JP2004215058A - 無線データ通信装置 - Google Patents

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修 常村
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匠 星田
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Abstract

【課題】ACK/NAKを含む無線信号を用いた無線データ通信装置において、ACKまたはNAKを含む無線信号の検出回数に基づいた従来の送信出力制御方式を周波数ホッピング方式の無線通信に適用した場合、送信周波数毎の受信状態が考慮されないため、伝送効率の低下、無駄な電力の消費につながる。
【解決手段】ACK/NAKを含む無線信号の検出回数に応じて送信出力を制御する周波数ホッピング方式の無線データ通信装置において、ACK/NAKの検出回数をカウントし判定する検出回数判定回路F1〜Fkを、複数の送信周波数と同じ数だけ搭載し、ACK/NAKの検出回数を送信周波数毎に管理することで、送信周波数毎に独立した送信出力制御を可能とし、無線伝送路の電波状況が一部の周波数帯で悪化した状況においても、高い伝送効率と消費電力の低減が実現できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ACK(肯定応答信号ないし受信応答信号)またはNAK(否定応答信号ないし再送要求信号)を含む無線信号を用いて無線通信を行う無線データ通信装置にかかわり、特には無線信号の受信状態に応じて送信出力の制御を行うための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ACK/NAKを含む無線信号を用いて無線通信を行う無線データ通信装置においては、送信周波数および送信先端末に関係なく、ACK/NAKの検出回数を一律にカウントし、そのカウント値に基づいて送信出力を制御している。また、通信相手端末毎の送信出力制御については、通信相手が切り替わる度に送信出力を初期化している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−8777号公報(第3−5頁、図1、図5)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような、送信周波数および送信先端末を考慮せずにカウントしたACK/NAKの検出回数に基づいた送信出力制御方式を用いて、周波数ホッピング方式の無線通信の出力制御を行う場合、各通信周波数に対して一律の出力制御を行うことになる。しかし実際には、無線伝送路の電波状態は周波数帯ごとに異なるため、上記特許文献1の送信出力制御方式では、電波状態の良い周波数帯での送信時に出力を増加させてしまったり、電波状態の悪い周波数帯での送信時に出力を減少させてしまうといった不都合な制御が生じることになる。すなわち、必ずしも伝送効率の向上には繋がらない。
【0005】
また、同様の送信出力制御方式を用いて、通信相手が頻繁に切り替わるような相手端末同士の時分割多重方式等を用いた無線通信を行う場合、通信相手が変わる度に送信出力を初期化してしまうため、送信出力制御による伝送効率の向上や消費電力の削減はほとんど期待できない。
【0006】
本発明は上記課題を解決するものであり、通信周波数毎または通信相手端末毎の電波状態に応じた柔軟な送信出力制御を可能とし、周波数ホッピング方式または時分割多重方式を用いた無線通信においても、再送回数を減少させ伝送効率を向上させるとともに、消費電力を低減することができる無線データ通信装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は次のような手段を講じる。
【0008】
