JP2004260104A - 光増幅用ファイバ - Google Patents

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Yoshihiro Terada
佳弘 寺田
Kazuhiko Aikawa
和彦 愛川
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Abstract

【課題】モードフィールド径が大きく、他の光ファイバとの接続損失が許容値以下で、かつ曲げ損失が小さく、光増幅器の小型化が可能な細径の光増幅用ファイバを得ることにある。
【解決手段】裸線1の外径が60〜100μmであり、コア・クラッド間の比屈折率差が1.6〜2.7%であり、コア2あるいはコア2とクラッド3の一部にエルビウムなどの希土類元素が添加され、1層または2層の被覆層を有し、直径20mmで曲げられたときに、波長1620nmでの曲げ損失が0.2dB/m以下である光増幅用ファイバ。また、2層の被覆層を有するものでは、一次被覆層4の外径が90〜160μmであり、二次被覆層5の外径が110〜210μmであることが好ましい。1層の被覆層を設けた場合には、被覆層の外径を90〜160μmにすることが好ましい。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、光増幅用ファイバおよびこの光増幅用ファイバを用いた光増幅器に関し、小型の光増幅器が得られるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
光増幅用ファイバは、コアあるいはコアとクラッドの一部にエルビウムなどの希土類元素を添加した光ファイバで、光増幅作用を有し、光増幅器などに広く使用されている。また、従来よりエルビウムの濃度消光に起因する増幅効率の低下を防止するため、エルビウム以外のイットリビウム、ランタン、ネオジムなどの他の希土類元素を共添加することも知られている。さらに、増幅帯域の広帯域化、信号利得の平坦化のためにアルミニウムを高濃度で共添加することも知られている。
【0003】
ところで、光増幅器にあっては、光増幅用ファイバをボビン等に巻き回してコイルとして使用されている。光増幅器を小型化することにより、伝送システム中の多様な光部品や光モジュールを小型化、集積化でき、収容スペースやコストなどの面で大きく改善できる。
【0004】
光増幅器を小型化するには、光増幅用ファイバを巻き回したコイルの径を小さくすることが考えられる。しかし、光ファイバの機械的強度の長期信頼性の観点から光ファイバの許容曲げ半径は制限されている。光ファイバ裸線の許容曲げ半径は次式(1)で求められる。
【0005】
Db=Df/ε ・・・(1)
ここで、Db:許容曲げ半径
Df:光ファイバ裸線の半径
ε :一定の曲げ歪み
【0006】
例えば、εを0.2%とすれば、従来の外径125μmの光ファイバ裸線では許容曲げ半径を31.25mm以上とする必要がある。
(1)式から、細径の光増幅用ファイバ裸線を用いれば、許容曲げ半径を小さくでき、結果的に光増幅器を小型化できる。
【0007】
ところで、細径の光増幅用ファイバを巻き回したコイルでは、そのコイル径を小さくすることができるが、光増幅用ファイバの曲げ半径が小さくなるため、曲げ損失が大きくなり、光の損失が増加する。
一般に、光ファイバの曲げ損失を小さくするには、光ファイバのコア・クラッド間の比屈折率差を大きくし、光パワーをコア内に強く閉じ込めるようにすればよい。
【0008】
しかし、その比屈折率差が大きくなると、光ファイバのモードフィールド径が小さくなる。光増幅用ファイバを用いて光増幅器を構成する際には、異種ファイバとの接続が不可欠となるが、この際、両者のファイバ間でモードフィールド径の差が大きくなると接続損失が大きくなり、結合効率が低下する。このため、光増幅用ファイバのモードフィールド径には下限があり、比屈折率差には上限が存在する。
通常、光増幅用ファイバと一般のシングルモードファイバとの間の接続損失は1dB以下でないと、実用上不都合を来す。
【0009】
また、光ファイバの伝送信号波長での曲げ損失の測定は、ファイバ特性を認識するために、重要な測定項目であるが、エルビウム添加光増幅用ファイバの場合には信号光波長1550nm帯に吸収があるので、直接測定することが不可能である。
【0010】
【特許文献1】
特開2002−9376号公報
【特許文献2】
特開平10−59736号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
よって、本発明における課題は、モードフィールド径が大きく、他の光ファイバとの接続損失が許容値以下で、かつ曲げ損失が小さく、光増幅器の小型化が可能な細径の光増幅用ファイバを得ることにある。また、エルビウム添加光増幅用ファイバの波長1550nmでの曲げ損失を推定できるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、
