JP2004257926A - 河川監視システム - Google Patents
河川監視システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004257926A JP2004257926A JP2003050569A JP2003050569A JP2004257926A JP 2004257926 A JP2004257926 A JP 2004257926A JP 2003050569 A JP2003050569 A JP 2003050569A JP 2003050569 A JP2003050569 A JP 2003050569A JP 2004257926 A JP2004257926 A JP 2004257926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- wireless lan
- river
- lan device
- mobile
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
Abstract
【課題】中央監視センタと巡回車両側の双方において、河川の現場状況を画像、音声、数値の各情報によってリアルに把握でき、また中央監視センタで巡回車両による巡回作業状況を容易に把握することができる河川監視システムを提供する。
【解決手段】河川2に沿って配置された固定側無線LAN装置4と、河川監視用の巡回車両6に搭載される移動側無線LAN装置7との間で無線LANを構成し、中央監視センタ10に設置された情報管理サーバ8と移動側無線LAN装置7との間で固定側無線LAN装置4を経由して画像と音声による監視情報や車両情報をリアルタイムで互いに通信できるようにしている。
【選択図】 図1
【解決手段】河川2に沿って配置された固定側無線LAN装置4と、河川監視用の巡回車両6に搭載される移動側無線LAN装置7との間で無線LANを構成し、中央監視センタ10に設置された情報管理サーバ8と移動側無線LAN装置7との間で固定側無線LAN装置4を経由して画像と音声による監視情報や車両情報をリアルタイムで互いに通信できるようにしている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、河川の状態を監視するための河川監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
河川の氾濫等による災害を防止するため、従来技術では、たとえば図5に示すような河川監視システムが提案されている(たとえば、特許文献1等参照)。
【0003】
この従来の河川監視システムは、河川51に沿った所定の監視箇所に河川監視設備52を、河川敷沿いの道路に沿って走行する巡回車両53には移動監視装置54をそれぞれ設けている。この場合、巡回車両53に搭載される移動監視装置54は、監視カメラ55、図示しない画像表示装置や通信手段などを備えている。また、河川監視設備52から上記の道路沿いに中継器56を間隔をおいてケーブルで接続することにより連続的に通信可能な領域を確保する。さらに、上記の河川監視設備52および移動監視装置54からの情報を収集管理する中央監視装置59を設け、この中央監視装置59と各河川監視設備52との間を互いに通信ケーブル60を介して接続して有線式のローカルエリアネットワーク(以下、LANと表記する)を構成している。
【0004】
そして、河川監視設備52で得られる監視情報とともに、巡回車両53に搭載された移動監視装置54で得られる監視情報を、中継器58、河川監視設備52、通信ケーブル60を経由して中央監視装置59に送出し、中央監視装置59でこれらの情報を収集管理する。したがって、中央監視装置59においては、巡回車両53で得られた監視情報によって河川監視設備52が設置されていない区域の状況も把握することができる。
【0005】
また、巡回車両53の移動監視装置54から中央監視装置59に対して任意の河川監視設備52を指定して監視情報を要求すると、中央監視装置59からは上記経路を経由してその指定された河川監視設備52で得られた監視情報が移動監視装置54に送信される。したがって、任意に指定した河川監視設備52で得られた監視情報を巡回員が巡回車両53内において入手して現場の状況を把握することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−61996号公報(第1−6頁、図1−図5)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、災害防止上、河川の水位や濁流の程度などの状態を具体的に解説するような音声情報も画像情報に付加されておれば、現場でのより一層リアルな状況を把握するために好ましいと言える。また、巡回車両53による巡回作業状況などを中央監視装置59側で十分に把握して作業管理を行うためには、車両に取り付けた各種計測機器で得られる車両の現在位置や走行状態、路面状況などの情報をリアルタイムで伝送できるようにすることも必要となる。
【0008】
