JP2004266368A - Method and device for driving semiconductor apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
電圧駆動型の半導体装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:以下IGBTと称す)や、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field EffectTransistor)、あるいは、MOSGTO(MOS Gate Turn−off Thyristor)等の電圧駆動型半導体素子は、電流駆動型半導体素子に比べて駆動電力が小さく、駆動回路を簡単にできるため、電源やインバータ等の分野に急速に広まっている。
【0003】
その駆動方法は、ゲート抵抗に着目すると、従来固定で制御されていたが、例えば特開平9−46201号公報にて開示されているように、ターンオン損失低減とターンオン時の主電流の時間変化率di/dtを低減する目的で、ターンオン動作中の複数の素子状態においてゲート抵抗を好適な値に変化させて制御する方法が開示されている。
【0004】
図8に従来の駆動回路の一例を示した。
【0005】
本図では駆動の対象となるIGBTのみが表示され、IGBTに接続される負荷やターンオフ制御に関わる構成やその他のIGBT装置の構成は省略されている。
【0006】
本従来例の駆動装置は、入力オン信号Vinに従ってIGBT1を駆動するもので、2個の駆動回路2,3と、駆動回路2,3とIGBT1のゲートにそれぞれ接続するゲート抵抗4とゲート抵抗5と、各駆動回路の動作を切り換え制御する制御回路6とを有する。
【0007】
ここでゲート抵抗4の抵抗値Raは、ゲート抵抗5の抵抗値Rbよりも大きいものとする。
【0008】
また制御回路6は、IGBT1のゲート電圧と予め定められた基準電圧Vrefとを比較するコンパレータ101と、コンパレータ101の出力と入力信号Vinとを入力とするNANDゲート102と、コンパレータ101の出力をインバータ103により反転した信号と入力信号Vinとを入力とするNANDゲート104とから構成される。
【0009】
次に本従来例の動作を詳細に説明する。
【0010】
本従来例では制御回路6でIGBT1のゲート電圧レベルを検出して駆動回路2と駆動回路3とを切り換えるタイミングを決定している。
【0011】
オン信号Vinが入力され、かつIGBT1のゲート電圧が基準電圧Vrefより低い期間ではコンパレータ101の出力はLowレベルである。
【0012】
このためNANDゲート104から駆動回路2のnpnトランジスタQ3にオフ信号が伝わり駆動回路2が動作し、ゲート抵抗4を通してIGBT1にゲート電流が供給される。
【0013】
その後IGBT1のゲート電圧が上昇し予め定められたコンパレータ101の基準電圧Vrefを超えると、コンパレータ101の出力はHighレベルになりNANDゲート104の出力がHighレベルになって駆動回路2が停止するとともに、NANDゲート102の出力がLowレベルになって駆動回路3が動作し、ゲート抵抗5を通してIGBT1にゲート電流が供給される。
【0014】
このようにしてIGBT1の実効ゲート抵抗は大きな抵抗値Raから小さな抵抗値Rbに切り換えられる。
【0015】
【特許文献1】
特開平9−46201号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
ゲート駆動波形のミラー電圧およびミラー期間の長さは、各素子によって異なる値であり同じ型式の素子であってもばらつきがある上、周辺回路の回路定数や実装方法,使用温度等の周辺環境によっても影響を受ける。
【0017】
またコンパレータ101の基準電圧Vrefも使用温度等の周辺環境条件等によって変化する。
【0018】
したがって駆動回路を切り換えるタイミングを予め定める際には余裕度を大きく確保しなければならず、十分な損失低減を実現するのが困難であるという問題があった。
【0019】
また駆動回路切り換えのタイミングを予め定めるためにはシミュレーションなどによる予備検討だけでは不十分であり、実際に使用する主素子を用いた最終段階での実装状態で実験する必要があり、条件設定に多大な時間と費用が必要であった。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、電圧駆動型の電力用半導体素子を備えた半導体装置の駆動方法は、半導体素子のゲートに印加する駆動電圧を前期半導体素子のスイッチング動作中における複数の素子状態に応じて適宜変化させるものであり、前記状態の変化のタイミングを、前記複数の素子状態の変化に応じて変化する電流,電圧などの電気量の変化率を検出することによって決定することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例における電圧駆動型の電力用半導体素子を備えた半導体装置の駆動方法は、半導体素子のゲートに印加する駆動電圧を前期半導体素子のスイッチング動作中における複数の素子状態に応じて適宜変化させるものであり、状態の変化のタイミングを、複数の素子状態の変化に応じて変化する電流,電圧などの電気量の変化率を検出することによって決定することを特徴とする。
【0022】
本発明の実施例における電圧駆動型半導体素子を備えた半導体装置の駆動方法は半導体素子のゲートに印加する駆動電圧は、予め定められた電圧を複数の駆動回路に印加し該複数の駆動回路とゲートとを接続する複数のゲート抵抗を通してゲートに印加され、半導体素子のスイッチング動作中における複数の素子状態に応じて適宜実効ゲート抵抗値を変化させて制御するものであり、実効ゲート抵抗値を変化させるタイミングを、複数の素子状態の変化に応じて変化する電流,電圧等の電気量の変化率を検出することによって決定することを特徴とする。
【0023】
本発明の実施例における電圧駆動型半導体素子を備えた半導体装置の駆動方法はまた上記課題を解決するために、半導体素子のゲート電圧の変化率を検出した信号で変化のタイミングを決定することを特徴とする。
【0024】
上記課題を解決するため本発明の実施例における電圧駆動型の電力用半導体素子を備えた半導体装置の駆動装置は、半導体素子のゲートに印加する駆動電圧を生成する複数の駆動回路と、半導体素子のスイッチング動作中における複数の素子状態に応じて変化する電気量の変化率を検出する装置と、当該検出装置の出力に基づいて、動作させる駆動回路を適宜変化させる制御回路とを有することを特徴とする。
