JP2004269361A

JP2004269361A - Growth hormone sectretomotory composition

Info

Publication number: JP2004269361A
Application number: JP2003057850A
Authority: JP
Inventors: Kenji Horie; 健二堀江; Hidehiko Yokogoshi; 英彦横越; Shinji Azumaguchi; 伸二東口; Busaku Kin; 武祚金
Original assignee: Pharma Foods Research Co Ltd
Current assignee: Pharma Foods Research Co Ltd
Priority date: 2003-03-04
Filing date: 2003-03-04
Publication date: 2004-09-30
Anticipated expiration: 2023-03-04
Also published as: JP4596304B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a GH (growth hormone) secretomotory composition comprising GABA (γ-aminobutyric acid) having higher physiological effects than those of a pure substance of GABA and produced by lactic acid bacteria fermentation and a GH secretomotory composition of combined amino acids having synergistic effects in order to further enhance the physiological effects. <P>SOLUTION: The GABA produced by the lactic acid fermentation more effectively raises GH than the pure substance of GABA. Furthermore, the combination of the GABA produced by the lactic acid bacteria fermentation with one or two or more of valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine and histidine has synergistic effects on remarkable promotion of GH secretion. The GABA and the amino acids do not antagonize the secretion of the GH. Thereby, foods and medicines in which physiological effects such as building of the muscle and skeleton, reduction of fats, rejuvenation of skin and recovery of immune strength by oral ingestion can be expected without anxiety about adverse effects at all can be provided. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は乳酸菌醗酵から生産されるγ―アミノ酪酸（ＧＡＢＡ）を含有する成長ホルモン分泌促進組成物に関する。更に上記成長ホルモン分泌促進組成物を含有する食品及び化粧品に関する。
【０００２】
【従来の技術】
成長ホルモン（ｇｒｏｗｔｈｈｏｒｍｏｎｅ：以下ＧＨと記す）は脳の視床下部で作られ、血液にのって全身に運ばれる。このホルモンは、生体内での成長を促す役割をすることが知られている。具体的には、筋肉を作り、骨を伸ばし、また体内の様々な化学反応を促進することが報告されている。実際成長ホルモンをヒトに注射すると、筋肉、骨格の増強、脂肪の減少、皮膚の若返り、免疫力の回復などの効果が認められている。
【０００３】