しかしながら、前述のように、従来の河川監視システムにおいては、中央監視装置59と各河川監視設備52との間は有線式のLANによって画像や数値などの監視情報を通信できるものの、巡回車両53に搭載された移動監視装置54と中継器58との間は特定小電力無線を使用して通信しているため、単位時間当たりの情報伝送速度が制限されている。
【0009】
すなわち、特定小電力無線を使用する場合の単位時間当たりの情報伝送速度は、1Mbps〜1.5Mbps程度であり、このため、巡回車両53に搭載された移動監視装置54から中継器58に転送できる情報は画像情報のみであり、このような画像情報に加えてさらに音声情報や車両情報を同時に伝送することが難しい。
【0010】
そのため、従来技術では、河川におけるリアルな状況を把握する上で自ずと限界があり、また、巡回車両53の巡回作業状況などを中央監視装置59側において十分に把握することが難しかった。
【0011】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、河川の現場状況を画像情報に加えて音声情報によって一層リアルに把握できる、さらには、巡回車両による巡回作業状況を容易に把握できるようにした河川監視システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る河川監視システムは、上記の目的を達成するために、河川に沿って所定の間隔を存して配置された固定側無線LAN装置と、河川監視用の巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置と、上記の各LAN装置から送られてくる情報を収集管理する情報管理サーバとを備え、上記移動側無線LAN装置は、上記固定側無線LAN装置と画像、音声、数値を含む各情報を互いに無線で通信するものであって、河川の状況を撮影する監視カメラ、音声情報通信用の電話機、各種情報の入出力を行う操作端末、巡回車両の車両状態を示す情報を出力する車両計測器、および上記の各機器の情報を無線送信するとともに固定側無線LAN装置からの情報を受信する通信制御装置を備える一方、固定側無線LAN装置は、上記情報管理サーバおよび移動側無線LAN装置との間で互いに情報通信を行うとともに、複数の移動側無線LAN装置からの送信信号の衝突を回避するための通信制御を行うものであることを特徴としている。
【0013】
これにより、情報管理サーバと巡回車両に搭載した移動側無線LAN装置との間で固定側無線LAN装置を介して画像、音声、数値を含む各情報をリアルタイムで互いに通信できるため、情報管理サーバが設置された中央監視センタや巡回車両内において、河川の現場状況を一層リアルに把握することができる。さらに、中央監視センタにおいて巡回車両による巡回作業状況も容易に把握できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における河川監視システムの全体を示す構成図、図2はこの河川監視システムにおいて、巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置の構成を示すブロック図である。
【0015】
この実施の形態1の河川監視システム1は、河川2に沿った所定の監視箇所に設けられた河川監視設備3と、河川2に沿って互いに所定の間隔を存して配置された固定側無線LAN装置4と、河川敷きに沿った道路5を走行する河川監視用の巡回車両6に搭載される移動側無線LAN装置7と、上記の河川監視設備3および移動側LAN装置7から送られてくる情報を収集管理する情報管理サーバ8と、情報管理サーバ8にアクセスして河川状況を監視する情報端末9とを備えている。そして、情報管理サーバ8と情報端末9とは、たとえば中央監視センタ10内に設置されている。なお、図1では、河川監視設備3は一基のみを示しているが、通常、複数基が河川2に沿って順次設けられており、また、巡回車両6も一台のみを示しているが、システム全体として複数台配備される場合もある。
【0016】
そして、この実施の形態1では、中央監視センタ10は、河川監視設備3や固定側無線LAN装置4が設置されている箇所から遠く離れているため、河川監視設備3、固定側無線LAN装置4、情報管理サーバ8、および情報端末9は、通信ケーブル11(たとえばLAN通信ケーブルあるいは光ファイバ)を介して互いに接続されて有線式のLANが構成されている。
【0017】
一方、固定側無線LAN装置4と移動側無線LAN装置7との間では、通信間距離が数十m〜数百m程度なので、画像、音声、数値を含む各情報を互いに無線で通信する無線LANが構成されている。これにより、河川監視システム1全体としては、有線と無線を利用したIPネットワークが構築されている。
【0018】
上記の河川監視設備3は、図示しない排水機場、水門、樋門、樋管等の設備を備えるとともに、これらの設備のゲートやポンプの動作状態や水位を検出してその情報を通信ケーブル11を介して情報管理サーバ8に伝送するようになっている。
【0019】