請求項1にかかる発明は、裸線外径が60〜100μmであり、コア・クラッド間の比屈折率差が1.6〜2.7%であり、コアあるいはコアとクラッドの一部に希土類元素が添加され、被覆層を有し、直径20mmで曲げられたときに、波長1620nmでの曲げ損失が0.2dB/m以下であることを特徴とする光増幅用ファイバである。
【0013】
請求項2にかかる発明は、希土類元素がエルビウムであることを特徴とする請求項1記載の光増幅用ファイバである。
請求項3にかかる発明は、希土類元素がエルビウムとエルビウム以外の希土類元素であることを特徴とする請求項1または2記載の光増幅用ファイバである。
【0014】
請求項4にかかる発明は、被覆層が2層からなり、一次被覆層の厚さが15〜30μmで、外径が90〜160μmであり、二次被覆層の厚さが10〜25μmで、外径が110〜210μmであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光増幅用ファイバである。
【0015】
請求項5にかかる発明は、被覆層が1層からなり、その被覆層の厚さが15〜30μmで、外径が90〜160μmであることを特徴とする請求項1ないし3にいずれかに記載の光増幅用ファイバである。
請求項6にかかる発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の光増幅用ファイバを用いたことを特徴とする光増幅器である。
【0016】
請求項7にかかる発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の光増幅用ファイバの波長1620nmでの曲げ損失の実測値から波長1550nmでの曲げ損失値を推定することを特徴とする光増幅用ファイバの曲げ損失の推定法である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
図1は、この発明の光増幅用ファイバの一例を示すもので、図中符号1は、光増幅用ファイバ裸線を示す。この光増幅用ファイバ裸線1は、コア2とクラッド3とからなり、コア2には屈折率を高めるためのゲルマニウムが添加され、さらに光増幅作用を呈するエルビウムなどの希土類元素が添加されている。
【0018】
この希土類元素は、コア2のみならずコア2の外側のクラッド3の一部にも添加されていてもよい。また、希土類元素がエルビウムの場合には、エルビウムの濃度消光に起因する増幅効率の低下を防止するため、エルビウム以外のイットリビウム、ランタン、ネオジムなどの他の希土類元素を共添加してもよい。さらに、増幅帯域の広帯域化、信号利得の平坦化のためにアルミニウムを高濃度で共添加してもよい。
【0019】
この光増幅用ファイバ裸線1は、その外径が60〜100μm、好ましくは70〜90μmと、通常の光増幅用ファイバ裸線の外径125μmよりも細径となっている。外径が60μm未満では張力1kgfでも破断することが生じ、取扱上不都合を起こしやすくなってしまい、100μmを越えると、巻回時の許容曲げ半径が大きくなり小型化の効果が得られない。
【0020】
この光増幅用ファイバ裸線1上には、一次被覆層4および二次被覆層5が被覆されて光増幅用ファイバ素線となっている。これら被覆層4、5は、紫外線硬化型樹脂、シリコーン樹脂などの樹脂からなるもので、一次被覆層4は比較的軟質の樹脂から、二次被覆層5は比較的硬質の樹脂から構成されている。
【0021】
そして、上記一次被覆層4の厚さは15〜30μmであり、外径は、90〜160μm、好ましくは100〜150μmとされ、二次被覆層5の厚さは10〜25μmであり、外径は、110〜210μm、好ましくは130〜190μmとなっている。
一次被覆層4の厚さが15μm未満、すなわちその外径が90μm未満ではファイバ化の紡糸工程中にファイバ裸線が樹脂ダイスに当たりやすく、結果的にファイバ裸線に傷を付けてしまい、二次被覆層5の厚さが10μm未満、すなわちその外径が110μm未満では光ファイバが外力の影響を受けやすく、強度の劣化が生じやすくなる。
また、一次被覆層4の厚さが30μm、すなわち外径が160μmを越える、あるいは二次被覆層5の厚さが25μm、すなわち外径が210μmを越えると、従来の光増幅用ファイバの外径125μmの時に比べて体積の減少効果が少なく、望ましくない。
【0022】
また、この光増幅用ファイバ裸線1のコア2とクラッド3との間の比屈折率差が1.6〜2.7%、好ましくは1.7〜2.6%となっている。この比屈折率差が1.6%未満では曲げ損失が大きくなりすぎ、2.7%を越えるとモードフィールド径が小さくなりすぎて、他のファイバとの接続損失が1dBを越えることになる。