【0025】
上記課題を解決するため本発明の実施例における電圧駆動型の電力用半導体素子を備えた半導体装置の駆動装置は、予め定められた電圧を供給するための電源と、半導体素子のゲートに接続される複数のゲート抵抗と、該複数のゲート抵抗を各々有効にする複数の駆動回路と、半導体素子のスイッチング動作中における複数の素子状態に応じて変化する電気量の変化率を検出する装置と、当該検出装置の出力に基づいて、動作させる駆動回路を適宜切り換える制御回路とを有することを特徴とする半導体装置の駆動装置。
【0026】
さらに、上記課題を解決するため本発明の実施例における電圧駆動型の電力用半導体素子を備えた半導体装置の駆動装置は、電気量の変化率を検出する装置が半導体素子のゲート電圧を入力して検出することを特徴とする。
【0027】
課題を解決するため本発明の実施例における電圧駆動型の電力用半導体素子を備えた半導体装置の駆動装置は、電気量の変化率を検出する装置が論理レベルの信号を出力することを特徴とする。
【0028】
課題を解決するため本発明の実施例における電圧駆動型の電力用半導体素子を備えた半導体装置の駆動装置は、電気量の変化率を検出した時点から予め定められた時間だけ計測するタイマー装置を有し、検出時点から予め定められた時間だけ経過した時点を駆動装置切り換えのタイミングとすることを特徴とする。
【0029】
課題を解決するため本発明の実施例における電圧駆動型の電力用半導体素子を備えた半導体装置の駆動装置は、電気量の変化率を検出した時点から予め定めた時間だけ継続して検出し続けることを検知するフィルタ装置を有し、各種検出時点から予め定めた時間だけ経過してフィルタ装置から出力が出された時点をタイミングとすることを特徴とする。
【0030】
上記の特徴である駆動装置および方法によれば、駆動対象となる電圧駆動型半導体素子の特性やその実装状態に応じて最適に駆動することが可能となる。
【0031】
すなわちスイッチング動作における状態に応じて変化する電気量、たとえばゲート電圧の時間変化率を検出し論理的な処理を行うことによって、素子の特性や実装状態によらず最適に動作させることが可能となる。
【0032】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0033】
図1に本発明の第1の実施の形態を示した。
【0034】
本図では駆動の対象となるIGBTのみが表示され、IGBTに接続される負荷やターンオフ制御に関わる構成やその他のIGBT装置の構成は省略されている。
【0035】
本実施の形態の駆動装置は、駆動回路2および駆動回路3と、駆動回路2,駆動回路3とIGBT1のゲートとをそれぞれ接続する抵抗4および抵抗5と、ゲート用電源Vと、各駆動回路の動作を制御する制御回路6と、スロープ検出回路7と予め定められたある時間を経過後にスロープ検出回路7の出力を後段に伝えるタイマー回路10とを有する。
【0036】
スロープ検出回路7は、IGBT1のゲート電圧の時間変化率を検出するための変化率検出回路8と、その出力波形を整形する波形整形回路9とを有している。
【0037】
ただし変化率検出回路8の出力信号がスロープ検出回路7の後段の構成に伝達されるに十分なものであれば、波形整形回路9は必要ない。
【0038】
制御回路6はターンオン入力信号Vinとスロープ検出回路7の出力とが入力され、駆動回路を切り換えるタイミングを決定し、そのタイミングに応じて駆動回路2と駆動回路3とを切り換える論理回路を有する。
【0039】
ゲート抵抗5の抵抗値Rbは、ゲート抵抗4の抵抗値Raよりも小さく設定される。
【0040】
また本実施の形態では駆動回路はpMOSトランジスタで構成されているが、それ以外の他のスイッチ機能を有する装置であってもまったく構わない。
【0041】
その他の回路ブロックの構成についても同様の機能を有していれば、本実施の形態に示した構成と全く同一でなくても全く構わない。
【0042】
次に本実施の形態の動作について図2を用いて詳細に説明する。
【0043】
本実施の形態ではIGBT1のゲート電圧の時間変化率を検出して駆動回路2と駆動回路3とを切り換えるタイミングを決定している。
【0044】
まずオン信号Vinが入力されると、オフ状態でのIGBT1のゲート電圧は一定であるため変化率検出回路8の出力はLowレベルでJKフリップフロップ11の出力もLowレベルでとなり、NANDゲート16の出力がLowレベルとなる。
【0045】
その結果pMOSトランジスタSaがオンして駆動回路2が動作し、抵抗値Raのゲート抵抗4が有効となる。
【0046】
これによってIGBT1がターンオン動作に入り、図2(2)に示したようにゲート電圧が上昇し始める。
【0047】
ゲート電圧は変化率検出回路8に入力されており、変化率検出回路8によってゲート電圧の変化率が検出され、出力波形は図2(3)に示したようになる。
【0048】
ここで駆動回路の切り換えはターンオン動作中にゲート電圧が一定となるミラー期間中に行われるようにするため、1番目のパルス信号立下り時にJKフリップフロップ11の出力をHighレベルにする。
【0049】
この時駆動回路の切り換えを確実にミラー期間中に行う目的で、タイマー回路10によってスロープ検出回路7の出力が予め定められた時間だけ経過した後に後段の論理回路に伝達される。
【0050】
するとインバータ15の出力がLowレベルとなるのでNANDゲート16の出力がHighレベルとなり、駆動回路2が停止するとともに、NANDゲート14にはJKフリップフロップ11の出力が入力されるためpMOSトランジスタSbのゲート電位はLowレベルとなり駆動回路3が起動して抵抗5が有効となる。
【0051】
こうしてIGBT1の実効ゲート抵抗は、ミラー期間中に大きな抵抗値Raから小さな抵抗値Rbに切り換えられる。
【0052】
すなわちIGBT1はターンオン初期には大きな抵抗値Raを通して駆動されるため電流立ち上がりが緩やかになり、配線等の浮遊インダクタンスが存在していてもノイズは小さく抑えられ、誤動作や破壊の危険が低く抑えられた信頼性の高い駆動装置を実現することができる。
【0053】
このような駆動方法を一般的にソフトスイッチングというが、ソフトスイッチングを実施するとノイズによる誤動作や破壊の危険を低減できる反面、スイッチング時間が長くなりスイッチング損失が増大していた。
【0054】
しかし本実施の形態では大きなノイズが発生しない状態に至った段階で駆動回路を切り換え、IGBT1の有効なゲート抵抗を小さく変更するためスイッチング損失の増大のないソフトスイッチングを実現することができる。