また、巡回車両6に搭載される移動側無線LAN装置7は、図2に示すように、固定側無線LAN装置4との間で画像、音声、数値を含む各情報を無線で通信するものであって、河川の状況を撮影する監視カメラ14、音声情報通信用の電話機15、情報を入出力して画像表示する操作端末16、巡回車両6に設けられた各種の車両計測器17、これらの各機器14〜17の入出力を制御するコントローラ21、上記の各機器14〜17の情報を無線送信するとともに固定側無線LAN装置4から送られてくる情報を受信する通信制御装置22、および無線アンテナ23を備えている。なお、車両計測器17は、たとえば、走行距離や路面状態を検出したり、ワイパーや照明等のスイッチのオンオフ状態を検出するものである。
【0020】
一方、固定側無線LAN装置4は、無線信号と有線信号との相互変換を行って上記情報管理サーバ8および移動側無線LAN装置7との間で互いに情報を通信するとともに、複数の移動側無線LAN装置7からの送信信号の衝突を回避するための通信制御(たとえば、CSMA/CAやRTS/CTSなどのアクセス制御)を行うものである。
【0021】
ここで、河川敷の道路5に沿って巡回車両6が走行する場合の移動側無線LAN装置7と固定側無線LAN装置4の通信間距離が最大で250mとしたとき、互いに隣接する固定側無線LAN装置4の相互間の距離をたとえば500m以内に設定し、また、固定側と移動側の各無線LAN装置4,7の相互間の伝送速度が、たとえば11Mbps以上のものを使用するときには、両装置4,7間では互いに画像情報に加えて音声情報や数値情報を同時にリアルタイムで伝送することができる。
【0022】
次に、上記構成を備えた河川監視システム1の動作について説明する。
河川監視設備3は、図示しない排水機場、水門、樋門、樋管等の設備のゲートやポンプの動作状態や水位を検出してその情報を通信ケーブル11を介して情報管理サーバ8に伝送する。
【0023】
また、河川敷の道路5に沿って走行中の巡回車両6に搭載されている移動側無線LAN装置7において、監視カメラ14で撮影された画像情報はコントローラ21でMPEG,JPEGなどに圧縮変換され、続いて通信制御装置22で無線LAN方式に従って無線信号に変換された後、無線アンテナ23から送信される。また、電話機15からの音声情報や、車両計測器17で得られる車両情報はコントローラ21でIP変換され、続いて通信制御装置22で無線LAN方式に従って無線信号に変換された後、無線アンテナ23から送信される。
【0024】
このとき、固定側無線LAN装置4は、移動側無線LAN装置7との間で無線LANの規約に基づく通信制御を行い、移動側無線LAN装置7から送信された各種情報を受信したときには、この受信情報を通信ケーブル11を介して情報管理サーバ8に送信する。情報管理サーバ8は、河川監視設備3および移動側LAN装置7から送られてくる各情報を収集管理する。
【0025】
したがって、中央監視センタ10内において、情報端末9から情報管理サーバ8にアクセスすることにより、情報管理サーバ8で管理されている情報がたとえばWWW形式により情報端末9に送信される。これにより、情報端末9において、河川監視設備3の設置されていない区域についても、巡回車両6で得られた監視情報に基づいて、その河川の現場状況を画像のみならず音声によってもリアルに把握することができる。さらに、車両計測器17で計測された車両状態の情報も得られるので、巡回車両6による巡回作業状況も容易に把握することができる。
【0026】
一方、巡回車両6に搭載されている移動側無線LAN装置7において、操作端末16を操作して中央監視センタ10の情報管理サーバ8に対して任意の河川監視設備3を指定して監視情報を要求すると、情報管理サーバ8からは上述の経路を経てその指定された河川監視設備3で得られた監視情報が移動側無線LAN装置7に送信される。したがって、巡回車両6に搭乗している巡回員は、任意に指定した河川監視設備3で得られた監視情報を事前に現場の状況を画像情報のみならず音声情報や数値情報によってもリアルに把握することができる。
【0027】
これにより、移動可能な巡回車両6において、災害現場など突発的に生じた現地の状況を具体的に把握することができ、また、河川2の所定の管轄区域内の全般についてその状況を容易に把握することができる。
【0028】
実施の形態2.
図3はこの実施の形態2における河川監視システムにおける移動側無線LAN装置の構成を示すブロック図であり、図2に示した構成と対応する部分には同一の符号を付す。
【0029】
この実施の形態2の河川監視システムにおける特徴は、移動側無線LAN装置7において、監視カメラ14、電話機15、操作端末16、車両計測器17、コントローラ21、通信制御装置22、および無線アンテナ23に加えて、さらに現在の位置情報を出力するGPS装置20が設けられており、通信制御装置22は、画像と音声による監視情報や車両情報に併せてGPS装置20による位置情報を固定側無線LAN装置4に送信するようになっている。
【0030】
これにより、GPS装置20で得られる巡回車両6の位置情報が画像情報や音声情報、車両情報とともに、固定側無線LAN装置4を経由して情報管理サーバ8に送られる。情報管理サーバ8では、この巡回車両6の位置情報を収集管理することにより、情報端末9において巡回車両6が現在どの区域を巡回しているのかを具体的に把握することができる。
その他の構成および作用効果は、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0031】
実施の形態3.
