JP2004271830A - ディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用のヘッドアップディスプレイ装置1を、透明EL表示器4の背面側に、エレクトロクロミック素子30を用いて透過率が調整可能に構成される調光板5を配置し、制御IC22はその調光板5の透過率やELの輝度を制御するように構成する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両に関する各種情報を表示するためなどに使用されるディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ヘッドアップディスプレイ(HUD)装置は、車両の運転時に必要な車速情報などを運転者の視線方向に近い位置で表示させることができるため、一部の車両については導入が行なわれている。それらの多くは所謂反射型として構成されており、自動車のダッシュボード内に光源や光学系を配置し、ダッシュボード上に投影板を配置して、その投影板に情報画像を反射表示させるようになっている。
【0003】
また、例えば、特許文献1には、ダッシュボード上に透明EL表示器を配置し、その透明EL表示器に情報画像を投影することで虚像画像を表示すると共に、車外が明るくなり、その虚像画像が見づらくなった場合は、透明EL表示器を自発光させて実像画像を表示させるように切り替える構成が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−293264号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、反射型のHUD装置では、一般的に表示される画像がぼやけて不鮮明になりがちであり、表示品位が低いという問題がある。また、特許文献1に開示されている技術において、透明EL表示器を自発光させて実像画像を表示させる場合にあっても、背面側(フロントガラス側)も透明となるように構成されているため、その表示自体が車外の明るさの影響を受けて見にくくなってしまうことは必至である。特にELでは高輝度を出すのが難しいため、車外の明るさの影響を非常に受けやすい。
【0006】
加えて、反射型のHUD装置は光学系が大きくなりがちとなるため、その一部をダッシュボードの内部に配置する必要がある。そのような構成では、予め自動車に組み込んでおかなければ、フィールドにおいて取付けることができないという問題がある。
【0007】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、輝度が低いELにおいてもより高品位で見やすい表示が可能となり、簡単に設置することができるディスプレイ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載のディスプレイ装置によれば、透明EL表示器の背面側に、エレクトロクロミック素子を用いて透過率が調整可能に構成される調光板を配置し、制御手段は、その調光板の透過率を制御する。尚、「透明EL表示器」とは、透明電極間にEL発光層を配置することで、そのEL発光層が無発光となって表示器が無表示状態となった場合に、当該表示器自体が実質的に透明になったように視認される構成のものを言う。
【0009】
即ち、透明EL表示器を用いて自発光表示を行う際に、周囲の環境照度が高くその表示が見にくくなる場合は、調光板の透過率を低下させれば透明EL表示器の背面側より入射しようとする外部光を遮ることができ、透明EL表示器の自発光表示を見やすくすることができる。そして、透明EL表示器を自発光表示させる構成であるから、反射型の表示器のような光学系が不要となり、全体を小型に構成することが可能となって装置の取付けを容易に行うことができる。
【0010】
請求項2記載のディスプレイ装置によれば、調光板における調光可能領域を、透明EL表示器の領域以下で且つ表示領域以上の部位に対応して形成するので、調光板の透過率を変化が不要な領域まで変化させることがなく、その透過率変化の応答性を向上させることができる。
【0011】
請求項3記載のディスプレイ装置によれば、外部との電気的接続を図るための端子部分を熱圧着処理する場合に、その端子部分を調光板の調光可能領域と重ねていないため、比較的耐熱性が低いエレクトロクロミック素子に印加される熱衝撃を緩和することが可能となる。なお、端子部分と調光板の調光可能領域との距離が多いほど熱衝撃緩和の効果が大きくなる。
【0012】