第1の解決手段として、本発明による無線データ通信装置は、ACK(肯定応答信号)またはNAK(否定応答信号)を含む無線信号の送受信を行う無線データ通信装置であって、前記無線信号を送信する送信部と、前記無線信号を受信して復調する受信部と、前記受信部による受信信号からACKまたはNAKを検出するACK/NAK検出手段と、前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数をその検出時点での前回送信時の送信周波数毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて送信周波数毎の送信出力増減要求を生成出力するACK/NAK検出回数判定手段と、前記送信出力増減要求に応じて送信周波数毎の送信出力レベルを決定する送信出力決定手段と、前記送信出力レベルに応じて送信出力を増減する送信出力制御手段とを備えたものである。
【0009】
この構成による作用は次のとおりである。ACK/NAK検出回数判定手段は、ACKの検出回数とNAKの検出回数についての両カウント値の関係を所定の閾値と比較して、比較結果からACKの検出回数が大きいと判断すれば出力減少要求を出力し、NAKの検出回数が大きいと判断すれば出力増加要求を出力し、送信出力決定手段は、出力増加要求が入力されると送信出力レベルを増加し、出力減少要求が入力されると送信出力レベルを減少させ、送信出力制御手段は、各要求に従って送信出力を制御する。この場合に、送信周波数毎に管理することに特徴がある。送信周波数毎に管理するには、例えば、ACK/NAK検出手段とACK/NAK検出回数判定手段との間、および送信出力決定手段と送信出力制御手段との間にそれぞれ、送信周波数毎に入出力を切り替えるための選択手段を介挿すればよい。この発明によれば、単純にACK/NAKの検出回数を利用するだけでなく、ACK/NAKの検出回数を送信周波数毎に管理し、送信周波数毎に送信出力制御を行うことにより、特定の周波数帯のみにおいて無線伝送路の電波状況が悪化した場合にも、これに対応した送信電力制御が可能となるため、再送回数を削減し、高い伝送効率を維持することができる。
【0010】
第2の解決手段として、本発明による無線データ通信装置は、上記第1の解決手段において、前記ACK/NAK検出回数判定手段と前記送信出力決定手段とが、ある送信周波数に対する送信出力増減要求を出力した場合に前記送信周波数の近傍の送信周波数に対しても同様の送信出力制御を行うように構成されたものである。
【0011】
この構成による作用は次のとおりである。ある送信周波数においてACK/NAKの検出回数判定に基づく送信電力制御が生じた場合に、同様の制御を近傍の周波数にも適用するため、近傍の周波数においてはACKまたはNAKの検出回数の変動を待たずに予測的に出力制御を行え、無線伝送路の電波状況の時間的変化に素早く対応して再送回数を削減し、伝送効率の低下を抑制できる。
【0012】
第3の解決手段として、本発明による無線データ通信装置は、上記第2の解決手段において、前記送信出力決定手段は、ある送信周波数に対する送信出力増減要求を入力した場合に前記送信周波数の近傍の送信周波数に対しても同時に送信出力制御を行うに際して、前記近傍の送信周波数における送信出力の増減量を任意に設定可能に構成されたものである。
【0013】
この構成による作用は次のとおりである。ある送信周波数においてACK/NAKの検出回数判定に基づく送信電力制御が生じた場合に、同様の制御を近傍の周波数にも適用する際、近傍の周波数における送信出力の増減量は任意に設定可能であるため、無線伝送路に存在する妨害波の特性に応じた柔軟な送信電力制御が可能であるとともに、伝送効率優先または低消費電力優先といった本装置使用者の目的に応じた柔軟な送信電力制御が可能である。
【0014】
第4の解決手段として、本発明による無線データ通信装置は、ACKまたはNAKを含む無線信号の送受信を行う無線データ通信装置であって、前記無線信号を送信する送信部と、前記無線信号を受信して復調する受信部と、前記受信部による受信信号からACKまたはNAKを検出するACK/NAK検出手段と、前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数を相手端末毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて送信先端末毎の送信出力増減要求を生成出力するACK/NAK検出回数判定手段と、前記送信出力増減要求に応じて送信先端末毎の送信出力レベルを決定する送信出力決定手段と、前記送信出力レベルに応じて送信出力を増減する送信出力制御手段とを備えたものである。
