JP2004270014A - めっき装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】めっき槽からめっき液を排出するときにめっきが進行してめっき膜の表面に荒れが発生することを防止できるめっき装置を提供する。
【解決手段】被めっき材であるウェハ21を固定する固定治具13の開口部19の断面形状をテーパー状にする。テーパー角θは例えは45°とする。これにより、めっき槽11からめっき液12を排出するときに、開口部19内のめっき液12が開口部19のテーパー面に沿って流れ落ち、開口部内に液溜まりが発生することが回避される。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被めっき材に金属を電解めっきするめっき装置に関し、特に半導体ウェハ上に金属膜を形成するのに好適なめっき装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属薄膜を形成する方法には、スパッタ法、CVD(Chemical Vapor Deposition )法及び電解めっき法等がある。これらのうち電解めっき法は、スパッタ法やCVD法等に比べて製造設備が安価であり、成膜速度が速いという利点がある。このため、電解めっき法は、磁気ヘッドの製造プロセス、半導体装置のダマシンプロセス及びプリント配線基板の配線形成プロセス等、多くの分野で使用されている。
【0003】
図1は、半導体ウェハ上に金属をめっきする従来の電解めっき装置の一例を示す模式図である。めっき液72を入れるめっき槽71は、例えば塩化ビニル等の絶縁材により形成されている。めっき槽71の一方の側壁には被めっき材であるウェハ81を固定するための固定治具73が配置されている。この固定治具73も塩化ビニル等の絶縁材により形成されており、ウェハ81よりも若干小さいサイズの開口部79が設けられている。ウェハ81は、ウェハ取り付け部78に取り付けた状態で固定治具73に外側から固定する。このようにしてウェハ81を固定治具73に固定すると、固定治具73に設けられている給電点(端子)75がウェハ81の表面縁部に接触する。この給電点75は電源装置80の負極端子と電気的に接続される。
【0004】
めっき槽71内にはアノード電極74が配置される。このアノード電極74は電源装置80の正極端子と電気的に接続される。また、めっき槽71の底部にはドレインバルブ76が設けられており、めっき槽71内のめっき液72はドレインバルブ76を介して排出されるようになっている。
【0005】
図2(a)〜(c)は、従来のめっき方法を工程順に示す断面図である。
【0006】
まず、図2(a)に示すように、ウェハ81の上に金属をスパッタして導電性のシード層82を形成する。
【0007】
次に、図2(b)に示すように、シード層82上にフォトレジストを塗布してフォトレジスト膜83を形成し、このフォトレジスト膜83を露光及び現像処理して、シード層82が露出する開口部84を所定のパターンで形成する。
【0008】
次に、図1に示すように、ウェハ81をウェハ取り付け部78に取り付け、ウェハ取り付け部78を固定治具73に固定する。これにより、固定治具73に設けられている給電点75がウェハ81の表面のシード層82に接触する。その後、めっき槽71内にめっき液72を入れ、電源装置80からアノード電極74及び給電点75に給電する。そうすると、給電点75に接触したシード層82がカソードとなり、めっき液72中の金属イオンがシード層82上に析出して、図2(c)に示すように、レジスト膜83で覆われていない部分のシード層82上に金属膜(めっき膜)85が形成される。なお、良好なめっき膜を形成するためには、めっき液の液温や組成及び電流量の制御が重要である。
【0009】
次いで、めっき槽71からめっき液72を排出した後、ウェハ81を固定治具73から取り外し、レジスト膜83を除去する。このようにして、ウェハ81上に所定のパターンの金属膜85が形成される。
【0010】
ところで、めっき装置では、めっき槽71にめっき液72を入れるときやめっき槽71からめっき液72を排出するときにもアノード電極74及び給電点75に給電している。これは、以下の理由にある。すなわち、シード層82が給電点75よりも電気的に卑な材料からなる場合、図3(a)に示すように、給電点75がめっき液72に触れるとシード層82と給電点75とにより局部電池(図中破線で示す部分)が形成され、シード層82がめっき液72に溶解してしまう。また、シード層82が金属膜(めっき膜)85よりも電気的に卑な材料からなる場合、図3(b)に示すように、レジスト膜83と金属膜85との密着が不十分であるとシード層82と金属膜85とにより局部電池(図中破線で示す部分)が形成され、シード層82がめっき液72に溶解してしまう。このようにしてシード層82が溶解すると、めっきプロセスの精度が低下するだけでなく、腐蝕の発生や信頼性の低下といった問題が発生する。
【0011】
このような問題の発生を回避するために、めっき槽71にめっき液72を入れるときやめっき槽71からめっき液72を排出するときにも、アノード電極74及び給電点75に給電して、シード層82の溶解を防止している。
