JP2004264715A - 音響機器の音量制御装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】あるチャンネルについてソロ機能の設定が指示されたとき、ソロ機能の設定が指示されたチャンネル以外の全てのチャンネルに対して音量をゼロにするための音量イベントデータを生成し、生成した音量イベントデータを前記音響機器に送信する。また、あるチャンネルについてミュート機能の設定が指示されたとき、ミュート機能の設定が指示されたチャンネルに対して音量をゼロにするための音量イベントデータを生成し、生成した音量イベントデータを前記音響機器に送信する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子楽器などの各種の音響機器における各パートの音量を制御する音量制御装置およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ミキサや電子楽器などの各種の音響機器をコンピュータに接続し、該コンピュータにはそれらの音響機器の制御用プログラムをインストールし、コンピュータ上から音響機器の制御を行なえるようにする技術が知られている。例えば、下記の非特許文献1にはハードウェアとしてのミキサに添付のミキサ制御用プログラムが開示されているが、この制御用プログラムを該ミキサに接続したコンピュータにインストールすることにより、コンピュータ上からミキサの制御を行なうことができる。ハードウェアとしてのミキサでは各チャンネル(CH)ごとにソロ(そのパートだけを鳴らす指示)やミュート(そのパートの発音を停止する指示)などが設定できるが、前記制御用プログラムでも同様にして任意のCHについてソロやミュートの設定を指示できる。ソロやミュートの設定が指示された場合、前記制御用プログラムは、当該CHについてのソロイベントデータやミュートイベントデータを外部音響機器に送る。これにより、遠隔的に外部音響機器に対してソロやミュートの状態を設定することができる。
【0003】
【非特許文献1】ヤマハ株式会社製ディジタルミキシングコンソールO2R96用の管理プログラムである「Studio Manager for O2R96」の取扱説明書
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したような制御用プログラムで制御する対象の外部音響機器としてはミキサや電子楽器(シンセサイザーなど)などの各種のものがあるが、ソロイベントデータやミュートイベントデータは一般的なMIDI規格に含まれない特殊なイベントを表わすデータであるため、例えば電子楽器によってはソロイベントデータやミュートイベントデータを受けても、それらのイベントを解釈することができないものもあり、それらのイベントに対して何らの処理も行なわれないということになる。
【0005】
この発明は、上述の従来技術における問題点に鑑み、外部から各種の音響機器の制御を行なう際に、例えばソロやミュートなどの機能を持たない音響機器に対してもソロやミュートと同等の機能が実現できるように制御できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この発明に係る音響機器の音量制御装置およびプログラムでは、あるチャンネルについてソロ機能の設定が指示されたとき、ソロ機能の設定が指示されたチャンネル以外の全てのチャンネルに対して音量をゼロにするための音量イベントデータを生成し、生成した音量イベントデータを前記音響機器に送信するようにしている。
【0007】
また、あるチャンネルについてミュート機能の設定が指示されたとき、ミュート機能の設定が指示されたチャンネルに対して音量をゼロにするための音量イベントデータを生成し、生成した音量イベントデータを前記音響機器に送信するようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態を説明する。
【0009】
図1は、この発明の一実施形態に係る音量制御装置の概略構成を示す。この音量制御装置は、中央処理装置(CPU)101、リードオンリメモリ(ROM)102、ランダムアクセスメモリ(RAM)103、通信インタフェース(I/F)104、検出回路105、表示回路106、信号処理回路107、入出力I/F108、操作子109、表示部110、およびバスライン111を備える。
【0010】
