JP2004264839A - 計算機合成ホログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 解像度が高く、視差数も多く、像の歪みの問題もなく、ホログラフィック撮影が不要であり、画像処理も簡単な3次元像再生用の計算機合成ホログラム。
【解決手段】 物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラム12において、ホログラム12の観察側と反対側に空間的に仮想点光源群11が設定され、仮想点光源群11の各々の仮想点光源から観察側へ発散する発散光の輝度角度分布TWLciθxz,θyzが、観察側から当該仮想点光源を見たときの記録すべき物体10表面の輝度角度分布と等しいものに設定されており、かつ、仮想点光源各々から発散する発散光の初期位相がそれぞれ一定に設定されてなる発散光が相互に重畳して、物体光1として仮想点光源群11の観察側の何れかの位置で記録されてなる計算機合成ホログラム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、計算機合成ホログラムに関し、特に、作成が比較的簡単で解像度が高く高品質の3次元像再生用の計算機合成ホログラムに関するものである。
3次元画像を平面に記録したいという欲求が古くからあり、その1つとしてホログラフィーが開発された。ホログラフィーは、干渉性の高いレーザー光源を用いて物体の立体像を撮影する技術である。ホログラフィーを用いて作成した立体像表示媒体はホログラムと呼ばれる。ホログラムは、レーザー光を被写体に照射し、感光性材料に記録するという手順により作成されるため、対象となる物体が実在しなければ作成できないという制約があった。また、撮影中は光の波長レベルで静止していることが求められるため、柔らかい物体や人物等、動きやすい物体の撮影は困難であった。一方、スチルカメラやビデオカメラ、コンピュータグラフィックス(CG)等により得られた多数の2次元画像を基に立体視を可能としたのがステレオグラムである。ステレオグラムとは、観察方向により異なった画像を観察者に観察させることができる媒体である。もし、その画像がある物体を複数の方向から観察した視差画像であれば、観察方向に応じた物体の画像を見ることになるため、立体感を得ることができる。
現在広く用いられているのは、印刷媒体上にレンチキュラレンズや蝿の目レンズ等のレンズアレイを配置したステレオグラムであるが、ホログラフィーを用いてもステレオグラムを作成することができ、これをホログラフィックステレオグラムと呼ぶ。これまでに開発されたホログラフィックステレオグラムには大きく2種類あり、その撮影工程の回数から、2stepホログラフィックステレオグラム及び1stepホログラフィックステレオグラムと呼ばれているものである。
2stepホログラフィックステレオグラムは、その名が示す通り2回の撮影工程により作成される。詳細な作成方法は特許文献1に記載されている。簡単に説明すると、(1)被写体となる物体から離れた多数の位置から見た物体の2次元画像を準備する、(2)第1の感光材料を多数の領域に分け、それぞれの領域に(1)にて準備した画像の中、その領域に対応した画像をホログラフィックに記録することで第1のホログラムを作成する、(3)第1のホログラムに再生照明光を照射し、再生された像を第2の感光材料に記録することで、第2のホログラムを作成する、の3つの工程からなる。一方、1stepホログラフィックステレオグラムは、その名が示す通り1回の撮影工程により作成される。詳細な作製方法は特許文献2及び特許文献3に記載されている。簡単に説明すると、(1)感光材料上の多数の位置から放射されるべき光線を求める、(2)感光材料を多数の領域に分け、それぞれの領域に(1)にて求めたその領域から再生されるべき光線を記録する、の2つの工程からなる。
2stepホログラフィックステレオグラムでも1stepホログラフィックステレオグラムでも立体視が可能であり、汎用的な立体像再生媒体として利用されている。
また、立体像を再生可能なホログラムとして、本発明者等が提案した3次元像再生用計算機合成ホログラム(CGH)も知られている(特許文献4、特許文献5、特許文献6、特許文献7)。このCGHは、物体表面を点光源又は線光源の集合で置き換えてホログラム面での位相と振幅を計算して記録したものである。 なお、このような物体表面を点光源又は線光源の集合で置き換える方法によるCGHにおいて、白色光で再生した場合にカラーを再現するものも、特許文献8で提案されている。