【0012】
【特許文献1】
特開2002−80996号公報(図8)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のめっき装置によるめっき方法には、以下に示す問題点がある。すなわち、図4に示すように、めっき液72を排出しているときにめっき液72の液面の高さが固定治具73の開口部79の下端の位置よりも低くなると、固定治具73とウェハ81とにより形成される角部(図中矢印Aで示す部分)にめっき液72が残り、いわゆる液溜まりが発生する。前述したように、めっき液72を排出している間もアノード電極74及び給電点75に給電を行っているので、わずかではあるものの、液溜まりの部分ではめっきが進行する。このとき、めっき液72の温度や組成及び電流量が制御されているわけではないので、めっき膜の表面が粗く光沢がない状態となり、いわゆる荒れが発生した状態となる。
【0014】
なお、特開2002−80996号公報には、めっき後の被処理物を回転させながら被処理物に洗浄液等を噴射する洗浄処理槽が設けられためっき装置が記載されている。しかし、この装置でも、上述したようにめっき液を排出するときに発生する荒れを防止することはできない。
【0015】
以上から、本発明の目的は、めっき液の排出時にめっきが進行してめっき膜の表面に荒れが発生することを防止できるめっき装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上述した課題は、開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記固定部材の開口部が、前記被めっき材側の開口面積よりもその反対側の開口面積が大きいテーパー状に形成されていることを特徴とするめっき装置により解決する。
【0017】
本発明においては、被めっき材を固定する固定部材の開口部がテーパー状に形成されている。このため、めっき槽からめっき液を排出するときに、めっき液が開口部のテーパー面に沿って流れ落ちるので、開口部内に液溜まりが発生することが回避される。従って、液溜まりによりめっきされることがなく、めっき膜の表面の荒れが防止され、良好なめっき膜が得られる。
【0018】
上述した課題は、開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記開口部の壁面に、前記開口部の縁に沿って延びる溝が形成されていることを特徴とするめっき装置により解決する。
【0019】
本発明においては、開口部の壁面に開口部の縁に沿って延びる溝が形成されている。このため、めっき槽からめっき液を排出するときに、めっき液が溝に沿って効率よく下方に流れて、開口部内にめっき液の液溜まりが発生することが回避される。この場合に、開口部の下端部に排出溝を設けて、開口部の下部に集まるめっき液を排出溝を介して開口部の外に排出することが好ましい。これにより、開口部内にめっき液の液溜まりが発生することをより確実に防止することができる。
【0020】
上述した課題は、開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記開口部の壁面に、めっき液が浸透可能な浸透性部材が配置されていることを特徴とするめっき装置により解決する。
【0021】
本発明においては、開口部の壁面にガラス繊維又はカーボン繊維等により形成された浸透性部材が配置されている。このため、めっき槽からめっき液を排出するときに、毛細管現象により被めっき材の表面のめっき液が浸透性部材内に浸透し、更に重力により開口部の下側に移動する。これにより、開口部内にめっき液の液溜まりが発生することが回避される。この場合も、開口部の下端部に排出溝を設けて、開口部の下部に集まるめっき液を排出溝を介して開口部の外に排出することが好ましい。
【0022】
上述した課題は、開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記開口部の壁面に、ガス又は液体を噴射する噴射口が設けられていることを特徴とするめっき装置により解決する。
【0023】
本発明においては、開口部の壁面にガスを噴射する噴射口が設けられている。めっき槽からめっき液を排出するときに、この噴射口から清浄空気又は窒素ガス等を噴射して開口部内に残っためっき液を飛散させる。あるいは、本発明においては、開口部の壁面に液体を噴射する噴射口が設けられている。めっき槽からめっき液を排出するときに、この噴射口から純水等を噴射して開口部内に残っためっき液を洗い流す。これにより、開口部内に液溜まりが発生することが回避され、荒れのない良好なめっき膜が得られる。
【0024】
上記実施の形態は、開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記固定部材がフッ素樹脂又はそれと同等以上の撥水性を有する樹脂により形成されていることを特徴とするめっき装置により解決する。
【0025】
