JP2004272586A - 販売システムの決済方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】商品購入者による販売機会を増やすことの可能な販売システムの決済方法を提供する。
【解決手段】代金の決済に関して複数の選択肢が用意されており、商品購入者は情報通信端末1から所望の選択肢を決済管理装置2に連絡する。決済管理装置2では連絡を受けた選択肢に基づいて決済処理を行う。
【選択図】 図2
【解決手段】代金の決済に関して複数の選択肢が用意されており、商品購入者は情報通信端末1から所望の選択肢を決済管理装置2に連絡する。決済管理装置2では連絡を受けた選択肢に基づいて決済処理を行う。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信端末からの指示で自動商品販売装置から商品を受取り、上通信端末と決済管理装置との間で購入代金の決済を行う販売システムの決済方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のシステムは、たとえば、非特許文献1〜3などで提案されている。代表的な販売システムのシステム構成例を図1に示す。
【0003】
図1において、1は商品購入者が使用する情報通信端末である。情報通信端末1は通信処理機能11と購入機能12とを有する。通信処理機能11は通信装置と通信プログラムを使用して自動商品販売装置3および決済管理装置2と通信を行う。
【0004】
購入機能12は購入プログラムを使用して、商品の購入を行うための購入機能である。購入機能の中に含まれる情報入力機能121はキーボードなどのハードウェアと、情報入力用プログラムを使用して、購入したい商品を指示するための情報などを入力する。
【0005】
2は決済管理装置である。決済管理装置2は通信処理機能21と決済処理管理機能22を有する。通信処理機能21は通信プログラムおよび通信装置を使用して情報通信端末1と自動商品販売装置3との間で通信を行う。決済処理管理機能22は決済処理管理用プログラムを使用して、情報通信端末1との間で、購入商品の代金決済を行う。具体的には、情報通信端末1から、購入商品の種類、代金決済のための電子マネー、商品を購入する対象の自動商品販売装置3のID(識別情報)、情報通信端末1または商品購入者のIDなどの決済条件を受け取ると、決済処理管理機能22は受け取った決済条件を内部の記憶装置に保存するとともに、自動商品販売装置3に対して商品搬出許可通知を送信する。このとき、決済条件抽出機能221により情報通信端末1から送られる通信情報の中から決済条件が抽出される。
【0006】
3は商品を搬出する自動商品販売装置である。自動商品販売装置3は情報通信端末1の情報入力機能121により指示された種類の商品を、決済管理装置2から商品搬出の動作の許可通知を受信した後、搬出する。
【0007】
41は情報通信端末1と決済管理装置2との間通信情報を伝送するネットワークであり、無線LANや携帯電話網などを使用することができる。
【0008】
42は自動商品販売装置3と決済管理装置2との間の通信情報を伝送するネットワークであり、インターネットや、その他周知の通信ネットワークを使用することができる。
【0009】
【非特許文献1】
「コカ・コーラ(商標)自販機とiモードを連携させたCmodeさ−美数 2002年より全国展開へ」,http:nttdocomo.co.jp/new/contentes/02/whatnew0415.html
【0010】
【非特許文献2】
「携帯をかざしてキャッシュレスでお買い物!!Cmodeを体験しよう」,http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/06/25/16.html
【0011】
【非特許文献3】
「Cモードについて」,http://www.sys.cs.meiji.ac.jp/infosys2002/Cmode.html
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の販売システムでは、いわゆる即金で代金決済を行うために、情報通信端末1側で代金決済に使用する金額の電子マネーが用意されていないと商品購入者は商品を購入することができない。
このため、商品購入者による販売機会が損なわれることが考えられる。
【0013】
