A - 電話交換機及びip電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチキャストメッセージを送出するPBXのIPトランクが故障しても、滞りなくマルチキャストメッセージを送出できるようにする。
【解決手段】PBX10は、複数のIPトランク32,32b,32dと、IPトランクの動作を制御するPBX制御部20を備えている。PBX制御部20は、複数のIP電話機へのマルチキャストメッセージを生成し、各メッセージのデータ毎にデータ順を示すオーダ番号を付すメッセージ送出部24を有し、複数のIPトランクのうち、二つのIPトランク32,32bは、メッセージ送出部24からのメッセージをパケットデータ化すると共に、オーダー番号に応じたシーケンス番号をパケットデータ化されたメッセージのデータに付して、複数のIP電話機へ送出するマルチキャストメッセージ・パケット化部34bを有する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(Internet Protocol)電話機、及び複数のIP電話機との通信回線を確保する電話交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電話交換機としては、例えば、図12に示すPBX(Private Branch Exchanger)10Dがある。
【0003】
このPBX10Dは、複数のアナログ電話機2,2,…と接続される通話機インタフェース11と、公衆電話交換網(PSTN:Public Switched Telephone Network)1に接続される局線インタフェース13と、通常電話機の相互間での通話回線を確立するためのスイッチ回路12と、HUB3やルータ4を有するLAN及びIP網5を介して複数のIP電話機40,40,…と接続される複数のIPトランク30Da,30Db,…と、これらを制御するPBX制御部20Dと、を備えている。
【0004】
複数のIPトランク30Da,30Db,…は、それぞれ、網側インタフェース31bと制御部側インタフェース31aと呼制御部32Da,32Dbと音声制御部39とを備えている。各IPトランク30Da,30Db,…の呼制御部32Da,32Dbは、PBX制御部20Dからのメッセージを受け付けるメッセージ受付部33と、このメッセージをパケット化するメッセージパケット化部34aと、網側からのパケットデータを分解するパケット分解部36と、分解さえたパケットデータをPBX制御部20Dに送るメッセージ通知部35と、を有している。
【0005】
PBX制御部20DからIPトランク30Da,30Db,…を介してIP電話機40へ送信されるメッセージとしては、PBX10DとIP電話機40との1対1の関係で行われるユニキャストメッセージと、PBX10Dから複数のIP電話機40,40,…に対して一斉に送信されるマルチキャストメッセージとがある。
【0006】
複数のIPトランク30Da,30Db,…の全てには、前述のパケット化部として、ユニキャストメッセージ・パケット化部34aが設けられている。また、複数のIPトランク30Da,30Db,…のうちの一つのIPトランク30Daには、マルチキャストメッセージをパケット化するマルチキャストメッセージ・パケット化部34bが設けられている。このマルチキャストメッセージは、このマルチキャストメッセージ・パケット化部34bでパケット化された後、IP網叉はLANを介して複数のIP電話機40,40,…へ送信される。
【0007】
また、以上の従来技術の他、例えば、以下の特許文献1に記載されているものがある。この特許文献1には、マルチキャストメッセージの送信を確認する技術が開示されている。この技術では、マルチキャストメッセージの送信後に相手先に送信確認要求を送信して、この送信確認要求に対して返答があった場合に、相手先へマルチキャストメッセージが送信されたと確認する。また、相手先へのマルチキャストメッセージの送信が確認されない場合には、同一のマルチキャストメッセージを再送することになる。
【0008】
【特許文献1】
特開2000−216825号
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者の従来技術及び後者の従来技術では、いずれも、マルチキャストメッセージの送出部分が故障すると、具体的には、前者の技術ではマルチキャストメッセージ・パケット化部34bを有するIPトランク30Daが故障すると、この故障が回復するまでマルチキャストメッセージを送出することができないという問題点がある。
【0010】
