JP2004268105A - 溶接用ケーブル - Google Patents
溶接用ケーブル Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004268105A JP2004268105A JP2003063872A JP2003063872A JP2004268105A JP 2004268105 A JP2004268105 A JP 2004268105A JP 2003063872 A JP2003063872 A JP 2003063872A JP 2003063872 A JP2003063872 A JP 2003063872A JP 2004268105 A JP2004268105 A JP 2004268105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- welding
- wire
- hose
- insulated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
【解決手段】ケーブル要素として、絶縁電線である溶接電流供給用のパワーケーブル2および接地用のアースケーブル3と、シールドガスを流通させるガスホース4と、制御信号を伝送するための制御ケーブル5とを備える。パワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5は、各1本ずつ順次に隣接して平行かつ略横一列に配列され、それらが外表面全体に形成された絶縁被覆6によって一体化されている。溶接用ケーブル1は、軸方向直角断面が扁平な形状の複合ケーブルとして構成される。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はアーク溶接用2次ケーブルとして適用される溶接用ケーブルに係り、特に電線類およびホース類をコンパクトに複合一体化した溶接用ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に、MIG溶接およびTIG溶接等におけるアーク溶接用2次ケーブルは、パワーケーブルおよびアースケーブルの2本の独立した絶縁電線を個別に引き回し、あるいはこれら両ケーブルを撚線状に組合せて溶接機に導かれている。各絶縁電線は、それぞれ絶縁チューブに導電線を挿通した構成とされ、このような独立構成の2次ケーブルにおいては、放熱性を考慮して、導電線として断面積38〜80mm2(概略平均断面60mm2)という太径のものが用いられている。
【0003】
また、遮蔽ガスおよび冷却水等の供給用ホースについても、互いに独立したホースとして構成され、それぞれ別個に取扱われている。
【0004】
さらに、自動溶接機等においては、制御装置から溶接機に制御信号を伝送する制御ケーブルが絶縁チューブに複数本の通信線を挿通した構成とされており、この制御ケーブルが前記の絶縁電線および各ホースとは別の独立配線とされ、収納時には単独でリールに巻取る等、個別に取扱われるのが一般的である。
【0005】
なお、スポット溶接機における従来技術として、絶縁チューブ内における導電線の周囲の間隙を冷却水流路とし、パワーケーブルと冷却水供給ホースとを兼用する水冷式パワーケーブルが提案されている(特許文献1参照)。
【0006】
また、TIG溶接機における従来技術として、シールドホース、センターガスホース、水冷溶接ケーブルホース等を束ねて太径の円管状チューブ内に収納する構成も提案されている(特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平08−66778号公報
【0008】
【特許文献2】
特開2001−113370号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の一般的技術においては、2次ケーブル、制御ケーブルおよびホース類が分離独立した構成とされているため、溶接時および収納時等の取扱いが煩雑となり、作業能率の低下を来たし易く、また捩れや潰れ等により安全性を損なう場合がある。また、このような2次ケーブルの導電線の導電線としては、平均的に断面積が60mm2という太径のものが用いられることから、重量が大きく、引き回しや搬送時等の作業に余分な労力的負担が強いられる。さらに、2次ケーブルとしてのパワーケーブルとアースケーブルとを個別に引き回した場合や、両ケーブルを撚線状に組合せた場合には、導電線間の間隔が種々変化するため、溶接電流が相互作用により低減することがあり、またノイズの発生により制御信号が不安定化することがある。このように、従来の一般的技術においては、溶接条件が比較的不安定となる作業環境が形成され、作業能率の低下を来したり、溶接性能の低下ひいては溶接品質の低下を招く場合がある。
【0010】
また、上述した特許文献1等に記載された従来技術においては、数m以上の長い距離を引き回した場合にホースが潰れたり、折れ曲がり等により水路が遮断し、焼き付けが生じる可能性がある。
【0011】
一方、特許文献2等に記載された従来技術のように、各ホース類およびケーブル類を単に束ねる構成においては、ホース類やケーブルの相互配置、間隔等が必ずしも一定とはならず、溶接電流低減、ノイズ発生等の可能性がある。また、束となった太径の円管状配線の場合には、作業時の引き回しや収納時のリール巻取りが煩雑となり、溶接作業現場等における取扱いに不便を生じることがある。