そこで、本発明の目的は、商品購入者による販売機会を増やすことの可能な販売システムの決済方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、情報通信端末と決済管理装置との間で商品の代金決済を行った後、前記決済管理装置からの動作許可通知に応じて、自動商品販売装置が前記情報通信端末から指示された商品を搬出する販売システムの決済方法において、代金決済に関して複数の選択肢が予め用意されており、前記情報通信端末から前記決済管理装置に対して所望の選択肢を指示し、当該指示された選択肢に応じて前記決済管理装置では指示された選択肢に対応する決済処理を行うことを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明は、前記複数の選択肢の中には決済方法および代金支払代金の支出の種類に関する選択肢が含まれていることを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明は、前記情報通信端末により行われた商品の購入の履歴を前記決済管理装置により利用者ごとに収集し、当該収集した履歴に基づいて前記複数の選択肢の中に含める選択肢を自動作成することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0018】
図2は本発明実施形態の販売システムのシステム構成を示す。なお、図1の従来システムと同様の箇所に同一の符号を付しており、詳細な説明を省略し、相違点を説明する。
【0019】
図2において、販売システムの情報通信端末1、決済管理装置2および自動商品販売装置3のハードウェア構成については従来システムと同様であるが、情報通信端末1と決済管理装置3に以下の機能が備わった点が従来システムとの相違点となる。なお、以下に述べる機能は、プログラムにより実現される。
(1)情報通信端末1には(a)必要条件付加機能122と(b)魅力条件付加機能123が加わった。
(2)決済管理装置2には(c)必要条件抽出機能221、(d)魅力条件抽出機能223が加わり、決済処理管理機能22は従来技術でも述べた決済条件抽出機能221、上記必要条件および魅力条件の3種類の決済条件に基づいた決済処理を行う。
【0020】
ここで、必要条件と決済代金の支払方法を規定した条件であり、複数の選択肢が用意されている。必要条件の選択肢の一例としては、即金決済、来月(現時点の次の月)での決済、ボーナス時の決済などがある。
【0021】
魅力条件とは、商品購入者の支出の種類を規定した条件であり、複数の選択肢が用意されている。魅力条件の選択肢の一例としては、支出が家計(生活費)から行われること、小遣いから支払われること等がある。
【0022】
このように本実施形態では予め商品購入における代金の決済に関して複数の選択肢を用意してある。また、商品購入者が商品の購入に際し、複数の選択肢の中の所望の選択肢を決済管理装置2に対して指示を行い、決済管理装置2では指示された選択肢に基づいて決済処理を行う点が従来にはない新規特徴となる。
【0023】
図3は販売システムのかかる機能の動作手順を示す。
【0024】
従来と同様に、情報通信端末1と決済管理装置2および自動商品販売装置3との間の通信が確立された後、情報通信端末1は通信処理機能11を使用して、動作を期待する(商品を購入する)自動商品販売装置3の装置IDをローカル通信を介して自動商品販売装置3から受信する。
【0025】
受信した装置IDは購入機能12に引渡される。
【0026】
また、決済管理装置2からは上記必要条件および魅力条件を選択するための選択肢を表示する画面情報が情報通信端末1に送られる。情報通信端末1の通信処理機能11は画面情報を購入機能12に引渡すと、購入機能12により、画面情報が情報通信端末1の表示器に図4に表示される。
【0027】
この表示に応答して、商品購入者は情報通信端末1のキーボード(テンキー)を操作して、魅力条件必要条件等を入力する。この入力は魅力条件付加機能123および必要条件付加機能122により受付けられる。また、商品購入者が入力した利用者ID、購入代金などは情報入力機能121により受付けられる。受付けられたこれらの入力情報(装置IDを含む)を使用して購入機能12により決済管理装置2への通知情報が作成される。この通知情報のフォーマット
(構成)の一例を図5に示す。通知情報の中に記載すべき入力情報の記載順は予め定められている。
【0028】
作成された通知情報は情報通信端末1の通信処理機能11を介して送信され、決済管理装置2の通信処理機能21を介して決済管理装置2側で受信される。受信された通信情報は通信処理機能21または決済管理処理機能22に引渡され、決済条件抽出機能221により、利用者ID、装置IDおよび金額などの決済条件に係わる情報が通知情報の中から抽出される。
【0029】
また、必要条件抽出機能222および魅力条件抽出機能223により必要条件および魅力条件に係わる情報が抽出される。決済処理管理機能22は抽出された上記情報に基づいて決済処理を実行する。具体的には、受信し、抽出した情報を利用者IDごとに決済管理装置2内の記憶装置に保存する。また、これまでにこの利用者IDの記憶領域に保存されている情報に基づいて、商品購入者に案内する案内情報を作成し、情報通信端末1に送信する。情報通信端末1で通信処理機能11を介して案内情報を受信すると、購入機能12は案内情報を図6に示すように表示器に表示させる。図6の例では、先に商品購入者が入力した、決済関連の情報と、商品購入者がこれから支払うべき(決済すべき)商品に関する金額および魅力条件の種類ごとに決済済みの今月の金額が案内表示される。
