JP2004258926A - プログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション装置、及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プログラマブルコントローラ及び外部機器を接続せずにデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション装置、及び方法を提供する。
【解決手段】ツールソフト3は、PLC1及び外部機器2を接続しない状態で、プログラム格納エリア32内のプログラムをPLC仮想実行部33で実行する。プログラム中にPLC1から外部機器2へデータを送信する処理が含まれる場合、プログラムに従って作成した送信データが送受信データ格納エリア34内に登録されていれば、送受信データ格納エリア34内の送信データに対応する受信データを内部メモリ35にセットする。プログラム内に受信処理がある場合、PLC仮想実行部33は内部メモリ35を参照し、送信データに対応して受信されるであろう受信データに基づいてプログラムを動作させる。
【選択図】 図1
【解決手段】ツールソフト3は、PLC1及び外部機器2を接続しない状態で、プログラム格納エリア32内のプログラムをPLC仮想実行部33で実行する。プログラム中にPLC1から外部機器2へデータを送信する処理が含まれる場合、プログラムに従って作成した送信データが送受信データ格納エリア34内に登録されていれば、送受信データ格納エリア34内の送信データに対応する受信データを内部メモリ35にセットする。プログラム内に受信処理がある場合、PLC仮想実行部33は内部メモリ35を参照し、送信データに対応して受信されるであろう受信データに基づいてプログラムを動作させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムを検証するプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション装置、及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プログラマブルコントローラ(以下PLCと称す)を動作させるためのプログラムの検証は、プログラムを作成するプログラム開発ツール(以下ツールソフトと称す)からPLCにプログラムを転送して、PLC上で行っていた。また、PLCと外部機器との間でデータの送受信を行うようなプログラムを検証する場合は、実際にPLCに外部機器を接続してPLC上で検証を行っていた。さらに、PLCと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段をツールソフト上に搭載し、PLCをツールソフトに接続することなく、ツールソフト上のPLC仮想実行手段で検証を行う装置、方法もあった。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開2000−276212号公報(2頁右欄第39行〜3頁左欄第6行、6頁左欄第48行〜右欄第9行、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
PLC上でプログラムの検証を行う場合は、まず少なくともPLCを用意しなければならず、さらに必要によっては外部機器も用意しなければならず、検証のための環境を整える必要があり、何らかの事情でこれらの装置,機器が揃わない場合はプログラムの検証が進まないという問題があった。
【0005】
またツールソフト上でプログラムの検証を行う場合は、PLCを用意する必要はないが、PLCと外部機器との間のデータ等の送受信を含めた検証を行うことはできなかった。
【0006】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、プログラマブルコントローラ及び外部機器を接続せずにデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション装置、及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから外部機器への送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行することを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから位置決めユニットへ送信する外部機器の位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の位置決めデータに対応する完了データに基づいてプログラムを実行することを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の送信データが登録されておれば、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行することを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ、位置決めユニット、及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、送信する位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の位置決めデータが登録されておれば、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する完了データに基づいてプログラムを実行することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
(実施形態1)
本実施形態は図1に示され、プログラマブルコントローラ1(以下PLC1と称す)は、内部に格納したプログラムを実行することで動作し、外部機器2と接続してデータの送信を行い、送信したデータに対応したデータを外部機器2から受信する。
【0013】