本発明は、このような従来の問題点に着目し、安定してマルチキャストメッセージを送出することができる電話交換機、及びこの電話交換機に接続されるIP電話機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するための電話交換機の発明は、
IP電話機への音声データや各種メッセージをパケット化すると共に、該IP電話機からのパケット化された音声データを分解する複数のIPトランクと、複数の前記IPトランクの動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、複数の前記IP電話機へのマルチキャストメッセージを生成し、各マルチパケットメッセージのデータ毎にデータ順を示す番号を付すメッセージ送出手段を有し、
複数のIPトランクのうち、二以上のIPトランクは、前記メッセージ送出手段からの前記マルチキャストメッセージをパケットデータ化すると共に、前記番号に応じた番号をパケットデータ化された該マルチキャストメッセージのデータに付して、複数の前記IP電話機へ送出するマルチキャストメッセージ・パケット化手段を有する、ことを特徴とするものである。
【0012】
ここで、パケット化した前記マルチキャストメッセージのデータに付する前記番号として、複数の前記IP電話機へ送出する順序を示す予め定められた範囲内の順序番号と、該予め定められた範囲の順序番号が一巡したことを示す一巡識別情報と、を含むことが好ましい。
【0013】
また、以上の電話交換機に接続されるIP電話機の発明は、
前記パケット化されたデータを受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したデータ中に、マルチキャストメッセージが存在するか否かを判別して、複数の該マルチキャストメッセージが存在する場合には、複数の該マルチキャストメッセージのうちから不要なマルチキャストメッセージを削除するメッセージ選別手段と、
前記メッセージ選別手段により選別された前記マルチキャストメッセージに応じた処理を実行するメッセージ処理手段と、を備え、
前記マルチキャストメッセージは、メッセージを形成するデータと、該データの処理順を示す番号とを有し、該番号は、処理の順序を示す予め定められた範囲内の順序番号と、該予め定められた範囲の順序番号が一巡したことを示す一巡識別情報と、を含み、
前記メッセージ選別手段は、前回の一巡識別情報と今回の一巡識別情報とが同じであるか否かを判断し、前回の一巡識別情報と今回の一巡識別情報とが同じである場合には、前回の順序番号よりも今回の順序番号の方が大きいマルチキャストメッセージを前記メッセージ処理手段に渡し、前回の順序番号よりも今回の順序番号の方が大きくないマルチキャストメッセージを削除し、前回の一巡識別情報と今回の一巡識別情報とが同じでない場合には、前回の順序番号よりも今回の順序番号の方が小さいマルチキャストメッセージを前記メッセージ処理手段に渡し、前回の順序番号よりも今回の順序番号の方が小さくないマルチキャストメッセージを削除する、ことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る通信システムの一実施形態について、図面を用いて説明する。
【0015】
本実施形態の通信システムは、図1に示すように、公衆電話交換網(PSTN)1に接続されているPBX10と、このPBX10に接続されている複数のアナログ電話機2,2,…と、HUB3やルータ4を有するLAN及びIP網5を介してPBX10と接続されている複数のIP電話機40a,40b,…と、を備えている。言い換えると、本実施形態のPBX10は、PSTN1に接続されていると共に、複数のアナログ電話機2,2,…を収容している。また、HUB3には、LANケーブルを介して、複数のIP電話機40a,40b,…及び一般的なIPルータであるルータ4と接続されている。そして、PBX10は、このルータ4を介して、IP網5に接続され、このIP網5に種々のIP通信機器40eが接続されている。
【0016】
本実施形態のPBX10は、図2に示すように、複数の通常電話機2,2,…と接続される通話機インタフェース11と、PSTN1に接続される局線インタフェース13と、アナログ電話機の相互間での通話回線を確立するためのスイッチ回路12と、IP網叉はLANを介して複数のIP電話機と接続される複数のIPトランク30a,30b,…と、これらを制御するPBX制御部20と、を備えている。
【0017】
