JP2004260248A - 無線データ通信装置 - Google Patents

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修 常村
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匠 星田
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Abstract

【課題】ACKまたはNAKを含む無線信号の検出回数に基づいた従来の送信出力制御方式を周波数ホッピング方式の無線通信に適用した場合、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎の受信状態が考慮されないため、伝送効率の低下、無駄な電力の消費につながる。
【解決手段】ACK/NAKを含む無線信号の検出回数に応じて送信出力を制御する周波数ホッピング方式の無線データ通信装置において、ACK/NAKの検出回数をカウントし判定する送信出力決定単位ブロックPij(i=1,2…m、j=1,2…n)を、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせの数だけ搭載し、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に独立した送信出力制御を行うことにより、無線伝送路の電波状況が一部の周波数帯または一部の端末に対して悪化した状況においても高い伝送効率と消費電力の低減が実現できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ACK(肯定応答信号ないし受信応答信号)またはNAK(否定応答信号ないし再送要求信号)を含む無線信号を用いて無線通信を行う無線データ通信装置にかかわり、特には無線信号の受信状態に応じて送信出力の制御を行うための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ACK/NAKを含む無線信号を用いて無線通信を行う無線データ通信装置においては、前回送信時の送信周波数および送信先端末に関係なく、ACK/NAKの検出回数を一律にカウントし、この回数に基づいて送信出力を制御している。また、通信相手端末毎の送信出力制御については、通信相手が切り替わる度に送信出力を初期化している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−8777号公報(第3−5頁、第1図、第5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような、送信周波数および送信先端末を考慮せずにカウントしたACK/NAKの検出回数に基づいた送信出力制御方式を用いて、周波数ホッピング方式の無線通信の出力制御を行う場合、各通信周波数に対して一律の出力制御を行うことになる。しかし実際には、無線伝送路の電波状態は周波数帯ごとに異なるため、上記特許文献1の送信出力制御方式では、電波状態の良い周波数帯での送信時に出力を増加させてしまったり、電波状態の悪い周波数帯での送信時に出力を減少させていまうといった不都合な制御が生じることになる。すなわち、必ずしも伝送効率の向上には繋がらない。
【0005】
また、同様の送信出力制御方式を用いて、通信相手が頻繁に切り替わるような通信相手端末毎の時分割多重方式を用いた無線通信を行う場合、通信相手が変わる度に送信出力を初期化してしまうため、送信出力制御による伝送効率の向上や消費電力の削減効果はほとんど期待できない。
【0006】
本発明は上記課題を解決するものであり、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎の電波状態の違いや両者の複合的条件によって生じる通信環境の複雑な変化に適応できる柔軟な送信出力制御を可能とし、周波数ホッピング方式および時分割多重方式を用いた無線通信においても、再送回数を減少させ伝送効率を向上させるとともに、消費電力を低減することができる無線データ通信装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は次のような手段を講じる。
【0008】
