JP2004264654A - 電気光学装置用基板、電気光学装置、電子機器 - Google Patents

電気光学装置用基板、電気光学装置、電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】狭額縁化が可能で且つ対向基板との貼り合わせの際のアライメントを容易に行なうことのできる電気光学装置用基板及びこれを備えた電気光学装置、電子機器を提供する。
【解決手段】画像表示領域10aの1端辺に走査線駆動回路104を設け、これに対向する端辺に、プリチャージ回路やディスチャージ回路等からなるノイズリダクション回路105と外部端子103cとを接続する配線132をまとめて配置する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気光学装置用基板、電気光学装置、電子機器に関し、特にデータ線駆動回路、走査線駆動回路、ノイズリダクション回路、検査回路等の周辺回路を備えた電気光学装置用基板の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置等の電気光学装置の分野では、アクティブマトリクス方式のものが従来から知られている。この種の電気光学装置に用いられるアクティブマトリクス基板は、互いに交差する複数のデータ線と複数の走査線とが設けられ、これら配線によって区画された各画素毎に、画素電極と、当該画素電極を制御するためのTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)等のスイッチング素子とが配置されている。スイッチング素子には、画像信号を供給するデータ線と、走査信号が順次印加される走査線と画素電極と、が電気的に接続されており、画素電極がマトリクス状に配置された領域が画像表示領域を構成する。また、アクティブマトリクス基板における画像表示領域の外側の領域(以下、本明細書では額縁領域と言うこともある)には、データ線に対して画像信号を供給するデータ線駆動回路,プリチャージ回路や、走査線に対して走査信号を供給する走査線駆動回路等が設けられている(例えば特許文献1、2)。
【0003】
図3は、上記アクティブマトリクス基板を用いた従来の液晶表示装置の一例を示す平面図である。この液晶表示装置300は、TFTアレイ基板301(アクティブマトリクス基板)上にシール材(図示略)を介して対向基板302が貼り合わされ、両基板301,302間に液晶が封入されて構成されている。
【0004】
TFTアレイ基板301の中央は画像表示領域303とされ、その外側の額縁領域304にはTFTアレイ基板301の1つの長辺(図3においてX方向に延びる端辺)に沿ってデータ線駆動回路305および検査回路306が設けられている。なお、検査回路306は、画像表示領域303内の各画素の点灯検査等を行うための回路である。また、データ線駆動回路305、検査回路306は、ともに画像表示領域303のX方向の画素数、すなわちデータ線の本数と同じ数の単位回路から構成されている。そして、これらの回路305,306は単位回路同士が電気的に接続され、配線310aを介して、対応する外部端子309aに電気的に接続されている。
【0005】
一方、TFTアレイ基板301の2つの短辺(図3においてY方向に延びる端辺)には、この端辺方向に沿って走査線駆動回路307が設けられており、TFTアレイ基板301の残る一辺には、プリチャージ回路及びディスチャージ回路からなるノイズリダクション回路308が設けられている。
【0006】
外部端子309(309a〜309c)は、当該TFTアレイ基板301にFPC(Flexible Printed Circuit, フレキシブルプリント配線板)を接続するためのものである。各端子309a〜309cは、上記の各駆動回路305,307,308に画像信号や走査信号等を供給するデータドライバーLSIと走査ドライバーLSIとを搭載した1枚のFPCをTFTアレイ基板301に容易に接続するために、全て基板301の1端辺(データ線駆動回路305及び検査回路306の設けられた側の端辺)に集結させて配置されている。このため、走査線駆動回路307は、データ線駆動回路305及び検査回路306の外側の領域を回り込むように設けられた配線310bを介して、対応する外部端子309bに電気的に接続されている。また、ノイズリダクション回路308は、隣接する2つの走査線駆動回路307,307の外側を通って対向する端辺側に引き回された配線310cを介して、外部端子309cに電気的に接続されている。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−230075号公報
【特許文献2】