【0030】
通信管理装置2は、さらに、自動商品販売装置3に対して、動作許可通知を送信するので、自動商品販売装置3から、商品購入者が指示した商品が従来と同様にして搬出される。
【0031】
以上の処理を情報通信端末1および決済管理装置2で実行するための処理手順を図7および図8に示した。これらの処理手順は上述のシステム動作の説明にほぼ対応させており、重複説明を避けるためにも詳細な説明を要しないであろう。この手順はコンピュータ実行可能なプログラム言語形態のプログラムが上述の機能ごとに作成され、情報通信端末1および決済管理装置のCPUによりそれぞれ実行される。
【0032】
上述の実施形態の他に次の形態を実施できる。
(1)情報通信端末は、用途に応じて、携帯電話、ノートパソコン、通信処理つき電子手帳など種々のものを使用すればよい。情報通信端末の種類に応じて決済管理装置や自動商品販売装置への情報を伝送するネットワークの形態も適宜好適なものとすればよい。
(2)決済の方法は販売システム設置者が即金払い、後払い、分割払い当、商品購入者が喜ぶ複数種類の選択肢を適宜、定めればよい。
(3)上述の実施形態では決済の一例として電子マネーを説明したが、クレジットカードによる引き落とし、銀行振込や振替による代金の決済を行ってもよいこと勿論である。
(4)情報通信端末により行われた商品の購入の履歴を決済管理装置により利用者ごとに収集し、当該収集した履歴に基づいて前記複数の選択肢の中に含める選択肢を自動作成することができる。たとえば、商品の購入金額が予め定めた金額を超えるまでは即金払いや翌月払いの支払の選択肢とし、商品の購入金額が予め定めた金額を超えた場合にはボーなる払いの選択肢を含めるようにすることができる。このような場合には、購入履歴に応じた種々の選択肢用の画面情報を用意しておき、利用者の購入履歴に対応した画面情報を決済管理装置で適宜選択して、送信用の複数の選択肢を自動作成し、利用者の情報通信端末に送信する。
【0033】
購入履歴は購入金額、購入回数、購入商品の種類等、システム構築者が適宜定めればよい。
【0034】
以上述べた実施形態は本発明を理解するための例示である。本発明は上述の改良形態以外にも種々の改良形態が可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、支払に関連する複数の選択肢を用意しておき、ユーザが所望の選択肢を情報通信端末を介して決済管理装置に指示することにより、ユーザは、後払い、分割、即金などの中から所望の決済方法を選択することができる。これにより、商品購入者が現在、商品を購入するための資金がない場合でも、商品購入を行うことができ、もって、商品の販売機会が増大する。
【0036】
また、決済代金の支出の種類をも選択肢の中に含めることで、支出の種類ごとのこれまでの決済金額合計やこれから決済すべき金額の合計を決済管理装置で計算し、情報通信端末に案内することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明実施形態の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1のシステムの動作内容を示す説明図である。
【図4】情報端末の入力画面の表示内容を示す説明図である。
【図5】通知情報のフォーマットの一例を示す説明図である。
【図6】任意の決済に関する案内情報の一例を示す説明図である。
【図7】通信情報端末の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】決済管理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報通信端末
2 決済管理装置
3 自動商品販売装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信端末からの指示で自動商品販売装置から商品を受取り、上通信端末と決済管理装置との間で購入代金の決済を行う販売システムの決済方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のシステムは、たとえば、非特許文献1〜3などで提案されている。代表的な販売システムのシステム構成例を図1に示す。
【0003】
図1において、1は商品購入者が使用する情報通信端末である。情報通信端末1は通信処理機能11と購入機能12とを有する。通信処理機能11は通信装置と通信プログラムを使用して自動商品販売装置3および決済管理装置2と通信を行う。
【0004】
購入機能12は購入プログラムを使用して、商品の購入を行うための購入機能である。購入機能の中に含まれる情報入力機能121はキーボードなどのハードウェアと、情報入力用プログラムを使用して、購入したい商品を指示するための情報などを入力する。
【0005】