ツールソフト3はPLC1を動作させるためのプログラムを作成、検証するもので、プログラムを作成するプログラム作成部30と、PLC1との間でプログラムやデータのやり取りを行うためのPLC接続用インターフェース31と、プログラム作成部30で作成したプログラムあるいはインターフェース部31を介してPLC1から転送したプログラムが格納されるプログラム格納エリア32と、PLC1と同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行部33と、PLC1から外部機器2への送信データとその送信データに対応して外部機器2からPLC1が受信する受信データとを予め記憶している送受信データ格納エリア34(第1の記憶手段)と、PLC仮想実行部32で用いるデータ等を記憶する内部メモリ35(第2の記憶手段)とから構成される。
【0014】
図1に示す送受信データ格納エリア34は、実際にPLC1に外部機器2が接続されて、PLC1から外部機器2に「ABC」、「XXX」、「555」、「STI」という各データが送信された場合に、外部機器2からPLC1に「XYZ」、「AAA」、「IMP」、「RAC」という各データが各々返信される仕様であることを意味している。
【0015】
上記構成を備えるツールソフト3は、PLC1及び外部機器2を接続しない状態で、プログラム格納エリア32に格納したプログラムを検証するシミュレーション機能を有しており、以下、図2のフローチャートを用いて説明する。まずプログラム検証処理が開始されると、プログラム格納エリア32内のプログラムをPLC仮想実行部33で実行する(ステップS1)。PLC仮想実行部33は、プログラム中にPLC1から外部機器2へデータを送信する処理が含まれる場合、送信されるデータをプログラムに従って作成する(ステップS2)。その後、送受信データ格納エリア34を参照し(ステップS3)、作成した送信データが送受信データ格納エリア34内の送信データに登録されているかをチェックする(ステップS4)。登録がある場合は、送受信データ格納エリア34内の送信データに対応する受信データを内部メモリ35にセットする(ステップS5)。
【0016】
そしてプログラム中にステップS2の送信処理に対応する受信処理がある場合(ステップS6)、PLC仮想実行部33は内部メモリ35を参照し(ステップS7)、送信したデータに対応して受信されるであろうデータに基づいてプログラムを動作させる(ステップS8)。
【0017】
したがって、少なくとも「プログラムが仕様通りの送信データを生成しているか」という検証と「仕様通りの受信データを受信したと仮定すると、その処理は正しく動作するか」という検証が、PLC1や外部機器2を接続することなく実行できる。なお、ステップS2,S4,S6の判断処理がNoの場合はステップS2に戻る。
【0018】
(実施形態2)
本実施形態は図3に示され、PLC1は、内部に格納したプログラムを実行することで動作する。そして、位置決めユニット4に位置決めデータを送信することで、位置決めユニット4を介して接続した例えばモータ等の外部機器2の位置決め制御を行い、外部機器2の位置決めが完了した時点で完了データを位置決めユニット4から受信する。
【0019】
ツールソフト3の構成は実施形態1の送受信データ格納エリア34を位置決めデータ格納エリア36に置き換えたものであり、他の構成は実施形態1と同様なので同様の構成には同一の符号を付して、説明は省略する。
【0020】
位置決めデータ格納エリア36は、PLC1から位置決めユニット4へ送信する位置決めデータと、その位置決めデータに対応して位置決めユニット4からPLC1が受信する完了データとを予め記憶している。図3に示す位置決めデータ格納エリア36は、実際にPLC1に位置決めユニット4及び外部機器2が接続されて、PLC1から位置決めユニット4に「XYZ」、「XXX」という各位置決めデータが送信された場合に、外部機器2の位置決めが完了した時点で位置決めユニット4からPLC1に「OK」、「NG」という各完了データが各々返信される仕様であることを意味している。
【0021】
上記構成を備えるツールソフト3は、PLC1、位置決めユニット4及び外部機器2を接続しない状態で、プログラム格納エリア32に格納したプログラムを検証するシミュレーション機能を有しており、以下、図4のフローチャートを用いて説明する。まずプログラム検証処理が開始されると、プログラム格納エリア32内のプログラムをPLC仮想実行部33で実行する(ステップS11)。PLC仮想実行部33は、プログラム中にPLC1から位置決めユニット4へ位置決めデータを送信する処理が含まれる場合、送信される位置決めデータをプログラムに従って作成する(ステップS12)。その後、位置決めデータ格納エリア36を参照し(ステップS13)、作成した位置決めデータが位置決めデータ格納エリア36内の位置決めデータに登録されているかをチェックする(ステップS14)。登録がある場合は、位置決めデータ格納エリア36内の位置決めデータに対応する完了データを内部メモリ35にセットする(ステップS15)。
【0022】
そしてプログラム中にステップS12の送信処理に対応する受信処理がある場合(ステップS16)、PLC仮想実行部33は内部メモリ35を参照し(ステップS17)送信した位置決めデータに対応して受信されるであろう完了データに基づいてプログラムを動作させる(ステップS18)。
【0023】
したがって、少なくとも「プログラムが仕様通りの位置決めデータを生成しているか」という検証と「仕様通りの完了データを受信したと仮定すると、その処理は正しく動作するか」という検証が、PLC1、外部機器2、及び位置決めユニット4を接続することなく実行できる。なお、ステップS12,S14,S16の判断処理がNoの場合はステップS12に戻る。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明は、外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから外部機器への送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行するので、プログラマブルコントローラ及び外部機器を接続せずにプログラマブルコントローラと外部機器との間のデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるという効果がある。
【0025】
請求項2の発明は、位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから位置決めユニットへ送信する外部機器の位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の位置決めデータに対応する完了データに基づいてプログラムを実行するので、プログラマブルコントローラ、位置決めユニット及び外部機器を接続せずにプログラマブルコントローラと位置決めユニットとの間のデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるという効果がある。