図4はこの実施の形態3における河川監視システムの全体を示す構成図であり、図1に示した構成と対応する部分には同一の符号を付す。
【0032】
この実施の形態3の特徴は、互いに隣接する固定側無線LAN装置4の相互間で無線で情報通信が行えるように無線LANが構成されていることである。この場合、各々の固定側無線LAN装置4においては、指向性のある八木アンテナを使用したり、レーザ光を使用した送受信を行うことにより、固定側無線LAN装置4の相互間の通信距離が100m〜10km程度まで離れていても無線通信を行うことができる。また、この実施の形態3における移動側無線LAN装置7としては、図2の構成あるいは図3の構成のいずれのものでも使用することができる。
【0033】
したがって、たとえば、河川や崖などの地理的要因によって固定側無線LAN装置4の相互間を有線式の通信ケーブル11で接続することが困難な場合にも、画像、音声、数値等の各情報を通信することができ、巡回車両6の移動側無線LAN装置7との間の通信可能な範囲を拡張することができる。
【0034】
なお、上記の各実施の形態1〜3において、移動側無線LAN装置7の車両計測器17を除く他の各機器一式をバッテリ等の電源24とともに可搬型ケース25内に収納して携帯型とすることもできる。
【0035】
このようにすれば、巡回車両6の走行が困難で、徒歩でしか移動できないような場所や、巡回車両6に設置された位置とは異なった角度から河川の状況を観察したい場合においても、移動側無線LAN装置7を所定の場所まで携帯し、この移動側無線LAN装置7から映像、音声、数値の各情報を情報管理サーバ8に送信して現在の河川状況をリアルに把握することが可能になる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、固定側と移動側の無線LAN装置によって相互間で無線LANを構成しているので、情報管理サーバと巡回車両に搭載した移動側無線LAN装置との間で固定側無線LAN装置を経由して画像、音声、数値を含む各情報をリアルタイムで互いに通信することができる。このため、情報管理サーバが設置された中央監視センタや巡回車両内において、河川の現場状況を一層リアルに把握することができる。さらに、移動側無線LAN装置からは車両情報も送信されるため、中央監視センタにおいて巡回車両による巡回作業状況も容易に把握できるようになる。したがって、河川監視システムの高度化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における河川監視システムの全体を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1の河川監視システムにおいて巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2の河川監視システムにおいて巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態3における河川監視システムの全体を示す構成図である。
【図5】従来の河川監視システムの全体を示す構成図である。
【符号の説明】
1 河川監視システム、2 河川、3 河川監視設備、4 固定側無線LAN装置、6 巡回車両、7 移動側無線LAN装置、8 情報管理サーバ、10 中央監視センタ、14 監視カメラ、15 電話機、16 操作端末、17 車両計測器、20 GPS装置、22 通信制御装置、24 電源、25 可搬型ケース。
【発明の属する技術分野】
本発明は、河川の状態を監視するための河川監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
河川の氾濫等による災害を防止するため、従来技術では、たとえば図5に示すような河川監視システムが提案されている(たとえば、特許文献1等参照)。
【0003】
この従来の河川監視システムは、河川51に沿った所定の監視箇所に河川監視設備52を、河川敷沿いの道路に沿って走行する巡回車両53には移動監視装置54をそれぞれ設けている。この場合、巡回車両53に搭載される移動監視装置54は、監視カメラ55、図示しない画像表示装置や通信手段などを備えている。また、河川監視設備52から上記の道路沿いに中継器56を間隔をおいてケーブルで接続することにより連続的に通信可能な領域を確保する。さらに、上記の河川監視設備52および移動監視装置54からの情報を収集管理する中央監視装置59を設け、この中央監視装置59と各河川監視設備52との間を互いに通信ケーブル60を介して接続して有線式のローカルエリアネットワーク(以下、LANと表記する)を構成している。
【0004】
そして、河川監視設備52で得られる監視情報とともに、巡回車両53に搭載された移動監視装置54で得られる監視情報を、中継器58、河川監視設備52、通信ケーブル60を経由して中央監視装置59に送出し、中央監視装置59でこれらの情報を収集管理する。したがって、中央監視装置59においては、巡回車両53で得られた監視情報によって河川監視設備52が設置されていない区域の状況も把握することができる。
【0005】