本発明においては、被めっき材を固定する固定部材が、フッ素樹脂又はそれと同等以上の撥水性を有する樹脂により形成されている。このため、めっき槽からめっき液を排出するときにめっき液が開口部の壁面に沿って流れ落ちやすく、開口部内に液溜まりが発生することが回避される。従って、液溜まりによりめっきされることがなく、めっき膜の表面の荒れが防止され、良好なめっき膜が得られる。なお、開口部の断面形状をテーパー状とすることにより、開口部内からのめっき液の排出をより効率的に行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
【0027】
(第1の実施の形態)
図5は、本発明の第1の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。
【0028】
めっき液12を入れるめっき槽11は、例えば塩化ビニル等の絶縁物で形成されている。めっき槽11の一方の側壁には、被めっき材であるウェハ21を固定するための固定治具13が配置されている。この固定治具13も、塩化ビニル等の絶縁物で形成されている。
【0029】
固定治具13には円形の開口部19が設けられている。この開口部19の断面形状はテーパー状であり、めっき槽11の内側における開口径がめっき槽11の外側(被めっき材側)における開口径よりも大きくなっている。なお、開口部19のテーパー角θは30°以上とすることが好ましい。本実施の形態では、開口部19のテーパー角を45°としている。
【0030】
ウェハ21はウェハ取り付け部18に取り付けた状態で固定治具13に外側から固定する。このようにしてウェハ21を固定治具13に取り付けると、固定治具13に設けられている給電点15がウェハ21の表面縁部に接触する。この給電点15は白金等の金属からなり、電源装置20の負極端子に電気的に接続される。
【0031】
めっき槽11内にはアノード電極14が配置される。このアノード電極14は電源装置20の正極端子と電気的に接続される。また、めっき槽11の底部にはドレインバルブ16が設けられており、めっき槽11内のめっき液12はドレインバルブ16を介して排出されるようになっている。
【0032】
図6(a)〜(c)及び図7は、上述しためっき装置を使用しためっき方法を示す断面図である。
【0033】
まず、図6(a)に示すように、ウェハ21の上側全面に金属をスパッタして導電性のシード層22を形成する。
【0034】
次に、図6(b)に示すように、シード層22上にフォトレジストを塗布してフォトレジスト膜23を形成し、このフォトレジスト膜23を露光及び現像処理して、シード層22が露出する開口部24を所定のパターンで形成する。
【0035】
次に、図5に示すように、ウェハ21をウェハ取り付け部18に取り付け、ウェハ取り付け部18を固定治具13に固定する。これにより、固定治具13に設けられている給電点15がウェハ21の表面のシード層22に接触する。その後、めっき槽11内にめっき液12を入れ、電源装置20からアノード電極14と給電点15とに給電する。そうすると、給電点15に接触したシード層22がカソードとなり、めっき液12中の金属イオンがシード層22上に析出して、図6(c)に示すように、レジスト膜23で覆われていない部分のシード層22上に金属膜(めっき膜)25が形成される。
【0036】
次いで、図7に示すように、ドレインバルブ16を開いてめっき槽11からめっき液12を排出する。このとき、アノード電極14及び給電点15には所定の電圧を印加しておく。本実施の形態では、固定治具13の開口部19がテーパー状に形成されているので、めっき液12の排出にともなって開口部19内の液がテーパー面に沿って流れ落ち、開口部19内に液溜まりが発生することが防止される。
【0037】
その後、ウェハ21を固定治具13から取り外し、レジスト膜23を除去する。このようにして、ウェハ21上に所定のパターンの金属膜25が形成される。
【0038】
上述の如く、本実施の形態では、固定治具13の開口部19の断面形状がテーパー状であるので、めっき液12を排出するときに開口部19内のめっき液がテーパー面に沿って流れ落ち、液溜まりの発生が回避される。従って、めっき膜の表面の荒れが回避され、良好なめっき膜が得られる。
【0039】
以下、上述した方法によって実際にウェハ上にめっき膜を形成し、その表面状態を調べた結果について説明する。
【0040】
まず、シリコンウェハを用意し、スパッタ法により、このシリコンウェハの上にシード層として厚さが100nmのFeNi膜を形成した。そして、このFeNi膜の上にフォトレジストを塗布してフォトレジスト膜を形成した後、露光及び現像処理を施してフォトレジスト膜に所定のパターンで開口部を形成した。
【0041】
次に、シリコンウェハを図5に示すめっき装置の固定治具13に固定した。固定治具13の開口部19のテーパー角θは45°である。
【0042】
このめっき装置を使用して、シリコンウェハの上に厚さが約2μmになるまでFeNi膜をめっきした。その後、ドレインバルブ16を開いてめっき液12を排出した。このとき、固定治具13の開口部19内には液溜まりが発生しなかった。その後、固定治具13からシリコンウェハを取り外し、レジスト膜を除去した。そして、シリコンウェハの表面のめっきの状態を調べた。その結果、良好なめっき膜が得られていることが確認でき、めっき膜の表面に荒れは見られなかった。