しかしその反面、ＧＨの注射は自己が持つＧＨの分泌力を低下させ、合成ＧＨへの依存性を高めてしまう危険性が指摘されている為、投与は極限られた疾病時にしか使用されないのが現状である。
【０００４】
一方、γ―アミノ酪酸（γ−ａｍｉｎｏｂｕｔｙｒｉｃａｃｉｄ：以下ＧＡＢＡと記す）はＧＨの分泌促進作用をもつことが報告されている（Ｆ．Ｃａｖａｇｎｉｎｉｅｔａｌ．，ＡｃｔａＥｎｄｏｃｒｉｎｏｌｏｇｉｃａ１９８０，９３，１４９−１５４）。本Ｃａｖａｇｎｉｎｉ等の報告ではＧＡＢＡを５ｇから１８ｇ摂取することで成長ホルモン分泌が促進される事を報告している。
【０００５】
ＧＡＢＡは、近年発芽玄米などの流行により一般的に広く知られるようになったアミノ酸の一種であり、野菜、果物をはじめ発酵食品に至るまで自然界の動植物に幅広く含まれており、我々の食生活の中で通常摂取されている食品成分のひとつである。一方医薬効果も非常に高く、１日３ｇの摂取で頭部外傷後遺症に伴う諸症状（頭痛、頭重、昜疲労性、のぼせ感、耳鳴り、記憶障害、睡眠障害、意欲低下）に対して改善効果が認められている。従って、上記術のように健常人に対し１日３ｇ以上もの高濃度ＧＡＢＡの摂取は、副作用も実際報告されているため現実的な量ではない。
【０００６】
しかしＧＡＢＡを実際に摂取できる量（１０ｍｇから３０００ｍｇ）の投与では、顕著なＧＨ分泌促進効果が期待できない。又ＧＨ由来の筋肉、骨格の増強、脂肪の減少などの生理効果も本摂取量では期待できない。
【０００７】
一方バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、ヒスチジンなどもＧＨ促進効果があることが報告されている。しかし、上記述の成長ホルモンの促進が報告されているアミノ酸も単独ではＧＡＢＡ同様高濃度摂取しなければ筋肉、骨格の増強などの生理効果まで期待できない。
【０００８】
又バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、ヒスチジンのアミノ酸は、消化管並びに脳から吸収される際競合しあうため、上記述アミノ酸同士の組み合わせによる相乗効果は通常得られない。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、より生理効果の高いＧＨ分泌促進組成物を提供することを目的とする。更にアミノ酸と乳酸菌発酵ＧＡＢＡと組み合わせることで、最も生理効果の高いＧＨ分泌促進組成物を提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は鋭意検討した結果、純品ＧＡＢＡよりも乳酸菌発酵したＧＡＢＡの方がより効果的にＧＨを上昇させることを見出した。
【００１１】
又バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、ヒスチジンなどのアミノ酸は、いずれもＧＨ分泌促進作用が報告されているが、通常消化管及び脳に取り込まれる際競合しあうため、組み合わせて摂取しても相乗効果は期待できない。しかし、驚くべきことに乳酸菌醗酵したＧＡＢＡとバリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、ヒスチジンの内１つ又は２つ以上との組み合わせは、拮抗することなくＧＨ分泌を飛躍的に促進するといった相乗効果を初めて見出した。
【００１２】
その結果、乳酸菌醗酵したＧＡＢＡとバリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、ヒスチジンの内１つ又は２つ以上との組み合わせにより、低濃度の摂取でも、蛋白合成能を向上することができた。故に本発明は、効果的に成長ホルモン分泌促進させる組成物を提供することにある。
【００１３】
又本発明の食品及び化粧品は、前記成長ホルモン分泌促進組成物を含有することを特徴とする。
【００１４】
本発明によれば、副作用の心配が全くなく、経口摂取によって筋肉、骨格の増強、脂肪の減少、皮膚の若返り、免疫力の回復などの生理効果が期待できる食品、及び化粧品を提供できる。
【００１５】
【発明の実施の形態】
本発明の成長ホルモン分泌促進組成物は、ＧＡＢＡを含有する組成物である。
【００１６】
本発明におけるＧＡＢＡを含有する組成物とは、乳酸菌醗酵により生産されるＧＡＢＡが望ましい。更に好ましくは、ラクトバチルス属の細菌から醗酵法で生産されるＧＡＢＡのことであり、最も好ましいのはラクトバチルスヒルガルディーＫ−３株の細菌から醗酵法で生産されるＧＡＢＡである。
【００１７】