請求項4,5記載のディスプレイ装置によれば、透明EL表示器における表示輝度を調光板の透過率で除した値が、2000(雪上を想定した最悪条件では3000)を超えるように設定する。ここで、2000[cd/m2]は、昼間の車室内においてヘッドアップディスプレイ装置の表示を良好に視認するために必要とされる輝度の目安とされる基準値である(雪上を想定した最悪条件では3000[cd/m2])。そして、本発明の構成では透過率が変化する調光板を用いているため、透明EL表示器の表示輝度を上記透過率で除した値が上記基準値を超えていれば、ヘッドアップディスプレイ装置として用いる場合と同等のコントラスト(外光と表示器の輝度比)を確保することができるため、低輝度のELにおいても視認性を十分に確保することができる。
【0013】
請求項6記載のディスプレイ装置によれば、外部との電気的接続を図るための端子部分を熱圧着処理する場合に、その端子部分を透明EL表示器における反調光板側に配置する。即ち、エレクトロクロミック素子は比較的耐熱性が低いため、斯様に構成することで、熱圧着処理時において調光板に印加される熱衝撃を緩和することが可能となる。
【0014】
請求項7記載のディスプレイ装置によれば、透明EL表示器と調光板とが対向する面側に配置されるガラス板を共通化するので、全体をより薄く小型に構成することができる。
【0015】
請求項8記載のディスプレイ装置によれば、制御手段は、透明EL表示器の輝度設定に連動して調光板の透過率を制御するので、両者の協調により輝度制御をより広い範囲で行うことができる。
【0016】
請求項9記載のディスプレイ装置によれば、車両用の表示装置として使用する。即ち、本発明のディスプレイ装置は、車室内のように周囲環境の照度が大きく変化する場合に応じて表示輝度を調整する必要があるものに好適である。
【0017】
請求項10、11記載のディスプレイ装置によれば、制御手段は、車両側のイグニッションスイッチがOFFである場合には、調光板の透過率をイグニッションONの場合より大きくする又は最大とするように制御する。即ち、イグニッションスイッチがOFFであることは車両が駐停車状態にあることを意味する。従って、その場合、ディスプレイ装置には情報を表示させる必要がないので、調光板の透過率を大きくすれば、調光板はガラス板と同様に視認されるようになり、ディスプレイ装置のインテリア性を向上させることができる。
【0018】
請求項12記載のディスプレイ装置によれば、制御手段は、車両側に配置されているライトスイッチがONである場合には、調光板の透過率をライトスイッチOFFの場合より大きくするように制御する。即ち、車両のライトスイッチがONされるのは一般に周囲の照度、外光量が低下する夕方から夜間の時間帯であるから、それに応じて調光板の透過率を大きくしても視認性が低下することはない。そして、外部側からも透明EL表示器の表示が見易くなり、インテリア性が高まる。従って、ユーザは調光板の透過率調整を意識して行なう必要がなく、利便性を向上させることができる。
【0019】
請求項13記載のディスプレイ装置によれば、制御手段は、調光板の透過率が、ライトスイッチON時に最大になるよう制御するので、インテリア性を更に向上させることができる。
【0020】
請求項14記載のディスプレイ装置によれば、制御手段は、現在の時点が昼間の周囲の照度が高い時間帯に属すると判断すると調光板の透過率を低下させ、夜間の周囲の照度が低い時間帯に属すると判断すると透過率を上昇させる。従って、周囲環境の照度変化に応じて透明EL表示器の表示が見やすくなるように調整することができる。
【0021】
請求項15記載のディスプレイ装置によれば、制御手段は、車両外部の照度を計測するための照度センサの信号に応じて調光板の透過率を制御するので、例えば、請求項9のように昼夜の時間帯で制御するだけでなく、その時々の周囲環境の照度変化に応じて表示調整を行なうことができる。
【0022】
請求項16記載のディスプレイ装置によれば、運転者の視点からフロントガラスを介し反射して透明表示器を見た時に、示領域の面積が最も小さくなるように透明EL表示器の設置角度を調整するので、フロントガラスへの窓映りを良好に防止することができる。
【0023】
請求項17記載のディスプレイ装置によれば、透明表示器の設置角度を可変できるように構成するので、例えば、運転者の視点高さが夫々異なる場合でも、フロントガラスへの窓映りが発生しないように透明表示器の設置角度を調整することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)
以下、本発明を車両用のヘッドアップディスプレイ装置に適用した場合の第1実施例について図1乃至図6を参照して説明する。図1は、自動車のダッシュボード上に設置されたヘッドアップディスプレイ(以下、HUDと称す)装置の概観を示す斜視図である。また、図2(a)はHUD装置の正面図であり、図2(b)はHUD装置の概略的な断面図である。
【0025】
図1に示すように、HUD装置1は、自動車のダッシュボード2上に配置される基台3を有し、その基台3上における運転者の手前側に透明EL表示器4を配置し、その後方にエレクトロクロミック(EC)素子を用いて構成される調光板5を配置してなるものである。
