JP2004258855A - 作業品質管理システム及び作業品質管理方法 - Google Patents

作業品質管理システム及び作業品質管理方法 Download PDF

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哲也 森田
Toshiro Yoneoka
俊郎 米岡
Haruhiko Inoue
晴彦 井上
Keizo Fukushima
圭三 福島
Kei Nakamuta
慶 中牟田
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Abstract

【課題】良好な作業品質の管理を容易に果すことができる作業品質管理システム及び作業品質管理方法を提供する。
【解決手段】N/R本体6の先端側部分に超音波式の位置情報算出用発信機16を取付け、同期台車30に第1〜第3位置情報受信機31a〜31cを取付け、発信機16及び受信機31a〜31cの信号授受で得られる伝播時間に基づいて位置情報算出用発信機16ひいては第1〜4ねじ部材2a〜2dの位置情報を得る。第1〜4ねじ部材2a〜2d(締付部位)の位置情報に各部の締付情報(作業内容)を組合せて記憶する。締付部位毎に位置情報に対応して締付情報が組合せられて管理される。各締付部位に対してシールの接着などの処置を施さずに複数箇所の締付部位の位置検出を行え、その分、作業品質管理を容易に行える。また、生産性の向上を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や各種機械装置などに対して施された作業の品質を良好に管理することができる作業品質管理システム及び作業品質管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車や機械装置等のワークに対してボルト等を用いた締付作業、リベットやコネクタ等を用いた締結作業などの各種作業を行った際に、この作業内容をモニタリングし、良好な作業品質を確保し得るように作業品質管理が行われることが多い。作業品質管理を行うシステム(作業品質管理システム)の一例として、1台の締付工具でワークに設けられる複数の締付部位(作業部位)に対しそれぞれ、ボルトまたはナット等の組付部材を締付けて組付ける場合、締付回数及び締付トルクをモニタリングするように構成した作業品質管理システムがある。この作業品質管理システムでは、モニタリングされた締付回数及び締付トルクを用いて締付忘れ防止及びぽか除け(ポカヨケ)を図るようにしている。
【0003】
ところで、本来締付を行うべき部位(締付部位)に対し締付が行われたことを確実に把握することが望まれている。しかしながら、上述した従来技術では、締付位置についてはモニタリングされていない。そのため、本来締付を行うべき部位と実際に作業者が締付を行った部位が違っている可能性がある。また、モニタリングされた情報中に不具合を示す情報が見つかり、手直し作業が必要であると判定された場合にも、作業者または管理者はどの部位に不具合があったのかを認識することができない。このため、上述したように、手直し作業が必要であると判定された場合には、作業者はやむを得ず全ての締付部位に対して締付し直すことになる。
【0004】
また、上述した従来技術では、締付位置についてはモニタリングされておらず、どこの部位を締付けているかは作業者任せとなっているのが実状である。そのため、締付回数をモニタリングしているものの、締付を行っていない締付部位が残されてしまうことが起こり得る。例えば、作業者の見落としなどにより、複数箇所の締付部位のうち一つの締付部位に対して締付が行われず、すでに締付られた締付部位に対して再度締付が行われることがある。この場合、同一部位に対する再度の締付も締付回数としてカウントされ、前記一つの締付部位に対して締付が行われない状態でワークが後工程に流出される可能性が高く改善が求められているのが実状であった。
【0005】
なお、位置情報を用いて作業品質管理を行う作業品質管理システムの例として、位置情報と作業完了情報から、各作業位置における作業状況を把握しようとする作業状況管理システムがある(特許文献1の段落「0005」、「0016」及び「0020」並びに図1、図2、図4及び図6)。この作業状況管理システムでは、フランジ部の接合番号がバーコードで表示されたシールが、予めフランジパイプの対応するフランジ部に接着される(特許文献1の段落「0016」)。
【0006】
そして、フランジパイプのフランジ部に付されている接合番号のバーコードがバーコードリーダの読取手段で読み取られ、この読み取りで得られた作業位置情報(接合番号のバーコード)がバーコードリーダの発信機から出力されて、無線ユニットを介して作業者管理端末に入力される(特許文献1の段落「0020」)。作業者は、作業位置情報の入力を行った後は、その位置のボルトの締付をインテリジェントトルクレンチを用いて行う(特許文献1の段落「0020」)。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−105469号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に示される技術では、バーコードが表示されたシールをフランジパイプの対応するフランジ部に個々に接着する必要があり、接着のために多くの時間が必要とされ、作業品質管理上、複雑化を招いている。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、良好な作業品質の管理を容易に果すことができる作業品質管理システム及び作業品質管理方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、予め定めた所定作業エリアで作業工具によってワークの複数箇所の作業部位に対して施された作業内容が入力される情報管理部を有する作業品質管理システムであって、前記作業工具に設けられる発信機と、前記所定作業エリアで前記ワークに対して一定の位置関係を確保するように停止または前記ワークと同期して移動され、かつ前記発信機から発信される基準信号を受信する複数個の受信機と、前記発信機及び複数個の受信機間での前記基準信号の伝播時間に基づいて前記作業部位の位置を示す位置情報を得る位置情報算出手段と、を備え、前記情報管理部は、前記複数箇所の作業部位毎に前記位置情報及び前記作業内容を組合せて管理することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記基準信号の発信は所定周期で行われることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載の構成において、前記発信機は受信機能を有し、前記複数個の受信機のうち少なくとも1個の受信機は発信機能を有し、前記基準信号の所定周期の