特開昭52−4855号公報 特許第2,884,646号公報 特開平6−266274号公報 特開平9−319290号公報 特開平11−202741号公報 特開2001−13858号公報 特開2001−13859号公報 特開2000−214751号公報 特開2002−72837号公報 辻内順平著「物理学選書22.ホログラフィー」pp.33〜36((株 )裳華房発行(1997年11月5日))
上記の従来の立体像再生手法にはそれぞれ長所と短所がある。レンチキュラレンズや蝿の目レンズ等のレンズアレイを伴った印刷物は、レーザ光によるホログラフィック撮影が不要であるという長所を持つが、レンズアレイという物理的な画素構造を必要とするため、解像度が低く、製品が厚くなるという短所がある。 また、2stepホログラフィックステレオグラムは、ホログラム面で画素構造を持たず解像度が高いが、ホログラフィック撮影の回数が多く、また、像が歪むという問題がある。
1stepホログラフィックステレオグラムは、像の歪みがなく、視差数を多くできるが、ホログラム面の画素構造が目立ち、ホログラフィック撮影の回数も多く、特殊な画像処理を必要とするという問題がある。
本発明者等の提案した3次元再生CGHは、非常に解像度が高く、視差数も多く、像の歪みの問題もなく、ホログラフィック撮影が不要であるという長所があるが、特殊な画像処理(隠面消去処理、輝度補正)が必要であるという短所がある。
本発明は上記した従来技術の各方式の短所を解決するためになされたものであり、その目的は、非常に解像度が高く、視差数も多く、像の歪みの問題もなく、ホログラフィック撮影が不要であり、画像処理も簡単な3次元像再生用の計算機合成ホログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明の第1の計算機合成ホログラムは、物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラムにおいて、
ホログラムの観察側と反対側に空間的に仮想点光源群が設定され、前記仮想点光源群の各々の仮想点光源から観察側へ発散する発散光の輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)が、観察側から当該仮想点光源を見たときの記録すべき物体表面の輝度角度分布と等しいものに設定されており、かつ、前記仮想点光源各々から発散する発散光の初期位相がそれぞれ一定に設定されてなる発散光が相互に重畳して、物体光として前記仮想点光源群の観察側の何れかの位置で記録されてなることを特徴とするものである。
この場合、仮想点光源群の仮想点光源各々が光の広がる方向が1次元的な点光源であって、その広がる方向と直交する方向に伸びる直線状光源からなっていてもよい。
なお、仮想点光源各々から発散する発散光の初期位相を相互に無関係に設定すると、全ての光源からの光の合成による物体波の振幅分布が平均化されるため、再生像の不要なノイズが小さくなり望ましい。
本発明の第2の計算機合成ホログラムは、物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラムにおいて、
所定の再生照明光を入射させたとき、ホログラムの観察側と反対側の空間的な仮想点群の各々の点からその観察側に発散するような回折光であって、各仮想点からホログラムの観察側に発散するように進む光の輝度角度分布が、記録された物体表面から前記仮想点群の各々の点を通って、あるいは、物体表面から観察側と反対側に延長した光線が前記仮想点群の各々の点を通ってその観察側に発散する光の輝度角度分布と等しい回折光を再生することを特徴とするものである。
この場合、仮想点群の仮想点各々が発散光の広がる方向が1次元的な点であって、その発散光の広がる方向と直交する方向に伸びる直線からなっていてもよい。
本発明の第3の計算機合成ホログラムは、物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラムにおいて、