【0055】
ミラー電圧値やミラー期間の長さは主素子によって異なる上、同型式であってもばらつきが大きく、さらに周辺回路構成や実装状況,使用温度等の動作条件により変化するため、従来例における駆動回路の切り換えのタイミングは、試作実験等を実施した上で余裕度を大きくとり予め定められていた。
【0056】
つまり従来では用いられる主素子ごとに予め定められるタイミングを調整することが必要であったが、それに対し本実施の形態においては、ゲート電圧の時間変化率を検出することによりミラー期間を精度高く検出することができるため、主素子のミラー現象がどのような特性であっても何らの調整も不必要である。
【0057】
さらに本発明により従来必要以上に大きく設けなければならなかった余裕度を必要最低限に設定することが可能となり、従来ソフトスイッチングで問題となっていたスイッチング損失の増大を抑制することができるため特性的にも大きな改善効果が得られる。
【0058】
さらにまた電圧駆動型半導体素子のミラー特性によらず最適な駆動回路の切り換えタイミングが得られるため、従来切り換えタイミングを設定するために行われていた試作実験等を省略することができ、従来よりも低損失,高信頼の装置を迅速に低価格で供給することが可能となる。
【0059】
また切り換えタイミングを高精度にするために微調整機能を有している従来例もあったが、本発明によれば微調整のための構成は全く不要であり小型化,低コスト化のメリットも得られることになる。
【0060】
タイマー回路10は本実施の形態ではスロープ検出回路7の後段に設けたが、ここに限らず同じ機能を維持できればどこに配置しても構わない。
【0061】
さらにタイマー回路10はIGBT1のゲート電圧の時間変化率が予め定められた基準内である状態がある期間継続することを検出するフィルタ機能を設けてもよく、この場合にはIGBT1のゲート電圧がノイズその他の原因で振動しても動作しないため、さらに高い信頼性を得ることができる。
【0062】
また検出時点から実際の切り換え動作までに要する時間が、十分なものであれば本タイマー回路は特別設ける必要はない。
【0063】
また特にソフトスイッチングを行うときは変化率検出回路8の出力は小さくなるが、このような場合には変化率検出回路8内の抵抗成分,容量成分,インダクタンス成分の構成要素を調整することによって出力を調整することが可能であるが、更に精度高く制御するためにスロープ検出回路7には波形整形装置9を設けてもよい。
【0064】
波形整形装置9は例えば、コンパレータやインバータ等既存の増幅回路等から構成すればよい。
【0065】
また本実施の形態においては実効ゲート抵抗値を変化させる際、駆動回路3を起動するとともに駆動回路2を停止したが、駆動回路2を停止することなく駆動回路3を起動しても実効ゲート抵抗値は、抵抗4と抵抗5の並列接続抵抗となるため、Raから小さな抵抗値に変化することとなり、同様の効果を得ることができる。
【0066】
なお本実施の形態および以降の実施の形態においてJKフリップフロップのJ入力はHighレベル、K入力はLowレベルに固定されているが図面上では省略されている。
【0067】
図3に本発明の第2の実施の形態を示した。
【0068】
本図では駆動の対象となるIGBTのみが表示され、IGBTに接続される負荷やターンオフ制御に関わる構成やその他のIGBT装置の構成は省略されている。
【0069】
本実施の形態の駆動装置は、駆動回路2および駆動回路3と、駆動回路2,駆動回路3とIGBT1のゲートとをそれぞれ接続する抵抗4および抵抗5と、ゲート用電源Vと、各駆動回路の動作を制御する制御回路6と、スロープ検出回路7と、予め定められたある時間経過後に変化率検出回路8の出力を後段に伝えるタイマー回路10とを有する。
【0070】
スロープ検出回路7は、IGBT1のゲート電圧の変化率を検出するための変化率検出回路8と、変化率検出回路8の出力波形を整形する波形整形回路9とを有している。
【0071】
ただし変化率検出回路8の出力波形がスロープ検出回路7の後段の構成に伝達されるに十分なものであれば、波形整形回路9は不必要である。
【0072】
制御回路6はターンオン入力信号Vinとスロープ検出回路7の出力とが入力され、駆動回路を切り換えるタイミングを決定し、そのタイミングに応じて駆動回路2と駆動回路3とを切り換える論理回路を有する。
【0073】
ゲート抵抗5の抵抗値Rbは、ゲート抵抗4の抵抗値Raよりも小さく設定される。
【0074】
また本実施の形態では駆動回路はpMOSトランジスタで構成されているが、それ以外の他のスイッチ機能を有する装置であってもまったく構わない。
【0075】
他の回路ブロックの構成についても同様の機能を有していれば、本実施の形態に示した構造と全く同一でなくても全く構わない。
【0076】
次に本実施の形態の動作について図4を用いて詳細に説明する。
【0077】
本実施の形態では、本発明第1の実施の形態においてゲート抵抗を切り換えるタイミングはミラー期間であることが特徴であったのに対し、その時点でIGBTが安定したオン状態に至っていないことがありうるため駆動回路の切り換えをミラー期間終了後に行うように設定されている。
【0078】
すなわち、安定したオン状態に至る前にゲート抵抗が切り換わって小さな抵抗値になると、その瞬間にIGBTの主電流の立ち上がりが急峻になる。
【0079】
IGBTの回路に浮遊インダクタンスLが存在すると、その浮遊インダクタンスに流れる電流の時間変化によって生じる跳ね上がり電圧(L×di/dt)も大きくなる。
【0080】
従来の駆動回路においては、この跳ね上がり電圧による素子や装置の破壊、あるいは当該跳ね上がり電圧により生ずるノイズに起因して誤動作が発生する場合があるという危険が懸念される。
【0081】
この懸念に対しては駆動回路の切り換えタイミングを、第1の実施の形態にて設定されていたミラー期間中ではなく、ミラー期間終了後に設定することにより対策することができる。
【0082】
すなわち図4(3)に示した2番目のパルスの立下りタイミングに駆動回路の切り換えを設定すればよい。
【0083】
本実施の形態ではIGBT1のゲート電圧の時間変化率を検出して駆動回路2と駆動回路3とを切り換えるタイミングを決定している。
【0084】
まずオン信号Vinが入力されると、オフ状態でIGBT1のゲート電圧は一定であるため変化率検出回路8の出力はLowレベルでフリップフロップ13の出力もLowレベルであるため、NANDゲート16の出力がLowレベルとなる。
【0085】
その結果pMOSトランジスタSaがオンして駆動回路2が動作し、抵抗値Raのゲート抵抗4が有効となる。