発信は、前記少なくとも1個の受信機から前記発信機へ送信される単発的な、非周期的な又は所定周期のタイミング信号に基づいて行われることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1から3までのいずれかに記載の構成において、前記作業内容は、前記各作業部位の作業又は全複数箇所の作業の完了に伴って前記情報管理部に入力されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4までのいずれかに記載の構成において、前記情報管理部が組合せ管理に用いる位置情報は、前記複数箇所の作業部位毎の作業又は全作業の完了時点の位置情報であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5までのいずれかに記載の構成において、前記作業工具に、作業完了を示す作業情報送信スイッチを設け、作業情報送信スイッチの操作に基づいて前記情報管理部への作業内容の入力を行うと共に前記情報管理部が組合せ管理に用いる位置情報を得ることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1から6までのいずれかに記載の構成において、前記作業部位に対して施される作業は、締付作業又は締結作業であることを特徴とする。
【0012】
請求項1〜7記載に係る作業品質管理システムの発明によれば、発信機及び複数個の受信機間における基準信号の伝播時間又は複数個の受信機の基準信号の受信時間差に基づいて作業部位の位置を示す位置情報が得られる一方、複数箇所の作業部位毎に前記位置情報及び前記作業内容が組合せられて管理される。
【0013】
請求項8記載の発明は、予め定めた所定作業エリアで作業工具によってワークの複数箇所の作業部位に対して施された作業内容を情報管理部に入力する作業品質管理方法であって、前記作業工具に設けられる発信機から発信される基準信号を、前記所定作業エリアで前記ワークに対して一定の位置関係を確保するように停止または前記ワークと同期して移動される複数個の受信機が受信する工程と、前記発信機及び複数個の受信機間の基準信号の伝播時間に基づいて前記作業部位を示す位置情報を得る工程と、前記複数箇所の作業部位毎に前記位置情報及び前記作業内容が組合せて記憶される工程と、を備えたことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項8に記載の構成において、前記基準信号の発信を所定周期で行うことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9に記載の構成において、前記発信機は受信機能を有し、前記複数個の受信機のうち少なくとも1個の受信機は発信機能を有し、前記基準信号の所定周期の発信を、前記少なくとも1個の受信機から前記発信機へ送信される単発的な、非周期的な又は所定周期のタイミング信号に基づいて行うことを特徴とする。
【0014】
請求項11記載の発明は、請求項8から10までのいずれかに記載の構成において、前記作業内容を、前記各作業部位の作業又は全複数箇所の作業の完了に伴って前記情報管理部に入力することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項8から11までのいずれかに記載の構成において、前記情報管理部が組合せ管理に用いる位置情報は、前記複数箇所の作業部位毎の作業又は全作業の完了時点の位置情報であることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項8から12までのいずれかに記載の構成において、前記作業工具に、作業完了を示す作業情報送信スイッチを設け、作業情報送信スイッチの操作に基づいて前記情報管理部への作業内容の入力を行うと共に前記情報管理部が組合せ管理に用いる位置情報を得ることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項8から13までのいずれかに記載の構成において、前記作業部位に対して施される作業は、締付作業又は締結作業であることを特徴とする。
【0015】
請求項8〜14記載に係る作業品質管理方法の発明によれば、発信機から発信される基準信号が複数個の受信機に受信され、この基準信号の発信及び受信により得られる基準信号の伝播時間又は複数個の受信機の基準信号の受信時間差に基づいて前記作業部位を示す位置情報が得られる。さらに、複数箇所の作業部位毎に前記位置情報及び作業内容が組合せて記憶される。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明に係る第1実施の形態に係る作業品質管理システムを図1〜図5に基づいて説明する。図1及び図2において、作業品質管理システムは、自動車1に設けられる複数のねじ部材2(ここでは4個のねじ部材2を例にし、便宜上、それぞれ第1〜第4ねじ部材2a〜2dという。)に対する締付工程(以下、締付作業工程という。)に用いられるようになっている。締付作業工程が実施される作業エリアを以下、締付作業エリア3という。この実施の形態では第1〜第4ねじ部材2a〜2dが複数の作業部位を構成する。
【0017】
締付作業エリア3には、一軸ナットランナー(以下、N/Rという。)4が配置されている。作業者は、締付作業工程においてN/R4を用いて自動車1のねじ部材2に対する締付を行うようにしている。本実施の形態では、N/R4が作業工具(締付工具)を構成する。
N/R4は、重量補助アーム5に支持され3次元的に容易に移動可能とされている。N/R4は、基端側に重量補助アーム5が連結される長手状のN/R本体6と、N/R本体6の先端側から当該N/R本体6と共に略L字形をなすように突出され、先端側にねじ部材2に嵌合するソケット部7を有する出力軸8と、を備えている。
【0018】
N/R本体6には、モータ9及び減速機10を有し出力軸8を回転駆動させる駆動部11と、出力軸8の出力トルク(以下、適宜、締付トルクという。)T1を検出するトルク検出部12と、モータ9の回転角を検出する回転角検出部14(エンコーダ)と、が備えられている。N/R本体6には、さらに、モータ9、トルク検出部12、受信機能を有する超音波式の位置情報算出用発信機16、及び後述する操作用スイッチ17に接続された操作側コントローラ15が備えられている。なお、操作側コントローラ15は、N/R本体6でなく他の部分に設けてもよく、例えば、PC本体26に外付けするようにしてもよい。
【0019】
トルク検出部12が検出した締付トルクT1を示す情報(以下、締付情報という。)50は操作側コントローラ15に転送され、さらに操作側コントローラ15とPC25のPC本体26とを接続するケーブル70を介してPC本体26に転送される。