ホログラムの観察側に空間的に仮想集光点群が設定され、前記仮想集光点群の各々の仮想集光点に観察側と反対側から入射する収束光の輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)が、当該仮想集光点を通して観察側から見たときの記録すべき物体表面の輝度角度分布と等しいものに設定されており、かつ、前記仮想集光点各々に入射する収束光の集光点での位相がそれぞれ一定に設定されてなる収束光が相互に重畳して、物体光として前記仮想集光点群の観察側と反対側の何れかの位置で記録されてなることを特徴とするものである。
この場合、仮想集光点群の仮想集光点各々が入射する収束光の収束方向が1次元的な集光点であって、その収束光の収束方向と直交する方向に伸びる直線集光線からなっていてもよい。
なお、仮想集光点各々に入射する収束光の集光点での位相を相互に無関係に設定すると、全ての集光点に入射する光の合成による物体波の振幅分布が平均化されるため、再生像の不要なノイズが小さくなり望ましい。
本発明の第4の計算機合成ホログラムは、物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラムにおいて、
所定の再生照明光を入射させたとき、ホログラムの観察側の空間的な仮想点群の各々の点を通ってその観察側で発散するような回折光であって、各仮想点から発散する光の輝度角度分布が、記録された物体表面から前記仮想点群の各々の点を通ってその観察側に発散する光の輝度角度分布と等しい回折光を再生することを特徴とするものである。
この場合、仮想点群の仮想点各々が発散光の広がる方向が1次元的な点であって、その発散光の広がる方向と直交する方向に伸びる直線からなっていてもよい。
本発明によると、ホログラムから回折される再生光の集光点の位置を再生される物体及びホログラム面から分離するようにしたので、ホログラム面で画素構造を持たず視差数も多くでき、解像度が飛躍的に高まり、像の歪みの問題もなく、高品質の再生像が得られる計算機合成ホログラムが可能になる。また、ホログラフィック撮影が不要で、画像処理も簡単で、市販のソフトで得られる3次元物体のコンピュータグラフィクス画像を記録する立体像として利用して作成可能な計算機合成ホログラムが提供できる。
本発明の計算機合成ホログラムの基本原理は、ホログラム面での画素構造をなくすため、ホログラム面から離れた位置に、放射方向に応じて異なった放射輝度であって物体表面のその方向の輝度に等しい放射輝度を持った仮想点光源あるいは集光方向に応じて異なった放射輝度であって物体表面のその方向の輝度に等しい放射輝度を持った仮想集光点を多数定義し、それらの仮想点光源から放射する光あるいはそれらの仮想集光点に集光する光を仮想的な物体光として計算機合成ホログラムを作成することで、高解像度でかつホログラム撮影の不要な計算機合成ホログラム(CGH)を作成するものである。
以下、本発明の計算機合成ホログラムの原理を説明する。
図1に原理説明図に示すように、z軸に沿ってプラス方向に仮想点光源群11、物体10、CGH12、観察者Mの順に配置し、CGH12の中心を座標原点とし、x軸、y軸を相互に直交し、z軸に直交する方向に定める。仮想点光源群11の座標を(x1 ,y1 ,z1 )、物体10の座標を(x0 ,y0 ,z0 )、CGH12の座標を(x2 ,y2 ,z2 )とし、i番目の仮想点光源Qi (x1 ,y1 ,z1 )と、CGH12のj番目のセルPj (x2 ,y2 ,z2 )を結ぶ直線Qi j と物体10の交点の中、観測者Mから観察可能な点S(x0 ,y0 ,z0 )でのθxz、θyz方向の物体10の放射輝度をTWLci(θxz,θyz)とする。ここで、θxzは直線Qi j をx−z面へ投影したときのz軸とのなす角度、θyzは直線Qi j をy−z面へ投影したときのz軸とのなす角度である。
波長をλc とし、仮想点光源Qi の波長λc の振幅をAWLci、初期位相をφWLci、rijをQi とPj の距離とすると、Pj (x2 ,y2 ,z2 )での物体波1の複素振幅値OWLc (x2 ,y2 ,z2 )は、
WLc (x2 ,y2 ,z2
M
=Σ{AWLciWLci(θxz,θyz)/|rij|}
i=1
×exp[j{(2π/λc )rij+φWLci}]
・・・(1)
となる。なお、通常は、振幅AWLciは全て同じく1に設定してもよい。
ここで、CGH12に入射する平行光からなる参照光2の入射ベクトルを(Rx ,Ry ,Rz )、その波長λc の振幅をRWLc0、その座標原点での位相をφRWLcとすると、参照光2の複素振幅値RWLc (x2 ,y2 ,z2 )は、
WLc (x2 ,y2 ,z2 )=RWLc0・exp[j{(2π/λc