第1の解決手段として、本発明による無線データ通信装置は、ACK(肯定応答信号)またはNAK(否定応答信号)を含む無線信号の送受信を行う無線データ通信装置であって、前記無線信号を送信する送信部と、前記無線信号を受信して復調する受信部と、前記受信部による受信信号からACKまたはNAKを検出するACK/NAK検出手段と、前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数をその検出時点での前回送信時の(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎の送信出力増減要求を生成出力するACK/NAK検出回数判定手段と、前記送信出力増減要求に応じて(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎の送信出力レベルを決定する送信出力決定手段と、前記送信出力レベルに応じて送信出力を増減する送信出力制御手段とを備えたものである。
【0009】
この構成による作用は次のとおりである。ACK/NAK検出回数判定手段は、ACKの検出回数とNAKの検出回数についての両カウント値の関係を所定の閾値と比較して、比較結果からACKの検出回数が大きいと判断すれば出力減少要求を出力し、NAKの検出回数が大きいと判断すれば出力増加要求を出力し、送信出力決定手段は、出力増加要求が入力されると送信出力レベルを増加し、出力減少要求が入力されると送信出力レベルを減少させ、送信出力制御手段は、各要求に従って送信出力を制御する。この場合に、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に管理することに特徴がある。(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に管理するには、例えば、ACK/NAK検出手段とACK/NAK検出回数判定手段との間、および送信出力決定手段と送信出力制御手段との間にそれぞれ、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に入出力を切り替えるための選択手段を介挿すればよい。この発明によれば、単純にACK/NAKの検出回数を利用するだけでなく、ACK/NAKの検出回数を(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に管理し、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に送信出力制御を行うことにより、送信周波数毎、送信先端末毎の電波状態の違いのみならず、両者の複合的条件によって生じる通信環境の複雑な変化に適応できる柔軟な送信出力制御を可能とし、周波数ホッピング方式および時分割多重方式を用いた無線通信においても、再送回数を減少させ伝送効率を向上させるとともに、消費電力を低減することができる。
【0010】
第2の解決手段として、本発明による無線データ通信装置は、ACKまたはNAKを含む無線信号の送受信を行う無線データ通信装置であって、前記無線信号を送信する送信部と、前記無線信号を受信して復調する受信部と、前記受信部による受信信号からACKまたはNAKを検出するACK/NAK検出手段と、前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数をその検出時点での前回送信時の送信周波数毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて送信周波数毎の送信出力増減要求を生成出力する第1のACK/NAK検出回数判定手段と、前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数をその検出時点での前回送信時の送信先端末毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて送信先端末毎の送信出力増減要求を生成出力する第2のACK/NAK検出回数判定手段と、前記第1のACK/NAK検出回数判定手段からの送信出力増減要求に応じて送信周波数毎の送信出力レベルを決定する第1の送信出力決定手段と、前記第2のACK/NAK検出回数判定手段からの送信出力増減要求に応じて送信先端末毎の送信出力レベルを決定する第2の送信出力決定手段と、前記第1の送信出力決定手段と前記第2の送信出力決定手段から入力される送信出力レベルと予め設定された出力制御モードに応じて送信出力を増減する送信出力制御手段とを備えたものである。
【0011】
