JP2004272664A - チャット優先順位決定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、チャットへ参加する会員の優先順位を決定するチャット優先順位決定方法に関し、チャット主催者の精神的な負担を軽減して有意義なチャットの開催を実現することを目的とする。
【解決手段】チャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集するステップと、会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出するステップと、算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定するステップとを有するチャット優先順次決定方法である。
【選択図】 図1
【解決手段】チャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集するステップと、会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出するステップと、算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定するステップとを有するチャット優先順次決定方法である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャットへ参加する会員の優先順位を決定するチャット優先順位決定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、有名人と会員とチャットすることを売り文句にしたサイトが出現している。チャットを希望する会員が殺到した場合、受付順あるいは抽選でチャットに参加する会員を決めていた。
【0003】
また、求職者の個別情報と求人企業をマッチングして優先順位を決めて紹介などすることが行われている(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−288325号公報の〔0009〕、〔0010〕など参照。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した前者の有名人が受付順あるいは抽選で決めた会員とチャットした場合、趣味や嗜好があわず、非常に精神的な負担が大きくなってしまうなどの問題があった。
【0006】
また、上述した後者では、求職者の個人情報と求人企業をマッチングするのみで、求職者が以前の求職企業などに面接などしたときの評価が反映されないという問題があった。
【0007】
本発明は、これらの問題を解決するため、チャットへ参加希望した会員について、チャット主催者と会員との相性と以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価を加味し、相性だけでなく話術も反映して参加者を決め、チャット主催者の精神的な負担を軽減して有意義なチャットの開催を実現することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
図1において、端末1は、会員や有名人などが操作してサーバ2に接続し、会員登録したり、チャットを主催したり、チャットに参加したりなどする端末(例えばパソコン)である。
【0010】
サーバ2は、複数の端末1と接続し、会員登録を受付けたり、チャットを開催したりなどするものであって、ここでは、登録手段21、評価手段22などから構成されるものである。
【0011】
登録手段21は、会員の氏名、会員の趣味、性格などを登録するものである。評価手段22は、会員とチャット主催者との相性を評価したり、会員のチャット参加時の話術を評価したりなどするものである。
【0012】
次に、動作を説明する。
サーバ2を構成する登録手段21がチャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集し、評価手段22が会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出し、算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定するようにしている。
【0013】
この際、会員の以前にチャットに参加したときの評価点は、チャット主催者との話術に関する評価点とするようにしている。
【0014】
また、相性に関する情報として、趣味に関する1つあるいは複数の情報、料理に関する1つあるいは複数の情報のうちの1つ以上であるようにしている。
【0015】
従って、チャットへ参加希望した会員について、チャット主催者と会員との相性と以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価を加味し、相性だけでなく話術も反映して参加者を決めることにより、チャット主催者(例えば有名人)の精神的な負担を軽減して有意義なチャットの開催を実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図9を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、端末1は、会員11、管理者12、有名人13などが操作してサーバ2に接続し、会員登録したり、チャットを主催したり、チャットに参加したりなどする端末(例えばパソコン)である。
【0018】
サーバ2は、複数の端末1と接続し、会員登録を受付けたり、チャットを開催したりなどするものであって、ここでは、登録手段21、評価手段22、通知手段23、チャット手段24などから構成されるものである。
【0019】