【0012】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ホース類およびケーブル類をコンパクトな構成として複合化し、溶接時および収納時における取扱いが容易で、捩れや潰れ等に対する強度および絶縁性が高く、作業性および安全性の向上が図れ、軽量化による作業能率の向上、溶接電流低減率の抑制および制御信号のノイズ低減等による溶接品質の向上にも適合する溶接用ケーブルを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、請求項1に係る発明では、絶縁チューブに導電線を挿通した絶縁電線と、絶縁チューブに通信線を挿通した制御ケーブルと、冷却水・ガス等を流通させるホースとを備え、前記被覆電線、制御ケーブルおよびホースを互いに隣接させて平行かつ略一列に配列し、それらを外表面全体に形成した絶縁被覆により一体化し、扁平な複合ケーブルとして構成したことを特徴とする溶接用ケーブルを提供する。
【0014】
請求項2に係る発明では、前記絶縁電線における絶縁チューブの内径を導電線の外径よりも大きくし、その両者間の間隙を冷却水流路とすることにより前記絶縁電線を水冷ケーブルとし、前記絶縁チューブを前記冷却水流通用のホースとして兼用する構成とした請求項1記載の溶接用ケーブルを提供する。
【0015】
請求項3に係る発明では、前記絶縁電線は、溶接電流供給用のパワーケーブルと接地用のアースケーブルとをもって1組とし、これらパワーケーブルの導電線とアースケーブルの導電線との間隔を一定とした請求項1記載の溶接用ケーブルを提供する。
【0016】
請求項4に係る発明では、前記絶縁被覆は、前記絶縁電線、前記制御ケーブルおよび前記ホースの外周面に個々に形成された樹脂被膜であり、これら各被膜の相互に隣接するもの同士を、熱溶着により一体化した請求項1記載の溶接用ケーブルを提供する。
【0017】
請求項5に係る発明では、熱溶着により一体化された前記各絶縁被膜は、一定以上の引き裂き力により前記熱溶着部から分離可能である請求項4記載の溶接用ケーブルを提供する。
【0018】
請求項6に係る発明では、請求項1から5までのいずれかに記載の溶接用ケーブルを、扁平な面を巻回面としてリールに巻き付けてなる溶接用ケーブル装置を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る溶接用ケーブルの一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、溶接用ケーブルをリールに巻装した状態を示す概略構成図であり、図2は、図1のA−A線拡大断面図である。図3〜図5は、各部を拡大して示す縦断面図である。
【0020】
図1および図2に示すように、本実施形態の溶接用ケーブル1は、絶縁電線としての溶接電流供給用パワーケーブル2および接地用アースケーブル3と、シールドガスを流通させるガスホース4と、制御信号を伝送するための制御ケーブル5とを備えている。
【0021】
そして、パワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5は、各1本ずつ順次に隣接して平行かつ略横一列に配列され、それらが外表面全体に形成された絶縁被覆6によって一体化されている。これにより、溶接用ケーブル1は、軸方向直角断面が扁平な形状の複合ケーブルとして構成され、この扁平な面を巻回面として、携帯用のリール7に巻き付けられている。リール7には、図示を省略するが、例えば電源、冷却水源、ガス源、制御装置等への接続用端子が設けられ、これらの接続用端子に、パワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5の巻き付け端部が連結されている。なお、リール7の外周には、図示しないが、ケーブルの巻取りガイドとして、カバーを取付ける場合もある。また、これらパワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5の先端側には、溶接機側に設けられる電流供給部、アース接続部、冷却部およびガス供給部等に接続するための端子金具1a,1b,1c,1dがそれぞれ設けられている。
【0022】
パワーケーブル2は、図2および図3に示すように、円管状の柔軟な絶縁チューブ8内に銅撚線からなる1本の導電線9を挿通した構成とされており、この絶縁チューブ8は、例えば耐熱性ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂(PE)、耐熱柔軟性(耐油性)ビニル材等の絶縁樹脂製とされている。絶縁チューブ8の内径は、導電線9の外径よりも大きく、その両者間の間隙が冷却水流路10とされている。すなわち、パワーケーブル2は内部に冷却水11を流通させる水冷ケーブルとして構成されており、これによりパワーケーブル3の絶縁チューブ8が冷却水流通用のホースを兼用する構成となっている。なお、パワーケーブル2を水冷ケーブルとして構成したことにより、導電線9の断面積は水冷放熱効果により低減可能となり、導電線9の断面積は例えば12.5mm2のように、従来の導電線の平均断面積である60mm2に比して大幅に低減されている。