【0015】
この構成による作用は次のとおりである。ACK/NAKの検出回数を送信先端末毎に管理することに特徴がある。送信先端末毎に管理するには、例えば、ACK/NAK検出手段とACK/NAK検出回数判定手段との間、および送信出力決定手段と送信出力制御手段との間にそれぞれ、相手端末ID情報に基づいて送信先端末毎に入出力を切り替えるための選択手段を介挿すればよい。この発明によれば、通信相手端末が頻繁に切り替わるような通信方式を用いる場合においても、各端末との間の通信環境を継続的に保持しておくことができるため、特に各端末との間の通信環境の変化が少ない場合において、常に各端末へ適切な出力で送信することが可能となり、再送回数を削減し、高い伝送効率を確保するとともに、消費電力を低減させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかわる無線データ通信装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における無線データ通信装置の構成を示すブロック図、図2は送受信を行う無線信号の構成図である。
【0018】
図1において、1は無線信号を受信し、その無線信号を復調して復調信号S1を出力する受信部、2は受信部1から復調信号S1を入力し、その復調信号S1から図2に示す構成の同期信号S2、データ信号S3を検出し、データ信号S3を出力する同期検出部、3は同期検出部2からデータ信号S3を入力し、そのデータ信号S3にACK(肯定応答信号、受信応答信号)またはNAK(否定応答信号、再送要求信号)が含まれているかを検出し、ACKが含まれているときはACK検出信号S4を出力し、NAKが含まれているときはNAK検出信号S5を出力するACK/NAK検出部である。4は第1の選択回路、F1〜Fkは当該の無線データ通信装置が周波数ホッピングにおいて用いるk個の送信周波数f1〜fkに対応して設けられたk個の検出回数判定回路、D1〜Dkは検出回数判定回路F1〜Fkのそれぞれに一対一に対応した送信出力決定回路である。第1の選択回路4は、ACK/NAK検出部3からACK検出信号S4、NAK検出信号S5を入力し、前回の送信時に用いた送信周波数f(i)(i=1,2…k)に対応するいずれか1つの検出回数判定回路F(i)に対してACK検出信号S4a、NAK検出信号S5aを出力するように構成されている。
【0019】
図3は検出回数判定回路F1〜Fkの内部構成を示すブロック図である。複数の検出回数判定回路F1〜Fkの構成は、送信周波数f1〜fkの違いを除いて、互いに同様の構成となっている。具体的には、図3において、5は第1の選択回路4からのACK検出信号S4aの受信数をカウントするACK受信数カウンタ、6は第1の選択回路4からのNAK検出信号S5aの受信数をカウントするNAK受信数カウンタ、7はACK受信数カウンタ5によるACK受信数カウント値S6とNAK受信数カウンタ6によるNAK受信数カウント値S7との差を求め、求めた差を予め設定された所定の閾値と比較し、その比較の結果で得られる情報である比較結果S8を出力する閾値比較器である。なお、差に代えて、ACK受信数カウント値S6とNAK受信数カウント値S7との比を所定の閾値と比較するのでもよい。8は閾値比較器7からの比較結果S8を入力し、比較結果S8が示す値が相対的にACKの回数が大きいことを示すときに出力減少要求S9を出力し、NAKの回数が大きいことを示すときには出力増加要求S10を出力する出力増減要求生成部である。
【0020】