登録手段21は、会員の氏名、会員の趣味、性格などを登録するものである。評価手段22は、会員とチャット主催者との相性を評価したり、会員のチャット参加時の話術を評価したりなどするものである。
【0020】
通知手段23は、チャット参加者にその旨などを通知するものである。
チャット手段24は、チャットを開設してチャットに関する制御を行うものである。
【0021】
会員情報ファイル3は、会員に関する情報を登録するものである(図3参照)。
【0022】
イベント情報ファイル4は、開催するチャットのイベントに関する情報を登録するものである(図4参照)。
【0023】
待ち行列ファイル5は、チャットに参加希望した会員に関する情報を登録するものである(図5参照)。
【0024】
次に、図2のフローチャートの順番に従い、図1の構成もとで会員登録、イベント作成、イベント応募登録について説明する。
【0025】
図2において、S1は、会員登録する。これは、図1の会員11が端末1を操作し、サーバ2のホームページをダウンロードしてメニューを表示させ、メニューから会員登録を選択して会員登録画面を表示させ、当該会員登録画面上から会員氏名、趣味(例えば読書、スポーツ、音楽など)、料理(和食、中華、洋食など)、電子メールアドレス、パスワードなどを入力して登録ボタンを押下し、サーバ2の会員情報ファイル3、例えば図3の会員情報ファイル3に示すように登録する。
【0026】
S2は、イベント作成する。これは、図1の管理者12が端末1を操作し、管理者用のIDおよびパスワードをもとにサーバ2のイベント情報ファイル4にイベントを作成して登録、例えば図4に示すように、イベント名に対応づけてチャット主催者である有名人、趣味(読書、音楽)、料理(中華)、開催日時などを登録する。
【0027】
S3は、イベント応募登録する。これは、図1の会員11が端末1を操作し、サーバ2のホームページをダウンロードしてメニューを表示させ、メニューからチャットのイベントの応募欄に会員IDを入力して応募登録ボタンを押下し、サーバ2の待ち行列ファイル5、例えば図5の(b)の待ち行列ファイル5に示すように、会員名、受付時間などを登録する。
【0028】
以上によって、会員登録、チャットのイベント作成、およびイベント応募の会員登録し、後述する図3の会員情報ファイル3、図4のイベント情報ファイル4、および図5の(b)の待ち行列ファイル5を作成し、チャットの開催の準備ができたこととなる。
【0029】
図3は、本発明の会員情報ファイル例を示す。会員情報ファイル3は、会員に関する情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
【0030】
・会員名:
・会員ID:
・趣味(読書、スポーツ、音楽など):
・得点(会員の以前のチャット参加時に、チャット主催者が評価した得点):
・料理(和食、洋食,中華など):
・得点(会員の以前にチャット参加時に、チャット主催者が評価した得点):
・全体評価:
・パスワード:
・電子メールアドレス:
・その他:
ここで、会員名、会員IDは会員の氏名、IDである。趣味は会員の趣味であって、読書、スポーツ、音楽などの1つあるいは複数の趣味を登録する。得点(趣味)は会員が以前のチャット参加時に、チャット主催者(有名人)が評価した当該会員の趣味の話術に関する得点である。料理は会員の好きな料理であって、和食、洋食、和食などの1つあるいは2つ以上を登録する。得点(料理)は会員が以前のチャット参加時に、チャット主催者(有名人)が評価した当該会員の料理に関する話術などの得点である。全体評価は会員が以前のチャット参加時に、チャット主催者(有名人)が評価した当該会員の全体の評価の得点である。パスワード、電子メールアドレスは会員のパスワード、連絡先の電子メールアドレスである。
【0031】
以上のように会員情報ファイル3に登録して管理することにより、チャット主催者(有名人)との間の相性(趣味、料理などの一致した得点)を評価したり、以前のチャット参加時にチャット主催者が評価した得点(趣味、料理、全体)を取り出したりし、チャット主催者(有名人)に対する会員の得点をそれぞれ算出することが可能となる。
【0032】
図4は、本発明のイベント情報ファイル例を示す。イベント情報ファイル4は、チャットのイベントに関する情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録する。
【0033】
・イベント名:
・有名人(チャット主催者):
・趣味(有名人の趣味であって、読書、音楽、スポーツなど):
・数(趣味の最大の数):
・料理(有名人の好きな料理であって、和食、洋食、中華):
・数(料理の最大の数):
・URL(チャットのURL):
・開催日時:
・その他:
ここで、イベント名はチャットのイベント名である。有名人はチャット主催者であって、チャットに参加する有名人である。趣味は有名人の趣味(読書、音楽、スポーツなど)である。数(趣味)は趣味の最大数である。料理は有名人の好きな料理である。数(料理)は料理の最大の数である。URLはチャットのアドレスである。開催日時はチャットを開催する日時である。
【0034】
図5は、本発明の待ち行列ファイル例を示す。図5の(a)は前回の待ち行列ファイル5の例を示し、図5の(b)は今回の待ち行列ファイル5の例を示す。ここで、待ち行列ファイル5は、チャットに応募登録した会員を受付けた情報であって、図示の下記の情報を登録したものである。
【0035】
・会員名:
・受付時間:
・得点:
・その他:
ここで、会員名、受付時間は会員が図示のイベントに参加希望として登録した会員名、受付時間である。得点は、後述する図6のフローチャートに従い算出した会員の得点である。得点が高い順にソートしてチャット参加の優先順位を決定し、該当会員に電子メールでチャット参加の優先順位などを通知する。
【0036】