この構成による作用は次のとおりである。第1のACK/NAK検出回数判定手段は、送信周波数毎のACKの検出回数とNAKの検出回数についての両カウント値の関係を所定の閾値と比較して、比較結果からACKの検出回数が大きいと判断すれば出力減少要求を出力し、NAKの検出回数が大きいと判断すれば出力増加要求を出力し、第1の送信出力決定手段は、出力増加要求が入力されると送信出力レベルを増加し、出力減少要求が入力されると送信出力レベルを減少させる。一方、第2のACK/NAK検出回数判定手段は、送信先端末毎のACKの検出回数とNAKの検出回数についての両カウント値の関係を所定の閾値と比較して、比較結果からACKの検出回数が大きいと判断すれば出力減少要求を出力し、NAKの検出回数が大きいと判断すれば出力増加要求を出力し、第2の送信出力決定手段は、出力増加要求が入力されると送信出力レベルを増加し、出力減少要求が入力されると送信出力レベルを減少させる。送信出力制御手段は、第1の送信出力決定手段からの送信入力レベルと第2の送信出力決定手段からの送信出力レベルと予め設定された出力制御モードとに従って送信出力を増減制御する。第1のACK/NAK検出手段と第1のACK/NAK検出回数判定手段との間、および第1の送信出力決定手段と送信出力制御手段との間にそれぞれ、送信周波数毎に入出力を切り替えるための第1の選択手段を介挿し、第2のACK/NAK検出手段と第2のACK/NAK検出回数判定手段との間、および第2の送信出力決定手段と送信出力制御手段との間にそれぞれ、送信先端末毎に入出力を切り替えるための第2の選択手段を介挿すればよい。この場合に、送信周波数毎の送信出力レベルと送信先端末毎の送信出力レベルのうち、出力制御モードに応じてより好ましい方を選択することに特徴がある。
【0012】
出力制御モードについては、2種類の送信出力レベルのうち大きい方を選択する「スループット優先」、2種類の送信出力レベルのうち小さい方を選択する「省電力優先」、端末毎の通信環境が変らない場合に送信周波数側の送信出力レベルを送信先端末側の送信出力レベルよりも優先する「周波数制御優先」、周毎の通信環境が変らない場合に送信先端末側の送信出力レベルを送信周波数側の送信出力レベルよりも優先する「端末制御優先」などがある。
【0013】
この発明によれば、無線信号の受信状態に応じて送信出力の制御が可能であるため、消費電力の削減と伝送効率の向上を期すことができるのはもちろん、また、ACK/NAK検出回数の判定および送信出力レベルの決定が、送信周波数毎と送信先端末毎とに分割されているので、特定周波数帯における通信環境の悪化、あるいは特定端末との間の通信環境の悪化に対して、素早く追随して出力制御を行うことが可能となる。さらに、送信周波数の種類数または送信先端末の種類数が大きい場合に、第1の解決手段の(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に管理する場合に比べて、大幅な回路規模の削減が可能となる。送信周波数の種類数をm、送信先端末の個数をnとすると、第1の解決手段の場合は(m×n)の規模になるのに対して、第2の解決手段の場合は(m+n)の規模でよく、m>2かつn>2の場合には、(m+n)<(m×n)となるからである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかわる無線データ通信装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における無線データ通信装置の構成を示すブロック図、図2は送受信を行う無線信号の構成図である。
【0016】
図1において、1は無線信号を受信し、その無線信号を復調して復調信号S1を出力する受信部、2は受信部1から復調信号S1を入力し、その復調信号S1から図2に示す構成の同期信号S2、データ信号S3を検出し、データ信号S3を出力する同期検出部、3は同期検出部2からデータ信号S3を入力し、そのデータ信号S3にACK(肯定応答信号、受信応答信号)またはNAK(否定応答信号、再送要求信号)が含まれているかを検出し、ACKが含まれているときはACK検出信号S4を出力し、NAKが含まれているときはNAK検出信号S5を出力するACK/NAK検出部である。4は(前回送信周波数、前回送信先端末)の組み合わせを選択する第1の選択回路、5はm列n行の送信出力決定単位ブロックPij(i=1,2…m、j=1,2…n)からなる送信出力決定部である。第1の選択回路4は、ACK/NAK検出部3からACK検出信号S4、NAK検出信号S5を入力し、前回の送信時に用いた送信周波数f(i)(i=1,2…m)に対応するいずれか1つの検出回数判定回路Fiと、前回送信時の送信先端末のID情報に対応するいずれか1つの検出回数判定回路Tjとの組み合わせPij=(Fi,Tj)に対してACK検出信号S4a、NAK検出信号S5aを出力するように構成されている。