上記述の乳酸菌醗酵した溶液は、適宜凍結乾燥やスプレードライにて乾燥し粉末化しても構わない。特に限定するものではないが、ＧＡＢＡの含有量は液状では５％〜３０％であり、粉末状では１０％〜９０％である。
【００１８】
上記術ＧＡＢＡの生理効果が期待できる１日当たりの有効摂取量は、１０ｍｇ〜３０００ｍｇが好ましい。より好ましくは、５０ｍｇ〜１０００ｍｇであり、更に好ましくは１００ｍｇ〜５００ｍｇである。
【００１９】
バリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、ヒスチジンの内１つ又は２つ以上の物質を含有することを特徴とするＧＨ分泌促進組成物とは、ＧＡＢＡと上記術アミノ酸の１つ又は２つ以上含有する複合組成物の事をいう。
【００２０】
ＧＨ分泌促進組成物におけるバリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、ヒスチジンの内１つ又は２つ以上アミノ酸の含有量は特に限定するものではないが、ＧＨ分泌促進組成物中１０〜９０％含まれる事が好ましい。より好ましくは６０〜９０％であり、更に好ましくは５０〜９０％である。
【００２１】
本発明の食品及び化粧品は、上記述成長ホルモン分泌促進組成物を１０ｍｇ〜５０００ｍｇ含有することが好ましく、更に好ましくは１００ｍｇ〜１０００ｍｇであり、最も好ましいのは５０ｍｇ〜１０００ｍｇである。
【００２２】
上記食品としては、特に制限はなく、例えば清涼飲料、スポーツ飲料、ヨーグルト、錠菓、顆粒品、チョコレート、ガム、スープ類、おかゆ、味噌などが挙げられる。
【００２３】
上記化粧品としては、特に制限はなく、例えばクリーム、ローション、ジェルなどが挙げられる。
【００２４】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【００２５】
実施例１
乳酸菌発酵ＧＡＢＡの調製
表１に示す割合で各成分を含有する発酵原料（ｐＨ５．０）５０Ｌを、９０℃で１０分間加熱殺菌した後、キムチ由来の乳酸菌（ラクトバチルスヒルガルディーＫ−３株（ＦＥＲＭＰ−１８４２２））培養液５０ｍＬを接種し、３０℃で３日間培養した。なお、発酵終了後の発酵液のＧＡＢＡ含量は５１ｇ／Ｌであった。この発酵液を９０℃で１０分間加熱殺菌した後、濾過助剤を加えてろ過し、得られたろ液を真空濃縮機で濃縮した後、凍結乾燥機にて乾燥し、粉砕して粉末化して乳酸菌発酵ＧＡＢＡ組成物（ＧＡＢＡ含量：６５質量％）を得た。
【００２６】
【表１】

【００２７】
尚、ＧＡＢＡ醗酵原料としてはグルタミン酸ソーダの他にグルタミン酸及び小麦グルテン、焼酎粕タンパク等をグルタミン酸原としても差し支えない。
【００２８】
試験例１
ＧＡＢＡ濃度の測定
ＧＡＢＡ濃度は、以下の方法により測定した。
【００２９】
各試料を０．２Ｎクエン酸ナトリウム緩衝液（ｐＨ２．２）で適宜希釈後、遠心分離又はろ過して固形物を除去し、測定試料とした。ＧＡＢＡの含量はアミノ酸含量測定の常法に従って高速液体クロマトグラフで以下の条件で分析した。
【００３０】
使用機器：（株）島津製作所製の高速液体クロマトグラフＬＣ−９Ａ
分析用カラム：強酸性陽イオン交換樹脂カラムＳｈｉｎ−ｐａｃｋＩｓｃ−０７Ｎａ型
移動層緩衝液：（株）島津製作所製のアミノ酸移動層キットＮａ型
移動層流量：０．３ｍｌ／分
反応層１：０．０４％次亜塩素酸ナトリウム溶液（ｐＨ１０のホウ酸−炭酸緩衝液５００ｍｌに対して次亜塩素酸０．２ｍｌ）
反応層２：（株）島津製作所製のアミノ酸分析キットＯＰＡ試薬
反応層流量：０．２ｍｌ／分
検出：蛍光検出Ｅｘ３４８ｎｍ、Ｅｍ４５０ｎｍ
【００３１】
実施例２
ＧＡＢＡ投与によるＧＨへの影響
クリーン動物ラット、ウィスター系雄、４週齢を用い、ＧＡＢＡを投与した際のＧＨへの影響確認試験を行った。ＧＡＢＡサンプルとしては、ＧＡＢＡ試薬（和光）と実施例１より得られた乳酸菌発酵ＧＡＢＡ（ファーマギャバ５０；（株）ファーマフーズ研究所）粉末を用いた。
【００３２】
水に各ＧＡＢＡサンプルを懸濁させ、ＧＡＢＡとして１００ｍｇ／１００ｇ体重になるよう経口ゾンデによる投与試験を以下の試験群で行った。
【００３３】
１群ＧＡＢＡ試薬投与
２群乳酸菌発酵ＧＡＢＡ投与
【００３４】
各サンプルを投与後、０分、３０分、６０分、１２０分後に屠殺し、血中ＧＡＢＡ濃度の変動を調べた（データは省略）。その結果、血中のＧＡＢＡ濃度の推移はほぼ同様であった。
【００３５】
更に同じ血液を用い、ラットＧＨ量をＥＬＩＳＡ法（ＲＡＴＧＲＯＷＴＨＨＯＲＭＯＮＥＥＮＺＹＭＥＩＭＭＵＮＯＡＳＳＡＹＫＩＴ：フナコシ）にて調べた。本結果を図１に示す。
【００３６】