2は決済管理装置である。決済管理装置2は通信処理機能21と決済処理管理機能22を有する。通信処理機能21は通信プログラムおよび通信装置を使用して情報通信端末1と自動商品販売装置3との間で通信を行う。決済処理管理機能22は決済処理管理用プログラムを使用して、情報通信端末1との間で、購入商品の代金決済を行う。具体的には、情報通信端末1から、購入商品の種類、代金決済のための電子マネー、商品を購入する対象の自動商品販売装置3のID(識別情報)、情報通信端末1または商品購入者のIDなどの決済条件を受け取ると、決済処理管理機能22は受け取った決済条件を内部の記憶装置に保存するとともに、自動商品販売装置3に対して商品搬出許可通知を送信する。このとき、決済条件抽出機能221により情報通信端末1から送られる通信情報の中から決済条件が抽出される。
【0006】
3は商品を搬出する自動商品販売装置である。自動商品販売装置3は情報通信端末1の情報入力機能121により指示された種類の商品を、決済管理装置2から商品搬出の動作の許可通知を受信した後、搬出する。
【0007】
41は情報通信端末1と決済管理装置2との間通信情報を伝送するネットワークであり、無線LANや携帯電話網などを使用することができる。
【0008】
42は自動商品販売装置3と決済管理装置2との間の通信情報を伝送するネットワークであり、インターネットや、その他周知の通信ネットワークを使用することができる。
【0009】
【非特許文献1】
「コカ・コーラ(商標)自販機とiモードを連携させたCmodeさ−美数 2002年より全国展開へ」,http:nttdocomo.co.jp/new/contentes/02/whatnew0415.html
【0010】
【非特許文献2】
「携帯をかざしてキャッシュレスでお買い物!!Cmodeを体験しよう」,http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/06/25/16.html
【0011】
【非特許文献3】
「Cモードについて」,http://www.sys.cs.meiji.ac.jp/infosys2002/Cmode.html
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の販売システムでは、いわゆる即金で代金決済を行うために、情報通信端末1側で代金決済に使用する金額の電子マネーが用意されていないと商品購入者は商品を購入することができない。
このため、商品購入者による販売機会が損なわれることが考えられる。
【0013】
そこで、本発明の目的は、商品購入者による販売機会を増やすことの可能な販売システムの決済方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、情報通信端末と決済管理装置との間で商品の代金決済を行った後、前記決済管理装置からの動作許可通知に応じて、自動商品販売装置が前記情報通信端末から指示された商品を搬出する販売システムの決済方法において、代金決済に関して複数の選択肢が予め用意されており、前記情報通信端末から前記決済管理装置に対して所望の選択肢を指示し、当該指示された選択肢に応じて前記決済管理装置では指示された選択肢に対応する決済処理を行うことを特徴とする。
【0015】
請求項2の発明は、前記複数の選択肢の中には決済方法および代金支払代金の支出の種類に関する選択肢が含まれていることを特徴とする。
【0016】
請求項3の発明は、前記情報通信端末により行われた商品の購入の履歴を前記決済管理装置により利用者ごとに収集し、当該収集した履歴に基づいて前記複数の選択肢の中に含める選択肢を自動作成することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0018】
図2は本発明実施形態の販売システムのシステム構成を示す。なお、図1の従来システムと同様の箇所に同一の符号を付しており、詳細な説明を省略し、相違点を説明する。
【0019】
図2において、販売システムの情報通信端末1、決済管理装置2および自動商品販売装置3のハードウェア構成については従来システムと同様であるが、情報通信端末1と決済管理装置3に以下の機能が備わった点が従来システムとの相違点となる。なお、以下に述べる機能は、プログラムにより実現される。
(1)情報通信端末1には(a)必要条件付加機能122と(b)魅力条件付加機能123が加わった。
(2)決済管理装置2には(c)必要条件抽出機能221、(d)魅力条件抽出機能223が加わり、決済処理管理機能22は従来技術でも述べた決済条件抽出機能221、上記必要条件および魅力条件の3種類の決済条件に基づいた決済処理を行う。
【0020】
ここで、必要条件と決済代金の支払方法を規定した条件であり、複数の選択肢が用意されている。必要条件の選択肢の一例としては、即金決済、来月(現時点の次の月)での決済、ボーナス時の決済などがある。
【0021】
魅力条件とは、商品購入者の支出の種類を規定した条件であり、複数の選択肢が用意されている。魅力条件の選択肢の一例としては、支出が家計(生活費)から行われること、小遣いから支払われること等がある。
【0022】