×(Rx 2 +Ry 2 +Rz 2 )/(Rx 2 +Ry 2 +Rz 2 1/2 +φRWLc}]
・・・(2)
となる。
j (x2 ,y2 ,z2 )での物体波1と参照光2とによる干渉縞の強度値IWLc (x2 ,y2 ,z2 )は、
WLc (x2 ,y2 ,z2
=|OWLc (x2 ,y2 ,z2 )+RWLc (x2 ,y2 ,z2 )|2
・・・(3)
となる。
以上において、Qi とPj の距離rijは、
ij={(x2 −x1 2 +(y2 −y1 2 +(z2 −z1 2 1/2
・・・(4)
直線Qi j をx−z面へ投影したときのz軸とのなす角度θxzは、
θxz=tan-1{(x2 −x1 )/(z2 −z1 )} ・・・(5)
直線Qi j をy−z面へ投影したときのz軸とのなす角度θyzは、
θyz=tan-1{(y2 −y1 )/(z2 −z1 )} ・・・(6)
であり、また、仮想点光源Qi の初期位相φWLciは仮想点光源Qi 間で相互に無関係に一定に設定される。
以上の説明から明らかなように、CGH12として記録再生可能にする3次元物体10の観察側と反対側に多数の仮想点光源Qi (x1 ,y1 ,z1 )を設定し、各仮想点光源Qi から発散する発散光の輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)を、観察側からその3次元物体10を通してその仮想点光源Qi を見たときのその3次元物体10表面の輝度角度分布と等しいものに設定し、かつ、仮想点光源Qi の初期位相φWLciは仮想点光源Qi 間で相互に無関係に一定に設定して、このような仮想点光源Qi からの発散光をCGH12の面で相互に重畳させて、その重畳された位相と振幅をホログラフィックに記録(参照光2との干渉記録)することにより、3次元物体10を再生可能な本発明のCGH12が得られる。
なお、図1の配置において、CGH12の位置は必ずしも物体10の観察側である必要はなく、仮想点光源群11の観察側であれば何れの位置でもよい。また、物体10の位置は必ずしも仮想点光源群11の観察側である必要もない。
このようにして記録したCGH12に、図2に示すように、参照光2と同じ波長λc の再生照明光15を参照光2と同じ入射角で入射させると、CGH12から回折される回折光16によって物体(3次元物体)10が虚像(CGH12の物体10に対する位置によっては実像の場合もある。)として再生され、観察者Mはその3次元物体10を観察することができる。観察者は視点を移動させることにより立体感豊かにその物体10を観察できる。なお、回折光16は仮想点光源群11から出るように進むが、各仮想点光源から出る光は方向によって輝度が異なっているので、仮想点光源群11は直接的には認識され難い。
次に、このようなCGH12をバイナリホログラムとして作成する方法を図3に基づいて説明する。ステップST1で、CGH化する物体10の形状が定義される。次いで、ステップST2で、仮想点光源群11、物体10、CGH12、参照光2の空間配置と、仮想点光源群11のサンプリング点(Qi )とCGH12のサンプリング点(Pj )が定義される。次いで、ステップST3で、各仮想点光源毎に輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)を物体10表面の輝度角度分布と等しいものとして求める。そして、ステップST4で、式(1)と(2)により、CGH12の面での物体光の複素振幅値OWLc (x2 ,y2 ,z2 )と、参照光2の複素振幅値RWLc (x2 ,y2 ,z2 )を計算する。その後、ステップST5で、式(3)により、CGH12の面上に定義された各サンプル点において、物体光と参照光との干渉縞の強度が求められ、干渉縞データが得られる。次に、ステップST6で、得られた干渉縞データは量子化された後、ステップST7で、EB描画用矩形データに変換され、ステップST8で、EB描画装置により媒体に記録され、CGH12が得られる。
なお、図1の場合は、全ての仮想点光源Qi からの物体波がCGH12のセルPj に入射するようになっているが、y軸に垂直な多数のスライス面で仮想点光源群11とCGH12を区切り、そのスライス面内に物体波の入射範囲を制限するようにしてもよい。
また、図1では仮想点光源として2次元面内の点光源を用いているが、y方向には光の広がらないで(x方向には広がる)、y方向に伸びる線光源を用いるようにしてもよい。
