JP2004256368A - 骨材およびセメント系組成物 - Google Patents

骨材およびセメント系組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2004256368A
JP2004256368A JP2003051076A JP2003051076A JP2004256368A JP 2004256368 A JP2004256368 A JP 2004256368A JP 2003051076 A JP2003051076 A JP 2003051076A JP 2003051076 A JP2003051076 A JP 2003051076A JP 2004256368 A JP2004256368 A JP 2004256368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aggregate
weight
parts
glass
cement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003051076A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikutami Yamashiro
育民 山代
Satoshi Kato
聡 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J FEC KK
Crystal Clay Corp
Original Assignee
J FEC KK
Crystal Clay Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by J FEC KK, Crystal Clay Corp filed Critical J FEC KK
Priority to JP2003051076A priority Critical patent/JP2004256368A/ja
Publication of JP2004256368A publication Critical patent/JP2004256368A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00474Uses not provided for elsewhere in C04B2111/00
    • C04B2111/00482Coating or impregnation materials

Abstract

【課題】ガラス製骨材を含むモルタルを鏝で補修部に塗った場合、その塗膜表面には凹凸が目立たず、平滑性に富み、外観性に優れたものとなり、更には金鏝で塗る場合の作業性にも優れているモルタルを提供することである。
【解決手段】造粒されたガラス粉末製の骨材と硅砂とを含む骨材。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に、鏝を用いて行う場合の左官用モルタルの組成物に関する。特に、ガラス製骨材を含むモルタルを鏝で塗った場合でも綺麗な外観性が得られるモルタルの組成物に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
近年、廃ガラスから骨材が製造されている。例えば、ソーダ石灰ガラス(廃ガラス)の粉末、粘土質粉末(ベントナイト)、石灰石粉末、水ガラス、及び水を用い、造粒機により直径0.2〜4mm程度の大きさの球状に造粒し、この造粒物をロータリードライヤーにより乾燥し、次いでメタカオリンを加えてまぶし、まぶし機によりメタカオリンを造粒物の表面に付着させ、この後、外熱式ロータリーキルンにより焼成し、次いで外水冷ロータリークーラーにより徐冷し、そして振動篩い機により分級し、ガラスを主成分として構成された芯材の表面に耐アルカリ性・耐熱性を有する表面材(メタカオリン)が設けられた骨材が提案されている(特開平10−45449)。尚、このような構造のガラス製骨材は、例えばGライト(登録商標)として市販されている。そして、この種の発泡ガラス製骨材は、軽量性を有することから、各所で使用されている。
【0003】
ところで、このようなガラス製骨材にも新たな用途の開拓が待たれている。
【0004】
これは、ガラスの廃棄量は増大する一方であり、このような廃ガラスを用いた製品が提供されても、その用途が拡がらなければ、廃ガラスの再生にも限度があり、資源のリサイクルが達成されないからである。
【0005】
このような観点から、本出願人は、廃ガラスの骨材の用途拡大を試みている。その一つとして、鏝を用いる左官用モルタルの骨材としてガラス製骨材を用いることを提案した。