図1に戻って、9は出力減少ステップ数設定レジスタ9aと出力増加ステップ数設定レジスタ9bからなる出力制御ステップ数設定レジスタ部である。出力減少ステップ数設定レジスタ9aは、予め減少ステップ数単位S11が設定され、送信出力決定回路D1〜Dkのそれぞれに出力するように構成されている。また、出力増加ステップ数設定レジスタ9bは、予め増加ステップ数単位S12が設定され、送信出力決定回路D1〜Dkのそれぞれに出力するように構成されている。送信出力決定回路D1〜Dkのそれぞれは、一度も送信の行われていない周波数においては設定された送信出力レベルの初期値を保持し、送信が一度でも行われると、自己に関連する送信周波数における前回送信時の送信出力レベルを保持するとともに、出力減少要求S9を入力したときは、出力減少ステップ数設定レジスタ9aに予め設定された減少ステップ数単位S11で送信出力レベルを減少し、その減少の結果の送信出力レベルS13を出力し、逆に、出力増加要求S10を入力したときは、出力増加ステップ数設定レジスタ9bに予め設定された増加ステップ数単位S12で送信出力レベルを増加し、その増加の結果の送信出力レベルS13を出力するように構成されている。
【0021】
10は送信出力決定回路D1〜Dkからの各送信出力レベルS13のうち次回の送信時に用いる送信周波数に該当するいずれか1つの送信出力決定回路からの送信出力レベルS13を選択して、送信出力レベル信号S14として出力する第2の選択回路である。11は送信出力信号S15を保持し、第2の選択回路10から入力した送信出力レベル信号S14の値に応じて送信出力信号S15の電力を増減する送信出力制御部、12は送信出力制御部11から入力した送信出力信号S15の大きさに対応した送信出力で無線信号を送信する送信部である。
【0022】
次に、上記のように構成された無線データ通信装置の動作を説明する。
【0023】
受信部1は受信した無線信号を復調して復調信号S1を同期検出部2に出力する。同期検出部2は復調信号S1から同期信号S2、データ信号S3を検出し、データ信号S3をACK/NAK検出部3に出力する。ACK/NAK検出部3は、データ信号S3にACKが含まれているときは第1の選択回路4にACK検出信号S4を出力し、逆にデータ信号S3にNAKが含まれているときは第1の選択回路4にNAK検出信号S5を出力する。第1の選択回路4は、検出回数判定回路F1〜Fkのうち、前回の送信時に用いた送信周波数に基づいて出力先の検出回数判定回路を決定し、入力されたACK検出信号S4またはNAK検出信号S5をそれぞれACK検出信号S4aまたはNAK検出信号S5aとして、決定した出力先の検出回数判定回路へ出力する。
【0024】
第1の選択回路4からの信号を受信したいずれか1つの検出回数判定回路は、ACK検出信号S4aを受信したときは、ACK受信数カウンタ5においてACK検出信号S4aの受信数をカウントアップしてACK受信数カウント値S6を閾値比較器7に出力する。また、NAK検出信号S5aを受信したときは、NAK受信数カウンタ6においてNAK検出信号S5aの受信数をカウントアップしてNAK受信数カウント値S7を閾値比較器7に出力する。閾値比較器7は、ACK受信数カウント値S6とNAK受信数カウント値S7の差を求め、求めた差を予め設定された所定の閾値と比較し、その比較の結果で得られる情報である比較結果S8を出力増減要求生成部8に出力する。なお、差に代えて、ACK受信数カウント値S6とNAK受信数カウント値S7との比を閾値と比較するのでもよい。出力増減要求生成部8は、比較結果S8が示す値が相対的にACKの回数が大きいことを示すときに出力減少要求S9を、また、NAKの回数が大きいことを示すときには出力増加要求S10を、それぞれ一対一に対応する送信出力決定回路へ出力する。
【0025】
一対一に対応した送信出力決定回路は、送信出力レベルの初期値または前回送信時の送信出力レベルを保持しているが、一対一に対応する検出回数判定回路から出力減少要求S9を入力したときは、出力減少ステップ数設定レジスタ9aからの減少ステップ数単位S11を選択し、その減少ステップ数単位S11で送信出力レベルを減少し、その減少の結果の送信出力レベルS13を第2の選択回路10へ出力する。逆に、出力増加要求S10を入力したときは、送信出力決定回路は、出力増加ステップ数設定レジスタ9bからの増加ステップ数単位S12を選択し、その増加ステップ数単位S12で送信出力レベルを増加し、その増加の結果の送信出力レベルS13を第2の選択回路10へ出力する。第2の選択回路10は、次回の送信時に用いる送信周波数に該当する送信出力決定回路からの送信出力レベルS13を選択し、送信出力レベル信号S14として送信出力制御部11へ出力する。送信出力制御部11は、送信出力信号S15を保持しており、入力した送信出力レベル信号S14の値に応じて送信出力信号S15の電力を増減し、送信部12に送信出力信号S15を出力する。送信部12は、入力した送信出力信号S15の大きさに対応した送信出力で無線信号を送信する。