N/R4は、操作側コントローラ15が駆動部11を制御することにより起動され、出力軸8に所望の大きさのトルクを発生させるようになっており、前記ねじ部材2に対する締付トルクT1を調整できるようになっている。
【0020】
N/R本体6の先端側部分における出力軸8の下部側には、図1紙面表裏方向に延びるハンドル18が備えられている。そして、作業者がハンドル18を持って力を加えることにより、その力に応じてN/R4ひいては出力軸8のソケット部7が移動し、自動車1のねじ部材2(第1〜第4ねじ部材2a〜2d)に位置合せ(嵌合)できるようになっている。
【0021】
N/R本体6の先端側部分におけるハンドル18の下側には連結部19を介して位置情報算出用発信機16が取付けられている。連結部19の作業者20側の側面部には、前記操作用スイッチ17が設けられており、N/R4の起動のために用いられるようになっている。ソケット部7が自動車1のねじ部材2(第1〜第4ねじ部材2a〜2d)に嵌合された状態で操作用スイッチ17がオン作動される(押される)ことにより、このオン作動の信号(以下、操作用スイッチオン信号という。)52が操作側コントローラ15に伝達される。
【0022】
操作側コントローラ15は、操作用スイッチオン信号52を入力することにより、駆動部11を制御してN/R4を起動して出力軸8を回転させ、1サイクルの締付動作を行わせ、ねじ部材2を締付けさせる。この1サイクルの締付動作が終了して出力軸8の回転が停止し、締付トルク検出部12が検出する出力トルク(締付トルクT1)が予め定めた所定の値(以下、トルク基準値という。)T0に達すると、ケーブル70を介して締付情報50(a)をPC本体26に転送する。締付情報50(a)は、締付完了を示す締付OK情報及び前記締付トルクT1を示す情報を含んでいる。締付情報50(a)がPC本体26に転送されることは、一つのねじ部材2(作業部位)に対してN/R4の締付作業が完了したことを示している。
【0023】
また、一つのねじ部材2(作業部位)に対する1サイクルの締付動作が終了した後に締付トルク検出部12が検出する締付トルクT1がトルク基準値T0に達していない場合、締付作業が不良であることを示す締付NG情報を含む締付情報50(b)をPC本体26に転送する。締付情報50(b)は、前記締付NG情報及び前記締付トルクT1を示す情報を含んでいる。
以下、便宜上、前記締付情報50(a)及び締付情報50(b)の両者をまとめて、適宜、締付情報50(請求項1の作業内容に相当する。)という。
【0024】
前記締付作業エリア3には、自動車1を載置するコンベアハンガー22が移動可能に設けられている。そして、コンベアハンガー22は、前工程から受け入れた自動車1を載置した状態で、例えば図1紙面表裏方向に移動して自動車1を搬送し、自動車1を次工程の作業エリアに送出する。
締付作業エリア3には、コンベアハンガー22の移動方向に延びるレール23と、PC25とが設けられている。
【0025】
前記PC25は、図1及び図2に示すように、演算処理機能及び記憶機能を有するPC本体26と、PC本体26に対し指示信号を出力するキーボード27と、キーボード27からの指示信号に応じてPC本体26から読み出される記憶情報を表示するディスプレイ28と、PC本体26に接続されたスピーカ28aと、から大略構成されている。本実施の形態では、PC本体26が情報管理部を構成する。
【0026】
PC本体26は、締付情報50及び位置情報55を作業部位毎に組合せて記憶すると共に、作業部位毎に締付情報50及び位置情報55を組合せた状態でディスプレイ28に表示させる。また、PC本体26に入力される締付情報50が締付情報50(b)である、すなわち締付情報50の内容が、作業が不良(不完全)であることを示す場合には、作業が不完全である旨の警報をスピーカ28aから出力する。この場合、スピーカ28aによる警報に代えて、又はスピーカ28aによる警報と共に作業が不完全である旨をディスプレイ28に表示して報知するようにしてもよい。また、PC本体26に入力される締付情報50が締付情報50(a)である、すなわち締付情報50の内容が、N/R4の締付作業が完了したことを示す場合、スピーカ28aから作業O.K.の旨の報知を行うようにしてもよい。
【0027】
また、PC本体26は、作業部位毎に締付作業が全て完了したか否かのチェック機能を有しており、締付作業が全て完了していない場合、次の工程に進めないようになっている。
PC本体26には、位置情報コントローラ(位置情報算出手段)24が無線LANで接続されている。PC本体26側に設けられる無線LAN機構をPC側無線LAN機構60a、位置情報コントローラ24側に設けられる無線LAN機構を位置情報コントローラ側無線LAN機構60bという。
【0028】
レール23の近傍には、自動車1を載置するコンベアハンガー22が移動可能に設けられている。そして、コンベアハンガー22は、前工程から受け入れた自動車1を載置した状態で、例えば図1紙面表裏方向に移動して自動車1を搬送し、自動車1を次工程の作業エリアに送出する。
【0029】
レール23にはボルトやナットなどの予備部品29を収納する同期台車30がレール23に沿って移動可能に載置されている。同期台車30は、コンベアハンガー22に連結されており、コンベアハンガー22ひいてはこのコンベアハンガー22に載置されている自動車1と一定の位置関係を確保した状態で移動するようになっている。
【0030】
同期台車30の側面部には、3個の受信機31(以下、それぞれを第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cという。)が異なる部分に設けられている。3個の受信機31のうち第1位置情報算出用受信機31aは、発信機能を有し、前記内部時間同期信号を位置情報算出用発信機16に向けて送信し、位置情報算出用発信機16に前記伝播時間算出基準信号53を発信させるようにしている。
同期台車30には、さらに、位置情報コントローラ24と、位置情報コントローラ側無線LAN機構60bと、電源61と、が設けられている。電源61は、受信機31、位置情報コントローラ24、位置情報コントローラ側無線LAN機構60b等への電力供給を行う。
【0031】
第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cは、位置情報算出用発信機16が発信した伝播時間算出基準信号53を受信し、それぞれ受信した時刻を示す情報(前記第1〜第3受信時刻情報54a〜54c)を位置情報コントローラ24に転送する。
第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cは、位置を変えて配置されており、位置情報算出用発信機16の配置部分ひいてはこの位置情報算出用発信機16に対応するねじ部材2からの距離が異なっている。 このため、第1〜第3受信時刻情報54a〜54cが示す値はそれぞれ異なり、例えば14時25分67秒365ミリ秒235マイクロ秒、14時25分67秒370ミリ秒344マイクロ秒、14時25分67秒375ミリ秒457マイクロ秒となる。