【0086】
これによってIGBT1がターンオン動作に入り、図4(2)に示したようにゲート電圧が上昇し始める。
【0087】
ゲート電圧は変化率検出回路8に入力されており、変化率検出回路8によってゲート電圧の時間変化率が検出され、波形整形回路9を通過後スロープ検出回路7の出力波形は図4(3)に示したようになる。
【0088】
波形整形回路9については第1の実施の形態と同様、変化率検出回路8の出力が後段の回路構成の動作に十分であれば削除して構わない。
【0089】
スロープ検出回路7の出力信号はタイマー回路10に入力され予め定められた時間だけスロープ検出回路7の出力信号を遅らせられる。
【0090】
変化率検出回路8によって検出されるのはミラー期間終了時点であるため、タイマー回路10によって駆動回路切り換えのタイミングは確実にミラー期間終了の後に設定することができる。
【0091】
タイマー回路10はこの機能を果たせばこの場所でなくとも構わないし、種々の回路を伝播中に生ずる遅延時間で十分であれば特に設けなくても構わない。
【0092】
またIGBT1のゲート電圧の時間変化率が予め定められた基準内である状態がある期間継続することを検出するフィルタ機能を設けてもよく、この場合にはIGBT1のゲート電圧がノイズその他の原因で振動しても動作しないため、さらに高い信頼性を得ることができる。
【0093】
タイマー回路10の出力は制御回路6に入力されると、JKフリップフロップ11とANDゲート12に入力される。
【0094】
JKフリップフロップ11の出力は図4(5)に示したようになり、これもANDゲート12に入力されるため、RSフリップフロップ13の出力は図4(7)に示したようになり、ターンオン動作における2番目のスロープの始まりを検出することができる。
【0095】
すると入力信号Vinとともに入力されるNANDゲート14および16によって、駆動回路2が停止するとともに駆動回路3が起動してIGBT1のゲート抵抗は抵抗4から抵抗5に切り換わり、有効な抵抗値は大きなRaから小さなRbに変化して、スイッチング損失の増大がないソフトスイッチング動作を高い信頼性で実現することができる。
【0096】
ここで駆動回路3を起動する際に駆動回路2を停止しなくとも、実効ゲート抵抗値は大きなRaから、抵抗4と抵抗5の並列接続抵抗による小さな抵抗値に変化することになり、同様の効果を得ることができる。
【0097】
本実施の形態でもIGBT1のゲート電圧の時間変化率を検出する方式にてIGBT1を駆動するため、当然のことながら第1の実施の形態と同様に小型化,低価格化等の改善効果が得られる。
【0098】
次に本発明の第3の実施の形態を詳細に説明する。
【0099】
本実施の形態は、第1および第2の実施の形態にて記述した、IGBT1のゲート電圧の変化率を検出することによるターンオンの高信頼性ソフトスイッチング機能に加えて、IGBT1のゲート電圧の時間変化率を検出することによって、ターンオフの高信頼性ソフトスイッチング機能を実現したものである。
【0100】
すなわちIGBT1のゲート抵抗値を大きくしてターンオフ動作をソフトスイッチングにするとノイズ発生が抑制される反面、ゲート抵抗値が大きいためターンオフ動作終盤からオフ状態において誤点弧の危険が増大する。
【0101】
この防止策として、ターンオフ動作におけるミラー期間終了後に、IGBT1のゲート抵抗を小さくするよう駆動回路を切り換える。
【0102】
本発明によればその切り換えのタイミングを例えばIGBT1のゲート電圧の変化率を検出することによって最適に設定することが可能となる。
【0103】
図5に本発明の第3の実施の形態の構成を示した。
【0104】
図3に示した第2の実施の形態の構成に、駆動回路32および駆動回路33と、駆動回路32,駆動回路33とIGBT1のゲートとをそれぞれ接続する抵抗34および抵抗35と、ターンオフゲート用電源V′と、各駆動回路の動作を制御する制御回路36とが付加された構成となっている。
【0105】
制御回路36はスロープ検出回路7の出力と入力信号Vinとがそれぞれインバータ30,31によって反転して入力され、駆動回路を切り換えるタイミングを決定し、そのタイミングに応じて駆動回路32と駆動回路33とを切り換える論理回路を有する。
【0106】
ゲート抵抗35の抵抗値Rdは、ゲート抵抗34の抵抗値Rcよりも小さく設定される。
【0107】
また本実施の形態では駆動回路はnMOSトランジスタで構成されているが、それ以外の他のスイッチ機能を有する装置であってもまったく構わない。
【0108】
他の回路ブロックの構成についても同様の機能を有していれば、本実施の形態に示した構造と全く同一でなくても全く構わない。
【0109】
次に本実施の形態の動作を図6を用いて詳細に説明する。
【0110】
ターンオン動作に関しては本発明第2の実施の形態と全く同一であるため、ターンオフ動作についてのみ説明する。
【0111】
まず入力信号Vinがオフ信号に切り換わると、オン状態でIGBT1のゲート電圧は一定であるため変化率検出回路8の出力はLowレベルでRSフリップフロップ43の出力もLowレベルであるため、ANDゲート46の出力がHighレベルとなる。
【0112】
その結果nMOSトランジスタScがオンして駆動回路32が動作し、抵抗値Rcのゲート抵抗34が有効となる。
【0113】
これによってIGBT1がターンオフ動作に入り、図6(2)に示したようにゲート電圧が下降し始める。
【0114】
ゲート電圧は変化率検出回路8に入力されており、変化率検出回路8によってゲート電圧の時間変化率が検出され、波形整形回路9を通過後スロープ検出回路7の出力波形は図6(3)に示したようになる。
【0115】
波形整形回路9については第1および第2の実施の形態と同様、変化率検出回路8の出力が後段の回路構成の動作に十分であれば削除して構わない。
【0116】
スロープ検出回路7の出力はタイマー回路10に入力され予め定められた時間だけスロープ検出回路7の出力信号を遅らせられる。
【0117】
変化率検出回路8によって検出されるのはミラー期間終了時点であるため、タイマー回路10によって駆動回路切り換えのタイミングは確実にミラー期間終了の後に設定することができる。
【0118】
タイマー回路10はこの機能を果たせばこの場所でなくとも構わないし、種々の回路を伝播中に生ずる遅延時間で十分であれば特に設けなくても構わない。
【0119】