複数のIPトランク30a,30b,…は、それぞれ、網側インタフェース31bと制御部側インタフェース31aと呼制御部32,32dと音声制御部39とを備えている。呼制御部32,32dは、PBX制御部20からのメッセージを受け付けるメッセージ受付部33と、ユニキャストメッセージをパケット化するユニキャストメッセージ・パケット化部34aと、網側からのパケットデータを分解するパケット分解部36と、分解されたパケットデータをPBX制御部20に送るメッセージ通知部35と、これらの制御を行う制御部37と、を有している。
【0018】
複数のIPトランク30a,30b,…30d,…30nのうちの2つのIPトランク30a,30bの呼制御部32,32には、マルチキャストメッセージをパケット化するマルチキャストメッセージ・パケット化部34b,34bが設けられている。また、このマルチキャストメッセージ・パケット化部34bが設けられていない残りのIPトランク30d,…30nには、マルチキャストメッセージ・パケット化部34bを生成するための生成部38が設けられている。この生成部38は、IPトランクのプロセッサをマルチキャストメッセージ・パケット化部34bとして機能させるプログラムを所有しており、PBX制御部20から指示でこのプログラムを起動させることで、マルチキャストメッセージ・パケット化部34bを生成する。
【0019】
PBX制御部20は、各IPトランクの呼制御部32,32dを制御するSC制御部21と、各IPトランクの音声制御部39を制御するVC制御部25と、通話機インタフェース11と局線インタフェース13とスイッチ回路12とを制御するEX制御部26とを有している。
【0020】
SC制御部21は、複数のIPトランクの異常を検知するトランク異常検知部22と、複数のIPトランクのうちの2つがマルチキャストメッセージ・パケット化部34bを有するようにいずれかのIPトランクに指示を与える冗長化指示部23と、冗長化指示部等からの指示を各IPトランクに送るメッセージ送出部24と、を備えている。
【0021】
このPBX10にIP網叉はLANを介して接続されているIP電話機40a,40b,…は、図1に示すように、IP網叉はLANに接続される網側インタフェース(受送信部)41と、呼制御回路43と、通話回路44と、各種ボタン47と、この各種ボタン47による操作を呼制御回路43へ伝える操作側インタフェース45と、ハンドセット48と、ハンドセット側インタフェース46と、を有している。呼制御回路42は、受信したマルチキャストメッセージのうちから適切なマルチキャストメッセージを選別するメッセージ選別部43を有している。
【0022】
次に、以上で説明した本実施形態の動作を説明する前に、本実施形態の構成及び動作を理解し易くするためにいくつかの比較例について説明する。
【0023】
まず、図9を用いて、第一比較例について説明する。
【0024】
この比較例では、以上の実施形態と同様に、PBX10A内の複数のIPトランクa,b,c,…nのうち、2つのIPトランクa,bのみがマルチキャストメッセージを送出し、残りのIPトランクc,…nはマルチキャストメッセージを送出しないとする。また、ここでは、PBX制御部から、イ,ロ,ハの3つのマルチキャストメッセージの送出要求が出力されるものとする。
【0025】
IPトランクは、PBX制御部からマルチキャストメッセージの送出要求を受信すると、図4に示すように、各自が管理しているシーケンス番号61及びデータの種類を示すデータ識別子63を呼データ62に付与して、IPMFT(Internet Protocol Multi Function Telephone)フレーム60を作成し、これをマルチキャストメッセージとしてIP網叉はLAN上へ送出する。
【0026】
しかしながら、IPトランクaにおけるシーケンス番号の付与とIPトランクbにおけるシーケンス番号の付与とに同期が取れていない場合、仮に、IPトランクaにおいて、イに対してシーケンス番号▲1▼を付与し、ロに対してシーケンス番号▲2▼を付与し、ハに対してシーケンス番号▲3▼を付与したとしても、IPトランクbでは、イに対してシーケンス番号11(丸付き数字)を付与し、ロに対してシーケンス番12(丸付き数字)を付与し、ハに対してシーケンス番号13(丸付き数字)を付与するようなことが起こる。この場合、これらのマルチキャストメッセージを受信するIP電話機a,bでは、同一のメッセージであっても、異なるシーケンス番号が付与されたり、叉、逆に異なるメッセージであっても同じシーケンス番号が付与されていることがあるため、シーケンス番号順にフレーム処理を行っても、IP電話機a,bでは、PBX側で期待している処理を行うことができない。
【0027】