さらに、この光増幅用ファイバは、直径20mmで曲げられたときに波長1620nmでの曲げ損失が0.2dB/m以下となっている。
【0023】
図2は、図1に示した光増幅用ファイバに関して、その比屈折率差とモードフィールド径と曲げ損失との関係を示したもので、縦軸は波長1550nmでの曲げ損失を、横軸は1550nmでのモードフィールド径を示す。曲げ損失における「1E−06」等の表示は、「1×10−6 」等を意味する。図2ないし図8においても同様である。
【0024】
エルビウム添加光増幅用ファイバを中心波長1550nmの光増幅器に使用する場合には、数十〜百メータの長さとして使用される。1個の光増幅器を使用するときに曲げによる損失が1dB以上になると、効率が悪く使用できない。したがって、光増幅用ファイバの曲げ損失は少なくとも0.05dB/m以下であることが必要となる。
【0025】
図2に示しように、比屈折率差が大きくなると曲げ損失は急激に小さくなる。比屈折率差が2%以上では曲げ損失はほとんど0.05dB/m以下となっている(但し、ここでの曲げ損失は1550nmにおける曲げ半径20mmでの計算値である。)。
【0026】
しかし、比屈折率差が大きくなるとモードフィールド径が小さくなる。一般の光増幅用ファイバのモードフィールド径は5.5μmであり、一般のシングルモードファイバのモードフィールド径は10μmであって、これらの間の接続損失は0.5dB以下に抑えられている。実験によれば、ファイバ間のモードフィールド径の差が6μm以上となると、接続損失が1dB以上となり実用できない。したがって、光増幅用ファイバのモードフィールド径の下限は4μmとなる。
【0027】
一方、図2からカットオフ波長(λc)が長いほど、曲げ損失は急激に小さくなる。しかし、光増幅用ファイバのカットオフ波長は、光増幅用ファイバの励起光波長よりも小さくする必要がある。エルビウム添加光増幅用ファイバでは0.98μmの励起光を使用するため、カットオフ波長は0.98μm以下でなければならない。
以上の結果から、図2において破線で囲んだ範囲が適正な比屈折率差の範囲を示すことになり、これから適正な比屈折率差の範囲は、1.6〜2.7%、好ましくは1.7〜2.6%となる。
【0028】
図3は、この発明の光増幅用ファイバの他の例を示すもので、図1に示したものと同一構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
この例の光増幅用ファイバは1層の被覆層6を有している点が先の例のものと異なるところである。この被覆層6の厚さは15〜30μmとなっており、その外径は90〜160μmとなっている。
【0029】
この被覆層6の厚さが15μm未満、すなわち外径が90μm未満では光ファイバが外力の影響を受けやすく、強度の劣化が生じやすくなる。また、その厚さが30μm、すなわち外径が160μmを越えると、従来の光増幅用ファイバの外径125μmの時に比べて体積の減少効果が少なく、望ましくない。
【0030】
次に、本発明の光増幅用ファイバの波長1550nmでの曲げ損失を推定する方法について説明する。
図4ないし図9は、比屈折率差の範囲を固定した各種光増幅用ファイバについて、波長1550nm、1600nm、1620nmでの曲げ半径20mmでの曲げ損失の計算値を、カットオフ波長を変化させてプロットしたものである。
【0031】
これらのグラフから、3つの波長での曲げ損失は1本の直線上に乗ることがわかる。したがって、波長1620nmでの曲げ損失を実測し、この実測値からこれらグラフに示された関係を利用して1550nmでの曲げ損失を推定することができる。
また、1550nmでの曲げ損失を直接示す代わりに、1620nmでの曲げ損失値を光増幅用ファイバの曲げ特性として示すこともできる。
【0032】
以下、具体例を示すが、これに限定されるものではない。
(例1)
MCVD法により、高純度石英管内にコアとなる嵩密度が均一な多孔質ガラススートを形成した。この際、アルミニウムあるいはゲルマニウムの添加量をコア・クラッド間の比屈折率が2%となるようにした。次いで、このものを常法の液浸法によりエルビウムを添加し、乾燥、脱水、中実化等の工程を経て、エルビウム添加ガラス母材とした。
【0033】
このエルビウム添加ガラス母材上に外付け法によってクラッドとなるガラススートを堆積したのち、脱水、中実化してエルビウム添加ファイバ母材とした。このエルビウム添加ファイバ母材を種々の紡糸条件で溶融紡糸し、所望の外径の裸線とし、このうえに紫外線硬化型樹脂からなる一次および二次被覆層を、各被覆層の外径を変化させて被覆し、光増幅用ファイバ素線とした。
【0034】
この得られた光増幅用ファイバ素線は、0.98μm励起、中心波長1550nmのC−バンド光増幅用ファイバである。
得られた光増幅用ファイバの裸線外径、一次被覆層外径、二次被覆層外径、許容曲げ半径を表1に示す。表1中、テスト番号Hは従来の裸線外径125μmのものである。