【0026】
図3は、透明EL表示器4の詳細な断面構成図である。透明EL表示器4は、ガラス基板6上に成膜形成されたEL素子部7〜11を内側にして、スペーサ12で所定の間隔を保って背面板(ガラス板)13が固定され、空隙部14にシリコンオイル等が充填され機密封止されている。EL素子部は、ITO(酸化インジウム・錫)又はZnO(酸化亜鉛)等の透明導電膜より成る第1透明電極7、酸化窒化珪素、酸化タンタル等より成る第1絶縁層8、母体材料が硫化亜鉛等より成る発光層9、酸化窒化珪素、酸化タンタル等より成る第2絶縁層10、ITO又はZnO等の透明導電膜より成る第2透明電極11が順次積層形成されて構成されている。
【0027】
そして、第1透明電極7と第2透明電極11は夫々複数本存在し、それらが直交することで各交点にEL素子が形成され、マトリクス表示が可能となるように構成されている。尚、この透明EL表示器4は、一般の無機材料のEL素子を用いたものの他に、有機材料のEL素子を用いて構成することもできる。
【0028】
また、図4は、調光板5の詳細な断面構成図である。調光板5はエレクトロクロミック素子を用いて構成されるもので、2枚のガラス基板15A,15B及び2つの透明電極16A,16Bの間に、エレクトロクロミック物質層(EC層)17と電解質層18とを挟み込んだ構成となっている。
【0029】
尚、透明電極16A,16Bは、例えばITO(Indium−Tin−Oxide)で構成されており、EC層17は、例えばWO(Wolfram−Oxide)3,MoO(Molybdenum−Oxide)3,TiO(Titanium−Oxide)2などの無機材料系のエレクトロクロミック物質よりなる。また、電解質層18はシール部材19によって封止されている。以上の構成において、透明電極16A,16B,EC層17及び電解質層18は、エレクトロクロミック素子30を構成している。
尚、エレクトロクロミック素子30は、電解質として電解液を用いる以外に固体電解質を用いるものがあるが、透明であればどちらでも構成することができる。
【0030】
斯様に構成される調光板5の透明電極16A,16B間に電圧を印加して電流を流すとEC層17に還元反応が生じ、透明電極16Aにおける電子の移動と電解質層18からのイオンの移動とが起こることでEC層17が発色する。例えば、WO3は酸化状態では無色であるが、還元されると青色に発色する。その発色度合いは印加電圧に応じて変化するので、調光板5の透過率は、例えば、最大70%(電圧が印加されず非発色の状態)から10%の範囲で変化する。
【0031】
そして、図2示すように、透明EL表示器4と調光板5とは、ガラス基板6とガラス基板15Aとが接触するように配置されている。この場合、透明EL表示器4における表示可能領域より、調光板5における透過率調整可能領域が大きくなるように構成されている。また、透明EL表示器4のガラス基板6(反調光板側)には、HUD装置1と自動車側との電気的接続を図るためのFPC(Flexible Print Circuit board)20が端子部21においてACF(Anisotropic Conductive Film)圧着処理(熱圧着処理)されている。
【0032】
図5は、HUD装置1の電気的構成を示す機能ブロック図である。HUD装置1の表示制御は、制御IC(制御手段)22によって行われる。制御IC22は、図示しない自動車側のECU(Electronic Control Unit)を介して与えられるイグニッションスイッチ信号やライトスイッチ信号などの車両情報データ並びに表示データに応じてEL電源回路23,EL駆動回路24及びEC用電圧発生回路25を制御するように構成されている。
【0033】
EL電源回路23は、EL駆動回路24を介して透明EL表示器4に印加する駆動電圧を生成するものである。EL駆動回路24は、具体的は図示しないが、内部で走査側とデータ側とに分割されており、透明EL表示器4の第1透明電極7と第2透明電極11とに表示データに応じた駆動電圧を夫々印加するようになっている。尚、透明EL表示器4には、例えば自動車の速度等の情報が画像表示されるようになっている。
【0034】
また、EC用電圧発生回路25は、制御IC22により与えられる制御信号に応じて、調光板5の透明電極16A,16B間に印加する電圧を変化させるものである。
【0035】
次に、本実施例の作用について図6を参照して説明する。図6は、制御IC22が調光板5の透過率を制御する処理内容を示すフローチャートである。制御IC22は、先ず、自動車のイグニッションスイッチ(SW)がONされた否かを判断し(ステップS1)、ONされなければ(「NO」)調光板5(EC)の透過率を高くなるように、即ち、EC用電圧発生回路25によって印加される電圧が0Vとなるように、電圧制御信号の出力を行わない(ステップS2)。