そこで、次に、第二比較例として、IPトランクにおけるシーケンス番号の付与とIPトランクにおけるシーケンス番号の付与に同期を取るものについて、図10を用いて説明する。
【0028】
PBX制御部では、一般的に、図4に示すように、一つの呼データ52毎にオーダー番号51を付している。そこで、この第二比較例の各IPトランクでは、このオーダー番号51を利用して、シーケンス番号61を付して、トランク相互間の同期を取るようにしている。
【0029】
具体的には、仮に、PBX制御部から、オーダー番号51が▲1▼▲2▼▲3▼の3つのマルチキャストメッセージの送出要求が出力されるものとする。各IPトランクa,bは、この送出要求を受信すると、各呼データに付されているオーダー番号51をそのままシーケンス番号61として、IPMFTフレームを作成し、これをマルチキャストメッセージとしてIP網叉はLAN上へ送出する。つまり、各IPトランクa,bは、オーダー番号51が▲1▼▲2▼▲3▼の3つのマルチキャストメッセージに対しては、シーケンス番号61として▲1▼▲2▼▲3▼を付す。
【0030】
このように、トランクa,b相互間の同期を取ることにより、前述の第一比較例のように、同一のメッセージであっても、異なるシーケンス番号が付与されてたり、叉、逆に異なるメッセージであっても同じシーケンス番号が付与されることを回避することができる。
【0031】
ところで、IPトランクa,bから送出されたマルチキャストメッセージ▲1▼▲2▼▲3▼は、受信側のIP電話機では、それぞれ二つずつ受信することになる。このため、順序性を損なうことなく、マルチキャストメッセージ▲1▼▲2▼▲3▼を処理する必要が生じる。
【0032】
仮に、前回のシーケンス番号と今回のシーケンス番号とが異なる(前回のシーケンス番号≠今回のシーケンス番号)場合には、今回のマルチキャストメッセージを処理し、それ以外の場合には破棄するとする。
【0033】
この場合、IP電話機aのように、▲1▼▲1▼▲2▼▲2▼▲3▼▲3▼の順で受信すれば、マルチキャストメッセージ▲1▼▲2▼▲3▼を的確な順序で処理できる。しかしながら、IP電話機bのように、▲1▼▲2▼▲1▼▲2▼▲3▼▲3▼の順で受信すると、▲2▼の後に、既に処理した▲1▼を再び処理することになり、処理の順序性を損なってしまう。
【0034】
そこで、この第二比較例では、IP電話機c,dのように、前回のシーケンス番号より今回のシーケンス番号が大きい(前回のシーケンス番号<今回のシーケンス番号)場合には、今回のマルチキャストメッセージを処理し、それ以外の場合には破棄するとする。すると、IP電話機cのように、▲1▼▲1▼▲2▼▲2▼▲3▼▲3▼の順で受信しても、さらに、IP電話機dのように、▲1▼▲2▼▲1▼▲2▼▲3▼▲3▼の順で受信しても、マルチキャストメッセージ▲1▼▲2▼▲3▼を的確な順序で処理できる。
【0035】
以上のように、受信側であるIP電話機c,dで、前回のシーケンス番号より今回のシーケンス番号が大きい場合にのみ今回のマルチキャストメッセージを処理し、それ以外の場合には破棄すると、マルチキャストメッセージの順序性を基本的に確保することができる。
【0036】
しかしながら、オーダー番号51及びシーケンス番号61は、無限に付されるものではなく、予め定められた範囲の順序番号、例えば、1,2,3,…,FFE,FFFの範囲で繰り返して付されることから、FFFが終了して、再び1に戻ったときに不都合が生じる。
【0037】
図11に示す各IPトランクa,bから、マルチキャストメッセージFFFの後に、マルチキャストメッセージ▲1▼をそれぞれ送出し、仮に、IP電話機aのように、FFF FFF▲1▼▲1▼の順で受信した場合、最初のFFFは処理することになるが、先の破棄条件に従うと、以降のFFF▲1▼▲1▼は全ても破棄することになる。また、IP電話機bのように、FFF▲1▼FFF▲1▼の順で受信した場合には、最初のFFFは処理することになるが、以降の破棄すべきでない▲1▼を破棄し、次の破棄すべきFFFを受け付けてしまうことになる。
【0038】
そこで、PBX制御部では、例えば、図3に示すように、オーダー番号51を32ビットで表す場合、最上位の1ビットを一巡判別情報51aとして利用し、残りの31ビットを順序番号51bとして使用し、順序番号51bが一巡すると、最上位ビット51aを0から1へ、叉は1から0へ変えるようにし、同様に、シーケンス番号61も、最上位1ビットを一巡判別情報61aとして利用し、残りの31ビットを順序番号61bとして使用する。その上で、受信側のIP電話機では、シーケンス番号61の一巡判別情報61aが同じであるときには、第二比較例のように、前回の順序番号より今回の順序番号が大きい場合にのみ今回のマルチキャストメッセージを処理し、一巡識別情報61aが異なる場合には、逆に前回の順序番号より今回の順序番号が小さい場合のみ今回のマルチキャストメッセージを処理するようにすれば、IP電話機cのように、FFF FFF▲1▼▲1▼の順で受信しても、叉、IP電話機dのように、FFF▲1▼FFF▲1▼の順で受信しても、マルチキャストメッセージFFF▲1▼を的確な順で処理できる。