【0032】
位置情報コントローラ24は、位置情報算出用発信機16が発信した伝播時間算出基準信号53が第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cのそれぞれに受信されるまでの伝播時間を算出する。さらに、各伝播時間及び超音波の速度から位置情報算出用発信機16と第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cとの間の距離を算出し、位置情報算出用発信機16ひいては出力軸8のソケット部7が嵌合されているねじ部材2の位置を求める。そして、ねじ部材2の位置を示す情報(位置情報)55がPC本体26に入力される。PC本体26は、位置情報55と締付情報50とを組合せて管理する。本実施の形態では、締付部位毎に位置情報55と締付情報50とが組合せられて記憶される。このように締付部位毎に位置情報55と組合せられた締付情報50は、この組合せ状態でディスプレイ28に表示される。
【0033】
この第1実施の形態に係る作業品質管理システムでは、本システムの稼動開始に伴って、位置情報算出処理を実行し、位置情報算出処理によって得られる位置情報55を、一定のサンプリングレートでPC本体26に常時取込むようになっている。そして、締付情報50〔締付情報50(a)又は50(b)〕がPC本体26に転送されると、締付情報50がPC本体26に入力された時点の位置情報55と、当該締付情報50とが組合せられて記憶されるようになっている。
【0034】
ここで、前記位置情報算出処理について、図5に基づいて説明する。
上述したように本システムの稼動開始に伴い、位置情報55の算出処理が開始されるが、まず、第1位置情報算出用受信機31a(発信機能を有している。)から位置情報算出用発信機16に超音波による内部時間同期信号(タイミング信号)が所定周期で発信される(ステップS21)。
そして、位置情報算出用発信機16は、内部時間同期信号を受信すると、その後、伝播時間算出基準信号53(基準信号)を発信する(ステップS22)。
【0035】
伝播時間算出基準信号53が発信されることにより、第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cそれぞれまでの距離に応じた伝播時間が経過した後に、伝播時間算出基準信号53が第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cに受信される(ステップS23)。
第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cは、伝播時間算出基準信号53を受信した時刻を示す第1〜第3受信時刻情報54a〜54cを位置情報コントローラ24に転送する(ステップS24)。
【0036】
次に、第1〜第3受信時刻情報54a〜54c及び伝播時間算出基準信号53から、位置情報算出用発信機16と第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cのそれぞれとの間における伝播時間算出基準信号53の伝播時間が算出される(ステップS25)。ステップS25では、さらに、上述したように算出された伝播時間及び超音波の速度から位置情報算出用発信機16と第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cのそれぞれとの間の距離が算出される。
【0037】
次に、位置情報算出用発信機16及び第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31c間の距離に基づいて位置情報算出用発信機16ひいては出力軸8のソケット部7が嵌合されているねじ部材2(例えば第1ねじ部材2a)の位置を求め、例えば第1ねじ部材2aの位置を示す情報(位置情報という。)55を得る(ステップS26)。位置情報55は一定の周期で常時得られ、このようにして得られた位置情報55は、上述したように一定のサンプリングレートでPC本体26に常時、取込まれるようになっている。
【0038】
次に、上記作業品質管理システムの作用を図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、作業者20がハンドル18を持ってN/R4を移動し第1ねじ部材2aにソケット部7を嵌合し、操作用スイッチ17をオン作動する(ステップS1)。
すると、操作用スイッチ17のオン作動に伴い、操作側コントローラ15は、駆動部11を制御して出力軸8を回転させ、第1ねじ部材2aを締付けさせる(ステップS2)。その後、出力軸8を回転が停止され(ステップS3)、締付トルク検出部12により締付トルクT1が検出される(ステップS4)。
そして、ステップS4で検出された締付トルクT1がトルク基準値T0に達したか否かの判定が行われる(ステップ5)。
【0039】
ステップ5で締付トルクT1がトルク基準値T0に達した(Yes)と判定されると、締付OK情報(作業完了情報)を含む締付情報50(a)〔締付情報50〕がケーブル70を介して送られてPC本体26に入力される(ステップ6)。
続いて、締付情報50(a)がPC本体26に入力された時点の第1ねじ部材位置情報(位置情報55)と、当該締付情報50(a)とが組合せられて記憶される(ステップ7)。
ステップ7に続いて、締付OK情報を含む締付情報50(a)及び位置情報55が組合された状態でPC本体26から出力されてディスプレイ28に表示される(ステップ8)。
【0040】
また、ステップ5で締付トルクT1がトルク基準値T0に達していない(No)と判定されると、締付NG情報を含む締付情報50(b)〔締付情報50〕がケーブル70を介して送られてPC本体26に入力される(ステップ9)。
続いて、締付情報50(b)がPC本体26に入力された時点の第1ねじ部材位置情報(位置情報55)と、当該締付情報50(b)とが組合せられる(ステップ10)。
ステップ7に続いて、締付NG情報を含む締付情報50(b)がPC本体26から出力されてディスプレイ28に表示される(ステップ11)。ステップ11では、上記ディスプレイ28の表示と共に、スピーカ28aから、締付作業が不完全である旨の警報が出される。
【0041】
締付NG情報を含む締付情報50(b)がディスプレイ28に表示されて作業者に確認され、また、前記スピーカ28aによる警報が出されることにより、例えばQLレンチ33(後述する第2実施の形態参照)を用いて締付が行われる(ステップS12)。ステップS12の締付が行われると、締付OK情報(作業完了情報)を含む締付情報50(a)がケーブル70を介して送られてPC本体26に入力される(ステップ13)。