また、巡回車両53の移動監視装置54から中央監視装置59に対して任意の河川監視設備52を指定して監視情報を要求すると、中央監視装置59からは上記経路を経由してその指定された河川監視設備52で得られた監視情報が移動監視装置54に送信される。したがって、任意に指定した河川監視設備52で得られた監視情報を巡回員が巡回車両53内において入手して現場の状況を把握することができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−61996号公報(第1−6頁、図1−図5)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、災害防止上、河川の水位や濁流の程度などの状態を具体的に解説するような音声情報も画像情報に付加されておれば、現場でのより一層リアルな状況を把握するために好ましいと言える。また、巡回車両53による巡回作業状況などを中央監視装置59側で十分に把握して作業管理を行うためには、車両に取り付けた各種計測機器で得られる車両の現在位置や走行状態、路面状況などの情報をリアルタイムで伝送できるようにすることも必要となる。
【0008】
しかしながら、前述のように、従来の河川監視システムにおいては、中央監視装置59と各河川監視設備52との間は有線式のLANによって画像や数値などの監視情報を通信できるものの、巡回車両53に搭載された移動監視装置54と中継器58との間は特定小電力無線を使用して通信しているため、単位時間当たりの情報伝送速度が制限されている。
【0009】
すなわち、特定小電力無線を使用する場合の単位時間当たりの情報伝送速度は、1Mbps〜1.5Mbps程度であり、このため、巡回車両53に搭載された移動監視装置54から中継器58に転送できる情報は画像情報のみであり、このような画像情報に加えてさらに音声情報や車両情報を同時に伝送することが難しい。
【0010】
そのため、従来技術では、河川におけるリアルな状況を把握する上で自ずと限界があり、また、巡回車両53の巡回作業状況などを中央監視装置59側において十分に把握することが難しかった。
【0011】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、河川の現場状況を画像情報に加えて音声情報によって一層リアルに把握できる、さらには、巡回車両による巡回作業状況を容易に把握できるようにした河川監視システムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る河川監視システムは、上記の目的を達成するために、河川に沿って所定の間隔を存して配置された固定側無線LAN装置と、河川監視用の巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置と、上記の各LAN装置から送られてくる情報を収集管理する情報管理サーバとを備え、上記移動側無線LAN装置は、上記固定側無線LAN装置と画像、音声、数値を含む各情報を互いに無線で通信するものであって、河川の状況を撮影する監視カメラ、音声情報通信用の電話機、各種情報の入出力を行う操作端末、巡回車両の車両状態を示す情報を出力する車両計測器、および上記の各機器の情報を無線送信するとともに固定側無線LAN装置からの情報を受信する通信制御装置を備える一方、固定側無線LAN装置は、上記情報管理サーバおよび移動側無線LAN装置との間で互いに情報通信を行うとともに、複数の移動側無線LAN装置からの送信信号の衝突を回避するための通信制御を行うものであることを特徴としている。
【0013】
これにより、情報管理サーバと巡回車両に搭載した移動側無線LAN装置との間で固定側無線LAN装置を介して画像、音声、数値を含む各情報をリアルタイムで互いに通信できるため、情報管理サーバが設置された中央監視センタや巡回車両内において、河川の現場状況を一層リアルに把握することができる。さらに、中央監視センタにおいて巡回車両による巡回作業状況も容易に把握できるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における河川監視システムの全体を示す構成図、図2はこの河川監視システムにおいて、巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置の構成を示すブロック図である。
【0015】
この実施の形態1の河川監視システム1は、河川2に沿った所定の監視箇所に設けられた河川監視設備3と、河川2に沿って互いに所定の間隔を存して配置された固定側無線LAN装置4と、河川敷きに沿った道路5を走行する河川監視用の巡回車両6に搭載される移動側無線LAN装置7と、上記の河川監視設備3および移動側LAN装置7から送られてくる情報を収集管理する情報管理サーバ8と、情報管理サーバ8にアクセスして河川状況を監視する情報端末9とを備えている。そして、情報管理サーバ8と情報端末9とは、たとえば中央監視センタ10内に設置されている。なお、図1では、河川監視設備3は一基のみを示しているが、通常、複数基が河川2に沿って順次設けられており、また、巡回車両6も一台のみを示しているが、システム全体として複数台配備される場合もある。
【0016】
そして、この実施の形態1では、中央監視センタ10は、河川監視設備3や固定側無線LAN装置4が設置されている箇所から遠く離れているため、河川監視設備3、固定側無線LAN装置4、情報管理サーバ8、および情報端末9は、通信ケーブル11(たとえばLAN通信ケーブルあるいは光ファイバ)を介して互いに接続されて有線式のLANが構成されている。
【0017】
一方、固定側無線LAN装置4と移動側無線LAN装置7との間では、通信間距離が数十m〜数百m程度なので、画像、音声、数値を含む各情報を互いに無線で通信する無線LANが構成されている。これにより、河川監視システム1全体としては、有線と無線を利用したIPネットワークが構築されている。
【0018】
上記の河川監視設備3は、図示しない排水機場、水門、樋門、樋管等の設備を備えるとともに、これらの設備のゲートやポンプの動作状態や水位を検出してその情報を通信ケーブル11を介して情報管理サーバ8に伝送するようになっている。
