JP2004273234A - Incandescent lamp - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体ウエハを急速加熱する光加熱装置の光源として使用される白熱ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体ウエハを急速に加熱する光源として白熱ランプが使用され、半導体ウエハに赤外線を含む光を照射することにより、半導体ウエハを急速に所定の温度まで昇温させることができる。
【0003】
図4は、従来の白熱ランプであって、白熱ランプ1は、水平点灯するランプであり、一端に封止部21が形成されたガラスバルブ2内に、内部リード棒3間に張り渡されたタングステンフィラメント4がサポーター5によって支持された状態でガラスバルブ2の軸方向に沿って配置されている。そして、ガラスバルブ2の封止部21にセラミック製のベース60が接着によって固定されている。
【0004】
このような白熱ランプ1は、消費電力が1.5kW程度のものであり、点灯・消灯を繰り返して使用され、点灯時のフィラメント4の温度は、フィラメント4を構成するタングステンの再結晶温度領域である1500℃〜2300℃を超えて2300℃〜3200℃まで上昇するものである。
なお、再結晶温度はフィラメントの素線径やコイル径、加工過程における残留応力等によって変わるものであり、一般的に光加熱用装置に組み込まれる白熱ランプの再結晶温度は、上述した1500℃〜2300℃の範囲になるものである。
【0005】
このような白熱ランプ1では、フィラメント4は、昇温するにつれて熱によって伸びはじめ、また、再結晶温度領域を超えてフィラメント4の温度が上昇すると、塑性変形を起こし、フィラメント4が常温時の状態に戻らなくなるとともに、フィラメント4のバネ係数が常温時の1/2以下となり、バネ性が弱くなるものである。
【0006】
【特許文献1】
特許第2945661号
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このような特性を有するフィラメントを組み込んだ白熱電球では、フィラメント4は昇温するにつれて伸びはじめるが、図4に示すように、予めフィラメント4に張力をかけずに内部リード棒3間にフィラメント4を張り渡して固定すると、フィラメント4の伸びを逃がすことができず、点灯時にフィラメントが垂下し、この状態で再結晶温度領域である1500℃〜2300℃を超えて2300℃〜3200℃までフィラメント4が上昇すると、塑性変形を起こし、垂下した状態でフィラメント4の形状が固定されるという問題があった。
【0008】
このような問題が起こらないために、予めフィラメント4に張力をかけて内部リード棒3間にフィラメント4を張り渡して固定するともある。
この場合、フィラメント4に張力がかかっているので、フィラメント4の温度が再結晶温度領域である1500℃〜2300℃前まで、具体的にはフィラメント4が塑性変形する前までは、フィラメント4が伸びようとしても、張力を受けて垂下しない状態を保てるが、更に高温の2300℃〜3200℃までフィラメント4が昇温すると、今度は、フィラメント4のバネ係数が常温時の1/2以下となり、バネ性が弱くなっている状態にもかかわらずフィラメントに張力がかかっているので、フィラメントが大きく引き伸ばされ、結果的にフィラメントが垂下し、この状態で塑性変形が起こり、フィラメント4の形状が垂下した状態で固定されるという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、予めフィラメントに、昇温時の伸び量を相殺するための張力をかけておくことによって、点灯・消灯を繰り返してもフィラメントが垂下しない白熱ランプを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の白熱ランプは、一端に封止部が形成されたガラスバルブ内に、両端が内部リード棒に接続されたフィラメントが該ガラスバルブの軸方向に配置された白熱ランプにおいて、前記フィラメントは、昇温時の伸び量に相当する伸び量として、予め常温時のフィラメントに張力をかけて前記内部リード棒間に張り渡されていることを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の白熱ランプは、請求項1に記載の白熱ランプであって、特に、前記フィラメントにかかる張力は、フィラメントの再結晶温度時にフィラメントの伸びによって張力が打ち消されるようになっていることを特徴とする。
【0012】
請求項3に記載の白熱ランプは、請求項1または請求項2に記載の白熱ランプであって、特に、前記ガラスバルブの封止部にベースが固定され、当該ベースは放熱機構を有していることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の白熱ランプであって、白熱ランプ1は、水平点灯するランプであり、一端に封止部21が形成されたガラスバルブ2内に、内部リード棒3間に張り渡されたタングステンフィラメント4がサポーター5によって支持された状態でガラスバルブ2の軸方向に沿って配置されている。そして、ガラスバルブ2の封止部21にセラミック製のベース6が接着によって固定されている。
【0014】
この白熱ランプ1は、定格120V、2000Wで点灯するものであり、フィラメント4の再結晶温度は1600℃、ランプ点灯時のフィラメント温度は3000℃である。
【0015】
また、ベース6は、複数の縦溝6aと複数の横溝6bが交差するように形成され、溝によって切り取られていない部分が放熱機構である放熱フィン61となってベース6の熱を逃がす構造になっており、この構造によって、白熱ランプ1の封止部21を冷却するものである。
【0016】
この結果、封止部21に埋設された箔の酸化を防止することができ、しかも、サポーター5の端部が封止部21に埋設された構造であるので、サポーター5をも冷却することができ、サポーター5の封止部21側の根元の熱的変形を抑制し、フィラメント4がサポーター5の変形によって変形することも防止することができる。
【0017】
さらに、フィラメント4は、昇温時の伸び量に相当する伸び量として、予め常温時のフィラメントに張力をかけて内部リード棒3に張り渡されている。
詳細に原理を説明すると、フィラメント4は、再結晶温度である1600℃を超えると、フィラメント4自体のバネ係数が常温時の1/2以下となり、バネ性が弱くなるので、この温度領域でフィラメント4に張力がかかるとフィラメント4が著しく伸びてしまうので、この温度領域ではフィラメント4に張力をかけないようにしなければならない。一方、フィラメント4は昇温するにつれて伸びはじめるので、その伸びを打ち消すために張力をかける必要がある。