CPU101は、この音量制御装置の全体の動作を制御する処理装置である。ROM102は、電源投入時のスタートアップルーチンや低レベルI/O処理を司るBIOS(basic input/output system)などを格納する。RAM103は、CPU101が実行するプログラムをロードしたり各種バッファ領域を確保する記憶領域である。通信I/F104は、この装置により制御する対象である各種の外部制御機器121と接続するためのインタフェースである。操作子109は、通常のパソコンが有するキーボードやマウスなどの操作子である。操作子109の操作は検出回路105により検出され、検出結果がCPU101に送られる。表示部110は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示回路106は、CPU101からの指示に基づき、与えられたデータを表示部110に表示する。信号処理回路107は、CPU101からの指示に基づいて、各種の音響信号のミキシングや効果付与などを行なう。入出力I/F108は、外部入出力機器122と接続するためのインタフェースである。外部入出力機器122は、入出力I/F108を介して信号処理回路107との間でオーディオ信号を入出力する各種の機器である。
【0011】
101〜111に示した各部を備える音量制御装置は、汎用のマイクロコンピュータに音量制御用の所定の制御プログラム(本発明に係るプログラム)をインストールすることにより実現している。図1では不図示であるが、このコンピュータにはハードディスク(HD)が設けられており、該HDに制御プログラムがインストールされている。該制御プログラムは、ユーザの所定の起動操作によってRAM103上にロードされCPU101により実行される。
【0012】
図1では、外部入出力機器122と外部制御機器121とが別体であるように図示しているが、外部入出力機器122と外部制御機器121とが1台の装置であってもよいし、それぞれ複数の装置を接続することもできる。例えば、1台のミキサを、オーディオ信号を入出力する外部入出力機器122として接続し、同様に制御対象の外部制御機器121として接続することもできる。ここでは、外部制御機器121としてミキサと電子楽器を接続してこの音量制御装置から制御するものとする。
【0013】
上述の制御プログラムは、このコンピュータを外部制御機器121として接続されているミキサや電子楽器のコントローラとして機能させるプログラムである。この制御プログラムを立ち上げると、ハードウエアとしてのミキサが備えている各CHごとの操作子を模した画面が表示部110に表示される。表示された操作子イメージを操作子109(マウスなど)で操作することにより、ミキサを制御できる。各CHにどのような入力/出力の系列を割り当てるかについても、所定の画面を用いて利用者が任意に設定できる。
【0014】
図2は、表示部110に表示される画面例および操作子109の操作に応じた画面遷移を示す。図2(a)は、本制御プログラムを立ち上げた時点の表示部110の表示例を示す。211の「CH1」は、ミキサのチャンネル(CH)1に対応している。212〜214は、当該CH1についてのミュートスイッチ(MUTEボタン)、ソロスイッチ(SOLOボタン)、およびフェーダを示す。これらは、ハードウエアとしてのミキサが実際に備えているCH1についての操作子を模した表示であり、それらの実際の操作子と同期している。すなわち、図2(a)のように表示された画面上でマウス(操作子109)を用いてミュートスイッチ212やソロスイッチ213をクリックすると、ハードウエアとしてのミキサでそれらに対応する操作子を操作したのと同じ動作を行なう。同様に、画面上に表示されているフェーダ214をマウスでドラッグすると、ハードウエアとしてのミキサで対応するフェーダを操作したのと同じ動作を行なう。逆に、ハードウエアとしてのミキサ上の操作子を操作すると、画面上の操作子イメージもその操作に対応して変化する。図2(a)ではCH2,CH3,CH4についても同様にミュートスイッチとソロスイッチとフェーダが表示されている。ここではCH1〜CH4を図示したが、チャンネルの数は任意である。
【0015】
これらのCHにどの入力信号または出力信号の系列を割り当てるかは任意である。したがって、電子楽器を制御対象としてそれぞれのCHに自動演奏のパートを1つずつ割り当てることもできる。この場合、課題の欄で説明したように電子楽器にはミュートスイッチとソロスイッチの機能は備えていないので、当該電子楽器にミュートオンイベントやソロオンイベントのデータを送っても電子楽器はそのデータを解釈できず、そのデータが表わす音量制御は行なわれないことになる。そこで、本実施形態の制御プログラムでは、これらのイベントの代わりに、操作に応じた音量制御を行なうようにミュートイベントデータやソロイベントデータのような一般的なMIDI規格で定義されていないイベントデータにかえて、いずれの電子楽器でも処理する(解釈する)ことができる、MIDI規格で定義されている音量イベントデータを送るようにしている。
【0016】