【0019】
また、巡回車両6に搭載される移動側無線LAN装置7は、図2に示すように、固定側無線LAN装置4との間で画像、音声、数値を含む各情報を無線で通信するものであって、河川の状況を撮影する監視カメラ14、音声情報通信用の電話機15、情報を入出力して画像表示する操作端末16、巡回車両6に設けられた各種の車両計測器17、これらの各機器14〜17の入出力を制御するコントローラ21、上記の各機器14〜17の情報を無線送信するとともに固定側無線LAN装置4から送られてくる情報を受信する通信制御装置22、および無線アンテナ23を備えている。なお、車両計測器17は、たとえば、走行距離や路面状態を検出したり、ワイパーや照明等のスイッチのオンオフ状態を検出するものである。
【0020】
一方、固定側無線LAN装置4は、無線信号と有線信号との相互変換を行って上記情報管理サーバ8および移動側無線LAN装置7との間で互いに情報を通信するとともに、複数の移動側無線LAN装置7からの送信信号の衝突を回避するための通信制御(たとえば、CSMA/CAやRTS/CTSなどのアクセス制御)を行うものである。
【0021】
ここで、河川敷の道路5に沿って巡回車両6が走行する場合の移動側無線LAN装置7と固定側無線LAN装置4の通信間距離が最大で250mとしたとき、互いに隣接する固定側無線LAN装置4の相互間の距離をたとえば500m以内に設定し、また、固定側と移動側の各無線LAN装置4,7の相互間の伝送速度が、たとえば11Mbps以上のものを使用するときには、両装置4,7間では互いに画像情報に加えて音声情報や数値情報を同時にリアルタイムで伝送することができる。
【0022】
次に、上記構成を備えた河川監視システム1の動作について説明する。
河川監視設備3は、図示しない排水機場、水門、樋門、樋管等の設備のゲートやポンプの動作状態や水位を検出してその情報を通信ケーブル11を介して情報管理サーバ8に伝送する。
【0023】
また、河川敷の道路5に沿って走行中の巡回車両6に搭載されている移動側無線LAN装置7において、監視カメラ14で撮影された画像情報はコントローラ21でMPEG,JPEGなどに圧縮変換され、続いて通信制御装置22で無線LAN方式に従って無線信号に変換された後、無線アンテナ23から送信される。また、電話機15からの音声情報や、車両計測器17で得られる車両情報はコントローラ21でIP変換され、続いて通信制御装置22で無線LAN方式に従って無線信号に変換された後、無線アンテナ23から送信される。
【0024】
このとき、固定側無線LAN装置4は、移動側無線LAN装置7との間で無線LANの規約に基づく通信制御を行い、移動側無線LAN装置7から送信された各種情報を受信したときには、この受信情報を通信ケーブル11を介して情報管理サーバ8に送信する。情報管理サーバ8は、河川監視設備3および移動側LAN装置7から送られてくる各情報を収集管理する。
【0025】
したがって、中央監視センタ10内において、情報端末9から情報管理サーバ8にアクセスすることにより、情報管理サーバ8で管理されている情報がたとえばWWW形式により情報端末9に送信される。これにより、情報端末9において、河川監視設備3の設置されていない区域についても、巡回車両6で得られた監視情報に基づいて、その河川の現場状況を画像のみならず音声によってもリアルに把握することができる。さらに、車両計測器17で計測された車両状態の情報も得られるので、巡回車両6による巡回作業状況も容易に把握することができる。
【0026】
一方、巡回車両6に搭載されている移動側無線LAN装置7において、操作端末16を操作して中央監視センタ10の情報管理サーバ8に対して任意の河川監視設備3を指定して監視情報を要求すると、情報管理サーバ8からは上述の経路を経てその指定された河川監視設備3で得られた監視情報が移動側無線LAN装置7に送信される。したがって、巡回車両6に搭乗している巡回員は、任意に指定した河川監視設備3で得られた監視情報を事前に現場の状況を画像情報のみならず音声情報や数値情報によってもリアルに把握することができる。
【0027】
これにより、移動可能な巡回車両6において、災害現場など突発的に生じた現地の状況を具体的に把握することができ、また、河川2の所定の管轄区域内の全般についてその状況を容易に把握することができる。
【0028】
実施の形態2.
図3はこの実施の形態2における河川監視システムにおける移動側無線LAN装置の構成を示すブロック図であり、図2に示した構成と対応する部分には同一の符号を付す。
【0029】
この実施の形態2の河川監視システムにおける特徴は、移動側無線LAN装置7において、監視カメラ14、電話機15、操作端末16、車両計測器17、コントローラ21、通信制御装置22、および無線アンテナ23に加えて、さらに現在の位置情報を出力するGPS装置20が設けられており、通信制御装置22は、画像と音声による監視情報や車両情報に併せてGPS装置20による位置情報を固定側無線LAN装置4に送信するようになっている。
【0030】
これにより、GPS装置20で得られる巡回車両6の位置情報が画像情報や音声情報、車両情報とともに、固定側無線LAN装置4を経由して情報管理サーバ8に送られる。情報管理サーバ8では、この巡回車両6の位置情報を収集管理することにより、情報端末9において巡回車両6が現在どの区域を巡回しているのかを具体的に把握することができる。
その他の構成および作用効果は、実施の形態1の場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略する。
【0031】
実施の形態3.