【0023】
アースケーブル3は、図2に示すように、パワーケーブル2と略同様の構成のものであり、絶縁チューブ12内に銅撚線からなる1本の導電線13を挿通した構成とされ、耐熱性ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂(PE)、耐熱柔軟性(耐油性)ビニル材等の絶縁樹脂製とされている。絶縁チューブ12の内径は、導電線13の外径よりも大きく、その両者間の間隙が冷却水流路14とされている。すなわち、アースケーブル3も内部に冷却水11を流通させる水冷ケーブルとして構成されており、これによりアースケーブル3の絶縁チューブ12が冷却水流通用のホースを兼用する構成となっている。なお、アースケーブル3を水冷ケーブルとして構成したことにより、導電線13の断面積も水冷放熱効果により低減可能となり、導電線13の断面積も例えば12.5mm2のように、従来の導電線の平均断面積に比して大幅に低減されている。
【0024】
絶縁電線は、このようなパワーケーブル2とアースケーブル3とをもって1組として構成されており、このパワーケーブル2の導電線9とアースケーブル3の導電線13との間隔は、ケーブル軸方向の全体に亘って一定とされている。
【0025】
ガスホース4は、図2および図4に示すように、例えばパワーケーブル2およびアースケーブル3の絶縁チューブ8,12と略同径の円管状チューブ4aからなっている。この円管状チューブ4aは、例えば耐熱性ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリエチレン樹脂(PE)等により構成され、内部のガス流路14にシールドガスとして不活性ガス15が流通するようになっている。なお、このガスホース4の円管状チューブ4aは、絶縁材によって構成する必要はなく、耐熱性、柔軟性、および所定強度を有するものであれば、絶縁材以外の種々の材料を適用することが可能である。
【0026】
制御ケーブル5は、図2および図5に示すように、パワーケーブル2およびアースケーブル3の絶縁チューブ8,12と略同径かつ同材製の絶縁チューブ16内に、複数本の通信線17を挿通した構成とされている。なお、本実施形態では通信線17として、被覆電線が適用されるが、光ファイバ(図示せず)を適用することもできる。
【0027】
これらパワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5の外表面全体に亘って形成される絶縁被覆6は、例えば耐熱PVCシースとされ、パワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5の外周面に、同一肉厚の被膜6aとして個々に形成した後、これら各被膜6aの相互に隣接するもの同士を溶着した熱溶着部6bにより、一体化されている。
【0028】
このように、絶縁被覆6により一体化された本実施形態の溶接用ケーブル1は、図2に示すように、水冷ケーブルとしてのパワーケーブル2およびアースケーブル3、ガスホース4、および制御ケーブル5が順次に隣接して平行に配列されていることから、横長一列構造の扁平な複合ケーブルとして構成される。
【0029】
また、熱溶着部6bにより一体化された各絶縁被膜6aは、一定以上の引き裂き力により熱溶着部6bから分離可能とされている。すなわち、パワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5の各端部に設けられた端子金具1a〜1dは、図示省略の溶接機の各部にそれぞれ接続されることから、各被膜6aを熱溶着部6bから所定長さに亘り、隣接するもの同士を引き裂いて相互に分離させることにより、パワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5の接続をそれぞれ容易に行なえるようにしてある。
【0030】
なお、図1に仮想線で示すように、溶接ケーブル1の端部位置における分離および非分離の境界部分には拘束具18、例えば粘着テープなどを巻装することにより、不要な分離を抑制し、分離の拡大を防止するようになっている。
【0031】
このように構成された本実施形態の溶接用ケーブル1を使用する場合には、溶接ケーブル1の先端側をリール7から所要長さ引出して溶接機側に接続する。この場合、パワーケーブル2、アースケーブル3および制御ケーブル5の導電線9,13および通信線は、それぞれ絶縁チューブ8,12,16および絶縁被覆6によって2重の絶縁構造とされているため、溶接用ケーブル1の絶縁部が厚くなり、これにより、安全性の向上が図れるようになる。
【0032】
また、本実施形態の溶接用ケーブル1においては、パワーケーブル2、アースケーブル3、ガスホース4および制御ケーブル5が、横長1列に平行配列されて一体構造となっているため、作業現場の床上等に安定的に配置され、かつ定形状態が確実に保持される。すなわち、各ケーブル等が保護ガイドとなる。したがって、ケーブル引き回し操作が容易に行なえるとともに、引き回した溶接ケーブル1には、捩れや絡まり等が発生し難いため、使用時の作業能率向上を図ることができる。
【0033】