【0043】
(第2の実施の形態)
図8は本発明の第2の実施の形態のめっき装置を示す模式図、図9は同じくそのめっき装置の固定治具に設けられた開口部を示す斜視図である。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は固定治具の開口部の断面形状が異なることにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態と同様であるので、図8において図5と同一物には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0044】
本実施の形態においては、被めっき材であるウェハ21を固定する固定治具23に略円筒状の開口部29が設けられており、開口部29の壁面には円周方向に延びる複数のリング状の溝29aが設けられている。また、開口部29の下端部には、溝29aからめっき液を排出するためのV字状の排出溝29bが設けられている。
【0045】
本実施の形態では、めっき槽11からめっき液12を排出するときに、開口部29内に残っためっき液12が溝29aを伝って下方に移動し、更に排出溝29bから下方に流れ落ちる。従って、第1の実施の形態と同様に、固定治具23とウェハ21とにより形成される角部にめっき液の液溜まりが発生することがなく、めっき膜の表面の荒れが回避され、良好なめっき膜が得られる。
【0046】
なお、本実施の形態では開口部29の壁面に複数のリング状の溝29aが形成されている場合について説明したが、溝の形状はこれに限定されるものではなく、例えば開口部29の壁面に網目状の溝を形成してもよい。
【0047】
(第3の実施の形態)
図10は本発明の第3の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は固定治具の断面形状が異なることにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態と同様であるので、図10において図5と同一物には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0048】
本実施の形態においては、固定治具31に略円筒状の開口部32が形成されており、開口部32の壁面にはガラス繊維からなる浸透性部材32aが設けられている。また、開口部32の下部には、浸透性部材32aに浸透しためっき液を排出するための排出溝32bが設けられている。
【0049】
本実施の形態では、めっき槽11からめっき液12を排出するときに、ウェハ21の表面のめっき液12が毛細管現象により浸透性部材32aに吸収され、重力により浸透性部材32aの下部に移動する。そして、浸透性部材32aの下部に溜まっためっき液12は排出溝32bから下方に流れ落ちる。従って、第1の実施の形態と同様に、固定治具23とウェハ21とにより形成される角部にめっき液の液溜まりが発生することがなく、めっき膜の表面の荒れが回避され、良好なめっき膜が得られる。
【0050】
なお、本実施の形態では浸透性部材32aとしてガラス繊維を使用した場合について説明したが、浸透性部材32aとしてカーボン繊維等のガラス繊維以外の繊維質からなる部材又は多孔質な部材を使用してもよい。
【0051】
(第4の実施の形態)
図11は本発明の第4の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は固定治具の断面形状が異なることにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態と同様であるので、図11において図5と同一物には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0052】
本実施の形態においては、固定治具41に略円筒状の開口部42が設けられており、開口部42の壁面には清浄空気を噴射する複数の噴射口43が設けられている。なお、清浄空気は外部の清浄空気供給源から配管を通って噴射口43に供給される。
【0053】
本実施の形態では、めっき槽11からめっき液12を排出するときに、めっき液12の液面が開口部42の下端よりも下になると清浄空気を噴射口43から噴射する。これにより、開口部42内に残っためっき液が飛散するので、固定治具41とウェハ21とにより形成される角部にめっき液の液溜まりが発生することがない。従って、めっき膜の表面の荒れが回避され、良好なめっき膜が得られる。
【0054】
なお、本実施の形態では噴射口43から清浄空気を噴射するものとしたが、窒素ガス(N)又はその他のガスを噴射するようにしてもよい。
【0055】
(第5の実施の形態)
図12は本発明の第5の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は固定治具の断面形状が異なることにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態と同様であるので、図12において図5と同一物には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0056】