【0026】
本実施の形態の構成によれば、無線信号の受信状態に応じて送信出力の制御が可能であるため、消費電力を削減することができる。また、送信周波数毎の送信出力の制御を行うため、電波状態の良い周波数において送信を行う際には送信出力を下げて消費電力の削減を行い、電波状態の悪い周波数で送信を行う際には送信出力を上げるといった、柔軟な電力制御が可能となる。また、検出回数判定回路F1〜Fkにおける閾値比較器7の閾値、および送信出力決定回路D1〜Dkの減少ステップ数、増加ステップ数については、これらを任意に設定可能であり、消費電力の削減を重視する場合は減少ステップ数を増加ステップ数より大きくし、伝送効率を重視する場合は増加ステップ数を減少ステップ数より大きくすることで、消費電力と伝送効率の重み付けの調整ができ、無線伝送路の特性に応じたきめ細かな送信出力制御を可能とする。
【0027】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2は、上記の実施の形態1を基礎にして、ある送信周波数において出力の増減の要求が生じた際に、隣接周波数に対しても同様の電力制御を行うものである。
【0028】
図4は本発明の実施の形態2における無線データ通信装置の構成を示すブロック図である。図4において、実施の形態1の図1におけるのと同じ符号は同一構成要素を指しているので、詳しい説明は省略する。本実施の形態が実施の形態1と相違する点は以下のとおりである。
【0029】
送信出力決定回路D1〜Dkのそれぞれは、自己の送信周波数に該当する検出回数判定回路からの出力減少要求S9および出力増加要求S10だけでなく、自己の送信周波数に対して低い側および高い側に隣接する送信周波数に該当する検出回数判定回路からの出力減少要求S9および出力増加要求S10も入力するように構成されている。すなわち、送信出力決定回路D(i)には、自己に対応する検出回数判定回路F(i)からの出力減少要求S9および出力増加要求S10を入力するとともに、同様に、隣接する検出回数判定回路F(i−1)からの出力減少要求S9および出力増加要求S10も入力し、さらに、隣接する検出回数判定回路F(i+1)からの出力減少要求S9および出力増加要求S10も入力する。まとめると、送信出力決定回路D(i)は、検出回数判定回路F(i−1),F(i),F(i+1)からの出力減少要求S9および出力増加要求S10を入力するように構成されている。そして、これら複数の要求のうち最後に入力された要求に基づいて送信出力レベルを増減し、その結果の送信出力レベルS13を第2の選択回路10へ出力するように構成されている。
【0030】
本実施の形態の無線データ通信装置においては、ある送信周波数において出力減少要求または出力増加要求が生じた際に、隣接周波数についても出力減少要求または出力増加要求を送ることで、隣接周波数についても同様の電力制御を行う。したがって、無線伝送路の電波状態が良い周波数に対しては隣接する周波数においても電波状態が良いと予測して、隣接周波数における受信状態を知る前に送信出力を下げて消費電力を削減し、また、電波状態が悪い周波数に対しては隣接する周波数においても電波状態が悪いと予測して、隣接周波数における受信状態を知る前に送信出力を上げる、といった予測的な制御が可能となる。よって、無線伝送路の電波状態が通信中に変化した場合に、迅速な送信出力制御による対応が可能となり、実施の形態1に比べてさらに、消費電力の削減と伝送効率の向上とを柔軟に最適化することができる。
【0031】
なお、本実施の形態の構成は、隣接周波数だけでなく、3つ以上の近傍周波数に対して送信出力制御を行う際にも応用可能である。
【0032】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3は、上記の実施の形態2を基礎にして、隣接周波数の場合に、増減のステップ数を調整可能にするものである。