そして、ステップ13の処理で締付情報50(a)がPC本体26に入力された時点の位置情報55と、当該締付情報50(a)とが組合せられる(ステップ14)。
ステップ14に続いて、締付OK情報を含む締付情報50(a)がPC本体26から出力されてディスプレイ28に表示される(ステップ15)。
【0042】
上述したように第1ねじ部材2aに対する締付が完了すると、第1ねじ部材2aの締付情報及び位置情報55が組合せられた状態でディスプレイ28に表示される。このため、作業者20は、この表示内容を読むことによって第1ねじ部材2aに対して良好に締付が行われているか確認することができる。
【0043】
第1ねじ部材2aに対する締付が完了すると、第2〜4ねじ部材2b〜2dに対して第1ねじ部材2aと同様に締付を行って締付情報50を得ると共に、この締付情報50及び位置情報55を組合せて記憶する。そして、第2〜4ねじ部材2b〜2dのそれぞれについて締付情報50及び位置情報55が組合せられた状態でディスプレイ28に表示される。作業者20は、この表示内容を読むことによって第2〜4ねじ部材2b〜2dに対して良好に締付が行われているか確認することができる。
【0044】
なお、第1〜4ねじ部材2a〜2dの全てについて締付情報50及び位置情報55が組合せられた状態でディスプレイ28に表示することも可能であり、第1〜4ねじ部材2a〜2dの全てに対して良好に締付が行われているかを精度高く確認することができる。
そして、第1〜4ねじ部材2a〜2dに対して良好に締付が行われていると確認された場合には、自動車1は締付処理工程の次の工程に送出される。
【0045】
この第1実施の形態によれば、位置情報算出用発信機16から発信された伝播時間算出基準信号53が第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cにそれぞれ受信されるまでの伝播時間ひいては距離に基づいて、第1〜4ねじ部材2a〜2dのそれぞれの位置が求められ、当該第1〜4ねじ部材2a〜2dの位置を示す位置情報55が得られる。
一方、出力軸8の回転中止に伴って締結情報発信機13から送られる締付情報50がPC25のPC本体26に転送される。そして、PC本体26は、締付情報50をねじ部材2ひいては締付部位毎に前記位置情報55と組合せて記憶し、この記憶情報をディスプレイ28への転送等を行えるように管理する。
【0046】
上述したように、複数箇所の作業部位(第1〜4ねじ部材2a〜2d)の位置の検出を、各作業部位に対してシールの接着などの作業を個々に行うことなく果し、締付情報及び位置情報を組合せているので、作業品質管理を容易に行える。すなわち、作業位置を把握するためにシールのバーコードを読み取るようにした上述した従来技術では、作業部位毎にシールを接着する作業が必要とされる。これに対し、本第1実施の形態によれば、上記シールの接着作業が不要となり、その分、作業品質管理を容易に行えると共に、生産性の向上を図ることができる。
【0047】
また、操作用スイッチ17がオン作動されることにより、締付作業が実行されて締付情報50が得られると共に、この締付情報50が、PC本体26にリアルタイムで取込まれる位置情報55と組合せて管理される。締付情報50及び位置情報55の組合せ管理は作業部位(第1〜4ねじ部材2a〜2d)の位置(第1〜4ねじ部材位置情報)毎に記憶されて管理される。
【0048】
そして、締付情報50について位置情報55と組合せた状態でディスプレイ28に表示させることなどにより、作業部位(第1〜4ねじ部材2a〜2d)の位置(第1〜4ねじ部材位置情報)毎に第1〜4ねじ部材2a〜2dの締付の良否を確認することができる。このため、締付不良が生じた場合、当該締付不良が生じた部位のみを手直しすることで対処できる。
【0049】
また、第1〜4ねじ部材位置情報に第1〜4ねじ部材締付情報が組合せられた状態で締付の良否を確認することができるので、上述した従来技術で起こり得た作業者20の見落としなどに伴う、一度締付られたねじ部材2に対する再度の締付を確実に回避することができる。すなわち、適切に締付けられたねじ部材2を繰り返し締付けるようなことを回避できるので、その分、締付品質の管理及び生産性の向上を図ることができる。
【0050】
第1〜4ねじ部材2a〜2dのそれぞれの締結作業が完了したことにより、作業完了情報を兼ねている締付情報50が発信される。このため、第1〜4ねじ部材2a〜2d毎に締付完了の有無を確認することができ、締付管理の精度の向上を図ることができる。
【0051】
なお、自動車工場などでは、例えば一日に朝、昼、夕、晩の4回、締付部位(例えば第1〜4ねじ部材2a〜2d)に対する締付トルクT1(締付情報50)をチェックする品質管理、いわゆる4点管理を行うことがある。前記4点管理の手法を便宜上、4点管理方法という。そして、この4点管理方法の実行に際しては、締付部位に対応させて締付トルクT1(締付情報50)を表示した図面、いわゆる4点管理図が用いられる。この4点管理図は、一般に作業者20が締付トルクT1(締付情報50)をチェックした際、その都度、作業者20が管理データベースへの転記を行って得るようにしている。
【0052】
これに対し、上記第1実施の形態では、上述したように第1〜4ねじ部材位置情報にそれぞれ対応させて第1〜4ねじ部材締付情報がPC本体26に取込まれるので、これら情報を得る毎に自動的に4点管理図を作成することができる。このため、上記第1実施の形態を4点管理方法に適用した場合、上述したように作業者20が管理データベースへ転記することによって起こり得る、位置情報と締付情報50との対応間違い、締付情報50の数値間違いなどの転記ミスをなくすことができる。
【0053】
次に、本発明の第2実施の形態を、図6及び図7に基づいて説明する。図1及び図2に示す部分、部材と同等の部分、部材は同等の符号で示し、その説明は適宜省略する。
上記第1実施の形態では、作業工具がN/R(ナットランナー)4であり、このN/R4を重量補助アーム5に連結して支持させている。これに対し、この第2実施の形態に係る作業品質管理システムでは、前記N/R4に代えて図6に示すように作業者20に把持されるQLレンチ33(作業工具)が用いられている。このQLレンチ33はN/R4と同様にトルク調整可能とされている。
【0054】
このQLレンチ33は、第1実施の形態のN/R4のN/R本体6に相当するQLレンチ本体34を有している。QLレンチ本体34には作業者20が把持するための把持部35が備えられている。
また、この第2実施の形態に係る作業品質管理システムは、第1実施の形態の操作側コントローラ15、操作用スイッチ17及びケーブル70を廃止している。一方、本システムは、QLレンチ33のトルク検出部12に接続される超音波式の締付情報発信機13と、締付情報発信機13からの信号(締付情報50)を受信する締付情報受信機21とを備えている。締付情報受信機21は、PC本体26に接続されており、締付情報発信機13からの締付情報50をPC本体26に転送するようにしている。