図6は、本発明の動作説明フローチャート(評価点算出)を示す。
図6において、S11は、待ち行列ファイル5から会員を1人取り出す。これは、例えば既述した図5の(b)の今回の待ち行列ファイル5の先頭から1人の会員Aを取り出す。
【0037】
S12は、カテゴリを1つ取り出す。
S13は、評価得点があるか判別する。これらS11、S12、S13は、例えば図5の(b)の今回の待ち行列ファイル5の先頭から会員Aを取り出し(S11)、当該会員Aについて、既述した図3の会員情報ファイル3から当該会員Aのカテゴリの1つである「趣味」を取り出し(S12)、取り出した「趣味」の得点の欄に得点が登録されているか判別する。YESの場合には、S14で評価得点を得点に加算、例えば図3の会員Aの趣味の得点欄に「4」と登録されている場合には、S14で当該登録されていた評価得点「4」を得点に加算し、S16に進む。一方、NOの場合には、趣味の得点の欄に登録されていなかったので、S15で会員と有名人の相性を計算し、得点に加算、例えば図3の会員Aの趣味の得点に登録されていないと仮定した場合、当該会員Aの趣味として「読書、スポーツ」があり、有名人の趣味として図4のイベント情報ファイル4の今回のイベント(ロ)の当該有名人Yの趣味から「読書、音楽」を取り出し、両者の一致する数を得点(ここでは、「読書」の1つの1点)を算出し、得点に加算し、S16に進む。
【0038】
S16は、カテゴリが終りか判別する。これは、既述した図3の会員情報ファイル3のカテゴリである「趣味」、「料理」についてS12からS15の処理を終了したか判別する。YESの場合には、S17に進む。NOの場合には、次のカテゴリについてS12以降を繰り返す。
【0039】
S17は、全体評価を得点に加算する。これは、例えば図3の会員情報ファイル3の会員Aについて、全体評価の欄に登録されている評価点を得点に加算し、図5の(b)の待ち行列ファイル5の該当会員の得点の欄に登録する。
【0040】
S18は、会員が終了か判別する。これは、例えば図5の(b)の待ち行列ファイル5に登録されているチャット希望者の全ての会員について、S11からS17の得点計算が終了したか判別する。YESの場合には、S19に進む。NOの場合には、次の会員についてS11からS17を実行し、当該会員の得点を計算し、図5の(b)の待ち行列ファイル5に登録する。
【0041】
S19は、待ち行列ファイル5を得点の降順にソートする。
S20は、待ち行列ファイル5の先頭にきた会員に対して、チャット権獲得メールを送信する。例えば図7のチャット権獲得メールを得点の最大(あるいは最大から所定人数)の会員に送信する。
【0042】
以上によって、図5の(b)の今回の待ち行列ファイル5に登録されているチャット参加希望した会員について、図3の会員情報ファイル3を参照し、カテゴリ毎に評価点を算出して得点に足し込み、更に、当該会員の全体評価を足し込み、これら足し込んだ後の得点を図5の(b)の待ち行列ファイル5の該当会員の得点の欄に登録し、当該得点で降順にソートし、先頭から所定人数の会員にチャット権獲得メール(図7)を送信し、有名人と以前の話術の評価点の高いおよび相性の良い会員に優先的にチャット権獲得メールを通知することが可能となる。
【0043】
図7は、本発明のチャット権獲得メール例を示す。これは、既述した図6のS20で得点の高いに会員にチャット権を獲得できた旨を通知する電子メールの例であって、図示の下記の情報を送信する。
【0044】
・Aさんへ
・今回×さんとのチャットに指定されました。
【0045】
・×月×日×時×分から10分間のチャットにご参加下さい。
・URL:×××× ○○事務局
以上の電子メールを受信した会員Aは、通知を受けた×月×日×時×分に通知を受けたURL:××××にアクセスし、会員ID,パスワードを入力し、チャットに入って有名人と直接にテキストデータなどでチャット(質問、回答の繰り返して会話)することが可能となる。
【0046】
図8は、本発明の動作説明フローチャート(評価)を示す。
図8において、S21は、開催日時にチャット開設する。管理者が開催日時にチャットを開設する。
【0047】
S22は、指定されたURLでチャット参加する。これは、指定されたURLにアクセスして表示された画面から会員Aが自分の会員ID,パスワードを入力してチャット参加ボタンを押下してチャットに参加を入力する。
【0048】
S23は、チャット指定者のIDとパスワード一致か判別する。ここでは、会員A、パスワードがチャット指定者と一致するのでYESとなり、S24に進む。NOの場合には、終了する。
【0049】
S24は、チャット画面を表示する。
S25は、チャット情報を受信する。
【0050】
S26は、発信者を識別する。
S27は、発信者識別記号、チャット情報を表示する。これらS25からS27は、S24でチャット主催者(有名人)の端末1の画面およびチャット参加者である会員Aの端末1の画面にそれぞれチャット画面が表示されているので、有名人あるいは会員Aが画面上で会話内容を入力すると、全てのチャット画面上に同じように表示することを繰り返し、有名人と会員Aとがテキストデータなどによる会話を進行する。
【0051】
S28は、会話が終りか判別する。これは、所定時間経過、あるいは有名人、会員、管理者がチャットによる会話を終了するボタンを押下したか判別する。YESの場合には、S29でチャットを閉設し、S30に進む。NOの場合には、S25に戻り繰り返す。
【0052】
S30は、評価画面を表示する。
S31は、選択する。
【0053】
S32は、評価テーブル6をもとに評価点を算出する。
S33は、全体の評価を加算する。
【0054】
S34は、会員情報ファイル3に登録する。これらS30からS34は、例えば後述する図9の評価テーブルと同じイメージの画面を表示し、有名人が当該評価テーブル6の