【0018】
つまり、フィラメント4には、フィラメント4の再結晶温度である1600℃の時に、フィラメント4自体の熱による伸び量に相当する伸び量を、予め常温時のフィラメント4にかけるようにする。
この結果、フィラメント4に予めかかっている張力は、フィラメント4の再結晶温度である1600℃の時に、フィラメント4の伸びによって打ち消される構造であるので、バネ係数が大きい状態である再結晶温度1600℃までは、張力によってフィラメント4の垂下が防止され、再結晶温度1600℃を超える温度領域ではフィラメント4のバネ係数が小さい状態になっておりフィラメント4に応力が加わると簡単にフィラメント4が変形してしまうが、この温度領域ではフィラメント4に張力がかかっていない状態にすることにより、フィラメント4に変形を与えることがないので、フィラメント4は点灯中に常に垂下せず、変形することがない。
【0019】
具体的な数値を用いて、図1に示す白熱ランプ1を説明する。
図1に示す白熱ランプ1では、内部リード棒3間の離間距離が30mmである。フィラメント4は、図2に示すように、内部リード棒に張り渡される前の全長Lが23mmである。図2中、伸ばされた状態のフィラメントは破線で示す。
つまり、フィラメント4は、内部リード棒3間に張り渡されると、全長が23mmから30mmに引き伸ばされたことになり、常温時のこの状態でのフィラメント4のバネ係数は19.6N/mで、張力は0.14Nとなっており、常温時に予めフィラメント4に張力をかけていることになる。
【0020】
この張力は0.14Nは、内部リード棒3間の離間距離と、フィラメント4が再結晶温度1600℃に到達した時の伸び量を基に、計算して求めたものである。
【0021】
図3は、図1に示す白熱ランプと同じ構造のランプに種々のフィラメントを用いた場合のフィラメントの変形例を示す図である。
なお、それぞれの図は、内部リード棒間の離間距離が30mmのものに張り渡されるフィラメントを示すものであり、図3(欄イ)は内部リード棒間に張り渡される前のフィラメント長が30mmで張力が0Nのフィラメントを示し、図3(欄ロ)は内部リード棒間に張り渡される前のフィラメント長が28mmで張力が0.05Nのフィラメントを示し、図3(欄ハ)は内部リード棒間に張り渡される前のフィラメント長が23mmで張力が0.14Nのフィラメントを示し、図3(欄ニ)は内部リード棒間に張り渡される前のフィラメント長が20mmで張力が0.32Nのフィラメントを示すものである。
また、それぞれのフィラメントの温度に対応するフィラメント状態を示している。
【0022】
図3(欄イ)に示すフィラメントは、予め張力が加えられていないので、ランプが点灯し、フィラメントの温度が上昇しフィラメントの温度が1000℃になった時点からフィラメントの垂下が始り、再結晶温度を超えた1650℃では、フィラメントが大きく垂下した状態になる。
【0023】
図3(欄ロ)に示すフィラメントは、予め張力が加えられているが、フィラメントの再結晶温度である1600℃の時にフィラメントの伸びによって張力が打ち消される張力より小さな張力が加わっているだけであるので、フィラメントが1000℃になるまではフィラメントは垂下しないが、1500℃を超えると張力が打ち消され、逆にフィラメントの伸び量が大きくなり、フィラメントの伸びが内部リード棒間で逃げ場がなく、ついにはフィラメントが垂下した状態になる。
【0024】
図3(欄ハ)に示すフィラメントは、予めフィラメントの再結晶温度である1600℃の時にフィラメントの伸びによって張力が打ち消される張力が加わっているので、再結晶温度より低い温度である1000℃や1500℃でもフィラメントが垂下せず、さらには、再結晶温度である1600℃を超えた1650℃でもフィラメントが垂下しないことがわかる。
【0025】
図3(欄ニ)に示すフィラメントは、予めフィラメントの再結晶温度である1600℃の時にフィラメントの伸びによって張力が打ち消される張力より大きな張力が加わっているので、再結晶温度より低い温度である1000℃や1500℃ではフィラメントが垂下しないが、再結晶温度である1600℃を超えて1650℃になった時には既にフィラメントのバネ係数が小さくなっている状態であり、この時にフィラメントに張力が加わった状態であるので、フィラメントは張力によって引っ張られ点灯中は垂下しないが、電圧降下時に垂下した状態になる。
【0026】
つまり、図3(欄ハ)に示すフィラメントのように、フィラメントに予めかける張力は、フィラメントの再結晶温度である1600℃の時に、フィラメントの伸びによって打ち消される張力であるので、バネ係数が大きい状態である再結晶温度1600℃までは、張力によってフィラメントの垂下が防止され、再結晶温度1600℃を超える温度領域ではフィラメントに張力がかかっていない状態になっているので、フィラメントは点灯中にどの温度領域においても垂下せず、変形することがない。
【0027】
【発明の効果】
本発明の白熱ランプによれば、内部リード棒間に張り渡されるフィラメントは、昇温時の伸び量に相当する伸び量として、予め常温時のフィラメントに張力をかけて内部リード棒間に張り渡されているので、点灯時フィラメントが垂下することがない。
【0028】
封止部に固定されたベースは放熱機構を有しているので、白熱ランプの封止部を冷却するとともに、封止部に一端部が埋設されたサポーターも冷却することができ、サポーターの封止部側の根元の熱的変形を抑制し、フィラメントがサポーターの変形によって変形することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の白熱ランプの説明図である。
【図2】本発明の白熱ランプのフィラメントの説明図である。
【図3】フィラメントに加わる張力と温度によるフィラメントの変形状態を示す図である。
【図4】従来の白熱ランプの説明図である。
【符号の説明】
1 白熱ランプ
2 ガラスバルブ
21 封止部
3 内部リード棒
4 フィラメント
5 サポーター
6 ベース
6a 縦溝
6b 横溝
61 放熱フィン[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an incandescent lamp used as a light source of an optical heating device for rapidly heating a semiconductor wafer.
[0002]
[Prior art]