【0035】
【表1】
Figure 2004260104
【0036】
表1の結果から、光増幅用ファイバ裸線の外径が小さいほど許容曲げ半径が小さく、細径のボビンに巻き回することができ、高密度の収容できることが分かる。
【0037】
(例2)
例1と同様にして光増幅用ファイバ素線を作製した。この際、アルミニウムあるいはゲルマニウムの添加量を変化させて、コア・クラッド間の比屈折率差が1.55〜2.75%となるようにした。
【0038】
得られた光増幅用ファイバの比屈折率差、モードフィールド径、カットオフ波長、曲げ損失を表2に示す。比屈折率差、モードフィールド径、カットオフ波長、1620nmでの曲げ損失は実測値であり、1550nmでの曲げ損失は上述の推定法から得られた計算値である。また、いずれの曲げ損失も直径20mmで曲げられたときの値である。表2中のテスト番号Iは、従来の裸線外径125μmのものである。
【0039】
【表2】
Figure 2004260104
【0040】
表2の結果から、コア・クラッド間の比屈折率差を大きくすることにより、曲げの影響が小さくなっていることがわかる。また、カットオフ波長の中心値を0.9μmとし、比屈折率差を1.6〜2.7%とすることで、1550nmでの曲げ損失を0.05dB/m以下に保証するためには、1620nmでの曲げ損失が0.2dB/m以下にすればよいことがわかる。ただし、安全の面から実際には、比屈折率差を1.7〜2.6%とすることが望ましい。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光増幅用ファイバにあっては、細径で、かつ曲げ損失が低く、モードフィールド径が十分に大きく、許容曲げ半径が小さいものとなる。このため、この光増幅用ファイバを巻き回したコイルなどの光モジュールを小型化でき、小型の光増幅器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光増幅用ファイバの一例を示す概略断面図である。
【図2】本発明の光増幅用ファイバの比屈折率差とモードフィールド径と曲げ損失との関係を示す図表である。
【図3】本発明の光増幅用ファイバの他の例を示す概略断面図である。
【図4】光増幅用ファイバの波長1620nmでの曲げ損失と波長1550nmでの曲げ損失の関係を示す図表である。
【図5】光増幅用ファイバの波長1620nmでの曲げ損失と波長1550nmでの曲げ損失の関係を示す図表である。
【図6】光増幅用ファイバの波長1620nmでの曲げ損失と波長1550nmでの曲げ損失の関係を示す図表である。
【図7】光増幅用ファイバの波長1620nmでの曲げ損失と波長1550nmでの曲げ損失の関係を示す図表である。
【図8】光増幅用ファイバの波長1620nmでの曲げ損失と波長1550nmでの曲げ損失の関係を示す図表である。
【図9】光増幅用ファイバの波長1620nmでの曲げ損失と波長1550nmでの曲げ損失の関係を示す図表である。
【符号の説明】
1・・・光増幅用ファイバ裸線、2・・・コア、3・・・クラッド、4・・・一次被覆層、5・・・二次被覆層、6・・・被覆層

Claims (7)

  1. 裸線外径が60〜100μmであり、コア・クラッド間の比屈折率差が1.6〜2.7%であり、コアあるいはコアとクラッドの一部に希土類元素が添加され、被覆層を有し、直径20mmで曲げられたときに、波長1620nmでの曲げ損失が0.2dB/m以下であることを特徴とする光増幅用ファイバ。
  2. 希土類元素がエルビウムであることを特徴とする請求項1記載の光増幅用ファイバ。
  3. 希土類元素がエルビウムとエルビウム以外の希土類元素であることを特徴とする請求項1または2記載の光増幅用ファイバ。
  4. 被覆層が2層からなり、一次被覆層の厚さが15〜30μmで、外径が90〜160μmであり、二次被覆層の厚さが10〜25μmで、外径が110〜210μmであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の光増幅用ファイバ。
  5. 被覆層が1層からなり、その被覆層の厚さが15〜30μmで、外径が90〜160μmであることを特徴とする請求項1ないし3にいずれかに記載の光増幅用ファイバ。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の光増幅用ファイバを用いたことを特徴とする光増幅器。
  7. 請求項1ないし4のいずれかに記載の光増幅用ファイバの波長1620nmでの曲げ損失の実測値から波長1550nmでの曲げ損失値を推定することを特徴とする光増幅用ファイバの曲げ損失の推定法。
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