【0017】
図3は送信出力決定単位ブロックPijの内部構成を示すブロック図である。複数の送信出力決定単位ブロックPijの構成は、送信周波数f1〜fmと送信先端末T1〜Tnとの組み合わせの違いを除いて、互いに同様の構成となっている。各送信出力決定単位ブロックPijは、ACK/NAK検出回数判定部6と送信出力決定部11から構成されている。
【0018】
具体的には、図3において、7は第1の選択回路4からのACK検出信号S4aの受信数をカウントするACK受信数カウンタ、8は第1の選択回路4からのNAK検出信号S5aの受信数をカウントするNAK受信数カウンタ、9はACK受信数カウンタ7によるACK受信数カウント値S6とNAK受信数カウンタ8によるNAK受信数カウント値S7との差を求め、求めた差を予め設定された所定の閾値と比較し、その比較の結果で得られる情報である比較結果S8を出力する閾値比較器である。なお、差に代えて、ACK受信数カウント値S6とNAK受信数カウント値S7との比を所定の閾値と比較するのでもよい。10は閾値比較器9からの比較結果S8を入力し、比較結果S8が示す値が相対的にACKの回数が大きいことを示すときに出力減少要求S9を出力し、NAKの回数が大きいことを示すときには出力増加要求S10を出力する出力増減要求生成部である。
【0019】
図1に戻って、12は出力減少ステップ数設定レジスタ12aと出力増加ステップ数設定レジスタ12bからなる出力制御ステップ数設定レジスタ部である。出力減少ステップ数設定レジスタ12aは、予め減少ステップ数単位S11が設定され、送信出力決定単位ブロックPijの送信出力決定部11のそれぞれに出力するように構成されている。また、出力増加ステップ数設定レジスタ12bは、予め増加ステップ数単位S12が設定され、送信出力決定部11のそれぞれに出力するように構成されている。送信出力決定部11のそれぞれは、一度も送信の行われていない(送信周波数、送信先端末)の組み合わせにおいては設定された送信出力レベルの初期値を保持し、送信が一度でも行われると、自己に関連する(送信周波数、送信先端末)の組み合わせにおける前回送信時の送信出力レベルを保持するとともに、出力減少要求S9を入力したときは、出力減少ステップ数設定レジスタ12aに予め設定された減少ステップ数単位S11で送信出力レベルを減少し、その減少の結果の送信出力レベルS13を出力し、逆に、出力増加要求S10を入力したときは、出力増加ステップ数設定レジスタ12bに予め設定された増加ステップ数単位S12で送信出力レベルを増加し、その増加の結果の送信出力レベルS13を出力するように構成されている。
【0020】
13は次回の送信時に用いる(送信周波数、送信先端末)の組み合わせに基づいて、送信出力決定部5内のm列n行の送信出力決定単位ブロックPijのうちの何れか1つの送信出力決定部11からの各送信出力レベルS13を選択して、送信出力レベル信号S14として出力する第2の選択回路である。14は送信出力信号S15を保持し、第2の選択回路13から入力した送信出力レベル信号S14の値に応じて送信出力信号S15の電力を増減する送信出力制御部、15は送信出力制御部14から入力した送信出力信号S15の大きさに対応した送信出力で無線信号を送信する送信部である。
【0021】
次に、上記のように構成された本実施の形態の無線データ通信装置の動作を説明する。
【0022】
受信部1は受信した無線信号を復調して復調信号S1を同期検出部2に出力する。同期検出部2は復調信号S1から同期信号S2、データ信号S3を検出し、データ信号S3をACK/NAK検出部3に出力する。ACK/NAK検出部3は、データ信号S3にACKが含まれているときは第1の選択回路4にACK検出信号S4を出力し、逆にデータ信号S3にNAKが含まれているときは第1の選択回路4にNAK検出信号S5を出力する。第1の選択回路4は、送信出力決定単位ブロックPij(i=1,2…m、j=1,2…n)のうち、前回の送信時に用いた(送信周波数、送信先端末)の組み合わせに基づいて出力先の送信出力決定単位ブロックを決定し、入力されたACK検出信号S4またはNAK検出信号S5をそれぞれACK検出信号S4aまたはNAK検出信号S5aとして、決定した出力先の送信出力決定単位ブロックへ出力する。
【0023】