【0033】
図5は本発明の実施の形態3における無線データ通信装置の構成を示すブロック図である。図5において、実施の形態2の図4におけるのと同じ符号は同一構成要素を指しているので、詳しい説明は省略する。本実施の形態が実施の形態2と相違する点は、送信出力決定回路D1〜Dkおよび出力制御ステップ数設定レジスタ部9の構成である。
【0034】
出力制御ステップ数設定レジスタ部9は、出力減少ステップ数設定レジスタ9a、出力増加ステップ数設定レジスタ9bに加えて、隣接周波数制御用出力減少ステップ数設定レジスタ9cと隣接周波数制御用出力増加ステップ数設定レジスタ9dを備えている。隣接周波数制御用出力減少ステップ数設定レジスタ9cは、予め減少ステップ数単位S11aが設定され、隣接周波数の場合に、送信出力決定回路D1〜Dkのそれぞれに減少ステップ数単位S11aを出力するように構成されている。また、隣接周波数制御用出力増加ステップ数設定レジスタ9dは、予め増加ステップ数単位S12aが設定され、隣接周波数の場合に、送信出力決定回路D1〜Dkのそれぞれに増加ステップ数単位S12aを出力するように構成されている。上記4つのステップ数設定レジスタ9a,9b,9c,9dは互いに任意にステップ数を設定することができる。
【0035】
次に、上記のように構成された本実施の形態の無線データ通信装置の動作を説明する。ここでは、送信出力決定回路D1〜Dkのうちの1つの送信出力決定回路D(i)の動作を説明する。
【0036】
送信出力決定回路D(i)に検出回数判定回路F(i−1),F(i),F(i+1)からの出力減少要求S9または出力増加要求S10が入力されると、これら複数の要求のうち最後に入力された要求に基づいて送信出力レベルを増減し、その結果の送信出力レベルS13を第2の選択回路10へ出力する。
【0037】
この際、自己に対応する検出回数判定回路F(i)から出力減少要求S9を入力したときは、出力減少ステップ数設定レジスタ9aからの減少ステップ数単位S11で送信出力レベルを減少し、また、隣接する検出回数判定回路F(i−1)またはF(i+1)から出力減少要求S9を入力したときは、隣接周波数制御用出力減少ステップ数設定レジスタ9cからの減少ステップ数単位S11aで送信出力レベルを減少する。
【0038】
同様に、自己に対応する検出回数判定回路F(i)から出力増加要求S10を入力したときは、出力増加ステップ数設定レジスタ9bからの増加ステップ数単位S12で送信出力レベルを増加し、また、隣接する検出回数判定回路F(i−1)またはF(i+1)から出力増加要求S10を入力したときは、隣接周波数制御用出力増加ステップ数設定レジスタ9dからの増加ステップ数単位S12aで送信出力レベルを増加する。
【0039】
本実施の形態の構成によれば、ある送信周波数における隣接周波数に対しても同様の送信出力制御を行う際に、隣接周波数に対する出力の増減量を任意に設定可能であるため、無線伝送路における妨害波の影響が広い周波数範囲に及ぶと考えられる場合は、隣接制御用の増加ステップ数および減少ステップ数を大きくし、あるいは妨害波の影響が狭い周波数範囲にしか及ばないと考えられる場合は、隣接制御用の増加ステップ数および減少ステップ数を小さくするなど、電波環境に応じたより柔軟な送信電力制御が可能になる。
【0040】
なお、この構成は、実施の形態2の場合と同様に、隣接周波数だけでなく、3つ以上の近傍周波数に対して送信出力制御を行う際にも応用可能である。
【0041】
(実施の形態4)
図6は本発明の実施の形態4における無線データ通信装置の構成を示すブロック図であり、図1に対して相似の関係にあり、検出回数判定回路T1〜Tkおよび送信出力決定回路P1〜Pkの用途、および第1の選択回路4a、第2の選択回路10aの部分が異なる。
【0042】
第1の選択回路4aは、ACK/NAK検出部3からのACK検出信号S4、NAK検出信号S5を入力し、前回送信時の送信先端末のID情報に対応するいずれか1つの検出回数判定回路T(i)に対してACK検出信号S4a、NAK検出信号S5aを出力するように構成されている。