【0036】
つまり、自動車のイグニッションスイッチがOFFのままである運転停止時においては、透明EL表示器4には何等情報は表示されることがない。従って、調光板5の透過率を高くすることで、HUD装置1の外観は、ダッシュボード2の上に透明な板が配置されてなるオブジェ若しくはインテリアのように視認される。
【0037】
その状態からイグニッションスイッチがONされると(ステップS1,「YES」)、制御IC22は、調光板5の透過率を調整する(ステップS3)。この場合の調整は、以下の条件を満たすように行なう。
(EL輝度[cd/m2))/(EC透過率)>2000[cd/m2]
ここで、「EL輝度」とは透明EL表示器4の表示輝度である。また、2000[cd/m2]は、昼間の車室内においてHUD装置の表示を良好に視認するために必要とされる輝度の目安とされている基準値である。即ち、本実施例におけるHUD装置1の構成では、透明EL表示器4の表示輝度を調光板5の透過率で除した値が2000[cd/m2]を超えていれば、低輝度のELにおいても自動車の乗員がHUD装置1の表示を良好に視認することが可能となる。従って、制御IC22は、上記条件式を満たす調光板5の透過率が得られるように、電圧制御信号を出力する。なお、雪上など周囲の照度がさらに高い最悪条件の場合の基準値は3000[cd/m2]となるため、
(EL輝度[cd/m2))/(EC透過率)>3000[cd/m2]
を満足にするよう制御すれば雪上のような厳しい条件下においても良好の視認性を確保することができる。
【0038】
続いて、制御IC22は、自動車のライトスイッチがONされた否かを判断し(ステップS4)、ONされなければ(「NO」)ステップS1に戻る。従って、ライトスイッチがOFFにされる昼間に自動車が走行する場合は、ステップS1,S3,S4,S1,・・・のループを回り続ける。
【0039】
即ち、周囲の照度が高い昼間においては、調光板5の透過率はステップS3における調整状態に維持され、自動車の運転中に透明EL表示器4に自動車のフロントガラス方向から入射しようとする外部光は調光板5によって遮られる。従って、透明EL表示器4に表示される情報は自動車の乗員によって確実に視認されるようになる。
【0040】
また、その状態から自動車のライトスイッチがONされると(ステップS4,「YES」)、制御IC22は、調光板5の透過率を高くするように、即ち、EC用電圧発生回路25によって印加される電圧レベルがゼロとなるように、電圧制御信号を出力する(ステップS5)。それから、ステップS4に戻る。
【0041】
即ち、ライトスイッチがONにされる夜間に自動車が走行する場合は周囲の照度が低下するため、調光板5の透過率が高くなるように設定しても、透明EL表示器4に表示される情報は自動車の乗員によって十分に視認される。またその場合、乗員は、透明EL表示器4の無表示部分(透明部分)から、調光板5を介して車外の視野を得ることも可能となる。更に、その場合、車外に位置する人間も、透明EL表示器4に表示されている画像を、調光板5を介して裏側から見ることができるため、一種の視覚的効果(見た目の面白さ)を与えることができる。
【0042】
以上のように本実施例によれば、車両用のHUD装置1を、透明EL表示器4の背面側に、エレクトロクロミック素子30を用いて透過率が調整可能に構成される調光板5を配置し、制御IC22はその調光板5の透過率を制御する。従って、周囲環境の照度が高く透明EL表示器4の表示が見にくくなる場合でも、調光板5の透過率を低下させれば透明EL表示器4の背面側より入射しようとする外部光を遮ることができ、透明EL表示器4の自発光表示を見やすくすることができる。
【0043】
また、透明EL表示器4を自発光表示させる構成であるから、反射型の表示器のような光学系が不要となり、HUD装置1全体を小型に構成することが可能となるから、装置1の取付けを例えば自動車のオプションとして、フィールドにおいても容易に行うことができる。加えて、HUD装置1は、車室内のように周囲環境の照度が大きく変化する場合に応じて表示輝度を調整する必要があるものに好適である。
【0044】
そして、調光板5における調光可能領域を、透明EL表示器4における表示領域の部位に対応して形成したので、調光板5の透過率を変化が不要な領域まで変化させることがなく、その透過率変化の応答性を向上させることができる。
【0045】
また、透明EL表示器4における表示輝度を調光板5の透過率で除した値が2000[cd/m2]、又は3000[cd/m2]を超えるように設定したので、HUD装置1として用いる場合の表示輝度を十分に確保することができる。
【0046】