・カテゴリの「趣味」の話術の評価が「非常におもしろかった」場合には右端の選択欄の最上部を選択
・同様に、カテゴリの「料理」の話術の評価が「おもしろかった」場合には右端の選択欄の第2番目を選択
・更に、話術についての全体評価が「よかった」場合には右端の選択欄の第2番目を選択
し(S31)、評価点として、
・趣味の種類の数(図4のイベント情報ファイル4の有名人Yの趣味の数4)の4点
・料理の種類の数(図4のイベント情報ファイル4の有名人Yの料理の数3)の半分の1.5を切り上げた2点
・全体評価は「よかった」の2点
とそれぞれ算出し(S32、S33)、図3の会員情報ファイル3にそれぞれ登録、即ち、
会員A 得点(趣味):4 得点(料理):2 全体評価:2
とそれぞれ登録する。
【0055】
以上によって、有名人が会員とチャットを行い、終了後に当該会員のカテゴリの「趣味」、「料理」、および「全体評価」についてチャット時の話術の評価をそれぞれ行い、その得点を算出して会員情報ファイル3に得点として登録することが可能となる。そして、以降のチャット権獲得の優先順位決定の際の得点算出時に、既述した図6のS13のYESとなり、S14で以前のチャット時の得点(評価得点)を加算することで以前のチャット時の有名人の話術の評価を反映させることが可能となる。
【0056】
図9は、本発明の評価テーブル例を示す。図示の評価テーブル6は、チャット後に有名人(チャット主催者)がチャットした会員の話術の評価を行うためのものであり、当該評価テーブル6を表示した画面で趣味、料理、更に、全体評価について右端の選択欄中から該当するもののラジオボタンを押下して選択することにより、既述した図8のS30からS34によって自動的に趣味、料理、全体評価の得点を算出し、図3の会員情報ファイル4の該当する会員の趣味の得点、料理の得点、全体評価の欄に登録することが可能となる。
【0057】
(付記1)
チャットへ参加する会員の優先順位を決定するチャット優先順位決定方法において、
チャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集するステップと、
前記会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出するステップと、
前記算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定するステップと
を有するチャット優先順次決定方法。
【0058】
(付記2)
前記会員の以前にチャットに参加したときの評価点は、チャット主催者との話術に関する評価点であることを特徴とする付記1記載のチャット優先順位決定方法。
【0059】
(付記3)
前記相性に関する情報として、趣味に関する1つあるいは複数の情報、料理に関する1つあるいは複数の情報のうちの1つ以上であることを特徴とする付記1記載のチャット優先順位決定方法。
【0060】
(付記4)
チャットへ参加する会員の優先順位を決定するチャット優先順位決定装置において、
チャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集する手段と、
前記会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出する手段と、
前記算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定する手段と
を備えたことを特徴とするチャット優先順次決定装置。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、チャットへ参加希望した会員について、チャット主催者と会員との相性と以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価を加味し、相性だけでなく話術も反映して参加者を決める構成を採用しているため、チャット主催者(例えば有名人)の精神的な負担を軽減して有意義なチャットの開催を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(登録)である。
【図3】本発明の会員情報ファイル例である。
【図4】本発明のイベント情報ファイル例である。
【図5】本発明の待ち行列ファイル例である。
【図6】本発明の動作説明フローチャート(評価点算出)である。
【図7】本発明のチャット権獲得メール例である。
【図8】本発明の動作説明フローチャート(評価)である。
【図9】本発明の評価テーブル例である。
【符号の説明】
1:端末
11:会員
12:管理者
13:有名人(チャット主催者)
2:サーバ
21:登録手段
22:評価手段
23:通知手段
24:チャット手段
3:会員情報ファイル
4:イベント情報ファイル
5:待ち行列ファイル
6:評価テーブル
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャットへ参加する会員の優先順位を決定するチャット優先順位決定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、有名人と会員とチャットすることを売り文句にしたサイトが出現している。チャットを希望する会員が殺到した場合、受付順あるいは抽選でチャットに参加する会員を決めていた。
【0003】
また、求職者の個別情報と求人企業をマッチングして優先順位を決めて紹介などすることが行われている(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−288325号公報の〔0009〕、〔0010〕など参照。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述した前者の有名人が受付順あるいは抽選で決めた会員とチャットした場合、趣味や嗜好があわず、非常に精神的な負担が大きくなってしまうなどの問題があった。