【0006】
ところが、このガラス製骨材やセメント等からなるモルタルを鏝で壁や天井面などの補修部に塗ることを試みた処、その表面は凹凸が著しく認められ、平滑性に富む外観性に優れたものは得られなかった。又、金鏝で綺麗に塗るのが困難であった。更には、このモルタルの付着強度も充分では無いことも判った。
【0007】
従って、本発明が解決しようとする課題は、ガラス製骨材の用途拡大を図ることである。特に、用途拡大を目的としてガラス製骨材を鏝を用いる左官用モルタルの骨材として用いた場合、すなわちガラス製骨材を含むモルタルを鏝で補修部に塗った場合、その塗膜表面には凹凸が目立たず、平滑性に富み、外観性に優れたものとなり、更には金鏝で塗る場合の作業性にも優れており、かつ、付着強度も充分にあるモルタルを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明者による試行錯誤が繰り返されながら前記の問題点に対する検討が鋭意押し進められて行く中に、ガラス製骨材に硅砂を併用した場合、金鏝で補修部に塗った場合でも、その塗膜表面には凹凸が目立たず、平滑性に富み、外観性に優れたものが得られることを見出すに至った。更には、金鏝で綺麗に塗るのが容易であることにも気付くに至った。かつ、付着強度も充分に有ることも判った。
【0009】
この現象についての完全な解明は現段階ではなされていないものの、本願発明者は、次のようなことであろうかと推察している。
【0010】
先ず、上述したようにして製造されたガラス製骨材は粒度分布が非常に狭いのでは無いかと考えた。例えば、1.2mmアンダーのサイズのガラス製骨材を用いた場合、2.5mmアンダーのサイズのガラス製骨材を用いた場合、或いは前記二種類の骨材を混合して用いた場合でも、粒度分布が狭く、モルタルにおける骨材と骨材との間の空隙部が上手く埋まらず、この為に金鏝で塗られたモルタルの表面には凹凸が出来てしまうのでは無いかと考えられた。
【0011】
そして、硅砂が混ぜられて使用された場合、ガラス製骨材の間を硅砂が埋めるようになって、凹凸が出来難くなるのでは無いかと考えている。
【0012】
又、上述したようにして造粒機で作粒されたガラス製骨材は、その形状が球形に近いものとなっている。この為、金鏝を用いて左官対象コンクリート壁に左官作業をした場合、金鏝からの力が付着面(左官対象コンクリート壁)に上手く作用せず、仕上がりが綺麗にならないのでは無いかと推察している。かつ、付着強度も充分に出ないのでは無いかと考えている。
【0013】
これに対して、硅砂はガラス製骨材に比べて遥かに凹凸が有り、硅砂が混ぜられていると、この硅砂(凹凸)の作用によって、金鏝からの力が付着面(左官対象コンクリート壁)に上手く作用し、金鏝での作業がスムーズになり、仕上がりが綺麗になったのでは無いかと考えている。そして、付着強度も充分に出たのでは無いかと考えている。
【0014】
このような知見に基づいて本発明が達成されたものである。
【0015】
すなわち、前記の課題は、造粒されたガラス粉末製の骨材と、硅砂及び/又は天然砂とを含むことを特徴とする骨材によって解決される。
【0016】
特に、造粒されたガラス粉末製の骨材と硅砂とを含むことを特徴とする骨材によって解決される。
【0017】
そして、本発明が提案した上記造粒されたガラス粉末製骨材と硅砂(天然砂)とを含むモルタルを鏝で塗った場合、その表面は凹凸が目立たず、平滑性に富み、非常に綺麗な外観性のものが得られた。更には、金鏝で塗る場合の作業性にも優れており、かつ、モルタル付着強度も高いもであった。
【0018】
尚、このことは、外観性に富むものが得られるというだけではなく、廃ガラスから造られるガラス粉末製骨材の用途が拡大することを意味し、ガラス資源のリサイクル化が一層達成されるようになり、その社会的貢献は多大なることを意味する。
【0019】
造粒されたガラス粉末製の骨材と硅砂(天然砂)との割合は、好ましくは、前者100重量部に対して後者が40〜3350重量部、特に40〜680重量部の割合である。尚、造粒されたガラス粉末製の骨材のサイズが1.2mmアンダーのものである場合、このガラス粉末製の骨材と硅砂(天然砂)との割合は、より好ましくは、前者100重量部に対して後者が40〜450重量部の割合である。造粒されたガラス粉末製の骨材のサイズが2.5mmアンダーのものである場合、このガラス粉末製の骨材と硅砂(天然砂)との割合は、より好ましくは、前者100重量部に対して後者が60〜680重量部の割合である。硅砂(天然砂)は、そのサイズが0.3〜0.6mmのものを100重量部とした場合、0.6〜1.2mmのものが5〜10重量部、0.15〜0.3mmのものが35〜55重量部、0.15mm以下のものが0〜4重量部の割合からなるものが好ましい。