本結果より、ＧＡＢＡ純品試薬と乳酸菌発酵ＧＡＢＡ投与は、ほぼ同様の血中ＧＡＢＡ濃度の推移が認められたにもかかわらず、興味深いことにＧＡＢＡ純品試薬より乳酸菌発酵ＧＡＢＡの群の方がＧＨの分泌促進効果が認められた。
【００３７】
実施例３
ＧＡＢＡ及びその他アミノ酸との組み合わせ投与によるＧＨへの影響
クリーン動物ラット、ウィスター系雄、４週齢を用い、ＧＡＢＡ及びバリン、ロイシン、イソロイシン、アルギニン、リジン、ヒスチジンの内１つ又は２つ以上アミノ酸を同時に投与した際のＧＨへの影響確認試験を行った。ＧＡＢＡサンプルとしては、乳酸菌発酵ＧＡＢＡ（ファーマギャバ５０；（株）ファーマフーズ研究所）粉末を用いた。ＣＭＣ水に各サンプルを懸濁させ、ＧＡＢＡとして１００ｍｇ／１００ｇ体重になるよう経口ゾンデによる投与試験を以下の試験群で行った。更にバリン：ロイシン：イソロイシンは１：２：１になる様混合し、分岐鎖アミノ酸混合物（以下ＢＣＡＡと記す）とし、混合物として１００ｍｇ／１００ｇ体重になるよう経口ゾンデによる投与試験を以下の試験群で行った。アルギニンも１００ｍｇ／１００ｇ体重になるよう投与した。
【００３８】
１群水投与（コントロール）
２群乳酸菌発酵ＧＡＢＡ投与（ＧＡＢＡ）
３群分岐鎖アミノ酸混合物投与（ＢＣＡＡ）
４群アルギニン投与（Ａｒｇ）
５群分岐鎖アミノ酸投与＋乳酸菌発酵ＧＡＢＡ投与（ＢＣＡＡ＋ＧＡＢＡ）
６群分岐鎖アミノ酸投与＋アルギニン投与（ＢＣＡＡ＋Ａｒｇ）
【００３９】
各群経時的に０分、３０分後に屠殺し、血中のＧＨ量を実施例２同様ＥＬＩＳＡ法にて分析した。その結果を図２に示す。
【００４０】
更に同様の試験をリジン、ヒスチジンについても実施した（データは省略）。
【００４１】
本結果より、ＧＡＢＡ、分岐鎖アミノ酸、アルギニン、リジン、ヒスチジンは、ＧＨの分泌を促進することが示された。しかし、ＧＡＢＡ以外のアミノ酸の組み合わせは、逆にＧＨの分泌を抑制する経口が認められた。しかし、ＧＡＢＡとそれ以外のアミノ酸との組み合わせは、相乗効果をもたらすことが本試験により示された。
【００４２】
実施例４
ＧＡＢＡ及びその他アミノ酸との組み合わせ投与によるＲＮＡへの影響
【００４３】
蛋白合成能の指標として、肝臓中のＲＮＡ量をＰＣＲ法（関谷ら、『ＰＣＲ最前線』１９９６年）により測定した。
【００４４】
試験は実施例３で得られた肝臓を用いて分析を行った。結果を図３に示す。
【００４５】
更に同様の試験をリジン、ヒスチジンについても実施した（データは省略）。
【００４６】
以上の結果から、肝臓中のＲＮＡ量は各群ほとんど差が認められなかったが、興味深いことに、唯一ＢＣＡＡと乳酸菌発酵ＧＡＢＡを組み合わせた群において、肝臓中のＲＮＡ量の増加が認められた。
【００４７】
実施例４
以下特に限定するものではないが、本発明の成長ホルモン分泌促進組成物を含有する食品及び化粧品の処方例を挙げる。
【００４８】
（１）顆粒状食品の処方例
還元麦芽糖７１ｍｇ
結晶セルロ−ス７０ｍｇ
ショ糖エステル９ｍｇ
本発明組成物２００ｍｇ
（ＧＡＢＡとして５０ｍｇ、ＢＣＡＡとして１００ｍｇ含有）
【００４９】
（２）化粧品の処方例
ローション１０００ｍｌ
本発明組成物２００ｍｇ
（ＧＡＢＡとして５０ｍｇ、ＢＣＡＡとして１００ｍｇ含有）
【００５０】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明によれば、安全な適切量の経口摂取によって筋肉、骨格の増強、脂肪の減少、皮膚の若返り、免疫力の回復などの生理効果が期待できる食品及び化粧品を提供でき、本発明の産業的利用価値は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図１】ラットの血中ＧＨ濃度の経時変化を示す図である。
【図２】ラットの血中ＧＨの変動を示す図である。
【図３】ラット肝臓中ｍＲＮＡ量の変動を示す図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a growth hormone secretion promoting composition containing γ-aminobutyric acid (GABA) produced from lactic acid bacteria fermentation. Furthermore, it is related with the foodstuff and cosmetics containing the said growth hormone secretion promoting composition.