第1の選択回路4からの信号を受信したいずれか1つの送信出力決定単位ブロックにおけるACK/NAK検出回数判定部6は、ACK検出信号S4aを受信したときは、ACK受信数カウンタ7においてACK検出信号S4aの受信数をカウントアップしてACK受信数カウント値S6を閾値比較器9に出力する。また、NAK検出信号S5aを受信したときは、NAK受信数カウンタ8においてNAK検出信号S5aの受信数をカウントアップしてNAK受信数カウント値S7を閾値比較器9に出力する。閾値比較器9は、ACK受信数カウント値S6とNAK受信数カウント値S7の差を求め、求めた差を予め設定された所定の閾値と比較し、その比較の結果で得られる情報である比較結果S8を出力増減要求生成部10に出力する。なお、差に代えて、ACK受信数カウント値S6とNAK受信数カウント値S7との比を閾値と比較するのでもよい。出力増減要求生成部10は、比較結果S8が示す値が相対的にACKの回数が大きいことを示すときに出力減少要求S9を、また、NAKの回数が大きいことを示すときには出力増加要求S10を送信出力決定部11へ出力する。
【0024】
送信出力決定部11は、送信出力レベルの初期値または前回送信時の送信出力レベルを保持しているが、出力減少要求S9を入力したときは、出力減少ステップ数設定レジスタ12aからの減少ステップ数単位S11を選択し、その減少ステップ数単位S11で送信出力レベルを減少し、その減少の結果の送信出力レベルS13を第2の選択回路13へ出力する。逆に、出力増加要求S10を入力したときは、送信出力決定部11は、出力増加ステップ数設定レジスタ12bからの増加ステップ数単位S12を選択し、その増加ステップ数単位S12で送信出力レベルを増加し、その増加の結果の送信出力レベルS13を第2の選択回路13へ出力する。
【0025】
第2の選択回路13は、次回の送信時に用いる(送信周波数、送信先端末)の組み合わせに該当するいずれか1つの送信出力決定部11からの送信出力レベルS13を選択し、送信出力レベル信号S14として送信出力制御部14へ出力する。
【0026】
送信出力制御部14は、送信出力信号S15を保持しており、入力した送信出力レベル信号S14の値に応じて送信出力信号S15の電力を増減し、送信部15に送信出力信号S15を出力する。送信部15は、入力した送信出力信号S15の大きさに対応した送信出力で無線信号を送信する。
【0027】
本実施の形態の構成によれば、無線信号の受信状態に応じて送信出力の制御が可能であるため、消費電力を削減することができる。また、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎の送信出力の制御を行うため、電波状態の良い周波数において送信を行う際には送信出力を下げて消費電力の削減を行い、電波状態の悪い周波数で送信を行う際には送信出力を上げる、あるいは電波状態の良い端末に対して送信を行う際には送信出力を下げ、電波状態の悪い端末に対し送信を行う際には送信出力を上げるといった、柔軟な電力制御が可能となる。さらに、特定の端末に対してある周波数の電波が届きにくい、といった周波数と端末の複合的な条件にも対応が可能となる。
【0028】
また、送信出力決定単位ブロックPijにおける閾値比較器9の閾値、および送信出力決定部11の減少ステップ数、増加ステップ数については、これらを任意に設定可能であり、消費電力の削減を重視する場合は減少ステップ数を増加ステップ数より大きくし、伝送効率を重視する場合は増加ステップ数を減少ステップ数より大きくすることで、消費電力と伝送効率の重み付けの調整ができ、無線伝送路の特性に応じたきめ細かな送信出力制御を可能とする。
【0029】
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2における無線データ通信装置の構成を示すブロック図であり、図1に対して、ACK/NAK検出部3の出力から送信出力制御部14に至る部分の構成が異なっている。以下、図1と異なる機能について説明する。
【0030】
図4において、4aは前回送信周波数を選択する選択回路、5aはm個の送信出力決定単位ブロックFi(i=1,2…m)からなる送信周波数毎の送信出力決定部である。前回送信周波数選択回路4aは、ACK/NAK検出部3からACK検出信号S4、NAK検出信号S5を入力し、前回の送信時に用いた送信周波数f(i)(i=1,2…m)に対応するいずれか1つの検出回数判定回路Fiに対してACK検出信号S4a、NAK検出信号S5aを出力するように構成されている。
【0031】