【0006】
また、上述した後者では、求職者の個人情報と求人企業をマッチングするのみで、求職者が以前の求職企業などに面接などしたときの評価が反映されないという問題があった。
【0007】
本発明は、これらの問題を解決するため、チャットへ参加希望した会員について、チャット主催者と会員との相性と以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価を加味し、相性だけでなく話術も反映して参加者を決め、チャット主催者の精神的な負担を軽減して有意義なチャットの開催を実現することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1を参照して課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
図1において、端末1は、会員や有名人などが操作してサーバ2に接続し、会員登録したり、チャットを主催したり、チャットに参加したりなどする端末(例えばパソコン)である。
【0010】
サーバ2は、複数の端末1と接続し、会員登録を受付けたり、チャットを開催したりなどするものであって、ここでは、登録手段21、評価手段22などから構成されるものである。
【0011】
登録手段21は、会員の氏名、会員の趣味、性格などを登録するものである。評価手段22は、会員とチャット主催者との相性を評価したり、会員のチャット参加時の話術を評価したりなどするものである。
【0012】
次に、動作を説明する。
サーバ2を構成する登録手段21がチャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集し、評価手段22が会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出し、算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定するようにしている。
【0013】
この際、会員の以前にチャットに参加したときの評価点は、チャット主催者との話術に関する評価点とするようにしている。
【0014】
また、相性に関する情報として、趣味に関する1つあるいは複数の情報、料理に関する1つあるいは複数の情報のうちの1つ以上であるようにしている。
【0015】
従って、チャットへ参加希望した会員について、チャット主催者と会員との相性と以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価を加味し、相性だけでなく話術も反映して参加者を決めることにより、チャット主催者(例えば有名人)の精神的な負担を軽減して有意義なチャットの開催を実現することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】
次に、図1から図9を用いて本発明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明のシステム構成図を示す。
図1において、端末1は、会員11、管理者12、有名人13などが操作してサーバ2に接続し、会員登録したり、チャットを主催したり、チャットに参加したりなどする端末(例えばパソコン)である。
【0018】
サーバ2は、複数の端末1と接続し、会員登録を受付けたり、チャットを開催したりなどするものであって、ここでは、登録手段21、評価手段22、通知手段23、チャット手段24などから構成されるものである。
【0019】
登録手段21は、会員の氏名、会員の趣味、性格などを登録するものである。評価手段22は、会員とチャット主催者との相性を評価したり、会員のチャット参加時の話術を評価したりなどするものである。
【0020】
通知手段23は、チャット参加者にその旨などを通知するものである。
チャット手段24は、チャットを開設してチャットに関する制御を行うものである。
【0021】
会員情報ファイル3は、会員に関する情報を登録するものである(図3参照)。
【0022】
イベント情報ファイル4は、開催するチャットのイベントに関する情報を登録するものである(図4参照)。
【0023】
待ち行列ファイル5は、チャットに参加希望した会員に関する情報を登録するものである(図5参照)。
【0024】
次に、図2のフローチャートの順番に従い、図1の構成もとで会員登録、イベント作成、イベント応募登録について説明する。
【0025】
図2において、S1は、会員登録する。これは、図1の会員11が端末1を操作し、サーバ2のホームページをダウンロードしてメニューを表示させ、メニューから会員登録を選択して会員登録画面を表示させ、当該会員登録画面上から会員氏名、趣味(例えば読書、スポーツ、音楽など)、料理(和食、中華、洋食など)、電子メールアドレス、パスワードなどを入力して登録ボタンを押下し、サーバ2の会員情報ファイル3、例えば図3の会員情報ファイル3に示すように登録する。
【0026】
S2は、イベント作成する。これは、図1の管理者12が端末1を操作し、管理者用のIDおよびパスワードをもとにサーバ2のイベント情報ファイル4にイベントを作成して登録、例えば図4に示すように、イベント名に対応づけてチャット主催者である有名人、趣味(読書、音楽)、料理(中華)、開催日時などを登録する。
【0027】
S3は、イベント応募登録する。これは、図1の会員11が端末1を操作し、サーバ2のホームページをダウンロードしてメニューを表示させ、メニューからチャットのイベントの応募欄に会員IDを入力して応募登録ボタンを押下し、サーバ2の待ち行列ファイル5、例えば図5の(b)の待ち行列ファイル5に示すように、会員名、受付時間などを登録する。