[0002]
[Prior art]
Growth hormone (hereinafter referred to as GH) is produced in the hypothalamus of the brain and is carried throughout the body on blood. This hormone is known to play a role in promoting growth in vivo. Specifically, it has been reported that it creates muscles, stretches bones, and promotes various chemical reactions in the body. In fact, when humans are injected with growth hormone, effects such as muscle and skeletal enhancement, fat loss, skin rejuvenation, and recovery of immunity have been observed.
[0003]
However, on the other hand, the injection of GH decreases the secretory power of GH and increases the dependence on synthetic GH. Therefore, administration can be used only in limited diseases. Currently.
[0004]
On the other hand, γ-aminobutyric acid (γ-aminobutyric acid: hereinafter referred to as GABA) has been reported to have a GH secretion promoting action (F. Cavagnini et al., Acta Endocrinolologica 1980, 93, 149-154). In this report of Cavagnini et al., It is reported that growth hormone secretion is promoted by ingesting 5 to 18 g of GABA.
[0005]
GABA is a kind of amino acid that has become widely known in recent years due to the epidemic of germinated brown rice, and is widely contained in natural animals and plants from vegetables and fruits to fermented foods. It is one of the food ingredients that are usually ingested. On the other hand, the medical effect is also very high. Ingestion of 3 g per day improves various symptoms associated with sequelae of head injury (headache, head weight, fatigue, hot flashes, tinnitus, memory loss, sleep disorder, decreased motivation). Is allowed. Therefore, intake of high concentration GABA of 3 g or more per day for a healthy person as described above is not a realistic amount because side effects have been actually reported.
[0006]
However, a significant GH secretion promoting effect cannot be expected by administration of an amount (10 mg to 3000 mg) in which GABA can actually be taken. Physiological effects such as GH-derived muscle, skeletal enhancement, and fat reduction cannot be expected with this intake.
[0007]
On the other hand, valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine, histidine and the like have also been reported to have a GH promoting effect. However, the above-mentioned amino acids that have been reported to promote growth hormone alone cannot be expected to have physiological effects such as muscle and skeletal enhancement unless they are ingested at a high concentration like GABA.
[0008]
In addition, since amino acids of valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine and histidine compete when absorbed from the digestive tract and brain, a synergistic effect due to the combination of the above-mentioned amino acids is usually not obtained.
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a GH secretion promoting composition having a higher physiological effect. Furthermore, it aims at providing the GH secretion promotion composition with the highest physiological effect by combining with an amino acid and lactic acid bacteria fermentation GABA.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies, the present inventors have found that GABA fermented with lactic acid bacteria increases GH more effectively than pure GABA.
[0011]
In addition, amino acids such as valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine, and histidine have been reported to promote GH secretion, but they usually compete when taken into the digestive tract and brain, so they can be taken in combination. Synergistic effects cannot be expected. However, surprisingly, the combination of GABA fermented with lactic acid bacteria and one or more of valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine and histidine dramatically increases GH secretion without antagonism. For the first time.
[0012]
As a result, it was possible to improve the protein synthesis ability even at low concentrations by combining lactic acid bacteria fermented GABA with one or more of valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine and histidine. Therefore, this invention is providing the composition which promotes growth hormone secretion effectively.
[0013]
Moreover, the food and cosmetics of this invention are characterized by containing the said growth hormone secretion promoting composition.
[0014]
According to the present invention, it is possible to provide foods and cosmetics that can be expected to have physiological effects such as muscle, skeletal enhancement, fat loss, skin rejuvenation, and recovery of immunity without any side effects.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The growth hormone secretion promoting composition of the present invention is a composition containing GABA.
[0016]
The GABA-containing composition in the present invention is preferably GABA produced by lactic acid bacteria fermentation. More preferably, it is GABA produced by a fermentation method from a bacterium belonging to the genus Lactobacillus, and the most preferred is GABA produced by a fermentation method from a bacterium of Lactobacillus hilgardy K-3 strain.
[0017]
The lactic acid bacteria fermented solution described above may be appropriately dried by lyophilization or spray drying and powdered. Although not particularly limited, the GABA content is 5% to 30% in a liquid state and 10% to 90% in a powder form.