An incandescent lamp is used as a light source for rapidly heating the semiconductor wafer. By irradiating the semiconductor wafer with light including infrared rays, the temperature of the semiconductor wafer can be rapidly raised to a predetermined temperature.
[0003]
FIG. 4 shows a conventional incandescent lamp, in which the incandescent lamp 1 is a horizontally lit lamp, and is stretched between
[0004]
Such an incandescent lamp 1 has a power consumption of about 1.5 kW and is used repeatedly by turning on and off. The temperature of the
The recrystallization temperature varies depending on the filament diameter, the coil diameter, the residual stress in the working process, and the like of the filament. Generally, the recrystallization temperature of the incandescent lamp incorporated in the light heating device is from 1500 ° C. to above. It is in the range of 2300 ° C.
[0005]
In such an incandescent lamp 1, the
[0006]
[Patent Document 1]
Patent No. 2945661 [0007]
[Problems to be solved by the invention]
In an incandescent lamp incorporating a filament having such characteristics, the
[0008]
In order to prevent such a problem from occurring, the
In this case, since the
[0009]
The object of the present invention has been made based on the above-described circumstances, and the filament is repeatedly turned on and off by applying a tension to the filament in advance to offset the elongation at the time of temperature rise. Another object of the present invention is to provide an incandescent lamp in which the filament does not sag.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
The incandescent lamp according to claim 1, wherein a filament whose both ends are connected to an internal lead rod is disposed in an axial direction of the glass bulb in a glass bulb having a sealing portion formed at one end thereof. The filament is characterized in that the filament is stretched between the internal lead rods by applying tension to the filament at normal temperature in advance as an elongation corresponding to the elongation at the time of temperature rise.
[0011]
The incandescent lamp according to
[0012]
The incandescent lamp according to
[0013]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 shows an incandescent lamp according to the present invention. The incandescent lamp 1 is a horizontally lit lamp, and is stretched between
[0014]
The incandescent lamp 1 is turned on at a rated voltage of 120 V and 2000 W. The recrystallization temperature of the
[0015]
The base 6 has a structure in which a plurality of vertical grooves 6a and a plurality of horizontal grooves 6b intersect, and a portion not cut off by the grooves serves as a
[0016]
As a result, oxidation of the foil embedded in the sealing
[0017]
Further, the
Explaining the principle in detail, if the
[0018]
That is, when the
As a result, the tension previously applied to the
[0019]
The incandescent lamp 1 shown in FIG. 1 will be described using specific numerical values.