特開平8−202317号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような液晶表示装置を高精細化した場合、データ線1本当たりに負荷される容量が大きくなり、ノイズリダクション回路を構成するプリチャージ回路及びディスチャージ回路に入力信号訛りが生じる虞がある。このため、ノイズリダクション回路に信号を供給する信号配線の面積(配線幅)を広げて配線抵抗を下げる必要があるが、この場合、配線幅の増大によって走査線駆動回路307の外側の額縁面積(即ち、X方向の額縁幅)が広くなり、1枚のマザー基板からの取れ個数が少なくなってしまう。このような額縁面積の増大を補償すべく、走査線駆動回路を一方の端辺に集約することも考えられるが、これにより、左右の額縁面積が異なることとなり、画像表示領域の中心位置がずれる結果、やはりチップ面積が増大してしまう。また、この場合、TFTアレイ基板を対向基板に貼り合わせる際のアライメントが難しくなるという製造上の課題も生じる。
【0009】
また、上述したように、外部端子309は画像表示領域の一端辺に集約して配置されているため、外部端子109a〜109cと各回路305,307,308とを接続する配線310a〜310cは、特に、検査回路306の側方(例えば符号Fで示す)で高密度に配置されることになる。これらの配線310a〜310cは、配線抵抗や製造プロセス上の事情から配線ピッチ(配線幅+配線間隔)をそれ程小さくできないため、配線310b,310cを検査回路の角部を大きく回り込むように配置しなければならず、その分、Y方向の額縁幅が広くなっていた。
なお、これらは、液晶表示装置のみならず、有機ELディスプレイなどの他の電気光学装置にも共通の問題点である。
【0010】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、X方向での狭額縁化が可能で且つ対向基板との貼り合わせの際のアライメントを容易に行なうことのできる電気光学装置用基板及びこれを備えた電気光学装置、電子機器を提供することを第1の目的とし、更に、Y方向での狭額縁化が可能な電気光学装置用基板等を提供することを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、本発明の電気光学装置用基板は、基板面上で互いに直交する2方向をX方向およびY方向としたときに、複数の画素が所定のピッチでX方向およびY方向に配置された画像表示領域と、前記画像表示領域のX方向に平行な第1の端辺に沿って所定のピッチで設けられた複数の外部端子と、前記画像表示領域のY方向に平行な第2の端辺に沿って設けられた走査線駆動回路と、前記第1の端辺に対向する第3の端辺に沿って設けられたノイズリダクション回路とを備え、前記ノイズリダクション回路と前記外部端子とを接続する配線は前記第2の端辺に対向する第4の端辺に沿ってまとめて配置されたことを特徴とする。
【0012】
本構成によれば、従来、画像表示領域の両端辺に設けられていた走査線駆動回路を画像表示領域の一端辺にまとめて配置しているため、従来のものに比べてY方向の額縁面積を狭くすることができる。また、本構成では、ノイズリダクション回路へ信号を供給する配線(第1の配線群)を、走査線駆動回路の配置された第2の端辺と対向する第4の端辺にまとめて配置しているため、画像表示領域を挟んで対向する第2の端辺側と第4の端辺側の額縁面積を略等しくすることができる。つまり、上記第1の配線群の配線数と、走査線駆動回路へ信号を供給する配線(第2の配線群)の本数とは略同じ本数(4〜5本)であり、又、上記第2の配線の配線面積と走査線駆動回路の回路面積とは大きく異ならないことから、各配線群のピッチを無理に調整することなく、画像表示領域の両側で額縁領域の幅を対称的にすることができる。このため、当該電気光学装置用基板と対向基板とを貼り合わせる際のアライメントが容易となり、製造工程上有利となる。
【0013】
また、第2の目的を達成するために、本発明の電気光学装置用基板は、上記構成において、前記画像表示領域と前記外部端子との間の領域に更に、前記画像表示領域側からデータ線駆動回路と検査回路とを備え、前記データ線駆動回路及び前記検査回路を、X方向に所定のピッチで配置された複数の単位回路で構成し、前記データ線駆動回路を構成する単位回路のピッチと前記画像表示領域内の画素のX方向のピッチとが等しく、且つ、前記検査回路を構成する単位回路のピッチと前記外部端子のピッチとが等しくされたことを特徴とする。
【0014】
図3に示した従来の電気光学装置用基板の場合、画像表示領域の下側に配置したデータ線駆動回路と検査回路は、ともに内部を構成する単位回路が画像表示領域内の画素のX方向のピッチに合わせて設計されており、データ線駆動回路と検査回路のX方向の寸法は、画像表示領域のX方向の寸法と略同等であった。そのため、走査線駆動回路等の周辺回路と外部端子とを接続する配線を検査回路の角部を大きく回り込むように配置しなければならず、その分、額縁領域を広く取らなければならなかった。