またIGBT1のゲート電圧の時間変化率が予め定められた基準内である状態がある期間継続することを検出するフィルタ機能を設けてもよく、この場合にはIGBT1のゲート電圧がノイズその他の原因で振動しても動作しないため、さらに高い信頼性を得ることができる。
【0120】
タイマー回路10の出力は制御回路6に入力されると、JKフリップフロップ41とANDゲート42に入力される。
【0121】
JKフリップフロップの出力は図6(5)に示したようになり、これもANDゲート42に入力されるため、RSフリップフロップ43の出力は図6(7)に示したようになり、ターンオフ動作における2番目のスロープの始まりを検出することができる。
【0122】
すると入力信号Vinとともに入力されるANDゲート44および46によって、駆動回路32が停止するとともに駆動回路33が起動してIGBT1のゲート抵抗は抵抗34から抵抗35に切り換わり、有効な抵抗値は大きなRcから小さなRdに変化して、スイッチング損失の増大がないソフトスイッチング動作を高い信頼性で実現することができる。
【0123】
本実施の形態でもIGBT1のゲート電圧の時間変化率を検出する方式にてIGBT1を駆動するため、当然のことながら第1および第2の実施の形態と同様に小型化,低価格化等の改善効果が得られる。
【0124】
つぎに本発明の第4の実施の形態を図7を用いて詳細に説明する。
【0125】
本実施の形態の駆動装置は、駆動回路2および駆動回路3と、駆動回路2,駆動回路3とIGBT1のゲートとをそれぞれ接続する抵抗4と、各駆動回路の動作を制御する制御回路6と、スロープ検出回路7と予め定められたある時間を経過後にスロープ検出回路7の出力を後段に伝えるタイマー回路10とを有する。
【0126】
スロープ検出回路7は、IGBT1のゲート電圧の時間変化率を検出するための変化率検出回路8と、その出力波形を整形する波形整形回路9とを有している。
【0127】
ただし変化率検出回路8の出力信号がスロープ検出回路7の後段の構成に伝達されるに十分なものであれば、波形整形回路9は必要ない。
【0128】
制御回路6はターンオン入力信号Vinとスロープ検出回路7の出力とが入力され、駆動回路を切り換えるタイミングを決定し、そのタイミングに応じて駆動回路2と駆動回路3とを切り換える論理回路を有する。
【0129】
駆動回路2の駆動電圧Vaは、駆動回路3の駆動電圧Vbよりも低く設定される。
【0130】
また本実施の形態では駆動回路はpMOSトランジスタで構成されているが、それ以外の他のスイッチ機能を有する装置であってもまったく構わない。
【0131】
その他の回路ブロックの構成についても同様の機能を有していれば、本実施の形態に示した構成と全く同一でなくても全く構わない。
【0132】
本実施の形態の動作については本発明第1の実施の形態とまったく同様の機構で駆動回路の切り換えが行われる。
【0133】
すなわちIGBT1のゲート電圧の時間変化率を検出して駆動回路2と駆動回路3とを切り換えるタイミングを決定している。
【0134】
まずオン信号Vinが入力されると、オフ状態でのIGBT1のゲート電圧は一定であるため変化率検出回路8の出力はLowレベルでJKフリップフロップ11の出力もLowレベルでとなり、NANDゲート16の出力がLowレベルとなる。
【0135】
その結果pMOSトランジスタSaがオンして駆動回路2が動作し、ゲート駆動電圧Vaが有効となる。
【0136】
これによってIGBT1がターンオン動作に入りゲート電圧が上昇し始める。
【0137】
ゲート電圧は変化率検出回路8に入力されており、変化率検出回路8によってゲート電圧の時間変化率が検出される。
【0138】
ここで駆動回路の切り換えはターンオン動作中にゲート電圧が一定となるミラー期間中に行われるようにするため、1番目のパルス信号立下り時にJKフリップフロップ11の出力がHighレベルになる。
【0139】
この時駆動回路の切り換えを確実にミラー期間中に行う目的で、タイマー回路10によってスロープ検出回路7の出力が予め定められた時間だけ経過した後に後段の論理回路に伝達される。
【0140】
するとインバータ15の出力がLowレベルとなるのでNANDゲート16の出力がHighレベルとなり、駆動回路2が停止するとともに、NANDゲート14にはJKフリップフロップ11の出力が入力されるためpMOSトランジスタSbのゲート電位はLowレベルとなり駆動回路3が起動してゲート駆動電圧Vbが有効となる。
【0141】
こうしてIGBT1の実効ゲート駆動電圧は、ミラー期間中に低い駆動電圧Vaから高い駆動電圧Vbに切り換えられる。
【0142】
すなわちIGBT1はターンオン初期には低い駆動電圧Vaによって駆動されるため電流立ち上がりが緩やかになり、配線等の浮遊インダクタンスが存在していてもノイズは小さく抑えられ、誤動作や破壊の危険が低く抑えられた信頼性の高い駆動装置を実現することができる。
【0143】
【発明の効果】
以上述べたとおり本発明によれば、従来予め回路定数を定めなければならなかったために余裕度を大きくとって最適に駆動することができなかったものを、駆動対象となる電圧駆動型半導体素子がどのような特性であろうとも、またどのような実装状況,使用温度等の環境条件であろうとも、最適に駆動することが可能となる。
【0144】
すなわちスイッチング動作における状態に応じて変化する電気量、たとえばゲート電圧の時間変化率を微分回路等により検出することによって、素子によらず最適に動作させることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の構成図。
【図2】本発明を適用した第1の実施の形態の各部における動作波形図。
【図3】本発明を適用した第2の実施の形態の構成図。
【図4】本発明を適用した第2の実施の形態の各部における動作波形図。
【図5】本発明を適用した第3の実施の形態の構成図。
【図6】本発明を適用した第3の実施の形態の各部における動作波形図。
【図7】本発明を適用した第4の実施の形態の構成図。
【図8】従来例の構成図。
【符号の説明】
1…IGBT、2,3,32,33…駆動回路、4,5,34,35…ゲート抵抗、6,36…制御回路、7…スロープ検出回路、8…微分回路又は変化率検出回路、9…波形整形回路、10…タイマー回路、11,41…JKフリップフロップ、12,42,44,46…ANDゲート、13,43…RSフリップフロップ、14,16…NANDゲート、15,30,31,45…インバータ。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for driving a voltage-driven semiconductor device.