[0018]
The effective daily intake for which the physiological effect of the above-mentioned surgical GABA can be expected is preferably 10 mg to 3000 mg. More preferably, it is 50 mg-1000 mg, More preferably, it is 100 mg-500 mg.
[0019]
A GH secretion-promoting composition containing one or more substances of valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine and histidine includes GABA and one or more of the above-mentioned surgical amino acids. It refers to a composite composition.
[0020]
The content of one or more amino acids among valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine, and histidine in the GH secretion promoting composition is not particularly limited, but is included in the GH secretion promoting composition in an amount of 10 to 90%. Things are preferable. More preferably, it is 60-90%, More preferably, it is 50-90%.
[0021]
The food and cosmetics of the present invention preferably contain 10 mg to 5000 mg of the growth hormone secretion promoting composition described above, more preferably 100 mg to 1000 mg, and most preferably 50 mg to 1000 mg.
[0022]
There is no restriction | limiting in particular as said foodstuff, For example, a soft drink, a sports drink, a yoghurt, a tablet confectionery, a granule, chocolate, gum, soups, porridge, miso, etc. are mentioned.
[0023]
There is no restriction | limiting in particular as said cosmetics, For example, a cream, a lotion, a gel etc. are mentioned.
[0024]
【Example】
EXAMPLES Hereinafter, the present invention will be specifically described with reference to examples, but the present invention is not limited thereto.
[0025]
Example 1
Preparation of Lactobacillus Fermentation GABA 50 L of fermentation raw material (pH 5.0) containing each component in the proportions shown in Table 1 was heat sterilized at 90 ° C. for 10 minutes, and then kimchi-derived lactic acid bacteria (Lactobacillus hilgardi K-3 strain (FERM) P-18422)) 50 mL of culture solution was inoculated and cultured at 30 ° C. for 3 days. In addition, the GABA content of the fermented liquid after completion | finish of fermentation was 51 g / L. This fermented liquid is sterilized by heating at 90 ° C. for 10 minutes, and then filtered with a filter aid. The obtained filtrate is concentrated with a vacuum concentrator, then dried with a freeze dryer, pulverized and powdered. A lactic acid bacteria fermentation GABA composition (GABA content: 65% by mass) was obtained.
[0026]
[Table 1]

[0027]
In addition, as a GABA fermentation raw material, glutamic acid, wheat gluten, shochu protein, etc. may be used as the glutamic acid source in addition to sodium glutamate.
[0028]
Test example 1
Measurement of GABA concentration GABA concentration was measured by the following method.
[0029]
Each sample was appropriately diluted with 0.2N sodium citrate buffer (pH 2.2), and then centrifuged or filtered to remove solids, thereby preparing a measurement sample. The GABA content was analyzed by a high performance liquid chromatograph under the following conditions according to a conventional method for measuring amino acid content.
[0030]
Equipment used: High performance liquid chromatograph LC-9A manufactured by Shimadzu Corporation
Column for analysis: Strong acid cation exchange resin column Shin-pack Isc-07Na type moving bed buffer solution: amino acid moving bed kit manufactured by Shimadzu Corporation Na type moving bed flow rate: 0.3 ml / min reaction layer 1: 0 0.04% sodium hypochlorite solution (0.2 ml of hypochlorous acid per 500 ml of boric acid-carbonate buffer at pH 10)
Reaction layer 2: Amino acid analysis kit OPA reagent reaction layer manufactured by Shimadzu Corporation Flow rate: 0.2 ml / min Detection: fluorescence detection Ex 348 nm, Em 450 nm
[0031]
Example 2
Influence on GH by GABA administration A test for confirming the influence on GH when GABA was administered was conducted using clean animal rats, Wistar males, and 4 weeks old. As the GABA sample, GABA reagent (Wako) and lactic acid bacteria fermentation GABA (Pharmaca Gabba 50; Pharma Foods Laboratories) powder obtained from Example 1 were used.
[0032]
Each GABA sample was suspended in water, and an administration test using an oral sonde was conducted in the following test groups so that the body weight was 100 mg / 100 g body weight as GABA.
[0033]
Group 1 GABA reagent administration Group 2 lactic acid bacteria fermentation GABA administration
Each sample was sacrificed 0 minutes, 30 minutes, 60 minutes, and 120 minutes after administration, and the change in blood GABA concentration was examined (data not shown). As a result, the transition of GABA concentration in blood was almost the same.