【0039】
すなわち、先に述べた実施形態では、PBX10側では、複数のIPトランク30a,30bからマルチキャストメッセージを出力するにあたり、第三比較例のPBX10cのように、各IPトランク30a,30bで付すシーケンス番号の同期を取ると共に、このシーケンス番号61に順序番号61bの他に一巡識別情報61aを付す。また、受信側のIP電話機40a,40b,…では、第三比較例のIP電話機c,dのように、一巡判別情報61aが同じであるときには、前回の順序番号より今回の順序番号が大きい場合にのみ今回のマルチキャストメッセージを処理し、一巡識別情報61aが異なる場合には、前回の順序番号より今回の順序番号が小さい場合のみ今回のマルチキャストメッセージを処理するようにする。
【0040】
次に、以上のような処理を行う本実施形態の通信システムの具体的な動作について説明する。
【0041】
まず、PBX10から各IP電話機へマルチキャストメッセージとしての呼制御メッセージを送出する場合のPBX制御部20の動作について、図5に示すフローチャートに従って説明する。
【0042】
PBX制御部20のメッセージ送出部24は、マルチキャストメッセージを送出する際、これから送出するメッセージのオーダー番号を更新する(ステップ1)。このオーダー番号は、図3を用いて前述したように、32ビットデータで、最上位ビットが一巡判別情報51aで、残りの31ビットが順序番号51bである。続いて、この送出予定メッセージがIPトランクへ送出するものであるか否かを判断し(ステップ2)、IPトランクへ送出するものである場合には、呼制御データとしてのメッセージを作成する(ステップ4)。この際、マルチキャストメッセージとしての呼データ52を設定すると共に、この呼データ52にステップ1で更新したオーダー番号51を付す。なお、呼データ52中には、マルチキャストメッセージであるかユニキャストメッセージであるかを示すデータや、複数のIP電話機を送信先とする送信先データも含まれている。
【0043】
そして、この呼制御データとしてのメッセージをIPトランクへ送出する(ステップ5)。このメッセージの送出先IPトランクは、呼制御データとしてのメッセージがマルチキャストメッセージであれば、IPトランク30a,30bであり、ユニキャストメッセージであれば、このメッセージを送るべきIP電話機を担当するIPトランクである。
【0044】
ステップ2で、送出予定メッセージがIPトランクへ送出するものではないと判断した場合には、オーダー番号51のうちの順序番号51bが一巡したか否かを一巡判別情報51aで調べ、順序番号51bが一巡していなければステップ1に戻り、順序番号51bが一巡していれば呼制御メッセージを作成して(ステップ3)、これをIPトランクへ送出する(ステップ4)。このステップ3で作成する呼制御メッセージは、当初の送出予定メッセージではなく、単に、IPトランクに対してオーダー番号51が一巡したことを知らせるためのものである。このため、この呼制御メッセージ中の一巡識別情報51aが重要な情報で、呼データ51b自体には、特にメッセージとしての意味を持たせる必要はない。
【0045】
なお、同フローチャート中には示していないが、ステップ2で、送出予定メッセージがIPトランクへ送出するものではないと判断した場合には、当然、IPトランク除く目的部位へのメッセージを作成し、これを目的部位へ送出することになる。
【0046】
次に、IPトランク30a,30bの動作について、図6に示すフローチャートに従って説明する。
【0047】
IPトランク30a,30bのメッセージ受付部33がPBX制御部20からの呼制御メッセージを受け付けると、この呼制御メッセージがマルチキャストメッセージであるかユニキャストメッセージであるかを判断し、ユニキャストメッセージである場合には、このメッセージをユニキャストメッセージ・パケット化部34aへ送り、マルチキャストメッセージである場合には、このメッセージをマルチキャストメッセージ・パケット化部34bへ送る(ステップ11)。
【0048】