【0055】
前記QLレンチ本体34のソケット部7の近傍には位置情報算出用発信機16が備えられている。なお、位置情報55は、上記第1実施の形態と同様にしてリアルタイムでPC本体26に取込まれるようになっている。
【0056】
この第2実施の形態の作用を、図7のフローチャートを参照して説明する。
まず、作業者20がQLレンチ33を持って所定の締付作業部位に対しQLレンチ33を作動させて、所定の締付作業部位に対する締付作業を行う(ステップS31)。前記所定の締付作業部位に対する締付が完了すると、締付完了を示す締付完了情報(締付OK情報)及び締付トルクを示す情報を含む締付情報50(a)が締付情報発信機13から締付情報受信機21に発信され、PC本体26に転送される(ステップS32)。
【0057】
続いて、前記締付情報50(a)がPC本体26に入力された時点の位置情報55(図5のステップS26参照)と、当該締付情報50とが組合せられて記憶される(ステップ33)。
ステップ33に続いて、締付完了情報を含む締付情報50及び位置情報55が組合された状態でPC本体26から出力されてディスプレイ28に表示され(ステップ34)、前記所定の締付作業部位に対するQLレンチ33による締付作業は終了する。
【0058】
締付作業部位が複数ヶ所ある場合には、前記所定の締付作業部位に対する締付情報50及び位置情報55が記憶された状態で、前記所定の締付作業部位と異なる新たな締付作業部位に対して上述したステップS31〜34の締付処理が行われる。そして、新たな締付作業部位に対する締付情報50及び位置情報55が上記の場合と同様に得られ、締付作業部位毎の締付情報50及び位置情報55の組合せ管理を行えるようにしている。
【0059】
この第2実施の形態も第1実施の形態と同様にして、位置情報に締付情報が組合せられた状態で締付の良否を確認することができるので、締付不良が生じた場合、当該締付不良が生じた部位のみを手直しすることで対処できる。また、上述した従来技術で起こり得た作業者20の見落としなどに伴う、一度締付られたねじ部材2に対する再度の締付を確実に回避することが可能となり、その分、締付品質(作業品質)の管理及び生産性の向上を図ることができる。
締付作業部位の締付作業が完了したことにより、作業完了情報を含む締付情報50が発信されるので、締付作業部位毎に締付完了の有無を確認することができ、締付管理の精度の向上を図ることができる。
【0060】
本発明では、作業工具としてデジタルトルクレンチを用いることができる。図8は、デジタルトルクレンチ36を用いた本発明の第3実施の形態を模式的に示す図である。
この第3実施の形態に係る作業品質管理システムは、デジタルトルクレンチ36に、第2実施の形態のQLレンチ本体34に相当するデジタルトルクレンチ本体37を有している。又、本システムは、第2実施の形態と同様に、締付情報発信機13及び締付情報受信機21を有している。また、デジタルトルクレンチ本体37のソケット部7の近傍には位置情報算出用発信機16が備えられている。さらに、デジタルトルクレンチ本体37には、締付情報送信用スイッチ62が設けられている。この第3実施の形態も、位置情報55は、上記第1実施の形態と同様にしてリアルタイムでPC本体26に取込まれるようになっている。
【0061】
この第3実施の形態の作用を、図9のフローチャートを参照して説明する。
まず、作業者20がデジタルトルクレンチ36を持って所定の締付作業部位に対しデジタルトルクレンチ36を作動させて、所定の締付作業部位に対する締付作業を行い、締付トルクを取得する(ステップS41)。そして、作業者20が締付情報送信用スイッチ62を操作する(ステップS42)と、締付完了を示す締付完了情報(締付OK情報)及び締付トルクを含む締付情報50が締付情報発信機13から締付情報受信機21に発信され、PC本体26に転送される(ステップS43)。
【0062】
続いて、前記締付情報50がPC本体26に入力された時点の位置情報55(図5のステップS26参照)と、当該締付情報50とが組合せられて記憶される(ステップ44)。
ステップ44に続いて、締付完了情報を含む締付情報50及び位置情報55が組合された状態でPC本体26から出力されてディスプレイ28に表示され(ステップ45)、前記所定の締付作業部位に対するデジタルトルクレンチ36による締付作業は終了する。
【0063】
締付作業部位が複数ヶ所ある場合には、前記所定の締付作業部位に対する締付情報50及び位置情報55が記憶された状態で、前記所定の締付作業部位と異なる新たな締付作業部位に対して上述したステップS41〜45の締付処理が行われる。そして、新たな締付作業部位に対する締付情報50及び位置情報55が上記の場合と同様に得られ、締付作業部位毎の締付情報50及び位置情報55の組合せ管理を行えるようにしている。
【0064】
この第3実施の形態によれば、位置情報に締付情報が組合せられた状態で締付の良否を確認することができるので、締付不良を発見した場合、当該締付不良が生じた部位のみを手直しすることで対処できるようになる。
【0065】
また、締付情報50に対応させて位置情報がPC本体26に取込まれるので、これら情報を得る毎に自動的に4点管理図を作成することができる。このため、上記第3実施の形態を4点管理方法に適用した場合、作業者20が管理データベースへ転記することによって起こり得る、位置情報と締付情報50との対応間違い、締付情報50の数値間違いなどの転記ミスをなくすことができる。
また、締付情報50及び位置情報を得る上で、上述した従来技術で必要とされたバーコードの読取り等の作業位置情報の読取り工程及びシールを接着する作業が不要となり、生産性の向上を図ることができる。
【0066】
前記第1実施の形態では、同期台車30ひいては第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cが自動車1と同期して移動する場合を例にしたが、本発明はこれに限らない。例えば、締付作業エリア3で自動車1が移動されずに締結作業が行われる場合、締付作業エリア3に第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cを固定して用いる、すなわち第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cが停止状態で用いられるようにしてもよい。
また、自動車1が移動し、受信機が固定していても、コンベアの移動スピードをPC等で補正することにより位置情報を取得することも可能である。
【0067】
第1〜第3実施の形態では、位置情報算出用発信機16及び第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31cの信号媒体として超音波を用いた場合を例にしたが、これに代えて、他の音波、赤外線、及び電波などの無線信号を用いるようにしてもよい。