さらに、図1の場合は、物体光の複素振幅値OWLc (x2 ,y2 ,z2 )をホログラムとして固定するのに、参照光との干渉による方式を用いているが、物体波の複素振幅を直接再生するLohmannの方法やLeeの方法(非特許文献1)によってもよく、また、本発明者が特許文献9で提案した方法によってもよい。
図4に、本発明の計算機合成ホログラムの別の形態の説明図を示す。この形態は、図1の仮想点光源群11とCGH12とを入れ換えて、仮想点光源群11を仮想集光点群13で置き換えたものである。図4に示すように、z軸に沿ってプラス方向にCGH12、物体10、仮想集光点群13、観察者Mの順に配置し、CGH12の中心を座標原点とし、x軸、y軸を相互に直交し、z軸に直交する方向に定める。仮想集光点群13の座標を(x1 ,y1 ,z1 )、物体10の座標を(x0 ,y0 ,z0 )、CGH12の座標を(x2 ,y2 ,z2 )とし、i番目の仮想集光点Qi (x1 ,y1 ,z1 )(仮想点光源と同じ記号を用いる。)と、CGH12のj番目のセルPj (x2 ,y2 ,z2 )を結ぶ直線Qi j と物体の交点の中、観測者Mから観察可能な点S(x0 ,y0 ,z0 )でのθxz、θyz方向の物体10の放射輝度をTWLci(θxz,θyz)とする。ここで、θxzは直線Qi j をx−z面へ投影したときのz軸とのなす角度、θyzは直線Qi j をy−z面へ投影したときのz軸とのなす角度である。
波長をλc とし、仮想集光点Qi での波長λc の位相をφWLci、rijをQi とPj の距離とすると、Pj (x2 ,y2 ,z2 )に入射する物体波の複素振幅値OWLc (x2 ,y2 ,z2 )は、前記式(1)の代わりに、
M
WLc (x2 ,y2 ,z2 )=Σ{TWLci(θxz,θyz)/|rij|}
i=1
×exp[j{−(2π/λc )|rij|+φWLci}] ・・・(1')
となる。
ここで、CGH12に入射する平行光からなる参照光2の入射ベクトルを(Rx ,Ry ,Rz )、その波長λc の振幅をRWLc0、その座標原点での位相をφRWLcとすると、参照光2の複素振幅値RWLc (x2 ,y2 ,z2 )は、図1の場合と同様に、
WLc (x2 ,y2 ,z2 )=RWLc0・exp[j{(2π/λc
×(Rx 2 +Ry 2 +Rz 2 )/(Rx 2 +Ry 2 +Rz 2 1/2 +φRWLc}] ・・・(2)
となる。
j (x2 ,y2 ,z2 )での物体波と参照光2とによる干渉縞の強度値IWLc (x2 ,y2 ,z2 )は、同様に、
WLc (x2 ,y2 ,z2
=|OWLc (x2 ,y2 ,z2 )+RWLc (x2 ,y2 ,z2 )|2 ・・・(3)
となる。
以上において、Qi とPj の距離rijは、
ij={(x2 −x1 2 +(y2 −y1 2 +(z2 −z1 2 1/2
・・・(4)
直線Qi j をx−z面へ投影したときのz軸とのなす角度θxzは、
θxz=tan-1{(x2 −x1 )/(z2 −z1 )} ・・・(5)
直線Qi j をy−z面へ投影したときのz軸とのなす角度θyzは、
θyz=tan-1{(y2 −y1 )/(z2 −z1 )} ・・・(6)
であり、また、仮想集光点Qi での位相φWLciは仮想集光点Qi 間で相互に無関係に一定に設定される。
以上の説明から明らかなように、CGH12として記録再生可能にする3次元物体10の観察側に多数の仮想集光点Qi (x1 ,y1 ,z1 )を設定し、各仮想集光点Qi に物体側から入射する収束光の輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)を、観察側から仮想集光点Qi を通してその3次元物体10を見たときのその3次元物体10表面の輝度角度分布と等しいものに設定し、かつ、仮想集光点Qi での位相φWLciは仮想集光点Qi 間で相互に無関係に一定に設定して、このような仮想集光点Qi に入射する収束光をCGH12の面で相互に重畳させて、その重畳された位相と振幅をホログラフィックに記録(参照光2との干渉記録)することにより、3次元物体10を再生可能な本発明のCGH12が得られる。 なお、図4の配置において、CGH12の位置は必ずしも物体10の観察側と反対側である必要はなく仮想集光点群13の観察側と反対側であれば何れの位置でもよい。また、物体10の位置は必ずしも仮想集光点群13の観察側と反対側である必要もない。