このように本実施形態では予め商品購入における代金の決済に関して複数の選択肢を用意してある。また、商品購入者が商品の購入に際し、複数の選択肢の中の所望の選択肢を決済管理装置2に対して指示を行い、決済管理装置2では指示された選択肢に基づいて決済処理を行う点が従来にはない新規特徴となる。
【0023】
図3は販売システムのかかる機能の動作手順を示す。
【0024】
従来と同様に、情報通信端末1と決済管理装置2および自動商品販売装置3との間の通信が確立された後、情報通信端末1は通信処理機能11を使用して、動作を期待する(商品を購入する)自動商品販売装置3の装置IDをローカル通信を介して自動商品販売装置3から受信する。
【0025】
受信した装置IDは購入機能12に引渡される。
【0026】
また、決済管理装置2からは上記必要条件および魅力条件を選択するための選択肢を表示する画面情報が情報通信端末1に送られる。情報通信端末1の通信処理機能11は画面情報を購入機能12に引渡すと、購入機能12により、画面情報が情報通信端末1の表示器に図4に表示される。
【0027】
この表示に応答して、商品購入者は情報通信端末1のキーボード(テンキー)を操作して、魅力条件必要条件等を入力する。この入力は魅力条件付加機能123および必要条件付加機能122により受付けられる。また、商品購入者が入力した利用者ID、購入代金などは情報入力機能121により受付けられる。受付けられたこれらの入力情報(装置IDを含む)を使用して購入機能12により決済管理装置2への通知情報が作成される。この通知情報のフォーマット
(構成)の一例を図5に示す。通知情報の中に記載すべき入力情報の記載順は予め定められている。
【0028】
作成された通知情報は情報通信端末1の通信処理機能11を介して送信され、決済管理装置2の通信処理機能21を介して決済管理装置2側で受信される。受信された通信情報は通信処理機能21または決済管理処理機能22に引渡され、決済条件抽出機能221により、利用者ID、装置IDおよび金額などの決済条件に係わる情報が通知情報の中から抽出される。
【0029】
また、必要条件抽出機能222および魅力条件抽出機能223により必要条件および魅力条件に係わる情報が抽出される。決済処理管理機能22は抽出された上記情報に基づいて決済処理を実行する。具体的には、受信し、抽出した情報を利用者IDごとに決済管理装置2内の記憶装置に保存する。また、これまでにこの利用者IDの記憶領域に保存されている情報に基づいて、商品購入者に案内する案内情報を作成し、情報通信端末1に送信する。情報通信端末1で通信処理機能11を介して案内情報を受信すると、購入機能12は案内情報を図6に示すように表示器に表示させる。図6の例では、先に商品購入者が入力した、決済関連の情報と、商品購入者がこれから支払うべき(決済すべき)商品に関する金額および魅力条件の種類ごとに決済済みの今月の金額が案内表示される。
【0030】
通信管理装置2は、さらに、自動商品販売装置3に対して、動作許可通知を送信するので、自動商品販売装置3から、商品購入者が指示した商品が従来と同様にして搬出される。
【0031】
以上の処理を情報通信端末1および決済管理装置2で実行するための処理手順を図7および図8に示した。これらの処理手順は上述のシステム動作の説明にほぼ対応させており、重複説明を避けるためにも詳細な説明を要しないであろう。この手順はコンピュータ実行可能なプログラム言語形態のプログラムが上述の機能ごとに作成され、情報通信端末1および決済管理装置のCPUによりそれぞれ実行される。
【0032】
上述の実施形態の他に次の形態を実施できる。
(1)情報通信端末は、用途に応じて、携帯電話、ノートパソコン、通信処理つき電子手帳など種々のものを使用すればよい。情報通信端末の種類に応じて決済管理装置や自動商品販売装置への情報を伝送するネットワークの形態も適宜好適なものとすればよい。
(2)決済の方法は販売システム設置者が即金払い、後払い、分割払い当、商品購入者が喜ぶ複数種類の選択肢を適宜、定めればよい。
(3)上述の実施形態では決済の一例として電子マネーを説明したが、クレジットカードによる引き落とし、銀行振込や振替による代金の決済を行ってもよいこと勿論である。
(4)情報通信端末により行われた商品の購入の履歴を決済管理装置により利用者ごとに収集し、当該収集した履歴に基づいて前記複数の選択肢の中に含める選択肢を自動作成することができる。たとえば、商品の購入金額が予め定めた金額を超えるまでは即金払いや翌月払いの支払の選択肢とし、商品の購入金額が予め定めた金額を超えた場合にはボーなる払いの選択肢を含めるようにすることができる。このような場合には、購入履歴に応じた種々の選択肢用の画面情報を用意しておき、利用者の購入履歴に対応した画面情報を決済管理装置で適宜選択して、送信用の複数の選択肢を自動作成し、利用者の情報通信端末に送信する。
【0033】
購入履歴は購入金額、購入回数、購入商品の種類等、システム構築者が適宜定めればよい。
【0034】