[0002]
[Prior art]
An insulated gate bipolar transistor (hereinafter, referred to as IGBT), a MOSFET (Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor), or a semiconductor device such as a MOS GTO (MOS Gate Turn-type transistor) is a semiconductor device such as a MOSTurn-turn type. Since the driving power is small compared to the element and the driving circuit can be simplified, it is rapidly spreading in the fields of power supplies and inverters.
[0003]
The driving method is conventionally fixed and controlled by focusing on the gate resistance. However, as disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-46201, the drive method reduces the turn-on loss and the time change rate of the main current at the time of turn-on. For the purpose of reducing di / dt, there is disclosed a method of controlling a gate resistance by changing the gate resistance to a suitable value in a plurality of element states during a turn-on operation.
[0004]
FIG. 8 shows an example of a conventional drive circuit.
[0005]
In the figure, only the IGBT to be driven is displayed, and the load connected to the IGBT, the configuration related to turn-off control, and the configuration of other IGBT devices are omitted.
[0006]
The conventional driving device drives the
[0007]
Here, the resistance value Ra of the gate resistor 4 is larger than the resistance value Rb of the
[0008]
The
[0009]
Next, the operation of the conventional example will be described in detail.
[0010]
In this conventional example, the
[0011]
During a period when the ON signal Vin is input and the gate voltage of the
[0012]
Therefore, an off signal is transmitted from the
[0013]
Thereafter, when the gate voltage of the
[0014]
Thus, the effective gate resistance of the
[0015]
[Patent Document 1]
JP-A-9-46201
[0016]
[Problems to be solved by the invention]
The mirror voltage and the length of the mirror period of the gate drive waveform are different values for each element, and even if the elements are of the same type, there is a variation. Is also affected.
[0017]
Further, the reference voltage Vref of the
[0018]
Therefore, when the timing for switching the drive circuit is determined in advance, a large margin must be secured, and there is a problem that it is difficult to realize a sufficient loss reduction.
[0019]
In addition, in order to determine the timing of switching the drive circuit in advance, it is not enough to conduct a preliminary study only by simulation or the like, and it is necessary to conduct an experiment in the final stage of mounting using the actually used main elements. Time and money were needed.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, the present invention provides a method of driving a semiconductor device including a voltage-driven power semiconductor element, wherein a driving voltage applied to a gate of the semiconductor element includes a plurality of driving voltages during a switching operation of the semiconductor element. The state change timing is determined by detecting a change rate of an electric quantity such as a current or a voltage that changes according to a change in the state of the plurality of elements. It is characterized by.
[0021]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
In a method for driving a semiconductor device having a voltage-driven power semiconductor element according to an embodiment of the present invention, the driving voltage applied to the gate of the semiconductor element may be appropriately adjusted according to a plurality of element states during the switching operation of the semiconductor element. The state change timing is determined by detecting a change rate of an electric quantity such as a current or a voltage which changes according to a change in a plurality of element states.
[0022]
A driving method for a semiconductor device having a voltage-driven semiconductor element according to an embodiment of the present invention is such that a driving voltage applied to a gate of the semiconductor element is obtained by applying a predetermined voltage to a plurality of driving circuits. It is applied to the gate through a plurality of gate resistors connecting the gate, and is controlled by appropriately changing the effective gate resistance value according to the plurality of element states during the switching operation of the semiconductor element. The timing of the change is determined by detecting a rate of change of an electric quantity such as a current or a voltage that changes according to a change in a plurality of element states.
[0023]
The method of driving a semiconductor device having a voltage-driven semiconductor element according to an embodiment of the present invention also includes, in order to solve the above-described problem, determining the timing of change with a signal that detects the rate of change of the gate voltage of the semiconductor element. Features.
[0024]
In order to solve the above-described problems, a driving apparatus for a semiconductor device including a voltage-driven power semiconductor element according to an embodiment of the present invention includes a plurality of driving circuits that generate a driving voltage to be applied to a gate of the semiconductor element; A device that detects a rate of change in the amount of electricity that changes according to a plurality of element states during the switching operation, and a control circuit that appropriately changes a drive circuit to be operated based on an output of the detection device. And
[0025]
In order to solve the above-described problems, a driving device for a semiconductor device including a voltage-driven power semiconductor element according to an embodiment of the present invention is connected to a power supply for supplying a predetermined voltage and a gate of the semiconductor element. A plurality of gate resistances, a plurality of drive circuits each of which enables the plurality of gate resistances, and a device for detecting a rate of change of an amount of electricity that changes according to a plurality of element states during a switching operation of the semiconductor element, And a control circuit for appropriately switching a drive circuit to be operated based on an output of the detection device.