更に、外部との電気的接続を図るため熱圧着処理する端子部21を前記端子部分が調光可能領域と重ならないように離して配置しており、さらに透明EL表示器4における反調光板側に配置したので、熱圧着処理時において調光板5に印加される熱衝撃を緩和することが可能となる。
【0047】
また、制御IC22は、自動車側のイグニッションスイッチがOFFである場合には、調光板5の透過率を高くするので、HUD装置1に情報を表示する必要がない車両の駐停車時に調光板5の透過率を最大にすることで、調光板5はガラス板5と同様に視認されるようになり、HUD装置1のインテリア性を向上させることができる。
【0048】
更にまた、制御IC22は、自動車側のライトスイッチのON/OFF状態に基づいて、現在の時点が周囲の照度が高い昼間の時間帯に属すると判断すると調光板5の透過率を低下させ、周囲の照度が低い夜間の時間帯に属すると判断すると透過率を上昇させるので、周囲環境の照度変化に応じて透明EL表示器4の表示が見やすくなるように調整することができる。
【0049】
(第2実施例)
図7は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2実施例は、第1実施例における透明EL表示器4のガラス基板6と、調光板5のガラス基板15Aとを一体化してなるガラス基板31を、両者の間に配置して構成したものであり、その他の構成は第1実施例と同様である。
【0050】
以上のように構成された第2実施例によれば、透明EL表示器4と調光板5とが対向する面側に配置されるガラス板31を共通化したので、全体をより薄く小型に構成することができる。
【0051】
(第3実施例)
図8は本発明の第3実施例を示すものである。HUD装置1では、透明EL表示器4が自発光表示する構成であるため、その発光が自動車のフロントガラスに表示が映り込み(所謂窓映り)運転者が気になることがある。特に、周囲環境の照度が低い夜間においてその傾向が強くなる。
【0052】
そこで、第3実施例では、窓映りを防止するため、HUD装置1のダッシュボード2上に配置する角度を、運転者の視点からフロントガラスを介し反射して前記透明EL表示器を見た時の表示面の面積が最も小さくなるように設定している。斯様に構成すれば、透明EL表示器4の発光により漏洩した光がフロントガラス32に反射して運転者の目に届くことが無くなり、結果「窓映り」を防止することができる。
【0053】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形または拡張が可能である。
第1実施例のステップS2またはS5において、調光板5の透過率を最大に設定すれば、さらにインテリア性を向上できる。
【0054】
透明EL表示器と調光板とは、必ずしも両者の対向面側が接触するように配置する必要はなく、両者間にギャップをとって配置しても良い。
透明EL表示器についても表示輝度を独立して調整可能に構成し、制御手段を、透明EL表示器側の輝度設定に連動して、調光板の透過率を制御するように構成しても良い。斯様に構成すれば、両者の協調により輝度制御をより広い範囲で行うことができる。
【0055】
また、制御手段を、車両外部の照度を計測するための照度センサの信号に応じて調光板の透過率を制御するように構成しても良い。斯様に構成すれば、第1実施例のように昼夜の時間帯で制御態様を変えるだけでなく、その時々の周囲環境の照度変化に応じて表示調整を行なうことができる。
透明EL表示器及び調光板のコーナー部分にR加工を施しても良い。斯様に構成すれば、ディスプレイ装置のインテリア性をより向上させることができる。また、外部に露出する透明EL表示器及び調光板の3辺の内、それらの全てを枠取りしたり、或いは、上辺部分のみ枠を設けずにガラス基板の端面を直接露出させても良い。斯様に構成することで、インテリア性をより多様化させることもできる。尚、上辺部分を枠取りすれば、上端面から漏洩した光による「窓映り」を防止することができる。また、上辺部分を枠取りしない場合でも、その上端面を例えば黒く塗るなどすれば、同様に「窓映り」を防止することができる。
【0056】
その他、「窓映り」の防止対策としては、フロントガラス側に反射指向性を備えたフィルムを貼り付けたりすることも有効である。
第3実施例のように透明EL表示器の設置角度を調整するため、角度調整用ねじ40を設け、その角度が可変となるように構成しても良い。
透明EL表示器は、その一部が不透明に構成されていても良い。その場合、少なくとも透明表示を行う領域を、調光板の透過率調整可能領域がカバーするように構成されていれば良い。
自動車だけでなく、例えばオートバイのハンドル上にディスプレイ装置を配置しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を車両用のヘッドアップディスプレイ(HUD)装置に適用した場合の第1実施例であり、装置の外観構成を示す斜視図