13aは次回の送信時に用いる送信周波数に基づいて、送信周波数毎の送信出力決定部5a内のm個の送信出力決定単位ブロックFiのうちの何れか1つの送信出力決定部11からの各送信出力レベルS13を選択して、送信出力レベル信号S14aとして出力する送信周波数選択回路である。
【0032】
4bは前回送信先端末を選択する選択回路、5bはn個の送信出力決定単位ブロックTj(j=1,2…n)からなる送信先端末毎の送信出力決定部である。前回送信先端末選択回路4bは、ACK/NAK検出部3からACK検出信号S4、NAK検出信号S5を入力し、前回の送信時に用いた送信先端末のID情報に対応するいずれか1つの検出回数判定回路Tj(j=1,2…n)に対してACK検出信号S4a、NAK検出信号S5aを出力するように構成されている。
【0033】
13bは次回の送信時に用いる送信先端末に基づいて、送信先端末毎の送信出力決定部5b内のn個の送信出力決定単位ブロックTjのうちの何れか1つの送信出力決定部11からの各送信出力レベルS13を選択して、送信出力レベル信号S14bとして出力する送信先端末選択回路である。
【0034】
検出回数判定回路Fiおよび検出回数判定回路Tjの内部の構成は実施の形態1の場合の図3に示すものと同様になっている。
【0035】
16は出力制御モードを設定して送信出力制御モード設定信号S16を送信出力制御部14に出力する送信出力制御モード設定レジスタである。送信出力制御部14は、送信出力制御モード設定信号S16に基づいて送信出力信号S15を増減した上で送信部15に出力するように構成されている。
【0036】
送信出力制御モード設定レジスタ16におけるモードには、「スループット優先」、「省電力優先」、「周波数制御優先」、「端末制御優先」などがある。
【0037】
「スループット優先」は、2種類の送信出力レベル信号S14a,S14bのうち大きい方の値を送信出力信号S15の送信出力レベルとするモードである。「省電力優先」は、2種類の送信出力レベル信号S14a,S14bのうち小さい方の値を送信出力信号S15の送信出力レベルとするモードである。「周波数制御優先」は、端末毎の通信環境が変らない場合に、送信周波数選択回路13aからの送信出力レベル信号S14aの要求を送信先端末選択回路13bからの送信出力レベル信号S14bよりも優先するモードである。「端末制御優先」は、周波数毎の通信環境が変らない場合に、送信先端末選択回路13bからの送信出力レベル信号S14bの要求を送信周波数選択回路13aからの送信出力レベル信号S14aよりも優先するモードである。
【0038】
その他の構成については実施の形態1の場合の図1と同様であるので、同一部分に同一符号を付すにとどめ、説明を省略する。
【0039】
次に、上記のように構成された本実施の形態の無線データ通信装置の動作を説明する。
【0040】
受信部1から同期検出部2、ACK/NAK検出部3を経てACK検出信号S4、NAK検出信号S5が出力されるまでの動作は実施の形態1の場合と同様である。ACK検出信号S4、NAK検出信号S5は、前回送信周波数選択回路4aに入力されるとともに、前回送信先端末選択回路4bにも入力される。
【0041】
前回送信周波数選択回路4aは、ACK検出信号S4またはNAK検出信号S5が入力されると、この入力を送信周波数毎の送信出力決定部5aにおける出力決定単位ブロックFi(i=1,2…m)のうち、前回の送信時に用いた送信周波数に基づいて出力決定単位ブロックを決定し、入力されたACK検出信号S4またはNAK検出信号S5をそれぞれACK検出信号S4aまたはNAK検出信号S5aとして、決定した出力先の出力決定単位ブロックへ出力する。その出力決定単位ブロックは実施の形態1の場合と同様の動作を行う。
【0042】
一方、前回送信先端末選択回路4bは、ACK検出信号S4またはNAK検出信号S5が入力されると、この入力を送信先端末毎の送信出力決定部5bにおける出力決定単位ブロックTj(j=1,2…n)のうち、前回の送信時に用いた送信先端末のID情報に基づいて出力決定単位ブロックを決定し、入力されたACK検出信号S4またはNAK検出信号S5をそれぞれACK検出信号S4aまたはNAK検出信号S5aとして、決定した出力先の出力決定単位ブロックへ出力する。その出力決定単位ブロックは実施の形態1の場合と同様の動作を行う。
【0043】
送信周波数選択回路13aは、次回の送信時に用いる送信周波数に基づいて、送信周波数毎の送信出力決定部5a内の出力決定単位ブロックの出力の何れかが選択され、選択された出力決定単位ブロックより入力された送信出力レベルが送信出力レベル信号S14aとして送信出力制御部14へ出力される。