[0035]
Furthermore, using the same blood, the amount of rat GH was examined by ELISA (RAT GROWTH HORMONE ENZYME IMMUNOASSAY KIT: Funakoshi). The results are shown in FIG.
[0036]
From these results, it can be seen that the GABA pure GABA reagent and lactic acid bacteria fermented GABA administration were interesting in that the lactic acid bacteria fermented GABA group was more GH than the GABA pure GA reagent, despite the similar changes in blood GABA concentration. Secretion promoting effect was observed.
[0037]
Example 3
Effects on GH by combination administration with GABA and other amino acids Using clean animal rats, Wistar male, 4 weeks old, GABA and one or more amino acids of valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine, histidine A test for confirming the effect on GH when administered simultaneously was conducted. As a GABA sample, lactic acid bacteria fermentation GABA (Pharma Gabba 50; Pharma Foods Laboratories) powder was used. Each sample was suspended in CMC water, and an administration test using an oral sonde was performed in the following test groups so that the body weight was 100 mg / 100 g as GABA. Furthermore, valine: leucine: isoleucine was mixed at a ratio of 1: 2: 1 to form a branched-chain amino acid mixture (hereinafter referred to as BCAA), and an oral test was conducted with an oral sonde to obtain a mixture of 100 mg / 100 g body weight in the following test groups. went. Arginine was also administered at 100 mg / 100 g body weight.
[0038]
Group 1 water administration (control)
Group 2 Lactic acid bacteria fermentation GABA administration (GABA)
Group 3 Branched chain amino acid mixture administration (BCAA)
Group 4 Arginine administration (Arg)
Group 5 administration of branched chain amino acids + administration of lactic acid bacteria fermentation GABA (BCAA + GABA)
Group 6 Branched chain amino acid administration + Arginine administration (BCAA + Arg)
[0039]
Each group was sacrificed after 0 minutes and 30 minutes over time, and the amount of GH in the blood was analyzed by ELISA as in Example 2. The result is shown in FIG.
[0040]
Further, the same test was conducted for lysine and histidine (data not shown).
[0041]
From these results, it was shown that GABA, branched chain amino acids, arginine, lysine and histidine promote GH secretion. However, the combination of amino acids other than GABA, on the contrary, was observed to suppress oral secretion of GH. However, this study has shown that the combination of GABA and other amino acids provides a synergistic effect.
[0042]
Example 4
Effects on RNA by combination administration with GABA and other amino acids
As an index of protein synthesis ability, the amount of RNA in the liver was measured by the PCR method (Sekiya et al., “PCR Frontline” 1996).
[0044]
The test was performed using the liver obtained in Example 3. The results are shown in FIG.
[0045]
Further, the same test was conducted for lysine and histidine (data not shown).
[0046]
From the above results, there was almost no difference in the amount of RNA in the liver in each group, but it was interesting that an increase in the amount of RNA in the liver was observed only in the group combining BCAA and lactic acid bacteria fermentation GABA.
[0047]
Example 4
Although it does not specifically limit below, the formulation example of the foodstuffs and cosmetics containing the growth hormone secretion promotion composition of this invention is given.
[0048]
(1) Granular food formulation example Reduced maltose 71 mg
Crystal cellulose 70mg
Sucrose ester 9mg
200 mg of the composition of the present invention
(50mg as GABA, 100mg as BCAA)
[0049]
(2) Formulation example for cosmetics Lotion 1000ml
200 mg of the composition of the present invention
(50mg as GABA, 100mg as BCAA)
[0050]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide foods and cosmetics that can be expected to have physiological effects such as muscle, skeletal enhancement, fat reduction, skin rejuvenation, and recovery of immunity by ingesting a safe and appropriate amount. The industrial utility value of the present invention is very large.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a graph showing changes in blood GH concentration in rats over time.
FIG. 2 is a graph showing fluctuations in blood GH in rats.
FIG. 3 shows changes in the amount of mRNA in rat liver.

Claims

Growth hormone secretion promoting composition comprising γ-aminobutyric acid (GABA)

The composition for promoting growth hormone secretion according to claim 1, comprising GABA produced from lactic acid bacteria fermentation.

The composition for promoting growth hormone secretion according to claim 1 or 2, comprising one or more substances selected from valine, leucine, isoleucine, arginine, lysine and histidine.

A food and cosmetic comprising the growth hormone secretion-promoting composition according to any one of claims 1 to 3.