【0020】
すなわち、上記のような特徴の造粒ガラス粉末製骨材と硅砂(天然砂)とを併用することによって、本発明の特長が一層奏される。
【0021】
又、前記の課題は、上記の骨材とセメントとを含むことを特徴とするセメント系組成物によって解決される。
【0022】
又、上記セメント組成物に膨張材を含むセメント系組成物によって解決される。
【0023】
又、上記セメント組成物に収縮低減剤を含むセメント系組成物によって解決される。
【0024】
又、上記セメント組成物に減水剤を含むセメント系組成物によって解決される。
【0025】
又、上記セメント組成物に消泡剤を含むセメント系組成物によって解決される。
【0026】
又、上記セメント組成物に再乳化ポリマーを含むセメント系組成物によって解決される。
【0027】
又、上記セメント組成物に補強繊維を含むセメント系組成物によって解決される。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明になる骨材、特に鏝を用いた左官用モルタル(軽量モルタル)に用いられる骨材は、造粒されたガラス粉末製の骨材と、硅砂及び/又は天然砂とを含む。中でも、造粒されたガラス粉末製の骨材と硅砂とを含む。造粒されたガラス粉末製の骨材と硅砂(天然砂)との割合は、好ましくは、前者100重量部に対して後者が40〜3350重量部、特に40〜680重量部の割合である。尚、造粒されたガラス粉末製の骨材のサイズが1.2mmアンダーのものである場合、このガラス粉末製の骨材と硅砂(天然砂)との割合は、より好ましくは、前者100重量部に対して後者が40〜450重量部の割合である。造粒されたガラス粉末製の骨材のサイズが2.5mmアンダーのものである場合、このガラス粉末製の骨材と硅砂(天然砂)との割合は、より好ましくは、前者100重量部に対して後者が60〜680重量部の割合である。又、硅砂(天然砂)は、特に、そのサイズが0.3〜0.6mmのものを100重量部とした場合、0.6〜1.2mmのものが5〜10重量部、0.15〜0.3mmのものが35〜55重量部、0.15mm以下のものが0〜4重量部の割合からなるものである。尚、1.2mmアンダーのサイズのガラス粉末製骨材がX%、かつ、2.5mmアンダーのサイズのガラス粉末製骨材がY%の割合で共に用いられる場合には、上記の割合に各々X%乗算したものと、Y%乗算したものとの和になる。
【0029】
本発明になるセメント系組成物(鏝を用いた左官用モルタル(軽量モルタル)組成物)は、上記の骨材とセメントとを含む。更に、好ましくは、膨張材、収縮低減剤、減水剤、消泡剤、再乳化ポリマー、及び補強用繊維の群の中から選ばれる一つ以上あるいは全部を更に含む。例えば、セメント100重量部に対して膨張材を3〜10重量部含む。又、セメント100重量部に対して収縮低減剤を0.5〜1.2重量部含む。又、セメント100重量部に対して減水剤を0.5〜2.5重量部含む。又、セメント100重量部に対して再乳化ポリマーを3〜8重量部含む。又、耐アルカリガラス繊維、鋼繊維、カーボン繊維或いはアラミド繊維やビニロンといった高分子繊維のような繊維長6〜25mm、直径10〜300μmの補強用繊維をモルタル練り上がり容積の0.3〜1%程度含む。
【0030】
そして、上記セメント以外の組成物が予め混合されており、現場でセメント(普通セメント、早強セメント、超速硬セメントなど。その種類は如何なるセメントでもよい。)及び水を加えて混練し、このようにして得られたモルタルを用いるようにしておくと、微量で、面倒な計量作業が省かれ、現場での作業性と正確性が向上する。
【0031】
以下、更に詳しく説明する。
【0032】
本発明で用いるガラス粉末製の骨材は、特に廃ガラスを用いて構成されたものである。中でも、廃ガラス、特にソーダ石灰ガラスを主体とした廃ガラスを用いて構成されたガラス製骨材の表面に、鉱物からなる耐アルカリ性を有する表面材が設けられたものである。或いは、ソーダ石灰ガラスを主体とした廃ガラスを用いて構成された芯材と、この芯材の表面に設けられた鉱物からなる耐アルカリ性を有する表面材とを具備するものである。
【0033】