また、水冷ケーブルとしてのパワーケーブル2およびアースケーブル3と、ガスホース4と、制御ケーブル5とを、一体化した構造とすることにより、溶接ケーブル1の中間等において折れ曲がり等を防止することができ、冷却水流路10の形状を確実に維持することができる。
【0034】
また、パワーケーブル2およびアースケーブル3を水冷ケーブルとしたにより、ケーブル径を縮小することができるため、軽量化、溶接能率の向上等を図ることができる。
【0035】
さらに、パワーケーブル2およびアースケーブル3の2本の導電線間距離がケーブル長さ方向全体に亘って一定に保持されるため、電流低減率を抑制することができ、溶接品質の向上および作業能率の向上等が図れるとともに、制御信号に対するノイズ等の影響も軽減され、この点によっても同様に溶接品質の向上が図れる。
【0036】
また、溶接使用後においては、溶接用ケーブル1をリール7に巻き取る際、熱溶着ケーブルとしての外観形状(幅、高さ)が均一に固定されていることから、重ねて巻き取ることが容易である。したがって、ケーブルの絡みなどなく、移動、設置、収納等を行なうことができ、これらの作業能率を向上することができる。
【0037】
なお、上記実施形態においては、被覆電線としてのパワーケーブル2およびアースケーブル3を水冷ケーブルとして構成したが、本発明においては、パワーケーブル2およびアースケーブル3と、冷却水ホースとを分離し、冷却水ホースをガスホース4と同様に、別要素として備えることも可能である。
【0038】
また、溶接ケーブル全体の平坦度を失わない範囲で、例えば小径のホースを2本以上、縦配列として組込んでもよい。すなわち、複合ケーブルとしての溶接ケーブルは、全体として各要素が略一列となる構成であればよい。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、溶接機に溶接用電流、制御信号、冷却水、ガス等を供給する全てのケーブルおよびホースを平行配列し、絶縁被覆によって一体化することにより、溶接ケーブルを扁平な構成として安定設置および巻取り等の容易なものとし、かつケーブル状態を容易に把握することができるようになる。また、絶縁被覆の形成によって絶縁物の肉厚を増すことができ、安全性の向上が図れる。さらに、扁平な一体化により、折れ曲がり防止が図れるとともに、水冷ケーブルを採用した場合には、軽量化も容易に可能となる。さらにまた、パワーケーブルとアースケーブルとの導電線間の間隔を一定化することにより、電流低減率を抑制し、耐ノイズの軽減も容易に可能となる。また、外観形状が均一化することにより、ケーブルの絡みなどを生じることなく、引き回しおよびリールへの巻取りを容易に行なうことができ、安全性の確保、能率向上および溶接品質の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による溶接用ケーブルをリールに巻装した状態を示す概略構成図。
【図2】図1のA−A線拡大断面図。
【図3】図2に示したパワーケーブルを拡大して示す縦断面図。
【図4】図2に示したガスホースを拡大して示す縦断面図。
【図5】図2に示した制御ケーブルを拡大して示す縦断面図。
【符号の説明】
1 溶接用ケーブル
2 パワーケーブル
3 アースケーブル
4 ガスホース
4a 円管状チューブ
5 制御ケーブル
6 絶縁被覆
7 リール
8 絶縁チューブ
9 導電線
10 冷却水流路
11 冷却水
12 絶縁チューブ
13 導電線
14 冷却水流路
15 不活性ガス
16 絶縁チューブ
17 通信線
Claims (6)
- 絶縁チューブに導電線を挿通した絶縁電線と、絶縁チューブに通信線を挿通した制御ケーブルと、冷却水・ガス等を流通させるホースとを備え、前記被覆電線、制御ケーブルおよびホースを互いに隣接させて平行かつ略一列に配列し、それらを外表面全体に形成した絶縁被覆により一体化し、扁平な複合ケーブルとして構成したことを特徴とする溶接用ケーブル。
- 前記絶縁電線における絶縁チューブの内径を導電線の外径よりも大きくし、その両者間の間隙を冷却水流路とすることにより前記絶縁電線を水冷ケーブルとし、前記絶縁チューブを前記冷却水流通用のホースとして兼用する構成とした請求項1記載の溶接用ケーブル。
- 前記絶縁電線は、溶接電流供給用のパワーケーブルと接地用のアースケーブルとをもって1組とし、これらパワーケーブルの導電線とアースケーブルの導電線との間隔を一定とした請求項1記載の溶接用ケーブル。
- 前記絶縁被覆は、前記絶縁電線、前記制御ケーブルおよび前記ホースの外周面に個々に形成された樹脂被膜であり、これら各被膜の相互に隣接するもの同士を、熱溶着により一体化した請求項1記載の溶接用ケーブル。
- 熱溶着により一体化された前記各絶縁被膜は、一定以上の引き裂き力により前記熱溶着部から分離可能である請求項4記載の溶接用ケーブル。