図4はこの実施の形態3における河川監視システムの全体を示す構成図であり、図1に示した構成と対応する部分には同一の符号を付す。
【0032】
この実施の形態3の特徴は、互いに隣接する固定側無線LAN装置4の相互間で無線で情報通信が行えるように無線LANが構成されていることである。この場合、各々の固定側無線LAN装置4においては、指向性のある八木アンテナを使用したり、レーザ光を使用した送受信を行うことにより、固定側無線LAN装置4の相互間の通信距離が100m〜10km程度まで離れていても無線通信を行うことができる。また、この実施の形態3における移動側無線LAN装置7としては、図2の構成あるいは図3の構成のいずれのものでも使用することができる。
【0033】
したがって、たとえば、河川や崖などの地理的要因によって固定側無線LAN装置4の相互間を有線式の通信ケーブル11で接続することが困難な場合にも、画像、音声、数値等の各情報を通信することができ、巡回車両6の移動側無線LAN装置7との間の通信可能な範囲を拡張することができる。
【0034】
なお、上記の各実施の形態1〜3において、移動側無線LAN装置7の車両計測器17を除く他の各機器一式をバッテリ等の電源24とともに可搬型ケース25内に収納して携帯型とすることもできる。
【0035】
このようにすれば、巡回車両6の走行が困難で、徒歩でしか移動できないような場所や、巡回車両6に設置された位置とは異なった角度から河川の状況を観察したい場合においても、移動側無線LAN装置7を所定の場所まで携帯し、この移動側無線LAN装置7から映像、音声、数値の各情報を情報管理サーバ8に送信して現在の河川状況をリアルに把握することが可能になる。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、固定側と移動側の無線LAN装置によって相互間で無線LANを構成しているので、情報管理サーバと巡回車両に搭載した移動側無線LAN装置との間で固定側無線LAN装置を経由して画像、音声、数値を含む各情報をリアルタイムで互いに通信することができる。このため、情報管理サーバが設置された中央監視センタや巡回車両内において、河川の現場状況を一層リアルに把握することができる。さらに、移動側無線LAN装置からは車両情報も送信されるため、中央監視センタにおいて巡回車両による巡回作業状況も容易に把握できるようになる。したがって、河川監視システムの高度化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における河川監視システムの全体を示す構成図である。
【図2】本発明の実施の形態1の河川監視システムにおいて巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態2の河川監視システムにおいて巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態3における河川監視システムの全体を示す構成図である。
【図5】従来の河川監視システムの全体を示す構成図である。
【符号の説明】
1 河川監視システム、2 河川、3 河川監視設備、4 固定側無線LAN装置、6 巡回車両、7 移動側無線LAN装置、8 情報管理サーバ、10 中央監視センタ、14 監視カメラ、15 電話機、16 操作端末、17 車両計測器、20 GPS装置、22 通信制御装置、24 電源、25 可搬型ケース。
Claims (5)
- 河川に沿って所定の間隔を存して配置された固定側無線LAN装置と、河川監視用の巡回車両に搭載される移動側無線LAN装置と、上記の各LAN装置から送られてくる情報を収集管理する情報管理サーバとを備え、上記移動側無線LAN装置は、上記固定側無線LAN装置と画像、音声、数値を含む各情報を互いに無線で通信するものであって、河川の状況を撮影する監視カメラ、音声情報通信用の電話機、各種情報の入出力を行う操作端末、巡回車両の車両状態を示す情報を出力する車両計測器、および上記の各機器の情報を無線送信するとともに固定側無線LAN装置からの情報を受信する通信制御装置を備える一方、固定側無線LAN装置は、上記情報管理サーバおよび移動側無線LAN装置との間で互いに情報通信を行うとともに、複数の移動側無線LAN装置からの送信信号の衝突を回避するための通信制御を行うものであることを特徴とする河川監視システム。
- 上記移動側無線LAN装置には、さらに現在位置の情報を出力するGPS装置が設けられており、上記通信制御装置は、画像や音声による監視情報や車両情報に加えて、GPS装置で得られる位置情報を固定側無線LAN装置に送信するものであることを特徴とする請求項1記載の河川監視システム。
- 上記固定側無線LAN装置の内の少なくとも2つの装置は、相互に無線で情報通信を行うものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の河川監視システム。
- 上記移動側無線LAN装置は、構成機器一式が電源とともに可搬型ケース内に収納されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の河川監視システム。
- 情報管理サーバは、上記移動側無線LAN装置から固定側無線LAN装置を経由して取り込まれる情報とともに、河川敷の各監視地点に設置された河川監視設備からの各種情報を蓄積管理するものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の河川監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003050569A JP2004257926A (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | 河川監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003050569A JP2004257926A (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | 河川監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004257926A true JP2004257926A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33115942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003050569A Pending JP2004257926A (ja) | 2003-02-27 | 2003-02-27 | 河川監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004257926A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007046918A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Toshiba Corp | 河川情報管理システム |