【0026】
請求項3の発明は、外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の送信データが登録されておれば、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行するので、プログラマブルコントローラ及び外部機器を接続せずにプログラマブルコントローラと外部機器との間のデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるという効果がある。
【0027】
請求項4の発明は、位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ、位置決めユニット、及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、送信する位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の位置決めデータが登録されておれば、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する完了データに基づいてプログラムを実行するので、プログラマブルコントローラ、位置決めユニット及び外部機器を接続せずにプログラマブルコントローラと位置決めユニットとの間のデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示す図である。
【図2】同上の動作フローチャートを示す図である。
【図3】本発明の実施形態2の構成を示す図である。
【図4】同上の動作フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 PLC
2 外部機器
3 ツールソフト
30 プログラム作成部
31 PLC接続用インターフェース
32 プログラム格納エリア
33 PLC仮想実行部
34 送受信データ格納エリア
35 内部メモリ
【発明の属する技術分野】
本発明は、プログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムを検証するプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション装置、及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プログラマブルコントローラ(以下PLCと称す)を動作させるためのプログラムの検証は、プログラムを作成するプログラム開発ツール(以下ツールソフトと称す)からPLCにプログラムを転送して、PLC上で行っていた。また、PLCと外部機器との間でデータの送受信を行うようなプログラムを検証する場合は、実際にPLCに外部機器を接続してPLC上で検証を行っていた。さらに、PLCと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段をツールソフト上に搭載し、PLCをツールソフトに接続することなく、ツールソフト上のPLC仮想実行手段で検証を行う装置、方法もあった。(例えば、特許文献1参照。)
【0003】
【特許文献1】
特開2000−276212号公報(2頁右欄第39行〜3頁左欄第6行、6頁左欄第48行〜右欄第9行、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
PLC上でプログラムの検証を行う場合は、まず少なくともPLCを用意しなければならず、さらに必要によっては外部機器も用意しなければならず、検証のための環境を整える必要があり、何らかの事情でこれらの装置,機器が揃わない場合はプログラムの検証が進まないという問題があった。
【0005】
またツールソフト上でプログラムの検証を行う場合は、PLCを用意する必要はないが、PLCと外部機器との間のデータ等の送受信を含めた検証を行うことはできなかった。
【0006】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、プログラマブルコントローラ及び外部機器を接続せずにデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション装置、及び方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから外部機器への送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行することを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから位置決めユニットへ送信する外部機器の位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の位置決めデータに対応する完了データに基づいてプログラムを実行することを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の送信データが登録されておれば、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行することを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ、位置決めユニット、及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、送信する位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の位置決めデータが登録されておれば、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する完了データに基づいてプログラムを実行することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
(実施形態1)
本実施形態は図1に示され、プログラマブルコントローラ1(以下PLC1と称す)は、内部に格納したプログラムを実行することで動作し、外部機器2と接続してデータの送信を行い、送信したデータに対応したデータを外部機器2から受信する。