【0028】
以上によって、会員登録、チャットのイベント作成、およびイベント応募の会員登録し、後述する図3の会員情報ファイル3、図4のイベント情報ファイル4、および図5の(b)の待ち行列ファイル5を作成し、チャットの開催の準備ができたこととなる。
【0029】
図3は、本発明の会員情報ファイル例を示す。会員情報ファイル3は、会員に関する情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録したものである。
【0030】
・会員名:
・会員ID:
・趣味(読書、スポーツ、音楽など):
・得点(会員の以前のチャット参加時に、チャット主催者が評価した得点):
・料理(和食、洋食,中華など):
・得点(会員の以前にチャット参加時に、チャット主催者が評価した得点):
・全体評価:
・パスワード:
・電子メールアドレス:
・その他:
ここで、会員名、会員IDは会員の氏名、IDである。趣味は会員の趣味であって、読書、スポーツ、音楽などの1つあるいは複数の趣味を登録する。得点(趣味)は会員が以前のチャット参加時に、チャット主催者(有名人)が評価した当該会員の趣味の話術に関する得点である。料理は会員の好きな料理であって、和食、洋食、和食などの1つあるいは2つ以上を登録する。得点(料理)は会員が以前のチャット参加時に、チャット主催者(有名人)が評価した当該会員の料理に関する話術などの得点である。全体評価は会員が以前のチャット参加時に、チャット主催者(有名人)が評価した当該会員の全体の評価の得点である。パスワード、電子メールアドレスは会員のパスワード、連絡先の電子メールアドレスである。
【0031】
以上のように会員情報ファイル3に登録して管理することにより、チャット主催者(有名人)との間の相性(趣味、料理などの一致した得点)を評価したり、以前のチャット参加時にチャット主催者が評価した得点(趣味、料理、全体)を取り出したりし、チャット主催者(有名人)に対する会員の得点をそれぞれ算出することが可能となる。
【0032】
図4は、本発明のイベント情報ファイル例を示す。イベント情報ファイル4は、チャットのイベントに関する情報を登録したものであって、ここでは、図示の下記の情報を対応づけて登録する。
【0033】
・イベント名:
・有名人(チャット主催者):
・趣味(有名人の趣味であって、読書、音楽、スポーツなど):
・数(趣味の最大の数):
・料理(有名人の好きな料理であって、和食、洋食、中華):
・数(料理の最大の数):
・URL(チャットのURL):
・開催日時:
・その他:
ここで、イベント名はチャットのイベント名である。有名人はチャット主催者であって、チャットに参加する有名人である。趣味は有名人の趣味(読書、音楽、スポーツなど)である。数(趣味)は趣味の最大数である。料理は有名人の好きな料理である。数(料理)は料理の最大の数である。URLはチャットのアドレスである。開催日時はチャットを開催する日時である。
【0034】
図5は、本発明の待ち行列ファイル例を示す。図5の(a)は前回の待ち行列ファイル5の例を示し、図5の(b)は今回の待ち行列ファイル5の例を示す。ここで、待ち行列ファイル5は、チャットに応募登録した会員を受付けた情報であって、図示の下記の情報を登録したものである。
【0035】
・会員名:
・受付時間:
・得点:
・その他:
ここで、会員名、受付時間は会員が図示のイベントに参加希望として登録した会員名、受付時間である。得点は、後述する図6のフローチャートに従い算出した会員の得点である。得点が高い順にソートしてチャット参加の優先順位を決定し、該当会員に電子メールでチャット参加の優先順位などを通知する。
【0036】
図6は、本発明の動作説明フローチャート(評価点算出)を示す。
図6において、S11は、待ち行列ファイル5から会員を1人取り出す。これは、例えば既述した図5の(b)の今回の待ち行列ファイル5の先頭から1人の会員Aを取り出す。
【0037】
S12は、カテゴリを1つ取り出す。
S13は、評価得点があるか判別する。これらS11、S12、S13は、例えば図5の(b)の今回の待ち行列ファイル5の先頭から会員Aを取り出し(S11)、当該会員Aについて、既述した図3の会員情報ファイル3から当該会員Aのカテゴリの1つである「趣味」を取り出し(S12)、取り出した「趣味」の得点の欄に得点が登録されているか判別する。YESの場合には、S14で評価得点を得点に加算、例えば図3の会員Aの趣味の得点欄に「4」と登録されている場合には、S14で当該登録されていた評価得点「4」を得点に加算し、S16に進む。一方、NOの場合には、趣味の得点の欄に登録されていなかったので、S15で会員と有名人の相性を計算し、得点に加算、例えば図3の会員Aの趣味の得点に登録されていないと仮定した場合、当該会員Aの趣味として「読書、スポーツ」があり、有名人の趣味として図4のイベント情報ファイル4の今回のイベント(ロ)の当該有名人Yの趣味から「読書、音楽」を取り出し、両者の一致する数を得点(ここでは、「読書」の1つの1点)を算出し、得点に加算し、S16に進む。
【0038】
S16は、カテゴリが終りか判別する。これは、既述した図3の会員情報ファイル3のカテゴリである「趣味」、「料理」についてS12からS15の処理を終了したか判別する。YESの場合には、S17に進む。NOの場合には、次のカテゴリについてS12以降を繰り返す。
【0039】
S17は、全体評価を得点に加算する。これは、例えば図3の会員情報ファイル3の会員Aについて、全体評価の欄に登録されている評価点を得点に加算し、図5の(b)の待ち行列ファイル5の該当会員の得点の欄に登録する。
【0040】