[0026]
Furthermore, in order to solve the above-mentioned problem, a driving device for a semiconductor device having a voltage-driven power semiconductor device according to an embodiment of the present invention is configured such that a device for detecting a rate of change of an electric quantity inputs a gate voltage of the semiconductor device. And detecting it.
[0027]
According to an embodiment of the present invention, there is provided a driving apparatus for a semiconductor device including a voltage-driven power semiconductor element, wherein a device for detecting a rate of change of an electric quantity outputs a signal of a logic level. I do.
[0028]
In order to solve the problem, a driving device for a semiconductor device including a voltage-driven power semiconductor element according to an embodiment of the present invention includes a timer device that measures only a predetermined time from a point in time when a rate of change in the amount of electricity is detected. And a timing at which a predetermined time has elapsed from the detection timing is set as the drive device switching timing.
[0029]
In order to solve the problem, the driving apparatus of the semiconductor device including the voltage-driven power semiconductor element according to the embodiment of the present invention continuously detects the rate of change in the amount of electricity for a predetermined period of time. A filter device for detecting the fact that the output is output from the filter device after a lapse of a predetermined time from various detection times.
[0030]
According to the driving device and the driving method having the above-described features, it is possible to optimally drive the voltage-driven semiconductor element to be driven according to the characteristics and the mounting state thereof.
[0031]
That is, by detecting the amount of electricity that changes according to the state in the switching operation, for example, the time change rate of the gate voltage, and performing a logical process, it is possible to operate the device optimally irrespective of the element characteristics and the mounting state. .
[0032]
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0033]
FIG. 1 shows a first embodiment of the present invention.
[0034]
In the figure, only the IGBT to be driven is displayed, and the load connected to the IGBT, the configuration related to turn-off control, and the configuration of other IGBT devices are omitted.
[0035]
The drive device according to the present embodiment includes a drive circuit 2 and a
[0036]
The
[0037]
However, the
[0038]
The
[0039]
The resistance value Rb of the
[0040]
Further, in the present embodiment, the drive circuit is constituted by pMOS transistors, but may be any other device having a switch function.
[0041]
The configuration of the other circuit blocks does not have to be exactly the same as the configuration shown in this embodiment as long as the configuration has the same function.
[0042]
Next, the operation of the present embodiment will be described in detail with reference to FIG.
[0043]
In the present embodiment, the timing of switching between the drive circuit 2 and the
[0044]
First, when the ON signal Vin is input, the output of the change
[0045]
As a result, the pMOS transistor Sa turns on, the drive circuit 2 operates, and the gate resistor 4 having the resistance value Ra becomes effective.
[0046]
As a result, the
[0047]
The gate voltage is input to the change
[0048]
Here, the switching of the drive circuit is performed during the mirror period during which the gate voltage is constant during the turn-on operation, so that the output of the JK flip-flop 11 is set to the High level at the time of the first falling of the pulse signal.
[0049]
At this time, the output of the
[0050]
Then, the output of the
[0051]
Thus, the effective gate resistance of the
[0052]
That is, since the
[0053]
Such a driving method is generally referred to as soft switching. When soft switching is performed, the risk of malfunction or destruction due to noise can be reduced, but the switching time becomes longer and switching loss increases.
[0054]
However, in the present embodiment, the drive circuit is switched at the stage when no large noise is generated, and the effective gate resistance of the
[0055]
The mirror voltage value and the length of the mirror period vary depending on the main element, and even if the same type, the mirror circuit has a large variation and further changes depending on the operating conditions such as the peripheral circuit configuration, the mounting condition, and the operating temperature. The timing of the switching has been set in advance with a large margin after conducting a trial production experiment or the like.
[0056]
That is, in the related art, it is necessary to adjust a predetermined timing for each main element used. On the other hand, in the present embodiment, the mirror period is detected with high accuracy by detecting the time change rate of the gate voltage. Therefore, no adjustment is required regardless of the characteristics of the mirror phenomenon of the main element.
[0057]
Furthermore, the present invention makes it possible to set the margin, which had to be provided larger than necessary in the past, to the minimum, and to suppress the increase in switching loss, which has been a problem in the conventional soft switching. A great improvement effect can be obtained.
[0058]
Furthermore, since the optimum drive circuit switching timing can be obtained irrespective of the mirror characteristics of the voltage-driven semiconductor element, it is possible to omit a prototype experiment or the like that was conventionally performed to set the switching timing. It is possible to quickly supply low-loss, high-reliability devices at low cost.
[0059]
In addition, there is a conventional example having a fine adjustment function to make the switching timing highly accurate. However, according to the present invention, a configuration for the fine adjustment is not required at all, and the advantages of miniaturization and cost reduction are also obtained. Will be obtained.
[0060]
In this embodiment, the
[0061]
Further, the
[0062]
If the time required from the detection time to the actual switching operation is sufficient, the timer circuit does not need to be specially provided.
[0063]
In particular, when soft switching is performed, the output of the change
[0064]
The
[0065]
Further, in the present embodiment, when changing the effective gate resistance value, the
[0066]
In this embodiment and the following embodiments, the J input of the JK flip-flop is fixed at a high level and the K input is fixed at a low level, but they are omitted in the drawings.
[0067]
FIG. 3 shows a second embodiment of the present invention.
[0068]
In the figure, only the IGBT to be driven is displayed, and the load connected to the IGBT, the configuration related to turn-off control, and the configuration of other IGBT devices are omitted.
[0069]
The drive device according to the present embodiment includes a drive circuit 2 and a
[0070]
The
[0071]
However, the
[0072]
The
[0073]
The resistance value Rb of the
[0074]
Further, in the present embodiment, the drive circuit is constituted by pMOS transistors, but may be any other device having a switch function.
[0075]
The structure of the other circuit blocks does not have to be exactly the same as the structure shown in this embodiment as long as it has a similar function.