このような骨材は、ソーダ石灰ガラスを主体とした廃ガラスの粉末を用いて造粒し、この造粒された造粒物の表面に鉱物からなる耐アルカリ性を有する表面材を設け、焼成することにより得られる。或いは、少なくともソーダ石灰ガラスを主体とした廃ガラスの粉末及び粘土質粉末を含む混合物を用いて造粒し、この造粒された造粒物の表面に鉱物からなる耐アルカリ性を有する表面材を設け、焼成することにより得られる。上記製造に際して、表面材は造粒工程、或いは焼成工程、又は造粒工程及び焼成工程で設けられる。そして、表面材は耐熱性を有するものが特に用いられる。又、表面材は板状構造、層状構造、葉片状、あるいは鱗片状構造を有する。又、表面材は、その大きさが0.01〜3μm(特に0.01〜2μm)のものである。尚、表面材としては、例えばメタカオリンや含水カオリン等のカオリン、モンモリナイト、パイロフィライト、タルク、粘土質雲母、緑泥石、珪藻土、シリカフュームの群の中から選ぶことが出来る。
【0034】
より具体的に説明すると次のとおりである。
先ず、ガラス瓶や窓ガラスといった廃棄物が回収される。この回収された廃ガラスは、ソーダ石灰ガラスを主体としたものである。そして、回収廃ガラスを粗粉砕したカレットがカレット受入ホッパーからカレットタンクに入れられ、粉砕機に送られ、粉砕機でブレーン値3000〜3300cm/gまで微粉砕する。そして、バグフィルターを通して、原料タンクに贈られる。
【0035】
原料タンクには、例えばスレート、頁岩、シルト、あるいは泥岩などのようなガラスとの親和性を高めるブレーン値3000〜4500cm/g(特に3500〜4000cm/g)の粘土質粉末と、無機質で焼成過程において気体を発生する物質、例えば石灰石などのブレーン値5000〜6000cm/gの発泡材粉末とが入れられている。
【0036】
これらの原料タンクより前記ガラス粉末、粘土質粉末及び発泡材粉末(ガラス粉末:粘土質粉末:発泡材粉末=100重量部:5〜35重量部(特に10〜30重量部):0.01〜5重量部(特に0.1〜3重量部)の割合)がプレミキサーに送られて混合撹拌され、この後造粒機により直径0.03〜10mmの大きさの球状に造粒される。この造粒時には、水ガラスや水などが必要に応じて添加される。
【0037】
造粒物は多量の水分を有していることから、ロータリードライヤーによりガラス軟化点以下の温度で乾燥する。そして、貯留タンクに送られた後、乾燥した造粒物がまぶし機に送られる。又、前記表面材物質もまぶし機に送られる。表面物質の量は、造粒物100重量部に対して1〜10重量部程度である。
【0038】
そして、外熱式ロータリーキルンに送り、800〜900℃の温度で焼成する。この後、外水冷ロータリークーラーに送られ、焼成により発泡した発泡粒は亀裂を生じないように徐冷される。この後、振動篩い機により分級する。
【0039】
このようにして、例えば1.2mmアンダーのサイズのガラス粉末製骨材G1を得た。又、2.5mmアンダーのサイズのガラス粉末製骨材G2を得た。
【0040】
そして、上記ガラス粉末製骨材(G1,G2)と普通ホルトランドセメントと水と再乳化ポリマーと珪砂(サイズ0.3〜0.6mmのものが100重量部とした場合、0.6〜1.2mmのものが8重量部、0.15〜0.3mmのものが45重量部、0.15mm以下のものが2重量部の割合)とが下記配合割合になるものを用意した。
【0041】
Figure 2004256368
上記のようにして得られた配合1(本発明)、配合2(本発明)、配合3(本発明)、配合4(本発明外)、配合5(本発明外)のモルタルを、金鏝により塗設した処、本発明になる配合1,2,3のモルタルが用いられた場合には、金鏝による塗設作業がスムーズに行なわれたのに対して、本発明外の配合4,5のモルタルが用いられた場合には、金鏝による塗設作業がスムーズに行なわれ難く、非常に塗り難いものであった。
【0042】
又、本発明になる配合1,2,3のモルタルが用いられた場合には、その表面に凹凸が目立つこと無く、外観性にも優れていたのに対して、本発明外の配合4,5のモルタルが用いられた場合には、外観性も劣ったものであった。
【0043】
更に、本発明になる配合1,2,3のモルタルの材令28日における圧縮強度を調べた処、配合1のものは39N/mmであり、配合2のものは36N/mmであり、配合3のものは33N/mmであり、強度的にも優れたものであった。
【0044】
【発明の効果】
ガラス製骨材を含むものの硅砂(天然砂)を含まないモルタルを鏝で補修部に塗った場合、鏝での塗設作業は困難であり、しかも塗設後における表面には凹凸が目立ち、かつ、平滑性にも劣っていて外観性が悪いのに対して、ガラス製骨材の他に硅砂(天然砂)をも含むモルタルを鏝で補修部に塗る場合には、硅砂(天然砂)を併用したことから、鏝での塗設作業が容易になり、しかも塗設後における表面には凹凸が目立たず、かつ、平滑性にも優れていて外観性が良い特長を奏する。
そして、ガラス製骨材の用途が拡大されることから、廃ガラスの再資源化に役立ち、社会的貢献が多大なものである。