マルチキャストメッセージ・パケット化部34bは、PBX制御部20からのマルチパケットメッセージをパケット化する、言い換えると、IPMFTフレームを作成する(ステップ12)。具体的には、図4に示すように、データ識別子63を作成し、オーダー番号51をシーケンス番号61としてコピーし、呼データ52も呼データとして62コピーして、IPMFTフレーム60を作成する。
【0049】
次に、呼制御部32内の制御部37は、このマルチパケットメッセージの再送回数を設定する(ステップ13)。この再送回数は、予めデータ種毎に定めておいてもよいし、都度定めてもよい。また、この再送回数は、IPトランク内で定めず、上位のPBX制御部20で定めてもよい。
【0050】
マルチキャストメッセージ・パケット部34bは、ステップ13で定めた再送回数が0になるまで、LAN叉はIP網を介して、複数のIP電話機へ、IPMFTフレーム化したマルチキャストメッセージを繰り返し送出する(ステップ14,15,16)。
【0051】
マルチキャストメッセージの再送処理が必要な理由は、マルチキャストメッセージがIP網上でデータ保証されないプロトコル(UDP:User Datagram Protocol)で管理されているからである。データ保証の方法として、PBXからのマルチキャストメッセージに対して、IP電話機から返答して、PBX側でIP電話機のメッセージ受信を確認し、返答がない場合にマルチキャストメッセージを再送する方法がある。しかしながら、この方法では、PBX側から多数のIP電話機へマルチキャストメッセージが送出されると、多数のIP電話機側からもPBXへその返答が送られるので、IP網上のトラフィックに問題が起こる可能性がある。そこで、この実施形態では、IP電話機からの返答を要求せずに、PBX側から一方的にマルチキャストメッセージを再送するようにしている。
【0052】
なお、同フローチャート中には示していないが、ステップ11で、呼制御メッセージがユニキャストメッセージであると判断した場合にも、ステップ12〜15と基本的に同じ処理が行われる。但し、このユニキャストメッセージは、特定のIP電話機のみへ送出される。
【0053】
次に、マルチキャストメッセージを受信したIP電話機40a,40bの呼制御部42の動作について、図7に示すフローチャートに従って説明する。
【0054】
IP電話機40a,40bの呼制御部42は、まず、IPMFTフレームを分解する。次に、この呼制御部42内のメッセージ選別部43が、このフレーム中のシーケンス番号を抽出し、シーケンス番号中の最上位ビットの値を今回のオーバーフローフラグに設定する(ステップ20)。さらに、シーケンス番号中の残りの順序番号を今回の順序番号として設定する(ステップ21)。
【0055】
メッセージ選別部43は、続いて、このメッセージが初回であるか否かを判別し(ステップ22)、初回であれば、このメッセージを受け付けて、次処理に渡す(ステップ27)。また、メッセージが初回でなければ、オーバーフローフラグを参照して、前回のオーバーフローフラグの値と今回のオーバーフローフラグの値とが同じであるか否か、つまり一巡識別情報が前回のものと今回のものとが同じであるか否かを判断する(ステップ23)。
【0056】
前回のオーバーフローフラグの値と今回のオーバーフローフラグの値とが同じであれば、今回の順序番号の方が前回の順序番号より大きいか否か(今回の順序番号>前回の順序番号)を判断し(ステップ25)、今回の順序番号の方が大きければこのメッセージを受け付けて次処理に渡し(ステップ27)、今回の順序番号の方が大きくなければこのメッセージを破棄する(ステップ26)。
【0057】
ステップ23で、前回のオーバーフローフラグの値と今回のオーバーフローフラグの値とが同じではないと判断した場合には、今回の順序番号の方が前回の順序番号よりも小さいか否か(今回の順序番号<前回の順序番号)を判断し(ステップ24)、今回の順序番号の方が小さければ、順序番号が一巡して最初の順序番号に戻ったと判断して、このメッセージを受け付けて次処理に渡す(ステップ27)。また、今回の順序番号の方が小さくなければこのメッセージを破棄する(ステップ26)。
【0058】
メッセージを受け付けた後は(ステップ27)、今回のオーバーフローフラグの値を前回のオーバーフローフラグの値に設定し(ステップ28)、今回の順序番号を前回の順序番号に設定して(ステップ29)、ステップ20に戻る。
【0059】
なお、ステップ27で、次処理に渡されたメッセージは、呼制御部で処理される。具体的には、例えば、マルチキャストメッセージが仮に「着信ボタンの点灯」であれば、呼制御部は、着信があった場合に着信ボタンが点灯するように操作側インタフェース45を設定する。
【0060】