S18は、会員が終了か判別する。これは、例えば図5の(b)の待ち行列ファイル5に登録されているチャット希望者の全ての会員について、S11からS17の得点計算が終了したか判別する。YESの場合には、S19に進む。NOの場合には、次の会員についてS11からS17を実行し、当該会員の得点を計算し、図5の(b)の待ち行列ファイル5に登録する。
【0041】
S19は、待ち行列ファイル5を得点の降順にソートする。
S20は、待ち行列ファイル5の先頭にきた会員に対して、チャット権獲得メールを送信する。例えば図7のチャット権獲得メールを得点の最大(あるいは最大から所定人数)の会員に送信する。
【0042】
以上によって、図5の(b)の今回の待ち行列ファイル5に登録されているチャット参加希望した会員について、図3の会員情報ファイル3を参照し、カテゴリ毎に評価点を算出して得点に足し込み、更に、当該会員の全体評価を足し込み、これら足し込んだ後の得点を図5の(b)の待ち行列ファイル5の該当会員の得点の欄に登録し、当該得点で降順にソートし、先頭から所定人数の会員にチャット権獲得メール(図7)を送信し、有名人と以前の話術の評価点の高いおよび相性の良い会員に優先的にチャット権獲得メールを通知することが可能となる。
【0043】
図7は、本発明のチャット権獲得メール例を示す。これは、既述した図6のS20で得点の高いに会員にチャット権を獲得できた旨を通知する電子メールの例であって、図示の下記の情報を送信する。
【0044】
・Aさんへ
・今回×さんとのチャットに指定されました。
【0045】
・×月×日×時×分から10分間のチャットにご参加下さい。
・URL:×××× ○○事務局
以上の電子メールを受信した会員Aは、通知を受けた×月×日×時×分に通知を受けたURL:××××にアクセスし、会員ID,パスワードを入力し、チャットに入って有名人と直接にテキストデータなどでチャット(質問、回答の繰り返して会話)することが可能となる。
【0046】
図8は、本発明の動作説明フローチャート(評価)を示す。
図8において、S21は、開催日時にチャット開設する。管理者が開催日時にチャットを開設する。
【0047】
S22は、指定されたURLでチャット参加する。これは、指定されたURLにアクセスして表示された画面から会員Aが自分の会員ID,パスワードを入力してチャット参加ボタンを押下してチャットに参加を入力する。
【0048】
S23は、チャット指定者のIDとパスワード一致か判別する。ここでは、会員A、パスワードがチャット指定者と一致するのでYESとなり、S24に進む。NOの場合には、終了する。
【0049】
S24は、チャット画面を表示する。
S25は、チャット情報を受信する。
【0050】
S26は、発信者を識別する。
S27は、発信者識別記号、チャット情報を表示する。これらS25からS27は、S24でチャット主催者(有名人)の端末1の画面およびチャット参加者である会員Aの端末1の画面にそれぞれチャット画面が表示されているので、有名人あるいは会員Aが画面上で会話内容を入力すると、全てのチャット画面上に同じように表示することを繰り返し、有名人と会員Aとがテキストデータなどによる会話を進行する。
【0051】
S28は、会話が終りか判別する。これは、所定時間経過、あるいは有名人、会員、管理者がチャットによる会話を終了するボタンを押下したか判別する。YESの場合には、S29でチャットを閉設し、S30に進む。NOの場合には、S25に戻り繰り返す。
【0052】
S30は、評価画面を表示する。
S31は、選択する。
【0053】
S32は、評価テーブル6をもとに評価点を算出する。
S33は、全体の評価を加算する。
【0054】
S34は、会員情報ファイル3に登録する。これらS30からS34は、例えば後述する図9の評価テーブルと同じイメージの画面を表示し、有名人が当該評価テーブル6の
・カテゴリの「趣味」の話術の評価が「非常におもしろかった」場合には右端の選択欄の最上部を選択
・同様に、カテゴリの「料理」の話術の評価が「おもしろかった」場合には右端の選択欄の第2番目を選択
・更に、話術についての全体評価が「よかった」場合には右端の選択欄の第2番目を選択
し(S31)、評価点として、
・趣味の種類の数(図4のイベント情報ファイル4の有名人Yの趣味の数4)の4点
・料理の種類の数(図4のイベント情報ファイル4の有名人Yの料理の数3)の半分の1.5を切り上げた2点
・全体評価は「よかった」の2点
とそれぞれ算出し(S32、S33)、図3の会員情報ファイル3にそれぞれ登録、即ち、
会員A 得点(趣味):4 得点(料理):2 全体評価:2
とそれぞれ登録する。
【0055】
以上によって、有名人が会員とチャットを行い、終了後に当該会員のカテゴリの「趣味」、「料理」、および「全体評価」についてチャット時の話術の評価をそれぞれ行い、その得点を算出して会員情報ファイル3に得点として登録することが可能となる。そして、以降のチャット権獲得の優先順位決定の際の得点算出時に、既述した図6のS13のYESとなり、S14で以前のチャット時の得点(評価得点)を加算することで以前のチャット時の有名人の話術の評価を反映させることが可能となる。
【0056】
図9は、本発明の評価テーブル例を示す。図示の評価テーブル6は、チャット後に有名人(チャット主催者)がチャットした会員の話術の評価を行うためのものであり、当該評価テーブル6を表示した画面で趣味、料理、更に、全体評価について右端の選択欄中から該当するもののラジオボタンを押下して選択することにより、既述した図8のS30からS34によって自動的に趣味、料理、全体評価の得点を算出し、図3の会員情報ファイル4の該当する会員の趣味の得点、料理の得点、全体評価の欄に登録することが可能となる。
【0057】
(付記1)
チャットへ参加する会員の優先順位を決定するチャット優先順位決定方法において、
チャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集するステップと、