【0043】
検出回数判定回路T1〜Tkは、それぞれ図3と同様の構成となっており、当該の無線データ通信装置が一対多の無線通信において通信を行うk個の通信相手端末に対応している。検出回数判定回路T1〜Tkから出力された出力減少要求S9または出力増加要求S10は、一対一に対応した送信出力決定回路P1〜Pkに入力されるように構成されている。
【0044】
送信出力決定回路P1〜Pkは、それぞれ当該の無線データ通信装置が一対多の無線通信において通信を行うk個の通信相手端末に対応している。送信出力決定回路P1〜Pkのそれぞれは、一度も送信の行われていない相手端末においては設定された送信出力レベルの初期値を保持し、送信が一度でも行われると、送信相手端末における前回送信時の送信出力レベルを保持するとともに、出力減少要求S9を入力したときは、出力減少ステップ数設定レジスタ9aに予め設定された減少ステップ数単位S11で送信出力レベルを減少し、その減少の結果の送信出力レベルS13を出力し、逆に、出力増加要求S10を入力したときは、出力増加ステップ数設定レジスタ9bに予め設定された増加ステップ数単位S12で送信出力レベルを増加し、その増加の結果の送信出力レベルS13を出力するように構成されている。
【0045】
第2の選択回路10aは、送信出力決定回路P1〜Pkからの送信出力レベルS13のうち、当該の無線データ通信装置の次回送信時の送信先端末のID情報に対応する送信出力決定回路からの送信出力レベルS13を選択し、送信出力レベル信号S14として送信出力制御部11へ出力するように構成されている。
【0046】
本実施の形態の構成によれば、通信相手端末毎の無線信号の受信状態に応じて送信出力制御が可能であり、通信中に特定の端末との間の電波状況が悪化または改善された場合にも柔軟に対応することが可能となる。
【0047】
また各送信相手端末毎の受信状態を常に記憶しているため、通信相手が頻繁に切り替わる場合にも、通信相手が切り替わる度に新たに相手端末毎の受信状態を判定する必要がなく、以前の送信電力で通信を継続することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、単純にACK/NAKの検出回数を利用するだけでなく、ACK/NAKの検出回数を送信周波数毎に管理し、送信周波数毎に送信出力制御を行うことにより、特定の周波数帯のみにおいて無線伝送路の電波状況が悪化した場合にも、これに対応した送信電力制御が可能となるため、再送回数を削減し、高い伝送効率を維持することができる。
【0049】
また、ある周波数においてACK/NAKの検出回数判定に基づく送信電力制御が生じた場合に、同様の制御を近傍の周波数にも適用するため、近傍の周波数においてはACKまたはNAKの検出回数の変動を待たずに予測的に出力制御を行え、無線伝送路の電波状況の時間的変化に素早く対応して再送回数を削減し、伝送効率の低下を抑制できる。
【0050】
また、ある周波数においてACK/NAKの検出回数判定に基づく送信電力制御が生じた場合に、同様の制御を近傍の周波数にも適用する際、近傍の周波数における送信出力の増減量は任意に設定可能であるため、無線伝送路に存在する妨害波の特性に応じて柔軟な送信電力制御が可能であるとともに、伝送効率優先または低消費電力優先といった本通信装置使用者の目的に応じた柔軟な送信電力制御が可能である。
【0051】
また、ACK/NAKの検出回数を送信先端末毎に管理することにより、通信相手端末が頻繁に切り替わるような通信方式を用いる場合においても、各端末との間の通信環境を継続的に保持しておくことができるため、特に各端末との間の通信環境の変化が少ない場合において、常に各端末へ適切な出力で送信することが可能となり、再送回数を削減し、高い伝送効率を確保するとともに、消費電力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における無線データ通信装置の構成を示すブロック図
【図2】実施の形態1〜4の無線データ通信装置で送受信を行う無線信号の構成図