【0013】
ツールソフト3はPLC1を動作させるためのプログラムを作成、検証するもので、プログラムを作成するプログラム作成部30と、PLC1との間でプログラムやデータのやり取りを行うためのPLC接続用インターフェース31と、プログラム作成部30で作成したプログラムあるいはインターフェース部31を介してPLC1から転送したプログラムが格納されるプログラム格納エリア32と、PLC1と同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行部33と、PLC1から外部機器2への送信データとその送信データに対応して外部機器2からPLC1が受信する受信データとを予め記憶している送受信データ格納エリア34(第1の記憶手段)と、PLC仮想実行部32で用いるデータ等を記憶する内部メモリ35(第2の記憶手段)とから構成される。
【0014】
図1に示す送受信データ格納エリア34は、実際にPLC1に外部機器2が接続されて、PLC1から外部機器2に「ABC」、「XXX」、「555」、「STI」という各データが送信された場合に、外部機器2からPLC1に「XYZ」、「AAA」、「IMP」、「RAC」という各データが各々返信される仕様であることを意味している。
【0015】
上記構成を備えるツールソフト3は、PLC1及び外部機器2を接続しない状態で、プログラム格納エリア32に格納したプログラムを検証するシミュレーション機能を有しており、以下、図2のフローチャートを用いて説明する。まずプログラム検証処理が開始されると、プログラム格納エリア32内のプログラムをPLC仮想実行部33で実行する(ステップS1)。PLC仮想実行部33は、プログラム中にPLC1から外部機器2へデータを送信する処理が含まれる場合、送信されるデータをプログラムに従って作成する(ステップS2)。その後、送受信データ格納エリア34を参照し(ステップS3)、作成した送信データが送受信データ格納エリア34内の送信データに登録されているかをチェックする(ステップS4)。登録がある場合は、送受信データ格納エリア34内の送信データに対応する受信データを内部メモリ35にセットする(ステップS5)。
【0016】
そしてプログラム中にステップS2の送信処理に対応する受信処理がある場合(ステップS6)、PLC仮想実行部33は内部メモリ35を参照し(ステップS7)、送信したデータに対応して受信されるであろうデータに基づいてプログラムを動作させる(ステップS8)。
【0017】
したがって、少なくとも「プログラムが仕様通りの送信データを生成しているか」という検証と「仕様通りの受信データを受信したと仮定すると、その処理は正しく動作するか」という検証が、PLC1や外部機器2を接続することなく実行できる。なお、ステップS2,S4,S6の判断処理がNoの場合はステップS2に戻る。
【0018】
(実施形態2)
本実施形態は図3に示され、PLC1は、内部に格納したプログラムを実行することで動作する。そして、位置決めユニット4に位置決めデータを送信することで、位置決めユニット4を介して接続した例えばモータ等の外部機器2の位置決め制御を行い、外部機器2の位置決めが完了した時点で完了データを位置決めユニット4から受信する。
【0019】
ツールソフト3の構成は実施形態1の送受信データ格納エリア34を位置決めデータ格納エリア36に置き換えたものであり、他の構成は実施形態1と同様なので同様の構成には同一の符号を付して、説明は省略する。
【0020】
位置決めデータ格納エリア36は、PLC1から位置決めユニット4へ送信する位置決めデータと、その位置決めデータに対応して位置決めユニット4からPLC1が受信する完了データとを予め記憶している。図3に示す位置決めデータ格納エリア36は、実際にPLC1に位置決めユニット4及び外部機器2が接続されて、PLC1から位置決めユニット4に「XYZ」、「XXX」という各位置決めデータが送信された場合に、外部機器2の位置決めが完了した時点で位置決めユニット4からPLC1に「OK」、「NG」という各完了データが各々返信される仕様であることを意味している。
【0021】
上記構成を備えるツールソフト3は、PLC1、位置決めユニット4及び外部機器2を接続しない状態で、プログラム格納エリア32に格納したプログラムを検証するシミュレーション機能を有しており、以下、図4のフローチャートを用いて説明する。まずプログラム検証処理が開始されると、プログラム格納エリア32内のプログラムをPLC仮想実行部33で実行する(ステップS11)。PLC仮想実行部33は、プログラム中にPLC1から位置決めユニット4へ位置決めデータを送信する処理が含まれる場合、送信される位置決めデータをプログラムに従って作成する(ステップS12)。その後、位置決めデータ格納エリア36を参照し(ステップS13)、作成した位置決めデータが位置決めデータ格納エリア36内の位置決めデータに登録されているかをチェックする(ステップS14)。登録がある場合は、位置決めデータ格納エリア36内の位置決めデータに対応する完了データを内部メモリ35にセットする(ステップS15)。
【0022】
そしてプログラム中にステップS12の送信処理に対応する受信処理がある場合(ステップS16)、PLC仮想実行部33は内部メモリ35を参照し(ステップS17)送信した位置決めデータに対応して受信されるであろう完了データに基づいてプログラムを動作させる(ステップS18)。
【0023】
したがって、少なくとも「プログラムが仕様通りの位置決めデータを生成しているか」という検証と「仕様通りの完了データを受信したと仮定すると、その処理は正しく動作するか」という検証が、PLC1、外部機器2、及び位置決めユニット4を接続することなく実行できる。なお、ステップS12,S14,S16の判断処理がNoの場合はステップS12に戻る。
【0024】
【発明の効果】
請求項1の発明は、外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから外部機器への送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行するので、プログラマブルコントローラ及び外部機器を接続せずにプログラマブルコントローラと外部機器との間のデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるという効果がある。