以下、図2(a)〜図2(f)を参照して、表示部110に表示された画面上から各種の操作を行なった場合にどのようなイベントデータが送出されるかについて具体的に説明する。なお、各CHごとに、ミュートの設定状態を記録するミュートバッファ、ソロの設定状態を記録するソロバッファ、設定中の音量値を記録する音量バッファが設けられている。
【0017】
図2(a)の初期状態からCH1のソロスイッチ213をマウスでクリックすると、図2(b)の状態となる。221に示すように、CH1のソロスイッチが反転表示(オンされたことを示す)されている。このとき、ソロバッファにはCH1がソロになったことを記録する。また、外部制御機器(電子楽器)121でソロ対象のCH1(詳しくはCH1に割り当てられているパート)だけが再生されている状態(ソロ状態)を設定するために、CH1以外のCHの音量をゼロにするための音量イベントデータ(MIDIのチャンネルボリュームデータ)を外部制御機器121に送信する。矢印225〜228は、各CHに対応して送信される音量イベントデータを示している。「なし」と記載してある矢印225は、CH1については(そのまま発音を続ければよいので)音量イベントデータを送信しないことを示している。「ゼロ」と記載してある226〜228は、CH2〜CH4については音量をゼロにするための音量イベントデータを送信することを示している。
【0018】
図2(b)の状態からCH4のフェーダを操作すると、図2(c)のような画面となる。CH4のフェーダ231のつまみ位置が変更され音量レベルが変更されている。このとき音量バッファにはCH4についての新たな音量値を記録する。また、この時点ではCH1のソロ状態であって外部制御機器121ではCH4に対応するパートが再生されていない状態であるので、外部制御機器121に対してCH4の新たな音量値を送信することはしない。矢印235は、CH4についての音量イベントデータを送信しないことを示している
【0019】
図2(c)の状態からCH1のフェーダを操作すると、図2(d)のような画面となる。CH1のフェーダ241のつまみ位置が変更され音量レベルが変更されている。音量バッファには、CH1に対応する新たな音量値を記録する。また、この時点でCH1はソロ状態であって外部制御機器121で再生されている状態であるので、外部制御機器121に対してCH1の新たな音量値を送信する。矢印245は、CH1について新たな音量値を音量イベントデータとして送信することを示している。
【0020】
図2(d)の状態からCH3のミュートスイッチを操作すると、図2(e)のような画面となる。CH3のミュートスイッチ251が反転表示されミュートがオンされていることを示している。このとき、ミュートバッファにはCH3がミュートオンになったことを記録する。またこの時点では、CH1のソロ状態であって外部制御機器121ではCH3が再生されていないので、外部制御機器121に対してCH3をミュート状態にする音量イベントデータは送信しない。矢印255は、CH3に対して音量イベントデータを送信しないことを示している。
【0021】
図2(e)の状態からCH1のソロスイッチを操作したとすると、図2(f)のような画面となる。CH1のソロスイッチ261が反転表示から通常表示(ソロオフの状態を示す)されている。ソロバッファにはCH1のソロが解除されたことを記録する。また、ソロ状態のCHがなくなるので、すべてのCHを設定されている音量値で再生するため、音量バッファに記録されている各CHの音量値に相当する音量イベントデータを外部制御機器121に送信する。ただし、CH3についてはミュート状態が設定されているので、音量バッファに記録されている音量値ではなく、音量ゼロ(ミュート状態)を設定するための音量イベントデータを送信する。またCH1については、ソロ状態で再生されている状態からソロが解除されて他CHも再生される状態となるので、CH1については引き続き発音を継続するだけであるので、音量イベントデータの送信はしない。矢印265はCH1については音量イベントデータを送信しないことを示している。矢印266,268は、CH2およびCH4について音量バッファに記録されている音量値に相当する音量イベントデータを送信することを示している。矢印267はCH3については音量ゼロの音量イベントデータを送信することを示している。
【0022】
図3は、本制御プログラムのメイン処理の処理手順を示すフローチャートである。本制御プログラムが起動されると、ステップ301で、ソロ機能の設定を変更する指示を検出したか否か判別する。これは何れかのCHのソロスイッチの操作を検出する処理である。何れかのCHのソロスイッチが操作されていたときは、ステップ302で、ソロ表示部とソロバッファの内容を当該CHについて指示された設定へ変更する。次にステップ303でソロ処理(図4で後述する)を実行して、ステップ304に進む。ステップ301でソロ機能の設定を変更する指示がないときは、ステップ304に進む。