JP2008128901A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Kinki Construction Association | 河川巡視システム、携帯端末および管理サーバ |
CN102721440A (zh) * | 2012-06-26 | 2012-10-10 | 中国地质调查局水文地质环境地质调查中心 | 在线海洋分布式温盐深流动态实时监测系统 |
CN110021078A (zh) * | 2019-05-10 | 2019-07-16 | 成都轨道建设管理有限公司 | 一种地铁工程建设隐患排查治理点巡检系统 |
JP2021012423A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-02-04 | 三菱重工業株式会社 | 情報通知装置、情報通知システム、情報通知方法、及び情報通知プログラム |
-
2003
- 2003-02-27 JP JP2003050569A patent/JP2004257926A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007046918A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-22 | Toshiba Corp | 河川情報管理システム |
JP2008128901A (ja) * | 2006-11-22 | 2008-06-05 | Kinki Construction Association | 河川巡視システム、携帯端末および管理サーバ |
CN102721440A (zh) * | 2012-06-26 | 2012-10-10 | 中国地质调查局水文地质环境地质调查中心 | 在线海洋分布式温盐深流动态实时监测系统 |
CN110021078A (zh) * | 2019-05-10 | 2019-07-16 | 成都轨道建设管理有限公司 | 一种地铁工程建设隐患排查治理点巡检系统 |
JP2021012423A (ja) * | 2019-07-03 | 2021-02-04 | 三菱重工業株式会社 | 情報通知装置、情報通知システム、情報通知方法、及び情報通知プログラム |
JP7281984B2 (ja) | 2019-07-03 | 2023-05-26 | 三菱重工業株式会社 | 情報通知装置、情報通知システム、情報通知方法、及び情報通知プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007072945A (ja) | 被監視者の移動状況監視システム | |
CN205657715U (zh) | 基于北斗定位的车载通信系统 | |
KR20130134585A (ko) | 휴대 단말의 센싱 정보 공유 장치 및 방법 | |
CN203192178U (zh) | 一种暴雨洪涝灾害监测预警及应急指挥装置 | |
CN105100731B (zh) | 一种移动视频监控系统的移动中心及移动视频监控方法 | |
KR20110082870A (ko) | 실시간 교통정보 측정·도로정보 안내장치 및 방법 | |
JP2004257926A (ja) | 河川監視システム | |
CN108806195A (zh) | 一种城市洪涝在线监测调度系统 | |
CN205751259U (zh) | 一种车载通信系统 | |
CN105099703A (zh) | 4g手持单兵信号内外网网闸隔离传输的方法 | |
CN107393236A (zh) | 一种基于云服务的多功能智能森林防火播报装置 | |
CN112904786A (zh) | 基于5g网络的物联网远程监测系统 | |
JP3232897B2 (ja) | 河川巡回監視装置 | |
JP2008283485A (ja) | 監視システム | |
JP2006501698A (ja) | 遠隔計測法及びシステム | |
CN202197369U (zh) | 基于cdma1x网络的专网消防远程图像监控系统 | |
KR20010059525A (ko) | 이동통신망을 이용한 교통정보 수집장치 | |
CN111970492B (zh) | 一种智能旅游景区监测方法 | |
CN108765992A (zh) | 一种桥梁智能导流交通系统以及桥梁智能导流方法 | |
CN1620140A (zh) | 嵌入式移动图像实时监控装置 | |
JP2003219408A (ja) | 監視システム | |
CN103426308A (zh) | 可兼容和拓展的智能交通系统 | |
Luo | A wireless traffic surveillance system using video analytics | |
JPH11225365A (ja) | 移動体電話システムを用いた移動機位置管理システム | |
KR20070014757A (ko) | 텔레매틱스를 이용한 교통사고 지역 통지 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050428 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080212 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080226 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080624 |