以上述べた実施形態は本発明を理解するための例示である。本発明は上述の改良形態以外にも種々の改良形態が可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、支払に関連する複数の選択肢を用意しておき、ユーザが所望の選択肢を情報通信端末を介して決済管理装置に指示することにより、ユーザは、後払い、分割、即金などの中から所望の決済方法を選択することができる。これにより、商品購入者が現在、商品を購入するための資金がない場合でも、商品購入を行うことができ、もって、商品の販売機会が増大する。
【0036】
また、決済代金の支出の種類をも選択肢の中に含めることで、支出の種類ごとのこれまでの決済金額合計やこれから決済すべき金額の合計を決済管理装置で計算し、情報通信端末に案内することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来システムの構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明実施形態の構成の一例を示すブロック図である。
【図3】図1のシステムの動作内容を示す説明図である。
【図4】情報端末の入力画面の表示内容を示す説明図である。
【図5】通知情報のフォーマットの一例を示す説明図である。
【図6】任意の決済に関する案内情報の一例を示す説明図である。
【図7】通信情報端末の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】決済管理装置の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報通信端末
2 決済管理装置
3 自動商品販売装置
Claims (3)
- 情報通信端末と決済管理装置との間で商品の代金決済を行った後、前記決済管理装置からの動作許可通知に応じて、自動商品販売装置が前記情報通信端末から指示された商品を搬出する販売システムの決済方法において、
代金決済に関して複数の選択肢が予め用意されており、前記情報通信端末から前記決済管理装置に対して所望の選択肢を指示し、
当該指示された選択肢に応じて前記決済管理装置では指示された選択肢に対応する決済処理を行うことを特徴とする販売システムの決済方法。 - 前記複数の選択肢の中には決済方法および代金支払代金の支出の種類に関する選択肢が含まれていることを特徴とする請求項1に記載の販売システムの決済方法。
- 前記情報通信端末により行われた商品の購入の履歴を前記決済管理装置により利用者ごとに収集し、当該収集した履歴に基づいて前記複数の選択肢の中に含める選択肢を自動作成することを特徴とする請求項2に記載の販売システムの決済方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003062211A JP2004272586A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 販売システムの決済方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003062211A JP2004272586A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 販売システムの決済方法 |
Publications (1)
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JP2004272586A true JP2004272586A (ja) | 2004-09-30 |
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JP2003062211A Pending JP2004272586A (ja) | 2003-03-07 | 2003-03-07 | 販売システムの決済方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010505192A (ja) * | 2006-09-29 | 2010-02-18 | ソニー エリクソン モバイル コミュニケーションズ, エービー | 携帯装置において複数の取引オプションを提示するシステム及び方法 |
WO2018217163A1 (en) * | 2017-05-24 | 2018-11-29 | Mastercard Asia/Pacific Pte. Ltd. | Method and system for qr code originated vending |
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2003
- 2003-03-07 JP JP2003062211A patent/JP2004272586A/ja active Pending
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