【0023】
ステップ304で、ミュート機能の設定を変更する指示を検出したか否か判別する。これは何れかのCHのミュートスイッチの操作を検出する処理である。何れかのCHのミュートスイッチが操作されていたときは、ステップ305で、ミュート表示部とミュートバッファの内容を当該CHについて指示された設定へ変更する。次にステップ306でミュート処理(図5で後述する)を実行して、ステップ307に進む。ステップ304でミュート機能の設定を変更する指示がないときは、ステップ307に進む。
【0024】
ステップ307で、音量レベルを変更する指示を検出したか否か判別する。これは何れかのCHのフェーダの操作を検出する処理である。何れかのCHのフェーダが操作されていたときは、ステップ308で、音量表示部(フェーダのつまみ位置)と音量バッファの内容を当該CHについて指示された設定へ変更する。次にステップ309で音量処理(図6で後述する)を実行して、ステップ310に進む。ステップ307で音量レベルを変更する指示がないときは、ステップ310に進む。
【0025】
ステップ310では、その他の処理を行なう。次にステップ311でメイン処理の終了(ミキサの停止)の指示を検出したか否か判別する。終了の指示があったときは本処理を終了する。なかったときは再びステップ301に戻って処理を継続する。
【0026】
図4は、ソロ処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、あるCHについてのソロスイッチが操作されたときステップ303で実行される処理であり、そのCHを対象CHと呼ぶ。ステップ401で、ソロがオンの他CH(対象CH以外のCH)があるか否か検出する。ステップ402で、スイッチ操作でオンが設定されたかを判別する。対象CHについてオンが設定されたときは、ステップ403で、ソロがオンの他CHがあるか否か判別し、ある場合は、ステップ404で対象CHの音量を設定値(音量バッファに格納されている音量値)にするための音量イベントデータを送信して処理を終了する。ここではソロの設定は排他的ではなく、ソロオンとされた複数のCHをすべて発音させるものとする。ステップ403でソロがオンの他CHがないときは、ステップ405で、他CHの音量をゼロにするための音量イベントデータを送り、終了する。ステップ402でスイッチ操作でオフが設定されたときは、ステップ406でソロがオンの他CHがあるか否か判別する。ある場合は、ステップ407で対象CHの音量をゼロにするための音量イベントデータを送り、終了する。ステップ406でソロがオンの他CHがないときは、ステップ408で他CHの音量を設定値にするための音量イベントデータを送り、終了する。ここで他CHの中にミュートがオンに設定されているCHがあればそのCHについては音量をゼロにするための音量イベントデータを送る(図2(f)267)。
【0027】
図5は、ミュート処理の処理手順を示すフローチャートである。本処理は、あるCHについてミュートスイッチが操作されたときにステップ306で実行されるものであり、そのCHを対象CHと呼ぶ。ステップ501で、ソロがオンのCHがあるか否か判別する。あるときは、ステップ502で対象CHのソロがオンであるか否か判別する。対象CHのソロがオフのときは、そのまま処理を終了する。ステップ501でソロがオンのCHがないとき、またはステップ502で対象CHのソロがオンであるときは、ステップ503でスイッチ操作でオンが設定されたか否か判別する。オンが設定されたときは、ステップ504で対象CHの音量をゼロにするための音量データを送り、終了する。ステップ503でスイッチ操作でオフが設定されたときは、ステップ505で対象CHの音量を設定値にするための音量データを送り、終了する。
【0028】
図6は、音量処理の処理手順を示すフローチャートである。本処理は、あるCHのフェーダが操作されたときにステップ309で実行されるものであり、そのCHを対象CHと呼ぶ。ステップ601で、対象CHのミュートがオフされているか否か判別する。ミュートがオンされているときは、そのまま処理を終了する。ミュートがオフされているときは、ステップ602で全CHのソロがオフされているか否か判別する。オフされているときは、ステップ603で対象CHの音量を設定値にするための音量データを送り、終了する。ステップ602で全CHのソロがオフされているのでないときは、ステップ604で、対象CHのソロがオンされているか否か判別する。オンされているときはステップ603に進む。オフされているときは処理を終了する。
【0029】