[0076]
Next, the operation of the present embodiment will be described in detail with reference to FIG.
[0077]
In the present embodiment, the timing at which the gate resistance is switched in the first embodiment of the present invention is characterized by the mirror period, but the IGBT may not have reached the stable ON state at that time. For this reason, the switching of the driving circuit is set to be performed after the mirror period ends.
[0078]
That is, if the gate resistance is switched to a small resistance value before reaching the stable ON state, the rise of the main current of the IGBT becomes steep at that moment.
[0079]
If the stray inductance L exists in the IGBT circuit, the jump voltage (L × di / dt) generated by the time change of the current flowing through the stray inductance also increases.
[0080]
In a conventional driving circuit, there is a concern that there is a risk that a malfunction may occur due to destruction of an element or device due to the jumping voltage or noise caused by the jumping voltage.
[0081]
This concern can be countered by setting the drive circuit switching timing not after the mirror period set in the first embodiment but after the mirror period ends.
[0082]
That is, the switching of the driving circuit may be set at the falling timing of the second pulse shown in FIG.
[0083]
In the present embodiment, the timing of switching between the drive circuit 2 and the
[0084]
First, when the ON signal Vin is input, the gate voltage of the
[0085]
As a result, the pMOS transistor Sa turns on, the drive circuit 2 operates, and the gate resistor 4 having the resistance value Ra becomes effective.
[0086]
As a result, the
[0087]
The gate voltage is input to the change
[0088]
As in the first embodiment, the
[0089]
The output signal of the
[0090]
Since the detection by the change
[0091]
The
[0092]
A filter function may be provided for detecting that the state in which the time change rate of the gate voltage of the
[0093]
When the output of the
[0094]
The output of the JK flip-flop 11 is as shown in FIG. 4 (5), which is also input to the AND
[0095]
Then, the drive circuit 2 is stopped and the
[0096]
Here, even if the drive circuit 2 is not stopped when the
[0097]
In the present embodiment, the
[0098]
Next, a third embodiment of the present invention will be described in detail.
[0099]
This embodiment is characterized in that in addition to the high-reliability soft switching function of turn-on by detecting the change rate of the gate voltage of the
[0100]
That is, when the gate resistance of the
[0101]
As a preventive measure, the drive circuit is switched so as to reduce the gate resistance of the
[0102]
According to the present invention, the switching timing can be set optimally by detecting, for example, the rate of change of the gate voltage of the
[0103]
FIG. 5 shows the configuration of the third embodiment of the present invention.
[0104]
In the configuration of the second embodiment shown in FIG. 3, a driving
[0105]
The
[0106]
The resistance value Rd of the
[0107]
Further, in the present embodiment, the drive circuit is formed of an nMOS transistor, but may be any other device having a switch function.
[0108]
The structure of the other circuit blocks does not have to be exactly the same as the structure shown in this embodiment as long as it has a similar function.
[0109]
Next, the operation of the present embodiment will be described in detail with reference to FIG.
[0110]
Since the turn-on operation is exactly the same as the second embodiment of the present invention, only the turn-off operation will be described.
[0111]
First, when the input signal Vin is switched to the OFF signal, the gate voltage of the
[0112]
As a result, the nMOS transistor Sc is turned on, the
[0113]
As a result, the
[0114]
The gate voltage is input to the change
[0115]
As in the first and second embodiments, the
[0116]
The output of the
[0117]
Since the detection by the change
[0118]
The
[0119]
A filter function may be provided for detecting that the state in which the time change rate of the gate voltage of the
[0120]
When the output of the
[0121]
The output of the JK flip-flop is as shown in FIG. 6 (5), which is also input to the AND
[0122]
Then, the
[0123]
In this embodiment, the
[0124]
Next, a fourth embodiment of the present invention will be described in detail with reference to FIG.
[0125]
The drive device according to the present embodiment includes a drive circuit 2 and a
[0126]
The
[0127]
However, the
[0128]
The
[0129]
The drive voltage Va of the drive circuit 2 is set lower than the drive voltage Vb of the
[0130]
Further, in the present embodiment, the drive circuit is constituted by pMOS transistors, but may be any other device having a switch function.
[0131]
The configuration of the other circuit blocks does not have to be exactly the same as the configuration shown in this embodiment as long as the configuration has the same function.
[0132]
Regarding the operation of the present embodiment, the switching of the drive circuit is performed by the same mechanism as that of the first embodiment of the present invention.
[0133]
That is, the timing at which the driving circuit 2 and the driving
[0134]
First, when the ON signal Vin is input, the output of the change
[0135]
As a result, the pMOS transistor Sa turns on, the drive circuit 2 operates, and the gate drive voltage Va becomes effective.
[0136]
As a result, the
[0137]
The gate voltage is input to the change
[0138]
Here, the output of the JK flip-flop 11 becomes High level at the time of the first pulse signal fall so that the switching of the drive circuit is performed during the mirror period during which the gate voltage becomes constant during the turn-on operation.
[0139]
At this time, the output of the
[0140]
Then, the output of the
[0141]
Thus, the effective gate drive voltage of the
[0142]
That is, since the
[0143]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, a voltage-driven semiconductor element to be driven is replaced with a conventional one that could not be optimally driven with a large margin because the circuit constant had to be determined in advance. Regardless of the characteristics, and the mounting conditions, the operating conditions, and other environmental conditions, it is possible to perform optimal driving.
[0144]
That is, by detecting the amount of electricity that changes according to the state in the switching operation, for example, the rate of change of the gate voltage with time, using a differentiating circuit or the like, it is possible to operate the device optimally regardless of the element.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a first embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 2 is an operation waveform diagram in each section of the first embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 3 is a configuration diagram of a second embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 4 is an operation waveform diagram in each section of the second embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 5 is a configuration diagram of a third embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 6 is an operation waveform diagram in each section of the third embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 7 is a configuration diagram of a fourth embodiment to which the present invention is applied.
FIG. 8 is a configuration diagram of a conventional example.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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