第1〜第3実施の形態では、3個の受信機(第1〜第3位置情報算出用受信機31a〜31c)を用いた場合を例にしたが、本発明はこれに限らない。例えば、複数箇所の作業部位が予め所定の面に含まれるように配置されている場合、2個の受信機を用いてもよい。また、4個以上の受信機を用いて、検出精度の向上を図るようにしてもよい。
位置情報算出用発信機16から発信される信号に特徴を与え、ID番号などを付与することにより作業エリア内に複数の工具があっても、各々の工具を別の工具として認識し、各々の工具の位置を特定することができる。
【0068】
また、第1実施の形態では、ケーブル70を用いて締付情報50をPC本体26に転送する場合を例にしたが、第2、3実施の形態と同様にして、締付情報発信機13及び位置情報算出用発信機16を用いて締付情報50を無線(超音波等の音波、赤外線、及び電波など)で送信してPC本体26に入力するようにしてもよい。なお、後述する第4、5実施の形態にも同様のことが言える。
また、第2、3実施の形態では、締付情報50の伝達のために、締付情報発信機13及び位置情報算出用発信機16を用いているが、これに代えて第1実施の形態と同様にケーブル70を用いるようにしてもよい。また、締付情報50の送受信は、超音波に限らず、他の音波、赤外線、及び電波などの無線信号を用いるようにしてもよい。
第1〜第3実施の形態では、各作業工具を作業者が操作するようにしているが、このように作業者が行っている動作をロボットなどに行わせ自動化することも可能である。
【0069】
第1実施の形態では、ソケット部7が自動車1のねじ部材2に位置合わせされた(嵌合された)状態で作業者20が操作用スイッチ17を直接オン作動する場合を例にしたが、これに代えて、次のように構成してもよい。すなわち、位置合せ検出手段を設け、ねじ部材2に対しソケット部7が位置合わせされた(嵌合された)ことを位置合せ検出手段が検出したときに操作用スイッチ17をオン作動させるように構成してもよい。
【0070】
また、位置情報算出用発信機16が取付けられる作業工具としては、形状に制約されることはなく、様々なタイプの作業工具に装着可能である。例えば、図10に示すように、モータ9の回転軸に対して出力軸8が所定の角度(この場合、略直角)で設けられる、いわゆるアングルタイプの締付機38に締結情報発信機13を装着してもよい。また、図11に示すように、本体部39内のモータ9の回転軸と出力軸8(ソケット部7)とが同軸上に配置され、本体部39に把持部35が所定の角度を持って連結される、いわゆるピストルタイプの締付機40に締結情報発信機13を装着してもよい。
【0071】
上記第1〜第3実施の形態では、位置情報コントローラ24及びPC本体261間の信号授受を、無線LANにより無線で行う場合を例にしたが、これに代えて有線で行うように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施の形態では、位置情報算出用発信機16は、所定周期の内部時間同期信号(タイミング信号)を受信することにより、伝播時間算出基準信号53(基準信号)を発信し、ひいては位置情報55が、一定のサンプリングレートでPC本体26に常時取込まれるようにする場合を例にした。これに代えて、位置情報算出用発信機16が単発的な信号又は非周期的な信号を受けると、この受信を契機として、周期的な伝播時間算出基準信号53(基準信号)を発信するようにしてもよい。また、この場合、単発的な信号又は非周期的な信号を締付情報受信機21又は位置情報算出用受信機31が発生するようにしてもよい。
【0072】
第1〜第3実施の形態では、締付作業に本発明を用いた例を説明したが、本発明はこれに限らず、リベットやコネクタ等を用いた締結作業、及び加工、部材の取付けなどの他の作業に対して用いることができる。
例えば、作業工具として、図12に示すような、リベットの締結作業用のリベッターを用いて作業品質管理システムを構成(第4実施の形態)してもよい。この図12に示すリベッター63は、リベッター本体64と、リベットセット部65と、把持部35とから大略構成されている。この作業品質管理システムは、さらに、第3実施の形態と同様に位置情報算出用発信機16、位置情報コントローラ24及びPC25を備えている(図8参照)。
この作業品質管理システムでは、リベッター63によるリベットセット状態(作業内容)を検出しその作業内容を出力する作業内容検出部とPC25のPC本体26(図8参照)とがケーブル70を介して接続されている。
【0073】
また、作業工具としては、図13に示すような、取付側コネクタ66a及び取付側コネクタ66aが結合される被取付側コネクタ66bからなるコネクタ66の結合のために用いられる位置情報算出用発信機付き手袋67を用いて作業品質管理システムを構成(第5実施の形態)してもよい。この図13に示す位置情報算出用発信機付き手袋67は、作業者20の手20aに装着される手袋本体67aと、手袋本体67aに取付けられた位置情報算出用発信機16と、コネクタ66の結合状態(手袋67による作業内容)を出力する作業内容出力部67cと、から大略構成されている。
この作業品質管理システムは、さらに、第3実施の形態と同様に位置情報コントローラ24及びPC25を備えている(図8参照)。また、前記作業内容出力部67cとPC25のPC本体26(図8参照)とはケーブル70を介して接続されている。
【0074】
前記各実施の形態では、位置情報算出用発信機16及び3個の位置情報算出用受信機31間での伝播時間算出基準信号53(基準信号)の伝播時間に基づいて位置情報を得る場合を例にしたが、これに代えて3個の位置情報算出用受信機31間での伝播時間算出基準信号53の受信時間差及び既知とされている3個の位置情報算出用受信機31の位置関係等に基づいて前記位置情報を得るようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】
請求項1〜7記載に係る作業品質管理システムの発明によれば、発信機及び複数個の受信機間における基準信号の伝播時間又は複数個の受信機の基準信号の受信時間差に基づいて作業部位の位置を示す位置情報が得られる一方、複数箇所の作業部位毎に前記位置情報及び前記作業内容が組合せられて管理されるので、複数箇所の作業部位の位置の検出を、各作業部位に対して位置検出のための別個の処置を施さずに果すことができ、その分、作業品質管理を容易に行える。
【0076】