次に、マルチキャストメッセージを送出するIPトランク30a,30bのうち、一方に異常をきたした場合について、図8に示すフローチャートに従って説明する。
【0061】
仮に、IPトランク30aが故障したとする。IPトランク30aの制御部37は、IPトランク30a内の他の部位を監視しており、いずれかの部位が故障すると、これを検知して、IPトランク30aに異常をきたした旨をPBX制御部に通知する(ステップ31)。
【0062】
PBX制御部20のトランク異常検知部22は、この通知を受けると、マルチキャストメッセージを送出するIPトランク30aに異常をきたした旨を冗長化指示部23に伝える(ステップ32)。
【0063】
冗長化指示部23がこの通知を受けると、IPトランク30aに異常をきたした場合の代用トランクとして予め定めてあったIPトランク30dに対して、マルチパケットメッセージパケット化部34dを生成するよう、メッセージ送出部24を介して通知する(ステップ33)。
【0064】
この通知を受け取ったIPトランク30dの生成部38は、保持していたマルチキャストパケット化のプログラムを起動させて、マルチキャストメッセージ・パケット化部34bを生成する(ステップ34)。この結果、マルチキャストメッセージを送出するIPトランクは、IPトランク30b,30dとなる。
【0065】
以上のように、本実施形態のPBXは、マルチキャストメッセージを送出するIPトランクが複数設けられているので、これらのIPトランクのうちの一つが異常をきたしても、残りのIPトランクでマルチキャストメッセージを送出することができる。
【0066】
また、本実施形態では、複数のIPトランクから、同一のマルチキャストメッセージを送出しているので、一つのIPトランクからのマルチキャストメッセージの再送回数を減らすことができ、短時間で多数のIP電話機へ確実にマルチキャストメッセージを送出することができる。
【0067】
なお、以上の実施形態では、複数のIPトランクのうちのIPトランク30a,30bには、予めマルチキャストメッセージ・パケット化部34bを設けているが、全てのIPトランクに対して、IPトランク30dのように、マルチキャストメッセージ・パケット化部34bを設けない換わりに生成部38を設け、PBX10の初期設定時等において、いずれかの2つのIPトランクの生成部38にマルチキャストメッセージ・パケット化部34bの生成を指示して、これらのIPトランクにマルチキャストメッセージ・パケット化部34bを生成するようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、マルチキャストメッセージを送出するIPトランクが複数設けられているので、これらのIPトランクのうちの一つが異常をきたしても、残りのIPトランクでマルチキャストメッセージを送出することができる。
【0069】
また、本発明では、マルチキャストメッセージを送出する複数のIPトランクを備えているものの、各IPトランク相互で、マルチパケットメッセージのデータに付すシーケンス番号の同期を取っているので、マルチパケットメッセージの順序性を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における通信システムの系統図である。
【図2】本発明に係る一実施形態におけるPBXの機能ブロック図である。
【図3】本発明に係る一実施形態におけるオーダー番号及びシーケンス番号の構成を示す説明図である。
【図4】本発明に係る一実施形態におけるマルチキャストメッセージの変遷を示す説明図である。
【図5】本発明に係る一実施形態におけるPBX制御部でのマルチキャストメッセージ送信処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る一実施形態におけるIPトランクでのメッセージ送信処理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明に係る一実施形態におけるIP電話機でのマルチキャストメッセージの受信処理手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る一実施形態における冗長化処理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係る第一比較例におけるマルチキャストメッセージの送信及び受信形態を示す説明図である。
【図10】本発明に係る第二比較例におけるマルチキャストメッセージの送信及び受信形態を示す説明図である。
【図11】本発明に係る第三比較例におけるマルチキャストメッセージの送信及び受信形態を示す説明図である。