なお、上記の仮想集光点Qi に物体側から入射する収束光の輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)は、図4に示したように、仮想集光点Qi の位置にコンピュータグラフィクス作成用のカメラを配置して生成したコンピュータグラフィクス画像と同じであり、したがって、上記式(1’)の計算においては、仮想集光点Qi に視点をおいて市販のソフトを用いて作成した3次元物体のコンピュータグラフィクス画像(3DCG画像)を用いればよく、式(1’)の計算が単純化される。
以上のようにして記録したこの形態のCGH12に、図5に示すように、参照光2と同じ波長λc の再生照明光15を参照光2と同じ入射角で入射させると、CGH12から回折される回折光16によって物体(3次元物体)10が実像(CGH12の物体10に対する位置によっては虚像の場合もある。)として再生され、観察者Mはその3次元物体10を観察することができる。観察者は視点を移動させることにより立体感豊かにその物体10を観察できる。なお、回折光16は仮想集光点群13を通過してそこから出るように進むが、各仮想集光点から出る光は方向によって輝度が異なっているので、仮想集光点群13は直接的には認識され難い。
この図4、図5で説明したようなCGH12をバイナリホログラムとして作成する方法を図6に示す。図3の場合と異なるのは、ステップST2で、CGH12、物体10、仮想集光点群13、参照光2の空間配置と、CGH12のサンプリング点(Pj )と仮想集光点群13のサンプリング点(Qi )を定義する点と、ステップST3で、各仮想集光点毎に輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)を物体10表面の輝度角度分布と等しいものとして求める点と、ステップST4で、式(1’)と(2)により、CGH12の面での物体光の複素振幅値OWLc (x2 ,y2 ,z2 )と、参照光2の複素振幅値RWLc (x2 ,y2 ,z2 )を計算する点であり、本質的には図3の場合と同様であり、その他の説明は省く。
また、この形態の場合も、全ての仮想集光点Qi に入射する物体波がCGH12のセルPj に入射するようになっているが、y軸に垂直な多数のスライス面でCGH12と仮想集光点群13を区切り、そのスライス面内に物体波の入射範囲を制限するようにしてもよい。
また、図4では仮想集光点として2次元面内の点光源を用いているが、y方向には光の広がらないで(x方向には広がる)、y方向に伸びる集光線を用いるようにしてもよい。
さらに、図4の場合は、物体光の複素振幅値OWLc (x2 ,y2 ,z2 )をホログラムとして固定するのに、参照光との干渉による方式を用いているが、物体波の複素振幅を直接再生するLohmannの方法やLeeの方法(非特許文献1)によってもよく、また、本発明者が特許文献9で提案した方法によってもよい。
以上の本発明によるCGH12としては、記録する3次元物体10としては、コンピュータの中に定義された3次元形状(3DCG)を基に、立体画像を生成する方法について説明してきたが、本発明の応用はこれに限られない。例えば、図4の配置でTWLci(θxz,θyz)の分布として、コンピュータグラフィクス画像ではなく、現実の物体を各仮想集光点Qi にレンズを配置したカメラにより撮影した後、デジタル化した画像をTWLci(θxz,θyz)として用いれば、現実の物体の立体像が再生可能な計算機合成ホログラムが実現できる。
また、仮想集光点Qi の位置(すなわち、カメラの位置)を変えるごとに、徐々に立体物を動かして画像を生成すると、観察位置を変えたときに立体的な像が徐々に動いて見えるアニメーションの効果を付加することもできる。これは、コンピュータグラフィクスを用いた場合にも、現実の物体を撮影した場合にも何れも可能である。
なお、以上のような適用は、従来の1stepホログラフィックステレオグラムにおいても可能であるが、本発明による計算機合成ホログラムの場合は、CGH面と仮想点光源群又は仮想集光点群位置を分離することで、仮想点光源又は仮想集光点が高密度に配置可能となり、解像度が飛躍的に高まり、像歪みがなく、再生像の品質が向上するという効果がある。
以上、本発明の計算機合成ホログラムをその原理に基づいて説明してきたが、本発明はこれらの形態に限定されず種々の変形が可能である。