Claims (8)

  1. 造粒されたガラス粉末製の骨材と、硅砂及び/又は天然砂とを含むことを特徴とする骨材。
  2. ガラス粉末製の骨材100重量部に対して、硅砂及び/又は天然砂が40〜3350重量部の割合であることを特徴とする請求項1の骨材。
  3. 硅砂及び/又は天然砂は、そのサイズが0.3〜0.6mmのものを100重量部とした場合、0.6〜1.2mmのものが5〜10重量部、0.15〜0.3mmのものが35〜55重量部、0.15mm以下のものが0〜4重量部の割合であることを特徴とする請求項1又は請求項2の骨材。
  4. ガラス粉末製の骨材は、サイズが1.2mmアンダー及び/又は2.5mmアンダーのものであることを特徴とする請求項1又は請求項2の骨材。
  5. 左官用モルタルに用いられるものであることを特徴とする請求項1〜請求項4いずれかの骨材。
  6. 請求項1〜請求項5いずれかの骨材と、セメントとを含むことを特徴とするセメント系組成物。
  7. 左官用モルタルに用いられるものであることを特徴とする請求項6のセメント系組成物。
  8. 膨張材、収縮低減剤、減水剤、消泡剤、再乳化ポリマー、及び補強用繊維の群の中から選ばれる一つ以上あるいは全部を更に含むことを特徴とする請求項6又は請求項7のセメント系組成物。
JP2003051076A 2003-02-27 2003-02-27 骨材およびセメント系組成物 Pending JP2004256368A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003051076A JP2004256368A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 骨材およびセメント系組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003051076A JP2004256368A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 骨材およびセメント系組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004256368A true JP2004256368A (ja) 2004-09-16

Family

ID=33116315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003051076A Pending JP2004256368A (ja) 2003-02-27 2003-02-27 骨材およびセメント系組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004256368A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656442B1 (ko) 2005-03-30 2006-12-13 이윤수 폐타이어고무를 함유하는 건조 폴리머 코팅재의 제조방법
KR100931016B1 (ko) 2008-11-17 2009-12-10 (주)지오티엠이엔지 콘크리트 모르타르 조성물과 이를 이용한 보수공법
WO2023153936A1 (en) * 2022-02-08 2023-08-17 Rockpore As Thermally bonded granulate

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100656442B1 (ko) 2005-03-30 2006-12-13 이윤수 폐타이어고무를 함유하는 건조 폴리머 코팅재의 제조방법
KR100931016B1 (ko) 2008-11-17 2009-12-10 (주)지오티엠이엔지 콘크리트 모르타르 조성물과 이를 이용한 보수공법
WO2023153936A1 (en) * 2022-02-08 2023-08-17 Rockpore As Thermally bonded granulate

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107646025B (zh) 用于偏高岭土建筑材料的组合物、用于制造所述组合物的相关方法和用于生产建筑元件的用途
ES2837559T3 (es) Hormigón de fusión en frío
CN1229298C (zh) 利用废玻璃制备的无机粘结剂
Kupaei et al. Mix design for fly ash based oil palm shell geopolymer lightweight concrete
CN104254504B (zh) 尺寸稳定的地质聚合物组合物和方法
US8969464B2 (en) Synthetic construction aggregate and method of manufacturing same
KR101492233B1 (ko) 내화학성 및 내화성 모르타르 조성물의 제조 방법, 상기 방법에 의해 제조되는 내화학성 및 내화성 모르타르 조성물, 및 이를 이용한 콘크리트 구조물의 내화 보수 시공 공법
CN100345791C (zh) 一种墙体保温胶粉材料及其制备方法和使用方法
CN105294142B (zh) 一种赤泥基烧结轻集料及其制备方法
CN106777535B (zh) 碱激发再生混凝土配合比设计方法及系统
GB2425532A (en) Concrete compositions containing glass powder with a particle size between 1mm and less than 35 microns
US7682448B2 (en) High compressive strength silica mortar and manufacturing method thereof
KR101705242B1 (ko) 시공성을 향상시킨 초고성능 섬유보강 콘크리트의 제조방법
CN104119097B (zh) 一种轻质耐腐蚀加气砖及其制备方法
Mahendran et al. Performance of fly ash and copper slag based geopolymer concrete
JP2018514500A (ja) 非ポルトランドのセメント系材料の作製及び適用の為のシステム及び方法
JP2018514500A5 (ja)
EP3173391B1 (en) Method for making a low water content plastic composition comprising hydraulic cement
JP2021181402A (ja) 非ポルトランドセメント系材料を調製して塗布するシステム及び方法
CN103992082B (zh) 一种耐热隔音加气砖及其制备方法
JP2004256368A (ja) 骨材およびセメント系組成物
KR20180020371A (ko) 벽체와 마감재 겸용 콘크리트 치장벽돌 및 이의 제조방법
JP2012096995A (ja) モルタル用軽量骨材の製造方法
KR20180078219A (ko) 벽체와 마감재 겸용 콘크리트 치장벽돌 및 이의 제조방법
JP3769911B2 (ja) モルタル組成物の製造方法