前記会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出するステップと、
前記算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定するステップと
を有するチャット優先順次決定方法。
【0058】
(付記2)
前記会員の以前にチャットに参加したときの評価点は、チャット主催者との話術に関する評価点であることを特徴とする付記1記載のチャット優先順位決定方法。
【0059】
(付記3)
前記相性に関する情報として、趣味に関する1つあるいは複数の情報、料理に関する1つあるいは複数の情報のうちの1つ以上であることを特徴とする付記1記載のチャット優先順位決定方法。
【0060】
(付記4)
チャットへ参加する会員の優先順位を決定するチャット優先順位決定装置において、
チャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集する手段と、
前記会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出する手段と、
前記算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定する手段と
を備えたことを特徴とするチャット優先順次決定装置。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、チャットへ参加希望した会員について、チャット主催者と会員との相性と以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価を加味し、相性だけでなく話術も反映して参加者を決める構成を採用しているため、チャット主催者(例えば有名人)の精神的な負担を軽減して有意義なチャットの開催を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成図である。
【図2】本発明の動作説明フローチャート(登録)である。
【図3】本発明の会員情報ファイル例である。
【図4】本発明のイベント情報ファイル例である。
【図5】本発明の待ち行列ファイル例である。
【図6】本発明の動作説明フローチャート(評価点算出)である。
【図7】本発明のチャット権獲得メール例である。
【図8】本発明の動作説明フローチャート(評価)である。
【図9】本発明の評価テーブル例である。
【符号の説明】
1:端末
11:会員
12:管理者
13:有名人(チャット主催者)
2:サーバ
21:登録手段
22:評価手段
23:通知手段
24:チャット手段
3:会員情報ファイル
4:イベント情報ファイル
5:待ち行列ファイル
6:評価テーブル
Claims (3)
- チャットへ参加する会員の優先順位を決定するチャット優先順位決定方法において、
チャットへ参加希望する会員の相性に関する情報を収集するステップと、
前記会員の以前にチャットに参加したときのチャット主催者の評価点が登録されていれば当該評価点と、当該会員の収集した相性に関する情報とチャット主催者の相性に関する情報とから算出した評価点とをもとに会員の評価点をそれぞれ算出するステップと、
前記算出したそれぞれの会員の評価点をソートしてチャット優先順位を決定するステップと
を有するチャット優先順次決定方法。 - 前記会員の以前にチャットに参加したときの評価点は、チャット主催者との話術に関する評価点であることを特徴とする請求項1記載のチャット優先順位決定方法。
- 前記相性に関する情報として、趣味に関する1つあるいは複数の情報、料理に関する1つあるいは複数の情報のうちの1つ以上であることを特徴とする請求項1記載のチャット優先順位決定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003063505A JP2004272664A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | チャット優先順位決定方法 |
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Cited By (2)
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JP2014078182A (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-01 | Mixi Inc | 場の特徴量に応じた、イベントとユーザとの親和度算定プログラム、及び親和度反映型ユーザレコメンド装置並びに親和度反映型フィード配信装置並びにフィード表示制御装置 |
JP2017517904A (ja) * | 2014-05-30 | 2017-06-29 | テンセント・テクノロジー・(シェンジェン)・カンパニー・リミテッド | ビデオベースの対話方法、端末、サーバ、およびシステム |
-
2003
- 2003-03-10 JP JP2003063505A patent/JP2004272664A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US10200763B2 (en) | 2014-05-30 | 2019-02-05 | Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited | Video-based interaction method, terminal, server and system |
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