【0025】
請求項2の発明は、位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから位置決めユニットへ送信する外部機器の位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の位置決めデータに対応する完了データに基づいてプログラムを実行するので、プログラマブルコントローラ、位置決めユニット及び外部機器を接続せずにプログラマブルコントローラと位置決めユニットとの間のデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるという効果がある。
【0026】
請求項3の発明は、外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の送信データが登録されておれば、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行するので、プログラマブルコントローラ及び外部機器を接続せずにプログラマブルコントローラと外部機器との間のデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるという効果がある。
【0027】
請求項4の発明は、位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ、位置決めユニット、及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、送信する位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の位置決めデータが登録されておれば、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する完了データに基づいてプログラムを実行するので、プログラマブルコントローラ、位置決めユニット及び外部機器を接続せずにプログラマブルコントローラと位置決めユニットとの間のデータ送受信を含めたプログラムの検証を行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の構成を示す図である。
【図2】同上の動作フローチャートを示す図である。
【図3】本発明の実施形態2の構成を示す図である。
【図4】同上の動作フローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 PLC
2 外部機器
3 ツールソフト
30 プログラム作成部
31 PLC接続用インターフェース
32 プログラム格納エリア
33 PLC仮想実行部
34 送受信データ格納エリア
35 内部メモリ
Claims (4)
- 外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから外部機器への送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行することを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション装置。
- 位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの作成手段と、プログラマブルコントローラと同様にプログラムを動作させるPLC仮想実行手段と、プログラマブルコントローラから位置決めユニットへ送信する外部機器の位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段と、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第1の記憶手段を参照して記憶する第2の記憶手段とを備え、PLC仮想実行手段は、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の位置決めデータに対応する完了データに基づいてプログラムを実行することを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション装置。
- 外部機器を接続したプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから外部機器へのデータ送信処理がある場合、送信データとその送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の送信データが登録されておれば、前記データ送信処理の送信データに対応してプログラマブルコントローラが外部機器から受信する受信データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応するデータ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する受信データに基づいてプログラムを実行することを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション方法。
- 位置決めユニットを介して外部機器の位置決め制御を行うプログラマブルコントローラを動作させるためのプログラムの検証をプログラマブルコントローラ、位置決めユニット、及び外部機器を接続しない状態で行い、プログラム中にプログラマブルコントローラから位置決めユニットへ外部機器の位置決めデータ送信処理がある場合、送信する位置決めデータとその位置決めデータによる位置決め完了時にプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データとを予め記憶している第1の記憶手段を参照して前記データ送信処理の位置決めデータが登録されておれば、前記データ送信処理の位置決めデータに対応してプログラマブルコントローラが位置決めユニットから受信する完了データを第2の記憶手段に記憶させ、プログラム中に前記データ送信処理に対応する完了データ受信処理がある場合、第2の記憶手段に記憶した前記データ送信処理の送信データに対応する完了データに基づいてプログラムを実行することを特徴とするプログラマブルコントローラのプログラムのシミュレーション方法。
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