【0015】
しかし、データ線駆動回路と検査回路を構成する単位回路のピッチ、特に外部端子に近い側に配置される検査回路の単位回路のピッチは、必ずしも画素のX方向のピッチに合わせる必要がない。また、走査線駆動回路やデータ線駆動回路に接続された外部端子を全て基板の1辺側に集結させた電気光学装置用基板においては、外部端子の数は少なくともデータ線の本数と走査線の本数との合計よりも多くなるため、通常、画像表示領域内の画素のX方向のピッチよりも外部端子のピッチの方が小さくなる。そこで、本構成のようにデータ線駆動回路の単位回路のピッチを画像表示領域内の画素のX方向のピッチと等しくする一方、検査回路の単位回路のピッチを画素ピッチには合わせず、外部端子のピッチと等しくすれば、検査回路のX方向の幅が従来よりも小さくなるので、上記各駆動回路と外部端子とを接続する配線を検査回路の角部を回り込むように配置しても、従来よりも額縁領域を狭くすることができる。
【0016】
また、本発明の電気光学装置は、上記本発明の電気光学装置用基板を備えたことを特徴とする。この構成によれば、狭額縁の電気光学装置用基板を備えたことにより小型、低コストの電気光学装置を提供することができる。
【0017】
また、共通電極が設けられた対向基板を前記電気光学装置用基板に対して対向配置した構成の場合、前記共通電極に共通電位を供給するための配線を基板間導通部を介して前記電気光学装置用基板上に設け、前記電気光学装置用基板の最外周部に配置することが望ましい。
この構成によれば、対向基板側に入力する信号も前記電気光学装置用基板側から供給することができる。そのための配線の配置も考慮した上で、最も狭額縁の構成とすることができる。
【0018】
本発明の電子機器は、上記本発明の電気光学装置を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、狭額縁、小型の表示部を備え、携帯用途に好適な電子機器を実現することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
以下、本発明の第1の実施の形態について図1に基づいて説明する。
本実施の形態では、本発明の電気光学装置としてアクティブマトリクス方式の透過型液晶表示装置の例を挙げて説明する。図1(A)は本実施形態の液晶表示装置を各構成要素とともに対向基板の側から見た平面図であり、図1(B)は図1(A)のH−H’線に沿う断面図である。なお、以下の説明に用いた各図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならせてある。
【0020】
本実施の形態の液晶表示装置100は、透明基板からなるTFTアレイ基板10(電気光学装置用基板)と対向基板20とがシール材107によって貼り合わされ、このシール材107によって区画された空間内に液晶層50が封入されている。TFTアレイ基板10の中央が画像表示領域10aとされ、その外側の額縁領域10bには画像表示領域10aの1つの長辺(図1においてX方向に延びる下側の端辺;第1の端辺)に沿ってデータ線駆動回路101が設けられている。データ線駆動回路101は、画像表示領域10aのX方向の画素数と同じ数の単位回路(図示略)から構成されており、データ線駆動回路101を構成する単位回路のピッチP2は画像表示領域10a内の画素のX方向のピッチP1と等しく設定されている。
【0021】
また、図1において、データ線駆動回路101の外側には検査回路102が設けられている。検査回路102は、画像表示領域10a内の各画素の点灯検査等の検査を行うための回路であり、本実施の形態では画像表示領域10aの右側用と左側用として2つ設けられている。各検査回路102は、画像表示領域10aのX方向の画素数の1/2の数の単位回路(図示略、具体的にはトランスミッションゲートおよび静電保護回路)から構成されており、検査回路102を構成する単位回路のピッチP3は後述する外部端子103a,103bのピッチP4と等しく設定されている。なお、2つの検査回路間には識別記号40が配置されている。識別記号40とは、例えばTFTアレイ基板や液晶表示装置の製造履歴の追跡調査を後々行うためのデータを記録したVeriCord(二次元コード)である。
【0022】