本実施の形態においては、固定治具51に略円筒状の開口部52が設けられており、開口部52の壁面には純水を噴射する複数の噴射口53が設けられている。なお、純水は、外部の純水供給源から配管を通って噴射口53に供給される。
【0057】
本実施の形態では、めっき槽11からめっき液12を排出するときに、めっき液12の液面が開口部52の下端よりも下になると純水を噴射口53から噴射させる。これにより、開口部52内に残っためっき液を除去することができるので、固定治具51とウェハ21とにより形成される角部にめっき液の液溜まりが発生することがない。従って、めっき膜の表面の荒れが回避され、良好なめっき膜が得られる。
【0058】
なお、本実施の形態では噴射口53から純水を噴射するものとしたが、その他の洗浄液を噴射するようにしてもよい。
【0059】
(第6の実施の形態)
図13は本発明の第6の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。本実施の形態が第1の実施の形態と異なる点は固定治具の断面形状が異なることにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態と同様であるので、図13において図5と同一物には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
【0060】
本実施の形態においては、固定治具61が撥水性の高いフッ素樹脂により形成されており、中央部に略円筒状の開口部62が設けられている。なお、図13では開口部62の断面を円筒状としているが、第1の実施の形態で説明したように、開口部62の断面形状をテーパー状としてもよい。
【0061】
本実施の形態では、固定治具61が撥水性の高いフッ素樹脂により形成されているので、めっき液12を排出するときに開口部62内のめっき液が開口部62の壁面に沿って流れ落ち、液溜まりの発生が回避される。従って、めっき膜の表面の荒れが回避され、良好なめっき膜が得られる。
【0062】
なお、本実施の形態では撥水性の高い樹脂としてフッ素樹脂を使用した場合について説明したが、フッ素樹脂と同程度以上の撥水性を有する他の樹脂を使用してもよい。また、固定治具61全体をフッ素樹脂で形成するのではなく、開口部62の周囲のみを撥水性の高いフッ素樹脂で形成し、他の部分を塩化ビニル等の撥水性が比較的低い樹脂により形成してもよい。
【0063】
(付記1)開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記固定部材の開口部が、前記被めっき材側の開口面積よりもその反対側の開口面積が大きいテーパー状に形成されていることを特徴とするめっき装置。
【0064】
(付記2)前記開口部のテーパー角が30°以上であることを特徴とする付記1に記載のめっき装置。
【0065】
(付記3)開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記開口部の壁面に、前記開口部の縁に沿って延びる溝が形成されていることを特徴とするめっき装置。
【0066】
(付記4)前記開口部の下端部に、前記壁面の溝内のめっき液を排出する排出溝が設けられていることを特徴とする付記3に記載のめっき装置。
【0067】
(付記5)開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記開口部の壁面に、めっき液が浸透可能な浸透性部材が配置されていることを特徴とするめっき装置。
【0068】
(付記6)前記浸透性部材が、ガラス繊維及びカーボン繊維の少なくとも一方により形成されていることを特徴とする付記5に記載のめっき装置。
【0069】
(付記7)開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記開口部の壁面に、ガス及び液体の少なくとも一方を噴射する噴射口が設けられていることを特徴とするめっき装置。
【0070】
(付記8)前記噴射口から噴射されるガスが、清浄空気及び窒素ガスのいずれか一方であることを特徴とする付記7に記載のめっき装置。
【0071】
(付記9)前記噴射口から噴射する液体が、純水であることを特徴とする付記7に記載のめっき装置。
【0072】
(付記10)開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、前記固定部材がフッ素樹脂又はそれと同等以上の撥水性を有する樹脂により形成されていることを特徴とするめっき装置。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本願発明によれば、被めっき材を固定する固定治具に設けられた開口部の断面形状をテーパー状にしているので、めっき槽からめっき液を排出するときに開口部内にめっき液の液溜まりが発生せず、荒れ等のない良好なめっき膜が得られる。
【0074】