【図3】実施の形態1〜4におけるACK/NAK受信回数判定回路の内部構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2における無線データ通信装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3における無線データ通信装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態4における無線データ通信装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 受信部
2 同期検出部
3 ACK/NAK検出部
4,4a 第1の選択回路
5 ACK受信数カウンタ
6 NAK受信数カウンタ
7 閾値比較器
8 出力増減要求生成部
9 出力制御ステップ数設定レジスタ部
9a 出力減少ステップ数設定レジスタ
9b 出力増加ステップ数設定レジスタ
9c 隣接周波数制御用出力減少ステップ数設定レジスタ
9d 隣接周波数制御用出力増加ステップ数設定レジスタ
10,10a 第2の選択回路
11 送信出力制御部
12 送信部
D1〜Dk 送信周波数毎に対応の送信出力決定回路
F1〜Fk 送信周波数毎に対応の検出回数判定回路
P1〜Pk 送信先端末毎に対応の送信出力決定回路
T1〜Tk 送信先端末毎に対応の検出回数判定回路
S1 復調信号
S2 同期信号
S3 データ信号
S4,S4a ACK検出信号
S5,S5a NAK検出信号
S6 ACK受信数カウント値
S7 NAK受信数カウント値
S8 閾値比較結果
S9 出力減少要求
S10 出力増加要求
S11 減少ステップ数単位
S12 増加ステップ数単位
S13 送信出力レベル
S14 送信出力レベル信号
S15 送信出力信号

Claims (4)

  1. ACK(肯定応答信号)またはNAK(否定応答信号)を含む無線信号の送受信を行う無線データ通信装置であって、
    前記無線信号を送信する送信部と、
    前記無線信号を受信して復調する受信部と、
    前記受信部による受信信号からACKまたはNAKを検出するACK/NAK検出手段と、
    前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数をその検出時点での前回送信時の送信周波数毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて送信周波数毎の送信出力増減要求を生成出力するACK/NAK検出回数判定手段と、
    前記送信出力増減要求に応じて送信周波数毎の送信出力レベルを決定する送信出力決定手段と、
    前記送信出力レベルに応じて送信出力を増減する送信出力制御手段とを備えることを特徴とする無線データ通信装置。
  2. 前記ACK/NAK検出回数判定手段と前記送信出力決定手段とは、ある送信周波数に対する送信出力増減要求を出力した場合に前記送信周波数の近傍の送信周波数に対しても同様の送信出力制御を行うように構成されている請求項1に記載の無線データ通信装置。
  3. 前記送信出力決定手段は、ある送信周波数に対する送信出力増減要求を入力した場合に前記送信周波数の近傍の送信周波数に対しても同時に送信出力制御を行うに際して、前記近傍の送信周波数における送信出力の増減量を任意に設定可能に構成されている請求項2に記載の無線データ通信装置。
  4. ACKまたはNAKを含む無線信号の送受信を行う無線データ通信装置であって、
    前記無線信号を送信する送信部と、
    前記無線信号を受信して復調する受信部と、
    前記受信部による受信信号からACKまたはNAKを検出するACK/NAK検出手段と、
    前記ACKの検出回数と前記NAKの検出回数を相手端末毎にカウントし、両カウント値の関係に応じて送信先端末毎の送信出力増減要求を生成出力するACK/NAK検出回数判定手段と、
    前記送信出力増減要求に応じて送信先端末毎の送信出力レベルを決定する送信出力決定手段と、
    前記送信出力レベルに応じて送信出力を増減する送信出力制御手段とを備えることを特徴とする無線データ通信装置。
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