一方、画像表示領域10aの1つの短辺(図1においてY方向に延びる左側の端辺;第2の端辺)には、走査線駆動回路(より具体的には、走査線入力信号を転送するスキャンドライバ回路)104が設けられており、これに走査信号を供給するための配線(第2の配線群)130が、第2の端辺側にまとめて配置されている。また、第1の端辺に対向する画像表示領域10aの他の長辺(図1(A)においてX方向に延びる上側の端辺;第3の端辺)には、プリチャージ回路及びディスチャージ回路からなるノイズリダクション回路105が設けられており、これに信号を供給するための配線(第1の配線群)132が、第3の端辺、及び、第2の端辺に対向する端辺(図1(A)においてY方向に延びる右側の端辺;第4の端辺)にまとめて配置されている。
【0023】
また、TFTアレイ基板10の検査回路102が設けられた側の辺(即ち、第1の端辺)に沿う外周縁部には、当該TFTアレイ基板10にFPCを接続するための複数の外部端子103a,103b,103cがX方向に1列に所定のピッチをもって設けられている。これら外部端子103a〜103cは、データ線駆動回路101および検査回路102、各走査線駆動回路104、ノイズリダクション回路105と電気的に接続されている。具体的には、データ線駆動回路101および検査回路102は、第1の端辺に配置された複数の配線131を介して、第1の端辺の中央側に配置された複数の外部端子103aと電気的に接続されている。また、走査線駆動回路104は、配線(第2の配線群)130を介して、外部端子103aの左側(第2の端辺側)に配置された複数の外部端子103bに電気的に接続されている。さらに、ノイズリダクション回路105は、配線132を介して、外部端子103の右側(第4の端辺側)に配置された複数の外部端子103cと電気的に接続されている。
【0024】
なお、上記第1の配線132と第2の配線130の配線数は略同じ本数(4〜5本)であり、又、上記第2の配線130の配線面積と走査線駆動回路104の回路面積とは大きく異ならないことから、画像表示領域10aの両側で額縁領域の幅が略対称となっている。
【0025】
また、外部端子103a,103bの数は少なくともデータ線の本数と走査線の本数との合計よりも多いため、画像表示領域10a内の画素のX方向のピッチよりも外部端子103a,103bのピッチの方が小さくなる。したがって、データ線駆動回路101を構成する単位回路のピッチP2よりも検査回路102を構成する単位回路のピッチP3の方が小さい。そのため、データ線駆動回路101と検査回路102とを接続する複数の配線131の斜めに延びる部分は互いに平行ではなく、配線ピッチは検査回路102側の方がデータ線駆動回路101側よりも狭くなっている。一方、走査線駆動回路104と外部端子103bとを接続する配線130は、Y方向に平行に延在する第1の直線部分130aを有し、さらに第1の直線部分130aから屈曲してY方向に対して所定の角度をもって延在する第2の直線部分130bを有している。
【0026】
また、TFTアレイ基板10の最外周部には共通電位を供給するための配線113が設けられており、対向基板20の角部に設けられた基板間導通材106(上下導通部)を介して、対向基板20の共通電極(図示略)と電気的に接続されている。なお、図1(B)において、符号9aは、画像表示領域10a内の各画素毎に設けられた画素電極を示している。
【0027】
したがって、本実施形態の液晶表示装置によれば、従来、画像表示領域10aの両側に設けられていた走査線駆動回路を画像表示領域10aの一端辺にまとめて配置しているため、従来のものに比べてY方向の額縁面積を狭くすることができる。また、本構成では、ノイズリダクション回路105へ信号を供給するための配線132を走査線駆動回路104に対向して配置しているため、配線132の配線ピッチを無理に調整することなく、画像表示領域10aの左右の端辺(第2の端辺及び第4の端辺)の額縁面積を略等しくすることができる。このため、TFTアレイ基板10と対向基板20とを貼り合わせる際のアライメントが容易となり、製造工程上有利となる。
【0028】
また、本構成では、データ線駆動回路101の単位回路のピッチP2を画素ピッチP1と等しくする一方、検査回路102の単位回路のピッチP3を画素ピッチに合わせず、外部端子103aのピッチP4と等しくしているため、Y方向の狭額縁化を図ることも可能となる。
【0029】
すなわち、図3に示した従来のTFTアレイ基板101の場合、画像表示領域103の下側に配置したデータ線駆動回路105と検査回路106は、ともに単位回路が画像表示領域103内の画素のX方向ピッチに合わせて配置されていたため、データ線駆動回路105と検査回路106のX方向寸法が画像表示領域103のX方向寸法と略同等であった。そのため、走査線駆動回路107等の周辺回路と外部端子109bとを接続する配線110を検査回路106の外側を回り込むように配置する際、検査回路106の角部の点Dが配線110の小回りの配置を規制してしまい、額縁領域104をある程度広く取らざるを得なかった。
【0030】