本願の他の発明によれば、開口部の壁面に、開口部の縁に沿って延びる溝を形成しているので、めっき槽からめっき液を排出するときに溝に沿ってめっき液が下方に流れて、開口部の液溜まりの発生が抑制される。これにより、良好なめっき膜が得られる。
【0075】
本願の更に他の発明によれば、開口部の壁面に浸透性部材が配置されているので、めっき槽からめっき液を排出するときに被めっき材の表面に付着しためっき液が浸透性部材に吸収されて、液溜まりの発生が抑制される。これにより、良好なめっき膜が得られる。
【0076】
本願の更に他の発明によれば、開口部の壁面にガス又は液体を噴射する噴射口が設けられているので、めっき槽からめっき液を排出するときに、開口部内のめっき液を飛散させて、液溜まりの発生を防止することができる。あるいは、開口部内のめっき液を洗い流して、液溜まりの発生を防止することができる。これにより、良好なめっき膜が得られる。
【0077】
本願の更に他の発明によれば、被めっき材を固定する固定治具がフッ素樹脂又はそれと同等以上の撥水性を有する樹脂により形成されているので、めっき槽からめっき液を排出するときに開口部内のめっき液が壁面に沿って流れて、開口部内に液溜まりが発生しにくい。これにより、良好なめっき膜が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、半導体ウェハ上に金属をめっきする従来の電解めっき装置の一例を示す模式図である。
【図2】図2(a)〜(c)は、従来のめっき方法を工程順に示す断面図である。
【図3】図3(a),(b)は、めっき槽にめっき液を入れるとき、及びめっき槽からめっき液を排出するときに、アノード電極及び給電点に給電している理由を示す模式図である。
【図4】図4は、従来のめっき装置の問題点を示す模式図である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施の形態のめっき装置の構造を示す模式図である。
【図6】図6(a)〜(c)は、第1の実施の形態のめっき装置を使用しためっき方法を示す断面図(その1)である。
【図7】図7は、第1の実施の形態のめっき装置を使用しためっき方法を示す断面図(その2)である。
【図8】図8は、本発明の第2の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。
【図9】図9は、第2の実施の形態のめっき装置の固定治具に設けられた開口部を示す斜視図である。
【図10】図10は、本発明の第3の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。
【図11】図11は、本発明の第4の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。
【図12】図12は、本発明の第5の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。
【図13】図13は、本発明の第6の実施の形態のめっき装置を示す模式図である。
【符号の説明】
11,71…めっき槽、
12,72…めっき液、
13,23,31,41,51,61,73…固定治具、
14,74…アノード電極、
15,75…給電点、
16,76…ドレインバルブ、
18,78…ウェハ取り付け部、
19,29,32,42,52,62,79…開口部、
20,80…電源装置、
21,81…ウェハ、
22,82…シード層、
23,83…レジスト膜、
25,85…金属膜(めっき膜)、
29a…開口部の壁面の溝、
32a…浸透性部材、
32b…排出溝、
43,53…噴射口。

Claims (5)

  1. 開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、
    前記固定部材の開口部が、前記被めっき材側の開口面積よりもその反対側の開口面積が大きいテーパー状に形成されていることを特徴とするめっき装置。
  2. 開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、
    前記開口部の壁面に、前記開口部の縁に沿って延びる溝が形成されていることを特徴とするめっき装置。
  3. 開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、
    前記開口部の壁面に、めっき液が浸透可能な浸透性部材が配置されていることを特徴とするめっき装置。
  4. 開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、
    前記開口部の壁面に、ガス及び液体の少なくとも一方を噴射する噴射口が設けられていることを特徴とするめっき装置。
  5. 開口部を有する固定部材に被めっき材を固定し、前記固定部材の開口部を介してめっき液と被めっき材とを接触させて電解めっきを行うめっき装置において、
    前記固定部材がフッ素樹脂又はそれと同等以上の撥水性を有する樹脂により形成されていることを特徴とするめっき装置。
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