【0044】
一方、送信先端末選択回路13bは、次回送信時の送信先端末のID情報に基づいて、送信先端末毎の送信出力決定部5b内の出力決定単位ブロックの出力の何れかが選択され、選択された出力決定単位ブロックより入力された送信出力レベルが送信出力レベル信号S14bとして送信出力制御部14へ出力される。
【0045】
送信出力制御部14は送信出力信号S15を保持しており、入力した2種類の送信出力レベル信号S14a,S14bの値の組み合わせと、送信出力制御モード設定レジスタ16からの送信出力制御モード設定信号S16とに基づいて送信出力信号S15を増減し、送信部15に送信出力信号S15を出力する。
【0046】
例えば、送信出力制御モード設定レジスタ16に「スループット優先」の設定がされている場合は、送信出力レベル信号S14a,S14bのうち大きい方の値を送信出力信号S15の送信出力レベルとする。あるいは、送信出力制御モード設定レジスタ16に「省電力優先」の設定がされている場合は、送信出力レベル信号S14a,S14bのうち小さい方の値を送信出力信号S15の送信出力レベルとする。
【0047】
また、端末毎の通信環境が変らない場合で、送信出力制御モード設定レジスタ16に「周波数制御優先」が設定された場合には、送信周波数選択回路13aからの送信出力レベル信号S14aの要求を送信先端末選択回路13bからの送信出力レベル信号S14bよりも優先する。あるいは、周波数毎の通信環境が変らない場合で送信出力制御モード設定レジスタ16に「端末制御優先」が設定された場合には、送信先端末選択回路13bからの送信出力レベル信号S14bの要求を送信周波数選択回路13aからの送信出力レベル信号S14aよりも優先する。送信部15は、入力した送信出力信号S15の大きさに対応した送信出力で無線信号を送信する。
【0048】
本実施の形態の構成によれば、無線信号の受信状態に応じて送信出力の制御が可能であるため、消費電力を削減することができるとともに、伝送効率を上げることが可能となる。また、ACK/NAK検出回数による送信出力決定の手段が、送信周波数毎の送信出力決定部5aと送信先端末毎の送信出力決定部5bのように、送信周波数と送信先端末毎に分割して設けられていることによって、特定周波数帯における通信環境の悪化、あるいは特定端末との間の通信環境の悪化に素早く追随して出力制御を行うことが可能となる。
【0049】
さらに、送信周波数の種類数や送信先端末の種類数が大きい場合に、実施の形態1に比して大幅な回路規模の削減が可能となる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、単純にACK/NAKの検出回数を利用するだけでなく、ACK/NAKの検出回数を(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に管理し、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に送信出力制御を行うことにより、送信周波数毎、送信先端末毎の電波状態の違いのみならず、両者の複合的条件によって生じる通信環境の複雑な変化に適応できる柔軟な送信出力制御が可能となり、周波数ホッピング方式および時分割多重方式を用いた無線通信においても、再送回数を減少させ伝送効率を向上させるとともに、消費電力を低減することができる。
【0051】
また、ACK/NAK検出回数の判定および送信出力レベルの決定を、送信周波数毎と送信先端末毎とに分割する場合には、特定周波数帯における通信環境の悪化、あるいは特定端末との間の通信環境の悪化に対して、素早く追随して出力制御を行うことが可能となる。さらに、送信周波数の種類数または送信先端末の種類数が大きい場合に、(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎に管理する場合に比べて、大幅な回路規模の削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無線データ通信装置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1,2の無線データ通信装置で送受信を行う無線信号の構成図