請求項8〜13記載に係る作業品質管理方法の発明によれば、発信機から発信される基準信号が複数個の受信機に受信され、この基準信号の発信及び受信により得られる基準信号の伝播時間又は複数個の受信機の基準信号の受信時間差に基づいて前記作業部位を示す位置情報が得られる。さらに、複数箇所の作業部位毎に前記位置情報及び作業内容が組合せて記憶される。このため、複数箇所の作業部位の位置の検出が、各作業部位に対して位置検出のための別個の処置を施さずに果されるので、その分、作業品質管理を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る作業品質管理システムを模式的に示す図である。
【図2】図1の作業品質管理システムによる信号授受の様子を模式的に示す斜視図である。
【図3】図1の作業品質管理システムの作用についてその一部を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1の作業品質管理システムの作用について図3に続く部分を説明するためのフローチャートである。
【図5】図1の作業品質管理システムの位置情報算出処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施の形態に係る作業品質管理システムを模式的に示す図である。
【図7】図6の作業品質管理システムの作用を説明するためのフローチャートである。
【図8】本発明の第3実施の形態に係る作業品質管理システムを模式的に示す図である。
【図9】図8の作業品質管理システムの作用を説明するためのフローチャートである。
【図10】作業工具としてのアングルタイプ締付機を模式的に示す斜視図である。
【図11】作業工具としてのピストルタイプ締付機を模式的に示す斜視図である。
【図12】本発明の第4実施の形態に係る作業品質管理システムに用いるリベッターを模式的に示す斜視図である。
【図13】本発明の第5実施の形態に係る作業品質管理システムに用いる手袋を模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
2 ねじ部材
2a〜2d 第1〜第4ねじ部材(作業部位)
4 N/R
6 N/R本体
13 締結情報発信機(発信機)
16 位置情報算出用発信機
21 締付情報受信機
24 位置情報コントローラ(位置情報算出手段)
25 PC
26 PC本体(情報管理部)
31 位置情報算出用受信機
31a〜31c 第1〜第3位置情報算出用受信機
50 締付情報
53 伝播時間算出基準信号(基準信号)

Claims (14)

  1. 予め定めた所定作業エリアで作業工具によってワークの複数箇所の作業部位に対して施された作業内容が入力される情報管理部を有する作業品質管理システムであって、
    前記作業工具に設けられる発信機と、
    前記所定作業エリアで前記ワークに対して一定の位置関係を確保するように停止または前記ワークと同期して移動され、かつ前記発信機から発信される基準信号を受信する複数個の受信機と、
    前記発信機及び複数個の受信機間での前記基準信号の伝播時間又は複数個の受信機の基準信号の受信時間差に基づいて前記作業部位の位置を示す位置情報を得る位置情報算出手段と、を備え、
    前記情報管理部は、前記複数箇所の作業部位毎に前記位置情報及び前記作業内容を組合せて管理することを特徴とする作業品質管理システム。
  2. 前記基準信号の発信は所定周期で行われることを特徴とする請求項1に記載の作業品質管理システム。
  3. 前記発信機は受信機能を有し、前記複数個の受信機のうち少なくとも1個の受信機は発信機能を有し、前記基準信号の所定周期の発信は、前記少なくとも1個の受信機から前記発信機へ送信される単発的な、非周期的な又は所定周期のタイミング信号に基づいて行われることを特徴とする請求項2に記載の作業品質管理システム。
  4. 前記作業内容は、前記各作業部位の作業又は全複数箇所の作業の完了に伴って前記情報管理部に入力されることを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の作業品質管理システム。
  5. 前記情報管理部が組合せ管理に用いる位置情報は、前記複数箇所の作業部位毎の作業又は全作業の完了時点の位置情報であることを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載の作業品質管理システム。
  6. 前記作業工具に、作業完了を示す作業情報送信スイッチを設け、作業情報送信スイッチの操作に基づいて前記情報管理部への作業内容の入力を行うと共に前記情報管理部が組合せ管理に用いる位置情報を得ることを特徴とする請求項1から5までのいずれかに記載の作業品質管理システム。
  7. 前記作業部位に対して施される作業は、締付作業又は締結作業であることを特徴とする請求項1から6までのいずれかに記載の作業品質管理システム。
  8. 予め定めた所定作業エリアで作業工具によってワークの複数箇所の作業部位に対して施された作業内容を情報管理部に入力する作業品質管理方法であって、
    前記作業工具に設けられる発信機から発信される基準信号を、前記所定作業エリアで前記ワークに対して一定の位置関係を確保するように停止または前記ワークと同期して移動される複数個の受信機が受信する工程と、
    前記発信機及び複数個の受信機間の基準信号の伝播時間又は複数個の受信機の基準信号の受信時間差に基づいて前記作業部位を示す位置情報を得る工程と、
    前記複数箇所の作業部位毎に前記位置情報及び前記作業内容が組合せて記憶される工程と、を備えたことを特徴とする作業品質管理方法。
  9. 前記基準信号の発信を所定周期で行うことを特徴とする請求項8に記載の作業品質管理方法。
  10. 前記発信機は受信機能を有し、前記複数個の受信機のうち少なくとも1個の受信機は発信機能を有し、前記基準信号の所定周期の発信を、前記少なくとも1個の受信機から前記発信機へ送信される単発的な、非周期的な又は所定周期のタイミング信号に基づいて行うことを特徴とする請求項9に記載の作業品質管理方法。
  11. 前記作業内容を、前記各作業部位の作業又は全複数箇所の作業の完了に伴って前記情報管理部に入力することを特徴とする請求項8から10までのいずれかに記載の作業品質管理方法。
  12. 前記情報管理部が組合せ管理に用いる位置情報は、前記複数箇所の作業部位毎の作業又は全作業の完了時点の位置情報であることを特徴とする請求項8から11までのいずれかに記載の作業品質管理方法。
  13. 前記作業工具に、作業完了を示す作業情報送信スイッチを設け、作業情報送信スイッチの操作に基づいて前記情報管理部への作業内容の入力を行うと共に前記情報管理部が組合せ管理に用いる位置情報を得ることを特徴とする請求項8から12までのいずれかに記載の作業品質管理方法。
  14. 前記作業部位に対して施される作業は、締付作業又は締結作業であることを特徴とする請求項8から13までのいずれかに記載の作業品質管理方法。
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