- 請求項1から5までのいずれかに記載の溶接用ケーブルを、扁平な面を巻回面としてリールに巻き付けてなる溶接用ケーブル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003063872A JP2004268105A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | 溶接用ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003063872A JP2004268105A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | 溶接用ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004268105A true JP2004268105A (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=33125345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003063872A Pending JP2004268105A (ja) | 2003-03-10 | 2003-03-10 | 溶接用ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004268105A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312409A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | シールド導電体の取付け構造 |
JP2012256480A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Toyota Motor Corp | 電気自動車充電用平型ケーブル |
-
2003
- 2003-03-10 JP JP2003063872A patent/JP2004268105A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006312409A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | シールド導電体の取付け構造 |
JP2012256480A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Toyota Motor Corp | 電気自動車充電用平型ケーブル |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6201071B1 (ja) | 給電ケーブル、及びコネクタ付き給電ケーブル | |
US8525029B2 (en) | Vehicle electrical conduction path | |
JPWO2007032391A1 (ja) | 車両用導電体 | |
JP4001224B2 (ja) | アーク溶接ケーブル | |
RU2476965C2 (ru) | Кабель с параллельной структурой и арматурой для проводников, обладающий высокой проводимостью | |
KR101158018B1 (ko) | 동복 알루미늄 전선 및 그 제조 방법 | |
JP4904090B2 (ja) | 電力用直流同軸ケーブルの帰路導体接続方法 | |
KR20100132481A (ko) | 호스 조립체 | |
JP2004268105A (ja) | 溶接用ケーブル | |
JP2007287335A (ja) | シールド導電路 | |
CN102170053B (zh) | 电力用直流同轴线缆的连接部 | |
JP5003942B2 (ja) | 超電導ケーブル、および超電導ケーブルの接続部 | |
JP2016032329A (ja) | 被覆処理具、及び被覆処理方法 | |
JP4795123B2 (ja) | 電力用直流同軸ケーブルの帰路導体接続方法 | |
JP2006310066A (ja) | ハーネス及びハーネスの製造方法 | |
JP4897952B2 (ja) | 電力用直流同軸ケーブルの接続部 | |
CN202736525U (zh) | 一种气保焊用组合电缆 | |
JP5052824B2 (ja) | 電力用直流同軸ケーブルの接続部 | |
KR200478754Y1 (ko) | 전자세 배관 용접용 토치 케이블 | |
CN203870994U (zh) | 一种二氧化碳电焊机连接电缆 | |
KR20100108679A (ko) | 파이프 발열장치 | |
JP6427613B2 (ja) | リッツ線の端子接続部及び端子接続方法 | |
KR19980060062U (ko) | 용접케이블 조립체 | |
KR19990034078U (ko) | 용접케이블 조립체 | |
JP2010005695A (ja) | コンジットケーブル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071112 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080128 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080204 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20090327 |