本発明の計算機合成ホログラムの原理を説明するための図である。 図1による計算機合成ホログラムから立体像が再生される様子を説明するための図である。 図1による計算機合成ホログラムの作成方法を説明するための図である。 本発明の別の形態の計算機合成ホログラムを説明するための図である。 図4による計算機合成ホログラムから立体像が再生される様子を説明するための図である。 図4による計算機合成ホログラムの作成方法を説明するための図である。
符号の説明
M…観察者
1…物体波
2…参照光
10…物体
11…仮想点光源群
12…CGH12
13…仮想集光点群
15…再生照明光
16…回折光

Claims (8)

  1. 物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラムにおいて、
    ホログラムの観察側と反対側に空間的に仮想点光源群が設定され、前記仮想点光源群の各々の仮想点光源から観察側へ発散する発散光の輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)が、観察側から当該仮想点光源を見たときの記録すべき物体表面の輝度角度分布と等しいものに設定されており、かつ、前記仮想点光源各々から発散する発散光の初期位相がそれぞれ一定に設定されてなる発散光が相互に重畳して、物体光として前記仮想点光源群の観察側の何れかの位置で記録されてなることを特徴とする計算機合成ホログラム。
  2. 前記仮想点光源群の仮想点光源各々が光の広がる方向が1次元的な点光源であって、その広がる方向と直交する方向に伸びる直線状光源からなることを特徴とする請求項1記載の計算機合成ホログラム。
  3. 物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラムにおいて、
    所定の再生照明光を入射させたとき、ホログラムの観察側と反対側の空間的な仮想点群の各々の点からその観察側に発散するような回折光であって、各仮想点からホログラムの観察側に発散するように進む光の輝度角度分布が、記録された物体表面から前記仮想点群の各々の点を通って、あるいは、物体表面から観察側と反対側に延長した光線が前記仮想点群の各々の点を通ってその観察側に発散する光の輝度角度分布と等しい回折光を再生することを特徴とする計算機合成ホログラム。
  4. 前記仮想点群の仮想点各々が発散光の広がる方向が1次元的な点であって、その発散光の広がる方向と直交する方向に伸びる直線からなることを特徴とする請求項3記載の計算機合成ホログラム。
  5. 物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラムにおいて、
    ホログラムの観察側に空間的に仮想集光点群が設定され、前記仮想集光点群の各々の仮想集光点に観察側と反対側から入射する収束光の輝度角度分布TWLci(θxz,θyz)が、当該仮想集光点を通して観察側から見たときの記録すべき物体表面の輝度角度分布と等しいものに設定されており、かつ、前記仮想集光点各々に入射する収束光の集光点での位相がそれぞれ一定に設定されてなる収束光が相互に重畳して、物体光として前記仮想集光点群の観察側と反対側の何れかの位置で記録されてなることを特徴とする計算機合成ホログラム。
  6. 前記仮想集光点群の仮想集光点各々が入射する収束光の収束方向が1次元的な集光点であって、その収束光の収束方向と直交する方向に伸びる直線集光線からなることを特徴とする請求項5記載の計算機合成ホログラム。
  7. 物体光の複素振幅が記録され立体物が再生可能な計算機合成ホログラムにおいて、
    所定の再生照明光を入射させたとき、ホログラムの観察側の空間的な仮想点群の各々の点を通ってその観察側で発散するような回折光であって、各仮想点から発散する光の輝度角度分布が、記録された物体表面から前記仮想点群の各々の点を通ってその観察側に発散する光の輝度角度分布と等しい回折光を再生することを特徴とする計算機合成ホログラム。
  8. 前記仮想点群の仮想点各々が発散光の広がる方向が1次元的な点であって、その発散光の広がる方向と直交する方向に伸びる直線からなることを特徴とする請求項7記載の計算機合成ホログラム。
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