【図12】従来の通信システムの系統図である。
【符号の説明】
5…IP網、20,20D…PBX制御部、21…SC制御部、22…トランク異常検知部、23…冗長化指示部、24…メッセージ送出部、30a,30b,30D,30Da…IPトランク、32,32D,32Da,32Db…呼制御部、33…メッセージ受付部、34a…ユニキャストメッセージ・パケット化部、34b…マルチキャストメッセージ・パケット化部、37…制御部、40,40a,40b,40c,40d…IP電話機、40e…IP通信機器、42…呼制御部、43…メッセージ選別部、48…ハンドセット。

Claims (4)

  1. 複数のIP(Internet Protocol)電話機との通信回線を確保する電話交換機において、
    前記IP電話機への音声データや各種メッセージをパケット化すると共に、該IP電話機からのパケット化された音声データを分解する複数のIPトランクと、
    複数の前記IPトランクの動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、複数の前記IP電話機へのマルチキャストメッセージを生成し、各マルチパケットメッセージのデータ毎にデータ順を示す番号を付すメッセージ送出手段を有し、
    複数のIPトランクのうち、二以上のIPトランクは、前記メッセージ送出手段からの前記マルチキャストメッセージをパケットデータ化すると共に、前記番号に応じた番号をパケットデータ化された該マルチキャストメッセージのデータに付して、複数の前記IP電話機へ送出するマルチキャストメッセージ・パケット化手段を有する、ことを特徴とする電話交換機。
  2. 請求項1に記載の電話交換機において、
    パケット化した前記マルチキャストメッセージのデータに付する前記番号として、複数の前記IP電話機へ送出する順序を示す予め定められた範囲内の順序番号と、該予め定められた範囲の順序番号が一巡したことを示す一巡識別情報と、を含む、ことを特徴とする電話交換機。
  3. 請求項1及び2のいずれか一項に記載の電話交換機において、
    前記制御部は、前記マルチキャストメッセージ・パケット化手段を有する二以上の前記IPトランクの異常を検知する異常検知手段と、該異常検知手段が二以上の該IPトランクのうちの一のIPトランクの異常を検知すると、前記マルチキャストメッセージ・パケット化手段を有していない残りのIPトランクのうちの一のIPトランクに対して、該マルチキャストメッセージ・パケット化手段を生成するよう指示する冗長化指示手段と、を有し、
    複数の前記IPトランクのうち、前記マルチキャストメッセージ・パケット化手段を有する二以上の前記IPトランクを除く少なくとも一のIPトランクは、前記制御部の前記冗長化指示手段からの指示を受けて、前記マルチキャストメッセージ・パケット化手段を生成する生成手段を有する、
  4. パケット化されたデータを受信するIP電話機において、
    前記パケット化されたデータを受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したデータ中に、マルチキャストメッセージが存在するか否かを判別して、複数の該マルチキャストメッセージが存在する場合には、複数の該マルチキャストメッセージのうちから不要なマルチキャストメッセージを削除するメッセージ選別手段と、
    前記メッセージ選別手段により選別された前記マルチキャストメッセージに応じた処理を実行するメッセージ処理手段と、を備え、
    前記マルチキャストメッセージは、メッセージを形成するデータと、該データの処理順を示す番号とを有し、該番号は、処理の順序を示す予め定められた範囲内の順序番号と、該予め定められた範囲の順序番号が一巡したことを示す一巡識別情報と、を含み、
    前記メッセージ選別手段は、前回の一巡識別情報と今回の一巡識別情報とが同じであるか否かを判断し、前回の一巡識別情報と今回の一巡識別情報とが同じである場合には、前回の順序番号よりも今回の順序番号の方が大きいマルチキャストメッセージを前記メッセージ処理手段に渡し、前回の順序番号よりも今回の順序番号の方が大きくないマルチキャストメッセージを削除し、前回の一巡識別情報と今回の一巡識別情報とが同じでない場合には、前回の順序番号よりも今回の順序番号の方が小さいマルチキャストメッセージを前記メッセージ処理手段に渡し、前回の順序番号よりも今回の順序番号の方が小さくないマルチキャストメッセージを削除する、ことを特徴とするIP電話機。
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