なお、上記実施形態ではHDに制御プログラムをインストールし起動時にRAMに読み込んで実行する場合で説明したが、制御プログラムはROMに格納しておいたり、CD−ROMに格納しておいたものを利用してもよい。通信ネットワークを介してサーバコンピュータと接続し、サーバコンピュータから制御プログラムやデータをダウンロードすることで、制御プログラムをインストールするようにしてもよい。
【0030】
また、上記実施形態では図2に示したような画面上での操作に応じた制御を例に説明したが、ハードウエアとしてのミキサを操作したときにも同様の動作が行なわれる。すなわち、ハードウエアとしてのミキサで、任意のCHのソロスイッチやミュートスイッチまたはフェーダが操作されたときには、該ミキサからソロオン(またはオフ)イベントやミュートオン(またはオフ)イベントが本制御プログラムに送られる。本制御プログラムは、画面上の操作を検出するのと同様にこれらのイベントを検出し、上述した処理を行なえばよい。
【0031】
なお、ソロやミュートを設定する方法として画面上のスイッチを操作する方法にかぎらず、外部(外部接続されているミキサなど)からソロイベントデータやミュートイベントデータを受信し、それを受けて設定(外部接続されている電子楽器などに対して音量イベントを送ることによるソロやミュートと同等の機能設定)を行なうようにしてもよい。フェーダによる音量レベルの設定についても同じである。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ソロやミュートの機能を持たない電子楽器などの外部制御機器に対しても、それらの機器を遠隔的に操作することで、ソロやミュートの設定(ソロやミュートの機能と同等の設定)を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る音量制御装置のブロック構成図
【図2】表示画面例およびその遷移を示す図
【図3】実施形態の装置におけるメイン処理のフローチャート図
【図4】実施形態の装置のソロ処理のフローチャート図
【図5】実施形態の装置のミュート処理のフローチャート図
【図6】実施形態の装置の音量処理のフローチャート図
【符号の説明】
101…中央処理装置(CPU)、102…リードオンリメモリ(ROM)、103…ランダムアクセスメモリ(RAM)、104…通信インタフェース(I/F)、105…検出回路、106…表示回路、107…信号処理回路、108…入出力I/O、109…操作子、110…表示部、111…バスライン。
Claims (5)
- ソロイベントデータを解釈できない音響機器についての音量制御装置であって、
あるチャンネルについてのソロ機能を設定する指示を検出する手段と、
ソロ機能の設定が指示されたチャンネル以外の全てのチャンネルに対して音量をゼロにするための音量イベントデータを生成し、生成した音量イベントデータを前記音響機器に送信する手段と
を備えたことを特徴とする音響機器の音量制御装置。 - 請求項1に記載の音響機器の音量制御装置において、
前記ソロ機能を設定する指示が検出されたとき、既にソロ機能が設定されている他のチャンネルがないことを確認し、該確認がなされた場合に、前記音量をゼロにする音量イベントデータの前記音響機器への送信を実行させる手段をさらに備えたことを特徴とする音響機器の音量制御装置。 - ミュートイベントデータを解釈できない音響機器についての音量制御装置であって、
あるチャンネルについてのミュート機能を設定する指示を検出する手段と、
ミュート機能の設定が指示されたチャンネルに対して音量をゼロにするための音量イベントデータを生成し、生成した音量イベントデータを前記音響機器に送信する手段と
を備えたことを特徴とする音響機器の音量制御装置。 - ソロイベントデータを解釈できない音響機器についての音量制御プログラムであって、
あるチャンネルについてのソロ機能を設定する指示を検出するステップと、
ソロ機能の設定が指示されたチャンネル以外の全てのチャンネルに対して音量をゼロにするための音量イベントデータを生成し、生成した音量イベントデータを前記音響機器に送信するステップと
を備えたことを特徴とする音響機器の音量制御プログラム。 - ミュートイベントデータを解釈できない音響機器についての音量制御プログラムであって、
あるチャンネルについてのミュート機能を設定する指示を検出するステップと、
ミュート機能の設定が指示されたチャンネルに対して音量をゼロにするための音量イベントデータを生成し、生成した音量イベントデータを前記音響機器に送信するステップと
を備えたことを特徴とする音響機器の音量制御プログラム。
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