【図2】(a)はHUD装置の正面図、(b)はHUD装置の側面図
【図3】透明EL表示装置の断面構成図
【図4】調光板の断面構成図
【図5】ヘッドアップディスプレイ装置の電気的構成を示す機能ブロック図
【図6】制御ICが調光板の透過率を制御する処理内容を示すフローチャート
【図7】本発明の第2実施例を示す図2(b)相当図
【図8】本発明の第3実施例を示すもので、HUD装置を自動車のダッシュボード上に配置した状態を側面から見た図
【符号の説明】
1はヘッドアップディスプレイ装置、4は透明EL表示器、5は調光板、21は端子部、22は制御IC(制御手段)、30はエレクトロクロミック素子、31はガラス板を示す。
Claims (17)
- 透明EL表示器と、
この透明EL表示器の背面側に配置され、エレクトロクロミック素子を用いて透過率が調整可能に構成される調光板と、
この調光板の透過率を制御する制御手段とを備えて構成されることを特徴とするディスプレイ装置。 - 前記調光板における調光可能領域が、前記透明EL表示器の領域以下で且つ表示領域以上の部位に対応して形成されていることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。
- 外部との電気的接続を図るための端子部分が熱圧着処理されるように構成され、前記端子部分が調光可能領域と重ならないことを特徴とする請求項2に記載のディスプレイ装置。
- 前記透明EL表示器における表示輝度を前記調光板の透過率で除した値が、2000を超えるように設定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のディスプレイ装置。
- 前記透明EL表示器における表示輝度を前記調光板の透過率で除した値が、3000を超えるように設定されていることを特徴とする請求項4記載のディスプレイ装置。
- 外部との電気的接続を図るための端子部分が熱圧着処理されるように構成され、前記端子部分は、前記透明EL表示器における反調光板側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載のディスプレイ装置。
- 前記透明EL表示器と前記調光板とが対向する面側に配置されるガラス板を共通化したことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のディスプレイ装置。
- 前記透明EL表示器も、輝度が調整可能に構成されており、
前記制御手段は、前記透明EL表示器の輝度設定に連動して前記調光板の透過率を制御することを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のディスプレイ装置。 - 車両に使用されることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のディスプレイ装置。
- 前記制御手段は、車両側に配置されているイグニッションスイッチの信号を受信可能に構成され、前記イグニッションスイッチがOFFである場合には、前記調光板の透過率をイグニッションONの場合より大きくするように制御することを特徴とする請求項9記載のディスプレイ装置。
- 前記調光板の透過率をイグニッションOFF時に最大になるよう制御することを特徴とする請求項10記載のディスプレイ装置。
- 前記制御手段は、車両側に配置されているライトスイッチの信号を受信可能に構成され、前記ライトスイッチがONである場合には、前記調光板の透過率をライトスイッチOFFの場合より大きくするように制御することを特徴とする請求項9乃至11の何れかに記載のディスプレイ装置。
- 前記制御手段は、前記調光板の透過率をライトスイッチON時に最大になるよう制御することを特徴とする請求項12記載のディスプレイ装置。
- 前記制御手段は、車両側より供給される情報に基づいて現在の時点が昼間の周囲の照度が高い時間帯に属すると判断すると前記調光板の透過率を低下させ、現在の時点が夜間の周囲の照度が低い時間帯に属すると判断すると前記調光板の透過率を上昇させるように制御することを特徴とする請求項9乃至13の何れかに記載のディスプレイ装置。
- 前記制御手段は、車両外部の照度を計測するための照度センサの信号に応じて、前記調光板の透過率又は前記EL表示器の輝度を制御することを特徴とする請求項9乃至14の何れかに記載のディスプレイ装置。
- 運転者の視点からフロントガラスを介し反射して前記透明表示器を見た時の表示領域の面積が最も小さくなるように前記透明EL表示器の設置角度を調整したこと特徴とする請求項9乃至15の何れかに記載のディスプレイ装置。
- 前記透明表示器の設置角度を可変できるようにしたことを特徴とする請求項16記載のディスプレイ装置。
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