【図3】実施の形態1,2の無線データ通信装置における送信出力決定単位ブロックの構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2における無線データ通信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 受信部
2 同期検出部
3 ACK/NAK検出部
4 (前回送信周波数、前回送信先端末)の第1の選択回路
4a 前回送信周波数選択回路
4b 前回送信先端末選択回路
5 (送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎の送信出力決定部
5a 送信周波数毎の送信出力決定部
5b 送信先端末毎の送信出力決定部
6 ACK/NAK検出回数判定部
7 ACK受信数カウンタ
8 NAK受信数カウンタ
9 閾値比較器
10 出力増減要求生成部
11 送信出力決定部
12 出力制御ステップ数設定レジスタ部
12a 出力減少ステップ数設定レジスタ
12b 出力増加ステップ数設定レジスタ
13 (送信周波数、送信先端末)の第2の選択回路
13a 送信周波数選択回路
13b 送信先端末選択回路
14 送信出力制御部
15 送信部
16 送信出力制御モード設定レジスタ
Pij 送信出力決定単位ブロック
S1 復調信号
S2 同期信号
S3 データ信号
S4 ACK検出信号
S4a ACK検出信号
S5 NAK検出信号
S5a NAK検出信号
S6 ACK受信数カウント値
S7 NAK受信数カウント値
S8 閾値比較結果
S9 出力減少要求
S10 出力増加要求
S11/S12 出力増減ステップ数制御信号
S13 送信出力レベル
S14 送信出力レベル信号
S14a 送信出力レベル信号
S14b 送信出力レベル信号
S15 送信出力信号
S16 送信出力制御モード設定信号

Claims (2)

  1. ACK(肯定応答信号)またはNAK(否定応答信号)を含む無線信号の送受信を行う無線データ通信装置であって、
    前記無線信号を送信する送信部と、
    前記無線信号を受信して復調する受信部と、
    前記受信部による受信信号からACKまたはNAKを検出するACK/NAK検出手段と、
    前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数をその検出時点での前回送信時の(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎の送信出力増減要求を生成出力するACK/NAK検出回数判定手段と、
    前記送信出力増減要求に応じて(送信周波数、送信先端末)の組み合わせ毎の送信出力レベルを決定する送信出力決定手段と、
    前記送信出力レベルに応じて送信出力を増減する送信出力制御手段とを備えることを特徴とする無線データ通信装置。
  2. ACKまたはNAKを含む無線信号の送受信を行う無線データ通信装置であって、
    前記無線信号を送信する送信部と、
    前記無線信号を受信して復調する受信部と、
    前記受信部による受信信号からACKまたはNAKを検出するACK/NAK検出手段と、
    前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数をその検出時点での前回送信時の送信周波数毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて送信周波数毎の送信出力増減要求を生成出力する第1のACK/NAK検出回数判定手段と、
    前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数をその検出時点での前回送信時の送信先端末毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて送信先端末毎の送信出力増減要求を生成出力する第2のACK/NAK検出回数判定手段と、
    前記第1のACK/NAK検出回数判定手段からの送信出力増減要求に応じて送信周波数毎の送信出力レベルを決定する第1の送信出力決定手段と、
    前記第2のACK/NAK検出回数判定手段からの送信出力増減要求に応じて送信先端末毎の送信出力レベルを決定する第2の送信出力決定手段と、前記第1の送信出力決定手段と前記第2の送信出力決定手段から入力される送信出力レベルと予め設定された出力制御モードに応じて送信出力を増減する送信出力制御部とを備えることを特徴とする無線データ通信装置。
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