これに対して、図1に示した本実施の形態のTFTアレイ基板10の場合、データ線駆動回路101の単位回路のピッチP2を画素のX方向のピッチP1と等しくする一方、検査回路102の単位回路のピッチP3を外部端子103a,103bのピッチP4と等しくしたことにより、検査回路102のX方向の幅が従来よりも小さくなる。その結果、走査線駆動回路104等の周辺回路と外部端子103bとを接続する配線130を検査回路102の外側を回り込むように配置する際、配線130の配置を規制する点が検査回路102の角部からデータ線駆動回路101の角部の点Cに変わり、従来よりも図1における上側に移動する。したがって、その移動距離だけ外部端子103a,103bを図1(A)における上側に配置することができ、従来よりもY方向の額縁面積(図1の例ではTFTアレイ基板10の下側に張り出した部分)を狭くすることができる。
このように、狭額縁のTFTアレイ基板を用いることにより小型、低コストの液晶表示装置を提供することができる。
【0031】
[電子機器]
次に、本発明の上記実施の形態の液晶表示装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
図2は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図2において、符号500は携帯電話本体を示し、符号501は上記液晶表示装置を用いた表示部を示している。
図2に示す電子機器は、上記実施の形態の液晶表示装置を用いた表示部を備えているので、小型、低コストの液晶表示部を備えた電子機器を実現することができる。
【0032】
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えばデータ線駆動回路、走査線駆動回路等の周辺回路の配置に関しては、上記実施の形態に限らず、適宜変更が可能である。また、本発明は、アクティブマトリクス基板を用いた電気光学装置に適用が可能であり、液晶表示装置のみならず、例えば有機ELディスプレイ等の電流駆動型の電気光学装置にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の液晶表示装置の概略構成を示す図である。
【図2】本発明の電子機器の一例を示す斜視図である。
【図3】従来の液晶表示装置の一例を示す平面図である。
【符号の説明】
10…TFTアレイ基板(電気光学装置用基板)、10a…画像表示領域、10b…額縁領域、100…液晶表示装置(電気光学装置)、101…データ線駆動回路、102…検査回路、103a,103b,103c…外部端子、104…走査線駆動回路、130…第2の配線、132…第1の配線

Claims (6)

  1. 基板面上で互いに直交する2方向をX方向およびY方向としたときに、複数の画素が所定のピッチでX方向およびY方向に配置された画像表示領域と、前記画像表示領域のX方向に平行な第1の端辺に沿って所定のピッチで設けられた複数の外部端子と、前記画像表示領域のY方向に平行な第2の端辺に沿って設けられた走査線駆動回路と、前記第1の端辺に対向する第3の端辺に沿って設けられたノイズリダクション回路とを備え、
    前記ノイズリダクション回路と前記外部端子とを接続する配線は前記第2の端辺に対向する第4の端辺に沿ってまとめて配置されたことを特徴とする、電気光学装置用基板。
  2. 前記画像表示領域と前記外部端子との間の領域に更に、前記画像表示領域側から、データ線駆動回路と検査回路とを備え、
    前記データ線駆動回路及び前記検査回路は、X方向に所定のピッチで配置された複数の単位回路で構成され、前記データ線駆動回路を構成する単位回路のピッチと前記画像表示領域内の画素のX方向のピッチとが等しく、且つ、前記検査回路を構成する単位回路のピッチと前記外部端子のピッチとが等しいことを特徴とする、請求項1記載の電気光学装置用基板。
  3. 前記検査回路の単位回路のピッチは、前記データ線駆動回路の単位回路のピッチよりも小さいことを特徴とする、請求項2記載の電気光学用基板。
  4. 請求項1〜3のいずれかの項に記載の電気光学装置用基板を備えたことを特徴とする、電気光学装置。
  5. 共通電極が設けられた対向基板が前記電気光学装置用基板に対して対向配置され、前記共通電極に共通電位を供給するための配線が基板間導通部を介して前記電気光学装置用基板上に設けられ、前記電気光学装置用基板の最外周部に配置されていることを特徴とする、請求項4記載の電気光学装置。
  6. 請求項4又は5記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする、電子機器。
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