In the incandescent lamp 1 shown in FIG. 1, the separation distance between the
In other words, when the
[0020]
The tension of 0.14 N is obtained by calculation based on the separation distance between the
[0021]
FIG. 3 is a diagram showing a modified example of a filament when various filaments are used in a lamp having the same structure as the incandescent lamp shown in FIG.
Each of the figures shows a filament stretched over an inner lead rod having a separation distance of 30 mm, and FIG. 3 (column a) shows a filament length of 30 mm before being stretched between the internal lead rods. 3 shows a filament having a tension of 0 N, FIG. 3 (column B) shows a filament having a filament length of 28 mm and a tension of 0.05 N before being stretched between the inner lead rods, and FIG. 3 (column C) shows an inner lead. A filament having a length of 23 mm and a tension of 0.14 N before being stretched between the rods is shown. FIG. 3 (column d) shows a filament having a length of 20 mm and a tension of 0.32 N before being stretched between the inner lead rods. FIG.
Also, the state of the filament corresponding to the temperature of each filament is shown.
[0022]
Since the filament shown in FIG. 3 (column a) is not pre-tensioned, the lamp is turned on, the filament starts drooping from the time when the filament temperature rises and the filament temperature reaches 1000 ° C. At 1650 ° C., which is higher than the crystallization temperature, the filament droops greatly.
[0023]
The filament shown in FIG. 3 (column B) is pre-tensioned, but only at a recrystallization temperature of 1600 ° C., which is less than the tension at which the tension is canceled by the elongation of the filament. Therefore, the filament does not sag until the temperature of the filament reaches 1000 ° C. However, when the temperature exceeds 1500 ° C, the tension is canceled, and the amount of elongation of the filament increases.On the contrary, the elongation of the filament has no escape between the inner lead rods. Is in a state where the filament hangs.
[0024]
The filament shown in FIG. 3 (column c) is preliminarily subjected to a tension that is canceled by the elongation of the filament at 1600 ° C., which is the recrystallization temperature of the filament. It can be seen that the filament does not sag even at ℃, and the filament does not sag even at 1650 ° C which exceeds the recrystallization temperature of 1600 ° C.
[0025]
The filament shown in FIG. 3 (column d) has a tension higher than the tension at which the tension is canceled by the elongation of the filament at 1600 ° C., which is the recrystallization temperature of the filament, so that the filament has a temperature lower than the recrystallization temperature of 1000. The filament does not sag at ℃ or 1500 ° C, but when the temperature exceeds 1600 ° C, which is the recrystallization temperature, and reaches 1650 ° C, the filament has already had a low spring coefficient, and the filament is tensioned at this time. Therefore, the filament is pulled by the tension and does not drop during lighting, but drops when the voltage drops.
[0026]
That is, like the filament shown in FIG. 3 (column c), the tension applied in advance to the filament is a tension canceled by the elongation of the filament at 1600 ° C. which is the recrystallization temperature of the filament. Up to a recrystallization temperature of 1600 ° C., the filament is prevented from sagging by the tension, and in a temperature region exceeding the recrystallization temperature of 1600 ° C., the filament is in a state where tension is not applied. It does not sag even in the area and does not deform.
[0027]
【The invention's effect】
According to the incandescent lamp of the present invention, the filament stretched between the internal lead rods is stretched between the internal lead rods in advance by applying tension to the filament at normal temperature as an elongation corresponding to the elongation at the time of temperature rise. The filament does not sag during lighting.
[0028]
Since the base fixed to the sealing part has a heat radiation mechanism, it can cool the sealing part of the incandescent lamp and also cool the supporter with one end buried in the sealing part. It is possible to suppress the thermal deformation of the base on the stop portion side and prevent the filament from being deformed by the deformation of the supporter.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of an incandescent lamp of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory view of a filament of the incandescent lamp of the present invention.
FIG. 3 is a diagram showing a state of deformation of a filament due to tension and temperature applied to the filament.
FIG. 4 is an explanatory diagram of a conventional incandescent lamp.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (3)
前記フィラメントは、昇温時の伸び量に相当する伸び量として、予め常温時のフィラメントに張力をかけて前記内部リード棒間に張り渡されていることを特徴とする白熱ランプ。In an incandescent lamp in which a filament whose both ends are connected to an internal lead rod is arranged in the axial direction of the glass bulb in a glass bulb having a sealing portion formed at one end,
The incandescent lamp is characterized in that the filament is stretched between the internal lead rods by applying a tension to the filament at normal temperature in advance as an elongation corresponding to an elongation at the time of temperature rise.
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